長谷川理恵の「自分磨き」と「スピリチュアル」から暴く、“何様”感の正体

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『女性としての私』/ポプラ社

――タレント本。それは教祖というべきタレントと信者(=ファン)をつなぐ“経典”。その中にはどんな教えが書かれ、ファンは何に心酔していくのか。そこから、現代の縮図が見えてくる……。

 結婚や出産は女性の転機の1つといえるが、芸能界において、特に好感度の高くないタレントにとって、出産は絶好のイメージチェンジである。有名俳優との別離宣言後、あまりに早い一般人とのできちゃった結婚、贈られたダイヤが小さいとゴネて、世間にバッシングされた長谷川理恵にとって、昨年の出産は“聖なる存在”である母へシフトする絶好のチャンスだろう。

「ずっとひとりだった私が、愛する家族と生きて行くことに決めた理由」

 長谷川の新著『女性としての私』(ポプラ社)のコピーは、生まれ変わった長谷川を予想させる。長谷川が、結婚生活や出産を通して、どのように「女性として」成長したのか。さぞ感動的な結婚・出産秘話が盛り込まれているに違いないと期待が高まるが、何度読んでも、それらしきエピソードには出会えない。

業界の勝手なルールをぶち壊した、ローラの「キムタクさん」発言

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『THE ROLA!!』/講談社

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎「え~、そこまで考えてな~い」

 黒柳徹子という、ある意味ボスキャラとの対決も済んでしまい、「傍若無人なローラ」というのは、いささか見飽きた感もあったが。先日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、草なぎ剛に「バイク乗ってるの、見たことある~」、木村拓哉に「キムタクさん、キムタクさん」連呼など、トップレベルのNGワード続出で、「権力」がまったく通用しない、天然の発破力を久々に味わわせてもらった。後でローラに、「お酒が飲めなくなってからの、草なぎの唯一の趣味がバイクだけど、付き合う仲間とか、身体的なこととか、とにかくいろいろ危ないから言っちゃダメなんだよ」とか「キムタクってのは、世間が勝手につけたアダ名ってことで、本人気に入ってないから、周りは絶対にそう呼ばないことになってるんだよ」と諭しても、「何で危ないの?」「何で呼んじゃダメなの?」って聞かれるだけで、誰も彼女を納得させられないだろう。何で危ないのか、何で呼んじゃダメなのか。当たり前だと思っていた「業界の常識」であるが、別に我々がそのルールにつき従う必要もないのである。そこを浮かび上がらせたローラ。深いな。本人に、そんな自覚はないだろうが。

業界の勝手なルールをぶち壊した、ローラの「キムタクさん」発言

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『THE ROLA!!』/講談社

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎「え~、そこまで考えてな~い」

 黒柳徹子という、ある意味ボスキャラとの対決も済んでしまい、「傍若無人なローラ」というのは、いささか見飽きた感もあったが。先日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、草なぎ剛に「バイク乗ってるの、見たことある~」、木村拓哉に「キムタクさん、キムタクさん」連呼など、トップレベルのNGワード続出で、「権力」がまったく通用しない、天然の発破力を久々に味わわせてもらった。後でローラに、「お酒が飲めなくなってからの、草なぎの唯一の趣味がバイクだけど、付き合う仲間とか、身体的なこととか、とにかくいろいろ危ないから言っちゃダメなんだよ」とか「キムタクってのは、世間が勝手につけたアダ名ってことで、本人気に入ってないから、周りは絶対にそう呼ばないことになってるんだよ」と諭しても、「何で危ないの?」「何で呼んじゃダメなの?」って聞かれるだけで、誰も彼女を納得させられないだろう。何で危ないのか、何で呼んじゃダメなのか。当たり前だと思っていた「業界の常識」であるが、別に我々がそのルールにつき従う必要もないのである。そこを浮かび上がらせたローラ。深いな。本人に、そんな自覚はないだろうが。

業界の勝手なルールをぶち壊した、ローラの「キムタクさん」発言

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『THE ROLA!!』/講談社

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎「え~、そこまで考えてな~い」

 黒柳徹子という、ある意味ボスキャラとの対決も済んでしまい、「傍若無人なローラ」というのは、いささか見飽きた感もあったが。先日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、草なぎ剛に「バイク乗ってるの、見たことある~」、木村拓哉に「キムタクさん、キムタクさん」連呼など、トップレベルのNGワード続出で、「権力」がまったく通用しない、天然の発破力を久々に味わわせてもらった。後でローラに、「お酒が飲めなくなってからの、草なぎの唯一の趣味がバイクだけど、付き合う仲間とか、身体的なこととか、とにかくいろいろ危ないから言っちゃダメなんだよ」とか「キムタクってのは、世間が勝手につけたアダ名ってことで、本人気に入ってないから、周りは絶対にそう呼ばないことになってるんだよ」と諭しても、「何で危ないの?」「何で呼んじゃダメなの?」って聞かれるだけで、誰も彼女を納得させられないだろう。何で危ないのか、何で呼んじゃダメなのか。当たり前だと思っていた「業界の常識」であるが、別に我々がそのルールにつき従う必要もないのである。そこを浮かび上がらせたローラ。深いな。本人に、そんな自覚はないだろうが。

