メルカリは「いいね」の数に焦るべからず! 即完売の「アパルトモン」人気アイテムを購入も、買ってすぐに後悔した理由とは?


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

「まーたきやがったな!」

 その日、私はキッとパソコンを睨みつけました。それは、「ベイクルーズ」という洋服のオンラインショップからのメール。このショップからのメールを私は「キャバ嬢からのメール」と名付けています。

 めちゃくちゃオキニなんだけど、価格が高いからなかなか気軽にショップを覗きに行けない……そんな存在。お店に行っちゃうと、7万くらいすぐにつかっちゃうので、このサイトからメールが来るたびに私は眉間にシワを刻み、見に行くかどうか真剣に悩むのです。

 その日も、ベイクルーズからセールのお知らせが届き、私は迷った挙句にサイトを見に行きました。アパルトモンやドゥーズィエムクラスなどのブランドページを眺めていると、やはり……私は欲しいものを見つけてしまいました。

 それは、「【STAMMBAUM/シュタンバウム】Corduroy Overall」と「【SU】PARIS (V/N ROLLEDSLEEVES)FRINGED ポンチョ」というアイテム。どちらも価格は4万円ほど。レビュー評価も絶賛の嵐で、たしかにアパルトモンの商品なら……きっとシルエットとか雰囲気がいいんだろうなあ……と私は思いをはせました。しかし、なによりも私のハートを動かしたのは、その商品がどちらも「在庫なし」だったこと。

 レビューにあった「激しい争奪戦で2色カートに入れることは難しいので、自身はベージュ、家族にグレーを何とか注文してもらいました」というコメントが、私の購買欲に火を灯したのです。そこまでみんなが欲しいというなら……いいものなんじゃないの……? とりあえず、「再販通知メール」を登録し、私はサイトを閉じました。

 それから数日後、ふいに再販通知メールが届きました。気になって見に行くと、ポンチョが入荷したとのこと。しかし、私が見に行ったときにはもうソールドアウト。は、早すぎる……!! どんだけ人気なのよお!!

 この一件で、私の購買意欲はマックスになりました。来る日も来る日もサイトを見に行き、レビューを見る日々を過ごしました。

 そして、何気なく「【STAMMBAUM/シュタンバウム】Corduroy Overall」と「【SU】PARIS (V/N ROLLEDSLEEVES)FRINGED ポンチョ」を検索窓に打ち込んだ時のことです。あっけなく、それはもうあっけなく、売っている場所があることがわかりました。

 それは、フリマアプリ! メルカリでもラクマでも同様の商品が売られていたのです。な、なんてこった!! 即完売の新作の服もフリマアプリにあったとは!!!!

 提示されていた価格は商品よりも1,000円ほど高い価格でしたが、売っている方も手数料と送料をとられてしまうので、致し方ない値段だと思います。そんなことよりも! 完売した商品を買えるなんてなんてすんばらしいの……。

 とはいえ、フリマアプリで購入することには難点もひとつ……。それは、フリマアプリで購入した商品は返品することができないということ。

 実際、商品を出している人は「完売商品だったのでフリマアプリで新品を譲っていただきましたが、私には大きすぎたので出品します」と書かれていたりしました。

 私も今までフリマアプリでは数々の失敗をしてきました。特に失敗が多いのは洋服。洋服は色味が写真のイメージと違ったり、着た時のイメージが違ったり、とにかく「買ってすごく良かった!!」というものに遭遇するのがものすごーーーーく難しい。今回は購入価格も8万円近いし……ぐむむむ……悩むゥゥゥゥゥ!!!!!!

 しかし、私が悩んでいる間にも、「いいね」の数はどんどん増えていきます。またもや私の心はかき乱され、「この商品をいま買わなかったら、もう手に入らないかもしれないんだよ!?!?!?!?」と私は自分自身を叱咤激励しました。

 そうよ!! 万が一気に入らない商品だった時は、またフリマアプリに出せばいいじゃない! そのときは数千円損しちゃうけど、今こうして悶々と悩んで結局買わず、あとから「やっぱり着てみたかった」って思うよりずっとマシよおお!!!! アタクシ、購入しますッッッ!!!!

 その次の日のことでした。朝起きると、信じられないメールが……。

「ご希望の商品が再販になりました」

 ぬあんだってえええええええええ!?!?!?!?!?!?!?!? まあ、でも私が今見に行ったところで完売なんだろうと高をくくってサイトを見に行ったところ、がっつり「販売中」になっていました。NOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!! いま、私はこの商品がはやく完売してくれないかと祈っている最中です。だって、この商品がいつでも手に入る商品になっちゃったら、フリマアプリで割高に買った私がバカみたいじゃないですか……。

認知症になった52歳の父、東日本大震災で避難所生活に――「でも父は、逆に生き生きとしていた」

 “「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)。そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 三井麻美さん(仮名・31)は高校生のときに、まだ52歳だった父、義徳さん(仮名)が若年性アルツハイマー病と診断された。おかしな言動が多かったので、家族は「やはり」と思う気持ちもあった。

(前回はこちら:52歳の父が若年性アルツハイマーに……「まともな会話もできない」「無表情で無言」娘の感じた異変

元気だったので、デイサービスを断られた

 若年性アルツハイマー病と診断されて、義徳さんは仕事を辞めたが、三井さん家族の生活は大きく変わることはなかった。というのも、義徳さんは介護サービスを受けることもなく、毎日自宅で過ごしていたのだ。

「高校卒業後、私は就職し、母も兄も仕事に行っていたので、日中父は一人になります。デイサービスに見学には行ったのですが、体は元気で自由に動けるため、断られてしまいました。保健師さんに、障害者が働く農業関連の施設の見学を勧められて行ってみましたが、興味が持てなかったのか、帰りたがったようです」

 仕方なく、営業職だった典子さんが外回りのついでに自宅に寄って、義徳さんの様子をみていた。

 義徳さんが病気になって変わったことがあるとすれば、家族で出かけることが増えたことだと麻美さんはいう。

「父はとにかくラーメンが大好きで、毎日お昼には自転車でラーメン屋さんを巡っていました。家族誰かが休みの日には、一緒にラーメンを食べに行こうと誘われました。私は平日休み、母と兄は土日休みだったので、手分けして連れて行きましたね。私は内心、面倒だなと思いつつも、父は病気だし、普段は一緒にいてあげられないから、と自分に言い聞かせていました」

