【アジアカップ】サウジアラビア戦、最高視聴率22.4%でもテレ朝が喜べないワケ

 21日に行われた、サッカーアジアカップ決勝トーナメントの1回戦、サウジアラビア相手に1点を守り切った日本代表が準々決勝への切符を手にした。

 今大会の日本代表には、2010年から日本代表をけん引してきた本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の“ビッグ3”が選出されなかったこともあり、「日本代表人気に陰りが見えるのでは?」という声もあった。

 しかし、フタを開けてみれば、やはり日本代表ブランドは強かった。テレビ朝日系で放送されたトルクメニスタン戦の平均視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、オマーン戦は14.3%、ウズベキスタン戦は13.7%、そしてサウジアラビア戦も14.6%を獲得した。

 次戦となる準々決勝の相手がベトナムということを考えると、日本代表は準決勝まで進める確率が高い。甲子園や高校サッカーなどトーナメント好きの日本人の嗜好からすれば、徐々に視聴率は上がってくるはず。テレ朝もウハウハなのではと思いきや、そうでもないようだ。

「サウジ戦の14.6%ですが、日本時間で20時キックオフということを考えると、もっと伸びてもよかったと思います。次戦は22時キックオフですし、準決勝は23時キックオフと、高視聴率を望める時間帯ではなくなります。さらに気になったのが、サウジ戦の瞬間最高視聴率の時間です。22.4%を獲ったのは、21時51分だった。試合が終了した時です。つまり、試合結果だけにしか興味がない層も多いということです」(テレビ局関係者)

 要は、森保ジャパンの試合結果に興味はあるが、試合内容まではチェックしなくていいという層がいるということだ。なぜ、そのような現象が起きているのか?

「さまざまな要因がありますが、グループリーグの試合が単純に面白くなかったからでしょう。サウジ戦もポゼッション率はたったの23.7%。7割はサウジがボールを保持し、日本はそれを防ぐ格好になっていた。ポゼッションでサッカーをするわけではありませんが、単純に攻撃を観たい一般ファン層からすれば、物足りなく感じるのも当然です。魅力的なサッカーをしなければ、ファンは増えません」(サッカーライター)

 とはいえ、勝ち続ければ話題性から民放番組でも取り上げられ、比例するように視聴率は上がるだろう。逆に言えば、勝たなければ、ファンの記憶には何も残らない。

 アジアカップで優勝するにしろ、散るにしろ、W杯公式SNSのアンケートでベストバウトにも挙がった日本×ベルギー戦のような戦いを見せてほしいものだ。

(文=TV Journal編集部)

「今夜のサウジ戦がヤマ」サッカー日本代表、コンディションはまだ上がり切らず……?

 AFCアジアカップ2019UAEのグループリーグを、日本代表が全勝で突破した。とはいっても、日本代表は同大会のグループリーグで8大会24試合無敗、森保一監督率いる“森保ジャパン”が強さを見せつけたというわけではない。むしろ、どちらかというと、グループリーグのパフォーマンスは低かった。

 アジア各国は日本に対し、後方にブロックを作り、全員で守備をする引いたサッカーをしてくる。そこから得点を奪うために、中央へのクサビからのコンビネーション、逆サイドクロス、サイドバックからのハイクロス、バックラインからの裏へのロングパスなどを用いていたが、どれも精度は低く、最終的には個人の能力差で得点を奪っていたようなものだ。

 日本が今後ぶつかるのは、本日のラウンド16でサウジアラビア、準々決勝でベトナム、準決勝では力関係で予測するとイラン、そして決勝の相手になりそうなのは韓国かオーストラリアだろう。

 当然ではあるが、グループリーグよりもレベルは上がる。準決勝からはW杯のような同格同士のガチンコ勝負になるが、ラウンド16や準々決勝の相手はグループリーグの相手のように引いてくるはず。

 サウジアラビアやベトナムの“カウンター狙い”にハマり、得点を奪われてしまうと、引いた彼らから得点を奪えそうな機会は少ない。PK戦などにもつれ込めば、前回大会のように準々決勝で敗退する可能性は高まる。

 そんな日本代表は、サッカーライターたちの目に、どのように映っているのだろうか?

