新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、世界中で不要不急の外出自粛が求められるようになった。映画やドラマの撮影は中断され、新作映画の公開は軒並み延期に。そんな状況で人々の大きな娯楽となっているのが、ネットフリックスやAmazonプライムなどの動画配信サービス。オリジナルドラマシリーズ、映画、ドキュメンタリー、ライブ映像、過去のヒット作など幅広いジャンルの作品をラインナップしており、自宅での時間を有意義に過ごせるのだ。
今回はそんな動画配信サービスで視聴できるドラマシリーズの中から、セレブが「ハマっている!」とイチオシしている作品をご紹介しよう。
オススメ海外ドラマ1:『サーヴァント ターナー家の子守』(AppleTV+)
ターナー家にやってきた、住み込みベビーシッターが引き起こす数々の不可解な出来事を不気味に描いた心理ホラーシリーズ。
生後間もない息子を亡くして心を病んだ妻ドロシーを立ち直らせるため、「人形を赤ん坊に見立て生活する」という奇妙なセラピーを受けているターナー夫婦。人形を生きている我が子だと認識するようになったドロシーは、ニュース番組のリポーターに復帰し、SNSを通してコンタクトしてきた18歳の少女リアンを、住み込みベビーシッターとして採用。夫ショーンはリアンに事情を説明すると、彼女は驚くことなく人形を本物の赤ん坊として扱い続ける。家で働くショーンは、リアンの外出中に彼女の部屋に入ると、不気味なわら人形を発見。リアンの謎の行動の意味を解こうとする。
ホラーだけでなく、ミステリー、サスペンス、スリラーなどのさまざまな要素があり、グロいシーンはないが、じわじわと恐怖が味わえる作品。それもそのはず、映画『シックス・センス』の監督/脚本を務め、スリラー・ホラー作品の名手と呼ばれるM・ナイト・シャマランが製作総指揮を務めているのだ。
若い女性から絶大な人気を誇る歌手セレーナ・ゴメスが3月末、インスタグラムに投稿した「巣ごもり中に夢中になってるドラマリスト」でオススメされ、大きな話題になった。
オススメ海外ドラマ2:『ナルコス』(Netflix)
南米コロンビア最大の麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を創設、世界中でコカインを密売し、世界有数の大富豪の一人に上り詰めた麻薬王パブロ・エスコバル。彼と、麻薬がアメリカに持ち込まれるのを阻止するためにコロンビアに送り込まれた米麻薬取締局(DEA)の捜査官との戦いを、実話に基づいて描いた犯罪ドラマ。
麻薬と内戦の国として知られた80年代のコロンビアで、コカイン密売によって莫大な資産を手に入れたパブロは、大金を積んで、政治家、警察官、検事、ジャーナリストらを次々と買収。言うことを聞かない者は躊躇なく殺害するという冷酷な男で、敵が多かった。DEA捜査官のスティーブとハビエルは、パブロに買収されたコロンビア政府関係者や警察官に妨害されながらも、麻薬組織撲滅を目指し、パブロを拘束すべく奮闘する。
ドラマでは、悪行を重ねる一方、貧困層を救う慈善事業を行い、家族思いのパブロの多面性が描かれていると高い評価を得た。暴力的なシーンも多く、手に汗握る展開となっているが、人間描写が丁寧なため、ヒューマンドラマとしても楽しめる。
女優リタ・ウィルソンは、夫トム・ハンクスとこのドラマに「どハマりし、シーズン3まで一気に見た」と明かしており、「演技は素晴らしいし、脚本も見事。監督も最高」と絶賛している。
オススメ海外ドラマ3:『ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ』(Hulu、U-NEXTほか)
米ソ冷戦時代のアメリカで夫婦として生活するロシアスパイの活動と、彼らの日常を描いたドラマ。アクションはもちろんのこと、ハニートラップ、盗聴、暗号解読など、スパイ作品のファンにはたまらないシーンがてんこ盛りで、手に汗握る作品となっている。
実在したロシア人スパイ夫婦がモデルとなっており、実際に起きた政治的事件などもストーリーに取り込まれているため、とてもリアル。FBI(米連邦捜査局)とKGB(旧ソ連国家保安委員会)の攻防戦も見ものだ。長年夫婦として暮らす2人の間には子どもが生まれており、夫婦・家族としての愛情もあることから物語は複雑になり、視聴者をぐいぐい引き付けていく。
人気ドラマ『THIS IS US』でランダル役の演技が高く評価されている実力派俳優スターリング・K・ブラウンは、エミー賞でスパイ夫婦の夫を演じたマシュー・リスと主演男優賞を競うことになると予測し、この作品を視聴したとのこと。「予想以上の演技にノックアウトされた」「複雑で素晴らしいキャラクターを見事に演じていた。打ちのめされたね」とライバルに賛辞を送っていた。
イギリスの情報機関MI6の有能な捜査官イヴと、人が死ぬところを見て楽しむサイコパスな女暗殺者ヴィラネル。2人のスリルあふれる攻防を描いたサスペンスドラマ。
イヴはもともとイギリス保安局MI5に勤務していたが、ロシア政治家暗殺事件を独断で捜査したことが上司にバレて解雇される。直後、MI6の極秘チームにスカウトされ、暗殺事件の犯人だとにらんでいるヴィラネルの追跡を始める。ヨーロッパ各地を舞台に、追う者であるイヴ、追われる者であるヴィラネルの特異な関係が描かれていく。