徳重聡に見る、石原軍団の正社員雇用システムの問題点

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『西部警察スペシャル』/アミューズ
ソフトエンタテインメント

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎石原軍団、クイズに挑戦!
 『ネプリーグ』(フジテレビ系)に石原軍団が参戦。渡哲也、舘ひろし、神田正輝、徳重聡のおなじみの面々と、あともう1人、知らない若者。

 最近、バラエティ慣れしたタレントばかり見ていたせいか、この人たちのリアクションのなさっぷり、なかなか新鮮であった。まず、何か促されないと、自分たちからは一切発言しない。沈黙を恐れない強い心。シーン。わぁ。発言しても、「ウケよう」という気が皆無なので、内容の当たり前ぶりが、また斬新。「さあ、ここでチャンス到来。意気込みの方は?」の質問の後、しばらくタメて「頑張ります」とかさ。あと、「声を張る」というメンタリティもないから、渡哲也なんて、小声な上に喉もかすれて、何言ってんだかサッパリ。そして全員、リアルに「クイズ」に緊張。なんか素人の家族みたい。ま、織田信長関連の問題に「お前、信長演ってたじゃないか」なんて、全員が過去の出演作を把握し合ってて、軍団員同志の絆は固そうだったが。

 しかし、いつ見ても1人ツラいのが徳重聡。「大物俳優に囲まれ、常に下っ端として日常を送る」という生活をもう十何年も続けているせいか、この人の子分肌の年季の入り方は、すごいものがある。彼を「21世紀の石原裕次郎」と捉えている人間はもう誰もいないだろう。世間はそれでいい。でも、石原軍団の面々までもが、彼が「21世紀の石原裕次郎」だったことをすっかり忘れて、いや、忘れたフリして、見て見ぬフリってのはいかがなものか。もし彼が「21世紀の石原裕次郎」に選ばれていなければ、もっと自由な未来が待っていただろうに。終身雇用という名の飼い殺し。ま、応募した以上、自業自得か。人生それぞれ。

美女ヤンキーは女子を自意識から救う――「ママ友はいらない」宣言・木下優樹菜

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『ユキナ産。』/講談社

――タレント本。それは教祖というべきタレントと信者(=ファン)をつなぐ“経典”。その中にはどんな教えが書かれ、ファンは何に心酔していくのか。そこから、現代の縮図が見えてくる……。

 藪から棒に何だが、独身のお嬢さん方にお聞きしたい。幸せになりやすいのは、どんな女性だと思うだろうか? 女優級のゴージャス美女か、貯金たっぷりのキャリアウーマンか。身なりは質素で、家庭的な地味子さんか。

 答えは、美女ヤンキーである。

 美女ヤンキーの筆頭は、キムタクことSMAP・木村拓哉と結婚した工藤静香だが、人気のある男と結婚して後方支援に回るというのは、男が稼ぐのが当たり前で、仕事をすれば給料となって戻ってきた「昭和スタイル」の幸福である。工藤静香以降、長らくヤンキーポジションは空いていたが、多少理想と違っても、結婚し、家事や育児を夫と協力しながら仕事を続け、念願のアパレルブランドまで立ち上げる……そう、木下優樹菜こそが、平成の美女ヤンキーの先頭に躍り出たのだ。

「ヤリ手弁護士、出てこいや!」賃貸トラブルが、ついに裁判へ!

いつ誰の身に降りかかってもおかしくない、賃貸トラブル。とんでもない修繕費用を吹っかけられ、泣く泣く応じた人もいるのではないだろうか? 今回、そんな憂き目に遭ったライターが、一念発起。「こんな修繕費用は払わねぇ!」と、女1人、訴訟に乗り出した……!

第一回はこちら)(第二回はこちら

■予想の斜め上を行く返答が……

 内容証明を送った後、管理会社から届いた1通の葉書……いったい何を知らせてきたの? 「どうもすみませんでした、ご指定の金額振り込みました」かな? それとも「こっちの請求は正当ですよ」って証明? ヤリ手弁護士からの宣戦布告……? 

