元日本代表MFが森保ジャパンを辛口批評「選手交代がヘタすぎる!」

 2022 FIFAワールドカップカタール大会を目指す戦いが始まった。日本を含めた34チームはアジア1次予選を免除され、2次予選からの登場。とはいえ、現在の日本の実力からすれば、2次予選もウォーミングアップのようなものだ。

 実際、10日に行われた2次予選初戦のミャンマー戦も2-0と数字上は僅差での勝利だったものの、内容はシュートを30本も浴びせる日本の圧勝だった。

 そんな森保一監督率いる日本代表を、元日本代表選手はどのように見ているのか? テレビでコメンテーターとしても活躍する元MFに、オフレコで話を聞いた。

「選手交代が気になりますよね。タイミングが遅いのはもちろんだし、同じ特徴を持った選手同士を代えるというスタンダードな交代しかしない。今の代表には、原口元気のようなウィングバックもできる選手がいるのだから、3-5-2に切り替えることもできるでしょう。さらに言うと、チームの肝は大迫勇也だけど、その代わりが誰もいない。大迫の代わりを探すためにも、交代枠をもっと有意義に使ってほしい」

 温和な雰囲気とは違い、口から出てきたのは、意外にも手厳しい意見だった。振り返れば、ブラジルW杯の際のアルベルト・ザッケローニ元監督も、選手交代で後手に回ることが多かった。それは、ロシアW杯ベルギー戦での西野朗前監督も同様だ。

 一方で、東京五輪に関しては、期待の声が上がった。

「これまでの五輪は、日本サッカー協会側の意向もあって、勝ちに行くチームを作れていなかった。監督の考えるベストメンバーだけではなく、日本サッカー協会側の選手選考も汲まないといけないから。『このオーバーエージじゃ勝てねぇよ』ってボヤいている監督もいましたもん(笑)。でも、今回は地元開催ということで、本気でメダルを獲りに行くでしょう。おそらく、3人のオーバーエージ枠も森保監督の意向が通る。そういった意味では、今までの五輪以上に環境がいい。東京五輪はかなり期待できると思いますよ」

 ただし、ここでも「予選トーナメントは、選手交代がポイントになる」とのことだ。つまり、森保ジャパンの東京五輪、カタールW杯での躍進は、選手交代にかかっている。これが元日本代表MFの本音だった。

(文=TV Journal編集部)

バルサ、鹿島の安部裕葵に正式オファーの裏に何が? レアル入りした久保やスポンサー楽天との関係は!?

 サッカーJ1鹿島アントラーズに所属する日本代表MFの安部裕葵が、スペイン1部リーグの強豪FCバルセロナから正式な獲得要請を受けていると、3日付の朝日新聞が報じている。

 弱冠20歳の安部はプロ3年目ながら、今シーズンからエースナンバーの背番号10を背負う期待のホープ。鋭いドリブル突破と多彩なテクニックが持ち味で、6月14日から開催中の南米選手権を戦う代表メンバーにも初選出。同月17日に行われたチリ戦で、初出場を果たした。報道によると、バルサは今夏の獲得を目指しており、設定されている違約金以上の金額を鹿島に支払う意向だという。移籍が実現した場合、安部はまず3部リーグに属するバルサのBチームに加わることになる。

「欧州リーグが終了して間もないこの時期は、さまざま移籍情報が飛び交い、現地のスポーツメディアは連日のようにそれを報じます。しかし、そのほとんどは選手の代理人が移籍交渉を有利に進めるためにメディアへリークしたインチキな情報。日本のメディアも現地発の移籍報道を引用して報じたりしますが、信用してはいけません。ただ、今回の報道に限っては、朝日が鹿島の関係筋から得たネタのようなので、信憑性が高いと思いますよ」(サッカーライター)

 もし移籍が実現すれば、先頃同じくスペイン1部のレアル・マドリードに移籍した18歳の久保建英に続く快挙。バルサとレアルといえばスペインリーグの両巨頭で、世界でも一、二を争うメガクラブ。そんなクラブに、日本人の若手選手が相次いで移籍を果たすとは、何とも夢のある話だ。しかし、幼少時代からバルサの下部組織に所属して、スペインでも天才の名を欲しいままにしてきた久保に比べて、安部の国際的な知名度はほぼないと言っていい。

