家族のケンカが裁判に発展! 法廷で「茶番」を主張した46歳の息子、「こうやって懲役に行かされる」実例

殺人、暴行、わいせつ、薬物、窃盗……毎日毎日、事件がセンセーショナルに報じられる中、大きな話題になるわけでもなく、犯した罪をひっそりと裁かれていく人たちがいます。彼らは一体、どうして罪を犯してしまったのか。これからの生活で、どうやって罪を償っていくのか。傍聴席に座り、静かに(時に荒々しく)語られる被告の言葉に耳を傾けると、“人生”という名のドラマが見えてきます――。

【#012号法廷】
罪状
:建造物侵入
被告人:N男(46歳)

<事件の概要>

 今年5月29日午後2時、東京都A区A駅にあるテナントビルの3階に、非常階段から侵入した被告・N男。彼は2年前も同じく、不法侵入で逮捕されている。ほかに、覚醒剤取締法違反などで前科4犯。

 傍聴する前の印象は、「罪状が『建造物侵入』だけ?」でした。「窃盗」や「暴行」、「誘拐」の手段として不法侵入することはあっても、「建造物侵入」が裁判のメインになることは少なく、いわば“おまけ”みたいな罪状なんです。罰金、もしくは示談で済みそうな軽い罪ですし、これだけが問われる裁判をあまり見たことがなく、引っかかりを覚えたので傍聴することに。侵入することだけが目的の犯罪って、一体なんなのでしょう? 

 背景には、家族の問題がありました。 

父親の持ちビル兼“元自宅”に不法侵入した被告

 法廷に入って来たN男は、ず~っと裁判官や検察をガンつけたまま。一般人とは思えないその目力は、刑事ドラマの法廷シーンを見ているようでした。どこか韓国の映画俳優マ・ドンソクに似た風貌で、不謹慎ながら「キャラが立ってる!」とワクワクしてしまいます。

 侵入したのはN男の父親の持ちビルで、しかもN男が以前住んでいた“元自宅”なのだそう。ざっくりまとめると、家から追い出された不良息子(N男)が、自宅に無理やり戻ったら父親に通報された、という事件。要するに、家族ゲンカですね。

 ふてぶてしい態度を崩さない被告は、かなり裁判慣れしている感じ。覚醒剤などで前科4犯(罰金刑4回)だそうで、検察や裁判長からの質問にも堂々と答えていました。というか、「これ、茶番ですから。(自分は)無罪ですから」「法廷侮辱罪で(逮捕されても)かまわない」などと、1人でベラベラベラベラ……。

 裁判長も思わず「ここでしゃべられても、記録に残らないから」とダメ出ししていましたが(記録に残らないんだ!?)、N男は「残らなくても結構ですよ。法廷侮辱罪でもかまわない」と、一歩も引きません。さらに、裁判長が「いつまでしゃべるの?」とあきれてもガン無視。果ては「再審請求します!」と最高裁まで争う姿勢を見せ、1人でヒートアップ。あの、まだ第一審が始まったばかりなんですけど!

 ついに途中退廷を言い渡された被告は、警備員に押さえつけられながら、傍聴席に向けて「こうやって(はめられて?)懲役に行かされると、国民のみなさんわかってくださいね!」と、よくわからない捨て台詞を吐いて去っていきました。開廷10分ほどという短さでしたが、N男の話を聞いていると、不動産物件を多数所有する裕福な父親への恨みを感じます。いずれ相続問題が発生したら、もっとややこしい事態になるでしょうね。

 実刑になったとしても微罪なので刑期は短く、この“問題児”は早々にシャバに戻ってくると思われます。こういうボーダーラインギリギリの犯罪に困っている人は案外多いと思うのですが、どうしたらいいんでしょう……? トラブルが起こると「警察を呼ぶ」ことがある種の切り札になっていますが、結局は一時的に隔離されるだけで、被害者側が策を講じなければ、全ては元の木阿弥なんですよね。茶番劇(被告談)を見せられながら、「自分が被告の親族だったらどう対処するか?」と真剣に考えてしまった一件でした。

家族のケンカが裁判に発展! 法廷で「茶番」を主張した46歳の息子、「こうやって懲役に行かされる」実例

殺人、暴行、わいせつ、薬物、窃盗……毎日毎日、事件がセンセーショナルに報じられる中、大きな話題になるわけでもなく、犯した罪をひっそりと裁かれていく人たちがいます。彼らは一体、どうして罪を犯してしまったのか。これからの生活で、どうやって罪を償っていくのか。傍聴席に座り、静かに(時に荒々しく)語られる被告の言葉に耳を傾けると、“人生”という名のドラマが見えてきます――。

【#012号法廷】
罪状
:建造物侵入
被告人:N男(46歳)

<事件の概要>

 今年5月29日午後2時、東京都A区A駅にあるテナントビルの3階に、非常階段から侵入した被告・N男。彼は2年前も同じく、不法侵入で逮捕されている。ほかに、覚醒剤取締法違反などで前科4犯。

 傍聴する前の印象は、「罪状が『建造物侵入』だけ?」でした。「窃盗」や「暴行」、「誘拐」の手段として不法侵入することはあっても、「建造物侵入」が裁判のメインになることは少なく、いわば“おまけ”みたいな罪状なんです。罰金、もしくは示談で済みそうな軽い罪ですし、これだけが問われる裁判をあまり見たことがなく、引っかかりを覚えたので傍聴することに。侵入することだけが目的の犯罪って、一体なんなのでしょう? 

 背景には、家族の問題がありました。 

父親の持ちビル兼“元自宅”に不法侵入した被告

 法廷に入って来たN男は、ず~っと裁判官や検察をガンつけたまま。一般人とは思えないその目力は、刑事ドラマの法廷シーンを見ているようでした。どこか韓国の映画俳優マ・ドンソクに似た風貌で、不謹慎ながら「キャラが立ってる!」とワクワクしてしまいます。

 侵入したのはN男の父親の持ちビルで、しかもN男が以前住んでいた“元自宅”なのだそう。ざっくりまとめると、家から追い出された不良息子(N男)が、自宅に無理やり戻ったら父親に通報された、という事件。要するに、家族ゲンカですね。

 ふてぶてしい態度を崩さない被告は、かなり裁判慣れしている感じ。覚醒剤などで前科4犯(罰金刑4回)だそうで、検察や裁判長からの質問にも堂々と答えていました。というか、「これ、茶番ですから。(自分は)無罪ですから」「法廷侮辱罪で(逮捕されても)かまわない」などと、1人でベラベラベラベラ……。

 裁判長も思わず「ここでしゃべられても、記録に残らないから」とダメ出ししていましたが(記録に残らないんだ!?)、N男は「残らなくても結構ですよ。法廷侮辱罪でもかまわない」と、一歩も引きません。さらに、裁判長が「いつまでしゃべるの?」とあきれてもガン無視。果ては「再審請求します!」と最高裁まで争う姿勢を見せ、1人でヒートアップ。あの、まだ第一審が始まったばかりなんですけど!

