ヨーロッパ最強国を決める大会「ユーロ2016」も、ついにベスト8が出揃った。イングランドが人口がたったの30万人しかいないアイスランドに敗れたり、2連覇中のスペインがイタリアを前にベスト16姿を消すなど、予想外の展開もまた盛況の一因だ。 日本ではWOWOWが全試合の放映権を獲得しており、民放ではテレビ朝日がピックアップした数試合を放送している。大会前、WOWOWに加入していないファンからは喜びの声が上がっていたこのテレビ朝日の放送だったが、決勝トーナメントに入った今では、批判を浴びてしまっている。 こういった大会の放送予定は勝ち上がる国を予想して先に放映権を買っておくものだが、テレビ朝日の読みはことごとく外れてしまった。決勝トーナメント1回戦では、スペイン対イタリア、クロアチア対ポルトガル、フランス対アイルランドといったファンが注目する試合は一切放送されず、代わりにウェールズ対北アイルランドやドイツ対スロバキアなど、かなり渋めのカードが放送されたのだ。では、テレビ朝日はどういった狙いで放送日程を組んだのだろうか? 「テレビ朝日としては、グループBをイングランドが1位で勝ち上がると予想して放送予定を組んだみたいですね。しかし、結果的にはウェールズが1位通過。お世辞にも人気がある国とは言えないウェールズを決勝まで追うという、偏ったものになってしまいました。しかも、強豪国はトーナメントの逆の山にばかり集まり、決勝までかなり地味な放送が続くことは決定してしまっています。ファンからは『テレ朝運なさすぎ!』『そもそもなぜイングランド? そこにセンスを感じない!』『前回のTBSを見習え!』と批判の声が集まっています。まだまだ注目カードが目白押しのユーロなので、WOWOWが観られない人は今からでも加入するべきかもしれませんね」(スポーツライター) 確かに強豪国の試合はことごとく外れてしまっているが、ウェールズを決勝まで追うというのは、考えようによってはとても興味深い。スター選手がレアルマドリードのガレス・ベイルしかいないこの国だが、そのベイルは今大会でも屈指の輝きを見せている。このままダークホースのウェールズが優勝でもしてしまったら、ファンの声は今と全く逆のものになるかもしれない。 (文=沢野奈津夫)テレビ朝日系『サッカー・UFEAユーロ2016』番組サイトより
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清武弘嗣がセビージャで背番号10なのはユニフォームが売れるから? 一体誰が買っているのか?
清武弘嗣の移籍先であるセビージャは、スペインの中でもバルセロナ、レアルマドリード、アトレティコマドリードに次ぐ第4のクラブであり、ヨーロッパリーグ3連覇中の名門だ。そんな強豪クラブで、なんと清武は今季から背番号10を背負うことになったとスペイン有力紙「アス」などが伝えている。 リーガエスパニョーラは、中村俊輔や城彰二など、数々の日本人スタープレーヤーが挑戦したリーグだが、いまだかつて大活躍を果たせた選手はいない。強いて言えば昨季エイバルに移籍した乾貴士が奮闘中だが、2年目の来シーズンで真価が問われるといったところだろうか? 日本人にとって鬼門である世界最高峰のリーグで、しかも4番目に強いクラブのセビージャの10番を背負うということは、とんでもない名誉。かつては伝説のストライカー、ディエゴ・マラドーナもつけたエースナンバーだ。しかし、いくら清武がブンデスリーガで10番を背負っていたとはいえ、ハノーファーとセビージャではクラブの格が違いすぎる。たくさんの名選手がいる中、なぜ清武なのだろうか? 「もちろん実力があるからなのは間違いないですが、ユニフォームの売り上げといった収益面を考慮してというのは大きいでしょうね。10番とそれ以外の番号では、ファンの購買意欲が違いますから。セビージャも清武を獲得した時にマーケティング面についてはしっかりと触れています。日本人のユニフォームは売れるんですよ。香川真司も本田圭佑も、ドルトムントとミランという人気クラブでそれぞれ一番の売り上げを上げています。香川に至っては世界でもトップ10に入ってますから本当にすごいですよね。清武のユニフォームも相当売れると思います」(スポーツライター) いくら日本人が買うからといって、それだけで香川が世界トップ10に入るのはどうも釈然としない。一体なぜそんなに売れるのだろうか? 「日本代表がW杯アジア予選で弱小国と試合をした後に、相手国の選手からユニフォーム交換をお願いされるシーンをよく見かけます。タイやシンガポールなど、あまりサッカーが強くないアジアの国のサッカーファンにとって、日本の選手たちは憧れなんですよ。ありがたいことに同じアジアである日本に誇りを持ってくれているんです。そのおかげで日本だけではなく、アジア中で日本人選手のユニフォームが購入されてこういう結果になるんです」(同) おそらく清武は自分が背番号10をもらういきさつを知っているはずだ。ただでさえプレッシャーのかかる背番号10だが、今回のようなケースで活躍できないと“マーケット要員”のレッテルをすぐに貼られてしまう。それでも清武は「この番号を背負うというのは10得点10アシストを目指すということ」と、意欲のほどを語っている。少し地味なイメージのある清武だが、実力は香川や本田にもまったく引けをとらない。背番号10がスペインで躍動する姿を心から願う。 (文=沢野奈津夫)『明日への足音』(小学館)
清武弘嗣がセビージャで背番号10なのはユニフォームが売れるから? 一体誰が買っているのか?
