サッカー女子日本代表なでしこジャパンの、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選での敗退が決定した。一応繰り返すが、本戦ではなく“予選”である。 このニュースは海外にも衝撃をもたらしたらしく、世界中のサッカーファンがネット上で驚きのコメントを残している状況だ。 2011年のドイツ女子W杯で初の世界制覇、12年のロンドン五輪でも銀メダルを獲得するなど、完全に「世界最高レベル」であった日本女子サッカーが、まさかアジア予選で姿を消すとは驚きだった。代表の中心だった澤穂希氏の引退もあって不安の種はくすぶってはいたが、ここまで一気の凋落を想像した人は少なかったのではないか。 カリスマであった澤氏がいなくなったことによって、主将である宮間あやと若手選手の溝が埋まらなかったという話もあるし、澤に代わって10番を背負った大儀見優季がチームメイトを感情的に批判したという話もあるが、要は澤氏という精神的支柱がいなくなったことによる「グダグダ」が原因というわけだ。 また、ロンドン五輪で勇退するはずが残留した佐々木則夫監督と選手との溝も指摘されている。末期には選手が佐々木監督を「ノリオ」と呼び捨てにしていたという話もある。アジア予選での敗退も、近しい人物からすれば「想定内」だったということだろうか。 今回の代表の主要メンバーも、やはり“黄金期”の選手たちだった。過去の栄光を知る選手たちを切り捨てて若返りを図るのはなかなか難しいというのは想像できるが、それによって選手が増長したようにも感じられるエピソードばかり。 一言でいえば「時代が終わった」といったところか。絶対的存在の澤氏が抜け、黄金期のメンバーに代わる選手たちが出てこず、チーム内に軋轢が生まれてチーム崩壊……絵に描いたような転落っぷりである。 ネット上では「もともと調子に乗っていただろ」「ロンドン五輪の表彰式の姿見ればわかる」というコメントもあるが……。 「ロンドン五輪で銀メダルを獲得した際の表彰式のハシャギッぷりは一部で物議を醸しましたから、覚えている人も多いのかもしれませんね。なんにせよ、女子サッカーの“火”がこれで消える可能性も十分にあります。女子サッカーを唯一絶対的に支えていた代表の敗北はあまりにも痛い」(記者) これでまた、日の目を見ない日々が続くことになってしまうのかどうなのか……。
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なでしこリオ五輪出場ならず……メディアが書かない“本当の戦犯”とは?
4大会連続の五輪出場、さらにいえば、メダル獲得を目指していた女子サッカー日本代表が、アジア最終予選で敗退してしまった。初戦となったオーストラリア戦を1-3で落とすと、韓国には終了間際に追いつかれ1-1、なんとか望みをつなぎたかった中国戦にも1-2で敗戦し、その中国が4戦目で韓国を下したため、日本のアジア最終予選敗退が決定した。 中国に敗れた時点で、この結末は想像できていた。ゆえに、敗退前から澤穂希ら元女子日本代表選手たちが厳しいコメントを残し、エースの大儀見優季は「負けることが何を意味するのか、すべての選手が理解していたかといえばそうじゃない」とチームメイトへの不満を語っている。 なぜ、なでしこジャパンはここまでバラバラになってしまったのだろうか? 武田修宏らコメンテーターは、佐々木則夫監督や主力メンバーの「マンネリ化」を要因として挙げていたが、現場の記者たちはどう見ていたのか? 「ポイントは2つあります。1つ目がオーストラリア戦。オーストラリアは、日本のビルドアップにプレッシャーをかけてきたが、ここでサイドバックとボランチが起点になれなかった。その状況をキャプテンの宮間あやが打開しようとしたが、狙うがあまりにミスになり、リズムを作れずに負けてしまった。2つ目が韓国戦。韓国戦では、上尾野辺めぐみが中盤の底でリズムを作り、横山久美が素晴らしい動きを見せた。でも、どこか宮間の調子が上がらない。持ち味のセットプレーもうまくいかず、結果、後半に入って、若い選手たちがスタミナ切れしてしまった」(スポーツ記者) つまり、マンネリ化というよりも、対戦国の戦術に負け、かつチーム内でパフォーマンスが上がってこない選手がいたために、相手国の戦術に屈することになったようだ。