西野亮廣『えんとつ町のプペル』、「瞑想アイドル」のアルバムが大ヒット……“教祖様”が一般化することへの懸念

ネット上には、無責任な理論で集客しては人を食い物にするような、スピリチュアリスト、霊能者、民間資格カウンセラーなどがあふれています。彼らを信じ込んでしまえば、価値観や金銭感覚をゆがめられるのはあっという間。友人や家族を失ってからでは、もう遅い! 「スピリチュアルウォッチャー」黒猫ドラネコが、現代社会にのさばる怪しい“教祖様”を眼光鋭く分析します。

 その動きの速さには驚くばかりです。先月の当コラムで「2021年最も注目している“教祖様”の動向」として、自称スピリチュアリスト・happyを挙げ、「世間から『有名人』『すごい人』と誤認されないように注視していきたい」と記しました。最近、芸能界に急接近し、芸能人のような活動もしている彼女ですが、このほど「歌手デビュー」を果たしたんです。信じられない出来事ですが、今回はこの現実についてお知らせしたいと思います。 

『えんとつ町のプペル』っぽい演出を盛り込んだhappyのステージ

 アーティスト名は「SACHI TAKEKOSHI(サチ・タケコシ)」。これは彼女の本名です。これまでも自身が手がけた多くのスピリチュアル・イベントで、オリジナルソングを披露してきたのですが、それら10曲(オフボーカルも10曲)を収録したアルバム『SPiN』が、1月13日に発売されました。SpotifyやApple Musicなどでサブスク登録すれば曲を聞くことができますが、再生するごとにアーティストに課金される仕組みになっているようなので、興味のある方はご注意ください。 
 
 SNS上では「人類意識研究家」「瞑想アイドル」などと自称し、「HAPPY理論研究所」と称したオンラインサロンの運営で熱心なスピ好き信者を抱えているだけあって、アルバム購入率も高かったのでしょう。インスタグラムでの宣伝効果か、発売直後のiTunesデイリーランキングで一時的とはいえ、なんと3位を獲得。嵐、米津玄師、LiSA、ヒプノシスマイクと競り合うという、凄まじい「信者ビジネス」の力強さを示したのです。何も知らない人がランキングを見て「何者だ?」と興味を抱いてもおかしくありません。ランキングに入ること自体が、happyにとってはいい宣伝になったでしょう。彼女は自身のSNSで喜々としてランクインを報告していました。 
 
 happyはアルバムをリリースした勢いそのまま、1月14日に東京ドームシティーホールにて有観客のファーストライブを敢行。このあたりの行動力と資金力は、あまたのスピリチュアル教祖様の中でも抜きん出ています。私は今回も一応、昨年のhappy主催イベント「シンデレラ・プロジェクト」に続いてライブに“潜入”。さすがに会場に出向くことはできず、5,000円のオンラインチケットによる観覧でした。来場用はペンライトがついて7,000円、舞台裏などが見られる特別チケットは、なんと5万円だったようです。 
 
 視聴した限り、感染予防で1席ずつ空いていたとはいえ、最大収容3,000人のほぼすべてが埋まっている状態(さすがにお客さんはみんなマスクをしていました)。オンライン視聴者数は、私が確認できた範囲の表示で、最大1,500人ほどでした。音響や演出は「シンデレラ・プロジェクト」と同じくプロ仕様。約2時間のライブはhappyの歌メインで、彼女お得意の“スピったMC”をいちいち挟まなかったことはよかったと思います。数人のダンサーを従えたhappy自身も、ペンライトを振るファンも楽しそうで、オリジナルのうちわやバルーンを掲げるなど、興奮の坩堝(るつぼ)と化していました。 
 
 さて、特筆すべきはこのライブを通じた演出。ステージ上のスクリーンでは終始オリジナルのアニメーションが流され、そのストーリーに合わせたような曲が始まり、happyが衣装を替えては歌いだす、という展開が続きました。そのアニメの内容は、「ブリキの人形たちが住む世界」「自由になるため絵本の中を旅する」というもので、最近どこかで見たような……。そうです、昨年末に公開されたキングコング・西野亮廣さん製作総指揮・監督・原作の映画『えんとつ町のプペル』へのオマージュに見えて仕方ありませんでした。同じようなテイストのアニメを使うには、あまりにもタイミングがよすぎませんか? 
 
 happyなりの西野作品へのエールだったのかもしれません。というのも、2人は旧知の仲で、何度も対談やトークショーなどでの共演があります。オンラインサロンを運営しているのも共通点ですね。怪しいスピリチュアル界隈や子宮系女子に西野さんのファンが多いのは、数年前からhappyやその取り巻きが熱心に西野さんをイベントに招き、今のような文化人的立ち位置を確立するまで、熱心に支持を続けてきたからといっても過言ではありません。 

 『プペル』の宣伝で表に出ることが増えたせいか、西野さんはネット上で「胡散臭い」などとバッシングを受けています。彼は自身のオンラインサロン参加者に、『プペル』のチケットを原価で仕入れて販売できる権利を売って、ネット上で「マルチ商法のようだ」と批判を浴びました。これだけでなく、「個展会場の撤収を手伝う権利」「西野を休ませる権利」を高額で販売していた過去などが続々と掘り起こされて、また炎上。西野さんに共感してオンラインサロンに入り、世間的に「おかしい」と思われても、彼の持論にハマってしまう人の存在が可視化されている状況といえるでしょう。この姿はなんだか、スピリチュアル教祖様・happyのライブで盛り上がるお客さんたちと重なって見えます。 
 
 サロン生をはじめとした、世間の“警戒する声”が聞こえない層によって『プペル』が動員150万人・20億円のヒットを生み、西野さんは一応「クリエイター」として成功を収めたことになるのでしょう。私が懸念するのはその先で、新たな支持者が増えていくことです。iTunesのランキングで上位に入ったhappyもまた、「歌手」として申し分ないスタートを切ってしまいました。 
 
 もちろん作品自体には罪はなく、あの映画や音楽に惹かれる人がいることも理解はします。しかし、エンタメで結果を残した以上、彼らの活動を一部でも認めざるを得なくなってしまったのです。happyや西野さんが「教祖様」ではなく「歌手」「クリエイター」として多くの人に支持されても、その思想や過去の所業を全肯定する理由にはなりません。にもかかわらず、著しく教祖様が一般化している今の状況は、彼らが今後も繰り出すだろう“商法”までもかすませてしまわないか、とても心配しています。 
 
 作品に感動した人が、楽しげに盛り上がっているファンに引き寄せられてその場所をのぞき込み、いざ足を踏み入れてみたら、閉鎖的なオンラインサロンに行き着く。そこで価値観や金銭感覚をゆがめられて、首が回らなくなるまで課金したり、イベントの宣伝要員になったり、都合のいい労働力になったりしてしまう……という話は、もう実際に起こっているのではないでしょうか? それは「その人(自分)の好きなことだから」という話では、済まされないと思います。 
 