清武弘嗣の移籍先であるセビージャは、スペインの中でもバルセロナ、レアルマドリード、アトレティコマドリードに次ぐ第4のクラブであり、ヨーロッパリーグ3連覇中の名門だ。そんな強豪クラブで、なんと清武は今季から背番号10を背負うことになったとスペイン有力紙「アス」などが伝えている。 リーガエスパニョーラは、中村俊輔や城彰二など、数々の日本人スタープレーヤーが挑戦したリーグだが、いまだかつて大活躍を果たせた選手はいない。強いて言えば昨季エイバルに移籍した乾貴士が奮闘中だが、2年目の来シーズンで真価が問われるといったところだろうか? 日本人にとって鬼門である世界最高峰のリーグで、しかも4番目に強いクラブのセビージャの10番を背負うということは、とんでもない名誉。かつては伝説のストライカー、ディエゴ・マラドーナもつけたエースナンバーだ。しかし、いくら清武がブンデスリーガで10番を背負っていたとはいえ、ハノーファーとセビージャではクラブの格が違いすぎる。たくさんの名選手がいる中、なぜ清武なのだろうか? 「もちろん実力があるからなのは間違いないですが、ユニフォームの売り上げといった収益面を考慮してというのは大きいでしょうね。10番とそれ以外の番号では、ファンの購買意欲が違いますから。セビージャも清武を獲得した時にマーケティング面についてはしっかりと触れています。日本人のユニフォームは売れるんですよ。香川真司も本田圭佑も、ドルトムントとミランという人気クラブでそれぞれ一番の売り上げを上げています。香川に至っては世界でもトップ10に入ってますから本当にすごいですよね。清武のユニフォームも相当売れると思います」(スポーツライター) いくら日本人が買うからといって、それだけで香川が世界トップ10に入るのはどうも釈然としない。一体なぜそんなに売れるのだろうか? 「日本代表がW杯アジア予選で弱小国と試合をした後に、相手国の選手からユニフォーム交換をお願いされるシーンをよく見かけます。タイやシンガポールなど、あまりサッカーが強くないアジアの国のサッカーファンにとって、日本の選手たちは憧れなんですよ。ありがたいことに同じアジアである日本に誇りを持ってくれているんです。そのおかげで日本だけではなく、アジア中で日本人選手のユニフォームが購入されてこういう結果になるんです」(同) おそらく清武は自分が背番号10をもらういきさつを知っているはずだ。ただでさえプレッシャーのかかる背番号10だが、今回のようなケースで活躍できないと“マーケット要員”のレッテルをすぐに貼られてしまう。それでも清武は「この番号を背負うというのは10得点10アシストを目指すということ」と、意欲のほどを語っている。少し地味なイメージのある清武だが、実力は香川や本田にもまったく引けをとらない。背番号10がスペインで躍動する姿を心から願う。 (文=沢野奈津夫)『明日への足音』(小学館)
キャラクターの棲み分けが完璧! 本田圭佑、香川真司の“オフの過ごし方”の違いが話題!