では、ズバリ、戦犯は誰なのか? 「メディアは名前を挙げませんが、宮間のパフォーマンスが悪かったのは間違いないし、その宮間を中盤のオフェンシブのポジションで使った佐々木監督にも問題がある。あのポジションでは、キレが必要になる。宮間をボランチの位置に下げるか、途中で交代する手もあった。宮間を固定する一方で、連携が必要になるボランチやサイドバックを固定できず、ゆえに2戦目で良かった川村優理が3戦目ではまったく機能しなかった。それを経験のある阪口夢穂、鮫島彩などが埋められず、むしろ経験ある選手のコンディションが上がってこなかった。短期決戦で、それは命取りです」 実際に、4戦目のベトナム戦では宮間を外し、オフェンシブにはスピードのある川澄奈穂美と大野忍を起用。フレッシュな選手が躍動し、6-1と大勝した。相手がベトナムというのはあるが、ベトナムはオーストラリアにこそ0-9という大差で敗戦したものの、中国に0-2、北朝鮮には0-1と健闘している。 日本のメディアは、アンタッチャブルを作ってしまいがちだ。昔であれば、カズこと三浦知良がエースとして君臨していた時代に、彼を批判するメディアは皆無に等しかった。今回の結果が教えてくれたのは、たとえ功労者であろうと、批判する時は批判するべきということ。メディアやファンがしっかりと批評しなければ、日本代表は強くならない。予選敗退が決定してしまった今、厳しい批評を行うこともひとつの愛ではないだろうか? (文=TV Journal編集部)『つないだ絆なでしこジャパン』(汐文社)
サッカーACL「浦和のサポに唾をかけられた」は韓国GKの捏造なのか?
今月2日、アジアチャンピオンズリーグH組第2戦、浦項スティーラーズ対浦和レッズが浦項スティールヤードにて行われた。試合は、DF槙野智章のハンドによりPKを献上、惜しくも浦和は0-1で敗戦してしまう結果となった。白熱したこのゲームだったが、結果や内容よりも、浦項GKシン・ファヨンの試合後の発言が注目を集めている。 韓国紙「朝鮮日報」によると、シン・ファヨンは「ゴール裏にボールを取りに行った際に、浦和サポーターに唾を吐きかけられた」と発言。さらにシン・ファヨンは「浦和のサポーターが、ここまで低レベルだとは思わなかった」とも語っていたという。確かに浦和サポーターは過去にも、「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げて人種差別問題を起こしたり、清水エスパルスの選手が乗るバスに爆竹を投げるなど、過激な問題行動を起こしてきた。今回の事件により、またしても浦和サポーターの悪行の歴史が更新されてしまったかに思われたが、実はこの“唾吐き事件”が韓国人GKの捏造なのではないかと、話題になっている。 「浦項スティールヤードは、サッカー専用スタジアムなので選手と観客の距離はかなり近いんですが、さすがにツバが届く距離ではないと思います。普通、唾と確認できる塊を飛ばすのなんてせいぜい1メートルぐらいですが、看板と警備員を挟んで少なくとも3m近くはありました。おそらく、ずっと野次を飛ばされてストレスが溜まり、その仕返しで言ってしまっただけでしょうね。間違いなくこのGKは、アウェイでの浦和戦で必要以上にブーイングや野次を飛ばされることになってしまうでしょう」(スポーツライター) 今回の件が、事実かそうでないかはもうシン・ファヨン本人以外誰にもわからない。しかし、こういった発言が出てしまうほど、浦和のサポーターが凶悪に見えたのは事実だろう。現に浦項スティーラーズは、浦和サポーターの応援に対抗するため、応援団として海兵隊員を1000人動員し軍歌を歌わせていた。これは応援合戦だけでなく、万が一を想定して準備していたことは、容易に想像ができる。実力も拮抗した、せっかくのライバル関係が、こういったピッチ外の出来事で汚されるのは、実にもったいないことだ。 (文=沢野奈津夫)『守りたいから前へ、前へ』(幻冬舎)
インテル・長友佑都のPKにファン悲鳴?「頼むから蹴らないでくれ」の声!