 ついに途中退廷を言い渡された被告は、警備員に押さえつけられながら、傍聴席に向けて「こうやって(はめられて?)懲役に行かされると、国民のみなさんわかってくださいね!」と、よくわからない捨て台詞を吐いて去っていきました。開廷10分ほどという短さでしたが、N男の話を聞いていると、不動産物件を多数所有する裕福な父親への恨みを感じます。いずれ相続問題が発生したら、もっとややこしい事態になるでしょうね。

 実刑になったとしても微罪なので刑期は短く、この“問題児”は早々にシャバに戻ってくると思われます。こういうボーダーラインギリギリの犯罪に困っている人は案外多いと思うのですが、どうしたらいいんでしょう……? トラブルが起こると「警察を呼ぶ」ことがある種の切り札になっていますが、結局は一時的に隔離されるだけで、被害者側が策を講じなければ、全ては元の木阿弥なんですよね。茶番劇(被告談)を見せられながら、「自分が被告の親族だったらどう対処するか?」と真剣に考えてしまった一件でした。

スピリチュアルと芸能人の怪しいつながり――元KAT-TUN・田口淳之介、ブルゾンちえみが共演した“教祖様”の正体

弱った心に入り込む、甘い言葉やラクに稼げそうな情報――。ネット上には、無責任な理論で集客しては人を食い物にするようなスピリチュアリスト、霊能者、民間資格カウンセラーなどがあふれています。彼らを信じ込んでしまえば、価値観や金銭感覚をゆがめられるのはあっという間。友人や家族を失ってからでは、もう遅い! 「スピリチュアルウォッチャー」黒猫ドラネコが、現代社会にのさばる怪しい“教祖様”を眼光鋭く分析します。

 レギュラー出演していた情報番組『グッとラック!』(TBS系)を降板した、フリーアナウンサーの小林麻耶さん。降板の顛末だけでなく、YouTubeでの生配信が世間に衝撃を与えていましたが、以前から麻耶さんと怪しいスピリチュアル界隈の関係に注目してきて、夫の國光吟(あきら。)氏についても当コラムで触れたばかりだったため、「ついに注目されてしまった」という気持ちで見守っていました。

 一部週刊誌では、麻耶さんと「子宮系女子」の関わりについて、やや大げさではないかと思う報道もありましたが、“深入りしないほうがいい、怪しいもの”として多くの人に認識されたなら、いい注意喚起になったと思います。

 何度でも言いますが、私は「スピリチュアルが好きなこと」自体は全く否定していません。なんだか不思議なもの、解明されていない宇宙の神秘、偶然の力、パワースポットなど、興味を持つのが悪いことだとは思いません。ただし、弱った心につけ込むような「スピリチュアルビジネス」には、強い警戒心を持っています。また、こうしたスピビジネスの“宣伝”になるような発信への懸念は、もっと高まるべきだとも考えています。

 麻耶さんをはじめ、知名度のある方には、「胡散臭い」「怪しい」ものに対して、もっと敏感になってほしい、そう思っているのですが……。ということで今回は、スピビジネスと著名人の“怪しい関わり”についてお伝えしていきます。

元KAT-TUN・田口淳之介、「サイキックリーダー」と共演の謎

 最近では、当コラムの読者さんに教えていただいた、早稲田大学の学園祭に驚きました。「サイキックリーダー」を名乗るRay Sala(レイセーラ)という女性が、11月8日に開かれた学園祭で、大勢の学生やオンライン視聴者を前に、ゲスト出演した元KAT-TUN・田口淳之介さんの「リーディングをする」という企画があったんです。彼女は自身のブログで、“故人の代弁者”であるかのように振る舞い、発信をしている人物。今年亡くなった志村けんさんや三浦春馬さん、竹内結子さんからもメッセージを「受け取った」として、面白おかしくその内容をつづっていました。早稲田の学生は、どんなつながりでRay Sala氏に出演を依頼したのか、田口さんはなぜ彼女と関わる企画を承諾したのかと不思議です。

 イベントの動画は生配信されていましたが、現在は非公開になっているため、どういったことが行われたのかはわかりません。しかし、Ray Sala氏は学園祭が行われる前に、「早稲田大学広告研究会」のスタッフらしき学生を前に、同大学の創設者・大隈重信の「霊言」を披露しています。その内容は文字起こしされ、同研究会のTwitterにアップされていましたので、一部をご紹介します。

「心を鍛えよ。必ず綱は未来へ繋がり、支えてくれるものです。心を動かし、起動せよ。心が死んだら終わりだよ。こんなじいさんの戯言のように聞こえる話でしょうが、今の学生たちの思いに乗れたことが嬉しかった。学生の輝く瞳は変わっていませんね。時代が変わっても心は変わらず、日本国としての世界の役割を全うしてください。身体は心を表す。心は身体を表す。清い思いを捨てずに、夢を持ち、綱を引き、引き合ってください。皆が仲間、皆がライバルです。たくさんの偉業楽しみにしています。重信」

 「こんなじいさんの戯言」と、最後の「重信」は笑わせにきているとしか思えないんですが……。どうやら、大学宛てに抗議メールを送った方や、Twitter上で「偉人を冒涜するな」といった批判をしている人もいて、ちょっとした騒ぎになっていた様子。昔から、“故人の言葉”をひねり出すスピリチュアルな人はたくさんいますが、どうやってそれが“真実”だと証明できるのでしょうか? 「死人に口なし」を利用して“真実を作り上げてしまう”ことが、恐ろしく感じます。……まさか、この人に出演料なんて支払っていないですよね? 学費から出ていた場合、生徒や保護者は文句を言ってもいいと思いますよ。

 田口さんは、“仕事の一環”として割り切って参加したのかもしれませんが、主体的にスピリチュアルな教祖様に近寄ってしまう人もいます。

 「ブルゾンちえみ」として一世を風靡した藤原史織さんは、今まさに、自称スピリチュアリストにハマッている様子。10月28日付のニュースサイト「デイリー新潮」によれば、彼女は「宇宙のすべての記憶を持つ」と豪語する、まるの日圭氏に傾倒しているとか。スピ系出版社「ヒカルランド」が主催したオンラインイベントで共演し、「死後の世界」「アトランティス」「過去世リーディング」といった、スピ愛好家が好んで使うワード盛りだくさんの時間を過ごしたようです。

 ちなみに、このイベントで明かしたところによると、藤原さんは母親の影響で、2014年頃からまるの日圭氏のイベントに参加していたそう。「ブルゾンちえみ with B」がブレークしたのは17年でしたから、その頃すでに、2人は出会っていたという……芸能人とスピリチュアルの“近さ”に驚かされます。

 誰しも最初は無名な“小者教祖様”ですが、“大物教祖様”になるべく、自己ブランディングのために芸能人や有名人と関わる人たちもいます。「有名人が信仰している」「有名人もこのアイテムを持っている」と聞けば、たちまち「いいもの」に見えてしまう。こうして、小者教祖様に箔をつける役割を担うのが、「癒しフェア」という大規模イベントです。

 「日本最大の癒しイベント」をうたっており、全国各地で定期的に開催されているこの催し。05年からスタートし、東京では毎年、東京ビッグサイトにて行われている……と聞くだけで、非常に大きなイベントだとわかるでしょう。「癒し」というだけあって、アロマやヨガ、オーガニックに関連する企業の出展や、個人でも物販やセミナーを開催することができます。

 そこには特別ゲストとして、叶姉妹や冨永愛さん、アパホテルの元谷社長らが出演したことも。11月22・23日に開催された今年の「癒しフェア」には、藤原紀香さんと“ソロキャンプ動画”が人気を集める芸人・ヒロシさんが参加していました。

 別に、このイベント自体をどうこう言う気はありませんが、私が懸念していることは、ここに出展すれば、誰しも「有名人が出演したイベントに参加」などと宣伝ができてしまうことです。会場マップを見ると、「マヤの聖地からの贈り物」「宇宙銀行とつながる財布」を販売しているブースも見受けられ、怪しさ満点。それでも、「藤原紀香さんも参加したイベントで大好評!」などと宣伝すれば、なんだかすごい商品に見えてしまいますよね。実質、スピ系教祖たちの「登竜門」だと思って、毎回冷ややかに見ております。

 ちなみに、一昨年6月に消費契約法が改正され、「霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見」を用いた告知によって締結された契約は、取り消すことができるようになりました。今まで法律用語になかった「霊感」が明示され、「合理的に実証することが困難な特別な能力」を用いた商法にも、これまで以上に厳しい目が向けられるようになったのです。まさに、「この講座に参加すれば“子宮の声”が聞こえるようになる」「触るだけ、見るだけで効果がある」「私は死者と会話ができる」なんてものを指しているのでしょう。

 誰でもネット上で自己発信できる時代。無名な「教祖様候補」たちも、著名な人にうまく近づけば、その能力の有無にかかわらず、あっという間に有名になれてしまいます。しかし、有名人や芸能人は、その真贋を見極めるプロでもなんでもありません。誰が“宣伝”に加担していたとしても、嘘か本当(があるのか知りませんが)かわからない時は、安易に近寄らないのが鉄則。同時に、芸能事務所や業界関係者も、“スピビジネス”とタレントの関わりに対して、もっとしっかり考えていただきたいです。好感度も信用もガクンと下がってしまうことは、麻耶さんの一件でよくわかったと思いますので。

