【プウ美ねえさんのお悩み相談】ペーパードライバー歴20年以上、車がないと不便だけど人をひくのが怖い

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

<今回のお悩み>
「なんで皆さんはそんなに自信を持って運転できるのでしょうか」
 42歳、2児を育児中の既婚者です。19歳の時に自動車の普通免許を取得したのですが、自己評価が低いせいで「私なんて、事故を起こすに決まっている」と強く思ってしまい、20年以上ペーパードライバーです。

 しかし、出産を機に東京を離れたこともあり、車のない生活に不便を感じています。特に、子どもの保育園や習い事の送り迎えでは、雨が降ってもずぶ濡れになりながら子どもを乗せて自転車をこいでおり、絶望的な気持ちになります。

 逆に聞きたいのですが、なんで皆さんはそんなに自信を持って運転できるのでしょうか。もしも人をひいたら、刑務所に入ることだってあるのに。私は刑務所には絶対に入りたくありません。でも車がないと不便です。
(42歳、まみぃぽこさん)

【プウ美ねえさんの回答】
 昔々、おねえさんの父親は対向車をよけそこなって相手の車を田んぼに逆さまに落としました。父は運転をやめ、家族は車のない生活を受け入れました。おねえさん本人も自転車でよく塀や電柱にぶつかる子だったので、車の運転については想像だけでおそろしく、最初から免許はとっていません。

 世の中にはいろんな才能があります。語学が堪能だったり、感動的な音楽を奏でたり、巨額の富を築いたり。それらはすべて「好き」が原動力だと思っています。おねえさんは他人の輝く才能をみるとすぐ憧れたり妬んだりしてしまいます。けれどもちょっとシミュレーションしたあとでは「俺はそこまで好きをつきつめられないな」と考えてただの尊敬に落ち着きます。車の運転が上手いひとはきっとそれが大好きなのだ、と考えるようになって、自分のビビリは気にしなくなりました。人間は集団で生きる動物ですから、それぞれが違う好きなこと、できることをやって、おぎないあえばよいのです。まみぃぽこさんは2人ものお子さんを立派に育てて、ずぶ濡れで送り迎えまでしているのですから、もうすでに才能を発揮して社会を豊かにしておられます。「これが私の才能」と胸をはって、自動車運転をいっさい拒否するのも一つの手です。あんがい自転車送り迎えのおかげで健康を維持できているかもしれませんよ。

 それでも自動車がないと不便すぎるという場合は、ひとりで怖い想像を膨らませず、よい指導者をみつけることをおすすめします。仲が良くて運転上手のひとから「車が好き」な気持ちを伝染させてもらうのです。まずはそういう誰かと交代で運転しながら、軽いドライブなどいかがですか。

【今月のエプロンメモ】
知人にフィストファッカーがいます。楽しそうなプレイ報告が羨ましく、肛門がせまいことを悔やみました。いっぽうアナルセックスの達人なのに「フィストは自分に向いてない」と羨ましがったりしない知人もいます。なにかに踏み出せず歯がゆいとき、彼のすずしげな表情を思うと心が落ち着くものです。

<お悩み大募集>
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【プウ美ねえさんのお悩み相談】「ツイ廃をやめたい」仕事中もついついTwitter、中毒状態を脱する方法は?

藤本美貴、人気の「ミキティ人生相談」のハズレ回――“働く一般女性”に対する想像力の欠如

私たちの心のどこかを刺激する有名人たちの発言――ライター・仁科友里がその“言葉”を深掘りします。

<今回の有名人>
「だって、その人は周りの信用もないし、仕事も頑張れない人」藤本美貴
YouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」(4月26日)

 旬の果物、イチゴ。この季節、洋菓子店にはイチゴのタルトやロールケーキなど、イチゴを使った商品が盛りだくさんに並ぶ。しかし、だからといって、イチゴの商品しか取り扱わないという店はまずないだろう。なぜなら、シュークリームやプリンなど定番があるからこそ、旬の商品の価値が出るからだ。流行も定番も連動して共生しているわけで、これは人気商売の基本法則といえるのではないだろうか。

 芸能界にも同じようなところがあるように思う。テレビ局がコンプライアンスを強化し、「人を傷つけない穏やかなタレント」が重宝されて“旬の人”になっている現在、タレントにとっては“はっきり物を言うべきこと”さえも、高いリスクを伴うのかもしれない。

 バラエテイ番組を見ていると、出演者が「言っていいのかな」と前置きして発言することは、よくある。炎上させたくない、場を変な空気にしたくないという配慮なのかもしれないが、それではタレントの個性も出ないし、結果的に番組も盛り上がらない。やはり、ズバッと物を言うキャラというのは、いつの時代も必要とされる“定番”といえるだろう。