 「信者ビジネス」が一般に溶け込んでいるということは、誰もが「信者」になる可能性があるということ。その恐ろしさを感じてほしいのです。happyや西野さんがどういう狙いで作品を世に出したのかは知りませんが、つくづく嫌な前例を作ったものです。

借金とうとう400万円超え! スキーウェア難民の買い物狂い、「楽天」で再び即購入も再び立ちはだかる大きな“壁”


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 どうも、スキーウェア難民の千葉N子です。こんにちは。鋭い読者の方は、「あんた、8万3,000円のスキーウェアを買ってたやないの」と思われたことでしょう。あれは結局返品しました。すごくすごく可愛かったんですけどね……なんちゅーても、小さいんだもの。すっぽんぽんでウェアだけ着て雪山に突撃する勇気はあたしにゃーなかったのよ。

 彼氏いわく「スキーウェアは実際に着てみたほうがいいよ」とのことなので、早速週末、我々は仙台にスキーウェアを見に行くことになりました。週末、おいしいピザを食べ、うまいレモネードを飲み、我々はぷらぷらと仙台のスポーツ店を見に行きました。そのへんにあった適当な1着を羽織ってみると、ウン、ちょうどいい。サイズはXL。へへへ……あたい、また大きくなった? と打ちひしがれつつ、辺りを見回してみます。

「…………」

 いやー。なんだろう。なんかピンとこねえなあ。ネットで散々お高いウェアを見てきたせいか、スポーツ店に並べられた商品がどうもピンとこない。もっとさあ、高くていいんですのよ、高くて。お金は出すから目を見張るようなかっちょイイヤツ、持って来て頂戴! 私が鼻息を荒くしながら「高いものコーナーってないのかな?」と探していると、私のコラムを愛読している彼は「N子ちゃんらしいねえ」と微笑んでいました。ふふ……その微笑みも、「あたい、借金がとうとう今月で400万になったのよ?」とカミングアウトした瞬間、凍り付きそうだけどね?

 結局、「高いものコーナー」などあるわけもなく、かといってレディースコーナーはピンクのチカチカした色合いや妙にファンシーな柄しかなく、私は唸りながらメンズ物に目を向けました。メンズ……。まったくアウトオブ眼中でしたが、よく見るとけっこういいものが揃っています。レディースと違ってデザインがごちゃごちゃしていない、シックなものが揃っている。しかも値段は5万円前後。けっこういいお値段じゃないの。

 とはいえ、さすがにそこはメンズもの。Mサイズといえどもやはり私には大きすぎました。しかし、彼は私が試しに着た蛍光イエローと紺色のウェアを見ると、「なんならペアルックでもいいよね!」と言い出して……その瞬間、私はカッと目を見開きましたね。ペアルック!! 雪山でペアルック!! 最高すぎる響きじゃーないですか、と。バカップルと指をさされてもいいわ! ワタクシ、ペアルックがしたいざんす!!

 ところが、その夢も一瞬でした。私が買う気満々で試着室の外で待っていると、数分後、彼は「えへへ……小さいみたい」と体を丸めて出てきたのです。OOH……。忘れていた。私の彼は、私のぽっちゃり体型をはるかにしのぐオデブさん。たしか体重は100kg近いって前に言ってたっけ……。

 そんなわけで我々のペアルック・ウフフ計画は一瞬にしてとん挫。家に帰ると、私は再びネットでスキーウェアを探し始めました。「フェニックス」というブランドが好きだったので、そこから「XL」に絞って探していると、黄土色×白の大人っぽいウェアを発見しました。彼氏にも見せると「可愛いね」というので、楽天ポイントで即決することに。ズボンもXL。ウェアもXLならなにも文句はあるまい。さすがのあたいもXLなら余裕で入るっちゅーもんだと合点し、なんの不安もなく商品が送られてくるのを待ちました。

 勘の良い皆さんならもう気づいたことでしょう。この千葉N子というバカ女は、毎回毎回買い物を失敗している女。今回もなにかやらかすに違いない、と。ええ、その通りですよ……。今回もやらかしました。なんと……なんと、ズボンがXLにもかかわらずちっちゃかったのです!!!!!!!!!!

 ズボンはまるでピッチピチのレギンスのような着用感。太ももがパッツンパツンでかがむのが苦しい……。泣いたよ、あたしゃ泣いた。もはやこのわがままボディはXLにも収まらないのかってね……。

 しかし、別売りとはいえ、スキーウェアとズボンはまるで同じラインのものかのように色味がぴったり。しかもXLより大きなサイズがなかかったため、私はこのズボンを無理やり履くことにしました……。神様……雪山に行くときまでに私の体重が5kg痩せますように。そしてこのズボンがちゃんとはけますように……。私はそう願いながら、今日もふくよかな彼氏とランチに出かけ、デザートにケーキを食べて帰ってきました。神よ……お願い、見捨てないでェ!!!!!!!!!!

 ■今回の出費 約5万円(スキーウェア)

“良妻賢母”の代表のような母が……「冷蔵庫がしゃべる」「テレビが動く」と訴える、明らかな変化

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 前回の「アル中で寝たきりになった父と、10年の介護――離婚しても見捨てなかった『母の意地』」で、サイゾーウーマン編集部から「それが本当に母の意地だったのか、いつか本心を聞いてみたい」と言われた。アル中で、いつも母親に暴力をふるっていた父親が寝たきりになり、その晩年にようやく離婚しながらも、母親は10年間在宅で介護したのだ。娘の東野晴美さん(仮名・51)は、「それは母の意地だったのでしょう」と言ったが、本当のところはどうだったのか。

義父は義母のことが大好きでした

 そこで改めて東野さんに聞いてみた。「お母さんはお父さんを介護したことについて、何かおっしゃっていますか?」。東野さんからはこんな答えが返ってきた。「今、認知症になった母には父の良い思い出しかありません」と。

 映画にもなったコミックエッセイ、『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞出版)で、主人公のペコロスこと著者の岡野雄一さんは認知症になった母について「ボケるとも悪か事ばかりじゃなか」ともらした。岡野さんの父親も若いころアル中ぎみで、母親に暴力もふるっていた。「認知症になって忘れることができて、幸せなこともある」という状況は、東野さんのお母さんにも当てはまる気がした。

 それにしても、と改めて思う。夫婦って不思議だ。

 東野さんの両親とは逆のケースもある。それが、今回紹介する真山昌代さん(仮名・56)の夫の両親だ。

 「義父は義母のことが大好きでした」。真山さんは遠くを見るように言う。

義母の様子がおかしくなった

 真山さんの夫は東北出身。真山さん家族は結婚以来ずっと東京で、夫の姉も北海道で暮らしている。真山さんの義父母は2人で仲良く暮らしていたが、数年前に義父が認知症になった。膝の悪い義母が在宅での介護を続けられなくなったため、夫と義姉が話し合い、義父を有料老人ホームに入れることにした。