スピリチュアルと芸能人の怪しいつながり――元KAT-TUN・田口淳之介、ブルゾンちえみが共演した“教祖様”の正体

弱った心に入り込む、甘い言葉やラクに稼げそうな情報――。ネット上には、無責任な理論で集客しては人を食い物にするようなスピリチュアリスト、霊能者、民間資格カウンセラーなどがあふれています。彼らを信じ込んでしまえば、価値観や金銭感覚をゆがめられるのはあっという間。友人や家族を失ってからでは、もう遅い! 「スピリチュアルウォッチャー」黒猫ドラネコが、現代社会にのさばる怪しい“教祖様”を眼光鋭く分析します。

 レギュラー出演していた情報番組『グッとラック!』(TBS系)を降板した、フリーアナウンサーの小林麻耶さん。降板の顛末だけでなく、YouTubeでの生配信が世間に衝撃を与えていましたが、以前から麻耶さんと怪しいスピリチュアル界隈の関係に注目してきて、夫の國光吟(あきら。)氏についても当コラムで触れたばかりだったため、「ついに注目されてしまった」という気持ちで見守っていました。

 一部週刊誌では、麻耶さんと「子宮系女子」の関わりについて、やや大げさではないかと思う報道もありましたが、“深入りしないほうがいい、怪しいもの”として多くの人に認識されたなら、いい注意喚起になったと思います。

 何度でも言いますが、私は「スピリチュアルが好きなこと」自体は全く否定していません。なんだか不思議なもの、解明されていない宇宙の神秘、偶然の力、パワースポットなど、興味を持つのが悪いことだとは思いません。ただし、弱った心につけ込むような「スピリチュアルビジネス」には、強い警戒心を持っています。また、こうしたスピビジネスの“宣伝”になるような発信への懸念は、もっと高まるべきだとも考えています。

 麻耶さんをはじめ、知名度のある方には、「胡散臭い」「怪しい」ものに対して、もっと敏感になってほしい、そう思っているのですが……。ということで今回は、スピビジネスと著名人の“怪しい関わり”についてお伝えしていきます。

元KAT-TUN・田口淳之介、「サイキックリーダー」と共演の謎

 最近では、当コラムの読者さんに教えていただいた、早稲田大学の学園祭に驚きました。「サイキックリーダー」を名乗るRay Sala(レイセーラ)という女性が、11月8日に開かれた学園祭で、大勢の学生やオンライン視聴者を前に、ゲスト出演した元KAT-TUN・田口淳之介さんの「リーディングをする」という企画があったんです。彼女は自身のブログで、“故人の代弁者”であるかのように振る舞い、発信をしている人物。今年亡くなった志村けんさんや三浦春馬さん、竹内結子さんからもメッセージを「受け取った」として、面白おかしくその内容をつづっていました。早稲田の学生は、どんなつながりでRay Sala氏に出演を依頼したのか、田口さんはなぜ彼女と関わる企画を承諾したのかと不思議です。

 イベントの動画は生配信されていましたが、現在は非公開になっているため、どういったことが行われたのかはわかりません。しかし、Ray Sala氏は学園祭が行われる前に、「早稲田大学広告研究会」のスタッフらしき学生を前に、同大学の創設者・大隈重信の「霊言」を披露しています。その内容は文字起こしされ、同研究会のTwitterにアップされていましたので、一部をご紹介します。

「心を鍛えよ。必ず綱は未来へ繋がり、支えてくれるものです。心を動かし、起動せよ。心が死んだら終わりだよ。こんなじいさんの戯言のように聞こえる話でしょうが、今の学生たちの思いに乗れたことが嬉しかった。学生の輝く瞳は変わっていませんね。時代が変わっても心は変わらず、日本国としての世界の役割を全うしてください。身体は心を表す。心は身体を表す。清い思いを捨てずに、夢を持ち、綱を引き、引き合ってください。皆が仲間、皆がライバルです。たくさんの偉業楽しみにしています。重信」

 「こんなじいさんの戯言」と、最後の「重信」は笑わせにきているとしか思えないんですが……。どうやら、大学宛てに抗議メールを送った方や、Twitter上で「偉人を冒涜するな」といった批判をしている人もいて、ちょっとした騒ぎになっていた様子。昔から、“故人の言葉”をひねり出すスピリチュアルな人はたくさんいますが、どうやってそれが“真実”だと証明できるのでしょうか? 「死人に口なし」を利用して“真実を作り上げてしまう”ことが、恐ろしく感じます。……まさか、この人に出演料なんて支払っていないですよね? 学費から出ていた場合、生徒や保護者は文句を言ってもいいと思いますよ。

 田口さんは、“仕事の一環”として割り切って参加したのかもしれませんが、主体的にスピリチュアルな教祖様に近寄ってしまう人もいます。

 「ブルゾンちえみ」として一世を風靡した藤原史織さんは、今まさに、自称スピリチュアリストにハマッている様子。10月28日付のニュースサイト「デイリー新潮」によれば、彼女は「宇宙のすべての記憶を持つ」と豪語する、まるの日圭氏に傾倒しているとか。スピ系出版社「ヒカルランド」が主催したオンラインイベントで共演し、「死後の世界」「アトランティス」「過去世リーディング」といった、スピ愛好家が好んで使うワード盛りだくさんの時間を過ごしたようです。

 ちなみに、このイベントで明かしたところによると、藤原さんは母親の影響で、2014年頃からまるの日圭氏のイベントに参加していたそう。「ブルゾンちえみ with B」がブレークしたのは17年でしたから、その頃すでに、2人は出会っていたという……芸能人とスピリチュアルの“近さ”に驚かされます。

 誰しも最初は無名な“小者教祖様”ですが、“大物教祖様”になるべく、自己ブランディングのために芸能人や有名人と関わる人たちもいます。「有名人が信仰している」「有名人もこのアイテムを持っている」と聞けば、たちまち「いいもの」に見えてしまう。こうして、小者教祖様に箔をつける役割を担うのが、「癒しフェア」という大規模イベントです。

 「日本最大の癒しイベント」をうたっており、全国各地で定期的に開催されているこの催し。05年からスタートし、東京では毎年、東京ビッグサイトにて行われている……と聞くだけで、非常に大きなイベントだとわかるでしょう。「癒し」というだけあって、アロマやヨガ、オーガニックに関連する企業の出展や、個人でも物販やセミナーを開催することができます。

 そこには特別ゲストとして、叶姉妹や冨永愛さん、アパホテルの元谷社長らが出演したことも。11月22・23日に開催された今年の「癒しフェア」には、藤原紀香さんと“ソロキャンプ動画”が人気を集める芸人・ヒロシさんが参加していました。

 別に、このイベント自体をどうこう言う気はありませんが、私が懸念していることは、ここに出展すれば、誰しも「有名人が出演したイベントに参加」などと宣伝ができてしまうことです。会場マップを見ると、「マヤの聖地からの贈り物」「宇宙銀行とつながる財布」を販売しているブースも見受けられ、怪しさ満点。それでも、「藤原紀香さんも参加したイベントで大好評!」などと宣伝すれば、なんだかすごい商品に見えてしまいますよね。実質、スピ系教祖たちの「登竜門」だと思って、毎回冷ややかに見ております。

 ちなみに、一昨年6月に消費契約法が改正され、「霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見」を用いた告知によって締結された契約は、取り消すことができるようになりました。今まで法律用語になかった「霊感」が明示され、「合理的に実証することが困難な特別な能力」を用いた商法にも、これまで以上に厳しい目が向けられるようになったのです。まさに、「この講座に参加すれば“子宮の声”が聞こえるようになる」「触るだけ、見るだけで効果がある」「私は死者と会話ができる」なんてものを指しているのでしょう。

 誰でもネット上で自己発信できる時代。無名な「教祖様候補」たちも、著名な人にうまく近づけば、その能力の有無にかかわらず、あっという間に有名になれてしまいます。しかし、有名人や芸能人は、その真贋を見極めるプロでもなんでもありません。誰が“宣伝”に加担していたとしても、嘘か本当(があるのか知りませんが)かわからない時は、安易に近寄らないのが鉄則。同時に、芸能事務所や業界関係者も、“スピビジネス”とタレントの関わりに対して、もっとしっかり考えていただきたいです。好感度も信用もガクンと下がってしまうことは、麻耶さんの一件でよくわかったと思いますので。

定価1.4万円のスマホケースが半額以下でメルカリに出品も……購入に悩む“使用感”の基準とは?


