今月1日、J1サガン鳥栖が来季の新監督として、フェリックス・マガトと基本合意したことが明らかになった。マガトはバイエルン・ミュンヘンなど数々の強豪クラブを率いて、3度のドイツ王者に輝いた経歴を持ち、実現すればJリーグ史上トップレベルの大物監督といえるだろう。2015年度の監督最高年俸であるヴィッセル神戸ネルシーニョの1億5000万円に対し、鳥栖はマガトに年俸3億円を用意。その期待は大きい。しかし、そんなクラブの思惑と反して、肝心の選手たちからは悲観的な声が相次いでいるという。 「とにかく厳しいんですよ。1週でも試合が空けば、朝から晩までの三部練習が行われます。基本練習も筋トレが多く、走り込みも他クラブの倍以上。高校球児さながらの厳しさですよ。スイスの高地でキャンプをした時は、ランニングで失神する選手もいたぐらいです。精神力を鍛えるために、15km近く走った選手の眼の前でペットボトルの水を捨てたり、ヌーディストビーチで脇目も触れずに走らせたりと、もう漫画並みですよ。上り下りさせるために、わざわざクラブに階段を作らせたこともありました。さらに、厳しいのは練習だけでなく、チームワークを養うために朝食は全員で取るというルールを作ったり、感情を共有するために全員で映画館に行ったりと、生活のすべて管理しようとします。コーラを飲んで怒られて泣いた選手もいました。父親がアメリカの元軍人ということから、“マガトズブートキャンプ”と呼ばれて恐れられていますよ。これでチームが強くなればいいんですが、練習の疲れが残り、かえってチームが弱くなることも多々あるので、選手からしたら手放しでは喜べないですよね」(スポーツライター) マガトが退任したクラブは、厳しい規律から解放され、雰囲気がよくなり強くなることから、“解任後がマガトの真骨頂”と揶揄されることもあるという。これは2015シーズン年間11位に沈んだサガン鳥栖が、大博打に打って出たといえるだろう。しかし、そもそも年俸に関して折り合いがついたとしても、ヨーロッパで一線級のマガトが、なぜ遠く離れたJリーグで指揮を執ることになったのだろうか? 「ヴォルフスブルク時代に長谷部誠と大久保嘉人、シャルケでは内田篤人を指導したこともあって、マガトの日本人への理解は深いんです。規律を重んじるマガトは、真面目で勤勉な日本人が兼ねてから大のお気に入りだったみたいですね。なので、サガンでのキャンプは今まで以上に厳しいメニューになるかもしれないですよ。鳥栖ファンからは『どんな練習が行われるか楽しみだ!』『選手が壊される!』『ヘタしたらストライキが見れるかも?』と、さまざまな声が聞こえてきます」(同ライター) マガト就任により、比較的地味な存在だったサガン鳥栖にチームとしての個性が生まれるかもしれない。吉と出るか、凶と出るか、まずはピッチの外で大勝負に打って出たサガン鳥栖の2016シーズンから眼が離せない。 (文=沢野奈津夫)サガン鳥栖公式サイトより
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元日本代表FW高原直泰の新クラブ沖縄SV立ち上げは、命に関わる? 沖縄との“最悪の相性”とは