6月7日のキリンカップ・ボスニアヘルツェゴビナ戦を終え、日本代表ヨーロッパ組の長く厳しいシーズンは幕を閉じた。と言っても、ヨーロッパの主要リーグは8月の末から9月の頭にかけて新しいシーズンが始まり、キャンプやチャンピオンズリーグ予備予選なども考えると、実質オフは2カ月もない。この短いオフでどうリフレッシュするかは、来シーズンのパフォーマンスに大きな影響を与えることになるだろう。 もちろん日本代表両エース、本田圭佑と香川真司の2人も現在オフを満喫中だ。しかし、その2人のオフの過ごし方が、見事にキャラクター分けされていると話題になっている。 「まず、本田のインスタグラムは英語で投稿されています。対する、自身の中学生時代の写真をアイコンにした香川のLINEブログは、日本語で今どきの若者らしく、くだけた文体になっています。肝心の内容は、本田が自身の持つ台湾のサッカースクールに顔を出せば、香川は大阪西成区のカレー屋に。本田がジャカルタでトレーニングを行えば、香川はドライブがてら思いつきでビール工場を見学したりと、見事にキャラクター分けされているんですよ。その後も本田はボストンでビジネスパーティを開き、バーモント州にある友人宅に遊びに行っていますが、香川は男6人でディズニーシーに行き『夢の時間』と語っています。絵に描いたようなセレブ生活を送る本田と、いつまでも庶民の気持ちを忘れない香川。この両極端のキャラクターを持っている2人がピッチ内では対等なんですから面白いですよね。『本田かっこよすぎる!』『香川は遊び方が中学生みたいでかわいい』と、それぞれ評判はいいようですよ」(スポーツライター) ヨーロッパのリーグは過密日程で本当に厳しい。秋から春にかけて心の休まる瞬間なんてほとんどないだろう。当然シーズン中は好きなものを食べることもできず、行きたいところにも行くことができない。せめて今ぐらいは思い思いに過ごし、2人には来シーズンからまたヨーロッパで暴れまわる姿を、日本中に届けてもらいたい。 (文=沢野奈津夫)香川真司オフィシャルブログより
ミラン・本田圭佑の恩師がカワイソウすぎる! ノーギャラ代表監督に、猫を助けて足粉砕……
ユーロ2016グループリーグ敗退が決定し、ロシア代表監督のレオニード・スルツキが辞任を表明した。その時のコメントが話題になっている。 「何があっても我々は監督を変えるべきである。ロシアサッカー連合も、これに答えなければならない」と、不甲斐ない結果に終わった自身の解任を要求する男気のある発言に見えるが、実はそうではない。この言葉は自身がおかれている環境に対してのSOSだった。 「ロシアサッカー連合は、2018年に行われるロシアW杯のために世界的な名監督であるファビオ・カペッロと長期契約を結びました。しかし結果は思うように出ず、昨夏カペッロを解任。早期の退任劇に伴う違約金は20億円を超えていました。その後、お金のないロシアサッカー連合が狙ったのがこのスルツキ監督なんです。スルツキは本田圭佑も所属していたCSKAモスクワを8年間も率いている名監督ですが、お金のないロシアサッカー連合は、なんと無報酬でスルツキに代表監督就任を要請したんです。それに応じたスルツキは当時『ロシアサッカー連合の現在を考えると、断ることができなかった』とコメントしています。結局、CSKAモスクワと代表を兼任することになったものの、結果は出ず。あまりにもの激務でこういう発言に至ったんでしょうね」(サッカーライター) 友人の猫を助けるために木に登り、落下して足を粉砕骨折したことが原因で19歳の若さで現役を引退しているスルツキ監督。頼まれたら断れない性格なのかもしれないが、今回は事が大きすぎたようだ。 (文=沢野奈津夫)
【サッカー・ユーロ2016】ドイツ代表監督が“チンポジ”直しを正式に謝罪! 余罪は鼻クソ?
