ダウンタウン「伝説の一日」で役割いまだ空欄…期待と不安まじる漫才の可能性

キングオブコントの会2022』(TBS/4月9日放送予定)で、ダウンタウン松本が新作コントを書き下ろすという。昨年、同番組で披露された民放で20年ぶりというコントを「つまらなかったらどうしよう?」と薄目でおそるおそる見たところ、笑いの強さと太さに終盤には瞳孔が限界まで開いていた。

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クレジットカードの「ボーナス払い」で10万円のツケ! それでも飽き足らず、夫の制止をふりきってさらなる散財へ……

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 前回、光の速さで4万円超えのストール購入を決意した私(実際は2カ月前から目をつけていたけど)。

 一度勢いづいた私はもう止まらない……っ!! ストールをキープしつつ、売り場をぐるりと見渡すと、「あれまあ!」というコートが目に留まりました。それは、「Theory(セオリー)」というブランドの、フードのついたたっぷりとしたシルエットのカーキのコート。お値段6万9,300円……!!

 くおおおお~~~、かわいい~~~! なんというか、パッと見るよりも、着てみたほうがずーっと可愛いアイテムだし、カーキもホワイトもどっちもキュート!! でも、カーキのほうが若干、こなれた印象を受ける気もする……。でもでも、なんにでも合わせやすいホワイトも捨てがたいよお~!

 ええ、お気づきの方もいるでしょう。この女、頭の中がお花畑になっており、「節約しよう」という意識がからーっきしなくなっているのです。私には81万円分の金が残ってるんだあ! 好きに使うぜ、バーロー!!

 私はステディを召喚し、カーキとホワイトのコートを手にしながら「ねえ、どっちがいい?」と問いかけました。するとステディは困惑しながら、「うーん、とりあえず着てみてよ」と一言。そして私が試着してみると、ステディはウンウン唸り、「ホワイトはいつものN子ちゃんっぽいけど、カーキもおしゃれだねえ」なんて言います。で、どっちがいいんだい?

「俺がN子ちゃんなら、カーキのほうを選ぶかなあ」

 ほお、カーキ! お目が高い!! 私も一番最初に目に入ったのはカーキのほうだったのよ!! すると、店員さんも「いつもとは違った雰囲気のをひとつ持っていると重宝しますよね」なんて援護射撃をしてくれます。そうよねえ、そうよねえ。カーキ、いいと思う!! そんなわけで「これも買いますわっ!!」と宣言し、お会計へ。その額、ストールと合わせて10万7,140円……!!

 ほ、ほほほほほほ………81万円に比べれば……ねえ? 全然大したことありませんわ!! レジでクレジットカードの「ボーナス払い」(夏と冬のボーナス時期にツケを支払う方法)を選択しつつ、サッと会計を終え次に向かったのは靴屋。パっとつっかけられる靴が欲しかった私は、甲の高いサンダルをチョイス。そして一応、ステディにも意見を求めることに。

「これ、どう思う?」

ステディ「なくてもいいと思う」

 What!?!?!? 「なくてもいい」って何!?!?!? すると、ステディはこうも一言。

ステディ「かかとはあったほうがいいよ、N子ちゃん」

 そんなの聞いてねえよ、あたしゃあ、色で悩んでんだっ! 頑なに「かかとがあったほうがいいよ」と購入を止めるステディの前で私は一瞬だけ考えるふりをして、こう宣言しました。

「あ、そうなんだ! でもこれ気に入ったから買ってくるね!!」

 出た~! 人にアドバイス求めておいて全然聞かないヤツ~~~!! この一部始終を見ていた店員さんは、お会計の際にこう言いました。

店員「あのう、お決めいただいてありがとうございます……!」

 ほほほ。いいんですのよ……。これくらいぺろりと支払えますわ……? そんなわけで、靴屋では1万8,150円の靴をお買い上げ。しかし、私の物欲はまだまだ止まらなかったのです!!