今月1日、今季限りでJ3相模原を退団する元日本代表FW高原直泰(36)が、沖縄県うるま市に新チームを設立することを発表した。クラブ名は「沖縄SV」とし、SVは高原がドイツブンデスリーガで初めて所属したハンブルガーSVから取ったと見られる。サッカー後進県の沖縄とあって、かつてのスーパースター高原がクラブを立ち上げることに県民は歓迎の意を示しているものの、不安要素は尽きないという。 「沖縄は本土から離れているため、どうしても移動での疲労や、遠征費の面で大きな不利を背負うことになります。あのラモス瑠偉が選手兼テクニカルアドバイザーとして所属したかりゆしFCも、わずか10年で解散していますし、今現在J3で戦う琉球FCは、今季選手の大量退団が決まっており、今後はどうなるかわからない状態。高原の沖縄SVも、おそらくは九州リーグからの出発となり、向こう数年間は収益がほとんどないのにもかかわらず、本土への遠征費で大赤字は間違いないです。それなりの勝算があるから立ち上げるのでしょうが、正直いつまで持つかって感じで見てしまいますよね」(スポーツライター) 心配事はそれだけではない。高原は、23歳の勢いがある時期に迎えるはずだった日韓W杯直前に、エコノミー症候群を患い代表落選を経験している。今後も、現役を続行する高原の沖縄での長距離移動についても不安の声は鳴りやまない。 「簡単に言うとエコノミー症候群は、狭い椅子に座ったままの状態が長時間続くと、足の血液の流れが悪くなり静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができ、足の痛みや呼吸困難を起こし、最悪の場合死亡する事もある病気ですね。死亡率は10~30%ともいわれ、再発も起こしやすい。さらにエコノミー症候群とは名ばかりで、ビジネス以上のクラスでも発症はします。当の高原本人もビジネスクラスに乗りながら引き起こしてしまいました。なので沖縄でのクラブ立ち上げは、高原にとって最悪の相性と言えます。正直言って、本当に不安ですね」(同) 試合後の疲労した身体での飛行機移動は再発の可能性をさらに高めるという。資金不足が眼に見えている沖縄SVが、試合のたびにファーストクラスを用意することは難しいだろう。沖縄サッカーへの貢献に尽力することは素晴らしいキャリアだが、高原には自身の健康にも気を使ってほしいと切に願う。 (文=沢野奈津夫)S.C.相模原公式サイトより
元日本代表FW高原直泰の新クラブ沖縄SV立ち上げは、命に関わる? 沖縄との“最悪の相性”とは
今月1日、今季限りでJ3相模原を退団する元日本代表FW高原直泰(36)が、沖縄県うるま市に新チームを設立することを発表した。クラブ名は「沖縄SV」とし、SVは高原がドイツブンデスリーガで初めて所属したハンブルガーSVから取ったと見られる。サッカー後進県の沖縄とあって、かつてのスーパースター高原がクラブを立ち上げることに県民は歓迎の意を示しているものの、不安要素は尽きないという。 「沖縄は本土から離れているため、どうしても移動での疲労や、遠征費の面で大きな不利を背負うことになります。あのラモス瑠偉が選手兼テクニカルアドバイザーとして所属したかりゆしFCも、わずか10年で解散していますし、今現在J3で戦う琉球FCは、今季選手の大量退団が決まっており、今後はどうなるかわからない状態。高原の沖縄SVも、おそらくは九州リーグからの出発となり、向こう数年間は収益がほとんどないのにもかかわらず、本土への遠征費で大赤字は間違いないです。それなりの勝算があるから立ち上げるのでしょうが、正直いつまで持つかって感じで見てしまいますよね」(スポーツライター) 心配事はそれだけではない。高原は、23歳の勢いがある時期に迎えるはずだった日韓W杯直前に、エコノミー症候群を患い代表落選を経験している。今後も、現役を続行する高原の沖縄での長距離移動についても不安の声は鳴りやまない。 「簡単に言うとエコノミー症候群は、狭い椅子に座ったままの状態が長時間続くと、足の血液の流れが悪くなり静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができ、足の痛みや呼吸困難を起こし、最悪の場合死亡する事もある病気ですね。