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

「突然だけど、みんなは今も現金で買い物をしているのかしら?」

 と、電子マネーマウントを取ろうとしている千葉N子です、こんにちは。そう、ワタクシ、電子マネーデビューをしたんですわ。え? 理由? 現金がないからですけど、なにか?

 最近の電子マネーって、マジで便利ですね。クレジットカードと紐づけておけば、残高がなくなると勝手にチャージしてくれますし、クレジットカードのポイントもざくざく溜まるという。しかも財布がなくてもスマホさえ持って歩けば、「ペイペイ~♪」と買い物できてしまう。ふふ、散財がはかどりますわ?

 とはいえ、スマホだけで外に出ると、たまーに電子マネーの利用NGなお店があり、まだスマホだけで外に出るのは危険だなあと思っていました。クレジットカードなら使えないお店は少ないから、クレジットカードも一緒に持ち歩けばきっと無敵だよなあ、と。そんなことを思っていた、ある日のこと……。

 友人と何気なくLINEで話していた際、電子マネーの話になりました。「私はクレジットカードをスマホケースに入れておいてるよ~」と友人。

 彼女いわく、手帳型のスマホケースにはカードを入れるポケットがついているそうな。そこにクレジットカードを入れておけば、大抵のところはカード決済できるというのです。物欲の鬼・千葉N子はすぐさま手帳型のスマホケースが欲しくなりました。んで、手帳型のスマホケースっておいくらなんですの?

 「iPhoneXS max」でネット検索してみると、真っ先に「ボナベンチュラ」というブランドが出てきました。ふむふむ、イイ感じの革製品だわ? お値段は……げげっ、1万4,000円!? スマホケースに1万4,000円……。私はウンウンと悩みました。というのも、来年の3月にはスマホを買い替える予定があり、本体サイズが変わってしまうため、1年もたたずにこのケースとおさらばすることになるのです。

 しかし、困った時のフリマアプリ。というわけで、私はすぐにメルカリを開きました。「ボナベンチュラスマホケース」で検索すると、あった、あった、ありました。7カ月使用したものが6,000円になっています。写真で見る限りキレイそうだし、出品者の人も「大事に使っていました」って書いてあるし、まあ……いいよね? 「トープ」っていうブラウンがかったグレーの色味もまあまあ好きだし……これでいっか。私は特に何も考えずに即決しました。

 それから数日後……。家にスマホケースが届きました。ワクワクしながら包み紙を開くと、ボナベンチュラのケースが。おおう、この物々しい感じがたまらないわ~と思いながら開くと……。ふいに私は固まりました。

 なんというか……使用感がすげえ。パッと見はそれほどでもないんですが、手帳を開いた時に折り曲げられていた部分の革がめくれてボロボロになっている……。ええ~、「大事に使っていました」って言うたやないけ~~~!!!!

 ただ、「商品の状態が思ったより悪い」とはいえ、それを理由に返品などできないこともわかっていました。最近のフリマアプリは、購入者へのフォローが全くないんです。どんなに訴えたところで「当人同士で話し合ってください」と言われるのです。

 つい最近も、友人がフリマアプリで偽物のヴィトンの財布を買っちゃったばかり。まあ、それは“定価15万円のものが未使用で7,000円”というどう考えてもヤバい商品だったので、自業自得と言えばそうなのですが、「本物」と書いてある以上、悪質なことに変わりません。それでも事務局は「当人同士で話し合え」と友人を突き放したのでした。

 そんなこともあったので、私は不満を抱えながらも「こりゃ勉強代だなあ……」と思い、受け取り通知を出しました。とはいえ、商品自体はよさそうなものでした。カードもきっちり入りそうだし、革の感触も良し。私はまたもやボナベンチュラの公式サイトに戻り、新品を購入することにしました。新品で購入するなら、一番可愛い色を選んじゃうもんね~! アネモネパープル、こちらをいただきます!

 その後、手元に届いた商品はさすが新品。とても可愛くて使い勝手もいいお気に入りのスマホケースとなりました。私はクレジットカードを挟み、意気揚々と買い物三昧を楽しみました。ところが……。

 購入してから1カ月もたたないうちに、使い方が悪かったのかスレが3カ所もできてしまいました……。革の一部が剥げてきちゃったのです。NOOOOOOOO!!!!

 そこで初めて、メルカリの出品者さんの言葉が蘇りました。「大事に使ってきました」というあのセリフは、確かに本当だったのかも……。だって、手帳の折れ曲がっている部分の劣化以外はスレもなかったもの。はあ……、このまま使い続けたらあたいのアネモネパープルは7カ月後、きっとボロッボロの状態。中古でメルカリに出品した日には、「ゴミを出すな!! ボケ!!」とか言われそうなレベルになりそうです……。

ママ友LINEを思わず通知オフ! 2人目出産の報告ラッシュに「仕事の都合で妊活できない」母の苦悩

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 子を持つママたちにとって、関係がない話ではない“少子化”。あまり表立って話題に上がりにくいが、「2人目はまだ?」というプレッシャーに、悩んでしまうママは少なくないようだ。今回は、そんな「2人目問題」に遭遇したママたちのエピソードを紹介する。

「まだ20代なら、2人目も作れるじゃない」年上ママからのモヤッとする一言

 都内にある不動産会社で、営業事務として働いている愛美さん(仮名)は、関東圏にある保育園に2歳の男児を通わせている。

「この地域では、タワマンや、建売住宅が頻繁に売りに出されています。都心へのアクセスが良いわりに、都心ほど価格相場が高くないので、自分たちのような23区内から引っ越してきた20代や30代のファミリー層も多いんです」

 この地域に越してきたばかりという同じマンション、同じ保育園ののママ友たちとは、すでに懇意の仲だという。しかし、「2人目はどうするのか」と詮索してくるママ友がいて困っているという。

「同じマンションに住んでいるママ友を中心に、地域センターなどで知り合ったママたちとLINEでグループを作っています。私は今年で30歳になったのですが、夫は2つ年下の28歳。周りのママ友からは、若い夫婦だと思われており、何かあると『2人目は作らないの?』と聞かれるんです」

 愛美さんいわく、「子どもが人いるので、不妊ではないだろうと思われているのか、子どもが1歳を過ぎたあたりから、『2人目は?』と聞かれる機会が増えた」とのこと。

「あるママさんが、保育園のお迎えにあまり来なくなったので、ママたちの間で『妊娠じゃない?』と話題になっていました。そうこうしているうちに、グループチャットで、本人から『2人目が安定期に入りました』というメッセージが来て、みんなで『おめでとう』とお祝いしていたのですが、同じマンションに住むママから、個別で『〇〇ちゃんママ、2人目だって。うちは年齢的に諦めたけれど、2人目作らないの? ほしいなら、急いだほうがいいよ』とメッセージが来て、モヤッとしました」

 このように、ママ友グループ内では、2人目ができた時に、妊娠報告が行われることは珍しくないというが、そこから発展して、「2人目問題」に口を出されると、愛美さんは「放っておいてほしいという気持ちになる」そうだ。

「将来的には、2人目もほしくないわけではないのですが、今は時短勤務しているので、早く出産前のように働けるようになりたいんです。夫より私のほうが稼ぎも多いので、また育休を取るわけにはいかないし……」