 それからしばらくすると、義母の様子がおかしくなった。

「おしゃれな人だったんですが、だんだん身なりを構わなくなったんです」

 義父は教師だった。厳格で、休日でも小ぎれいな恰好をして、背筋を伸ばして本を読んでいたという。専業主婦だった義母は、朝起きるとすぐに化粧をし、家の中を常にきちんと整え、夫と子どもに尽くしてきた。良妻賢母の代表のような人だった。

 ところが厳格な義父がいなくなり、生活のハリをなくしたのか、義母は変わっていった。身なりに構わなくなっただけでなく、食事の用意も、掃除も片付けもしなくなっていた。

 一人暮らしになった義母を心配した義姉が、たびたび実家に帰って様子を見ていたが、義母は明らかに昔の義母とは違っていた。

「顔つきまで、これまでとはまったく違うというんです」

 ついには、「冷蔵庫がしゃべる」「テレビが動く」と訴えるようになった。

 ケアマネジャーから連絡を受けた義姉が駆けつけたが、もはや義姉が北海道から通って介護できる状態ではない。ケアマネジャーからもホームに入れた方がいいと勧められ、義母は義父と同じホームに入居することになった。

 すでに義父は一人部屋に入っていたため、義母は同じフロアの別室に入った。

 本来なら、ここでいったん義父母の介護問題は解決し、落ち着くはずだった。

――続きは3月7日公開

 

日本一緊張感がない酒場「白木屋」、モンテローザの象徴で“雑に酒を飲む”という至福! 居酒屋ブームの火付け役はいま……

 酒飲みになにかと嘲笑されているモンテローザの素敵なところを、勝手に探求していく当連載。今回は、モンテローザの象徴的酒場、居楽屋「白木屋」で泥酔してきました。

モンテローザ10軒目:白木屋

 白木屋は、1983年に東京・中野南口駅前に1号店をオープンし、93年には100号店を達成。モンテローザグループの起源となった居酒屋、否、“居楽屋”です。なんと、居酒屋の定番メニューである「鶏なんこつの唐揚げ」と「たこわさ」は、白木屋が発祥だそうです。

 そんな居酒屋ブームの火付け役となった白木屋ですが、庶民から愛され求められていたのは一昔前。時代の移り変わりとともに磯丸水産や鳥貴族など、新しい酒場が登場してはブームになり、白木屋のチェーン居酒屋界での地位は下降の一途……。より安く、おいしいものを食べたいというコスパを重視する風潮を無視して、いまだに安いわけでもうまいわけでもない中途半端メニューで勝負しているのだから仕方ないのかもしれませんが。

 白木屋のアルコール類は、一番搾り中ジョッキ398円(税抜、以下同)、レモンサワー420円、ウーロンハイなどの定番サワーが398円……と、大衆的な酒場にしては若干高め。雰囲気のいいおしゃれなお店なら文句言いませんが、鳥貴族の298円均一に慣れている現代人にとってはやや抵抗がある価格帯ではないでしょうか。

 安さを求めるなら、ジムビームハイボール(298円)や、オリジナルむぎ焼酎白木屋(298円)を。この「白木屋」という焼酎は、ロック、水割り、炭酸割り、お湯割り……どの飲み方を選んでも同価格。タッチパネルで選べます。

 複数で飲むならボトルを頼んだほうがお得。安いのは700mlで1,148円の鏡月ボトルですが、酔いたいなら鏡月よりアルコール度数が高く(25度)、720mlで1,698円の泡盛大神が手っ取り早そうです。

  また、期間限定ではありますが、ポテトフライ食べ飲み放題というサービスが120分980円と破格。コスパを重視するならこのサービス一択かと……。また、3種類の唐揚げとハイボール食べ飲み放題も60分999円で開催されています。

 白木屋のつまみは、刺身、焼き鳥、だし巻き卵、ポテトフライ……など居酒屋の王道メニューが中心。価格はアルコール同様、安酒場よりは100円〜200円ほど高めで、オリジナリティや個性をあえて出さないようにしているのか、冒険しているのは、富山ブラックまぜ麺(798円)くらいです。

 1人飲みなら、料理を何品も頼むより、モンテローザ名物のもつ鍋がお得です。1人前(880円)から注文可能で、具はもやしでカサ増しされていますが、ちゃんともつが3〜4個入っていて、一口サイズの豆腐入り。九州醤油仕立てのスープが濃厚で酒のアテになります。

 300円程度で味がいいと感じたつまみは、味付け半熟玉子(298円)。半熟玉子にネギとマヨネーズがトッピングされている定番の品ですが、ネギが食感のアクセントになり、かつ食べごたえもあります。プラス100円で味玉が入ったおつまみ3種盛りも用意されているのですが、残りの2品がキムチとメンマというしょぼさなので(せめてチャーシューがほしい)、半熟玉子単品の方がお得感があります。

 また、子持ちししゃも(298円)も、小ぶりですが熱々のうちに食べればほくほくで美味。マヨネーズがたっぷりついてくるのもありがたく、値段相応の満足度でした。

 無個性なメニューが並ぶ中、唐揚げの卵とじ(398円)は、ちょっと攻めています。しかし、食べてみると濃厚な味付けの卵のせいで唐揚げの良さを台無しにしていて、飾られた三つ葉も枯れていました。

 アルコールの値段がやや高く、料理も系列店の魚民や笑笑同様、残念なクオリティの白木屋。しかも、お通し代に350円も取られます。

 おいしい酒と食事を求めるなら別の店に行った方がいいのは明白なのですが、どうでもいい空間で一切の気負いなく、雑に酒を飲むというのもある種の至福。

 例えば、はやりの店で1人飲みすると、まわりの客がおしゃれな美男美女ばかりだったりして、なんとなく虚しい気持ちになることも。また、しっかりおいしいお店だと、ちゃんと料理と向き合わないと……、インスタ用の写真を撮らないと……、などと心底リラックスできません。

 白木屋には、おしゃれな客も映える料理も皆無。日本一緊張感がない酒場なので、スマホでYouTubeでも見ながら、適当に飲み食いしたい日に最適なのです。

白木屋:総評

味 ★★☆☆☆
品数 ★★★☆☆
雰囲気 ★☆☆☆☆
コスパ ★★☆☆☆
また行きたい度 ★☆☆☆☆

メルカリで8,000円の値下げ交渉に成功も、まさかの横取り! リスク覚悟で「専用出品」を依頼すべき理由とは?