「確かにグループリーグのパフォーマンスは高くありませんでしたが、それはコンディションに起因している部分もあります。決勝までの道のりを考えると、アジアカップは1カ月近くあります。この間、コンディションをずっとハイに持っていくのは難しく、おそらく準々決勝から上げ、準決勝と決勝がピークになるようにコントロールしているはずです。そういった意味では、グループリーグより確実にパフォーマンスは上がると思います」

 ほかのサッカーライターたちもこのように口をそろえており、日本代表のグループリーグでの戦いに悲観する必要はなさそうだ。ただし、「ロシアW杯のドイツ代表やブラジル代表のように、コンディションが上がらないまま敗戦してしまう国もあります。そういった意味でも、コンディションが上がりきっていないサウジアラビア戦は肝となりそうです」とのこと。

 今夜の一戦を越えられれば、優勝はグッと近づくであろう。

(文=TV Journal編集部)

実は“お茶目キャラ”!? 西野朗前サッカー日本代表監督との対談で見せた、岡田武史の名司会者ぶり

 アジアカップが幕を開け、日本代表は初戦のトルクメニスタンに先制を許しながらの逆転勝利。解説を務めた松木安太郎の声が早速枯れるほどの熱戦だった。ロシアW杯後に就任した森保一監督のもとで戦う日本代表は得点シーンも多く、見ていて実に楽しい。

 このアジアカップへ向けた認知度アップのためなのか、年末年始はサッカー関係者のテレビ出演やサッカー企画で盛り上がる番組をよく見かけた。中でもぜいたくな作りだったのが、1月2日に放送されたNHKのBS1スペシャル『激白!西野朗×岡田武史~サムライブルーの未来~』だ。

 W杯で指揮を執った2人の日本人監督、岡田武史(1998年フランス、10年南アフリカ)と西野朗(2018年ロシア)。早稲田大学の先輩(西野・63歳)・後輩(岡田・62歳)という40年以上の関係性を持つ2人のビッグ対談が実現した。

 思えば、1年前はまだハリルジャパン。そこから、W杯直前での電撃解任と、突如就任した西野監督のもとでの奇跡的な大躍進はまだ記憶に新しい。番組では、そのW杯直前での異例の監督交代劇にも言及。岡田氏はこれについて日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長から事前に相談されていたことを明かし、「いや、今の時期はない」と反対していたと告白。後任候補だった西野氏は「身を隠してくれ」と言われて都内ホテルに潜伏していたことなど、あらためて当時の知られざる裏事情が垣間見えた。

 もちろん、そういった裏事情も興味深かったのだが、この対談で注目すべき点は別にあった。岡田武史というお茶目キャラクターの存在だ。とにかくボケる場面が多く、西野氏とのデレっぷりが、なんともいえずほほえましかったのだ。

 番組冒頭から、「納得できないのは(自分よりも1歳上の)西野さんが後輩に見られること。そんなに俺老けてる?」と切り出したかと思えば、「どこ見てんのよ」と広い額を押さえて、しっかりつかみはOK。

 その後も、

「フェアプレイポイント(ロシアW杯から導入された、警告や退場による累計ポイント制度)、知ってたの?」

「さすが、プリンスだなぁ」

「鈍感な西野さんでも感じるの?」

といった具合に、西野氏の発言や行動にしっかり反応。先輩にその質問する!? と驚く場面も多かった。

 W杯で2得点を挙げてヒーローになった乾貴士の話題になると、「あいつは天才だよね。(横浜F・マリノスの監督時代に)乾はどうしても欲しい、と獲ってもらったんです。で、俺が辞めちゃうというね」と、おそらく鉄板ネタにしているであろうトークを披露。田嶋会長からのビデオメッセージには、「会長、太ったねぇ。で、どうです?」と先輩西野さんへ雑なフリ。しかも、お菓子を食べながら。

 誤解されないよう付け加えておくと、これらの岡田氏の言動はどれも嫌みではなく、むしろ温かな空気感を生み出す、いいアクセントになっていた。そして、こういったボケの合間合間に、さりげなく名言や含蓄のある発言を挟み込んでくるから気が抜けない。

 たとえば、「世紀の大ばくち」とも称されたW杯ポーランド戦、最後の10分間の戦い方について。

「僕らの仕事はある意味、答えのないことを決断すること。ギャンブルと一緒なんです。ギャンブルは勝つか負けるかだけ。どちらが正しいか間違いかじゃない。でも、負けた人に限って『正しいかどうか』を言う。西野さんはあの場にいて、決めるのは直感。何かを感じて、結果、勝った。それがすべてだと思うんです」