今月2日、日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、ホームででユベントスとコッパイタリア準決勝2ndレグを戦った。アウェーの1stレグで0-3と大敗を喫し、少なくとも3点差以上で勝たなければならないという厳しい条件で始まったこの一戦だったが、インテルは奇跡的な追い上げを見せ、見事ユベントスを3-0で撃破した。これにより2戦合計3-3となり、そのまま延長戦を戦い抜いたものの、惜しくもインテルはPK戦でユベントスに敗れる結果となった。 長友も先発フル出場を果たし、レギュラーセンターバック2人を欠く最終ラインを牽引、攻守に大活躍を見せた。しかし、インテルでも最古参になり、チームの主力であるはずの長友であったが、“あるプレイ”においては、いまだにファンの信頼を勝ち得ていないようだった。 「PK戦4番手で登場した長友でしたが、明らかにスタンドからどよめきが聞こえてきました。そもそもキックの精度が弱点と言われている長友なだけに、キッカーとして選ばれたのはサポーターとしても意外だったのでしょうね。目を覆っているサポーターもいましたよ。結果はキーパーの逆を突き、見事に成功させているのですが、インテルで長友が唯一信頼されていない部分が見えましたね(笑)。まぁ、日本のファンでさえ『長友蹴るのかよ!』『怖くて目つぶっちゃったよ!』『W杯の時の駒野がダブった』との声が多かったですけど」(スポーツライター) 地元の情報サイト「カルチョメルカート・コム」の試合後採点では6.5点と高評価を得ているが、内容に触れているのはPKのことのみと、よほど意外だったことがわかる。しかし、なぜインテルのマンチーニ監督はそんな長友をキッカーに指名したのだろうか? 「驚くことに、長友自らが志願したみたいですね。あの大一番で自らキッカーを名乗り出るなんて、なかなかできませんよ。本田のメンタルの強さはいろいろなところで言われていますが、長友も相当ですよね。決めても評価を得れず、外すと戦犯扱いされるのがPKですから」(同) 当の長友本人も、自分が蹴ることでファンが不安を覚えることは知っていたように思える。それでも強い意志でペナルティスポットに悠然と向い、確実に決める長友には感動を覚えたファンも少なくないだろう。インテルというビッグクラブの中で、最古参選手という責任を負って戦う覚悟が、垣間見えた瞬間だったのではないだろうか。 (文=沢野奈津夫)『日本男児』(ポプラ社)
「こういう上司いるよなぁ」本田圭佑がせっかく立て直したミランを、元首相がブチ壊す!?
一昨年シーズンは8位、昨シーズンは10位と、かつてイタリア・セリエAで隆盛を誇ったACミランが、近年信じられない凋落ぶりを見せていた。イタリア国内の不況により、グッズやチケット収入の減少、オーナーである元イタリア首相のシルヴィオ・ベルルスコーニの個人資産に頼れなくなったことが主な原因だ。しかし、そのミランが長い低迷期を経て、ようやく復活の兆しを見せている。 マルコ・ファン・バステン、フランコ・バレージ、パオロ・マルディーニ、カカなど、ミランの歴史上には数えきれないほどのスーパースターが存在する。だが、今のミランにワールドクラスと呼べる選手は一人もいない。残念ながらヨーロッパ全体で見たら、中堅規模のクラブになってしまっているのが現状だ。 それでも、レンタルや移籍金フリーで集めた選手たちと若手の積極起用などで調子を取り戻し、残り11試合で、ようやくセリエA5位にまで浮上してきた。チャンピオンズリーグ出場も現実的な目標になってきたのではないだろうか。そのミランの復活の中心人物が、監督であるミハイロビッチと、日本人のひいき目抜きに本田圭佑の2人だろう。しかし、そんなミランに新たな不安材料が生まれているという。 「イタリア元首相ベルルスコーニの存在です。黄金期を自らの資産で支えたこの名物オーナーは、当時の栄光が忘れられないみたいなんですよ。周りから見れば、崩壊していたミランを見事に立て直したミハイロビッチですが、ベルルスコーニからすれば優勝できない無能な監督に思えるらしく、なんと後任の監督を探しているんです。以前から現場に口を出してはチームに混乱をもたらしてきたベルルスコーニですが、今回ばかりは関係者もあきれていますよ。ファンからも『現状がまったく見えていない!』『何もわからないで口出してるんだろうなぁ』『こういう上司いるよなぁ』と、批判の声が相次いでいます」(スポーツライター) せっかくいい方向に向かっていても、トップの発言ですべてが台無しになるということは、サッカー界のみならずよくあることだ。ミランが本当に生まれ変わるには、監督ではなく、会長を交代することが一番なのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)ACミラン国内オフィシャルサイト
「こういう上司いるよなぁ」本田圭佑がせっかく立て直したミランを、元首相がブチ壊す!?