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 私には、長年使っているお気に入りのポーチがあります。しかし、その汚いこと、汚いこと……。ポーチって、なんであんなに汚くなるんですかね。特に化粧ポーチ。どんなに慎重に使っていても、いつの間にかファンデやらリップやらが付着しています。

 オシャレ雑誌に載っている、キレイなお姉さんたちのバッグの中身拝見コーナー。あれはファンタジーなのか? あの「買ったばかりの新品です」と言わんばかりの綺麗なポーチ。あたいもあんなポーチを持ちたい。突然、街角で「バッグの中身を見せてください」と言われても、「ハイハイ、良いざんす」と見せて差し上げたい。欲しい、欲しいぞ、ポーチ!

 そんなわけでやってきました、フリマアプリ。今回、ファンデーションを入れるのはやめようと決めていた千葉N子が探すのは、リップとマスクと鍵が入るだけのミニポーチです。予算は……そうねえ、1万円も出せばいいのが買えるんじゃないかしら?

 とりあえず「ポーチ」で検索すると、ズラズラとポーチが出てきました。価格は300~500円くらい。うーん、悪いわけじゃないんだけど、「ギャー! 欲しい!」っていう熱情も感じないわねえ……。すぐに私は、なるべく使わないように封印していた禁じ手「高いもの順に見る」ことを解禁しました。さすがにリップしか入らないようなポーチに、べらぼうに高いものがあるとは思えなかったからです。しかし……。

「ブッ!!」

 私はあまりの値段に目を見張りました。ルイヴィトンの「ポシェット・アクセソワール」、お値段7万9,800円也。リップとファンデくらいしか入らなそうなポシェットが約8万……。マジかよ、ヒリヒリするぜ……。

 確かにそのポシェットはとても可愛いものでした。ただのルイヴィトンのモノグラムのポシェットではないのです。キリンのイラストがプリントされているのです。それがとてつもなくオシャレ。調べていくと、このプリント柄は毎年限定で発売されるものらしい。絵柄は毎回変わり、これは2018年のモデルだそう。めちゃくちゃ可愛いけど8万かよ……。リップ入れるポシェットに8万……。ウウム、悩ましい……。一旦保留にして、ほかの絵柄が出品されていないか見てみようと「アクセソワール ヴィトン」で検索し直すことに。

 すると、「5万8,000円」というめちゃくちゃ可愛い柄のポーチ・アクセソワールを発見しました。オシャレな婦人がお買い物をしている柄で、なかなか見ないデザイン。えーと、「購入時期は20年以上前」? ほほう……?

 出品者さんは売りたいと話しているし、値引きNGとも書いてない……。一か八かこの出品者さんに「5万円で買わせてもらえないですか?」って言ってみようかな……?

 嗚呼、これも私の悪い癖。最初から5万円のポーチには見向きもしないくせに、「安くなる」と思うと急激にお得なような気がして買いたくなってしまうという……。ま、どうせ無理だろうからダメ元でね、と私は思い立ち、出品者さんに値引き交渉をすることにしました。

 10分たち、20分たち……なかなかコメントへの返信は来ません。やっぱりダメだったかあ~、と思い、ほかのアクセソワールを見ていると、これまた可愛い気球柄のアクセソワールを発見。こちらは白のダミエ柄。白は汚れるよねえ、ウンウンと思っていると、ピコンとコメントが。

「5万円で大丈夫です。価格変更します」

 や、や、やったー!!!! ダメ元でお願いしたのにミラクルヒット~~~~!!!! 私は心の中で拍手喝采し、商品ページに飛んでいきました。さーて、お会計、お会計……とボタンを探したときです。次の瞬間、私は目がテンになりました。

 あれ……売り切れとる……!? なんと、5万円になった瞬間、何者かがサッと横から現れ平然と購入していたのです。や、やられた~~~~~~~!!!!!!!! てか、横取りしたあんた!! あたいらのやりとり、どう考えても見てたでしょーがよ!! それを価格が変わった瞬間に横取りするってどうなのよ! え、どうなのよ!!

 しかし、私がどんなに口汚く罵ろうが、もはや後の祭り……。私は半ばヤケになり、5万円の白ダミエのアクセソワールを勢いで購入しました。ああ……いつものことだけど、深く考えずにやっちまった……。ほんと私、どんだけ学習能力がないんだよ。全国バカ女選手権があったらぶっちぎりで優勝しちゃうよ……。

 後から調べたところ、白ダミエはやはりとても汚れやすいとのこと。ヴィトンのアイテムを買う多くの人は「丈夫で長持ちするから」という理由で買うらしいですが、白ダミエは別。「どうせ汚くなる」とわかった上で、それでも「可愛いから」という理由で買うのだそうです。そして、1~2年使ったら買い替えるんですって! ちょっと、5万のポシェットを1年で買い替えるって!! どこのマリーアントワネットだよ、あたしゃ!! そんなわけで私の元にはあと数日で白ダミエが届きます。読者のみなさん、本当にすぐ劣化してしまうのかレポートするから待っててね……涙。

 余談ですが、メルカリで価格変更してもらう際、ほかのユーザーにどうしても商品を横取りされたくない場合は「○○様専用」と専用出品してもらえないか、出品者に相談してみることも一つの手です。ただ、メルカリのルール上、購入は早い者勝ちなので、専用出品によりトラブルが生じた場合はメルカリ事務局のサポートは受けられず、当事者同士で解決をしなければなりません。また、専用出品になったとしても、誰かに買われてしまう可能性があるため注意が必要です。

 一方、ラクマの場合は、出品者が購入者を選ぶことができる「購入申請」というシステムがあるので、「購入申請あり」で出品し直してもらえないかお願いしてみるといいでしょう。それでも出品者の中には、「買ってくれるならどんな人でもOK」という人も多いので、やっぱり商品を見つけたら値下げ交渉をせずに購入するのが一番ですが……(泣)。

■今回の出費 5万円(ルイ・ヴィトン「ポシェット・アクセソワール」)

メルカリで8,000円の値下げ交渉に成功も、まさかの横取り! リスク覚悟で「専用出品」を依頼すべき理由とは?


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 私には、長年使っているお気に入りのポーチがあります。しかし、その汚いこと、汚いこと……。ポーチって、なんであんなに汚くなるんですかね。特に化粧ポーチ。どんなに慎重に使っていても、いつの間にかファンデやらリップやらが付着しています。

 オシャレ雑誌に載っている、キレイなお姉さんたちのバッグの中身拝見コーナー。あれはファンタジーなのか? あの「買ったばかりの新品です」と言わんばかりの綺麗なポーチ。あたいもあんなポーチを持ちたい。突然、街角で「バッグの中身を見せてください」と言われても、「ハイハイ、良いざんす」と見せて差し上げたい。欲しい、欲しいぞ、ポーチ!

 そんなわけでやってきました、フリマアプリ。今回、ファンデーションを入れるのはやめようと決めていた千葉N子が探すのは、リップとマスクと鍵が入るだけのミニポーチです。予算は……そうねえ、1万円も出せばいいのが買えるんじゃないかしら?