「本当に安部の実力をわかった上で獲得のオファーを出したのかと、バルサのスタンスに懐疑的な声も聞かれます。もちろん、安部の素質に疑いはありません。しかし、同程度の若手はヨーロッパや南米にも多くいるだろうし、もっと言えばアジアの選手を獲得するよりリスクも少ないはず。そこまでして日本人にこだわる必要はないだろうとは、確かに思いますね。その裏には、久保のレアル移籍が関係しているのではないかと、ネット上で囁かれています」(同)

 久保は10歳からバルサの下部組織でプレーしていたのだが、クラブが18歳未満の外国人選手獲得・登録違反を犯したため公式戦に出場できなくなり、14歳で退団を余儀なくされた。帰国後はFC東京に加入したが、18歳になったらバルサに復帰するというのが規定路線だった。だが、蓋を開けてみれば、レアルへの移籍。1億円を超える年俸、入団2年目からのトップチーム昇格の確約など、久保側が求めた条件をレアルが飲んで、バルサが拒否したことが、大どんでん返しの理由だった。

「バルサとしては、下部組織で育成した金の卵を宿敵にかっさらわれた格好で、屈辱だったはず。久保を獲り逃したことで、サポーターからの突き上げもあったでしょう。そうした面子の問題もあり、意固地になって日本人選手を獲得しようとしているのではないでしょうか。そして、もう1つ考えられるのは、スポンサーである楽天との絡みです」(同)

 バルサと楽天は、単なるスポンサー以上の関係にある。同社の三木谷浩史会長兼社長がオーナーを務めるヴィッセル神戸に、バルサのレジェンド的プレーヤーでもあるアンドレス・イニエスタが移籍したのも、両者の親密な関係があったからこそ。

「その三木谷氏がバルサに、日本人選手を獲得して欲しいと、強く要望したのかもしれません。スポンサーである楽天の経営者としては、日本人の安部がバルサに在籍してくれれば、宣伝効果も絶大ですからね。また、神戸のオーナーとしても、バルサが日本人選手を獲得することはメリットにつながります。なぜなら、仮に安部が入団したとしても、世界的な選手ばかりが揃うバルサのようなチームに、20歳の若手が割って入るのはまず不可能。となると、他のチームにレンタルに出して、研鑽を積ませることになります。そのとき、レンタル先が神戸になるかもしれず、三木谷氏としては有望な日本人若手選手を獲得できるわけです。実は久保がバルサ入りを拒否したのは、この可能性を憂慮したからだとも言われています」(同)

  海外挑戦に前向きだという安部だけに、バルサにどのような思惑があろうとも、サッカーファンとしては移籍を実現させて欲しいものだ。

”日本のメッシ”選んだのは銀河系軍団だった! 久保建英・18歳のリアルな未来予想図

 久保が選んだのは、やはり“故郷”のスペインだった──。9日に行われたエル・サルバドル戦でA代表デビューを飾った久保建英が、レアル・マドリードに移籍することが判明。未来の日本を担う久保だが、世界No.1のチームで爪痕を残すことはできるのか?

 もともと久保は、日本にいるはずの選手ではなかった。小学校低学年でその才能を見出された久保は、2011年にスペインに渡り、世界的強豪・バルセロナの下部組織に所属。そこでも突出した成績を残して「日本のメッシ」「メッシ2世」とも呼ばれたが、チームが18歳以下の選手の登録違反で制裁を受け、出場機会を失ったため、2015年に帰国した。その後、FC東京や横浜F・マリノスなどに所属し、着実に力を付けた久保だったが、やはり選んだ道は、10代前半に切磋琢磨したスペインだった。週刊誌のスポーツ担当記者はいう。