 今の時代、人を傷つけないのはマストとして、炎上を恐れて萎縮せず、ズバッと言うことは言うので爽快感がある――そんなキャラとして頭ひとつ抜き出た感じがあるのが、元モーニング娘・藤本美貴だ。

 夫はお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春。国民的アイドルと芸人のカップルは、結婚した2009年当時こそ、「格差婚」といわれたものだが、現代では、男性が大黒柱になるべきと考える人は減っているだろうから、時代を先んじていたカップルといえる。

 そんな藤本は、自身にも夫にも不倫などの悪いうわさがなく、夫婦円満なようだし、3人のお子さんがいることから、子育てについての経験も豊富なだけに、彼女はかなり“引き出しが多い”タレントだと思う。

 芸能界のご意見番とも呼ばれるズバッと言う系のタレントは、マツコ・デラックスや和田アキ子、美川憲一など、それなりに人生経験があり、話の引き出しの多いタレントばかり。そう考えると、藤本にもその適性はありそうだ。一方、これまでのズバッと言う系タレントは、ビジュアルもキャラも濃く、「そのほうが、説得力が増す」とも考えられてきたように思うが、今の時代は、藤本のようなアイドル出身でナチュラルなビジュアルやキャラの人物のほうが、圧がなく、若者には受け入れやすいのかもしれない。

 藤本の考え方は、いつも“ズバッと明快”といえるだろう。2月22日放送『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)に出演した際、オアシズ・大久保佳代子が、“気になっている男性にアプローチできず、懊悩(おうのう)している”と明かすと、「自分のものにならないなら、嫌われてもよくない? だから、どんどん押せばいいのに」と明るく答えていた。

 おそらく、大久保サンがアプローチできないのは、相手が彼女を受け入れるかどうかの確信が持てないから。大久保サンが気にしているのは、相手の気持ち、もしくは相手から自分がどう見えているかという“評価”であるのに対し、藤本が見ているのは、自分の気持ちと未来ではないか。

 藤本は、今好きな人が、自分をどう見ているかはどうやったってわからないが、自分は相手のことが好きなのは確かなのだから、どんどん進めと言っているのだろう。他人にどう評価されるかより、自分がどう感じるかを優先するのが、藤本の基本的な人生観なのかもしれない。その背景には、必ず運命の人は現れる、明るい未来が待っているという彼女のポジティブな思考があるようにも感じるのだ。こうした前向きさもまた、人に愛されるゆえんなのだろう。

 しかし、タレントとして向かうところ敵なしに思える藤本にも、苦手な話題というものがあるようだ。藤本のYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」の人気企画「ミキティ人生相談」に、こんなメールが寄せられた。

 26歳の女性が、子どもの体調不良、本人の体調不良を理由に、急に当日欠勤することが多い先輩の存在にモヤモヤしているという。突然休めば、その人の仕事を周囲がフォローすることになるが、「ありがとうございます」「申し訳ありません」などの一言があるわけでもないとのこと。

 藤本は「私は、その先輩はね、放っておいたらいいと思うんですよ」と回答。「というのも、相談者さんも思ってるように、周りも絶対に思っているはずだから、早く自分が仕事を頑張って、その人を抜き去っていけばいいと思う」と、例によって“他人を気にせず、己の道を行け”とアドバイスした。「だって、その人は周りの信用もないし、仕事も頑張れない人だし、ただ入った年数が先の先輩っていうだけであって、全然余裕で抜けるってこともあり得ると思う」と、相談者には仕事に集中することを勧めていたが、正直、私は違和感を覚えた。これは会社員経験のない藤本には難しい相談だったのかもしれない。

 芸能人やプロ野球選手のような個人事業主は、自分が頑張って結果を出せば、評価されるというシンプルなルールで活動している。どちらが先輩であるかよりも、どちらが“数字”を残しているかが問われるし、結果を出せばギャラも増えるだろう。

 しかし、会社員の場合、団体で仕事を回していくことが多いので、1人が抜けると確実に誰かに負担がかかる。一生懸命フォローしても残業代がつくぐらいで、特に賃金が増えることもなく、キャリアアップになるわけでもない。こうなると、「私、なんで人のために頑張っているんだろう」とモヤモヤする人が出てくるだろうし、それは、自分が仕事に集中するだけでは解消されないだろう。

