「はあ、何? この状況!?」衝撃的すぎた介護ホーム担当医の発言、 60代父の施設選びで直面した現実

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

『突然大声を上げて怒り出す』要介護4の父と生活保護の兄……30代女性が背負った“家族”と“介護”の現実」で紹介した中村万里江さん(仮名・35歳)は、高次脳機能障害を負って有料老人ホームにいる父親(68)がホームでトラブルを起こして、ホームから「ボーっとさせるクスリ」を使うか、それができなければ退去してほしいと言われた。突然迫られた”究極の選択“に、クスリを使うことを認めたものの、ホームへの不信感が募っている。

父を廃人にした「クスリ」を少しずつ減らしていった

 中村さんの話を聞いた筆者は、似たような話を思い出した。Hさんは、前にいたA介護施設で介護拒否や暴力があったために向精神薬を多量に投与され、一気に廃人になった。B介護施設のスタッフ、緒方由紀恵さん(仮名・45)はHさんの娘さんから「父を助けてほしい」と懇願されA施設を訪ねたところ、その施設長から「私はHさんが嫌いです」「Hさんのような人は、一番重度の要介護5になって、特養に入るのが一番いい」と言われ愕然とした。

前回はこちら

 緒方さんはあまりの衝撃に、Hさんを自分たちの施設で介護することを決心したという。

「協力医療機関の医師や看護師とともに、様子を見ながらクスリを少しずつ減らしていきました。そして、Hさんが暴力を振るったり暴言を吐いたりするのがどんなときか、24時間観察したんです」

 すると、着替えや入浴など、Hさんの身体介助の際に暴力や暴言が出現することがわかってきた。

「認知症のHさんは、知らない人が急に自分の体を触ったり、衣服を脱がしたりするのが不安で怖かったんです。このことがわかってからは、私たちもHさんの介助をするときには『今から着替えますね』などと、何をするのか伝えてから介助するようにしました」

 緒方さんたちスタッフは、認知症について勉強しなおし、効果があるといわれる認知症介護メソッドを実行しては検証し、効果のあったやり方を根気よく続けた。すると、次第にHさんに笑顔が見られるようになったという。

「認知症ですから完全に元のHさんに戻ることはできませんが、それでも昼は起きて、リビングで過ごし、夜は寝るという当たり前の生活ができるようになりました。レクレーションに参加して歌を歌われることもあります。娘さんがいらっしゃって、Hさんと一緒に食事をされて『父とご飯を食べることのできる日が来るとは思わなかった』と涙を流されて、私たちも本当にうれしかったです」

 娘さんの喜びは想像に難くない。そして恐ろしいのは、Hさんをクスリ漬けにしたA施設に今も多くの入居者がいるということだ。

 「ほかに預かってくれるところはないから」「家ではもう看られないから」仕方ないと、あきらめている家族もいるはずだ。確かにそれはそうなのだが……。

 その一方で一筋の光明があるとすれば、緒方さんのいるB施設のような心ある施設もあるということだ。そんな施設に巡り会えたHさんや家族はまだ幸運だった。いや、“運”で済ませてはいけないのだが。

 そして頭をよぎるのは、中村さんの父親のことだ。ボーっとさせるクスリを使うか、退去するか、という選択を迫るホームに父親を安心して任せることができるだろうか。

 中村さんの父親はまだ60代だ。「仕方ない」ではすませられないと中村さんは思う。

「完璧な施設はないというのもよくわかっているつもりです。それでも、父にとってよりよい場所を見つけたいというのはわがままなのでしょうか?」

 父親の人生を自分が決めてしまうことに対する責任の大きさを痛感している、中村さんは言う。クスリに頼ることなく、父親を受け入れてくれる施設はないのか、ホーム紹介会社や以前のケアマネジャーに相談した結果、三度(みたび)施設探しをはじめることを決心した。

 ところが、そんな矢先にまた中村さんの気持ちがくじける出来事があった。

「紹介会社から新しいホームを紹介されたので、見学に行くことになりました。そのホームから、父を精神科に受診させて、診療情報提供書をもらって来てほしいと言われたので、ホームの担当医に紹介状をお願いしたんです。担当医からは精神科の受診はお勧めできないと渋られたのですが、なんとか紹介状を書いてもらえるよう電話でお願いしました。すると電話を切ってまもなく、その先生から電話がかかってきたんです」

 その電話がどうもおかしい。受信履歴から間違って中村さんに発信してしまったようだった。

「先生は私に電話をかけているとは思っていないようで、奥さんらしい人との会話が聞こえてきたんです。その内容が、私と父のことのようでした。『介護が必要な人は60代後半の大柄な男性で、要介護2はホームから一番嫌がられるパターンだ。ほかの施設では受け入れてもらえないだろうし、受け入れてもらえても、施設ショッピングになってしまう。娘は父親が嫌がられていることも、施設ショッピングをしていることもわかっていない。今のホームの対応もどうかとは思うが、娘も施設を信用していない』と……。はあ、何? この状況!? ですよね。もし先生が意図して私に電話をかけて、この会話を聞かせていたとしたら、それはそれでびっくりですけどね」

 まったく。安物のドラマを見ているような展開だ。しばらくこの会話を聞いたあと、中村さんは徒労感に襲われて電話を切った。

 あるホームの入居相談員がこうこぼしているのを聞いたことがある。「100点の施設などないのに、気に入らないとまるで服を買い替えるように施設を変える人がいる」と。

 そのときは、お金を持っている高齢者の贅沢な話だと思ったが、中村さんや緒方さんの話を聞いたあとでは一概に施設を移ることが悪とは言えないと思える。誰も好き好んで施設を移りたくはないのだから。

 中村さんと父親の安住の場所が見つかることを心から願う。

カードのショッピング枠復活も、3歩進んで2歩下がる!? 27万の「ネームリング」を購入した買い物狂い、友人の一言に撃沈


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 昨年、結婚指輪を購入してルンルンのあたくし。以来、「自分の名前や相手の名前をリングにする」のはどうかしら……と、前のめりパワーを爆発させていました。「彼女の名前の入れ墨をする男」とまったく同じ思考で、私は彼と自分の名前が入れられるリングを探していたのです。「ENUKO・TAKUYA」ってリングを一生つけるの!! ね、最高でしょ!?

 そう思いながら「楽天」を開いてみると、「ネームリング」と呼ばれるリングがたくさん出てきました。皆、子どもの名前を入れたり、友だちの誕生日にプレゼントしたりしているんだって。へー、へー、いいじゃない。ステキじゃないの~~!!

 数カ月前の彼氏にフラれたばかりの私なら、「爆ぜろ!! ここにレビューしている女ども全員爆発しろ!!」と思っていたに違いありませんが、今ならこの幸せいっぱいのレビューも微笑んでみていられます。YES! 幸せ絶頂期! この世に生を受けて35年にして、あたい今が一番幸せよ~~!!

 しかし、どのネームリングも華奢で可愛いのですが、買い物狂いの私には、なーんかこうどれも同じに見えて、「これだ~~~!!!」というものが見つかりません。レビューを見ても「華奢すぎてちゃっちい」という声もありましたし、せっかく名前入りのリングを作るなら、こうガツンと、この世に1個しかない感を出したい。やっぱ、オーダーメイドだわ。一から私好みのリングを作ってもらわねば。

 金がないと年中騒いでいる私ですが、ネームリングは別。だってこれ、幸せの結晶みたいなもんでしょう? こういうのは思いついた時にはやらないと機を逃すのよ。というわけで、すぐさまいつもお世話になっている宝飾店に連絡を入れることに。

 その宝飾店は、いつもリングのサイズ直しやネックレスのチェーン切れを直してもらっているなじみのお店で、毎回パーフェクトに要望に応えてくれます。オーダーでリングを作ってもらったこともあるのですが、そのときも素晴らしい出来でした。早速相談してみると、店長さんは親身になって話を聞いてくれました。

店長「がっつりしたリングなら、幅15mmくらいがいいのではないでしょうか?」

 おほう! 私はメジャーを指に当てながら歓喜の声を上げました。幅15mm! そりゃあガツンとしているわ!