捜査官イヴ役を演じるのは、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』で一躍人気者となったサンドラ・オー。女暗殺者ヴィラネル役を演じるのは、イギリスのドラマ『女医フォスター夫の情事、私の決断』に出演していたジョディ・カマー。さらに同国で社会現象を巻き起こしたドラマ『フリーバッグ』を手掛けたフィービー・ウォーラー=ブリッジが企画・製作総指揮を務めており、女性が活躍するドラマとして熱い注目を集めている。
このドラマにハマったのは女優キーラ・ナイトレイで、「サイコな女暗殺者を演じたかった。めちゃくちゃ嫉妬しながら見ている」と告白。「クラブでの暗殺シーンは、頭から離れないほど強く印象に残った」と興奮気味に明かしている。
オススメ海外ドラマ5:『ザ・モーニングショー』(AppleTV+)
朝の情報番組『ザ・モーニングショー』の舞台裏で繰り広げられる、セクハラやパワハラをリアルに描いた話題作。
番組の看板男性キャスター、ミッチが、ある日セクハラ問題で失脚する。長年ミッチと一緒に司会を務めてきた女性キャスターのアレックスは、ミッチに同情しつつも、素早く自分を守る行動に出る。局の重役、番組プロデューサー、報道局長、アレックスの思惑が交錯する中、ネット上で「暴言の女王」として注目を集めていた地方キャスターのブラッドリーがミッチの後釜に抜てきされた。男性社会をうまく渡り歩き、地位を確立した、“事なかれ主義”のアレックスだが、正義感が強く革新を求めるブラッドリーに影響を受けるようになっていく。
アレックス役にはジェニファー・アニストン、ブラッドリー役にはリース・ウィザースプーン、ミッチ役にはスティーヴ・カレルがキャスティングされた。コミカルな役を得意とし、アメリカで絶大な人気を誇る3人が社会問題となっているセクハラ・パワハラをテーマに、苦悩・葛藤する役を演じるということで、配信前から大きな話題となった。
CNNのキャスター、ブライアン・ステルターの著書『Top Of the Morning:Inside the Cutthroat World of Morning TV』を基にした本作、製作総指揮を務めるのは、ケリー・エーリン、ミミ・レダーら女性プロデューサーばかり。ジェニファーとリースも製作総指揮に加わっている。
『サーヴァント』同様、セレーナ・ゴメスが「巣ごもり中に夢中になってるドラマリスト」に入れて推薦した作品で、若い世代からも注目を集めるようになった。
オススメ海外ドラマ6:『タイガー・キング:ブリーダーは虎より強者?!』(Netflix)
ドラマではなくドキュメンタリー作品だが、俳優ロブ・ロウ、オーランド・ブルーム、ジャレッド・レトらハリウッドセレブたちがどハマりし、SNSでコスプレ写真を次々と投稿。「ドラマ化するなら、ぜひ出演したい!」と立候補する役者まで現れる騒ぎとなった『タイガー・キング』を、最後に紹介したい。
両親に、ゲイである自分を拒絶され、自暴自棄になって大ケガを負う自動車事故を起こしたジョゼフ・マルドナド=パッセージ。治療のため滞在していたフロリダで、隣人だった動物園支配人が自宅で育てていた、ライオンなどの珍しい動物(エキゾチックアニマル)の赤ん坊に触れることで心が癒やされるように。彼もまた大型ネコ科動物をメインとする動物園を開き、動物を連れて全米のモールでショーを開催。観客と動物の写真撮影をすることで荒稼ぎし、成功を収めた。
「ジョー・エキゾチック」と名乗り、ときに動物を虐待する彼を、大型ネコ科動物の保護活動を行うキャロル・バスキンは非難。動物愛護団体「PETA」の協力を得て、ジョーを潰そうとする。もともとメンタルが弱いジョーは被害妄想の塊となり、「キャロルは金持ちだった最初の夫を殺し、遺産を独り占めした」とネットで告発、彼女を脅迫するようになる。しかし金儲けに失敗し、メンタルが崩壊。キャロルの殺害依頼をした罪で逮捕・起訴され、刑務所に入れられる。
ジョーという人間は、“アメリカの田舎の成り金”丸出しの強烈なファッションセンスの持ち主で、ドラッグで釣った若い男たちを恋人にし、動物園でパンツやコンドーム、ローションなども売る変態でもある。カントリー歌手としてCD・DVDを発売しているが、実際は口パクで、彼の歌声ではない。注目されたいがために選挙に立候補するなど、やることなすことハチャメチャなのだが、不思議なカリスマオーラが漂う「憎めない男」だと、ハリウッドのセレブたちをとりこにした。
先日、ジョーの半生を描くドラマの制作が決定し、ニコラス・ケイジの主演が発表された。ニコラスがジョーの狂気をどう表現するのか、熱い注目が集まっている。
5月26日、NEWS・手越祐也の芸能活動休止がジャニーズ事務所から発表された。さらに、事務所を退所する意向を固めており、実業家になりたいと思っているとも報じられている。そこで手越の今後を見通すために、筆跡鑑定人で筆跡心理学に基づいた書籍『自分のイヤなところは直る! 〜名前を書くだけ〜』(東邦出版)の著者・牧野秀美氏に、手越の筆跡を読み解いてもらった。