(次回に続く)

■今回の出費
・セオリーのストールとコート 10万7,140円
・靴 1万8,150円 
計 12万5,290円

錦鯉のネタをまねした子どもがトラブルに!? 学校から「漫才ごっこはさせないで」――テレビやYouTubeの影響に悩むママ

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 子どもは成長と共にさまざまな言葉の意味を覚え、知識を得ていく。テレビやYouTubeで見たタレントや芸人の言葉に影響を受け、下品で乱暴な言葉使いをまねし、自然と周りの子どもたちに伝染していくこともあるだろう。

 今回は、子どもの言動についてどうしつけをするべきか悩む女性のエピソードを紹介する。

ゲーム実況好きの兄の影響で、妹が「くそ」「死ね」と暴言を

 都内で10歳の息子と7歳の娘を育てている英恵さん(仮名・42歳)は、「上の子がYouTubeでゲーム実況の動画を見るので、下の子も一緒になってYouTuberの口まねをするんです」と語る。

 ゲーム実況といえば、つい最近、有名なゲーム実況者の加藤純一が自身の結婚式をYouTubeで生配信し、「スーパーチャット(スパチャ)」と呼ばれる投げ銭システムで2億円もの“ご祝儀”が集まったことが話題となった。

「息子はゲーム実況動画が好きで、自分もゲームをしながらスマホで動画撮影をしたりしています。その様子を見ている娘は、息子やYouTuberの言葉遣いをまねして、『なんだよ』とか『はあ?』などと口が悪くなってきたので注意しました。しまいには『くそ』『死ね』という暴言まで使うようになったので、一時的にYouTubeを見ることを禁止したこともあります」

 スマートフォンの普及により、YouTubeの視聴者層が低年齢化している今、ブラウザの設定などで過激な動画やアダルト系のコンテンツを表示しないよう視聴を制限することもできるが、英恵さんによると、ゲーム実況動画などはこれには当てはまらないようだ。

「年齢制限を設定したところ、子どもが見ていた動画にはほとんど影響がなかったんですよね……。また、子どもたちの間で人気のゲーム『マインクラフト』の実況動画を中心にアップしている、『まいぜんシスターズ』というキャラクターYouTuberユニットがいるんですが、カメのマイッキーは噓つきなキャラで、些細な嘘をつく。子どもにとってはそれが面白いみたいでよくまねをします。子どもに“嘘をついてもいい”というふうに思ってほしくないし、本当は動画を見せたくないんですが、『見てはいけない』と子どもに言っても『どうして?』と反論されてしまい、うまく説明できませんでした」

 そんな英恵さんは、YouTubeを見た子どもにある言葉の意味を聞かれて返事に困ったことがあるという。

「『全力回避フラグちゃん!』というYouTubeアニメがあり、登場人物のセリフに“童貞”という言葉が出てきました。絵の可愛さにつられて娘も見ているんですが、この前は息子から『童貞ってどういう意味?』って聞かれて、返答できず困りましたね。いくら『そんなアニメ見てはダメ』と言ってもスマホやパソコンには再生履歴が残るし、履歴を消したところで検索してしまえば簡単に見ることができるので、なかなか難しいところです」
 
 英恵さんは、子どもにYouTubeを見せないためには、「パソコンやスマホを触らせないようにするしかない」と主張する。

「コロナ禍により自宅で過ごす時間が長くなったため、どこの家庭でも子どものYouTube視聴が習慣化しているようで、ママ友とはLINEのメッセージで『子どものYouTube視聴時間、どれくらいまでなら許してる?』と相談し合っています。仲が良いママ友の家では、テレビと同じように視聴時間を決めているそうですが、テレビのようにタイムテーブルが決まっているわけでもないし、次から次へと動画を見ることができる。視聴をやめるタイミングがはっきりしておらず、『YouTubeを閉じようとすると子どもがぐずる』とみんな悩んでいるようでした」

 もちろん、子どもたちがテレビを全く見なくなったわけではないという。

「周りのママ友は、20~40代と年齢に幅があるので、みんなが共通で見ている番組は、子ども向けのスーパー戦隊シリーズやアニメくらい。ただ、クイズ番組に出ている東京大学出身の伊沢拓司さんや松丸亮吾さんはママの間で人気です。2人は子どもの学習教材でも、よく出てきますよ。でも、子どもたちはリアル鬼ごっこ番組の『逃走中』(フジテレビ系)が好きで、放送中は『ほかの番組を見せてもらえない』とママ友から嘆きのLINEが届いたこともありました」