一昨年シーズンは8位、昨シーズンは10位と、かつてイタリア・セリエAで隆盛を誇ったACミランが、近年信じられない凋落ぶりを見せていた。イタリア国内の不況により、グッズやチケット収入の減少、オーナーである元イタリア首相のシルヴィオ・ベルルスコーニの個人資産に頼れなくなったことが主な原因だ。しかし、そのミランが長い低迷期を経て、ようやく復活の兆しを見せている。 マルコ・ファン・バステン、フランコ・バレージ、パオロ・マルディーニ、カカなど、ミランの歴史上には数えきれないほどのスーパースターが存在する。だが、今のミランにワールドクラスと呼べる選手は一人もいない。残念ながらヨーロッパ全体で見たら、中堅規模のクラブになってしまっているのが現状だ。 それでも、レンタルや移籍金フリーで集めた選手たちと若手の積極起用などで調子を取り戻し、残り11試合で、ようやくセリエA5位にまで浮上してきた。チャンピオンズリーグ出場も現実的な目標になってきたのではないだろうか。そのミランの復活の中心人物が、監督であるミハイロビッチと、日本人のひいき目抜きに本田圭佑の2人だろう。しかし、そんなミランに新たな不安材料が生まれているという。 「イタリア元首相ベルルスコーニの存在です。黄金期を自らの資産で支えたこの名物オーナーは、当時の栄光が忘れられないみたいなんですよ。周りから見れば、崩壊していたミランを見事に立て直したミハイロビッチですが、ベルルスコーニからすれば優勝できない無能な監督に思えるらしく、なんと後任の監督を探しているんです。以前から現場に口を出してはチームに混乱をもたらしてきたベルルスコーニですが、今回ばかりは関係者もあきれていますよ。ファンからも『現状がまったく見えていない!』『何もわからないで口出してるんだろうなぁ』『こういう上司いるよなぁ』と、批判の声が相次いでいます」(スポーツライター) せっかくいい方向に向かっていても、トップの発言ですべてが台無しになるということは、サッカー界のみならずよくあることだ。ミランが本当に生まれ変わるには、監督ではなく、会長を交代することが一番なのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)ACミラン国内オフィシャルサイト
Jリーグ開幕戦でまた“幻のゴール”も、本当の問題は旧態依然のJFA審判部か
Jリーグの2016シーズンが開幕した。 ガンバ大阪×鹿島アントラーズの試合には3万2,000人超が詰めかけ、FC東京×大宮アルディージャや、横浜F×ベガルタ仙台など人気クラブだけでなく、地味に思えるヴィッセル神戸×ヴァンフォーレ甲府の試合にも2万人を超える観客が集まった。通常の3月開幕より早まったにもかかわらず、である。そんなスタジアムに大挙したサポーターたちから、Jリーグに対する不満の声が上がっている。審判団の誤審だ。 満員となった柏レイソル×浦和レッズ戦では、浦和レッズの武藤雄樹のゴールラインを割ったシュートが、ノーゴールと判定された。昨年に続き、開幕節で“幻のゴール”が生まれてしまったのだ。実際に、Jリーグの審判団はレベルが低いのだろうか? スポーツライターに聞いた。 「武藤のゴールは誤審だと思いますが、あれをジャッジするのは難しい。Jリーグだけでなく、欧州主要リーグでも幻のゴールは起きています。決して、Jリーグで誤審が頻発しているわけではありません。ルールをわかっていないサポーターも多く、彼らは応援に夢中でジャッジなんて見ていない。ジャッジする時は頭を動かさないのが審判の基本ですが、サポーターは飛び跳ねていますからね(笑)。テレビの前でルールブックを開いて、Jリーグの審判員のジャッジを見れば、ほとんどが納得できると思いますよ」 ということは、Jリーグの審判団のレベルは高いのかと思いきや、「日本サッカー協会審判部の体質という、別の問題がある」(同)ようだ。 あまり知られていないが、今年の1月末にとある事件が起きた。 