 というわけで、義徳さんとの思い出も、その頃たくさんできた。

「一番の思い出は、家族全員で温泉旅行に行ったことですかね。父はお風呂が好きだったので、楽しんでいたと思います。小さなぬいぐるみを持って歩いていて、温泉にもぬいぐるみを持って行こうとして、兄がダメだと怒ったと話していました」

 これが最後の家族旅行になった、と麻美さんはつぶやいた。

 在宅介護中、自然災害にも遭遇した。東日本大震災だ。

 麻美さんの家は、津波被害は受けなかったものの、原発事故により体育館に避難することになったのだ。認知症の義徳さんを連れての避難生活は、周囲に気を使うし、家族の心労も大きかったのではないだろうか――。ところが意外なことに、そうでもなかったという答えが返ってきた。

「父は、体育館内をウロウロと歩きまわっていましたが、特に周りに迷惑をかけることもなく、普段どおりおとなしかったですね。それどころか、逆に活躍してくれました。というのも、炊き出しの数時間前から並んでくれて、いつも一番に家族分のおにぎりやパンをもらってきてくれたんです。おそらく、家族のために並ぶというのではなく、無料で何かをもらえるということがうれしかったんだと思います。ほかにも、ボランティアの人にもらったぬいぐるみを上着に入れて持ち歩いていて、体育館では変なおじさんになっていたかもしれません(笑)」

 体育館での避難生活は1カ月に及んだ。慣れてきたころには、貸し出されていた自転車で毎日、朝から夕方まで出かけていたという。

「お風呂には週に数回しか入れなかったので、近くの温泉に行っていたんだと思います。1カ月で帰宅できたとはいえ、夜は眠れないし、ずっと咳は出るし、食べ物は3食白いご飯のおにぎりか菓子パンだったので、避難所生活は私たちにはつらいものでした。でも父は、逆に生き生きと動き回っていた気がします」

 生き生きとしていた父――想像すると、少し救われた気がした。

――続きは9月27日公開

 

服の「サイズ変更」の保険だけで+8万円!? 人気ファッションブランド・sacaiの9万のジャケットに一目ぼれも、サイズの“表記ゆれ”に困惑!


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 今月も「あわや金を払えなくなるのでは!?」というほど金を使い、崖の上を行くようなギリギリ生活している千葉N子です、こんにちは。なんだろうなー。「物欲」。物欲の化身なのですよ、あたしゃ……。

 毎回高額商品を買うたびに、「これを買ったらもう終わりよ! 私の買い物ツアーは終わり!だって、こんなにステキなモノを買うんだもの。これを手に入れたらもう物欲なんておきないわ!」と思いながら購入するのですが、商品が届いて1週間もすると、またも欲しいものができているのです……トホホ。

 つい先日も、10万円のコートを買って、「アウターはもうこの先10年はいらないわね!」と息巻いていたのですが、またもアウターが欲しくなってしまいました。それは、レディース・メンズともに絶大な人気を誇るブランド・sacaiの「オーバーサイズ ボンバージャケット」。

 私がよく見る“ミランダかあちゃん”ことオシャレ研究家・輪湖もなみさんのYouTubeチャンネル「ミランダかあちゃんねる」で、sacaiの特集をしていた時に、一目ぼれてしまったのです。MA-1ジャケットなのですが、スタイリッシュでありながら、シルエットがすごく女性らしいの……。ああ、かあちゃんが着ているそのジャケットが欲しい、欲しい……ほぢいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!

 一度、「欲しい」と思い始めると、もう調べずにはいられない千葉N子。すぐに件のジャケットを検索し始めました。すると、ある通販サイトを開いたとき、「値下げ」という文字が目に飛び込んできました。sacaiはただいまサマーセール中。私の欲しいジャケットも40%オフになっているというのです。

 なにィ、値下げ!? これはもう神様のお導きよ! 私がジャケットに出会った時期にセールをやっているなんて……!! これは買うっきゃない!!!!

 しかし、すぐにポチろうとしたところ、サイズを選ばなければいけないことに気付きました。サイズによっては欠品しており、割引率もバラバラ。一番安くなっているのは「4」というサイズで40%オフの9万3,300円でしたが……「4」がどんなサイズなのか、よくわかりません。

 サイズガイドを見ようにも、ちゃんとしたサイズ感は明記されておらず、1がSサイズ、2がMサイズ、3がLサイズ、4がXLとしか書いてありませんでした。4は日本サイズに直すと15号なのだそう。うーん、15号はさすがに大きすぎる気がする……。

 さらに安いお店を求めてネットサーフィンしていると、「3はMサイズ」と書かれているサイトも発見しました。3がM??? であれば、4はLということになるから、私は4でも良い気がするんだけど……。いや、誰かちゃんとしたサイズ書いてよ!!!!

 結局、サイズ感がわからず、私はウンウン唸りました。19万円という値段をつけていたサイトは、「商品のサイズ交換OK」と書かれており、11万円と書かれていたサイトはサイズ交換不可・返品不可と書かれていました。くおおおおおお……保険に8万円も払うのかよおおおおお!!!!

 やっぱり、商品を見ずに、サイズもわからないまま11万円のジャケットを買うのはさすがにやばい人だと思う。そんなわけで、私はsacaiのアイテムを置いている店を調べることにしました。すると、仙台にセレクトショップがあり、そこでsacaiを取り扱っているとのこと。仙台で遊ぶというと、メジャーな通りしか歩いたことがなかったのですが、ちょっと脇にそれたところに、知る人ぞ知るオシャレなブランドを取り扱ったセレクトショップがあると知り、ビビりました。なるほどなあ、こうやって世のオシャレさんたちは、オシャレな服が置いてあるお店を知って、お店を覗いてまた新たなブランドを知るんだなあ……。そうだ! いい機会だから、仙台の『セレクトショップ』を見て回ろう! わあ、楽しくなってきたぞお!