店長「イニシャルにダイヤを入れてみるのもステキですね」

 わお!! 確かにダイヤがあると、キラッキラでかっこよさそう!! ウンウン、それでそれで!?

店長「全体で重さ約13gの予定です」

 K18で13g!! それこそ、私の求めていた一生もののネームリングよお!

店長「見積もり、25万5,000円。0.06カラットのダイヤをつけるごとに、1万円プラスになります」

 ズギャーーーーン!!!!!!!!!! 高けえだろうなと予想はしていたけど……高え。2つダイヤを入れて27万5,000円かあ……遠い目。

 ここ最近、ヒイヒイ言いながらリボ払いの完済に向けて奔走していた私。ショッピング枠も80万円ほど回復してきたところですが、またもやカードを切ることになりそうです。これが「3歩進んで2歩下がる~♪」ってヤツね!!!!

 とはいえ、3歩進んで2歩下がるという言葉は、一見、1歩しか進んでいないように見えて、「2歩失敗して下がったぶん、その原因を検証してアップデートすることで次の1歩に活かす。そうすると下がった2歩も、意味のあるものになる。5歩動いたということは、すべて意味のあること」とかっこいいことを言っている人もいました。そ、そうよね……。あたい、確かに27万円を失うけれども、その代わりに「ENUKO・TAKUYA」という世界にただ1つのネームリングを手に入れられるんだもの! 決して無意味に27万円を失うわけじゃないわ!!

 そして、意気揚々とカードを切り、友だちにこの話を熱弁した時。友達は真顔で言いました。「『ENUKO・TAKUYA』とかダサすぎるだろ!」と……(涙)。

コート欲しさに通販サイトを覗いた結果……ボーナス払い&返送料無料&絶賛レビューで、10万超えの大散財!


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 買い物狂いになって早2年――、毎月その瞬間その瞬間に一番欲しいものを買っているので、「もういいでしょう、助さん格さん。もうこれ以上モノはいらないでしょう」と水戸のご老公のように頷く私なのですが、なぜかしら、毎月毎月新たな欲しいものが登場します。去年も「あたしゃこれから10年はこのコートを着るんだい!」と清水の舞台から飛び降りる気持ちで10万円のダウンコートを買ったわけですが、もう「新しいコートが欲しいィィィ」となっているのです……。

 聞いて、聞いてちょうだい。私が去年買ったダウンコートはネイビーのもっこもこな実用性に特化したダウンなワケ。自転車で爆走する独身キャリアウーマンのためのダウンだったワケ。でも今年は違うの。今年はマイステディに車で迎えに来てもらって買い物をするブルジョワマダムとなったわけ。つまり、防寒なんぞ二の次のエレガントで可愛いコートが欲しいわけよ!!!!

 とはいえ、私が住む街は岩手の片田舎。お高いコートを買おうと思ったら、イオンに入っているピノーレくらいしかありません。そんなわけで私は絶大な信頼を寄せている「ベイクルーズオンラインストア」を覗くことにしました。

 ベイクルーズストアのいいところはとにかくレビューがたくさん投稿されていること。良いレビューも悪いレビューもしっかり載っているので、選ぶ際にとても参考になります。たまにレビューの評価がめちゃくちゃ良い商品に出会うのですが、商品の写真がパッとしなくても、実際注文すると、「なるほど納得~」なアイテムだったりして、掘り出し物に出会えることもしばしば。

 オシャレ迷子になりがちなアラフォーにとって、ベイクルーズストアに載っている商品はかゆいところに手が届く良アイテムなのです。デザイン性の高いものよりもベーシックなものが集まっているので、服の質感やちょっとしたデザイン、服を着たときのシルエットなどのレビューがめちゃくちゃ参考になります。早速コートを検索すると、「ハミルトンリバーコート」というアイテムにキュンときました。商品レビューが22件投稿されていたのですが、総合評価は5点満点中4.7と高得点。こ、これは名品の予感……!

「上質な素材、軽さ、シルエットの綺麗さに大満足」「店頭で見た時に生地の質感がとても良くて気になっていました。届いて着てみると、やっぱり上質で柔らかくて軽いです」「軽くて手触りもよく、カジュアルに着てもどこか品があるような気がします」という絶賛レビューの連続に、「ほおお」と私は唸りました。こんなにも皆が絶賛しているコート、実物を拝んでみたいのう……。

 とりあえず一旦冷静になろうと思い、他のアイテムも見ることに。すると、今度はまったくノーマークだったストールに目が留まりました。「ASAUCE MELER/アソースメレ」の「FRINGE ストール」。こちらは総合評価5点満点。「やっと巡り会えた! と思うくらいの一目惚れでした」「何とも言えない柔らかで暖かい肌触りです!」とずらずらと称賛レビューが並びます。ふおおおお……この子も見てみたいわあ……!!

 しかし、ストールが4万9,500円。コートが6万8,200円。2つ購入したらあっちゅーまに10万円超え……。私はポチりそうになる自分を必死に止めました。待ちなさい、落ち着きなさいよ、千葉N子。実物も見ないであんた、10万円も払うなんて正気じゃないわよ……。その私の葛藤を間近で見ていたかのように翌日、ベイクルーズストアが「返品送料無料キャンペーン」というものを打ち出してきました。

 期間内に購入された商品なら、返品の際に着払いで返していいらしいです。ひ、一目見るだけなら……ちょっとチラ見するくらいならいいよね……だって返品送料無料だもの。私は震える指で決済画面をクリックしました。よっぽどのことがない限り買わないもの……だから、ボーナス払いにしておけば実質ダメージはゼロよ……ね?

 そして数日後。コートとストールが手元に届き、その手触りの良さと可愛らしさに「欲しい~~~~!!!!」となるのでした……。にしても、ベイクルーズストア。利用する前までは「なんでこんな何の変哲もないアイテムが2万も3万もするのにソールドアウトなんだろう」と思っていましたが、ハマっちゃうと抜け出せなくなるわあ……。ボーナス払い&返品送料無料キャンペーン&絶賛レビューのトリプルコンボは強すぎます……。

「父を助けてください」向精神薬で“廃人”にされた親、老人ホーム施設長のあぜんとする本音

 “「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

『突然大声を上げて怒り出す』要介護4の父と生活保護の兄……30代女性が背負った“家族”と“介護”の現実」で紹介した中村万里江さん(仮名・35歳)は、高次脳機能障害を負って有料老人ホームにいる父親(68)がホームでトラブルを起こして、ホームから「ボーっとさせるクスリ」を使うか、それができなければ退去してほしいと言われた。突然迫られた”究極の選択“に、クスリを使うことを認めたものの、ホームへの不信感が募っている。

 がん末期の母親と最期の時間を一緒に過ごさせてあげたいと、父親も母親と同じ有料老人ホームに転居させていた。母親を看取り、ようやく肩の荷を下ろしたときに起こった問題に、中村さんは三度(みたび)父親のホーム探しをしたほうがよいのか迷っている。

前回はこちら

父を助けてください

 中村さんの話を聞きながら、似たような話をある介護施設のスタッフ、緒方由紀恵さん(仮名・45)から聞いたのを思い出した。

 その施設に入居しているHさん(80代)は、入居した1年前にはまったく表情がなく、昼も目を覚ましていることがなかった。椅子に座ることも、食事を自分で摂ることもできない。ほとんど寝たきりという状態だったという。