死亡率は10~30%ともいわれ、再発も起こしやすい。さらにエコノミー症候群とは名ばかりで、ビジネス以上のクラスでも発症はします。当の高原本人もビジネスクラスに乗りながら引き起こしてしまいました。なので沖縄でのクラブ立ち上げは、高原にとって最悪の相性と言えます。正直言って、本当に不安ですね」(同) 試合後の疲労した身体での飛行機移動は再発の可能性をさらに高めるという。資金不足が眼に見えている沖縄SVが、試合のたびにファーストクラスを用意することは難しいだろう。沖縄サッカーへの貢献に尽力することは素晴らしいキャリアだが、高原には自身の健康にも気を使ってほしいと切に願う。 (文=沢野奈津夫)S.C.相模原公式サイトより
ミラン・本田圭佑に“オフィシャル仮病”疑惑? ケガしているのにウォーミングアップ……
24日にミラン、インテル、バーリの3チームによる45分間の変則マッチ、サン・ニコラ杯が行われた。サン・ニコラ杯は、いわゆるテストマッチであり、疲労が溜まっている主力級は温存のため出場せず、普段あまり試合に出られないベンチメンバーや、将来を嘱望される若手メンバー中心で試合は行われた。もちろん、普段から途中出場しか果たせていない日本代表FW本田圭佑からすると、絶好のアピールチャンスだったわけだが、先日行われた対ユベントス戦で左足太ももを打撲してしまっていたため欠場となった。しかし、この本田の欠場が今、ある疑惑を呼んでいるという。 「ケガの原因となったユベントス戦での本田は、明らかに打撲するような接触プレーをしていないんですよ。しかも、ケガをしているはずなのに、サン・ニコラ杯ではチームに帯同しているんです。さらに試合中にはウォーミングアップまでして、出場をアピールしていたんです。本当にケガしていたら周りが止めているはず。これは何かありますよね。本田といえば、クラブ批判以降すべての試合で終了間際の出場に留まっています。これはスポンサー契約のために出場試合数を稼いでいるからに他なりません。しかし、今回は親善試合のため、使いたくない本田を出場させる理由がない。なのでスポンサーに対する言い訳として、今回の試合には出場できず、かつすぐに復帰できる“打撲”と、クラブは発表したんでしょうね」(スポーツライター) 結果こそ出していないが、アジアで人気のある本田はユニフォームの売り上げがミランで一番高い。そのことからイタリアメディアに“マーケティングマン”と揶揄されるなど、本田のクラブでの立ち位置は非常に厳しい。一体、本田はどうなってしまうのだろうか? 「それでも本田は、ミランを自分から出ていくことはないと発言しました。サン・ニコラ杯でも出番がないのは開始前からわかっていたはずです。ウォーミングアップをしたのは、本田の人一倍高いプライドからでしょう。おそらく本田は、スポンサーが関係する“契約出場”もすべて受け入れた上で、短い出場時間で結果を出すことを考えているはず。どんな状況でも腐らずにできることに取り組む本田に、ファンからも『涙が出る!』『ロスタイムの出場でも点は取れるぞ!』『全イタリア人を見返してやれ!』と日本から応援の声が飛んでいますよ」(同ライター) ウワサの域は出ないが、本田へのオファー話は数多く存在する。その気になれば、この冬に移籍することも可能だろう。しかし、イチ本田ファンとしては、イタリア人に一泡吹かせてからミランを出てもらいたい。 (文=沢野奈津夫)
Jリーグ史上最悪の地獄絵図!? 町田ゼルビアを襲った“考えられない悲劇”とは?