 数週間後、私は勢いで仙台に行き、リストアップしたセレクトショップを回ってみました。その結果……。

 「あれも可愛い!」「これも可愛い!!」「欲しい!! 欲しいいいいいいい!!!!!!!!!!!!」と物欲の鬼と化し、自分でもわけのわからないことになりました。

 もうね……私、これは自分をわざと破滅の道へと牽引しているのではないかと思いましたね……。毎月オシャレの本を買い、オシャレさんのYouTube動画を視聴し、セレクトショップに通う……って、そりゃ物欲をあげるトレーニングしてるようなもんだわ!!!! 私の物欲はごりごりのマッチョよ!!!!

リボ払い額が150万円に到達! 抜け出したくても抜け出せない、カード払いの“負のサイクル”


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 トッズのDスタイリングバッグにドはまりし、ブラウンとグレーを購入した私ですが(第11回第26回参照)、これにより、ある変化が私に訪れました。

 それは――高級チックなお店にも自信を持って入れるようになったこと!

 今まで、エルメスとかシャネルなどのお店にはなんとな~く入りづらくて、フリマアプリで購入していたのですが、最近になってお店に「あら、ちょっと見ようかしらん?」みたいな感覚で入れるようになったのです。

 ふっかふかの絨毯を敷いている系のお店の店員さんにも「まあ、このバッグ素敵ざんすねえ」と自然に話せるようになりました。フリマアプリで高額商品を買いまくっているおかげ(?)で、「45万円」の値札がついているちっちゃいバッグを見ても「あら、買えるわ?(リボ払いで)」と思えたりして……へへ。あたし、レベルアップしちゃったかな、って。へへ。あ、この話、皆さんがドン引きしながら「バカだ、この女」と思っていることは承知しております。

 そんなわけで、今までだったら、なんとなく気後れして行けなかったエリアに私は足を踏み入れ始めました。数えきれないほど仙台に通っているのに、ほぼ訪れなかったエリア。藤崎別館の高級ブランドエリアを「ウィンドウショッピング」するようになったのです。

 その日も友達のS子と一緒に、トッズのお店に入りました。すぐに店員さんが気づいてくれて「あ、そちらのバッグ。ありがとうございます」と話しかけてきてくれました。そうなのです! トッズのバッグを持っているということは、優良顧客の証!!「アタクシ、買うかもしれませんわよ?」というオーラをまとうことができるってわけ! ホホホ、そんじょそこらの「買う気ないけどなんとなく見に来た客」とは格が違いますでしょう!? オーッホッホ!!

「ねえ、Nちゃん、これNちゃんに似合いそう!」

 そのとき、S子がふいに中央に陳列されていたバッグを指しました。おおっ、これはトッズのDスタイリング、ミニサイズに違いない! へ~~、はじめて見たァ。私はそろそろとそのバッグを持ち、肩にかけてみました。あ~、やっぱりミニのサイズ感可愛いなあ。色味は黄色かあ。差し色コーデによさそうだなあ。

「そちらのお色、とてもキレイですよね。レモンイエローで」

 私はその「レモンイエロー」という言葉がとても気に入りました。レモンイエロー、なんて爽やかな名前なんでしょう……うっとり。

 しかし、私といえば毎年赤字女。毎月ヒイヒイ言いながらローン返済に追われる身……。確か、カードの残り利用枠も18万くらいだった気がする……。24万のバッグ……買えないよぉ。

「すごく可愛いですねえ。また見にきます!」

 そう言って、私は店を後にしました。よしよし、今回は買わずにすんだぞ。よかった、よかった、と思っていたのですが……。

 数週間後、発作は突然やってきました。その発作というのは、「欲しかったものを思い出して急激に欲しくなる病」。私はいつの日からか、カードの締め日を過ぎてカード利用額が回復すると、発作が起きる悲しい体質になってしまっていたのです。

 くそおおおおお、つい昨日まで1ミリも思い出さなかったのに、締め日が来た瞬間になんで物欲の権化と化すんだよおおおおお!!!!!!!! 一度病が発病すると、もう頭の中はバッグのことでいっぱい。寝ても覚めても「あれは可愛かったよなあ。季節商品だからそろそろ完売するのではないか? そしたらもうレモンイエローのバッグは手に入らないのでは……」という考えがぐるぐると回り続けました。こうなるともう、仕事も手に付かないので、「こんな気持ちになるなら、ええい、買ってやらあ!」ということになるのです。

 そこで、トッズのオンラインページを見ることに。あった、あった! 23万7,600円。これこれ。あ~やっぱりキレイ。ちょっとグリーンが入ったような色味。かわゆす、かわゆす。

 しかし、やっぱりもう一度実物を見てから購入したほうがいいのではないだろうか……と私は悩み始めました。というのも、店頭だと2回払いを選択できるのです。できるだけ利子は払いたくないから、2回払いにしたいんだよなあ。

 そこで翌日、すぐにバスに乗り、仙台へ。はやる気持ちを抑えて、トッズのお店へと突撃しました。ところが……。

(あ、あれ……!? こんな色味だったっけ!?)

 私はその瞬間、衝撃を受けました。オンラインショップの色味とも記憶の中の色味とも違う……まっ黄色。これ……違う商品?? まっ黄色だよね?? そこに店員さんがススーッとやってきました。

「こちらのバッグ、可愛いですよね。レモンイエローで今期の新作なんです」

 や、やっぱり、この子がレモンイエローの子なんだ!? 結局その瞬間、めらめらと燃えていた炎は鎮火し、私は約24万円の買い物をせずに家に帰りました。帰りのバスでカードの利用額を見たら、膨らみまくったリボ代金が150万円也。これに100万円のネックレスと40万円のチェーンリング、25万円のリングの分割払いが……って、あんた!! トッズのバッグ買ってる場合じゃないやろがい!!!!!!!!!!!!!!!!