「そのうえ、私たちが着替えや入浴の介助をしようとすると、激しく暴れて抵抗されるんです。暴言もありました」

 Hさんは、自宅からこの施設に直接入ったわけではなかった。この施設に入る前は、似たような施設に1年間入居していた。

「Hさんの娘さんが、私たちのところにいらっしゃって、『うちの父を助けてください』とおっしゃるんです。私たちの施設はケアマネさんからの紹介がほとんどで、家族の方が直接入居の相談をされることは珍しいので、どうされたのかなと思いました」

 娘さんの話を聞いて、緒方さんは驚いた。

「一人暮らしをしていたHさんは、物忘れがひどくなって、病院の紹介である認知症専用の施設に入られたそうです。それからあっという間に表情がなくなり、昼も夜も寝てばかりになったというんです。娘さんや家族の顔もわからなくなって、コミュニケーションもまったく取れなくなったと。それで娘さんは、そんな施設とは知らずに入れてしまった自分を責めて、Hさんを少しでも元の状態に戻せないか、それが無理ならせめて昼は起きることだけでもできないかと考えて、私たちの施設に問い合わせてくださったということでした」

 娘さんの話を聞いた緒方さんは、Hさんが入っている施設を訪ねた。すると驚くべき実態が明らかになったのだ。

「うすうす感じてはいましたが、Hさんがあっという間に寝たきりに近い状態になったのには、向精神薬の多用が原因でした。施設に入居したことで突然環境が変わり、不安になったHさんが介護拒否をし、ときにはスタッフに暴力をふるい、暴言を吐くようになったため、施設はクスリで静かにさせることにしたのです」

 緒方さんは、耐えられないというような悲痛な表情を見せた。

 おそらくこれが、中村さんが父親を入れている有料老人ホームのスタッフから「父親に投与したい」と言われた「ボーっとさせるクスリ」なのだろう。中村さんの父親のホームは、まだクスリを使用していいか家族に許可を求めただけマシだったのかもしれない。

 Hさんはそのクスリの量や種類を増やされ、一気に廃人になったのだろう。それほどHさんの変貌は激しく、そして急だった。Hさんの娘さんが「せめて昼は起きていてほしい」と、緒方さんにすがったのもよくわかる。

 しかし、施設長の言葉はそれだけでは終わらなかった。

「『私は、Hさんのことが嫌いです』と言われたんです」

 もちろん介護に携わる職員なら誰もが聖人であれ、というつもりはない。人間だから相性もあるだろう。だが、それを大っぴらに口にするとは。いくらスタッフがHさんの暴力や暴言で傷ついていても、「嫌い」と言ってしまうのは介護職失格ではないか。

 さらに、この施設長からはこんな“本音”も出たという。

「Hさんのような人は、一番重度の要介護5になって、特養に入るのが一番いいんですよ」と。

 緒方さんが同業だから本音が出たのかもしれないが、あまりに残酷だ。いやしくも介護を生業(なりわい)としている人が、ここまで言ったことにあぜんとする。

 そして同時に、こういう施設が実際にあるということに戦慄した。これも立派な虐待だ。クスリではなく、毒だ。

――続きは1月10日公開

てんちむ&堀江貴文と急接近した「自称スピリチュアリスト」、心屋仁之助氏は“歌手”に転身! 2021年の注目教祖様

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弱った心に入り込む、甘い言葉やラクに稼げそうな情報――。ネット上には、無責任な理論で集客しては人を食い物にするような、スピリチュアリスト、霊能者、民間資格カウンセラーなどがあふれています。彼らを信じ込んでしまえば、価値観や金銭感覚をゆがめられるのはあっという間。友人や家族を失ってからでは、もう遅い! 「スピリチュアルウォッチャー」黒猫ドラネコが、現代社会にのさばる怪しい“教祖様”を眼光鋭く分析します。

 あけましておめでとうございます。多くの方々が旧年中の苦境から脱却できる年になるよう願っておりますが、スピリチュアルビジネスの教祖様の懐にだけには、寒風が吹きつけることを期待しています。さて、今回のテーマは新年恒例「今年の注目教祖様」です。

てんちむ&堀江貴文と急接近! 自称スピリチュアリスト・happyに要注意

 2021年最も注目しているのは、昨年11月に千葉・幕張メッセで大々的にスピリチュアルイベント「シンデレラ・プロジェクト」を行った、自称スピリチュアリスト・happy。彼女のインスタグラムには、同12月10日、六本木バーレスク東京にて撮影された人気YouTuber・てんちむさんとのツーショット写真がアップされています。

 てんちむさんといえば昨年、豊胸手術済みであることを公表せず、バストアップ商品のプロデュースや宣伝に関わっていたことが発覚し、大炎上。自腹で商品の返金に応じると発表し、キャバクラやバーレスク東京で働き始めたようですが、そこに姿を見せたhappyには驚きです。

 happyは昨年末、堀江貴文氏とも交流していたことが明らかに。堀江氏プロデュースのミュージカル『クリスマスキャロル2020』の打ち上げと思われる会場で、参加者と共にドンペリを開ける“豪遊”の様子が、happyのインスタグラムで確認できました。しかし、堀江氏はかつて、江原啓之氏を「よーわからんスピリチュアルとかいう商売やってるやつ」と批判。「占いとかスピリチュアルとかなんの根拠もない」と切り捨てるほど、この界隈が嫌いなはずです。私からすれば、happyも「よーわからんスピリチュアルとかいう商売やってるやつ」なので、いくらhappyが一緒に写り込んだ写真をSNSにアップしようが、堀江氏にとっては「やけに景気のいい客」の1人にすぎないでしょうけどね。

 ネットでの発信力がある著名人との「コラボ」でも狙っているように見えるhappy。彼女がまだスピリチュアリストとして駆け出しだった16年頃、著名人とのつながりといえば、小林麻耶さんとキングコング・西野亮廣さんぐらいでした。そんな彼女はいつの間にか、芸能界に通じているかのような雰囲気を出し始めてるのです。このまま、世間から「有名人」「すごい人」と誤認されないように、happyのことは特に注視していきたいと思っています。

 元子宮委員長・八木さやも、もちろん観察続行中。昨年最初のコラムで、八木さやと八木龍平夫妻に関して「最も動向に注目している」と書きました。この時は「意地でも別れない」と思っていましたが、残念ながら離婚と相成りましたね。そんな八木さやには、今年も大きな動きがありそうです。

 実は八木さや、昨年の暮れにインスタグラムのアカウントがBAN(利用停止)されるという憂き目に遭っています。昨年の夏頃から「水素発生器」や「サプリメント」のネットワークビジネスを始め、インスタを通じて信者に広めようとしていた様子。これらの商売が規約に引っかかったのか、ユーザーから通報されたのかは不明ですが、八木さやはその後、ブログなどで突然「主婦になりたい」と言い始め、ウォッチャーたちをあぜんとさせました。

 その理由はすぐに判明。20年12月20日にブログで再婚を報告したと同時に、「八木さやの引退宣言をします」と発表したんです。なんのことだかよくわからないと思いますが、彼女は今から約2年前に「子宮委員長」という肩書を外し(これが「引退」らしい)、「八木さや」を名乗り始めました。この時、“引退セール”とばかりに自身のプロデュース商品などを売り捌いていましたが、今回も「八木さや引退記念 恋愛講座 ~最新版~」という情報商材を3万8,000円(税込)で販売するそう。要するに、“引退商法”のために八木さやの看板を下ろすのだと思われます。ちなみに同ブログには「次は何になるのかな」とも書かれていて、引き続きこの手の商売を続けることがミエミエ。あの……それ「引退」じゃなくて「改名」だよね!?