「日本では『レアル・マドリードに移籍』と大々的に報じられていますが、まずはBチームのカスティージャの所属になります。久保の年俸は2億円以上とも報じられており、Bチームの選手としては破格ですが、レギュラーが約束されているわけではなく、あくまでも実力で出場機会を獲得しなくてはいけません。予想できるストーリーとしては、レンタル移籍で他チームに出され、そこで武者修行をしながら腕を磨くことになるでしょう」(スポーツ担当記者)

 世界屈指の人気、知名度、そして資金力を誇るレアル・マドリードは、世界中からスター選手を取りまくる“銀河系軍団”。極端に言えば、育成の必要などないのだから、Bチームからトップチームへとのし上がるのは至難の業だ。ただ、その才能が日本レベルではないのも確かだ。長らく久保を見続けてきたフリーのスポーツライターはいう。

「15歳でJリーグデビューした頃は先の細さが際立ちましたが、最近の試合ではたびたび得点に絡み、ゲームメイクができる選手になっています。これまで何人もの“日本の宝”が海外に渡りましたが、久保はスペイン語がペラペラですし、海外生活もまったく問題ないでしょう。レアルで居場所を獲得するのは、並大抵の才能や努力では叶いませんが、レアルが久保に示した好条件には、“日本市場への広告塔”としての期待料も含まれています。他の選手よりも、チャンスが与えられる機会は多いかもしれません」(スポーツライター)

 漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼を地で行く“リアル大空翼”がどこまで羽ばたけるのか、サッカーファンの楽しみは尽きなさそうだ。

仙台でのサッカー日本代表戦に大ブーイング!「限りなくワーストに近いのが宮城スタジアム」と専門家

 18歳の期待の新鋭・久保建英のA代表デビューで注目された9日の『キリンチャレンジカップ2019』日本vsエルサルバドル戦。久保は期待通りの輝きを見せ、2対0で日本が勝ったが、ピッチの外ではとんだトラブルが発生していた。

 3月のコロンビア戦、ボリビア戦以来3カ月ぶりに行われた今回の日本代表戦。初戦のトリニダード・トバゴ戦に続くエルサルバドル戦は、宮城スタジアムで行われた。同スタジアムは、2002年に行われた日韓W杯の会場にもなった、日本を代表するスタジアムだが、“あること”で非常に有名だ。全国各地での観戦経験があるフリーのスポーツライターが語る。

「Jリーグには、スタジアムへのアクセスが酷いチームがいくつもあります。田んぼの真ん中にスタジアムが建つ松本、長らく移転問題がくすぶっている広島、さらに山形、大分、町田、熊本など、スタジアムに行くまでに疲れ果ててしまうようなスタジアムは少なくありませんが、限りなくワーストに近いのが宮城スタジアムです。どれほど酷いかといえば、地元のベガルタ仙台が、“アクセスが悪くて客が来ない“という理由で、何年も試合をやっていないほどです」(スポーツライター)

 そんなスタジアムで日本代表戦が行われたのは、同会場が東京五輪のサッカー競技の会場に選ばれているからだ。いわば当日は、五輪に向けた最初で最後のリハーサル。しかし案の定、会場の外ではトラブルが頻発した。当日の試合を現地でチェックした週刊誌のスポーツ担当記者はいう。

「宮城スタジアムのアクセスの悪さを聞いていたので、私は車を利用することにしました。取材用の荷物が多く、シャトルバスに持ち込むと迷惑ですし、最寄り駅からは徒歩で1時間近くかかるからです。試合後、取材を終えて駐車場に戻ると、車はまったく動いておらず、駐車場を出た時には試合後2時間以上経過していました。どうやらシャトルバスを優先させたようで、車で来た観客はもろにその煽りを食ったようです。しかも駐車料金は固定制で1回4500円もしました。それでも私はまだマシな方です。知り合いの記者は、最寄りの駐車場に空きがなく、指定された別の駐車場に車を停めましたが、スタジアムまで30分も歩かされるにもかかわらず、駐車料金は3,500円だったそうです」(スポーツ担当記者)

 地元住民によれば、宮城スタジアムで過去に行われた嵐や乃木坂46のコンサートでも、似たような騒動があったそう。五輪では宮城スタジアムでどんな試合が行われるかは未定だが、足を運ぶ際にはくれぐれもご注意を。

20年ぶりの「コパ・アメリカ」出場も、日本代表はベストメンバーじゃない!?