ユーロ2016グループリーグ第一戦、ドイツ対ウクライナの試合でのある行動について、ドイツのヨアヒム・レーブ監督が記者会見で正式に謝罪した。 レーブ監督はこの緊迫したユーロの初戦の試合中、おもむろに自身のズボンの下に手を突っ込み“ポジション”を修正。さらにその手を臭いを嗅いでいるところまでカメラに捉えられてしまっていた。 レーブ監督は「映像を見直した。無意識でああいうことをやるときはある。それが起きた。申し訳ない」と、多くの報道陣の前で謝罪した。さらに「アドレナリンと集中だ。今後はもっと違う振る舞いをするように努める」と付け加えた。 「レーブはドイツ代表を10年も務めている名将中の名将です。しかも清潔感のある甘いマスクで女性人気も非常に高い監督ですね。しかし、過去にも鼻くそをほじって口に放り込んでいる映像が流れ、直後にその手でクリスチアーノ・ロナウドと握手を交わして話題になっています。ですが、完璧主義者のイメージが強いレーブだけに、今回の件でファンは親近感を抱いているみたいです。多くの報道陣の前でしっかりと謝罪しているところもいいですよね。『まさかちゃんと謝るとは!』『良い上司っぽい』『“違う振る舞い”というものを期待している』という声も上がっていますよ」(スポーツライター) ドイツ代表ルーカス・ポドルスキも、この件に関して「ときどきかくことくらいある。僕だってそうだし、君らの80パーセントもきっとやってるはず」と、笑顔で擁護している。ポドルスキは10番を背負いながらもウクライナ戦には出場する事ができなかった。しかし、それでも余裕のこの対応。相当チームの雰囲気が良い証拠だろう。開幕したばかりのユーロ2016だが、優勝候補筆頭ドイツの強さを垣間見る出来事だったのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)『パーフェクトマッチ ヨアヒム・レーヴ 勝利の哲学』(二見書房)
ブラジルがコパ・アメリカ敗退! 王国が中堅国に成り下がった理由とは?
12日に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ、グループリーグ第3戦。ブラジルはペルーに0-1で敗れ、大会から姿を消すこととなった。 話題になっているのは、75分のペルーFWラウール・ルイディアスの“神の手ゴール”だ。スローで見るとハッキリと右手で押し込んでいるのがわかるが、審判団による数分間の協議もむなしく、これがブラジルを大会から追い出す決勝点となった。 ジュビロ磐田でプレーをしていた経験のあるブラジルのドゥンガ監督も「手で決めたゴールで負けたのは初めてだよ」と怒りを爆発させている。ドゥンガ監督が怒るのは無理もないが、たった一つの誤審程度でサッカー王国ブラジルがグループリーグで敗退してしまうのは、ファンとしては少し寂しさも感じてしまう。ブラジルはいつだって、圧倒的な強さで相手を蹴散らしてきたからだ。 今では世界的なスター選手もネイマール1人しかおらず、W杯南米予選でも現在6位と、このままでは予選突破することさえできない。もはや中堅国と呼んでも過言ではないだろう。一体なぜ、ブラジルは急に弱くなってしまったのだろうか? 「最近こそ少し落ち目ですが、ブラジルはずっと経済成長を遂げていました。それによって子どもたちのハングリー精神が失われてしまったのが大きな原因のひとつですね。子どもたちは金持ちになりたかったらサッカー選手になるしかないと思っていましたが、他にも選択肢があることを知ってしまったというのもあると思います。ちょっと前のブラジル代表の選手たちは、みんな小さい頃の貧乏エピソードを持っていましたが、最近はあまり聞かなくなりました。今後は、もっと弱くなっていくこともありえますよ。ブラジルW杯2014でドイツに満員のスタジアムで7-1とボコボコにされたのをきっかけに、今の子どもたちはブラジルがサッカー王国だという自覚がないんです。今夏のリオ五輪も優勝できなかったら、その流れはさらに強まるでしょうね。古豪と呼ばれる日は近いかもしれません」(スポーツライター) 欧米では経済が豊かになるにつれてスポーツは発展してきたが、皮肉にもブラジルに関してそれは当てはまらないようだ。全てのW杯に出場を果たしている唯一の国であるブラジルは、果たして2018年ロシアW杯に出場できるのであろうか? (文=沢野奈津夫)『【サッカー/フットサル】ラウル・ルイディアス 神の手 ゴール コパ アメリカ 2016 ペルー vs ブラジル Raúl Ruidíaz goal Copa America - YouTube』(サッカー&トピックス)より
ブラジルがコパ・アメリカ敗退! 王国が中堅国に成り下がった理由とは?