 子どもを産むまでは、両親や親せきからの「子どもはまだ?」とプレッシャーをかけられたという愛美さん。しかし、子どもを出産した後も、その圧力は続いているという。

「周りで、誰かが妊娠すると、『2人目はどうする?』とママたちの間で話題に上がるのは、“あるある”かもしれませんね。そういえば、3人目を妊娠中だったママから『子どもが多いと楽しいよ』というメッセージが来たのですが、『うちは考えていない』と答えると、『一人っ子はかわいそう』という返信が来たことがありました。周りも何気なく言っているので、きっと悪気がないんでしょうが、正直イラッときますよ。第1子を妊娠するまでの『子どもはまだ?』っていうプレッシャーもつらかったけど、『(2人目を)なんで作らないの?』っていうプレッシャーもしんどすぎます」

 出産を経験した者同士なら、「2人目」の話題を出しても大丈夫という、ママたちの暗黙の了解があるのだろうか。しかし、人知れず負担に思っているママがいるかもしれないことを知る必要もありそうだ。

 都内にある認可保育園に、4歳になる息子を通わせている幸子さん(仮名)は、周りのママたちの間で2人目の妊娠が相次いでいるという。

「うちの園は、1学年20人ほどの大型園。そのため、兄弟や姉妹で通っているママたちも多いんです。満4歳児クラスに上がった頃に、周りのママたちの間で、2人目を妊娠している人たちが増えました。6人ほどのママが、同じ頃に妊娠をしたので、グループチャットは、自然と出産のお祝いや2人目の保活についての話題で持ちきりでしたね」

 ママたちの間では、1人目と2人目の年の差が、2歳もしくは4歳になることを望むケースが多いという。2歳差の場合は、第1子と第2子の乳幼児期が重なるため、育児自体は大変だが、一気に乳幼児期を終わらせることができる。4歳差は、上の子が一人で問題なく歩いたり、着替えたりできるなど、手間がかからなくなるので、下の子の世話がスムーズに進むという。ちなみに、3歳差だと、卒業や入学の時期が重なるので、避けられる傾向もあるそうだ。

「周りはワーママなので、1人目の育児休暇から職場に復帰し、3年ほど働いて、また育児休暇などを利用するのも考えて、4歳差を狙って妊活をした人が多かったみたいです」

 一方、幸子さんは2人目に積極的になれないという。その理由は一体何なのだろう。

「実は新型コロナウイルスの影響で、これまでの接客業からECサイトの入力業務などを行う企業に転職をしたのです。うちの会社は、入社後1年間は、育児休暇は適応除外という扱い。そのため、来年以降まで、妊活は諦めています。うまくいっても、出産できる時に上の子が6歳では、同じ保育園にきょうだいで通わせると下の子が半額になる制度も、ほとんど意味がないし、きょうだいだと優先的に保育園に入れることもなくなってしまう。2人目を持つかどうか悩んでしまうんです」

 幸子さんは、4歳差で出産ができたママたちのメッセージを見たり、赤ちゃん連れで上の子を迎えに来たママ友の姿を見ると、モヤモヤとした気持ちになるという。

「赤ちゃんが生まれると、グループチャットに新生児の画像と共に『生まれました』報告が来て、そこからはみんなの『おめでとう』メッセージが続きます。私はそれを見るのがつらくて、一時期通知を切っていました。赤ちゃんは好きだし、本当は『おめでとう』と思っているのですが、自分は現実的に2人目は厳しい、それに保育園でのいろいろな恩恵が受けられないと思うと、なんとなくすっきりしないんです……」

 女性にとって、働きながら育児をすることはまだまだ負担が大きいだけに、幸子さんのように、2人目の妊活になかなか踏み込めないというママも多いだろう。各家庭、それぞれの事情がある――ママ友の間で「2人目」の話題になった時、互いに思いやれることが大事なのかもしれない。

老いてから金に執着するようになった母ーーその悲しい理由とは? 「年金で足りない費用」めぐる家族関係

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 鷲津さんの話を続けよう。鷲津さんの母親はウツ傾向が強く、自傷行為を繰り返し、今はグループホームに入っている。認知機能はそう落ちていないが、お金への執着が顕著だという。その理由を聞いてみると……

(前回:母が自傷行為で「閉鎖病棟に入った」――半年後、退院してから息子が覚えた“大きな違和感”

母が金に執着する理由

 母親がそれほどお金に執着するのには、理由があるのか? という問いに、「実は……」と鷲津さんは心当たりを明かしてくれた。

「お金に困ったことがあるというわけではないのですが、昔、借金の保証人になって、当時住んでいた家を手放すことになった経験があるんです」

 母親がお金に執着する理由が、これで腑に落ちた。母親にとっては、終生忘れることのできない痛恨のできごとだったのだろう。しかも、借金を踏み倒したのは、実の娘――。つまり鷲津さんの姉だったというのだ。

 当時、姉の夫は事業を営んでいた。商才がなかったのだろう、と鷲津さんは考えている。資金繰りを任された姉が借金をするようになったのだ。

「姉とは10歳離れているんです。姉には、幼い頃からコツコツ貯めた貯金を貸してと言われて戻ってこないという悲しい思いをさせられたし、住み続けたかった実家にも住めなくなった。でも幸い当時はまだバブルの余韻があって、家を手放して、姉の借金を返済してもまだマンションを買えるくらいのお金が残ったんです」

 でも、姉との関係は戻らなかった。

連絡が取れなくなった姉

「このトラブルのあと、姉とはずっとつかず離れずの関係でしたが、母がグループホームに入るときに、母の年金で足りない分の費用をどうするかという話になったとたん、姉と連絡がつかなくなりました。母のところに顔も出していないようです」

 歳の離れた姉は、鷲津さんが子どもの頃かわいがってくれたという思いがあるので、心底姉を恨んだり、憎んだりしているわけではないという。

「あきれている、というのが正しい表現ですかね。お金に苦労する人は一生苦労するし、一生お金に不自由しない人もいる。これはそういう星の下に生まれたとしか言いようがない」

 母親の病気によって、家族関係も変わった。

 変わったというなら、鷲津さん自身もそうだ。家を建てるときに仕事の形態を変えた鷲津さんだったが、その後新しく事業を起こし、今はそれがメインになっている。

「金に執着する母を見ていると、つくづく金のない老後はみじめだと思う」――そんな思いが、鷲津さんを新しい事業に向かわせた。

「不動産の運用会社を起こしたんです。まあ、つまり大家業です。地元にアパート5棟のほか、首都圏にも所有しています。といっても簡単ではないし、大金が入ってきても右から左に流れていくという感覚ですよ。手元に残るのはそう多くない。母にも、学生の娘にもまだお金はかかります。正直、自分の老後の不安はぬぐえません」

 これがいつまで続くんだろう、と鷲津さんはため息をついた。

「母には長生きしてほしい。でも長生きすればそれだけコストもかかるんですよね。生きている限り……」

 コストですか、と返すと、鷲津さんの顔が少しゆがんだように見えた。何億も金を持っていると思い込んでいるのに、母親のつらさも消えそうにない。

「しゃぶ葉」まるパクりの「しゃぶ食べ」、もはや酒のテーマパークだった! ケチくさくない圧巻の飲み放題、モンテローザ系列随一!?