 サッカー指導者たちから、日本サッカー協会(JFA)やJリーグに対して落胆の声が漏れている。

 というのも、今年6月にブラジルで開催されるコパ・アメリカ2019に、日本代表がベストメンバーで臨まないことが明らかになったからだ。

 コパ・アメリカは4年に一度、南米で開催される世界最古のナショナルチームによる大陸選手権大会。1993年からは、北中米大陸のメキシコやアメリカなども招待国として参加しており、過去に日本代表も参加したことがある。今から20年前、初のFIFAワールドカップ出場となった98年フランス大会後に発足した、トルシエジャパン時代だ。

 結果はというと、1分け2敗の惨敗で予選リーグ最下位となった。同グループとなったパラグアイ、ペルー、ボリビアとは日本開催の親善試合で戦ったことはあったが、コパ・アメリカでの南米代表チームは別物だった。

 たとえば、日本での親善試合では2勝4分け1敗と勝ち越していたパラグアイに、コパ・アメリカでは0-4でボコボコにされてしまう。

 そんなビッグトーナメントに20年ぶりに参加することになった日本代表だが、Jリーグ開催中ということもあり、日本代表招集メンバーには「Jクラブからは1チームにつき1人まで」という制約がつくという。これに、サッカー指導者たちから「Jクラブは自チームの利益しか考えていないのか?」などと怒りの声が上がっている。

「トルシエジャパン時代に明確になったように、日本での親善試合は多くの国が観光気分で来ており、真剣勝負とは程遠い。逆に言えば、コパ・アメリカはワールドカップ並みの真剣勝負です。そんなめったに経験ができない、選手が伸びる場があるのに、国内の調整不足が原因でベストメンバーで臨めないなんて、もってのほかです。さらに、今秋から欧州ではUEFAネーションズリーグ が始まるので、しばらくは欧州の強豪国との親善試合は不可能でしょう 。そういった背景を考えても、この貴重な機会を逃さぬよう、将来の日本代表を担える選手たちを監督が選んで参加させるべきです」(サッカー指導者)

 一方でJクラブからすると、今年は1月にアジアカップで選手を日本代表に取られており、6月にも取られるとなると、大きな痛手だ。

 であるならば、Jリーグ側が日程を調整すべきだが、18チームまで増えた現在のJ1でリーグ側ができる調整といえば、過密日程にするくらい。これでは選手が疲弊する。

 となると、JFA側が、コパ・アメリカの開催周期とかぶっているアジアカップの周期をずらしてもらえるようアジアサッカー連盟に求めればよかったが、そんな政治力はなかった。

 過去にも、若き日のGK楢崎正剛やDF森岡隆三がコパ・アメリカでの経験から、日本を代表する選手に成長していった。東京五輪を控える選手たちの経験のためにも、コパ・アメリカへはベストメンバーで参加するべきだろう 。

(文=TV Journal編集部)

使えるFWは大迫だけ? アジアカップで明らかになった、森保ジャパン”2つの問題点”

 なんとも後味の悪い幕切れとなった。

 AFCアジアカップ2019UAEでの日本代表の戦いぶりは、優勝するためだけのサッカーだった。エンタテインメントという花よりも、結果という実を取る。それが最も表れたのが、ラウンド16のサウジアラビア戦だ。日本のポゼッション率が、アジアのチーム相手に20%台まで落ちるなんて、1980年代にタイムスリップしたようである。

 それでも優勝すれば、なんの問題もない。日本が勝者のメンタリティーを手に入れた証明ともなる。パッとしなかったサウジアラビア戦や準々決勝のベトナム戦を経て、準決勝のイラン戦ではポゼッション率でも53%、それに比例するように3-0で打ち破った。グループリーグから準々決勝までの地味な戦いは、準決勝と決勝のため。誰もが日本に期待をしていた。

 しかし、終わってみればカタール相手に1-3で完敗。ふがいない内容に、エースの大迫勇也は試合終了と同時にドレッシングルームに戻ってしまったくらいだ。なぜ、日本は決勝でカタール相手に惨敗したのか? サッカーライターに聞いた。