22日に行われたJ1セカンドステージ最終節、サンフレッチェ広島は佐藤寿人の歴代Jリーグ最多得点記録に並ぶゴールなどでステージ優勝と、年間勝ち点総合1位を決めた。翌23日、ジュビロ磐田がロスタイムにMF小林祐希の劇的ゴールでJ1への自動昇格の2位に滑り込んだ。そして同日に行われたJ3最終節では、この両リーグを上回るドラマチックなラストが待っており、大いに最終節を盛り上げた。しかし、そのドラマの終焉の光景が、まるで“地獄絵図”だったと、サッカー関係者の間で話題となっている。 「残り一節の時点で、レノファ山口と町田ゼルビアが勝ち点77で並んでいて、得失点差で山口が上回っていました。そして最終節、町田が長野パルセイロ相手にアウェイで引き分けて勝ち点1を上積みした試合終了後、同時開催されていたガイナーレ鳥取対レノファ山口で、山口が1-2で敗れ、町田の優勝&J2昇格決定という情報が流れました。これには、選手やクラブ関係者、スタジアムに詰めかけたサポーターは優勝の歓喜に酔いしれましたが……。しかしこれが、一部のサポーターの早とちりによる誤報で、後半45分までは山口が負けていたものの、ロスタイムにMF平林のゴールで2-2の引き分け。優勝とJ2昇格は山口のものだったんです。これを聞いた選手たちが、次々とその場に座り込んで立てなくなった光景は、まさに地獄絵図でしたよ。長野まで足を運んだ町田サポーターが落ち込んでいるのはもちろんですが、相手の長野のサポーターも、いたたまれない表情をしていたのが印象的でしたね」(スポーツライター) 1年間という長い時間をJ2昇格のために費やした結果、誤報により天国から地獄に突き落とされてしまった選手たちの落胆は想像を絶する。しかし、誤報により盛り上がってしまったのは、スタジアム内だけではなかったという。 「スタジアムで観戦していた町田経済新聞の記者も勘違いし、『首位のレノファ山口がガイナーレ鳥取に敗れたため、町田が逆転優勝』とツイッターでつぶやいてしまったのです。これを見た現地に行けなかったファンが歓喜の雄叫びをあげ、奇声が町田の至る所から聞こえてきたって話ですよ。その後、町田経済新聞が誤報だったと謝罪のツイートをあげるも、それに気付かずに祝勝会を開いてしまったファンもいたようです。地獄絵図は現地だけではなかったんですよ」(同) J1やJ2と比べてJ3は薄給であり、サッカーの他にも仕事をしなければ満足な生活が送れない選手がほとんどだ。しかし、J2に昇格すれば選手たちの待遇や給料は格段に変わり、引退後の再就職にも影響を与えることになる。昇格は、ただJ3からJ2にカテゴリーが上がるだけではなく、未来を変える大きな人生の転機となるのだ。 しかし、この一戦で昇格への道が断たれたわけではない。J2の21位大分トリニータとのJ2・J3入れ替え戦がまだ残っている。この後々に語り継がれる“南長野の悲劇”のショックを引きずらずに、今度こそは正真正銘の昇格を勝ち取ってほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)FC町田ゼルビア公式サイトより
ハリルをメッタ切りの武田修宏氏は“監督交代要請バカ?” 「監督になれない」真相とは……
プノンペンで行われたサッカーW杯アジア2次予選、対カンボジア戦。日本代表は2-0で日本史上初のW杯予選6試合連続完封で年内最後の試合を締めくくった。しかし、満足できる内容とは程遠く、最終予選に向けて不安の声が多く聞こえてくるのが現状だ。そんな中、元日本代表FWの武田修宏氏の監督批判が話題となっている。 「カンボジア戦後、自身のコラムでハリルホジッチに対して『完全に失格』『2億ももらって給料泥棒』と酷評し、監督交代を求める発言をしました。これまでも前任のアギーレと比較してハリルの無能さを訴え、監督交代を求めてきたんですが、実はアギーレの時も交代をずっと要求してたんですよね。もっと言うと、その前のザッケローニの時も言ってました。