「(日本のサッカーは)みんなでレンガを積んでいる。レンガをまっすぐに積むと絶対にどこかで倒れるから、誰かが横に積むんです。でも、横に積んだ人は評価されない。ただ、このレンガがないと絶対に上には積めないんだ。西野さんは上にも積んだけど、横にも積んだと思うんです。ポーランド戦の負け、というのはさらに上に積むための新たな土台にきっとなるはず。日本のサッカーは、そういう積み重ねがしっかり出ていると思いますよ。あの10分も、しっかりレンガを積んでいる」

 このわずか数分前に、「フェアプレイポイント、知ってたの?」とからかってみせた人物とは思えない“重み”と“将来への展望”を感じさせる解説は、番組にしっかりと品格をもたらしていた。

 このように、ボケで興味を引きつけたかと思えば、深慮遠謀を感じさせる言葉で議論に膨らみを持たせ、それを適度な間隔で繰り返すという名司会ぶり。南アフリカW杯前にテーマとして掲げた「接近・展開・連続」を思い出したのは偶然だろうか。

 昨年、JFA副会長の職を自ら辞し、今はFC今治のオーナー業務に専念する岡田氏。だが、この話術と築き上げてきたサッカー界の太い人脈を生かして、他のトーク番組の司会を任せても面白いと思うのだが、どうだろう?

 今、改めて盛り上がりを見せるサッカー日本代表周辺だが、それは勝利が続いているから。結果が伴わなくなったとき、また人気低迷の危機を迎えても不思議ではない。そのためにも普段からサッカーの奥深さ、楽しさを言語化できる人材をもっと大切にすべき、と思った次第。松木の面白解説もいいけれど、「なるほど、そういう視点があるのか」という新たな角度を提示してほしいのだ。その適任者こそ、岡田武史なのではないだろうか。

 最後に、番組での岡田語録から、新年にふさわしい前向きな言葉を記したい。

「遠くの夢を追って、近くの目標を見つめて、今できる足元のことをやれ」

(文=オグマナオト)

実は“お茶目キャラ”!? 西野朗前サッカー日本代表監督との対談で見せた、岡田武史の名司会者ぶり

 アジアカップが幕を開け、日本代表は初戦のトルクメニスタンに先制を許しながらの逆転勝利。解説を務めた松木安太郎の声が早速枯れるほどの熱戦だった。ロシアW杯後に就任した森保一監督のもとで戦う日本代表は得点シーンも多く、見ていて実に楽しい。

 このアジアカップへ向けた認知度アップのためなのか、年末年始はサッカー関係者のテレビ出演やサッカー企画で盛り上がる番組をよく見かけた。中でもぜいたくな作りだったのが、1月2日に放送されたNHKのBS1スペシャル『激白!西野朗×岡田武史~サムライブルーの未来~』だ。

 W杯で指揮を執った2人の日本人監督、岡田武史(1998年フランス、10年南アフリカ)と西野朗(2018年ロシア)。早稲田大学の先輩(西野・63歳)・後輩(岡田・62歳)という40年以上の関係性を持つ2人のビッグ対談が実現した。

 思えば、1年前はまだハリルジャパン。そこから、W杯直前での電撃解任と、突如就任した西野監督のもとでの奇跡的な大躍進はまだ記憶に新しい。番組では、そのW杯直前での異例の監督交代劇にも言及。岡田氏はこれについて日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長から事前に相談されていたことを明かし、「いや、今の時期はない」と反対していたと告白。後任候補だった西野氏は「身を隠してくれ」と言われて都内ホテルに潜伏していたことなど、あらためて当時の知られざる裏事情が垣間見えた。

 もちろん、そういった裏事情も興味深かったのだが、この対談で注目すべき点は別にあった。岡田武史というお茶目キャラクターの存在だ。とにかくボケる場面が多く、西野氏とのデレっぷりが、なんともいえずほほえましかったのだ。

 番組冒頭から、「納得できないのは(自分よりも1歳上の)西野さんが後輩に見られること。そんなに俺老けてる?」と切り出したかと思えば、「どこ見てんのよ」と広い額を押さえて、しっかりつかみはOK。