Jリーグの試合も担当した経験のある1級審判員が、飲酒後に車を運転して人身事故を起こし、逮捕されたのだ。だが、その審判員が誰なのかは公表されていない。日刊スポーツの取材によると、刑事罰が確定していないことや、事故を起こした審判員が受ける社会的制裁を考慮し「名前まで出すのは、あまりにも酷だ」(JFA丸山高人コミュニケーション部長)とのこと。上川徹審判委員長も「調べるとわかってしまうので、J1、J2、J3、JFLのどのカテゴリーを裁く審判員かも言えません」の一点張りだったという。しかし、選手が逮捕された場合、解雇され、名前も公表される。なぜ審判部は、甘い裁定を下したのだろうか? 「審判部はクローズな体質なんです。たとえば、現役のトップレベルの審判員たちは、誤審があれば認めたいし、それをメディアの前で話す覚悟もある。でも、審判部がそれをさせない。今の審判部の上層部は、古い日本社会そのものです。新しい血が入っていないから、昔の感覚で物事を進めてしまう。上川さんが委員長になって多少はオープンになったが、まだまだ足りない。上層部を総入れ替えするくらいでないと、今後も審判員はブラックボックスに入れられたままです。結果、現場の審判員と、選手やサポーターの溝が広まってしまう。今回の件だって、バレると齟齬が生じるから穏便に終わらせたいのでしょうが、今の時代、隠し通すのは絶対に無理だということをわかっていない」(同) トップレベルの審判員の足を、飲酒運転で事故を起こすようなレベルの低い審判員が引っ張っている。個々のレベルは上がっても、組織としての古臭さが、今回のような問題を引き起こしているようだ。 (文=TV Journal編集部)Jリーグ公式サイトより
マンUとリバプールのオファーを蹴ったインテル・長友佑都のもくろみとは?
セリエAインテル所属、日本代表DF長友佑都の代理人が、英プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドとリバプールからオファーがあったことを、クラブの公式サイトで明かした。しかし、当の長友本人はインテル残留を希望しており、これを断ったという。 今、世界一のお金持ちリーグはプレミアリーグといわれている。インテルの選手の総年俸は、100億円そこそこだが、なんとリバプールは約250億円、マンチェスターユナイテッドに至っては400億円近いともいわれている。どういった内容でのオファーかまでは明かされていないが、今インテルで長友がもらっている4億円の倍近くはもらえていたかもしれない。では、なぜ長友はこんな高額オファーを蹴ってしまったのだろうか? 「今のインテルが、全盛期ほどの財政力を持っていないのは間違いないです。そして、プレミアリーグの年俸事情が異常ともいえるインフレ状態にあるのも、誰の目にも明らか。では、なぜ長友がインテルにこだわるのか? それは、引退後のことを考えての行動だと思います。今、長友はインテルに在籍6年目、日本人にしてクラブ最古参の選手です。おそらくあと数年インテルでプレーして、フロント入りを狙っているんじゃないですかね? 地元でも愛されていますし、引退後もインテルにお世話になる可能性は十分にあると思います。全盛期を過ぎて、Jに戻るなり、中国やアメリカに移籍しても、インテルとしては“裏切り”とは捉えないでしょうけど、今の状態で他のビッグクラブに行くと、この先のインテルとの付き合いはどうしても難しくなってしまうでしょうから」(スポーツライター) インテルに長友が所属した時、日本のオールドファンに衝撃が走った。まさか、セリエAのビッグクラブに日本人選手が所属するなんて夢にも思わなかったからだ。それが今ではチーム最古参の重要なプレーヤーになり、フロント入りまでウワサされている。日本代表が少しうまくいかないからといってネガティブな感情になってしまっているファンは、日本サッカーの急成長ぶりをあらためて噛み締めてもよいのではないかと思う。 (文=沢野奈津夫)
マンUとリバプールのオファーを蹴ったインテル・長友佑都のもくろみとは?