 どんな名前になっても、再々婚して生活環境が変化しても、自分の信者に物を売って金を稼ぐ彼女のやり方は今後も変わらないでしょう。次はどんな姿で登場するのか、引き続き見守っていきます。

 最後は、娘を叩いて自己嫌悪に陥っている女性に対し「あなたの娘さん、叩かれるために生まれたのよ」と無茶苦茶なアドバイスをしたことでおなじみの、心理カウンセラー・心屋仁之助氏。私がウォッチしているスピリチュアル界隈との親和性が高く、この御大の影響を受ける教祖様が多いと、当コラムでも取り上げ続けてきました。

 そんな心屋氏は昨年10月、自身のブログで「2020年末で心理カウンセラーを卒業して音楽活動に専念する」といった宣言をし、なぜかスポーツ紙なども報道。この内容が「Yahoo!ニュース」に転載されると、コメント欄には「この人、前から胡散臭いと思ってた」「子どもの虐待を肯定するような発言をした人ですよね? 表舞台から去ってくれてよかった」といった批判が多数書き込まれており、警鐘を鳴らし続けてよかったと溜飲が下がる思いでした。

 すでにSNS上では「シンガーソングライター JIN-kokoroya」を名乗り、活動を開始している様子。ただ、ステージ上でも今まで通り自己啓発の講演会をやるでしょう。さらに、心理カウンセラーとしてつづっていたブログを焼き増しし、シンガーソングライターとして発信を続けると思います。というか、今の時点でそうしているんです。

 今までの活動で集めた“心屋信者”の力はまだまだ強く、「シンガーソングライター JIN-kokoroya」のAmebaオフィシャルブログは、あっという間に「歌手部門」で研ナオコさんや野口五郎さんらとアクセスランキングで競り合っている状態。実は私、心屋氏の歌を聞いたことがありますが、「まあ、ヘタではない」という感じ。きっとこれからボイトレなどをやって、歌声を磨いていくんでしょう。いや、そうであってほしい……!

 今年は丑年ですが、「牛」は勤勉や誠実の象徴なのだそう。動物たちの競走で、動きの遅さを自認して前夜のうちから歩いたからこそ、ネズミに次いで十二支の2番目になったというおとぎ話もあります。「コツコツと地道に」なんて、お手軽に手早く人を騙して儲けようと目論む連中が多いスピリチュアル界隈とは全く相容れないイメージ。怪しいものに惑わされず、牛のように、どっしり&しっかりと前に進んでいきたいものです。

サイゾーウーマン「2020年検索ワード」トップ10! ジャニーズ・嵐・キンプリ・木下優樹菜・山口組ほか総ざらい

 「鬼滅の刃」「緊急事態宣言」「Go To」「あつまれ どうぶつの森」「Zoom」――これらは、昨年12月9日にGoogle日本法人が発表した「2020年のGoogle検索ランキングトップ10」にランクインしていた言葉。新型コロナウイルスの世界的な大流行を彷彿とさせるものや、老若男女がハマったエンターテインメントなど、まさに2020年を象徴する検索ワードだといえるでしょう。でも、サイ女を盛り上げてくれた話題って、もっといろいろありましたよね!?

 毎月のように芸能人の不倫が発覚し、ジャニーズタレントが続々と退所、ネット上でやたらと炎上していた人などなど、世間が“ググった”結果だけじゃ、本当の2020年は見えてこないのでは――? ということで、「2020年のサイゾーウーマン検索ランキングトップ10」をドドンと発表! いったい、どんな検索ワードでサイゾーウーマンにたどり着く人が多かったのか? いろいろあった1年を「最も読まれた記事」と一緒に振り返っていきましょう。

【第1位】嵐

 2020年末をもって、グループでの活動を休止した嵐。今年から、大野智を除くメンバーは、個人での活動を行うと発表されています。1年を通してさまざまな話題を提供してくれた嵐ですが、いいものばかりではなかったのも確か。9月には櫻井翔のテレビ出演情報をめぐって“珍騒動”が起こり、ジャニーズ事務所の混乱ぶりをあらわにしていました。

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【第2位】ジャニーズ

 365日ジャニーズ情報をお届けしているサイゾーウーマンらしい、納得の順位! 前述のように、今年から嵐が活動休止に入っているため、同期の関ジャニ∞の活躍に期待しているファンも多いのでは。そんな中、村上信五に心配なニュースが……? 詳細は、ぜひ本記事をご覧ください。

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【第3位】芸能ニュース

 毎月のように、芸能人の“不倫”が取り沙汰された2020年。1月の東出昌大&唐田えりかから始まり、今もなお批判を浴び続けるアンジャッシュ・渡部建ら、話題に事欠かない1年でした。そんな中、異彩を放っていたのが、“ラブラブ夫婦”すぎて心配された小林麻耶。夫で整体師のあきら。(國光吟)とのYouTube配信が「胡散臭い」などと話題になりましたが、近くでこの夫婦を見ていた人には、すでに怪しまれていたようです。

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 若手ジャニーズを代表する人気グループ、King&Prince(キンプリ)。昨年1月には、Snow ManとSixTONESがデビューしましたが、King&Princeの勢いが衰えることはありませんでしたね。今年はデビューから4年目ということで、人気も安定してきたようですが、ここにきて永瀬廉が“プロフィール”の変更を申し出たため、驚きの声が上がることに。

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【第5位】平野紫耀

 King&Princeのメンバー・平野紫耀は、昨年も個人活動が充実。6月にはSexy Zone・中島健人と連続ドラマ『未満警察』(日本テレビ系)でW主演を務めたほか、バラエティ番組でも活躍していました。また、レギュラー出演している情報番組『ZIP!』(同)のコーナーでは、平野の“天然”が炸裂し、朝からお茶の間に笑いを届けてくれたようです。

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【第6位】木下優樹菜 相手

 昨年、世間から大バッシングを浴びて大炎上した人物といえば、7月に芸能界を電撃引退した木下優樹菜でしょう。“タピオカ騒動”以降、一度は芸能活動再開を表明するも、すぐに撤回。そのウラでは、木下の不倫疑惑もささやかれており、その“お相手”に世間の注目が集まりました。木下には自伝出版のウワサもありますが、今年も一波乱巻き起こす気なのでしょうか……?

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【第7位】二宮和也

 19年11月、一般女性と結婚した二宮。嵐で唯一の“既婚者”として1年を送ったわけですが、本人は特に変わらず、通常営業を続けていましたね。パーソナリティを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm)では、二宮の近況も明かされることが多く、ファンにとってうれしい情報源になっていた様子。その中でも、あの映画についてウラ話を語った放送が、注目を集めていました。

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 昨年6月19日にジャニーズ事務所を退所し、すぐさま活動の場をYouTubeなどのネット媒体に移した手越。同23日には「緊急記者会見」を行い、その模様をYouTubeで生配信したところ、128万人を超える視聴者を集め、大きな話題になりました。最初の勢いがよかっただけに、その“持続力”が不安視されていましたが、すでに「消えそう」と言われる存在になってしまったようです。

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【第9位】SixTONES

 昨年1月、Snow Manと同時デビューを果たしたSixTONESのデビューシングル「Imitation Rain / D.D.」は、発売初週に132.8万枚を売り上げる偉業を達成。この勢いをそのままに、同4月にはSixTONESの2ndシングル「NAVIGATOR」のリリースを発表したものの、京本大我のある一言が物議を醸すことに。いまだに“VS”な雰囲気を引きずっているSnow ManとSixTONESですが、今年も争いが起こってしまうのでしょうか。

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【第10位】山口組

 急にハードボイルドな検索ワードが飛び出してきましたが、これはサイ女の人気連載「『元極妻』芳子姐さんのつぶやき」で頻出する、みなさんご存じの暴力団です! 2020年は、コロナ禍における活動の変化などにも注目してきましたが、変わらない“関係性”もあるようで……。

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「刑事なんか、カネで買える」 元極妻が考える、ヤクザと警察の癒着の“実態”