少し上手くいかないとすぐに発言するため、一部ファンの間では“監督交代要請バカ”と言われていますよ」(スポーツライター) 内容はともかく、史上初のW杯予選6試合連続完封を記録し、結果としては悪くないハリルの解任をこのタイミングで希望するのは少し早計な気もする。アギーレにしても八百長の件を抜きにしたらポジティブな印象の方が強かったし、ザッケローニもW杯本戦以外はそれほど悪かったようには思えない。基本的にはどの国も、W杯後に就任した監督と心中する覚悟で4年後のW杯を目指すのが定石となっているはず。一体なぜ、武田氏はこんなにも監督交代を要請するのだろうか? 「武田氏は10年くらい前に、監督を目指してS級ライセンスを取得しました。しかし、Jリーグの監督就任のウワサはあったものの、なかなかすぐには決まりませんでした。そうこうしている間に、バラエティでの“おバカタレント”としてのキャラクターが確立されてしまい、今では武田氏を監督として迎えたがるクラブはなくなってしまいました。もしかしたら意外と上昇志向の強い武田氏は、自分に代表監督のオファーが来ることを願って批判し続けているのかもしれませんね」(同ライター) 監督として現場復帰を目論む武田氏にとって、おバカなキャラクターはマイナスにしかならない。軽い気持ちで出演したバラエティで、タレントの有吉に付けられた「スケベなタラちゃん」というあだ名は、想像以上に武田にとって重荷になってしまったようだ。 (文=沢野奈津夫)HORIPRO公式サイトより
ハリルをメッタ切りの武田修宏氏は“監督交代要請バカ?” 「監督になれない」真相とは……
プノンペンで行われたサッカーW杯アジア2次予選、対カンボジア戦。日本代表は2-0で日本史上初のW杯予選6試合連続完封で年内最後の試合を締めくくった。しかし、満足できる内容とは程遠く、最終予選に向けて不安の声が多く聞こえてくるのが現状だ。そんな中、元日本代表FWの武田修宏氏の監督批判が話題となっている。 「カンボジア戦後、自身のコラムでハリルホジッチに対して『完全に失格』『2億ももらって給料泥棒』と酷評し、監督交代を求める発言をしました。これまでも前任のアギーレと比較してハリルの無能さを訴え、監督交代を求めてきたんですが、実はアギーレの時も交代をずっと要求してたんですよね。もっと言うと、その前のザッケローニの時も言ってました。少し上手くいかないとすぐに発言するため、一部ファンの間では“監督交代要請バカ”と言われていますよ」(スポーツライター) 内容はともかく、史上初のW杯予選6試合連続完封を記録し、結果としては悪くないハリルの解任をこのタイミングで希望するのは少し早計な気もする。アギーレにしても八百長の件を抜きにしたらポジティブな印象の方が強かったし、ザッケローニもW杯本戦以外はそれほど悪かったようには思えない。基本的にはどの国も、W杯後に就任した監督と心中する覚悟で4年後のW杯を目指すのが定石となっているはず。一体なぜ、武田氏はこんなにも監督交代を要請するのだろうか? 「武田氏は10年くらい前に、監督を目指してS級ライセンスを取得しました。しかし、Jリーグの監督就任のウワサはあったものの、なかなかすぐには決まりませんでした。そうこうしている間に、バラエティでの“おバカタレント”としてのキャラクターが確立されてしまい、今では武田氏を監督として迎えたがるクラブはなくなってしまいました。もしかしたら意外と上昇志向の強い武田氏は、自分に代表監督のオファーが来ることを願って批判し続けているのかもしれませんね」(同ライター) 監督として現場復帰を目論む武田氏にとって、おバカなキャラクターはマイナスにしかならない。軽い気持ちで出演したバラエティで、タレントの有吉に付けられた「スケベなタラちゃん」というあだ名は、想像以上に武田にとって重荷になってしまったようだ。 (文=沢野奈津夫)HORIPRO公式サイトより
破けやすい日本代表新ユニフォーム! なでしこジャパンの視聴率急上昇間違いなし?