12日に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ、グループリーグ第3戦。ブラジルはペルーに0-1で敗れ、大会から姿を消すこととなった。 話題になっているのは、75分のペルーFWラウール・ルイディアスの“神の手ゴール”だ。スローで見るとハッキリと右手で押し込んでいるのがわかるが、審判団による数分間の協議もむなしく、これがブラジルを大会から追い出す決勝点となった。 ジュビロ磐田でプレーをしていた経験のあるブラジルのドゥンガ監督も「手で決めたゴールで負けたのは初めてだよ」と怒りを爆発させている。ドゥンガ監督が怒るのは無理もないが、たった一つの誤審程度でサッカー王国ブラジルがグループリーグで敗退してしまうのは、ファンとしては少し寂しさも感じてしまう。ブラジルはいつだって、圧倒的な強さで相手を蹴散らしてきたからだ。 今では世界的なスター選手もネイマール1人しかおらず、W杯南米予選でも現在6位と、このままでは予選突破することさえできない。もはや中堅国と呼んでも過言ではないだろう。一体なぜ、ブラジルは急に弱くなってしまったのだろうか? 「最近こそ少し落ち目ですが、ブラジルはずっと経済成長を遂げていました。それによって子どもたちのハングリー精神が失われてしまったのが大きな原因のひとつですね。子どもたちは金持ちになりたかったらサッカー選手になるしかないと思っていましたが、他にも選択肢があることを知ってしまったというのもあると思います。ちょっと前のブラジル代表の選手たちは、みんな小さい頃の貧乏エピソードを持っていましたが、最近はあまり聞かなくなりました。今後は、もっと弱くなっていくこともありえますよ。ブラジルW杯2014でドイツに満員のスタジアムで7-1とボコボコにされたのをきっかけに、今の子どもたちはブラジルがサッカー王国だという自覚がないんです。今夏のリオ五輪も優勝できなかったら、その流れはさらに強まるでしょうね。古豪と呼ばれる日は近いかもしれません」(スポーツライター) 欧米では経済が豊かになるにつれてスポーツは発展してきたが、皮肉にもブラジルに関してそれは当てはまらないようだ。全てのW杯に出場を果たしている唯一の国であるブラジルは、果たして2018年ロシアW杯に出場できるのであろうか? (文=沢野奈津夫)『【サッカー/フットサル】ラウル・ルイディアス 神の手 ゴール コパ アメリカ 2016 ペルー vs ブラジル Raúl Ruidíaz goal Copa America - YouTube』(サッカー&トピックス)より
山口蛍が日本最速復帰希望も、セレッソはやんわり拒否?「ドイツ2部よりJ2を選んだらおしまい」の声も……
今年の初めにドイツのハノーバーに移籍した日本代表MF・山口蛍が、セレッソ大阪に復帰を希望しているという。山口はハノーバー1部残留の切り札と期待されたが、顔面骨折などで6試合の出場に留まり、結局ハノーバーは2部へと降格している。 セレッソ大阪の玉田稔社長は「できることはしてあげたい」と獲得の意思を見せるも、移籍後まだ半年という短い期間のためか「もう少し向こうで頑張ってみては?」と本人には欧州でのプレーを勧めたという。さらに高額な移籍金が発生する可能性もあり「お金もあるわけではない」とコメント。仮に実現しても、あまり前向きな獲得とは言えなそうだ。 「山口を売ってセレッソが受け取った移籍金は2億円といわれています。しかし、その間にセレッソも補強をしてお金を使っていますし、買い戻すための金額がそれ以下とも限りません。しかも、顔面骨折によりプレーの質が以前に比べて落ちている可能性もあります。セレッソからしたら損しかない獲得になるんですよ。駄目ならすぐに戻ってこれるという事例をつくると、これから海外移籍に挑戦する若手選手への悪い見本にもなってしまいます」(スポーツライター) ケガの治療期間なども考えると、チームに帯同した期間は3カ月程度だろう。いくら2部に降格してしまったとはいえ、日本に戻るには、あまりにも早すぎる。実際、ファンからも非難の声が上がっている。 「ケガの療養で日本に戻り、里心がついてしまったんでしょう。さらにチームメートだった清武弘嗣と酒井宏樹がハノーバーから離れてしまうことも原因と見られています。顔面の骨とともに心も折れてしまったということですね。ファンからは『寂しいだけ』『ただのドイツ旅行』『ドイツ2部よりJリーグ2部を選んだらもうおしまい』と、厳しい声が上がっています」(同) 25歳という年齢も若手とはいえず、ここで戻ってしまったら二度と欧州には渡れないだろう。日本中が期待する選手だけに、山口にはもう一度挑戦し、大きな成長を願いたい。 (文=沢野奈津夫)『フットボールサミット第30回 セレッソ大阪 返り咲くために』(カンゼン)