 しかしその内容は、またもや予想の斜め上を行っていたのである。

「お預かりしている敷金14万から、修繕費9万を差し引いた5万円を振り込みましたのでお知らせします。ありがとうございました」

 わあ、ありがとう! でもさあ、9万差し引いたって、もともとあなたたちが請求してきた金額だよね、これ。さてはヤリ手弁護士の作戦? それとも、ねえ、大家さんはヤギさんなの? せっかく内容証明で送ったお手紙、食べちゃったの?

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 あの内容証明には、「敷金全額(5,000円引いた額でいいよ!)返してね、さもなければ訴訟だよ」と書いた。それをヤギさん並みに堂々とスルーしてきて、「ありがとうございました」と勝手に終了の挨拶を述べている。いったいどうしたんだ、このヤギさんたちの自信は。ヤリ手弁護士に一体いくらつぎこんでるんだろう。

「小学生のケンカか!?」話の通じない管理会社へのドキドキ初・内容証明!

いつ誰の身に降りかかってもおかしくない、賃貸トラブル。とんでもない修繕費用を吹っかけられ、泣く泣く応じた人もいるのではないだろうか? 今回、そんな憂き目に遭ったライターが、一念発起。「こんな修繕費用は払わねぇ!」と、女1人、訴訟に乗り出した……!

第一回はこちら

■賃貸トラブルの“教科書”を読む!

 さて、バトルを始める前に、前出の不動産営業の方から勧められた、国土交通省の『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』(無料)を読んでみた。まずは簡単にその内容について説明しておこう。ここには賃貸と修繕費用の考え方、大量の判例が載っている。これだけあれば、どこかに自分と同じ状況の事例が見つかるはずだ。読んでいくうちに、だんだん「戦えば、必ず勝てる」気になってくる。

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ガイドラインはここで無料で読めます。
(国土交通省HPより)

 ガイドラインの定める「賃貸借」の定義とはなにか。月々の家賃には、「箱物を借りて、その中に入ってあれこれしますよ」というところまでが含まれるのだそうだ。寝て起きて料理して風呂に入って、壁にペナント貼ったりするかもね、という前提の金額である。家は使えば当然劣化する(時間が経つだけでも劣化するし)わけで、その「悪いね」代もすでに家賃に含まれているという考えなのだ。これはすべての基本になるから、絶対に覚えておこう。だから退去時に「通常の使用により生ずる損耗」は、もうすでに家賃として払っている訳だから、支払う必要はないのである。

 問題になるのはそれ以外、「なにか特別なことをして、部屋に損耗を与えた場合」である。例えばタバコの脂、ペットによる傷や臭いなどが相当するらしい。裁判になると、ここが論点となるようだ。

「私の敷金、返してよ!」誰にでも降りかかる賃貸トラブル訴訟に立つ!

いつ誰の身に降りかかってもおかしくない、賃貸トラブル。とんでもない修繕費用を吹っかけられ、泣く泣く応じた人もいるのではないだろうか? 今回、そんな憂き目に遭ったライターが、一念発起。「こんな修繕費用は払わねぇ!」と、女1人、訴訟に乗り出した……!

■突如の賃貸トラブル勃発!?

 このご時世、「憧れのマイホーム」に住む幸せなてんとう虫みたいな人は、どれだけいるだろうか。あくせくと働く多くの人間が、賃貸住宅に身を寄せているのではないか。そしてこれから書く出来事は、そんな人たちにいつ降りかかってくるか分からない現実である。不動産トラブルで最も多いと思われる、「敷金返却問題」だ。

 筆者は6年前から、神奈川県×市のマンションに住んでいる。2DK+1畳のお仕置き部屋付き、東南西向きの角部屋で日の出から日の入りまで日が当たる、月々7万6,000円という物件。このマンションは、大家さんが日々の管理を不動産会社に委託しているので、雑多な連絡やらなにやらは全部その管理会社(不動産会社)と行う。家賃も管理会社の口座に払っている。

 しかしある日、管理会社から「3週間後に更新日が来ますので更新どうぞ」みたいな連絡が来た。おいおい、ツッコミどころが満載だ。通常、数カ月前に連絡するのが決まりらしいのに。なんか気に入らないので家賃の値下げ交渉をしてみたが、どうもスムーズに話し合えない。まあ田舎暮らしに飽きたところでもあるし、引っ越ししよう、そうしよう。というわけで無事に荷物を運び出し、管理会社と退去の立ち会いの日になった。この立ち会いも用心しないといけない。「文句は言わせねーぞ」と意気込んで、部屋を磨いておいた。……ふう。いや~、「今までどうもありがとう」という思いを込めて撮った写真を後々証拠写真に使うことになるとはね!