 とりあえず「ポーチ」で検索すると、ズラズラとポーチが出てきました。価格は300~500円くらい。うーん、悪いわけじゃないんだけど、「ギャー! 欲しい!」っていう熱情も感じないわねえ……。すぐに私は、なるべく使わないように封印していた禁じ手「高いもの順に見る」ことを解禁しました。さすがにリップしか入らないようなポーチに、べらぼうに高いものがあるとは思えなかったからです。しかし……。

「ブッ!!」

 私はあまりの値段に目を見張りました。ルイヴィトンの「ポシェット・アクセソワール」、お値段7万9,800円也。リップとファンデくらいしか入らなそうなポシェットが約8万……。マジかよ、ヒリヒリするぜ……。

 確かにそのポシェットはとても可愛いものでした。ただのルイヴィトンのモノグラムのポシェットではないのです。キリンのイラストがプリントされているのです。それがとてつもなくオシャレ。調べていくと、このプリント柄は毎年限定で発売されるものらしい。絵柄は毎回変わり、これは2018年のモデルだそう。めちゃくちゃ可愛いけど8万かよ……。リップ入れるポシェットに8万……。ウウム、悩ましい……。一旦保留にして、ほかの絵柄が出品されていないか見てみようと「アクセソワール ヴィトン」で検索し直すことに。

 すると、「5万8,000円」というめちゃくちゃ可愛い柄のポーチ・アクセソワールを発見しました。オシャレな婦人がお買い物をしている柄で、なかなか見ないデザイン。えーと、「購入時期は20年以上前」? ほほう……?

 出品者さんは売りたいと話しているし、値引きNGとも書いてない……。一か八かこの出品者さんに「5万円で買わせてもらえないですか?」って言ってみようかな……?

 嗚呼、これも私の悪い癖。最初から5万円のポーチには見向きもしないくせに、「安くなる」と思うと急激にお得なような気がして買いたくなってしまうという……。ま、どうせ無理だろうからダメ元でね、と私は思い立ち、出品者さんに値引き交渉をすることにしました。

 10分たち、20分たち……なかなかコメントへの返信は来ません。やっぱりダメだったかあ~、と思い、ほかのアクセソワールを見ていると、これまた可愛い気球柄のアクセソワールを発見。こちらは白のダミエ柄。白は汚れるよねえ、ウンウンと思っていると、ピコンとコメントが。

「5万円で大丈夫です。価格変更します」

 や、や、やったー!!!! ダメ元でお願いしたのにミラクルヒット~~~~!!!! 私は心の中で拍手喝采し、商品ページに飛んでいきました。さーて、お会計、お会計……とボタンを探したときです。次の瞬間、私は目がテンになりました。

 あれ……売り切れとる……!? なんと、5万円になった瞬間、何者かがサッと横から現れ平然と購入していたのです。や、やられた~~~~~~~!!!!!!!! てか、横取りしたあんた!! あたいらのやりとり、どう考えても見てたでしょーがよ!! それを価格が変わった瞬間に横取りするってどうなのよ! え、どうなのよ!!

 しかし、私がどんなに口汚く罵ろうが、もはや後の祭り……。私は半ばヤケになり、5万円の白ダミエのアクセソワールを勢いで購入しました。ああ……いつものことだけど、深く考えずにやっちまった……。ほんと私、どんだけ学習能力がないんだよ。全国バカ女選手権があったらぶっちぎりで優勝しちゃうよ……。

 後から調べたところ、白ダミエはやはりとても汚れやすいとのこと。ヴィトンのアイテムを買う多くの人は「丈夫で長持ちするから」という理由で買うらしいですが、白ダミエは別。「どうせ汚くなる」とわかった上で、それでも「可愛いから」という理由で買うのだそうです。そして、1~2年使ったら買い替えるんですって! ちょっと、5万のポシェットを1年で買い替えるって!! どこのマリーアントワネットだよ、あたしゃ!! そんなわけで私の元にはあと数日で白ダミエが届きます。読者のみなさん、本当にすぐ劣化してしまうのかレポートするから待っててね……涙。

 余談ですが、メルカリで価格変更してもらう際、ほかのユーザーにどうしても商品を横取りされたくない場合は「○○様専用」と専用出品してもらえないか、出品者に相談してみることも一つの手です。ただ、メルカリのルール上、購入は早い者勝ちなので、専用出品によりトラブルが生じた場合はメルカリ事務局のサポートは受けられず、当事者同士で解決をしなければなりません。また、専用出品になったとしても、誰かに買われてしまう可能性があるため注意が必要です。

 一方、ラクマの場合は、出品者が購入者を選ぶことができる「購入申請」というシステムがあるので、「購入申請あり」で出品し直してもらえないかお願いしてみるといいでしょう。それでも出品者の中には、「買ってくれるならどんな人でもOK」という人も多いので、やっぱり商品を見つけたら値下げ交渉をせずに購入するのが一番ですが……(泣)。

■今回の出費 5万円(ルイ・ヴィトン「ポシェット・アクセソワール」)

指原莉乃、AKB48から現在までの「お顔の変化」を顔相学で読む! 「総選挙3連覇の理由」「今後の活躍」を徹底鑑定

 いい運勢も悪い運勢も、すべては「顔」に表れている!? 顔立ちや表情から性格、気質、才能を見抜く「観相学」を用いた占いを行う岡井浄幸氏に、今ノリにノッている芸能人の運勢を徹底鑑定してもらいました!

指原莉乃の「顔」、AKB48グループ在籍時と卒業後でどう変わった?

 その顔を見ない日はないというほど、多数のメディアで活躍している指原莉乃。2019年にAKB48グループを卒業した後は、バラエティ番組を中心に出演しつつ、自身でアイドルグループをプロデュースするなど、“タレント”の枠にとどまらない活動を続けています。そこで今回は、岡井氏に「観相学」の視点から、彼女を徹底分析してもらいます。

――アイドル時代(07〜18年)と卒業後(19年〜)では、指原さんの顔はどのように変化していますか?

岡井浄幸氏(以下、岡井) 指原さんのお顔の大きな変化は、相貌(輪郭)をはじめとして、左右の目のバランスや鼻の形などに表れています。顔は脳のコントロールにより変化しますので、アイドル時代は「グループを引っ張る存在」という印象が強く、卒業後は「自分本来の魅力」を存分に出されているようです。

 その変化をもたらした大きな要因は、頭脳明晰で好奇心が旺盛であり、また誰よりも先を見通していく直観力を持っているため、自身の置かれた立場をよく理解できたからではないでしょうか。その上で、“愛されキャラクター”を上手に演出する才能を兼ね備えているところも素晴らしいですね。

――AKB48に在籍していた時代、指原さんは「選抜総選挙」で史上初の3連覇を果たすなど、圧倒的な強さを見せていました。この理由はなんだと思われますか?