 その後も、

「フェアプレイポイント(ロシアW杯から導入された、警告や退場による累計ポイント制度)、知ってたの?」

「さすが、プリンスだなぁ」

「鈍感な西野さんでも感じるの?」

といった具合に、西野氏の発言や行動にしっかり反応。先輩にその質問する!? と驚く場面も多かった。

 W杯で2得点を挙げてヒーローになった乾貴士の話題になると、「あいつは天才だよね。(横浜F・マリノスの監督時代に)乾はどうしても欲しい、と獲ってもらったんです。で、俺が辞めちゃうというね」と、おそらく鉄板ネタにしているであろうトークを披露。田嶋会長からのビデオメッセージには、「会長、太ったねぇ。で、どうです?」と先輩西野さんへ雑なフリ。しかも、お菓子を食べながら。

 誤解されないよう付け加えておくと、これらの岡田氏の言動はどれも嫌みではなく、むしろ温かな空気感を生み出す、いいアクセントになっていた。そして、こういったボケの合間合間に、さりげなく名言や含蓄のある発言を挟み込んでくるから気が抜けない。

 たとえば、「世紀の大ばくち」とも称されたW杯ポーランド戦、最後の10分間の戦い方について。

「僕らの仕事はある意味、答えのないことを決断すること。ギャンブルと一緒なんです。ギャンブルは勝つか負けるかだけ。どちらが正しいか間違いかじゃない。でも、負けた人に限って『正しいかどうか』を言う。西野さんはあの場にいて、決めるのは直感。何かを感じて、結果、勝った。それがすべてだと思うんです」

「(日本のサッカーは)みんなでレンガを積んでいる。レンガをまっすぐに積むと絶対にどこかで倒れるから、誰かが横に積むんです。でも、横に積んだ人は評価されない。ただ、このレンガがないと絶対に上には積めないんだ。西野さんは上にも積んだけど、横にも積んだと思うんです。ポーランド戦の負け、というのはさらに上に積むための新たな土台にきっとなるはず。日本のサッカーは、そういう積み重ねがしっかり出ていると思いますよ。あの10分も、しっかりレンガを積んでいる」

 このわずか数分前に、「フェアプレイポイント、知ってたの?」とからかってみせた人物とは思えない“重み”と“将来への展望”を感じさせる解説は、番組にしっかりと品格をもたらしていた。

 このように、ボケで興味を引きつけたかと思えば、深慮遠謀を感じさせる言葉で議論に膨らみを持たせ、それを適度な間隔で繰り返すという名司会ぶり。南アフリカW杯前にテーマとして掲げた「接近・展開・連続」を思い出したのは偶然だろうか。

 昨年、JFA副会長の職を自ら辞し、今はFC今治のオーナー業務に専念する岡田氏。だが、この話術と築き上げてきたサッカー界の太い人脈を生かして、他のトーク番組の司会を任せても面白いと思うのだが、どうだろう?

 今、改めて盛り上がりを見せるサッカー日本代表周辺だが、それは勝利が続いているから。結果が伴わなくなったとき、また人気低迷の危機を迎えても不思議ではない。そのためにも普段からサッカーの奥深さ、楽しさを言語化できる人材をもっと大切にすべき、と思った次第。松木の面白解説もいいけれど、「なるほど、そういう視点があるのか」という新たな角度を提示してほしいのだ。その適任者こそ、岡田武史なのではないだろうか。

 最後に、番組での岡田語録から、新年にふさわしい前向きな言葉を記したい。

「遠くの夢を追って、近くの目標を見つめて、今できる足元のことをやれ」

(文=オグマナオト)

1月のアジアカップにすべてが懸かっている!? 2019年のサッカー界はどうなる?