 そうはいっても、私に発作が来る限り、これからも散財するんだろうなあ……とぼんやりと景色を眺めながら帰宅しました。そういや私……ここ1カ月ほど、週6~7日で働いてるわ? 働きすぎてストレスが溜まる→散財→カードローンを支払うために馬車馬のごとく働く……嗚呼、無情。

ママ友グループで仲間はずれに!? 私以外は『あつ森』内で集合、LINEはゲームの話題ばかり……「寂しい」と漏らす母

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 いまや日常生活に欠かせないアプリとなったLINE。子どもを持つママたちにとっても、重要な連絡ツールだが、気の合うママ同士のグループチャットともなると、雑談も繰り広げられているらしい。今回は、ママたちはどういう雑談で盛り上がっているか、その一部を紹介する。

イケメン俳優ドラマの話題についていけず! 最年長ママの苦悩

 知恵さん(仮名)は、6歳になる男児を都内の認証保育園に通わせている。30代で結婚後なかなか子どもができず高齢出産となった彼女は、現在42歳。子どもを通わせている保育園のクラスでは、一番年上のママだという。

「保育園に子どもを通わせる共働き家庭のママには、同年代がもっといると思ったんです。でも、周りは30代ばかり……。近い年齢のママたちは、自然とグループになっていて、とても仲がよさそうです。私も、子連れでのママ忘年会や花見などに誘ってもらえるのですが、話題についていけず、浮いているのかもしれません……」

 学校や職場での同級生や同期などと違い、ママ友は、子ども同士は同い年でも、歳の差が生じてしまう。普段なら交流のない20代と40代のママ同士の付き合いも避けられない。

「ママ同士のグループチャットでは、子どもが寝た後の時間になると、ドラマの話題で持ちきり。ドラマのスタンプを送って来るママ友もいて、最初は『面白そうだね』と反応していたのですが、正直、興味が持てず。私はドラマを見る時間があったら本を読んだりしたいんです」

 知恵さんは「若手俳優の名前がグループチャットで飛び交うのですが、誰が誰だか区別がつかないんです……」と漏らす。

「仲が良いママ友とのチャットで、『あの俳優の名前と顔が一致しない』と送ったら、わざわざ画像を送ってくれたんです。逆に覚えなくてはならなくて、プレッシャーになりましたね(笑)」

 このように、イケメン俳優のドラマを癒やしとするワーママが多い半面、「話題についていけない」と悩むママも少なくないのかもしれない。

 専業主婦の玲子さん(仮名)には、今年小学校に入学したばかりの女児がいる。同じPTAの役員として知り合ったママ友のTさんからの誘いに困っているそうだ。

「Tさんは、上の子が小5で、下の子がうちと同じクラスにいるんです。今年はコロナ禍でいろいろな学校行事が中止となる中、先輩ママさんとして、私にどんな行事があるのか、詳しく教えてくれました。明るくて面倒見のよい性格のTさんは好きなのですが、仲が良いママ同士で作ったグループチャットで、PTAのママさんバレーに勧誘してくるのは、少々戸惑ってしまいます」

 PTAを母体とするママさんバレー活動は、放課後の小学校の体育館を利用して練習が行われている。地区大会なども開催されるので、本格的な練習を行うチームもあるようだ。

「お誘いのメッセージに、ほかのママ友は『夕方は忙しいから』などと返していて、まったく乗り気ではありませんでした。私も当たり障りなく、断ろうと思っていたところ、Tさんから直で私宛に『練習だけでも見に来てよ』というメッセージが来たため、断り切れなかったんです……」

 その後、とりあえず練習を見に行ったという玲子さん。しかし当日、急きょ練習に参加することになったそう。

「そんなこんなで、次から正式に練習に参加することになってしまったんです。私は初心者なのですが、ほかのみなさんは経験者。Tさんは『ママさんバレーは趣味』というものの、私にとっては、すごくハードな練習なんです。木曜の夜と、隔週の土曜、週2回も練習があり、自分の時間がなくなりました。他学年の子どもを持つママ友ができたのはよかったですが、やっぱり辞めたい。でも、どうしても言い出しづらくて困っています」

 このように、グループチャットで話題に上がる趣味のお誘いは、「たとえ断ろうとしても、それを文章にしなければならず骨が折れる。ほかの人の目も気になりますしね。それに、チャットというのは終わりがないから、その話題がズルズル引き伸びることもあり、面倒です」という。こうしたやりとりはママによっては多大なストレスになるのではないだろうか。

 睦さん(仮名)は、5歳になる女児を幼稚園に通わせている。彼女の最近の悩みは、「Nintendo Switch」が購入できないことだという。

「子ども同士の仲が良いママ友が、『あつまれ どうぶつの森』にハマっているんです。緊急事態宣言が発令された頃、グループチャットでも、『あつ森やってる?』と話題になっていました。私はゲームに興味がないので、『巣ごもりの時期だけの話題』と思ってスルーしていたのですが、周りのママ友にもユーザーが増えだし、今では、『あつ森』のゲームの中で集まって遊んでいるそうなのです」

 子どもを含め、ママ友たちが『あつ森』の中で交流しているため、グループチャットでもゲームの話題が出るそうだ。しかし睦さんはNintendo Switchを持っていないため、話には入れずにいる。

「娘はプレ幼稚園から今の園に通っていて、その時からのお友達とは、お互いの家に遊びに行ったりするなど、とても仲が良いんです。でも今は気軽に会うことができず、うちの子だけゲーム内でも一緒に遊べないのは、なんだか仲間はずれにされたみたいで寂しいですね」

 睦さんは、Nintendo Switchを手に入れるため、何度も家電量販店などの抽選販売にエントリーしたそうだ。

「自分だけではなく、じいじや夫にも協力をしてもらったのですが、全部ハズレ。まだ買えません。この前、仲の良いママ友から『メルカリで売ってるよ。定価より高い値段だったけど、うちは買ったよ』というメッセージがきました。娘のためにいち早く欲しいのですが、さすがに転売から買うのは気が引けるので、また抽選販売を待っています」

 子どもを介して知り合ったママ友。これまでのバックグラウンドの違いから、趣味や価値観なども被らないことが多い。しかし、なかには子どものためと思い、無理に合わせているママもいるようだ。グループチャットは、どうしても公私の区別がつきづらい。相手を尊重しつつ、無理強いをしすぎないようなママ友付き合いが望まれるが……。

52歳の父が若年性アルツハイマーに……「まともな会話もできない」「無表情で無言」娘の感じた異変

 “「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)。そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 コロナ禍で、看取りや葬儀の簡略化が進んでいる。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、終末期の患者であっても、家族の面会が制限されている医療機関は少なくない。最期の時間をともに過ごすことができず、十分なお別れができない状況に、あとあと遺族に悔いが残らなければいいのだが。

 