岡井 大きな丸目と口角の上がった大きい唇に、その強さが表れています。アイドル時代は、実力があって、結構負けず嫌いな面も見えますね。額や薄い色の太めの眉から、感性的に物事をとらえるよりは、論理的に組み立てるほうが得意な性格なども見えてくるのですが、それを感じさせないよう、ファンに訴えかけていたと思います。

 大衆から人気を集める顔の特徴は、口角の上がった大きな唇。指原さんの場合は、特に唇が厚く大きく、上唇が前に飛び出しているので、自分が人気を得たいと思う気持ちよりも、多くのファンを愛し、幸せになってほしいと思う気持ちのほうが異常に強いことを表しています。才気にあふれ、活力に満ちて開放的でストレートなおおらかさが、多くのファンを魅了してやまない、彼女の持つ独特な魅力でしょう。

――現在、指原さんは女性アイドルグループ「=LOVE」「≠ME」のプロデュースを行っています。岡井先生から見て、現在の彼女の顔相はプロデュースの才能があると思いますか?

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岡井 指原さんは、裏方の仕事でも成功するものと思います。実際、アイドル時代から冷静に自己プロデュースしてきたからこそ、あれだけ活躍し、結果を残せたのでしょう。

 キラキラとした大きな瞳や、外に張り出した耳には、好奇心旺盛な性格が出ています。人が思いつかないようなひらめきや、鋭い物の見方ができ、それをロジカルな形で仕上げる素晴らしい才能をお持ちです。鼻の形や肉付きからは、瞬発力や持久力を持ち合わせており、金運にも恵まれる運勢が見えます。一過性ではなく、一つのことを貫いていこうとする心が形になって、お顔に表れているものと拝見致しました。

――現在、バラエティ番組を中心に活動している指原さんですが、今後はどのような分野での活躍が期待できますか?

岡井 卒業後のお顔の変化、特に相貌(輪郭)の変化から見ると、今後は指原さんがもともと持っている“ミステリアスな魅力”を存分に発揮されるといいですね。そして、自分がどうあるべきか、どうするべきか、どうしたいのかを、周りを気にすることなく、新しい世界観として打ち出すことで、新しい活躍の場は無限に広がっていくでしょう。

 そのためにもぜひ、前髪を上げて額を出したヘアスタイルをおすすめします。額は“運の出入り口”なので、前髪を少し変えるだけで、とてつもない幸運の女神が舞い降りることと存じます。

岡井浄幸(おかい・じょうこう)
共立女子大学家政学部食物学科卒業後、明治乳業中央研究所、財団法人国際科学振興財団などを経て、2006年より「嘉祥流観相学会」導主である藤木相元氏に師事し、修行開始。07年には、高野山真言宗にて得度。現在、一般社団法人「嘉祥流観相学会」代表理事・大導師として、観相学、姓名学、開運脳メイクのアドバイス、およびアドバイザーを養成中。企業などでの講演、テレビ、ラジオ等にゲスト出演等を行う。

通販サイト・ファーフェッチで“裏ワザ”発動! 「お友達紹介キャンペーン」で1万円分得をしたワケ


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 ワタクシ、千葉N子の足は25~25.5cm也。東京に行きゃあ、「クイーンサイズ」専門店もあるかと思うのですが、岩手の片田舎に住んでいると、なかなか25cmの靴に出会えません。

 サイズがないと「履いても痛くない25cmの靴」を見かけただけで「買おうかしら?」と思ってしまうのは、靴難民生活が長いための後遺症。先日も彼氏とイオンに出かけた際、奇跡的に入る靴を見つけ、「これ買おうかな」と私が彼に言うと「うーん……フォーマルだねえ……」とめちゃくちゃ気を使わせてしまいました。いいのよ、正直に言っても。「それ、ババアが履く靴だよ」って言っても……。

 そんな靴難民の私がある日、美容室でファッション雑誌を読んでいると、めちゃくちゃオシャレなスニーカーを目にしました。ブランド名は「Pierre Hardy(ピエール アルディ)」。雑誌には「スニーカーはインポートがかっこいい」的なことが書かれています。

 インポートといえば、千葉N子。イタリア製というだけで「ほほほ、やっぱりオシャレなものはイタリア製ですわよね?」とよく知りもせずに買っちゃう女なんですよ、わたしゃ。よく考えりゃあ、岩手のド田舎の洋品店が作ったセーターだって、海外サイトに載せれば「made in Japan」ってことになるのにね?

 私はすぐにこの「Pierre Hardy」のスニーカーを調べ始めました。私の愛用サイト「FARFETCH(ファーフェッチ)」(海外ブランドの輸入サイト)に目的のスニーカーを発見!! 値段は7万300円也。しかもしっかりクイーンサイズまでサイズ展開があるゥ!!

 もし……もし靴屋でとても気に入ったスニーカーを見つけたとして、そのスニーカーに7万円の値札が付いていたとしましょう。果たして私は買うのか……。答えは「否」です。「バッキャロー、スニーカーが7万円!? なしなし、次々!」と唾をとばしていると思うのです。しかし、ファーフェッチというサイトに載っていると話は別。ウン十万のスニーカーがずらずらと並んでいるので、7万円もそれほど高くないように見えてくる……。

 そう、例えるならばキャバクラのおつまみとしてポッキーが5,000円で売られているのを見たときに「安めだ」「これなら頼めそう」と思う感覚。しかも今は「雑誌に載っていたスニーカー」ということでブーストがかかっている状態です。私は「フオー! 欲し~~!! 」と目を爛々と光らせました。

 とはいえ、やっぱり7万円は高価な買い物。なんとか安くならんかと「ファーフェッチ」「クーポン」で検索してみることに。すると、「お友達紹介キャンペーン」というものを発見しました。お友達を紹介すると、そのお友達は5,000円引き。紹介した私には10%オフクーポンがもらえるらしい。こ、これはアツいぞ……!!

 問題は私に「お友達」がまったくいないこと。しかも、ただ「お友達」が会員登録してくれるだけじゃクーポンの恩恵にはあやかれないのです。「10%オフのクーポンを今すぐ欲しいから、なにか買って~」なんてさすがに無遠慮な私でもできないわよ……。

 私は「はぁ~」と大きなため息をつきながら顔を上げました。すると目の前に彼氏の大きな背中が見えました。そうだ、あたし彼氏の家で一緒に仕事してたんだっけ……(すぐに飽きてショッピングサイト見てたけど)。そ、そうだ!! 彼氏にアカウント作ってもらって、あたしが買い物すりゃいーんだ!!