 冬が続いていた日本サッカー界(参照記事1)だが、2016年には「日本サッカー界の春」の訪れが感じられ、17年も明るい兆しが見られた(参照記事2)。

そんな流れで迎えた18年だが、立ち上がりから日本サッカー界のシンボルである日本代表がつまずく。3月に行われた欧州遠征では、格下マリに1-1で引き分けるのがやっと。ウクライナには1-2で敗戦し、かつ内容のない試合に終始したことでハリルホジッチ監督解任論が噴出した(参照記事3)。

 選手たちからの求心力が低下したことを受け、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、FIFAワールドカップ2018ロシア大会2カ月前のタイミングで電撃的にハリル監督の解任を決断した。

 この、田嶋会長の一か八かの賭けが、吉と出た。ロシアW杯では、ハリル元監督時代に重用されていなかった柴崎岳や乾貴士、香川真司が大活躍する。さらには、チームメイトとの不仲がウワサされていた本田圭佑が得点を決め、グループリーグを見事突破。西野朗前監督は、ハリル元監督のように無理に裏にボールを蹴らせず、速攻が難しいと選手が判断した際は、ポゼッションに切り替えるサッカーで選手たちに輝きを取り戻した。高い位置からのプレッシングを武器に、前評判を覆す戦いを見せる。ラウンド16のベルギー戦では2-3で敗れたものの、世界中から称賛を受けた。

 その流れを維持するため、ロシアW杯後の日本代表にはコーチを務めていた森保一監督が就任し、西野前監督時代の流れを堅持する一方で、世代交代にも取り掛かる。その結果、香川、本田、岡崎慎司の“ビッグ3”に代わるセット、中島翔哉、南野拓実、堂安律の“NMDトリオ”を見いだした。

 ブランディングを取り戻した日本代表に呼応するように、Jリーグも盛り上がりを見せた。5月にスペイン代表でFCバルセロナのレジェンドでもある世界的スターのアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸に加入。7月には同じくスペイン代表のストライカーだったフェルナンド・トーレスがサガン鳥栖に。イニエスタのJリーグ参戦は、ジーコがJリーグ開幕前に鹿島アントラーズに加入したことよりも驚きだった。トーレスとイニエスタのJリーグ参戦により、欧州サッカー以外に見向きもしなかったファンたちがJリーグの試合に詰めかけた(参照記事4)。

 11月には、日本サッカー界の盛り上がりを加速させるかのように、鹿島がAFCアジアチャンピオンズリーグを制覇し、FIFAクラブワールドカップ2018UAEの出場権を獲得する。準決勝ではレアル・マドリードとぶつかり、16年のリベンジが期待されたが、結果は惨敗に。さらに、3位決定戦でもリーベル・プレートにボロ負けし、18年のサッカー界のカレンダーが終了した。

 では、この流れを受け、2019年のサッカー界はどうなるのか? サッカーライターに聞いた。

「19年は1月にAFCアジアカップUAE2019が行われますが、最低でもベスト4までは進んでもらわないとサッカー界は盛り上がりません。やはり、勝たないと盛り上がらないのが現状なんです。それを物語っていたのが、今年のクラブW杯です。鹿島がボロ負けしたため、テレビなどでも取り上げられず、一般層を巻き込めなかったですよね? 19年のサッカー界は、1月の日本代表にすべてが懸かっているといっても過言ではありません」

 2大会ぶりのアジアカップ制覇に臨む日本代表に、19年のサッカー界の命運は懸かっているようだ。

(文=TV Journal編集部)

スコア以上の大惨敗! レアルは鹿島アントラーズをナメていた?

 20日に行われたFIFAクラブワールドカップUAE2018準決勝のレアル・ マドリード×鹿島アントラーズ戦だが、結果は3-1でレアルの勝利となった。欧州王者のレアルに対し、Jリーグチームが3-1というスコアで終わらせたと聞くと、そこまで悲観的に感じないかもしれないが、実際は3-1で“済んだ”という内容だった。

 立ち上がりからレアルの動きは鈍く、テレビ解説を務めたサッカー元日本代表監督の岡田武史氏が「ウォーミングアップをしていないのでは?」と疑うほど低調なパフォーマンスに終始する。

 動きの重いレアルに対し、鹿島は開始直後にコーナーキックから決定的なチャンスをつかむが、得点には至らず。そして、鹿島もレアルに合わせてしまい、ペースダウンしてしまう。

 そして、35分を過ぎると、レアルの体が徐々に動き始め、44分にベイルが先制ゴールを決める。ここからレアルのギアが上がると思いきや、後半に入ってからも迫力のある攻撃は見られず。それでも53分、さらに55分には「鹿島のナンセンスな守備」(スペイン紙)をつき、計3得点を奪って試合を決めた。鹿島は78分に土居が1点奪ったものの、最後までレアル選手たちから本気の表情はうかがえなかったように見えた。