父と最期に会えたのはたった15分

 三井麻美さん(仮名・31)は、2カ月前父の義徳さん(仮名)を亡くした。享年64歳だった。

 病院から「危ない」と連絡があり、母の典子さん(仮名・63)、兄(39)と駆け付けたが、コロナ禍で許された面会時間はわずか15分。医師からは、誤嚥性肺炎だと告げられた。

「父は苦しそうだけど意識ははっきりしていて、この山を乗り越えれば、またいつも通り元気になるんじゃないかと思っていました」

 そんな思いもむなしく、義徳さんと会えたのはそれが最期となった。

 3日後に典子さんから、義徳さんが亡くなったと連絡が来て、義徳さんが入っていた施設に向かった。

「施設で、いつも面倒をみてくれていた担当スタッフの方に、『頑張ったから、たくさん褒めてあげてくださいね』と言われて、涙が溢れました。父が施設に入って5年。ずっと面倒をみてくださった施設の方には感謝の一言です」

 義徳さんは、若年性アルツハイマー病だった。診断されたとき、まだ52歳。麻美さんは18歳、高校生だった。

「それまでに小さな異変はたくさんありました。母が骨折しても、話しかけることもなく無表情でした。私と友人を車に乗せたとき、友人が挨拶しても無言、無表情だったので、『怖いお父さんだね』と言われたこともあります。ブドウのことを『黒い卵』と言ったり、リンゴと梨を間違えたり。同じ単語を何度も使って話してくるので、何を言ってるのかさっぱりわかりませんでした。その当時、“チラシ”とか”内緒“という言葉を連呼していました」

 病院を受診したのは、義徳さんが職場で問題を起こすようになったからだった。

「建設業だったのですが、トラックを運転して逆走したりしたようで、同業の父の友人から『脳に問題があるかもしれないから、病院に行った方がいい』と言われたんです」

 義徳さんの言動や様子から、家族も普通ではないと感じていたため、若年性アルツハイマー病と診断されてショックは受けたものの、「やはり」と納得する思いもあったという。

 一方、義徳さんはすでに症状が進んでいたため、自分が病気だということも理解できていなかった。「どこも痛くないから、病気なんかじゃない」と言っていたのを、麻美さんは覚えている。

 麻美さんは、義徳さんのことが大嫌いだったと、当時を振り返る。

「意味不明なことを話すし、まともな会話もできません。友達とはふざけて『アルツハイマーじゃない?』と笑っていたんですが、それが本当になるなんて信じられませんでした」

 麻美さんはまだ高校生。アルツハイマー病についての知識はほとんどなかった。

「このころ、渡辺謙さん主演の『明日の記憶』を見て、号泣しました。若年性アルツハイマー病を治す薬はないし、進行性の病気なので、父がこれからどうなってしまうのか、不安とショックで涙が止まりませんでした」

――続きは、9月20日公開

 

SNSに大量の“薬”写真を投稿!? 人気コスプレイヤーが教える「ファッションメンヘラ」の特徴3つ

カネと欲望が渦巻くコスプレ業界――40代“現役”コスプレイヤー・椎名蜜が、業界の闇をぶっちゃけます!

 こんにちは、椎名蜜です。前編に引き続き、今回も“メンヘラコスプレイヤー”についてお話したいと思います。今一度念押ししておきますが、ここでいう「メンヘラ」とは、基本的に“ファッションメンヘラ”のことです。

 あくまで私の経験上で、「こういうキャラクターが好きな人は、こんな傾向があったよ」という話なのですが、これから紹介するキャラのコスプレをしているコスプレイヤーを見かけたら、ちょっと“取り扱い注意”的な、一歩引いたところから関わるようにすると、厄介なことにならないと思います。なお、すべて私の独断と偏見ですので、以下のキャラのコスプレイヤー全員がメンヘラってわけではないですよ!(多分)

新世紀エヴァンゲリオン/惣流・アスカ・ラングレー

 作中でも精神崩壊を起こすメンヘラぶりを発揮するアスカを支持し、さらに「コスプレしてみたい!」と思う人は、何かしら変わった一面を持っていると言っても過言ではありません。同作にはもう一人、綾波レイというメインキャラの女の子が登場しますが、水色の髪の毛に赤目なので、普通の人がコスプレするには難易度が高いです。逆に言えば、それでも「綾波のコスがしたい」と思う人は、相当キャラクターに対する愛が強いと思います。

 一方、アスカはオレンジの髪の毛に青い目をしていて、綾波よりはとっつきやすい。オタクのみならず一般の認知度も高いので、「かわいいね」と声をかけられる率も高いですし、“かまってもらうこと”を目的にアスカコスをする人も少なくないです。あっ……以前、このコラムで「アスカのコスプレがしたい!」と書いたことを思い出しました。まさか、私もメンヘラなの!?

血のり、包帯、眼帯を用いたキャラ

 誰かに心配されたい欲求の現れからか、メンヘラは血のりや包帯、眼帯を好みます。ちなみに、私服でも常に眼帯、謎に“目玉のアイテム”を持ち歩いている人は要注意です。「そんな人いないだろ」と思うかもしれませんが、私が見たので本当にいます! その人のインスタグラムを恐る恐る覗いたところ、大量に薬(医薬品のほう)の写真を投稿していました。なんとわかりやすいことでしょう……。

肌の露出が多いキャラ

 承認欲求を手っ取り早く満たせるからなのか、自分に自信がなく人に尽くしすぎる傾向が強いからなのか、「そんなに自分を安売りすんな!」と怒りたくなるぐらいの露出をしている人は、メンヘラ率が高いです。露出をすればわかりやすくTwitterもインスタグラムもフォロワーが増え、「いいね」で反応がもらえることもあって、かまってちゃん度高めなメンヘラがこの傾向にあると言えるでしょう。

 私はこの手のコスプレイヤーさんと接する機会が一番多かったのですが、旦那さんとマンネリ気味で満たされていない主婦だったり、アイドル的な何かになりたい子だったり、かまってもらいたいアラサーの女性だったりいろいろ。共通して言えるのは、みんな「誰かに愛されたい」と必死なところだと思います。おそらく、この手のタイプが一番“取り扱い注意”であり、まともに付き合うと疲れちゃいますよ!