セリエAインテル所属、日本代表DF長友佑都の代理人が、英プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドとリバプールからオファーがあったことを、クラブの公式サイトで明かした。しかし、当の長友本人はインテル残留を希望しており、これを断ったという。 今、世界一のお金持ちリーグはプレミアリーグといわれている。インテルの選手の総年俸は、100億円そこそこだが、なんとリバプールは約250億円、マンチェスターユナイテッドに至っては400億円近いともいわれている。どういった内容でのオファーかまでは明かされていないが、今インテルで長友がもらっている4億円の倍近くはもらえていたかもしれない。では、なぜ長友はこんな高額オファーを蹴ってしまったのだろうか? 「今のインテルが、全盛期ほどの財政力を持っていないのは間違いないです。そして、プレミアリーグの年俸事情が異常ともいえるインフレ状態にあるのも、誰の目にも明らか。では、なぜ長友がインテルにこだわるのか? それは、引退後のことを考えての行動だと思います。今、長友はインテルに在籍6年目、日本人にしてクラブ最古参の選手です。おそらくあと数年インテルでプレーして、フロント入りを狙っているんじゃないですかね? 地元でも愛されていますし、引退後もインテルにお世話になる可能性は十分にあると思います。全盛期を過ぎて、Jに戻るなり、中国やアメリカに移籍しても、インテルとしては“裏切り”とは捉えないでしょうけど、今の状態で他のビッグクラブに行くと、この先のインテルとの付き合いはどうしても難しくなってしまうでしょうから」(スポーツライター) インテルに長友が所属した時、日本のオールドファンに衝撃が走った。まさか、セリエAのビッグクラブに日本人選手が所属するなんて夢にも思わなかったからだ。それが今ではチーム最古参の重要なプレーヤーになり、フロント入りまでウワサされている。日本代表が少しうまくいかないからといってネガティブな感情になってしまっているファンは、日本サッカーの急成長ぶりをあらためて噛み締めてもよいのではないかと思う。 (文=沢野奈津夫)『世界の左サイドバック 長友佑都―蒼きSAMURAI〈2〉』(汐文社)
岡崎慎司“ミラクルレスター”の成り上がりがすごい! 週給5,000円から10億円越えへ?
2月25日時点で、日本代表FW・岡崎慎司が所属するレスター・シティがプレミアリーグで首位を走っている。今季開幕時は、降格争い濃厚と評されていたレスター。岡崎とツートップを組むジェイミー・ヴァーディの大ブレークが、この世紀の大番狂わせの一番の要因といえるだろう。 選手の総年俸は、同じプレミアのチェルシーと比べると、およそ5分の1。あらゆることを賭け対象にするイギリスのとあるブックメーカーでは、レスターの優勝には当初5,000倍のオッズが付けられており、購入者はたったの12人しかいなかったというのだから、サポーターすらも予想していなかったかたちだ。 この快進撃は、ヨーロッパでは“ミラクルレスター”と称され、プレミア史に残るチームといわれている。ところが、この奇跡と呼ばれる選手たちのキャリアは、今の栄光とはまるで正反対の場所にあったという。 「このチームは、3部リーグ以下のクラブ出身者だらけなんです。プレミアのビッグクラブといわれるチームの選手たちは、ほとんど10代の頃から注目されるような選手ばかりですが、レスターの選手は全くの正反対ですね。バルセロナ入りもウワサされるマフレズは、フランスの6部に相当するアマチュアクラブ出身。エースのヴァーディにいたっては、7部か8部かさえもハッキリしないような記録も残らないクラブ出身で、週給5,000円しかもらえず、昼間は工場で働く毎日を過ごしていました。それが、来年には10億を余裕で超えると言われているんですからとんでもない成り上がりですよね。日本代表の岡崎も、清水エスパルス時代には序列では6番目のFWで、サイドバック転向も検討されるほど、期待されていない選手でした。GKのカスパー・シュマイケルは、同じくGKだった偉大な父親ピーター・シュマイケルとの比較に悩まされ続け、2部3部を転々とするも、やっとこのレスターで華を咲かせた選手です。このように、他とは違うドラマを持った選手がたくさん所属するレスターが、金持ちクラブを次々と倒していくんですから、そりゃ世界中のファンが魅了されるのもわかりますよね」(スポーツライター) ヴァーディの7部リーグだか8部リーグだかというのは、日本でいう県リーグの1部か2部に相当する。どんなにすごいのサッカーマニアでも、ここまでのクラブの選手を把握している人はそうはいないだろう。残り試合も少なくなってきたプレミアリーグ、ますます世界中の注目がこの小さなクラブに集まりそうだ。 (文=沢野奈津夫)『岡崎慎司―炎のゴールハンター (蒼きSAMURAI)』(汐文社)