「ひとつは、カタールがかなり日本の研究をしてきたこと。5-3-1-1のシステムのカタールに対し、4-2-3-1の日本のプレスがハマらなかった。これは森保一監督や選手たちも感じていたみたいですが、ピッチ内での選手たちの個人戦術に対応を任せてしまった。結果、後手となり、フィットする前に2点を奪われてしまいました。もうひとつは、カタール戦でコンディションのピークがくると思いきや、期待の堂安律や、ロシアW杯で大活躍を見せた柴崎岳にキレがなかった」

 それらの原因となっているのが、キャプテンを務めた吉田麻也が語ったように、優勝候補のイランに勝ったことによる油断もあったかもしれない。イランに3-0で勝てて、カタールに負けるはずはない。そういった甘さが優勝を遠ざけた。勝者のメンタリティーと真逆である。

 また、今回の敗戦には、将来への不安が垣間見えたとサッカー関係者は指摘する。

「森保監督のサッカーには、Jリーグ得点王だった佐藤寿人や外国人のパワフルなFWが欠かせない。今回も、大迫がいないと一気にチームパフォーマンスが低下しました。軸となるFW候補が大迫しかいないことが浮き彫りになりました。Jリーグクラブであれば、外国人選手を移籍で獲得できますが、日本代表ではそうはいかない。森保監督のクビはFWにかかっています。そしてもうひとつが、日本代表人気です。決勝戦の視聴率は21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でしたが、2011年の決勝の時は33.1%でした。同じ時間帯なのに10%以上も視聴率が違うとなると、“森保ジャパンはつまらない”というレッテルを貼られている可能性もあります」

 花を捨てたのに、実も取れなかった森保ジャパン。前途多難である。

(文=TV Journal編集部)

使えるFWは大迫だけ? アジアカップで明らかになった、森保ジャパン”2つの問題点”

 なんとも後味の悪い幕切れとなった。

 AFCアジアカップ2019UAEでの日本代表の戦いぶりは、優勝するためだけのサッカーだった。エンタテインメントという花よりも、結果という実を取る。それが最も表れたのが、ラウンド16のサウジアラビア戦だ。日本のポゼッション率が、アジアのチーム相手に20%台まで落ちるなんて、1980年代にタイムスリップしたようである。

 それでも優勝すれば、なんの問題もない。日本が勝者のメンタリティーを手に入れた証明ともなる。パッとしなかったサウジアラビア戦や準々決勝のベトナム戦を経て、準決勝のイラン戦ではポゼッション率でも53%、それに比例するように3-0で打ち破った。グループリーグから準々決勝までの地味な戦いは、準決勝と決勝のため。誰もが日本に期待をしていた。

 しかし、終わってみればカタール相手に1-3で完敗。ふがいない内容に、エースの大迫勇也は試合終了と同時にドレッシングルームに戻ってしまったくらいだ。なぜ、日本は決勝でカタール相手に惨敗したのか? サッカーライターに聞いた。

「ひとつは、カタールがかなり日本の研究をしてきたこと。5-3-1-1のシステムのカタールに対し、4-2-3-1の日本のプレスがハマらなかった。これは森保一監督や選手たちも感じていたみたいですが、ピッチ内での選手たちの個人戦術に対応を任せてしまった。結果、後手となり、フィットする前に2点を奪われてしまいました。もうひとつは、カタール戦でコンディションのピークがくると思いきや、期待の堂安律や、ロシアW杯で大活躍を見せた柴崎岳にキレがなかった」

 それらの原因となっているのが、キャプテンを務めた吉田麻也が語ったように、優勝候補のイランに勝ったことによる油断もあったかもしれない。イランに3-0で勝てて、カタールに負けるはずはない。そういった甘さが優勝を遠ざけた。勝者のメンタリティーと真逆である。