 岡田氏や同じく解説を務めた元日本代表の城彰二氏が指摘したように、レアルは鹿島をナメていたのか? サッカー関係者に訊いた。

「試合が動くというのは、自分のポジションを離れ、味方を追い越す動きをした時が多いんです。でも、レアルには、ほとんどそういった動きがなかったですよね。特に前半は、攻守両面で個々がポジション周りでプレーするだけで、鹿島にプレッシャーもかけていなかった。レアルがそういったチームというのを加味しても、緩かった。意識的に手を抜いたわけではないと思いますが、6~7割で試合に入り、そのまま試合が終わったといった感じでしょう。3得点奪って試合が決まった後に、セルヒオ・ラモスが自分も得点に絡みたくてオーバーラップしたシーンがありましたが、あのシーンがレアルの試合に対する意識を物語っていたように感じます」

 そんなレアルに対して、鹿島の選手たちは「子どものように扱われた」と力の差を痛感していた。

 今季、鹿島の選手たちが、リーグの運営体制や審判団に対して「欧州と比べて」と苦言を呈するコメントを多く残していたが、そもそもでJリーグ選手たちのレベルも欧州と比べて劣っていないのだろうか? 他人にレベルアップを促すだけでなく、自分たちの立ち位置を見つめ直すことが大切と教えられた試合ではないか。

(文=TV Journal編集部)

Jリーガー“泥沼民事訴訟”の行方……セカンドキャリアを暗転させる「投資トラブル」の罠

 サッカーJ1リーグ・ヴィッセル神戸DFの伊野波雅彦が、今シーズン限りでJ2・アルビレックス新潟を退団・現役引退したMFの梶山陽平に民事訴訟を起こされたことがわかった。

 昨年8月、伊野波は友人の実業家が運用する「月利7%」という高配当を謳った投資に、「大丈夫だから」「万が一の時はオレが保証する」などと、梶山を勧誘。当初は配当はあったものの、今年6月以降は配当が停止。伊野波は梶山に「元本は必ず(実業家から)返させる」と請け合い、実業家に対応を迫ったが、「投資リスクが顕在化して配当できない」と主張され、返金を拒否されてしまう。そのうち実業家と音信不通となり、事態が改善されないまま、梶山が投資によって2,500万円を失ったとして損害賠償を請求する裁判を起こした、というのが事の次第。

「伊野波は2014年のブラジルW杯代表、梶山も2008年の北京五輪代表に選ばれるなど、いずれも国内では屈指の好選手でした。同い年で、かつて在籍したFC東京ではチームメイトとして仲がよかった2人が、金銭をめぐって争いを繰り広げてしまうのは、本当に残念です」(サッカーライター)

 最近は、Jリーガーの投資トラブルが相次いでいる。

 先頃、女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」の建設・管理に関わるスマートデイズが経営破綻し、シェアハウスのオーナーへの賃料が未払いとなる事態が、スルガ銀行の不正融資とともに発覚して、世間を騒がせた。被害に遭った多くの個人投資家が悲鳴を上げる中、昨シーズンにJ1・ベガルタ仙台で現役引退したFWの平山相太も、このシェアハウスに投資して損害を被っているという。

「被害額は1億円以上と聞いています。超高校級プレーヤーとして注目を集めたものの、プロ入り後は尻すぼみとなり、早すぎる引退を余儀なくされた平山としては、これから長い人生の生活設計を考えると、大きな痛手です。物心ついた頃からサッカーしかしてこなかったため知識もないのに、投資に手を出してしまったのが、運のつきでしたね。伊野波と梶山にしてもそうです。月利7%なんて、あり得ないほどの高配当な上、投資に“絶対”はないのに、ウサン臭い儲け話に安易に乗ってしまう。彼らに投資リテラシーがないのは明白です」(同)

 もっとも彼らとて、好きで投資話に乗ったわけではないだろう。現役引退後の生活を考えると、やむにやまれぬ気持ちだったに違いない。

「Jリーガーの収入はプロ野球選手に比べて、決して高額ではないですからね。プロ野球選手の平均年俸が3,826万円であるのに対し、J1プレーヤーが2,313万円(ともに17年)。しかも、プロ野球は外国人選手を除いた数字ですが、J1は外国人を含んでいますから、日本人Jリーガーの収入はもっと低いはず。代表選手でも、Jリーガーの最高年俸は槙野智章(浦和レッズ)の1億円どまり。年俸数千万円の代表選手なんて、ゴロゴロしていますよ。加えて、現役引退年齢が平均26歳と、Jリーガーの選手寿命は短い。現役時代に稼いだお金を引退までにできるだけ増やしておきたい、と思うのは人情でしょう」(同)