 ということで、なんだかコスプレに対してネガティブなイメージを与えてしまったかもしれませんが、私はコスプレを通していろんな人と出会えて、さまざまな経験をしてきました。そんな経験をこうやってお伝えすることは、コスプレをしていなかったら絶対にできなかったことだと思います。

 これからコスプレをしようと思っている方は、「憧れの作者とヤれるかもしれないな~。頑張れば結構稼げるかもな~。でもメンヘラに絡まれるのはごめんだわ~」などと、連載の内容を頭の片隅にでも入れつつ、コスプレライフを楽しんでくれると幸いです。

 それでは、またどこかで会う日まで。さようなら~!

「魚民」はホントに言うほど「いまいち」なのか? モンテローザが“最高の居酒屋”に変わる飲み方、みつけました

 魚民、白木屋、笑笑――庶民的チェーン居酒屋を運営する「モンテローザ」。誰もがお世話になったのに、誰もが薄ら笑いを浮かべるのがモンテローザといえるだろう。庶民派を謳いながら意外と会計が高い、そもそも料理が微妙、流行の店をすぐ“パクる”などと言われ、なにかと下に見られがちだ。

 しかし、人生でモンテローザと無縁でいられる人は少ない。いつなんどき、うっかり笑笑で飲むことになるかもしれない。そんなときでも、あわてず・おいしく・お得に飲酒する術を探りつつ、モンテローザ酒場の素晴らしさに注目してみるコラム「今日もモンテローザで飲んでます」。初回は「和民」を1字違いでパクったとされる「魚民」の魅力に迫る。

一軒目:「魚民」 実は最高の居酒屋、ただし……

 飲み会の場所として指定されたら、確実にテンションが下がる居酒屋の代表格「魚民」。 “魚”という文字を背負いながらも「海鮮の鮮度が残念」「庶民的チェーン店に見えて実は高い」「料理の量が少なくて味がいまいち」……など、なにかと不平不満の声が飛び交う残念酒場です。

 それでも、「駅前に魚民しかなかった」「深夜まで営業している店が魚民しかなかった」など消去法的理由ではあるものの、個人的にはなんだかんだ訪れる機会が多い酒場の一つ。閑散とした街の中、早くアルコールにありつきたいという窮地で、何度も魚民の灯りに救われました。そんな感謝も込めて、マイナスイメージを持たれがちな魚民の素晴らしいところを掘り起こし、ここでお伝えしたいと思います。

 さて、魚民の素晴らしいところを再発見すべく、ひとり半個室で魚民の酒と料理に向き合い、泥酔してきました。

 いきなり結論から言います。魚民のポテンシャルは、酒や料理……は置いておいて、その「空間」にありました。

 魚民の看板には、「TV席あり」「飲み放題あり」「個室あり」「コンセント全席完備」「カラオケ付きキッズルームあります」と、とにかく入店のメリットが羅列されています。海鮮系居酒屋でありながら「とれたて新鮮!」「おいしいよ」などの謳い文句は皆無。端から味で勝負しようという気はなく、「居心地」「利便性」を武器にしているのです。

 実際、半個室のテーブル席が多いので、人目を気にせずリラックスして飲食できます。テレビが設置されている席を選んで、バラエティ番組を見ながらダラダラ飲むもよし、友人とスポーツ観戦するもよし。もちろん1席につき1テレビなので、チャンネル権は自分のものです。さらにWi-Fiとコンセント完備なので、スマホでNetflixを見ながら飲むことも可能。パソコンを持ち込んでオンライン飲みをしていても怒られません。

 また、カラオケ無料の広いキッズルームが用意されているのも特徴。子連れでの飲み会や、ママ友の集会所として重宝されているとか。子連れでなくとも、カラオケ目当てでの利用もOK。このように「空間」や「体験」を目的にするなら、魚民って実は最高の居酒屋なんです。

 とはいえ、いくら居心地がよくても、酒や料理の味も諦めたくない。おいしいものを、安く味わいたい……そんな人のために“抜け道”も見つけました。

 まずは酒から。キリン一番搾りの生ビールが520円、角ハイボールが458円、サワー類398円と、決して「安居酒屋」を名乗れない価格帯(全て税抜、以下同)。あれこれお代わりしていたら、会計に大きく響くことは明白です。そんな中、燦然と輝くのが、キリンクラシックラガー“大瓶”598円。中瓶でなく、大瓶でこの価格帯は良心的です。

 大瓶の容量は633ml、生中ジョッキの容量が約350mlなので、同じビールなら、生より大瓶を頼んだほうがお得です。また、998円のワインボトル(750ml)も安い。銘柄はコンビニワインでおなじみのフランジアで、市場価格は600円ほど。原価を考えると親切な価格設定ではないでしょうか。

 焼酎ボトルは、芋焼酎の一刻者や麦焼酎の二階堂など、さまざまな銘柄が用意されていますが、どれも2,000円前後とやや高め。しかし、メニューを隅々まで読むと、鏡月ボトル(700ml)1,148円という文字がひっそり掲載されているのです。銘柄にこだわりがなく、お得感を求めるなら鏡月一択かなと……。魚民オリジナル焼酎も安価ですが量が少ないです。

 しかし、ボトルを頼むと、氷158円、ミネラルウォーター(500ml)198円、炭酸水(600ml)158円……など、割り物にも課金しなければなりません。

 そこで、決して推奨するわけではありませんが、無料のお冷で水割りにするという“抜け道”を使っている人も多いようです。お冷はタッチパネルで注文できます。

 次は、料理を。魚民はとにかく幅広い品数を揃えており、刺身、寿司、馬刺し、アヒージョ、ピザ、餃子、もつ鍋、ステーキ、揚げ物、炒飯、焼きそば、ラーメン、デザート……と何でもあり。

 しかし、刺身やステーキ、串焼きなど、素材の味がダイレクトに感じられるメニューは私の下では、どうも地雷が多いと感じられ、アラビアータやアヒージョなどのバル風メニューは、わざわざ魚民で食べなくても、バルで食べたほうが賢明です。

 いろいろ食べ比べた結果、個人的に価格・量・味のバランスがいいと感じたのは、しまほっけの炙り焼(698円)、子持ちししゃも(298円)、ちくわの磯辺揚げ(298円)。