「たくちゃん、パソコン貸して!!!」

 悪知恵を思い立ったが吉日。私は彼氏のパソコンにファーフェッチのメールを送り付けると、彼氏名義で会員登録し、お目当てのスニーカーを購入することにしました。優しい彼氏は内心ドン引きしつつも快諾してくれました。そんなわけで私は7万円のスニーカーを5,000円引きで購入し、「ふははははは、我の勝利なり!!」と思ったのでした。

 しかし、せっかちな私は、注文したスニーカーをチラチラ見に行っているうちに、あることを発見してしまうのです……。同じモデルの色違いのスニーカーが5万円で売られている……。しかも、「残り1足」とか書いてあるのを発見してしまったのです……。しかも、この色違いのほうがなんか可愛い気がする……。なんだ、この悶々とした気持ちは……。それはどんどん膨れ上がってきます。「残り1足」……「残り1足」……。定価7万円の靴が5万円……「残り1足」……。手元には10%オフクーポン……。このクーポンは数カ月で失効……。

 気が付けば、私は眉間にシワを寄せながら、その5万円のスニーカーを決済していました。ど、どうしよう……やっちゃった……。クーポンで安くなったとはいえ、12万円くらい使っちまった……。一体、なぜこんなことに……。

 それから数日後。スニーカーが家に届きました。配達を待てずに営業所まで取りに行き、車から降りた瞬間べりべりと包装を破り、彼氏に「ははは、よっぽど待ちきれなかったんだね~」なんて言われながら開封! おうおう、雑誌で見た通りのフォルムじゃないの。いかつくてかっこいいわあ。

 けれど靴を履いた瞬間でした。

「ち……ちいせえ……」

 私は靴を履いたまま、立ち尽くしました。25cmのはずの39サイズでしたが、あたいにはちょっと小さかったのです……。これはもう、返品するしかないのか……。

 とはいえ、次の瞬間には「12万円浮いた~~~!!!」と喝采を叫ぶ私もいました。

 ううむ……悲しいけどうれしい。悔しいけどほっとしちゃう……。貧乏人の自分があたしゃ憎いよ……。また送料1,500円を支払って大きいサイズを買うほどの余力はないわ……。

 てか、かわいそうなのは圧倒的に彼氏だっちゅーの。勝手に会員登録させられ、営業所に靴を取りに付き合わされ、「返品してくれ」って言われ……あたしが男なら「このバカ女!!」と思ってるところだわい……。

 というわけで、今回の買い物は、せっかく友達紹介キャンペーンを使ったのに、クーポン2枚を無駄に消費して終了しました。危うくお付き合いの危機に発展するかもしれず、自分の暴走加減にドン引きしながらそっと靴を箱にしまいましたとさ……無念!!!!!

■今回の出費 スニーカー2足(12万円)の送料1,500円

姑の煙草が許せない! 息子は喘息持ちなのに……ママ友LINEで飛び交う「義実家」愚痴エピソードを覗き見

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。


 昔から「嫁姑問題」という言葉があるように、義実家との付き合い方に頭を悩ませるママたちは少なくない。コロナ禍の影響で、義実家との接触は表向き減ったと思われるが、それによって新たな悩みのタネを抱えたというママもいる様子。一方で、そもそも義実家と同居をしており、逆に一緒にいる時間が増えてげんなりしているママの声も聞こえて来る。ママ友LINEでは、義実家をめぐるリアルな愚痴エピソードが飛び交うこともあるようだ。

喘息の息子がいるのに……隠れてタバコを吸う義母が信じられない!

 関東圏にあるベッドタウンで、6歳になる息子を幼稚園に通わせている久美子さん(仮名)。彼女は6歳年上の夫と、70代の義母と暮らしている。

「私が住んでいる駅は、駅前に高層マンションが建ってから、若い子連れ夫婦が増えています。うちは、夫が子どもの頃から住んでいた一軒家をリフォームして、義母と息子と夫との4人暮らし。周りからは『一軒家に住めるなんてうらやましい』と言われるのですが、私は新築マンションで暮らしているママ友のほうがいいなって思うんです」

 「同じ家に住んでいると衝突が避けられない」という久美子さん。義母は何度言っても、家族で決めたルールを破ってしまうそうだ。

「うちの子は喘息持ちなので、室内ではタバコを吸わないように約束しています。なのにこの前、煙の臭いがすると思って台所に行ってみると、義母が換気扇の下でタバコを吸っていたんです。これには腹が立って、夫にも伝えました。注意してもらえると思ったら、『もともとは母さんの家なのだから、我慢して』と一言。この話をママ友にLINEしたら、『それは義母と旦那さんがおかしい!』と一緒に怒ってくれて、ちょっとはすっきりしましたが……。特に夫には、あきれてしまいましたね」

 久美子さんの夫は、親類が経営している内装工事の事務所で働いている。彼女も、繁忙期などに仕事を手伝うこともあるというが、「身内だから」という理由で、無給なのだそうだ。

「息子は周りの子と比べると早生まれで体も小柄。心配だったので小学校に入るまでは、家にいたかったんです。でも、自宅にいると義母から書類の整理や、簡単なデータ入力を頼まれて……。そんな時は、ママ友に『また義母から仕事を頼まれたよ』って、泣き顔のスタンプと送っています」

 義母との同居は、1日中家にいる専業主婦ならば息も詰まってしまう状況だろう。久美子さんも例外ではない。

「義母は子どもを3人産んでいるので、子どもが1人しかいない私は暇に見えるみたいなんです……。今は、じいじやばあばも、幼稚園にお迎えに行ったり、育児を手伝ったりしてくれる家もあるようなのですが、義母は『私の時はもっと大変だった』と、言ってくるので、イラッとしますね」

 そんな久美子さんの息抜きは、ママ友たちとのLINEテレビ電話だという。

「幼稚園のママ友とは、今はカフェにも行きづらいので、もっぱらLINEのグループチャットでメッセージを送り合っているのですが、たまにテレビ電話もします。義母に会話が聞こえないように、ベランダに出て、愚痴ってますよ(笑)」

 今は、子どものお迎え時もマスクをしたまま。ママ同士の会話を控えなければならない園もあるという。「義母へのストレスとともに、普段ママ友と顔を合わせていても会話ができないストレスを、LINE電話で存分に発散してます」と久美子さんは笑った。

夫と息子が「関東近県の義実家」に帰省。東北出身ママのモヤモヤ

 都内で、5歳になる息子を保育園に通わせている薫さん(仮名)は、夫が義実家へ帰省することがモヤっとしてしまうという。

「夫の実家は、都内から2時間近くかかる関東近県にあります。去年の緊急事態宣言の時は、家族みんなで外出を控えて過ごしていたのですが、この年末年始、夫はカーシェアで、子どもと一緒に帰省していたんです」