 また藤本は、お子さん、もしくは本人の体調不良を理由に、急に仕事を休む人について、「その人は信用もないし、仕事もできないし」とズバッとコメントしていた。「自分の頑張りが、自分に反映される」という仕事の仕方は、言い方を変えると「結果がすべて」なので、そういうふうに捉えるのもしょうがない部分はあるだろうが、子どもを育てながら働く、一般の会社員側に立って考える“想像力”に欠けていると感じた。藤本は本人もお子さんも丈夫だったのかもしれないけれど、人によっては、出産後に体調が戻りにくかったり、お子さんが熱を出しやすかったりで、出産前と同じような働き方ができないこともあるのではないかと思う。

 だから、周囲が我慢せよと言いたいのではない。特定の社員が会社を休みがちなため、周囲に負担がかかっていることを解決するのは、上司の仕事だと思うのだ。そうしなければ、女性間の不公平感は解消されず、「子持ちは迷惑」という空気が出来上がってしまう。そうすると、子どもがほしくても「職場に迷惑をかけるから」と産みづらくなったり、出産後に、辞めたくもないのに仕事を辞める女性が出てくるだろう。この構造を打破しないと、女性は仕事を続けられなくなってしまう。

 人気の「ミキティ人生相談」には、こんなふうに芸能人的なものの考え方でズレた回答をしてしまう“ハズレ回”もある。しかし藤本は、おそらくそんなことを気にするような人ではないだろう。今後も世の中のモヤモヤをズバズバッとぶった斬っていただきたいものである。

ラクマでこんなユーザーに要注意! 「無事に届いてよかった」の評価に隠された意味とは?

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 その昔、小説家・中村うさぎさんが著書の中で、“家計がひっ迫すると、時計を質屋に持っていく”と書かれていたんですが、同じことをしようとしている女がここにいます。てへ……。

 売ろうと決めたのは、カルティエの「タンクアメリカン」。定価は123万円とかなんとか言ってたわね……(遠い目)。ホワイトゴールドのK18でケースが作られていて、なんとも品が良い。純正ベルトと尾錠はまったく使わず、1万円程度で買った金属ベルトとDバックルを付けて使用していました。

 質屋に査定をお願いしたら、「30~34万円」との見積もりが出て色めきだった私でしたが、「保証書がない場合は価格が下がります」という文字を見て、「ん……?」と思いました。だって、私、質屋の鑑定カードは持っているけど、時計本体の保証書は持っていないんだもん。

 その後、質屋から電話がかかってきて「29万円くらいになると思います」と言われたので、「保証書がなくてもですか?」と確認したら、「保証書がない場合は……24~25万円になりますかねえ」だって。ぎゃ~~~ん!(涙)

 思い返せば私、カルティエの箱も「かさばるから要らない」って捨てたんだった……。あああん、バカバカ。私のバカ~~~~~!!!!!!!!!!

 結局、時計はフリマアプリで売ることに。質屋で25万円なら、フリマアプリで28万円くらい(といっても手数料引かれちゃうけど)で売れないかな~と思っていたら、「27万円までなら頑張ります」という購入希望者が現れました。

 ぐむむ。質屋の査定金額よりは高いけど、質屋の場合は真贋鑑定をしっかりしてくれるから、トラブルにはならないじゃない? でも、一般ピーポーは、いざ商品を受け取ると、やれ「イメージと違った」だの「ここに傷がある」だの言い出しそう。コメントで「ガラス面に傷はないか」と質問されたので、写真を撮って出品ページに載せたのですが、なんか怖い……。

 結局、その方が27万円で購入してくれたのですが、今回利用したフリマアプリは、取引相手とトラブルになった際、アフターケアを全然してくれないことで有名なラクマ。当事者同士の解決を推奨していて、間には入ってくれなさそうなのよね。雲行きが怪しすぎるゥ~~~~~(汗)。

 不安に駆られた私はすぐさま商品を発送し、1日たって午後3時くらいに購入者の元へ配達が完了したものの、受け取り通知が一向に届きません。私はその昔、YouTubeで見た動画を思い出しました。返品したい気持ちから、部品の一部が「入ってなかった」と言い張り、返品しようとしてきたという人の話を……。

 「返品したい」と言われるだけならまだしも、「純正ベルトが入っていませんでした」とか言われてパクられたら一大事よ……。

 ハラハラしながら相手の評価を見てみると、「お届けできてよかったです」「無事届いたようでほっとしました」的なコメントが並んでいます。この文章を見るに、みんな取引が完了するまでハラハラしてたってことよね……?