 また、今回の敗戦には、将来への不安が垣間見えたとサッカー関係者は指摘する。

「森保監督のサッカーには、Jリーグ得点王だった佐藤寿人や外国人のパワフルなFWが欠かせない。今回も、大迫がいないと一気にチームパフォーマンスが低下しました。軸となるFW候補が大迫しかいないことが浮き彫りになりました。Jリーグクラブであれば、外国人選手を移籍で獲得できますが、日本代表ではそうはいかない。森保監督のクビはFWにかかっています。そしてもうひとつが、日本代表人気です。決勝戦の視聴率は21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でしたが、2011年の決勝の時は33.1%でした。同じ時間帯なのに10%以上も視聴率が違うとなると、“森保ジャパンはつまらない”というレッテルを貼られている可能性もあります」

 花を捨てたのに、実も取れなかった森保ジャパン。前途多難である。

(文=TV Journal編集部)

【アジアカップ】シャビの不吉な予想……史上最強の森保ジャパンも、カタール相手では優勝できない!?

 日本代表が事実上の決勝戦を制した。

 AFCアジアカップUAE2019の下馬評は、最有力が日本、2番手がイラン、3番手が韓国とオーストラリアだった。

 そんな優勝候補の日本とイランが準決勝で対戦。ここまでの日本の試合ぶりから考察すると大苦戦が予想されたが、終わってみれば3-0の圧勝。新エースの堂安律はパッとしなかったものの、GK権田修一のファインセーブや冨安健洋のワンランク上がった守備力で立ち上がりをしのぐと、大迫勇也が2得点を奪って、最終的には危なげなく勝利を手にした。

 この、日本の盤石な戦いぶりを予想していたサッカー選手がいる。FCバルセロナ、スペイン代表のレジェンドで、現在はカタールのアル・サッドでプレーするシャビことシャビエル・エルナンデス・クレウスだ。シャビは18年末、カタールのニュース番組でアジアカップの大会結果を予想したのだが、決勝トーナメント進出の16チーム中13チームを的中させた。さらに、準々決勝へ勝ち上がる4カ国を、日本、カタール、イラン、オーストラリアと予想。実際は、日本、カタール、イラン、UAEとなったが、24カ国の中からベスト4に入る3チームを当てるのは恐るべき的中率である。

 ここまで予想が当たるのは、よくあることなのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「シャビは小柄ながらも、世界的な選手となった。それは、テクニックはもちろん、戦術眼があったからです。つまり、そのへんの解説者よりも、的確な批評ができる。さらにいうと、アジアカップはベスト8からビデオアシスタントレフェリー(VAR)が導入されました。VARで誤審がなくなれば番狂わせが減るというのは、W杯ロシア大会で証明済みです。また、アジアはレベルの高低差が大きいので、ベスト8にならないとジャイアントキリングは起きづらい。そのため、他大陸より決勝トーナメント進出チームやベスト4チームを予想しやすい側面があります」

 そんなシャビが予想する決勝戦のカードは日本×カタール。そして、カタールが優勝すると断言している。逆に言えば、本日行われるUAE×カタール戦で、UAEが勝利すれば、日本の勝利はグッと近づくともいえる。

 果たして、シャビの不吉な予想が当たるかどうか。日本のアジアカップ優勝は、ある意味、今夜の結果にかかっている。

(文=TV Journal編集部)

【アジアカップ】シャビの不吉な予想……史上最強の森保ジャパンも、カタール相手では優勝できない!?

 日本代表が事実上の決勝戦を制した。

 AFCアジアカップUAE2019の下馬評は、最有力が日本、2番手がイラン、3番手が韓国とオーストラリアだった。

 そんな優勝候補の日本とイランが準決勝で対戦。ここまでの日本の試合ぶりから考察すると大苦戦が予想されたが、終わってみれば3-0の圧勝。新エースの堂安律はパッとしなかったものの、GK権田修一のファインセーブや冨安健洋のワンランク上がった守備力で立ち上がりをしのぐと、大迫勇也が2得点を奪って、最終的には危なげなく勝利を手にした。