 ママたちの間では、タメ口で話す若い女性タレントも不評だというが、それよりも芸人同士の振る舞いが気になるそうだ。

「タメ口を使うタレントの代表格ともいえるYouTuber・フワちゃんは、子どもに見せないようにしている親は多い。また、最近はテレビで芸人の漫才を見て、ツッコミがボケを勢いよく叩く様子を子どもたちがよくまねしているので、注意しています。例えば錦鯉のネタで、ボケの長谷川(雅紀)さんが『こんにちはー』と勢いよくあいさつをし、渡辺(隆)さんが『こんばんはだろ』とツッコミを入れながら長谷川さんの頭を叩く流れがあり、子どもたちの間ではやっているんですが、頭を叩く力が強いんです。子どもたちはじゃれあっているつもりのようですが、小学校で男の子同士がトラブルに発展してしまったみたいで、『相手を叩く力が強いので、漫才ごっこはさせないでくれ』と先生から保護者に注意喚起がありました」

 子どもが保育園の頃は、ごっこ遊びなどで男の子たちが戦隊キャラクターをまねて叩き合ったりしても、保育士さんが間に入って止めてくれる。だが小学生になると、行動範囲が広がるため、先生の目も行き届きにくくなるため、学校側も注意しづらいようだ。

 一方で、子どもに見せやすい芸人もいるようだ。

「例えば、あばれる君は、『ポケットモンスター』の情報バラエティ番組『ポケモンの家あつまる?』(テレビ東京系)に出ているので子どもに人気があり、私のような親の視聴者も不快にさせないので子どもにも見せやすいですね」

 しかし、芸人が多数出演する番組では、誰かがいじられキャラに回ることがあり、時たまいじめのように見えてしまうケースも。お笑い番組を見せることに抵抗感を抱いているという英恵さんは、「テレビの影響で、子どもたちが複数人で1人を冷やかすこともあるようなので、保護者としてはヒヤっとしてしまいます」と語る。

 そんな英恵さんは、できる限り暴力的な言葉のYouTubeは見せないように気を付けているそうだ。

「テレビ番組や芸能人と違って、YouTuberはまだまだ世間の評価がわかりづらいため、ママ友と、子どもが見ているYouTube動画についてLINEで情報交換をしています。フィッシャーズほど有名なユーチューバーなら、どういう内容の動画を投稿しているかわかりますし、私も『子どもがまねをしたがる大金を使って買ったおもちゃの開封動画はなるべく見せないようにしている』などと報告しました」

 子どもたちにとって、テレビよりも身近になりつつあるYouTube。動画の再生履歴をもとに、おすすめの動画が自動的に表示されるため、予期せぬ形で悪質な動画にたどり着いてしまうこともあるだろう。視聴時間もさることながら、保護者は子どもが見る動画の内容にも目を光らせているようだ。

「PTAについて書かれたネットニュースは見ないでください」入学説明会、PTA会長から出た驚きの“お願い”

2021年春、我が子が小学校に入学! と同時に、うわさでいろいろ見聞きしていた「PTA」が現実のものに。さらに子どもの学校は「PTA加入率100%」!? PTAの謎ルールに直面した母がつづる「PTAには入りません、って言えない!?」。

▼前回まで▼

来年度のPTA委員募集のアンケート用紙が配布された。「子ども1人につき委員を1回」と定められたルールは、まるで“子育て罰”のようだ。

新1年生の個人情報の扱われ方に驚き

 来年度の新入生(現・年長児)の保護者を対象とした入学説明会は、2月上旬、平日の午前中に、小学校の体育館で決行された。1月から新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るい、小学校では教職員や児童に陽性者が出て学級閉鎖になることもあったし、近隣の保育園でも休園が相次いでいた。

 そのため、入学説明を「動画」や「書類を渡すだけ」で済ませた学校もあったと聞くが、我が子が通う小学校は「対面」での説明会にこだわったようだ。

 入学説明会では、新1年生の保護者に下校コースごとで色分けしたリボンを渡す。私が受け持つPTA校外委員の下校指導係は、リボン渡しの「手伝い」として、説明会開始の約1時間前に体育館に集合することに。

 すでに到着して準備を始めているPTA本部役員の指示を受けて、保護者に渡す入学関連書類のセッティングなどを行った。

 驚いたのが新1年生の個人情報の扱い方だ。すでに受付テーブルには、町名ごとに新1年生の氏名・住所・下校コースを記載した名簿が設置されているのだが、その場にはPTA役員と委員(=保護者)しかおらず、学校職員の姿はない。