 くだんの裁判は、第1回口頭弁論が4日に東京地裁で開かれた。友人の実業家に“広告塔”として利用された可能性が高い伊野波だが、実業家に対する債権回収に巻き込まれた不当な訴訟であり、法的責任は一切ないとして、裁判所に請求棄却を求めている。

 今後の展開が注目されるところだ。

三竿の「日程鬼だよ」発言が影響!? 鹿島アントラーズの選手たちはなぜ、日本代表から干されたのか

 来年1月5日から開催されるAFCアジアカップUAE2019に臨む、サッカー日本代表メンバーが発表された。

 森保一監督就任以降、招集されていない本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の「ビッグ3」のうち、「香川は代表復帰するのでは?」という報道もあったが、結局、全員落選となった。

 変わって新たなスターに名乗り出ている中島翔哉、南野拓実、堂安律の「NMDトリオ」は当然のメンバー入り。その他の顔ぶれも、森保監督が今まで起用してきた選手が並び、サプライズはゼロだった。

 そんな中、今回のメンバー選考は別の意味で注目を集めている。今年のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇した鹿島アントラーズから、誰一人として選出されなかったのだ。

 鹿島には、今年行われたFIFAワールドカップ2018ロシア大会で活躍した昌子源、森保監督も日本代表で起用していた三竿健斗らがいる。そんな彼らが選出されなかったことに、サッカーファンの間ではある疑惑がささやかれている。

 三竿は、ACL優勝後に自身のInstagramに「#日程鬼だよ #決勝の間に試合はダメだよ #中2日で1試合目もダメだよ #そんなにタイトル獲らせたくないのね #誤審やたら多いしね #そんなことしても俺らは勝つよ」とJリーグや日本サッカー協会(JFA)を批判するような内容を投稿(参考記事)。また、この試合の帰途のドバイで別の選手が泥酔して飛行機を足止めさせるトラブルを起こしていたと、「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた。

 そういった行いが、JFAの管轄である日本代表選出に影響したのでは? という臆測を生んでいるのだが、実際はどうなのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「確かに森保氏は規律に厳しい監督です。選手たちの姿勢も監視しており、たとえば交代させられたことに明らかに不満を見せるような選手は選出しないでしょう。ですが、三竿の発言や『文春』の記事を理由に、鹿島の選手たちを選ばなかったということはないでしょう。今年の鹿島はACLだけでなく、天皇杯も準決勝まで勝ち残っていました。そして、12月半ばからFIFAクラブワールドカップにも出場します。これは近年まれに見るハードスケジュール。1月のアジアカップに鹿島の選手を選出すると、彼らはオフがないまま、2019年シーズンを迎えることになる。鹿島の選手を選ばなかったのは、単純に彼らを休ませるためだと思いますよ」

 三竿の「日程鬼だよ」を、ある意味で考慮してくれたということのようだ。とはいえ、鹿島の選手たちは、それでもアジアカップに出たかったであろう。口は災いの元である。

(文=TV Journal編集部)

柏レイソルまさかのJ2降格! 原因は監督の“指導経験不足”と“謎人事”!?

 サッカーJ1リーグ戦が終了し、J2に降格する2チームが決定した。

 開幕前にサッカー関係者に取材したところ、「今季は降格チームを予測するのは難しい」という声ばかりだった。そんな中でも真っ先に名前が挙がっていたV・ファーレン長崎(参照記事)は、やはり降格が決定した。

 そして、もうひとつは、誰もが予想しない結末となった。なんと昨シーズン4位、今季はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場していた柏レイソルがJ2降格することになったのだ。

 開幕前に柏降格を予想した関係者は皆無に等しい。にもかかわらず、なぜ柏は降格することになったのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「2012年のガンバ大阪、14年のセレッソ大阪がACLとリーグ戦の並行した戦いに苦戦し、柏と同様にJ2降格しました。この4チームに共通しているのは、監督のトップレベルでの指導経験不足です。柏の下平隆宏監督は、ユースから経験を積み、16年から柏の監督として、チームを強くはしました。ただし、ACLのような過密スケジュールをこなす、強豪クラブとしての監督経験は初となります。選手を補強するだけではなく、ACLや海外での経験豊富な参謀をスタッフ側にも雇うべきでした」