アインシュタインと堀江貴文を敬愛! ジャガー横田と木下博勝医師の息子・大維志、“中2病全開のTwitter”がアツい

 いやはや、大変な1年でしたね。皆様本当に、本当にお疲れ様でした。さあ、やってまいりました、庭の枯れ落ち葉にすら劣る、焚き火の燃料にすらならない芥ニュースを集めて、そして放置する、毎年お馴染みのこのコーナー。まずは月間MVPの発表からどうぞ。

1月 林家ペーがブログ「ペーパーの余談ですけど」にて、亡き愛犬・幸イチローの命日に在りし日の彼を偲び、写真を6枚アップするが、全てフラッシュに反射した白目写真というペー・クオリティ

2月 松居一代がブログで13年前の息子の大学受験を回顧。大学院生の家庭教師を住み込みで雇い、彼のパンツまで洗っていたという「ねえ、その情報いる?」な苦労話を問わず語りしだす

3月 森脇健児が自身のYouTubeチャンネルでチワワと30m走を競い、大敗

4月 星野源の「うちで踊ろう」ムーブメントに乗っかり、安倍首相(当時)がステイホームのメッセージを発信した例の動画。それにツッコミを入れる動画を、ぜんじろうが意気揚々とTwitterに投稿。“世界を股にかけて活動するスタンダップコメディアン”としての本領を発揮するチャンスだったが、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)に登場する街角素人さんのほうがまだ面白いツッコミするよ? レベルの代物で、リアクションはたったの22RT、61いいね(12月27日現在)

5月 藤原紀香が絵本の読み聞かせ運動「#SaveWithStories」に賛同し、キラキラ衣装とマンキンのヘアメイクでラプンツェル になりきって『グリム童話 ラプンツェル』を読むという、ほかの芸能人たちとは一線を画した手法で朗読動画を披露するも、「子どもたちのため」より先に「我が我が」が前に立ちすぎてお話の内容が入ってこない

6月 いしだ壱成が個人名義のYouTubeチャンネル「いしだ壱成の一番星」を立ち上げ、生い立ちやデビュー前後の出来事を振り返った。「自分探し期」にバックパッカーとしてインドを旅行した体験も語り、「トラブルだらけ」にあらず、「トラブルだけ」の旅行記を“すべらない話”として披露したが、ひたすら彼の「引きの弱さ」と交渉力のなさ、見極めの甘さだけが胸に迫る“味動画”となっていた

7月 広瀬香美がラジオ配信アプリ「Voicy」のゲストに、一般人で親友の“みやりん”を招き、「私のこと、どう思ってる?」「私の素敵なところってどこ?」など、どう答えていいかわからない質問で迫り、強制的に褒めちぎらせる

8月 YouTubeの「亀田史郎チャンネル」にて亀田姫月が父・史郎へのドッキリをプロデュース。仕掛け人である“西成の輩(ヤカラ)”風おっさんにまんまと騙され、史郎が「おん?」と凄むシーンが妙味

9月 緊急事態宣言が発令された3月から半年間、一度も外食をしていないという落合博満・信子夫妻を労い、息子の福嗣が馴染みの店を貸し切りにして信子の誕生日を祝った

10月 著名人二世の超新星、木下博勝・ジャガー横田夫妻の息子・大維志が、Twitterにて「俺のステージが上がった」と大悟の境地に達したことを告白

11月 泰葉がTwitterでエゴサをしまくり、唯一のヒット曲である「フライディ・チャイナタウン」というワードに逐一反応してリプライを送って、自身のYouTubeチャンネル「泰葉チャンネル」への誘導リプライを送りまくるという布教活動を始める

12月 西村知美が自身のYouTubeチャンネル「夢幻童子とろりんチャンネル」にて、移ろいやすいアカペラを披露。娘の咲々にアニメのコスプレをさせたホラーテイストのイメージビデオを公開

 どうですかお客さん、今年のいろんな悲しい出来事も吹っ飛ぶぐらい、あまりのしょーもなラインナップに怒りが湧いてきました? ではいよいよ年間ベスト3を発表です! ……え? 「仕込み中の煮豆が吹いたんで、それどころじゃない」? いいでしょういいでしょう。そっちを優先しつらーさいよ!

■第3位 著名人二世の超新星、木下博勝・ジャガー横田夫妻の息子・大維志が、Twitterにて「俺のステージが上がった」と大悟の境地に達したことを告白

 リビングルームのテーブルで立ちションをし、父の取材に来た女子アナのおっぱいを揉みしだいた武勇伝を幼少期に残す、かの落合福嗣でさえ親孝行な好青年に成長してしまい(月間MVPの9月の項を参照されたし)、桑田真澄の息子・Mattの「美への異常執着」にもすっかり見慣れてしまい、もはやぺんぺん草も生えないと思われていた「著名人二世」分野に、とんでもない新星が現れた。ジャガー横田と木下博勝医師の一人息子・大維志その人である。

 物心つくかつかないかの頃から、両親とともにメディアに露出してきた大維志。彼が小学校に上がる前後から、母親のジャガーを小バカにしたような言動が目立っていた。いわゆる「父親模倣」というやつで、大維志のジャガーに対する言動を見れば、平素から木下博勝がジャガーをどのように扱っているかは想像に難くない。

 その後、木下の愛人報道や元部下からの告発記事で「木下モラハラ説」が一層濃厚なものとなっていくが、そんな「世間の目」などものともせず、18年から『スッキリ』(日本テレビ系)で放送された大維志の中学受験密着企画では、家族仲睦まじい様子を発信し続けた木下一家。19年には「大維志の医学部進学の学費を稼ぐため」という名目で、YouTubeに「ジャガー横田ファミリーチャンネル」を開設し、家族総出にて高頻度で更新している。そんな、“いろいろある”家庭環境のもと、スクスクと自意識を育て、現在中学2年生の14歳となった大維志の、名実ともに中2病全開のTwitterがアツい。そこにはこんな文面が並ぶ。

《心は気持ちを生む 気持ちは人を生む 人は行動を生む。これが、俺の生産「生3」。》
《新時代を切り開くのはこの俺だ。NEO人類で俺は常にいる。》
《俺がなぜ一般人よりも目を置かれるか、それはその当人(多数派)と価値観が違うから》

 アインシュタインと堀江貴文を敬愛し、“炎の講演家”を名乗るコンサルYouTuber・鴨頭嘉人に影響を受けたという大維志。“いろいろあった”末に、“哲学的思考”に自らの活路を見いだしたらしい。達観したような口ぶりの裏でヌラヌラと滾る、イカ臭い自我が味わい深い。今年の夏に立ち上げたYouTubeの個人チャンネル「カリスマ大維志ワールド」(タイトルも最高!)では、カップラーメンをすすりながら自らのツイートを朗読し、「俺いいこと言ってんな」感丸出しで反芻するなど、中2男子らしい可愛らしさを見せている。

 YouTube、Twitter、InstagramとSNSを駆使し、“文才”や“トーク力”のほか、絵やラップの才能も披露している大維志。21年、ますますの躍進に期待したい。

■第2位 YouTubeの「亀田史郎チャンネル」にて亀田姫月が父・史郎へのドッキリをプロデュース。仕掛け人である“西成の輩(ヤカラ)”風おっさんにまんまと騙され、史郎が「おん?」と凄むシーンが妙味

 「亀田史郎チャンネル」のブレインでありディレクターでもある娘の姫月が、同番組で史郎へのドッキリ企画を敢行した。大阪屈指の治安がアレな地区・西成でロケを行い、いかにも輩(ヤカラ)風の仕掛け人の男性が、自電車でぶつかった女性にしつこく絡んでいるのを目撃したら、史郎はどうするか? という内容だ。

 ドッキリが開始するやいなや、姫月の目論見通り、即座におっさんを制止して女性を守る“正義漢”ぶりを見せた史郎。「やめといたれ、女の子や」と女性をかばい、「輩多いからな、気ぃつけや」と女性を逃してあげるジェントルマン史郎。しかし、おっさんと押し問答になっている間の史郎の「なにコラ?」「おん?」「でにするんかい?」などのワードチョイスと語気を一聴すれば、どっちが輩なのかわからなくなってくる気もするが、そんなことはどうでもいい。世界広しといえども、こんな太った野良猫のようなおっさん2人が西成の道端で激しく威嚇し合う面白動画を見せてもらえるチャンネルが、ほかにあるだろうか。