 薫さんの息子が通っている認証保育園では、施設の建物が狭いため、感染予防策を特に気をつけている。そのため、保護者にもやんわりと注意勧告があった。

「別の保育園の園児なのですが、PCR検査の結果、陽性だったらしいのです。それ以来、先生たちがものすごくピリピリしたムードで、年末年始も『なるべく外食は控えてください』と言われましたね。私は接客業で、人と会わなければならない仕事なので、『外食』ではないものの、複雑な気持ちでした……」

 そんな中、薫さんの夫は「車で行くのなら大丈夫」と言って、帰省を取りやめてくれなかったそう。

「夫は義母から『孫の顔が見たい』と言われて、あっという間に車を借りて帰ってしまいました。一方、私は仕事先から『念のために帰省は控えて』と言われているので、留守番……。もともと義実家とは折り合いが悪く、行きたくないのでいいのですが、保育園の先生が感染予防にピリピリしているのを知っているのもあって、夫の行動にはモヤっとしています」

 このように今は、コロナ禍の影響で、義実家との付き合い方も変わってきたという。

「私は東北出身で、去年からずっと帰省を控えています。同じように遠方の地方出身で、義実家が関東近県のママ友とは、LINEで『実家に帰って来るなと言われた』という話や、『なのに義実家は孫に会うのをやめない』なんて愚痴を言い合っています。また、少人数のママ友グループチャットでは、『七五三どうする?』『正月はどう過ごす?』なんて話題に絡めて、『今回の七五三は、遠方の義実家には参加しないでと言うつもりだけど、角が立ちそうで憂鬱』『正月は帰省しないつもりだったのに、夫と意見が分かれてけんかになった』という話も出ていました。みんな悩んでいるんですよね」

 コロナ禍で義実家との交流が減り、これまであったようないさかいも少なくなったというが、薫さんいわく「一方で、実家の父母は孫に会うのをずっと我慢しているのに……と比較してしまい、不満が募る」とのこと。

 こうした外側からは見えにくいママの悩みは、ママ同士の横のつながりで、同じ境遇の人を見つけ、分かち合うのが一番なのだろう。それがママたちにとっての息抜きになればよいのだが。

「酒を飲んだり、不倫するのが“男らしい”と思ってた」53歳の元公務員、準強制性交容疑で語られた「2人の愛人」と「ED治療」

殺人、暴行、わいせつ、薬物、窃盗……毎日毎日、事件がセンセーショナルに報じられる中、大きな話題になるわけでもなく、犯した罪をひっそりと裁かれていく人たちがいます。彼らは一体、どうして罪を犯してしまったのか。これからの生活で、どうやって罪を償っていくのか。傍聴席に座り、静かに(時に荒々しく)語られる被告の言葉に耳を傾けると、“人生”という名のドラマが見えてきます――。

【#013号法廷】
罪状:準強制性交等
被告人:Y男(53歳)

<事件の概要>

 前職場の同僚たちとの酒宴から帰る途中、終電間際の山手線車内で、やはり飲酒のため酩酊状態の被害女性(親子ほど年が離れている)を見つけた被告・Y男は、S駅で彼女を抱き抱えて下車。共にタクシーに乗り込み、車内で被害者の乳房を揉んだ。その後、下車したアパートの敷地内で強姦した容疑。

 Y男はタクシー内でのわいせつ行為は認めたが、その先は「記憶にない」と否認。弁護士によれば「被告はお酒を飲むと勃起しません」とのことだが……。

酒を飲むと記憶が飛ぶのに、自制しなかった「バカな」理由

 証人として出廷した被害者女性に、まずは敬意を表したいと思います。Y男の弁護士が「(被告の)陰茎は見てないですよね?」「酒を飲んで(強姦されたと)勘違いしたということは?」などセカンドレイプまがいの下劣な質問をしても、取り乱すことなくきちんと答えていた彼女。いち傍聴人にすぎない筆者でさえ、「午前2時の暗がりで、チ○コが見えるかバーカ!」「科捜研立ち合いの下で診察を受けて、医学的証拠があるのに、それを信じないとは何事か〜!」と、心の中で激怒するほどだったので、さぞおつらかったことでしょう。本当にお疲れ様でした。

 さて、被告・Y男には、もともと公務員だったものの、2015年に飲酒による同僚への暴行で懲戒処分を受けて退職するという、“前歴”がありました。現在も酒を飲み過ぎると「2回に1回は記憶が飛ぶことがある」とのこと。

 検察の「(飲酒を)自制しようと思わなかったのですか?」という質問には、「もっと(酒に)強くなろうと、飲んでも飲まれないようになろうという、バカな考えがありました」と答えるあたりに、妙な“マッチョイズム”の香りがしました。

 訓練が必要かつ、上下関係が厳しそうな職場に50歳までいたと聞き、「“男らしさ”という呪い」との言葉がふと浮かびます。この後の被告人質問で来歴を知ると、まさに予想通りだったことが判明するわけですが……。

 16年と19年に勃起障害(ED)の治療を受けていたという被告・Y男。すでに子どももいるようですし、年齢的にも“そういう煩悩”から解放されていいような気はするのですが、まあ、個人の問題だし……と思っていたら、なんと、ED治療は当時付き合っていた“愛人”のためだったことが判明! さらに、今回の身元引き受け人も、保釈金の300万円を借りてくれたのも、その愛人なんだとか。

 さらに話が進むと、19年に再びED治療を受けたのは愛人・その2のためだったそうで、とんでもないウラの顔が明らかになったんです。Y男の妻はもちろん、300万円を渡した愛人・その1の心情を考えると、ため息しか出ません。ちなみに、今回の事件で妻とは離婚したとか。当然の結果でしょう。

 Y男は最後まで挿入について否認していましたが、これは「挿れなければセーフ」などという、“身勝手なルール”が頭にあったからかもしれません。開廷してすぐ「なんだよ、その男根原理主義!」と心の中で被告にツッコんでいましたが、「酒を飲んだり、不倫をするのが男らしいという、バカな生き方をしてしまいました」という力ない反省の言葉を聞いて、最後はちょっとつらい気持ちにもなりました。「男らしさ」の呪いにかかったままアップデートできず、年を重ねてしまった哀れな中年男性が、被告席にいたように見えたからです。

 現在はカウンセリングを受けているというY男。間違った「男らしさ」をどんどん積み重ねてできた人格は、どこまで最適化できるのでしょうか? でも、こういう時代錯誤な性差別って、自分も知らず知らず振りかざしてるよなぁ……と、反省しながら東京地裁を後にしました。

 ちなみに、コロナ禍の裁判所である変化を発見。検察官と弁護士は大量の資料を法廷に持ち込むのですが、この時代なのに、“風呂敷”で包んでいる人をよく見かけたんです。しかしそれが、いつの間にか「東京地検」と名前が入っている、オリジナルの“コンテナ”に変更! どっちが便利なのかよくわかりませんが、ほとんど変化のない地検でも「働き方改革」が起こっているようですね。