酒飲みになにかと嘲笑されているモンテローザの素敵なところを、勝手に探求していく当連載。今回は、都内4舗で営業している新業態、しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ食べ」で泥酔してきました。

モンテローザ7軒目:しゃぶ食べ

 「しゃぶ食べ」は、すかいらーくグループの超人気チェーン店「しゃぶ葉」をもろパクリしたとしか思えない、しゃぶしゃぶ食べ放題チェーン。食べ放題のシステムはしゃぶ葉とまったく同じで、しゃぶしゃぶの肉は注文制。野菜やカレー、締めの麺、スイーツなどはバイキング形式で自分で取りに行くスタイルです。

 しゃぶ食べの魅力はなんといっても、アルコール飲み放題。食べ放題に+1,200円で、100分間の飲み放題をつけることができます(ただし、店舗によって金額、内容が異なるようです)。

 酒のラインナップはかなり豊富で、生ビール、黒生ビール、酎ハイ、ウイスキーに始まり、焼酎はいいちこ、黒霧島、黒伊佐錦、白波、大神と5種類。さらに、日本酒の白鶴、ワインのフランジアの赤、白、サングリアの赤、白も冷蔵庫に完備されています。

 果実酒コーナーには、ライチ酒、白桃酒、巨峰酒、津軽りんご酒、あんず酒、ゆず酒、濃厚梅酒が並び、カクテルは、カシス、モスコミュール、ジントニックのほか、あまおう、マンゴー、レモン、グレープフルーツ、ライムのフレーバーでアレンジ可能。これら全てがドリンクバースタイルで飲み放題なのです。

 このセルフ飲み放題、モンテローザにしてはケチくさくない圧巻の種類。セルフは面倒という人もいるでしょうが、生ビールはジョッキを置いてスイッチを押すだけの自動サーバーですし、普通のビールと黒ビールの2種類が用意されているのも地味にうれしいです。

 居酒屋の飲み放題は、酒が薄くてイライラすることが多いのですが、セルフならハイボールや焼酎ソーダ割りをいくらでも濃く作れるのです。原価が高いビールをひたすら飲むもよし、サワーのオリジナルブレンドを試すもよし、なんならデザートコーナーのかき氷の氷に、カシスリキュールをかけてフローズンカクテル風に味わってみるなど……可能性は無限。このセルフ飲み放題、もはや酒のテーマパークと言っても過言ではありません。

 さて、しゃぶしゃぶ食べ放題のほうはどうでしょう。

 しゃぶ食べではいくつかの鍋のコースが用意されていて、肉の種類によって値段が異なります。一番高級なコースが、黒毛和牛と三元豚のタンやロースなど7種類が食べ放題の5,990円のコース。ほか、6種類、5種類、4種類……と、肉の種類が少なくなるにつれて金額も下がっていくのですが、個人的には最安値の三元豚コース(1,690円)で十分満足できると思っています。

 実際にしゃぶしゃぶ食べ放題を体験してみると、育ち盛りの男子ならまだしも、酒を飲みながらだと想像よりも量が食べられないのです。100分間という制限の中、サイドメニューも食べ放題なのに、数千円払って肉の種類を増やしたところで思うように肉を享受できないな……というのが実感。

 最安値の三元豚コースだって、バラ、ロース、鶏肉の3種類が食べ放題ですし、高いコースにしたところで肉の質が特別高級というわけでもありません。

 鍋はだしを2種類チョイスすることが可能。基本の和風だし、豚骨豆乳、ゆず塩、鶏白湯、旨辛の4種類のお好みだし、期間限定の特選だし4種類が用意されています。基本のだし+お好みだしだと無料、お好みだし+お好みだし……などを選ぶと+200円〜の課金が必要になります。

 だしを選べば、あとは制限時間内で食べまくるだけ。しゃぶしゃぶの肉をお代わりしているだけでも満腹になりますが、せっかくなので、スーパーで買い揃えると高くつく野菜類は積極的に摂取して、日頃の野菜不足を補いたいところ。生野菜用に、マヨネーズと3種類のドレッシングも常備されています。

 野菜のほかには、ポテトサラダ、マカロニサラダ、えだまめ、キムチ……と酒のアテにぴったりのツマミも。カレーと特選肉丼があるので、居酒屋メニューでよくある“あたま”としてツマミにすれば酒が進みます(カレー用にガラムマサラ、チリパウダー、辛みスパイスがあるので辛さ調整可能)。

 しゃぶ食べのビュッフェは、セルフのアルコール飲み放題同様、アレンジし放題で自由度が高いのが魅力。自炊だとケチってできない行為も、存分に試せるのです。

 例えば、家庭ではコスト的に躊躇してしまう“肉だらけ”のカレーも、しゃぶしゃぶの肉をカレーに大量投入すれば簡単に作れます。周りの人に迷惑をかけるような振る舞いはもちろんNGですが、人それぞれ好きな食べ方を楽しめるのが、しゃぶ食べの魅力。肉を一気に鍋に入れる……など、高級しゃぶしゃぶ店などでは恥ずかしくてできない行為も、しゃぶ食べなら許されるので、そのフリーダム感も含めて楽しむのが、しゃぶ食べ飲みのポイントではないでしょうか。

 ちなみに、食べ放題ですぐおなかが膨れてしまう場合は、途中で1口ソフトクリームを食べてリセットすると、再びペースが戻るという説も。

 しゃぶ食べの会計は、最安値コースに、飲み放題をつけて合計2,890円(+税)。同じモンテローザでも、魚民や山内農場よりはるかに安くつきますし、何より食べ飲み放題なので、満足度は比べ物になりません。肉の質や味はパクリ元のしゃぶ葉にかなわないものの、モンテローザ系列の中ではリピート率が高いお店なのではないでしょうか。

しゃぶ食べ:総評

味 ★★★☆☆
品数 ★★☆☆☆
雰囲気 ★★☆☆☆
コスパ ★★★★☆
また行きたい度 ★★★☆☆

「しゃぶ葉」まるパクりの「しゃぶ食べ」、もはや酒のテーマパークだった! ケチくさくない圧巻の飲み放題、モンテローザ系列随一!?

酒飲みになにかと嘲笑されているモンテローザの素敵なところを、勝手に探求していく当連載。今回は、都内4舗で営業している新業態、しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ食べ」で泥酔してきました。

モンテローザ7軒目:しゃぶ食べ

 「しゃぶ食べ」は、すかいらーくグループの超人気チェーン店「しゃぶ葉」をもろパクリしたとしか思えない、しゃぶしゃぶ食べ放題チェーン。食べ放題のシステムはしゃぶ葉とまったく同じで、しゃぶしゃぶの肉は注文制。野菜やカレー、締めの麺、スイーツなどはバイキング形式で自分で取りに行くスタイルです。

 しゃぶ食べの魅力はなんといっても、アルコール飲み放題。食べ放題に+1,200円で、100分間の飲み放題をつけることができます(ただし、店舗によって金額、内容が異なるようです)。

 酒のラインナップはかなり豊富で、生ビール、黒生ビール、酎ハイ、ウイスキーに始まり、焼酎はいいちこ、黒霧島、黒伊佐錦、白波、大神と5種類。さらに、日本酒の白鶴、ワインのフランジアの赤、白、サングリアの赤、白も冷蔵庫に完備されています。

 果実酒コーナーには、ライチ酒、白桃酒、巨峰酒、津軽りんご酒、あんず酒、ゆず酒、濃厚梅酒が並び、カクテルは、カシス、モスコミュール、ジントニックのほか、あまおう、マンゴー、レモン、グレープフルーツ、ライムのフレーバーでアレンジ可能。これら全てがドリンクバースタイルで飲み放題なのです。

 このセルフ飲み放題、モンテローザにしてはケチくさくない圧巻の種類。セルフは面倒という人もいるでしょうが、生ビールはジョッキを置いてスイッチを押すだけの自動サーバーですし、普通のビールと黒ビールの2種類が用意されているのも地味にうれしいです。

 居酒屋の飲み放題は、酒が薄くてイライラすることが多いのですが、セルフならハイボールや焼酎ソーダ割りをいくらでも濃く作れるのです。原価が高いビールをひたすら飲むもよし、サワーのオリジナルブレンドを試すもよし、なんならデザートコーナーのかき氷の氷に、カシスリキュールをかけてフローズンカクテル風に味わってみるなど……可能性は無限。このセルフ飲み放題、もはや酒のテーマパークと言っても過言ではありません。

 さて、しゃぶしゃぶ食べ放題のほうはどうでしょう。

 しゃぶ食べではいくつかの鍋のコースが用意されていて、肉の種類によって値段が異なります。一番高級なコースが、黒毛和牛と三元豚のタンやロースなど7種類が食べ放題の5,990円のコース。ほか、6種類、5種類、4種類……と、肉の種類が少なくなるにつれて金額も下がっていくのですが、個人的には最安値の三元豚コース(1,690円)で十分満足できると思っています。

 実際にしゃぶしゃぶ食べ放題を体験してみると、育ち盛りの男子ならまだしも、酒を飲みながらだと想像よりも量が食べられないのです。100分間という制限の中、サイドメニューも食べ放題なのに、数千円払って肉の種類を増やしたところで思うように肉を享受できないな……というのが実感。