 校内に悪人がいないこと前提? いくらなんでも扱いが雑すぎないか? 学校側は、新1年生の個人情報をPTAに渡してしまっているのだろうか……という懸念も頭をよぎる。

 受付時間になると、教員が新1年生の保護者の検温および受付を担当。下校指導係メンバーは、必要な色のリボンを教員に渡したり、受付テーブルの書類が少なくなったら補充したりと、まさに「お手伝い」だ。書類の不足、リボンの色が違う、などのうっかりミスの防止くらいには役立ったかもしれない。

 保護者の受付が一段落し、下校指導係はそろそろ解散だろうか……と思いつつ、特に指示がないので、しばらく入学説明会をウォッチすることに。校長の挨拶が終わると、PTA会長によるPTA活動についての説明が始まった。

 新1年生の保護者たちの前に登壇した現PTA会長は、開口一番に「まず申し上げておきたいのは、PTA(加入)は強制されるものではないということです」とキッパリ。が、「本当にありがたいことに、〇〇小では、100%加入されています」と続けたので、ガックリせざるを得なかった。そもそも入学時に加入の意思確認を取っていないのに、「加入率100%」と言われても……。

 PTA会長は、近年は共働き家庭が多くなっていることに触れ、その上で、「来年度、ここにいる皆さん(=新1年生の保護者)がPTA活動のために有給を取る必要はないですよ」と断言。

 あの、えっと、今私はまさに有給を取ってこの場所に立っているのですが?

 そしてPTA会長は、「皆さんにお願いしたいことは、『月300円の会費』『お子さん1人につき委員1回』」だと説明。そして、「PTAについて書かれたネットニュースは見ないでください。学校によってPTAは全然違いますから」とも…… 。

 ちなみに、新1年生の保護者が「来年度、PTA活動のために有給を取る必要がない」のは、来年度のPTA委員は、在校児童(現1〜5年生)の保護者から決めてしまうからだ。その点についてはPTA会長も、「1年生の時にやりたいと思っていた方には申し訳ないのですが」と断っていた。

 PTA会長の話が終了すると、程なくして下校指導係は解散。拘束時間は、1時間半弱といったところだ。

 奇しくも2年続けてPTA会長の説明を聞くことになったわけだが、PTAは「あくまでも任意」「強制されるものではない」との前提は提示されるが、「その先」については触れられることがない。

 PTA委員の時間的・経済的・心的負担がどのくらいになるのか、「PTAには入りません」と非加入を選んだらどうなるか、子どもの在学中はいつでも加入・退会できるのか、などの説明がないのは残念だ。

村上春樹原作の映画『ドライブ・マイ・カー』約3時間があっという間だった理由

 2021年8月20日より『ドライブ・マイ・カー』が公開されている。本作は第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞、ほか3部門にも輝く快挙を成し遂げた。

 本編は、文芸作品と呼ぶにふさわしいアート性があると共に、娯楽映画として存分に楽しめる内容だった。何しろ、上映時間が179分と長いにも関わらず、誇張抜きで(もちろん個人差はあるだ…

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SixTONESにせり負けている? CM出演でSnow Manが“反撃”の狼煙、大物俳優押しのけ起用

 同じ2020年1月と動機デビューでなにかと比べがちなジャニーズグループのSixTONESとSnow Man。お互いJr.時代から切磋琢磨し、同時デビューで大盛りあがりした一方、いまだにファンの間ではいざこざもしている。CM業界的に言えば若干、SixTONESのほうが出演が多いようにも見えるが、Snow Man側にも好材料が見えてきた。

 それが2022年3月から放映中のアサヒ…

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佐久間宣行が仕掛ける「トークサバイバー!」ちょっと下ネタ多すぎ?のワケ

 皆さんは「トークサバイバー!」という番組をご存知だろうか?