 しまほっけは698円と少々高く感じますが、身を崩しながらちびちびつまめば、1時間以上は持つ持続性のある1品で、冷めてもおいしいです。

 ししゃもは、1本1本は小ぶりですが5本+マヨネーズがたっぷりついて、こちらも冷めてもOK。

 ちくわの磯辺揚げはシンプルな味付けにどこか懐かしさを感じて好感が持てました。

 結局、変に奇をてらっていない、いにしえの居酒屋メニューのような料理に安心感があったな……と。 

 ほかにお得感があったのは、もつ鍋。締めのラーメンまで付いて1人前798円はうれしいですね。魚民のメニューは、がっかりする一品もあるけど、頼みたい一品もちゃんとある。ひとくくりにしてディスったら失礼だなと反省した次第です。

 1993年に新横浜駅前に1号店を開店してから、27年にわたりチェーン居酒屋界の中枢に君臨し続けてきた、魚民。大衆的な居酒屋としてスタートし、現在はテレビやWi-Fi、キッズルーム完備の、現代人のライフスタイルに寄り添った快適空間に生まれ変わりました。あとは、入店すると問答無用で発生するチャージ料360円がなくなるとうれしいなぁ……。

【魚民:総合評価】

味 ★☆☆☆☆
品数 ★★★★☆
雰囲気 ★★★★☆
コスパ ★☆☆☆☆
また行きたい度 ★★☆☆☆

「魚民」はホントに言うほど「いまいち」なのか? モンテローザが“最高の居酒屋”に変わる飲み方、みつけました

 魚民、白木屋、笑笑――庶民的チェーン居酒屋を運営する「モンテローザ」。誰もがお世話になったのに、誰もが薄ら笑いを浮かべるのがモンテローザといえるだろう。庶民派を謳いながら意外と会計が高い、そもそも料理が微妙、流行の店をすぐ“パクる”などと言われ、なにかと下に見られがちだ。

 しかし、人生でモンテローザと無縁でいられる人は少ない。いつなんどき、うっかり笑笑で飲むことになるかもしれない。そんなときでも、あわてず・おいしく・お得に飲酒する術を探りつつ、モンテローザ酒場の素晴らしさに注目してみるコラム「今日もモンテローザで飲んでます」。初回は「和民」を1字違いでパクったとされる「魚民」の魅力に迫る。

一軒目:「魚民」 実は最高の居酒屋、ただし……

 飲み会の場所として指定されたら、確実にテンションが下がる居酒屋の代表格「魚民」。 “魚”という文字を背負いながらも「海鮮の鮮度が残念」「庶民的チェーン店に見えて実は高い」「料理の量が少なくて味がいまいち」……など、なにかと不平不満の声が飛び交う残念酒場です。

 それでも、「駅前に魚民しかなかった」「深夜まで営業している店が魚民しかなかった」など消去法的理由ではあるものの、個人的にはなんだかんだ訪れる機会が多い酒場の一つ。閑散とした街の中、早くアルコールにありつきたいという窮地で、何度も魚民の灯りに救われました。そんな感謝も込めて、マイナスイメージを持たれがちな魚民の素晴らしいところを掘り起こし、ここでお伝えしたいと思います。

 さて、魚民の素晴らしいところを再発見すべく、ひとり半個室で魚民の酒と料理に向き合い、泥酔してきました。

 いきなり結論から言います。魚民のポテンシャルは、酒や料理……は置いておいて、その「空間」にありました。

 魚民の看板には、「TV席あり」「飲み放題あり」「個室あり」「コンセント全席完備」「カラオケ付きキッズルームあります」と、とにかく入店のメリットが羅列されています。海鮮系居酒屋でありながら「とれたて新鮮!」「おいしいよ」などの謳い文句は皆無。端から味で勝負しようという気はなく、「居心地」「利便性」を武器にしているのです。

 実際、半個室のテーブル席が多いので、人目を気にせずリラックスして飲食できます。テレビが設置されている席を選んで、バラエティ番組を見ながらダラダラ飲むもよし、友人とスポーツ観戦するもよし。もちろん1席につき1テレビなので、チャンネル権は自分のものです。さらにWi-Fiとコンセント完備なので、スマホでNetflixを見ながら飲むことも可能。パソコンを持ち込んでオンライン飲みをしていても怒られません。

 また、カラオケ無料の広いキッズルームが用意されているのも特徴。子連れでの飲み会や、ママ友の集会所として重宝されているとか。子連れでなくとも、カラオケ目当てでの利用もOK。このように「空間」や「体験」を目的にするなら、魚民って実は最高の居酒屋なんです。

 とはいえ、いくら居心地がよくても、酒や料理の味も諦めたくない。おいしいものを、安く味わいたい……そんな人のために“抜け道”も見つけました。

 まずは酒から。キリン一番搾りの生ビールが520円、角ハイボールが458円、サワー類398円と、決して「安居酒屋」を名乗れない価格帯(全て税抜、以下同)。あれこれお代わりしていたら、会計に大きく響くことは明白です。そんな中、燦然と輝くのが、キリンクラシックラガー“大瓶”598円。中瓶でなく、大瓶でこの価格帯は良心的です。

 大瓶の容量は633ml、生中ジョッキの容量が約350mlなので、同じビールなら、生より大瓶を頼んだほうがお得です。また、998円のワインボトル(750ml)も安い。銘柄はコンビニワインでおなじみのフランジアで、市場価格は600円ほど。原価を考えると親切な価格設定ではないでしょうか。

 焼酎ボトルは、芋焼酎の一刻者や麦焼酎の二階堂など、さまざまな銘柄が用意されていますが、どれも2,000円前後とやや高め。しかし、メニューを隅々まで読むと、鏡月ボトル(700ml)1,148円という文字がひっそり掲載されているのです。銘柄にこだわりがなく、お得感を求めるなら鏡月一択かなと……。魚民オリジナル焼酎も安価ですが量が少ないです。

 しかし、ボトルを頼むと、氷158円、ミネラルウォーター(500ml)198円、炭酸水(600ml)158円……など、割り物にも課金しなければなりません。

 そこで、決して推奨するわけではありませんが、無料のお冷で水割りにするという“抜け道”を使っている人も多いようです。お冷はタッチパネルで注文できます。

 次は、料理を。魚民はとにかく幅広い品数を揃えており、刺身、寿司、馬刺し、アヒージョ、ピザ、餃子、もつ鍋、ステーキ、揚げ物、炒飯、焼きそば、ラーメン、デザート……と何でもあり。