 最安値の三元豚コースだって、バラ、ロース、鶏肉の3種類が食べ放題ですし、高いコースにしたところで肉の質が特別高級というわけでもありません。

 鍋はだしを2種類チョイスすることが可能。基本の和風だし、豚骨豆乳、ゆず塩、鶏白湯、旨辛の4種類のお好みだし、期間限定の特選だし4種類が用意されています。基本のだし+お好みだしだと無料、お好みだし+お好みだし……などを選ぶと+200円〜の課金が必要になります。

 だしを選べば、あとは制限時間内で食べまくるだけ。しゃぶしゃぶの肉をお代わりしているだけでも満腹になりますが、せっかくなので、スーパーで買い揃えると高くつく野菜類は積極的に摂取して、日頃の野菜不足を補いたいところ。生野菜用に、マヨネーズと3種類のドレッシングも常備されています。

 野菜のほかには、ポテトサラダ、マカロニサラダ、えだまめ、キムチ……と酒のアテにぴったりのツマミも。カレーと特選肉丼があるので、居酒屋メニューでよくある“あたま”としてツマミにすれば酒が進みます(カレー用にガラムマサラ、チリパウダー、辛みスパイスがあるので辛さ調整可能)。

 しゃぶ食べのビュッフェは、セルフのアルコール飲み放題同様、アレンジし放題で自由度が高いのが魅力。自炊だとケチってできない行為も、存分に試せるのです。

 例えば、家庭ではコスト的に躊躇してしまう“肉だらけ”のカレーも、しゃぶしゃぶの肉をカレーに大量投入すれば簡単に作れます。周りの人に迷惑をかけるような振る舞いはもちろんNGですが、人それぞれ好きな食べ方を楽しめるのが、しゃぶ食べの魅力。肉を一気に鍋に入れる……など、高級しゃぶしゃぶ店などでは恥ずかしくてできない行為も、しゃぶ食べなら許されるので、そのフリーダム感も含めて楽しむのが、しゃぶ食べ飲みのポイントではないでしょうか。

 ちなみに、食べ放題ですぐおなかが膨れてしまう場合は、途中で1口ソフトクリームを食べてリセットすると、再びペースが戻るという説も。

 しゃぶ食べの会計は、最安値コースに、飲み放題をつけて合計2,890円(+税)。同じモンテローザでも、魚民や山内農場よりはるかに安くつきますし、何より食べ飲み放題なので、満足度は比べ物になりません。肉の質や味はパクリ元のしゃぶ葉にかなわないものの、モンテローザ系列の中ではリピート率が高いお店なのではないでしょうか。

しゃぶ食べ:総評

味 ★★★☆☆
品数 ★★☆☆☆
雰囲気 ★★☆☆☆
コスパ ★★★★☆
また行きたい度 ★★★☆☆

『ウワサのお客さま』コストコ&業スー特集の前に……「買って損したアイテム」をチェック!

 12月11日、『ウワサのお客さま』(フジテレビ系)クリスマス3時間スペシャルが放送される。同番組は、大衆飲食チェーン、激安スーパー、ホームセンター、一流店などの店員の間で、「いつも爆買いしている」「細身なのに大食い」などと、ウワサの的になっている“お客さま”を調査するという消費者密着バラエティ。

 今回は、同番組ではおなじみとなった「コストコ」爆買い爆食アナウンサー・谷あさこのほか、「業務スーパー」の激安食品を駆使し、家族4人分、1週間の食費をたったの7,000円に収める主婦も登場するという。「コストコ」と「業務スーパー」といえば、節約意識の高い人たちの2大人気スポットだけに、通だからこそ知るオススメ品を知りたいと、テレビの前でスタンバイしている視聴者もいるのではないだろうか。

 しかし、「コストコ」「業務スーパー」ともに、テレビで扱われる機会は多いものの、「オススメできない食品」が取り上げられるケースは稀なのではないだろうか。サイゾーウーマンでは過去に、男女100人を対象に「コストコや業務スーパーで買って損したアイテム」を調査していた。

 「コストコで、キャラメルが絡んでいるナッツを買いましたが、量も多く、甘すぎて食べ切れなかったので、お得というより損をした感じがします」「小麦粉。業務スーパーよりドン・キホーテの方が安く売っていた」など、赤裸々なコメントの数々をまとめた記事を、今回あらためて再掲する。(編集部)


(初出:2019年1月3日)

業務用スーパー・コストコ、“オススメ”できない商品を100人調査! 飲み物・冷凍食品は要注意?

 大容量の食品などが購入できるコストコや業務スーパー。一般的なスーパーよりコスパが良かったり、ほかでは買えない海外製品が手に入ったりもするため、定期的に買い出しに行っているという人も多いのではないだろうか。ただ、中には「買って損した!」と感じる商品もある様子。そこで男女100人に、「コストコや業務スーパーで買って損したアイテム」を聞いてみた。

「大袋入りのマカロニサラダが水っぽい」「飽きた」レトルト食品、加工食品

 そのまま食べられるレトルト食品や加工食品。便利さとおいしさと低価格のバランスは、なかなか難しいよう。便利さゆえ、連日食べると飽きてしまうリスクも……。

・安さに惹かれて、聞いたことのないメーカーのインスタントカレーを買いました。おいしくなくて、買って損したと思いました(30代/女性/正社員)
・レトルトの味噌汁。とてもたくさん入っていて、値段を考えたらお得だと思ったのですが、だんだん飽きてきてしまい、そうこうしているうちに賞味期限が来そうになって、慌てて食べました。一人暮らしの場合、量が多すぎると消費しきれないので、よく考えて買わないと逆に損するなと思いました(40代/女性/個人事業主)
・アヒージョの大皿。食べたことがなかったので、安くて思わず買ってしまったが、結局そんなに口に合わず、ほとんど捨ててしまった(20代/女性/正社員)
・業務スーパーの大袋入りのマカロニサラダ。水っぽくておいしくなかった(20代/女性/パート・アルバイト)
・業務用ピザ。サイズがデカすぎて家のオーブンレンジでもフライパンでもサイズが足りなかった。結局切って温めた(30代/女性/パート・アルバイト)

「コストコのテーブルロール」「パンの詰め合わせ」パン

 毎朝食べるから……と思っても、大量かつ味がイマイチだと消費が大変!? 日本のパンは世界でもおいしいといわれているとか。それだけに海外産は口に合いにくいのかも?

・コストコで売られているテーブルロール。パサパサしていておいしくなかった(20代/女性/専業主婦)
・マフィン。食べきれなくて残るし、外国のヤツはパサパサであまりおいしくない(40代/女性/専業主婦)
・パンの詰め合わせ。量が多すぎて、頑張って食べることになったので損だったと思う(20代/女性/学生)

「業務スーパーのたい焼き」「コストコのキャラメルが絡んでいるナッツ」菓子類

 大容量のお菓子はテンションが上がりますが、完食するには悩ましい問題が続々。外国の製品ゆえ、味が好みでなかったり、添加物が心配になったり……。

・ポップコーン。子どもにせがまれて買いましたが、何しろ量が多すぎて食べきれないし、外国のものなので食の安全性にも疑問を感じます。もう買うことはないと思います(40代/女性/無職)
・業務スーパーでセット売りのたい焼きを買ったのですが、おいしくなかったのでもう利用しません(40代/男性/派遣社員)
・大量のクッキー。アメリカンなとびきりの甘さで、家族がそこまで多くない我が家では食べきれず……。賞味期限が切れそうだったので、友達にお裾分けしました(10代/女性/学生)
・海外製のお菓子やアイスクリーム。味の薄さ、悪さに、買ったことを後悔しました(40代/男性/経営者)
・コストコで、キャラメルが絡んでいるナッツを買いましたが、量も多く、甘すぎて食べ切れなかったので、お得というより損をした感じがします(50代/女性/個人事業主)
・ブランド物のチョコレートの大袋。なんかちょっと品質が悪いな、と思ったら、本物とは製造場所が違うらしい(20代/女性/正社員)
・コストコでポテトチップスを大量に買って、結局全部食べてしまったときには、なんだか悪いことをしたような気分になりました(40代/女性/正社員)