 そして、2匹の野良猫がたっぷり「なにコラ?」「おん?」とやり合ったところで、企画者の姫月からネタバラシ。その後は終始ご機嫌で、「エグっ!」「仕上がってる!」「いままでのドッキリ史上No.1」と姫月のディレクションを絶賛し、笑顔を見せる史郎であった。最後はもちろん決め台詞の「3150!!」で〆てエンド。いいもん見させてもらった。

■第1位 西村知美が自身のYouTubeチャンネル「夢幻童子とろりんチャンネル」にて、移ろいやすいアカペラを披露。娘の咲々にアニメのコスプレをさせたホラーテイストのイメージビデオを公開

 自身のブログで「号泣した」と繰り返し熱く語り、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(TOKYO MXほか)にどハマりしているという西村知美が、劇場版の主題歌「WILL」をアカペラで熱唱し、自身が撮影・編集した画像や映像と合わせ、MV風に仕上げた動画を、「夢幻童子とろりんチャンネル」にアップした。

 西村知美といえば、浅田美代子、大場久美子の系譜を辿る、昭和を代表する「移ろい歌唱力アイドル」だ。本人にもその自覚はあるようで、YouTubeの説明欄に《著作権の関係で、曲は使用していないので、音程もリズムもバラバラで、鼻歌のようなアカペラで歌っています。正直、歌唱力が無いのにアカペラだと更に目立つので、BGMに雨音を入れています》と、謙虚なコメントを寄せている。しかし34年前のデビュー曲「夢色のメッセージ」における「♪ほほ〜えみ〜はっ たやさない〜でっ」の、オカリナを口に含んで歌ってるんか? と聞き紛うような歌唱からはいくらか進歩していると感じられた。BGMの雨音でいい具合に相殺されていたというのもあるかもしれないが。原曲と聞き比べなかったというのもあるかもしれないが。

 そして、このうつろい歌唱+謎の雨音に合わせた映像がまた振るっている。最初は自分が着るつもりで主人公・ヴァイオレットの衣装を購入したが、《17歳くらいのヴァイオレットに私が変装するには、年齢的にも炎上してしまいますよね f(^_^;)》と踏みとどまった西村。《色々悩んだ末、》17歳の愛娘・咲々に着せ、草っ原を歩かせたり、木の前に佇ませたりして、西村が撮影・編集も行い、“MV”を作り上げた。

 娘のプライバシー保護のため、金髪のウィッグの前髪で顔全面を覆い隠しているため、移ろいやすさは多少改善されたものの、好きが高じたゆえの妙な気迫と不気味さをまとった歌声、そして謎の雨音も相まって、かなり珍味な“MV”に仕上がっている。《通りすがりのご年配の男性が「顔隠しているけれど、ホラー系の撮影??」と声をかけられました(笑)》と西村が撮影時を振り返るだけあって、仕上がった映像にもばっちりホラーテイストは漂っていた。

 この「とろりんっ♪」とした天然ボケの下に見え隠れする謎の不気味さが、なんといっても西村の魅力だ。11年前に期間限定のダークサイド・ブログ「ブログってなんですか?」をつづっていた彼女のことが思い出されて感慨深い。今後も西村の独特なセンスを投入した“MV”をじゃんじゃんアップしてほしいものだ。

 ……さあ、いかがだったでしょうか。出来心で実写版映画『デビルマン』を見ちまったときに味わう「は〜時間無駄にした! わかってたけど!」感をお届けできていたら幸いです。来年もこうした“味”な芥ニュースを味わえる年であることを祈りつつ……。

【注釈】
※文中《 》内は本人による文章ママ

サイゾーウーマン編集部員が選ぶ、「この記事、読んでほしかった!」ベストセレクション12

 2020年、サイゾーウーマンが公開した記事本数はざっと4,800本。ジャニーズから芸能ニュース、皇室や料理レシピにマンガまで展開される雑食サイトだけに、よほどのサイ女マニアでも全記事完読は困難だったのではないでしょうか。

 それゆえか、4,800本の記事の中には、編集部員がいまいち手応えを感じられなかった記事も。「こんなに面白いのに読まれてない!」「もっと共感してもらえるはずなのに、読者に届いてない!」「ひょっとして、ブックマークしたまま忘れられている……?」など、あらぬ不安を抱いている記事もあるんです。

 そこで今回は、いま一度読者の皆々様にお届けしたい記事を、編集部員のパワープッシュコメントとともに12本ご紹介。芸能やゴシップだけではない、サイ女の“深層”を知る上でも、ぜひチェックいただけたら幸いです。

全国の子育てテレワーカーの気持ちになりきって一刀両断!

「ガセ炎上」のテレワークマナー本徹底レビュー! オンライン会議の目線は「カメラの5~10センチ下」など、謎マナーだらけだった!!

 今年コロナ禍の影響からテレワークが急速に広がる中、マナー講師が鼻息荒くこの分野に参戦。特に、マナーコンサルタント・西出ひろ子氏が9月に出版した『超基本 テレワークマナーの教科書』(あさ出版)は、謎マナー続出の奇書だった——。そんな本書のレビュー記事では、「会議で相手が発言している時は、カメラの5〜10センチ下を見る」「始業時はパソコンに向かって『おはようございます。本日もよろしくお願いします』と声に出し一礼」といった、めんどくせ〜謎マナーをさばきつつ、「テレワーク中に子どもが泣き出したりぐずったりしたら?」という質問への回答を、全国の子育てテレワーカーの気持ちになりきって一刀両断! 謎マナーに怒りたい人にはおすすめの1本。

『愛の不時着』北朝鮮ウォッチャーの心に響いた5大シーン! リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)のキスシーンを“北から目線”で考察

 第4次韓流ブームの火付け役となった韓国ドラマ『愛の不時着』。「韓国の財閥令嬢が、パラグライダーで北朝鮮に不時着し、エリート将校に助けられて恋に落ちる」という、冷静に考えると“トンデモ”な匂いも漂う本作に、老若男女が大熱狂した。すでに何十回も繰り返し鑑賞しているファンも少なくないが、舞台となった北朝鮮目線でドラマを見てみると、新たな発見があるかも? 北朝鮮文化に造詣の深い北朝鮮音楽研究家・李銀河(り・うな)氏へのインタビューでは、北朝鮮ウォッチャーならではの“グッときたシーン”ベスト5を発表! リ・ジョンヒョクとユン・セリの初キスシーンは「韓国と北朝鮮の文化がうまく対比されている」の意味とは?