10億円減収“ジリ貧”Jリーグに、いったい何が? 放映権・年間130億円契約説の裏側とは
2013年当時、Jリーグ競技・事業統括本部長だった中西大介は「来シーズン、このままだとJリーグの収入が10億円単位で減る。“ゆでガエル”にならないために、2ステージ制にして、TBSから10億円を引っ張る」と語っていた。つまり「われわれが2ステージ制にする英断を行ったことで、各クラブへの配分金などを減らすことなくJリーグを維持できます」というアピールである。その中西は現在、Jリーグ常務理事にまで出世している。 そんな“ゆでガエル”状態のJリーグに「世界最大手のデジタル・スポーツコンテンツ配信会社パフォーム(本社ロンドン)が、複数年で年間130億円の大型契約を提示した」と、各スポーツ紙が報じた。報道の翌日に行われたJリーグ臨時理事会後の記者会見に出席した村井満チェアマンは「契約は、まとまっていない」としつつも、新契約への含みを持たせた。本当に10億円の減収だったJリーグが、130億円を手にできるのだろうか? サッカーライターに話を聞いた。 「Jリーグの放映権は、そもそもパフォームではなく、ソフトバンクが買いたいと言っていたんです。現在の放映権は年間約40億円。ソフトバンクは3倍の120億円を出すと言っていた。これは昨年から出ていた話で、ほとんどのサッカーライターは知っていました。でも、今のJリーグ幹部とスカパー!は蜜月ですし、ソフトバンクのような勢いのあるベンチャーは“怖い”んでしょう。Jリーグ幹部たちは、はやりは好きでも、新しい企業は好きではない。ネットメディアを認めず、FAXで取材申請させるアナログな人たちですから(笑)。そこで、ほかに120億円を出せる企業を探したのではないでしょうか」 確かに、パフォーム社はNTT、つまりドコモと組むという報道も出ている。ソフトバンクではなく、NTTに売りたいというJリーグの思惑が働いていると読むこともできる。いずれにしろ、40億円だった放映権が120億円を超えるということは、単純に計算すれば80億円の増収になるということである。 と、ここでひとつ疑問に思うことがある。そもそもそんな話があったのならば、Jリーグは2ステージ制にする必要もなかったのではないだろうか? 「13年の時点では、ソフトバンクも購入する意思を示していなかった。Wi-FiやLINEなどの無料通信のサービスの普及で、携帯キャリアは既存の通信料のビジネスモデルからの脱却を迫られており、新たなコンテンツを模索していた。そこで、ソフトバンクはプロバスケットと契約を結んだ。現在のプロバスケットには、元Jリーグチェアマンの川淵三郎がいます。そこで、川淵がJリーグの放映権の話をソフトバンク側に提案したのではないでしょうか。13年に2ステージ制を主導したJリーグ事務局員たちには、将来的なJリーグの市場価値を見る目も、川淵のような営業力もないということです。基本的に殿様商売で、待ちの姿勢です。Jリーグ事務局が40億円の価値と思っていたものが、周囲に120億円と評価されたワケです。これはひとえに指導者や選手の努力の賜物で、Jリーグ事務局のアジア戦略やらタレント広報部長は何の意味があったんでしょうね(笑)」(同) 今回の契約は、13年に2ステージ制を主導したJリーグ事務局員たちの無能さを白日の下に晒す結果となった。2ステージ移行後に出世した事務局員たちは、説明責任を果たすのだろうか? 弱腰のサッカーメディアが追及しなくとも、2ステージ反対デモを行ったサポーターたちは黙っていないだろう。 (文=TV Journal編集部)Jリーグ公式サイトより