12日に行われたW杯アジア2次予選、日本は5年振りに代表選出されたFW金崎らのゴールでシンガポール相手に3-0と快勝した。この日は、アディダスによる新しいユニフォームの初お披露目となり、日本代表史上最も濃い青を採用したその新しいデザインは、多くのファンから好評を得ることに成功していた。しかし、問題が起きたのは前半20分過ぎだった。相手DFと交錯したMF清武弘嗣のユニフォームが、ビリビリに破れてしまったのだ。このことにより、今ユニフォームの耐久力が問題となっている。 「それほど激しい競り合いにも見えなかったんですけどね。ユニフォームが破れることはたびたび目にしますが、これほど豪快に破れるのは珍しいです。残骸が飛び散ってましたよ。今回のユニフォームの機能面での最大の特徴は、背面全体に『ハイパーベンチレーションメッシュ』といわれる高い通気性を備えた新素材と、効果的に熱を外に逃がすようにと総メッシュ素材の採用だったんですが、これが仇となってしまったのでしょう。過去にはカメルーン代表が、相手の反則がわかりやすいようにわざと破れやすいユニフォームを開発しましたが、破れるたびに中断しては困ると、FIFAが使用を却下していました。もしかしたら、日本代表も今後FIFAに目を付けられてしまうかもしれませんね」(スポーツライター) 日本代表男子の新ユニフォームが発表されたと同時に、日本サッカー協会はなでしこジャパンとフットサル日本代表の新ユニフォームも発表していた。フットサルはサッカーに比べて接触プレーが少ないので破れる心配もなさそうだが、なでしこのユニフォームも同じように破れやすいのだろうか? 「デザインこそ少し違いますが、女子も男子と同じく『ハイパーベンチレーションメッシュ』が使用されています。男子ほど腕の力があるわけではないので安心だとは思いますが、来年のリオ五輪予選で当たるオーストラリアなんかは男子顔負けの体格の選手が揃っていますし、ライバルである韓国戦はラフプレーも増えそうなので、破れるとしたらそのあたりの試合がですかね。ファンからは『仲田歩夢の代表入りを願う!』『視聴率上がりそう』『ペナルティエリア内はいろいろな意味で危険だな』と、さまざまな声が聞こえてきます」(同ライター) 高い通気性を備えたこのユニフォームならば、真剣勝負の熱い戦いでも選手の身体を効率的に冷やしてくれるだろう。アディダスが開発した渾身の技術なだけに、是非、ハイパーベンチレーションメッシュを使ったこのユニフォームにこだわり続けてほしい。 (文=沢野奈津夫)『明日への足音』(小学館)
“キングカズ”三浦知良(48)現役続行に賛否両論! 夢は赤いちゃんちゃんこでクールダウン?
今月11日、横浜FC所属FW三浦知良ことキングカズが来シーズンも現役を続行することを決めた。今季はこれまでに16試合出場して3得点。出場するたびに最年長出場記録、得点を決めるたびに最年長ゴール記録を更新するレジェンドが、背番号にちなんで11月11日11時11分にクラブを通して発表した。しかし、この現役続行についてファンの間で、賛否両論の議論が交わされているという。 「さすがに来年49歳ですからね。正直、プレーにはピークの面影もないですよ。なので『衰えていく姿を見たくない!』という意見や、『カズが出てくると、“真剣勝負”から“イベント事”になっちゃう!』といった声が聞こえてくるのは当然といえば当然でしょう。もちろん、『できるとこまでやってほしい!』『山本昌を超えろ!』というポジティブな意見もありますし、賛否両論ですよ。それでも横浜FCとしては、集客力もありますし、何よりカズが出てくると試合が盛り上がりますから、手放したくはないですよね」(スポーツライター) 今年は、カズの1歳下である“ゴン中山”こと中山雅史がアスルクラロ沼津で復帰を果たした。アスルクラロ沼津は、カズの所属する横浜FC(J2)の2つ下のカテゴリーに属するJFLのチームで、いわゆるセミプロと呼ばれるクラブだ。 今年の4月に野球評論家の張本勲氏が、TBS系『サンデーモーニング』でカズに向かって「若い選手に席を譲ってやらないと。しがみつく必要はない」と引退勧告したことで話題となったが、ゴン中山のようにカテゴリーを下げて自分に見合うチームを探せば、若手の邪魔にもならずに現役を続行することができる。果たして、カズは一体何歳まで続ける気でいるのだろうか? 「元日本代表の望月選手がいつまで現役を続けるのかをカズに聞いたところ『還暦まで』と答えたという有名なエピソードがあります。さらには、ゴルフのシニアツアーのTV中継を熱心に見ている姿を関係者が見たとの話もあり、還暦というのは単なるリップサービスではないようですね。試合後にはお決まりの白いガウンではなく、赤いちゃんちゃんこを着てクールダウンするつもりなんじゃないかとウワサされています」(同ライター) 日本サッカーを今まで牽引してきたキングカズ。運やタイミング、さまざまな要素が絡み合いW杯出場は叶わなかったものの、カズが居なければ、いまだに日本はW杯出場ができていなかったのかもしれないし、中田英寿や本田圭佑といったスターは誕生しなかったのかもしれない。後進に席を譲れだ、潔く引退しろだの周りからはいろいろ聞こえてくるかもしれないが、引退の時期を自分で決めるぐらいのわがままを言う権利があるのではないかと、個人的には感じている。 (文=沢野奈津夫)三浦知良公式サイトより
ドルトムント・香川真司が化けた! 今季絶好調の理由は“免停で笑顔”だった?