 しかし、刺身やステーキ、串焼きなど、素材の味がダイレクトに感じられるメニューは私の下では、どうも地雷が多いと感じられ、アラビアータやアヒージョなどのバル風メニューは、わざわざ魚民で食べなくても、バルで食べたほうが賢明です。

 いろいろ食べ比べた結果、個人的に価格・量・味のバランスがいいと感じたのは、しまほっけの炙り焼(698円)、子持ちししゃも(298円)、ちくわの磯辺揚げ(298円)。

 しまほっけは698円と少々高く感じますが、身を崩しながらちびちびつまめば、1時間以上は持つ持続性のある1品で、冷めてもおいしいです。

 ししゃもは、1本1本は小ぶりですが5本+マヨネーズがたっぷりついて、こちらも冷めてもOK。

 ちくわの磯辺揚げはシンプルな味付けにどこか懐かしさを感じて好感が持てました。

 結局、変に奇をてらっていない、いにしえの居酒屋メニューのような料理に安心感があったな……と。 

 ほかにお得感があったのは、もつ鍋。締めのラーメンまで付いて1人前798円はうれしいですね。魚民のメニューは、がっかりする一品もあるけど、頼みたい一品もちゃんとある。ひとくくりにしてディスったら失礼だなと反省した次第です。

 1993年に新横浜駅前に1号店を開店してから、27年にわたりチェーン居酒屋界の中枢に君臨し続けてきた、魚民。大衆的な居酒屋としてスタートし、現在はテレビやWi-Fi、キッズルーム完備の、現代人のライフスタイルに寄り添った快適空間に生まれ変わりました。あとは、入店すると問答無用で発生するチャージ料360円がなくなるとうれしいなぁ……。

【魚民:総合評価】

味 ★☆☆☆☆
品数 ★★★★☆
雰囲気 ★★★★☆
コスパ ★☆☆☆☆
また行きたい度 ★★☆☆☆

人気ファッションYouTuberおすすめの「無地の白T」が、買って大正解! 「オシャレ」と好評も、意外な落とし穴が……


――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 1年前、オシャレ革命が起こるまで、私のクローゼットには「無地の白Tシャツ」が1枚もありませんでした。「白の無地Tなんて、そんなものオシャレでもなんでもないし、Tシャツなら柄物かせめて、ロゴTでしょ!」と思っていたのです。しかし、オシャレの本に、「白の無地Tはマスト」と書いてあったので、しぶしぶ買ってみたところ世界が変わりました。

 無地の白Tは、冬ならセーターの下に着て、チラ見せしたり、夏はシャツの下に着たりと、とにかく重宝するゥ! 持っているアイテムが柄ものばかりだと、コーディネートを組むのがめちゃくちゃ難しいのですが、白Tはほんと万能! ジーンズに合わせてヨシ、派手柄スカーㇳに合わせてヨシ、さ、最高じゃないかあ!!

 しかし、問題は「無地の白T」ならなんでもいいわけではないということ。超絶ベーシックなアイテムだからこそ、サイズ感や素材感にこだわらないと、「下着で歩いてるおばさん」になってしまうのです。しかも、無地の白Tってどこにでもありそうで、意外と売ってない!!

 そんなわけで、白Tジプシーと化した私は、理想の白Tをもとめて、雑誌や本を読みまくりました。

 ある日、“ミランダかあちゃん”ことオシャレ研究家の輪湖もなみさんのYouTubeチャンネルで、「プロが選んだイチオシTシャツ4選~プチプラからハイブランドまで~」という動画を見ていた時のことです。

「MXP ファインドライハーフスリーブVネック」なる商品を目にした瞬間、私の目は釘付けになりました。ミランダ母ちゃんいわく、「3年着続けている超定番」「Vネックでここまでキレイめに着られるTシャツって、ちょっと珍しいので特にお気に入り」とのこと。スポーツブランドが開発したTシャツで、肌触りはコットン素材のようだけど、主原料はポリエステルのハイテク素材で吸湿・速乾・消臭効果があるのだとか。

 な、なにーーー!? スポーツブランド!? オシャレさんたちはそんなとこまでチェックしてるのかあ~~~~!! ノーマークだったわい~~~!!!!!!

 そこで、すぐに「MXP」のオンラインストアを覗いてみることに。値段は5,000円ほどと、Tシャツを購入することは決めていたのですが、サイズ選びに頭を抱えました。ミランダかあちゃんはSサイズだったけど、私は? M?? でも、商品レビューにサイズは「大きい」って書いてあるしなあ……。

 迷った末に私は仙台まで出かけ、店舗で実物を試着してみることにしました。たどり着いたのは三越に入っているセレクトショップ「THE NORTH FACE」。がっつりアウトドアアイテムが揃っていることにビビりつつ、お姉さんに案内されるがままに試着室へ。

 おーおー、イイ、イイ!!!! 身長163cm、体重63kgのぽっちゃり体型ですが、Sサイズでぴったり!! Mは少し大きく、VネックのVの部分が開きすぎてだらしない印象で、Sだとすっきり着られました。「Sサイズを買う自分」……うれしい~~~!! あたい、Sなんだ~~! しかも着心地も最高や~~!! テンションがブチ上がり、黒白2枚ずつ購入しました。その後……。

 無地の白Tにワイドパンツを合わせていると、会う人会う人に「オシャレだね!」と言われるようになりました。ぴゃあああ、やった~~~~!!!!!!!! 「オシャレなものが欲しかったら、オシャレな人が紹介するものを着てみる」ってほんと大事なんやなあ……。

 そんなわけで、無地の白Tを着て、こなれ感のあるファッションをすることに成功した私には、その後、空前の白Tブームが訪れ、たくさん購入しました。毎日白T! 白Tバンザイ! オシャレな白Tさえ味方に付ければ私は無敵よぉ!

 ところが……。着れば着るほど、日に日に“マイ白T”が減っていくのです。いったいなぜ……? そこで母に「私の白T知らない?」と問うと……。

「え? あれあんたのだったの? お父さんの肌着だと思って肌着入れにしまったわよ」

 NOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「選び抜かれた、こなれたアイテム」だと思っていた私の白Tたちは、母の目から見ると父の肌着にしか見えなかったようです……くうう!!!!!! 無念ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!