 この、日本の盤石な戦いぶりを予想していたサッカー選手がいる。FCバルセロナ、スペイン代表のレジェンドで、現在はカタールのアル・サッドでプレーするシャビことシャビエル・エルナンデス・クレウスだ。シャビは18年末、カタールのニュース番組でアジアカップの大会結果を予想したのだが、決勝トーナメント進出の16チーム中13チームを的中させた。さらに、準々決勝へ勝ち上がる4カ国を、日本、カタール、イラン、オーストラリアと予想。実際は、日本、カタール、イラン、UAEとなったが、24カ国の中からベスト4に入る3チームを当てるのは恐るべき的中率である。

 ここまで予想が当たるのは、よくあることなのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「シャビは小柄ながらも、世界的な選手となった。それは、テクニックはもちろん、戦術眼があったからです。つまり、そのへんの解説者よりも、的確な批評ができる。さらにいうと、アジアカップはベスト8からビデオアシスタントレフェリー(VAR)が導入されました。VARで誤審がなくなれば番狂わせが減るというのは、W杯ロシア大会で証明済みです。また、アジアはレベルの高低差が大きいので、ベスト8にならないとジャイアントキリングは起きづらい。そのため、他大陸より決勝トーナメント進出チームやベスト4チームを予想しやすい側面があります」

 そんなシャビが予想する決勝戦のカードは日本×カタール。そして、カタールが優勝すると断言している。逆に言えば、本日行われるUAE×カタール戦で、UAEが勝利すれば、日本の勝利はグッと近づくともいえる。

 果たして、シャビの不吉な予想が当たるかどうか。日本のアジアカップ優勝は、ある意味、今夜の結果にかかっている。

(文=TV Journal編集部)

【アジアカップ】サウジアラビア戦、最高視聴率22.4%でもテレ朝が喜べないワケ

 21日に行われた、サッカーアジアカップ決勝トーナメントの1回戦、サウジアラビア相手に1点を守り切った日本代表が準々決勝への切符を手にした。

 今大会の日本代表には、2010年から日本代表をけん引してきた本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の“ビッグ3”が選出されなかったこともあり、「日本代表人気に陰りが見えるのでは?」という声もあった。

 しかし、フタを開けてみれば、やはり日本代表ブランドは強かった。テレビ朝日系で放送されたトルクメニスタン戦の平均視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、オマーン戦は14.3%、ウズベキスタン戦は13.7%、そしてサウジアラビア戦も14.6%を獲得した。

 次戦となる準々決勝の相手がベトナムということを考えると、日本代表は準決勝まで進める確率が高い。甲子園や高校サッカーなどトーナメント好きの日本人の嗜好からすれば、徐々に視聴率は上がってくるはず。テレ朝もウハウハなのではと思いきや、そうでもないようだ。

「サウジ戦の14.6%ですが、日本時間で20時キックオフということを考えると、もっと伸びてもよかったと思います。次戦は22時キックオフですし、準決勝は23時キックオフと、高視聴率を望める時間帯ではなくなります。さらに気になったのが、サウジ戦の瞬間最高視聴率の時間です。22.4%を獲ったのは、21時51分だった。試合が終了した時です。つまり、試合結果だけにしか興味がない層も多いということです」(テレビ局関係者)

 要は、森保ジャパンの試合結果に興味はあるが、試合内容まではチェックしなくていいという層がいるということだ。なぜ、そのような現象が起きているのか?

「さまざまな要因がありますが、グループリーグの試合が単純に面白くなかったからでしょう。サウジ戦もポゼッション率はたったの23.7%。7割はサウジがボールを保持し、日本はそれを防ぐ格好になっていた。ポゼッションでサッカーをするわけではありませんが、単純に攻撃を観たい一般ファン層からすれば、物足りなく感じるのも当然です。魅力的なサッカーをしなければ、ファンは増えません」(サッカーライター)

 とはいえ、勝ち続ければ話題性から民放番組でも取り上げられ、比例するように視聴率は上がるだろう。逆に言えば、勝たなければ、ファンの記憶には何も残らない。

 アジアカップで優勝するにしろ、散るにしろ、W杯公式SNSのアンケートでベストバウトにも挙がった日本×ベルギー戦のような戦いを見せてほしいものだ。

(文=TV Journal編集部)