「令和のキャッツアイ」に騒然! 捜査三課の元刑事が語る、連続窃盗犯に“異名”がつくワケ

 今年1月に起こった、「令和のキャッツアイ」による窃盗事件を覚えているだろうか? 20代女性2人がホスト宅に侵入して盗みを働いた事件だが、彼女たちが捜査員の間で「令和のキャッツアイ」と呼ばれていたと伝えられると、そのネーミングセンスにネットは大興奮となった。そもそも連続窃盗犯は「風呂屋のミッチー」「ギャン(ブル場)のあぶさん」「デパ地下のさと婆」など、一度聞いたら忘れられない“異名”をつけられがち。その理由を探るため、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏にインタビューを行ったところ、意外な事実が発覚! 若き日の小川氏と「先生」の異名を持つ忍び込みの大ベテランの交流エピソードも明かされ、読後は心がほっこりするはずだ。

田中みな実愛用の人気コスメを、美容のプロが成分解析! 「効果が半減」の使用方法とは!?【クレ・ド・ポーボーテ・RMK・ラ ロッシュ ポゼほか】

 国民的ビューティアイコン・田中みな実が雑誌やSNSでおすすめする美容液、化粧水、化粧下地の6アイテムを、化粧品検定一級取得者で化粧品開発の経験を持つ美容のプロ・安藤美和子さんに“成分”の観点から評価してもらったのこの企画。美容マニアがこぞって推す「クレ・ド・ポーボーテ ル・セラム」や「資生堂 エリクシール 艶玉ミスト」の評価がそこまで高くないという意外な結果に驚くはず。「良品だろう」というイメージと値段に騙されてはいけないということを、声を大にして言いたい。

メルカリ初心者必見! 「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の違いを買い物狂いが解説

 “買い物狂い”連載でおなじみの千葉N子さんが、フリマアプリの「メルカリ」初心者に向けて、商品の発送システムの違いを丁寧に解説。「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」、それぞれの特徴をわかりやすく表にまとめられているので、「どちらを選択すればいいかわからない……」「少しでも配送料を安く済ませたい」という人にぜひ読んでもらいたい記事。また、メルカリヘビーユーザーの千葉さんによる“商品を出品する際のコツ”も掲載されているため、読んで損なし!

なぜ小池百合子に人は熱狂するのか!? 魅せられた女たちが語る、ベストセラー『女帝』座談会

 ノンフィクションを超えた、ある意味“告発本”とも言えるこの本を読み、すっかり百合子に魅せられた3人の女性たちが、彼女のいかにエンターテイナーであるかを存分に解説してくれます。本まるまる一冊を読む体力はない、「女性初の都知事」「学歴詐称疑惑」「何かと出たがり」というイメージしかない人にこそ読んでほしい記事。女帝・百合子の深淵に触れ、震えあがること間違いなし。

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 サイゾーウーマンの編集部員は、言わずもがな全員なにかしらのドルオタ。そしてこのブックレビューを執筆したのも、年季の入ったアイドルオタクだったりします。取り上げた本『推し、燃ゆ』は、「全力で推していた男性アイドルが、ファンを殴って炎上した」ことで、彼を応援する女子高生の生活がゆるぎ始めるという物語。なにかしらの存在を“推す”“担当する”人々にはご一読いただきたい1本。

「たたりちゃんは私だった」犬木加奈子が回顧する“少女ホラー全盛期”と“いじめの実態”【『サバイバー』インタビュー前編】

 小学生時代に貪り読んだホラーマンガの巨匠、犬木加奈子先生がサイ女降臨。アラフォー世代にとって、犬木先生は御茶漬海苔先生と並ぶホラーマンガの金字塔なのでは? そんな御大が自身の代表作『たたりちゃん』に言及しつつ、新作マンガ『サバイバー』について語ったインタビュー記事がこちら。ホラーから児童虐待を取り上げる社会派マンガにテーマが変化した理由も興味深いですよ。

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「不快な思いをさせてすみません」への違和感――指原・喜多村“テンプレ謝罪”を心理学でひもとく

 各所であらゆる炎上が起き、何度もこのフレーズを聞かされたこの1年。「不快に感じた」という理由で批判が飛び交うケースもよく見かけるが、「不快」とはそもそもどういう状態なのか、そこに個人差はないのか、この謝り方で本当に許してくれるのか、疑問が湧いてこないだろうか? すっかり使い古されてしまった「不快な思いをさせてすみません」という謝罪に一石を投じるはずだったので、今からでもぜひ読んでほしい。

『鬼滅の刃』パロディAVが炎上、「1日9万円」の激安ギャラ!? “コスプレAV”業界の裏側を暴露!

 「キメハラ」という新しい言葉が生まれるほど、どこに行っても、誰に会っても『鬼滅の刃』の話が聞こえた今年。芸能人がこの人気に便乗してコスプレ姿をSNSで披露する中、AV業界ではいち早く“コスプレパロディAV”が作られていた。「これは決して便乗ではなく、作品愛が高まった結果だな」と納得できる仕上がりになっており、純粋なファンからは叩かれつつも、売り上げ上々だった様子。しかし、コスプレAV業界はなかなか闇が深いようで、その内情を現役コスプレイヤーが明かしてくれた。

“トリプル不倫”に巻き込まれ、ストーカーになった59歳のオンナ――「都会的モテ男」が法廷で見せたウラの顔

 ビッグニュースにはならないけれど、気になる裁判を傍聴し、そのウラにある物語を探るこの連載。毎回「絶対に悪いことはしちゃいけない」と感じさせられるのだが、特にこの裁判は群を抜いている。被告人は59歳の女性で、その被害者とされるのは同年代の男女2人。しかし、法廷ではこの男性の“カッコ悪さ”ばかりが浮き彫りになっており、読むと思わず赤面しそうに……。不倫は罪にならないとはいえ、とにかく恥ずかしい思いをするのは間違いない。そう学んだ2020年である。

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 それゆえか、4,800本の記事の中には、編集部員がいまいち手応えを感じられなかった記事も。「こんなに面白いのに読まれてない!」「もっと共感してもらえるはずなのに、読者に届いてない!」「ひょっとして、ブックマークしたまま忘れられている……?」など、あらぬ不安を抱いている記事もあるんです。

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全国の子育てテレワーカーの気持ちになりきって一刀両断!

「ガセ炎上」のテレワークマナー本徹底レビュー! オンライン会議の目線は「カメラの5~10センチ下」など、謎マナーだらけだった!!

 今年コロナ禍の影響からテレワークが急速に広がる中、マナー講師が鼻息荒くこの分野に参戦。特に、マナーコンサルタント・西出ひろ子氏が9月に出版した『超基本 テレワークマナーの教科書』(あさ出版)は、謎マナー続出の奇書だった——。そんな本書のレビュー記事では、「会議で相手が発言している時は、カメラの5〜10センチ下を見る」「始業時はパソコンに向かって『おはようございます。本日もよろしくお願いします』と声に出し一礼」といった、めんどくせ〜謎マナーをさばきつつ、「テレワーク中に子どもが泣き出したりぐずったりしたら?」という質問への回答を、全国の子育てテレワーカーの気持ちになりきって一刀両断! 謎マナーに怒りたい人にはおすすめの1本。

『愛の不時着』北朝鮮ウォッチャーの心に響いた5大シーン! リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)のキスシーンを“北から目線”で考察

 第4次韓流ブームの火付け役となった韓国ドラマ『愛の不時着』。「韓国の財閥令嬢が、パラグライダーで北朝鮮に不時着し、エリート将校に助けられて恋に落ちる」という、冷静に考えると“トンデモ”な匂いも漂う本作に、老若男女が大熱狂した。すでに何十回も繰り返し鑑賞しているファンも少なくないが、舞台となった北朝鮮目線でドラマを見てみると、新たな発見があるかも? 北朝鮮文化に造詣の深い北朝鮮音楽研究家・李銀河(り・うな)氏へのインタビューでは、北朝鮮ウォッチャーならではの“グッときたシーン”ベスト5を発表! リ・ジョンヒョクとユン・セリの初キスシーンは「韓国と北朝鮮の文化がうまく対比されている」の意味とは?