 今季の柏は、勝ち試合が引き分けに終わるなどスタートダッシュに失敗。3月から4月にかけてACLの試合が続くと、ACLでもリーグ戦でも連勝できずに連敗を喫する試合が続く。そして、ロシアW杯中断期間前に下平監督を解任し、加藤望ヘッドコーチを監督に内部昇格させた。

 だが、加藤監督は09年から別のチームでコーチを務めていたものの、トップレベルのチームで経験を積んでいたわけではない。また、柏のコーチに就任したのは今季からであり、求心力があるわけでもない。

 それを物語るように、柏は中断期間開けからの試合で4連敗を喫している。ぶっちぎりの降格圏内だった名古屋グランパスが連勝し始めたのと対照的である。

 さらに、解任した下平前監督を強化チームダイレクターに就任させるという、謎の人事もあった。これでは危機感も生まれない。

 この理由を、柏の瀧川龍一郎社長は「クラブになんらかの形で下平氏の知見は必要だと判断して残した」と説明した。その理屈は理解できるが、下平氏は来季から柏を離れて別のクラブの監督に就任するという報道も出ている。であるならば、解任時にチームから離脱させるべきだったし、他クラブに流出したアカデミー経験のある指導者を招へいする手だってあった。

 このすべてにおいて中途半端な人事が、そのまま戦績に表れた。名古屋との直接対決に敗れ、そのままの流れで入れ替わるようにJ2降格してしまったのだ。

 もちろん、柏には運がなかった部分もある。しかし、中断期間の処方箋の人事がベストだったとは思えない。そんな今後の柏はどうなるのか?

「柏の社長は日立製作所からの天下りで、2~6年任期で退任するサッカー経営者としてはド素人。柏の命運を握るのはゼネラルマネージャーですが、先日就任した布部陽功さんはトップの立場で結果を残してきたわけではないので、未知数です」(前出ライター)

 柏関係者も不安の色を見せている。

(文=TV Journal編集部)

丸山桂里奈、交際遍歴のミステリー「歴代彼氏8人で経験人数7人」って、どういうこと!?

「1人減ってないか?」と、ネット民からは鋭い指摘も飛んでいるようだが……。

 元なでしこジャパンの丸山桂里奈が、11月30日放送の『金曜☆ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演。この日の企画は「NGなし女性タレント全員集合SP」で、鈴木奈々や藤田ニコルなど、どんな仕事も嫌がらずに挑むタレントが集まり、お互いの本音をぶつけ合う中、丸山が男性との“経験人数”をズバリ答える一幕があった。

「バカリズムから経験人数を聞かれた丸山は『7人です』と即答。これにバカリズムが『すっと言いましたね。何の躊躇もなく』と驚いたことで、対抗心を燃やした鈴木が『言わせてください! 6人です』とカミングアウトするおまけもつきました(笑)」(テレビ誌ライター)

 丸山といえば、「私は来るもの拒まずですから。(アプローチに)来られたら1回は受け入れるって決めてます」「(エッチのときのBGMは)ジャングルのアニマルサウンドが闘争心をかき立てるからいい」など、あらゆる番組で下ネタトークを繰り広げてきた。中でも最も強烈だったのが、「歴代彼氏に全裸写真を撮られている」との告白だった。

「東スポのインタビューでこの件を聞かれた丸山は、事実だと認めた上で『なぜかみんな私がお風呂から上がってスッポンポンの姿を撮るんですよ』と明かしています。さらに、歴代彼氏の人数については『8人』と答え、『彼らが撮影したのは確定しています』と宣言。一部報道では、そのうちの1人はデート現場が目撃されていた俳優の佐々木蔵之介だといわれています。今回の経験人数7人とは数が違っていますが、丸山の発言から察すると、裸の写真を撮影した歴代彼氏の1人はベッドインには至っていないということになりますね」(週刊誌記者)

 その1人が佐々木なのかどうか、「NGなし」であるなら、その点もバカリズムに聞いてもらいたかったものだ。