 2022年3月8日からNetflixにて配信されている番組でメインMCは千鳥のノブさん。そしてトークメンバーは千鳥の大吾さんを筆頭に劇団ひとりさん、ドランクコラゴンの塚地武雅さんなど何人もの芸人が出演し、トークの面白さで番組の生き残りをかけるといった番組なのだが、実はこの番組ただのトークバラエティ番組ではない。続きを読む

『ウェディング・ハイ』でさらなる躍進を遂げたバカリズム脚本の誠実さ

 現在公開中の『ウェディング・ハイ』が、うるさ型の映画ファンからも好評を博している。超豪華キャストそれぞれの持ち味を生かしたクセの強いキャラクター、ウェディングプランナーの仕事や結婚式の素晴らしさを讃える誠実なアプローチ、そして真っ当な「コメディ」として作られているこ…

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庄村聡泰(ex-[Alexandros])、人生の一部である「ロックマン」とTEAM SHACHIのコラボを呪う

 さて、過去記事でも幾度か言及した通りではあるが、おっさんはとうとう齢38を迎えより一層活動と執筆の混沌みを増さんと朝日や夜月に誓うのであった。

 そんな齢を重ねる度に思う。筆者にとって”青春”とは”若さ”とは”ティーンエイジ”とは”ジュブナイル”とは、それ自体との距離が離れれば離れ…

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81万円のバングルを断念した買い物狂い、悔しさのあまり41万円のストールがきっかけで250万円の爆買い!

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 私、どうしても欲しいバングルがあったんです。90万2,000円の商品が、優待で10%オフの81万円で購入できるということで、お金も用意していたんですが、試しに腕に着けてみたところ着け外しが異様に難しく、購入を断念したのです。

 そのときは悔しさに打ちひしがれていたのですが、その翌日、ステディと映画を観に中堅都市へ行きまして……そこで開眼しました。私の中に眠る散財の神が、カッと目を見開いてこう言ったのよ。「くやしわははー! わらわは今、無敵じゃい!! 81万円分の買い物し放題じゃーーーィ!!!!」とね。

 まず、私がゲットしようと思ったのは、ここ2カ月ほどずっと様子を見ていた、41万7,300円というなかなかにお高いストール。1月から20%オフになっていて、ずーっと気になっていたのです。

 買い物狂いの私がなぜ2カ月も手を付けなかったのかというと、このストール以外のアイテムは軒並み40%オフになっていたから!! このストールも待っていればそのうち40%オフになるのでは……と踏んでいたのです。ところが……いくら時間がたっても全然安くならない……! 私は恥を忍んで、こう店員さんに声をかけてみました。

「あのう……。このストールは安くならないんでしょうか」

 すると店員さんはほがらかに「それは今期のものですので、これ以上安くならないです~」と言いました。ぐぬう……でもねでもね、こんな長い時間みんなに触られていたら、糸のつれのひとつでもできているんじゃない!? それでも割引しないわけ!?!?

 私が恐る恐る「糸のつれとかないでしょうか……?」と聞いてみると、店員さんは丁寧にストールを広げ、しげしげと探してくれました。そして、「ないようです」とにっこり。ぐはあああ~! わたしゃ自分が恥ずかしいよ!!

 割引してほしくて、「糸つれがあるんじゃないか」って店員さんに詰め寄るなんて、あたしゃモンスターカスタマーではないかね! 罪悪感からストールを畳んで戻そうとすると、店員さんは「いいですよ」と言いながら、さっと私からストールを奪いました。「どうせお前は買わないだろう」と言いたげに……!!(ただの被害妄想です)

 ええい、私は今、81万円の金を持っている女よ! いいわよ、20%オフで買うわよ!! 41万円でも買ってやらあ~~~~~!!!!!!!!!!

「それ、いただきますっ!」

 私はそう高らかに宣言し、鼻から大きく息を吐きました。何度も「今日はもうないかなあ……?」と思いながら売り場を覗きに行き、まだ在庫があることを確認して安堵のため息をついて、「次に私が来るときにはセールになっていろよ……!」と心の中で捨て台詞を吐いてきたけど、ついに、ついに手にするときが来たのね!

 思わず込み上げてくる感動……。そう、そうなのよ。散財こそ、私の活力なのよ~~~!! 一度買い物に目覚めてしまった私はもう止まりません。「ほかにはよろしいですか?」という店員さんに、「ほほほ、ちょっと店内を見て回りますわ?」と言い、私は売り場をぐるぐる徘徊しはじめました。

 ――そう、このときは自分でも知るよしもありませんでした。まさか、このあと、250万円分の爆買いをするとは……。

(次回に続く)