ドイツ・ブンデスリーガ第12節で、香川真司が所属するドルトムントは、同じルール地方を本拠地とするシャルケとの「ルールダービー」を3-2で制した。 逮捕者が出るほど盛り上がったこの一戦で、香川は先制点となるヘディングを決め、地元紙から6段階評価で最高となる1を獲得した。今シーズンの香川は、昨シーズンとは違い好調を維持しているが、この試合のドイツでの評価は、今までとは少し違ったものとなったようだ。 「まず、ヘディングのゴールが珍しいですよね。チームで2番目に身長が低く、“小さな魔法使い”という二つ名があった香川なので、地元紙から少し茶化したニュアンスも込めて“ヘッドモンスター”と新しいニックネームをもらっていました。しかし、これが意外と冗談では終わらなくて、この試合、ゴール前での空中戦はなんと3分の3で勝利を収めているんです。これはチームトップの数字ですよ。試合後、敵チームの長身FWフンテラールも『あってはならないこと』と、半ギレでインタビューに応えてました。さらに、この試合でタックルも4分の4、走行距離も12kmを超え、共にチームトップでした。今までの“テクニシャン香川”からは考えられない、ハリルホジッチ好みの“闘うデュエリスト香川”の数字ですよ。完全に“化けた”と言ってもいいでしょう」(スポーツライター) 香川にしては珍しく、ゴール後に相手サポーターを煽るようなパフォーマンスを見せていた。ダービーということもあり、気合いも入っていたのだろう。今シーズンの香川は、ドルトムントでブンデスリーガ2連覇した3年前よりも、さらに充実しているように見える。この好調の理由は一体なんなのだろう? 「香川は特にメンタルがプレーに影響するタイプなんですが、今シーズンの香川はとにかく楽しそうですよね。練習中でも、本当に真剣にやってるのかと疑いたくなるほど、チームメイトのズボンを脱がしたり、くすぐり合ったりと、じゃれ合いながらずっと笑っています。最近では、香川と同じ中盤の選手であるギュンドアンと特に仲が良くなったんですが、その理由が香川の免停なんです。免停によって運転ができなくなった香川は、ギュンドアンの車に乗せてもらって練習場に通ったり、食事をするようになったりと、一気に距離を縮めたんです。試合でも一緒に中盤を形成する相手ですから、プレーにも良い影響はでますよね」(同スポーツライター) 確かに不遇の時代を過ごした英マンチェスター・ユナイテッドでは、楽しそうにプレーしている印象は少なかった。メンタルに繊細な部分のある香川は、自分の好きなように楽しくできる環境が合っているのだろう。しかし、ドルトムントに比べると日本代表での香川はそれほど楽しくやっているようには見えない。その理由がなんなのかはハッキリしないが、12日に行われるW杯2次予選のシンガポール戦では、笑顔の香川が見られるように願いたい。 (文=沢野奈津夫)『香川真司2016カレンダー』(エンスカイ)