「令和のキャッツアイ」に騒然! 捜査三課の元刑事が語る、連続窃盗犯に“異名”がつくワケ

 今年1月に起こった、「令和のキャッツアイ」による窃盗事件を覚えているだろうか? 20代女性2人がホスト宅に侵入して盗みを働いた事件だが、彼女たちが捜査員の間で「令和のキャッツアイ」と呼ばれていたと伝えられると、そのネーミングセンスにネットは大興奮となった。そもそも連続窃盗犯は「風呂屋のミッチー」「ギャン(ブル場)のあぶさん」「デパ地下のさと婆」など、一度聞いたら忘れられない“異名”をつけられがち。その理由を探るため、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏にインタビューを行ったところ、意外な事実が発覚! 若き日の小川氏と「先生」の異名を持つ忍び込みの大ベテランの交流エピソードも明かされ、読後は心がほっこりするはずだ。

田中みな実愛用の人気コスメを、美容のプロが成分解析! 「効果が半減」の使用方法とは!?【クレ・ド・ポーボーテ・RMK・ラ ロッシュ ポゼほか】

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なぜ小池百合子に人は熱狂するのか!? 魅せられた女たちが語る、ベストセラー『女帝』座談会

 ノンフィクションを超えた、ある意味“告発本”とも言えるこの本を読み、すっかり百合子に魅せられた3人の女性たちが、彼女のいかにエンターテイナーであるかを存分に解説してくれます。本まるまる一冊を読む体力はない、「女性初の都知事」「学歴詐称疑惑」「何かと出たがり」というイメージしかない人にこそ読んでほしい記事。女帝・百合子の深淵に触れ、震えあがること間違いなし。

宇佐美りん『推し、燃ゆ』で描かれる、誰かを「推す」ことの不毛さと偶像を尊ぶアイドルファンのリアル

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「たたりちゃんは私だった」犬木加奈子が回顧する“少女ホラー全盛期”と“いじめの実態”【『サバイバー』インタビュー前編】

 小学生時代に貪り読んだホラーマンガの巨匠、犬木加奈子先生がサイ女降臨。アラフォー世代にとって、犬木先生は御茶漬海苔先生と並ぶホラーマンガの金字塔なのでは? そんな御大が自身の代表作『たたりちゃん』に言及しつつ、新作マンガ『サバイバー』について語ったインタビュー記事がこちら。ホラーから児童虐待を取り上げる社会派マンガにテーマが変化した理由も興味深いですよ。

【オススメ海外ドラマ6作】『サーヴァント』『タイガー・キング』『ナルコス』……セレブがハマった配信ドラマ

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「不快な思いをさせてすみません」への違和感――指原・喜多村“テンプレ謝罪”を心理学でひもとく

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『鬼滅の刃』パロディAVが炎上、「1日9万円」の激安ギャラ!? “コスプレAV”業界の裏側を暴露!

 「キメハラ」という新しい言葉が生まれるほど、どこに行っても、誰に会っても『鬼滅の刃』の話が聞こえた今年。芸能人がこの人気に便乗してコスプレ姿をSNSで披露する中、AV業界ではいち早く“コスプレパロディAV”が作られていた。「これは決して便乗ではなく、作品愛が高まった結果だな」と納得できる仕上がりになっており、純粋なファンからは叩かれつつも、売り上げ上々だった様子。しかし、コスプレAV業界はなかなか闇が深いようで、その内情を現役コスプレイヤーが明かしてくれた。

“トリプル不倫”に巻き込まれ、ストーカーになった59歳のオンナ――「都会的モテ男」が法廷で見せたウラの顔

 ビッグニュースにはならないけれど、気になる裁判を傍聴し、そのウラにある物語を探るこの連載。毎回「絶対に悪いことはしちゃいけない」と感じさせられるのだが、特にこの裁判は群を抜いている。被告人は59歳の女性で、その被害者とされるのは同年代の男女2人。しかし、法廷ではこの男性の“カッコ悪さ”ばかりが浮き彫りになっており、読むと思わず赤面しそうに……。不倫は罪にならないとはいえ、とにかく恥ずかしい思いをするのは間違いない。そう学んだ2020年である。

メルカリで定価7.5万のリング購入も、あわや大事故!? 海外製のアクセサリーに隠された意外な事実


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 私がその指輪と出会ったのははるか昔のことでした。ファッション雑誌に掲載されていた「ザ レタリング」というリング。無骨ないかついそのリングに私の心はキュンキュンし、「いいなあ、ほしいなあ」と思ったものの、お値段7万4,800円。当時の私は3万円のブレスレットも高くてビビるレベルだったので、早々に諦め、記憶の中にしまい込んだのでした。

 あれから月日は流れ……立派な“買い物狂い”となった私は、ふいに「あのリング。今なら買えるんじゃねーか」と思い出しました。そこで「ザ レタリング リング」で検索することに。すると、当時は商品名しかわからなかったリングが、ドイツのブランドのもので、ジュエリーとタイポグラフィー(活版印刷)を融合させたジュエリーだとの情報を得ることができました。へ~、職人さんがひとつひとつ手作業で仕上げているのねえ。ワタクシ、そういうもの大好物ざんす!

 とはいえ問題は……値段。いくら私が買い物狂いに大成長を遂げたといっても、昨今、カードの支払いでヒイヒイ言っている身なので、あらよっとと買える値段ではありません。しかも、私が欲しいのはシルバータイプのものではなく、ゴールドのタイプ。ゴールドのタイプは金メッキをしただけのくせに約2万円上乗せの9万3,500円也。くおおおお、どこまでも庶民の足元を見ていくスタイル~~~!!!!!!

 こんなときの伝家の宝刀、フリマアプリ。私は早速フリマアプリを開き「ザ レタリング リング」で検索をかけました。すると、あった、ありましたよ、シルバータイプのリングが売られていました。しかも、私の名前のイニシャルドンピシャ!

 そのとき私はあることを閃きました。このシルバーのリングを買って、金メッキをしちゃったらえーんでないの? と思いついたのです。なーんて頭の良い子なんでしょう、千葉N子って女は。そうよ! だって、金のタイプも素材はシルバーなんだもの。ここにえいやっと金メッキさえかけてもらえば、誰も「これはシルバータイプに貧乏くさい千葉が金メッキを施したリングだ」なんて思わないはずよ! あたくし、この中古のリング、購入いたしまーす!!!!

 私は中古でシルバーリングを買う否や、いつもお世話になっている宝飾店へ連絡しました。そして、「金メッキをかけてほしい」という旨を伝えました。

 しかし……。

店長「そのリング、ニッケルメッキはされてないですよね?」

 な、なに……? ニッケルメッキってなに……?

店長「海外製品はニッケルメッキがまれにあって、ニッケルメッキだとサイズ直しも金メッキ仕上げもできません。通常シルバー製品は、ホワイトゴールドみたいにメッキ仕上げをしていることが多く、ロジウムメッキなら剥がれ取れますが、ニッケルメッキは固くてとれないんです。シルバーも地だけの製品もありますが、ほぼほぼメッキ仕上げしているものも多数あります」

 な、な、なんやて~~~~~!!!!!!!!!!!! そんなこと言ったって、あたい、あたいもう買っちゃったんですけど~~~~~!!!!!!!!!!!!

 私はブルブル震えながら、店長とのチャットを終えました。ウップス、私またやっちゃった? 早とちりしてリングを買っちゃったものの、金メッキが施せなかったらどうしよう……。いや、最悪金メッキが施せなくてもいいんですよ。問題はサイズ感。私は「金メッキしてもらうときにサイズも直してもらえばいいか~」と思い、まーったくサイズを意識しないで買っていたのです。た、たしか、購入したリングは16号だったような……。身に着けたときにスポーンと抜けるようだったら、あたしゃ泣くしかないよ……。

 諦めきれなかった私は、「ザ レタリング」の正規販売店に連絡し「ニッケルメッキをしているのかどうか」という質問をすることに。数日後、回答が返ってきました。

「レタリングのリングですが、シルバーのものはスターリングシルバー925の地金そのままとなり、メッキは施されておりませんのでご安心くださいませ」

 た、助かった……………。同日、購入したリングも手元に届きました。無骨なかっこよいシルバーリングでなんとサイズ感もぴったり。いやはや九死に一生を得ました。南無南無。最近、海外製のアクセサリーにハマっている私でしたが、「ニッケルメッキ」なんて言葉は初めて聞きましたよ。皆さんも海外製のジュエリーを購入する際は事前に問い合わせてからご購入ください!