 大きなケーキはパーティを盛り上げてくれるものの、甘さにやられてしまう人続出の様子。質より量か、量より質か――。

・ケーキ。友人とパーティだからという理由で何回か購入したが、大きすぎて毎回結局残してしまう。ケーキは普通の店で買うのがおすすめ(20代/女性/正社員)
・四角い形のケーキ。思っていた以上に甘くて、買って損したなぁと思いました(30代/女性/無職)
・ティラミスなどのスイーツ類。確かに量は多いし安いんだけど、食べてみたらおいしくなかった。これなら少量でもおいしいものを食べた方が幸せになれると思った(20代/女性/無職)
・大きいレアチーズケーキ。クリームチーズの塊のようで、味が雑すぎてすぐに飽きてしまい食べきれなかった(50代/女性/派遣社員)

「小分けにする手間がかかる」「スーパーの肉よりとても硬い」生鮮食品

 格安で大量購入できるのは魅力の一方、それらをカットしたり保存する手間を考えると、お得とはいえないのかも。結局、食材を傷ませてしまって処分するケースも。

・業務スーパーで大きな肉の塊を購入しました。小分けにする手間がかかったことや、量が多すぎて賞味期限までに食べ切れなかったことで、損をした気持ちになりました(60代/女性/個人事業主)
・業務スーパーで鶏肉がとても安く売られていたので大量に買い込んだのですが、後で食べようと思ったら、その肉は普通のスーパーで売っている肉よりとても硬い物だったので、結局食べずじまいになってしまった(50代/男性/パート・アルバイト)
・野菜や果物を旬の状態で食べきれずに、処分してしまった(40代/男性/正社員)
・玉ねぎの爆買い。結局のところ、そんなにいらなかったのと、普通のスーパーとコスパがあまり変わらないということに気がついたから(30代/女性/正社員)

「コーヒー牛乳風の飲料」「2リットル入りのお茶」清涼飲料水

 好みの飲料水でも、メーカーによっておいしくないこともあるため、大量買いしてしまうと損することに。安いからと大量買いしたものの、消費期限を過ぎてしまう……なんてこともあるようです。

・コーヒー牛乳風の飲料。雪印のコーヒー牛乳より安いので買ってみたが、やはり味が違うので損した気分になりました(40代/女性/専業主婦)
・メーカーが有名ではない飲料水のセット売り。安かろう悪かろうだったのか、あまり味が良くなくてマズかったため、誰も飲まなくなってしまい、気がつけは消費期限が切れて全て廃棄しました。もったいないことをしたと思います(40代/女性/無職)
・2リットル入りのお茶。大量に購入し、常温で保管していましたが、なんだか変な味がしました(40代/男性/正社員)
・ペットボトルのジュース。賞味期限が近いのを承知で買ったが、結局消費しきれなかった(30代/女性/専業主婦)

 調理に便利な味付けの素などは、ついほしくなりますが、口に合わないとムダになってしまうよう。海外の調味料は珍しさから買ったものの、料理法が思いつかずに使い切れないことも……。

・チリソースのもと。意外と甘すぎて、家族に不評でまったく減らなかったから(40代/女性/パート・アルバイト)
・消費期限が長く、使用頻度も高いと思って、炒飯の素を購入しましたが、使い切ることもできず、同じ味に飽きてしまいました。ほかの使い道もあまりなく、損したなぁと思いました(20代/女性/正社員)
・調味料。そんなに大量に使うものではないので、結局半分くらい使ったところで、消費期限切れになってしまいました(50代/男性/経営者)
・グリーンカレーのペースト。おいしいけど、ほかの使い道を知らないし、使いきれない量だった(30代/女性/個人事業主)
・味噌。味が口に合わないと、どんな料理に使おうとその味が合わないため、そのほかの使い道がなかったからです(20代/女性/正社員)
・マヨネーズのボトルが、確かに安いのですが大きすぎます。そんなに使わんよ3人家族じゃ……。結果的に冷蔵庫を圧迫する分、なんか損した気がします(30代/男性/正社員)

「冷凍野菜の原産国が中国」「フライ系はほぼハズレ」冷凍食品

 時短調理を可能にしてくれる、主婦の味方の冷凍食品。しかし、品質がイマイチなことも? 原産国のチェックはしっかりしたいところ。

・冷凍のカット野菜。安いけど品質が悪いので調理に向かないと思いました(30代/男性/個人事業主)
・冷凍野菜。1キログラムほど入った大容量のものを買いましたが、原産国が中国だったことに後から気がついて後悔しました(20代/女性/専業主婦)
・冷凍のミックスベジタブル。少し料理に入れたくて買ったが、一人暮らしのためなかなか消費できずに困ってしまった(20代/男性/学生)
・冷凍食品のフライ系。ほぼハズレでした。イカや白身魚という無難なものを選んだのですが、まずくて食べられないほどで、とてもショックでした(40代/女性/パート・アルバイト)
・特大のフライドポテト。たくさんありすぎて冷凍庫に入らなかった(40代/女性/専業主婦)
・業務用スーパーで冷凍桜餅を購入したが、1個あたりのボリュームが小さかったため、結果的に損をしたように感じた(40代/男性/公務員)
・チュロス。揚げるだけで簡単だと思い購入しましたが、揚げるとバラバラになって、油を吸って、おいしくできませんでした(30代/女性/専業主婦)

「ウェットティッシュの匂いがきつい」「シャンプーが使い切れない」消耗品

 大容量のメリットを感じられないのは、食料品に限ったことではない模様。消耗品でも損することはあるようだ。

・量がたっぷり入ったウェットティッシュ。思ったより匂いがきつく、結局使わなくなってしまいました。まとめ買いしてしまったので損したなあと思いました(40代/女性/専業主婦)
・シャンプー。大容量でお得だなぁと思って購入しましたが、使い切るのに苦労しました(20代/女性/学生)
・たくさん入ったトイレットペーパー。肌触りが合わなかった(30代/女性/専業主婦)
・大きな容器に入った洗濯用洗剤。なかなか使い切ることができず、劣化したと思って使わなくなったから(30代/女性/専業主婦)
・大きめの収納ボックス。今は百均でもいい収納ボックスがあるし、やたらと大きいし値段も高いし、その場の勢いで買ってしまって後悔しています(30代/女性/個人事業主)

 ほかにもさまざまな買って損したアイテムが……。どんなにお得だとしても、自分にとって適切な容量なのか見極めることが必要そう。初めての商品なら、なおさら少ない量から手を出すようにしたいですね。

・業務用のチーズの塊。カットして食べやすい大きさに切って冷凍して使っていたが、なかなか減らない。また、解凍するときに溶けてしまったり、思い通りの硬さになるまで加熱するのに時間がかかったり、使い切りサイズの方が冷蔵保存で食べきれるので便利だと感じた(20代/女性/正社員)
・大きいサイズのオリーブオイル。使い切れずに捨ててしまったことがある(30代/男性/個人事業主)
・コーンミール。マフィン作りにハマっていたこともありましたが、そんなに使わないので大量に余って困っている(30代/女性/専業主婦)
・カレールー。一般家庭では多すぎて使いきれない(60代/女性/専業主婦)
・小麦粉。業務スーパーよりドン・キホーテの方が安く売っていた(40代/男性/無職)
・業務用スーパーで大容量のパスタを買いました。おいしくなくてとてもがっかりでした(30代/女性/正社員)
・大容量のドレッシング。安いけれど自宅で使う分には、すぐ飽きてしまうので(30代/女性/個人事業主)
・輸入物の缶詰。どうしても料理に必要だったのですが、微妙に高かった気がしました(40代/女性/専業主婦)
・小分けになっている商品は、ほかのスーパーと値段変わらずか高いことが多いです(40代/男性/個人事業主)
・国産の物だと思って買ったものが輸入品だと気づいた時に、安いはずだと、損した気分になりました(30代/女性/正社員)