 その後、夜中に突然ポーンと受け取り通知が届きました。私も思わず、「無事にお届けできてよかったです」とのコメントを送っちゃったわよ。

 評価欄に「無事に届いてよかった」「安心した」と書かれている人を見かけたら、それは“受け取りに時間がかかった”という意味かもしれませんから要注意! トラブルを避けるためにも、あらかじめメッセージを送って相手に発送日時を相手に伝えたり、配達希望日を聞いておくと、お互い安心して取引できるでしょう。ひとまず今回は、何事もなく取引が済んでよかった~~~~~!!!!!!!!!!

電子書籍『“買い物狂い”の散財日記~千葉N子のリアルな家計簿大公開~』発売中!

 2020年3月から連載中の人気コラム『“買い物狂い”の散財日記』が、ここでしか読めない書き下ろしエピソードを大量に収録して初の書籍化! 

 “買い物狂い”の千葉N子氏が、日々の散財ぶりはもちろん、フリマアプリの活用法や通販サイト利用時の注意点など、知っておけば必ず得をする買い物術から失敗話までを赤裸々に綴ります。さらに、“買い物狂い”のひと月の散財リストや1年の散財額も大公開! 物欲が刺激されること間違いなしの一冊です。

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自宅で突然死した父――警察による「2時間の事情聴取」と「通帳の捜索」で大騒動

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。

 90歳間近の父を突然失った宮坂志満さん(仮名・60)。

 夕方まで元気に出歩いていた父は、晩酌の途中で具合が悪くなったようだった。ただ「胃が痛い」と受け答えもできたので、翌日まで様子を見ようと判断した。

翌朝、父はすでに冷たかった

 翌朝、いつもより早く目が覚めた宮坂さんは、父宅の居間を覗いた。いつもなら、とっくに起きて味噌汁を作っている時間だ。

「ところが電気がついていません。ああ、まだ具合が悪いんだとがっかりして、父の寝室で『まだ具合悪い?』と声をかけました。室内は暗くて、父の表情は見えませんでした。返事がないので、もう一度声をかけながら、父の顔を覗き込むと……昨晩と同じ体勢のまま、父は冷たくなっていました。口を少し開けて、まるで眠っているようでした」

 「ああ……」としか声が出なかった。急いで娘を呼びに行った。2人で父の傍らにへたり込んでしまった。

「もう救急車を呼ぶ状況ではないのは明らかでした。娘と『でもまずは救急車よね』と話して、救急車を呼びました」

 それからは、怒涛の中に投げ込まれたようだった。

 救急車と消防車が到着し、防護服を着た救急隊員が5人ほど家の中に踏み込んだ。が、「もう死後硬直が始まっていて、病院に搬送する状態ではありません」と告げられ、警察がやって来た。

警察官による事情聴取と通帳の捜索

 「刑事」と名乗る目つきの鋭い男性と、男女の捜査員が10人ほど、どやどやと入ってきた。刑事からは、昨日の父の様子から始まり、発見するまでの経緯、父の毎日の生活、家族や親せき構成、交友関係、若い頃からの職歴など、2時間以上、子細に話を聞かれた。

「自宅で亡くなると大変だとは聞いていましたが、これほどとは思いませんでした。事件性がないかを調べるために、これほど細かく聞くんだろうと納得はできました。当然、私たち家族も疑われている前提です。妹とはもう30年以上前から絶縁状態なのですが、その理由なども聞かれました。話せば長くなるので、『まあ、いろいろ事情がありまして……』と言葉を濁してしまい、後で娘に『そんな言い方したら、ますます怪しいじゃない』と怒られましたが。でもこの事情聴取は、父のこれまでの人生を振り返る良い機会にもなったような気がします」

 父の携帯電話は押収された。メールや通話履歴から、交友のあった人たちに警察から連絡が行ったらしい。突然警察から電話が来て、父の死を知らされた父の友人たちは、どんなに驚いたことだろうと恐縮したが、自宅で亡くなるとはそういうことなのだ。

「それから、強盗などの可能性はないかということで、警察から通帳の置き場所を確認されました。父は自分で金銭管理もしていたので、通帳のありかは私もはっきり把握していませんでした」

 ただ、心当たりの場所はあった。数年前、父が入院し手術する際に、万一のことを考えて通帳の置き場所を確認しておいたのだ。

「あのときに聞いておいてよかったと思いました。それでその場所を警察に伝えたんですが、『ない』と言うんです。『やられた』と苦笑しました。父は私に通帳の隠し場所を知られたので、退院後に変えたんでしょう。これでイチからやり直しです。それから、警察の人たち総出で、家じゅう大捜索することになりました」

 警察官10人ほどの人数で、冷蔵庫の中から、仏壇やタンス、押し入れなどを探すが見つからない。宮坂さんも狐につままれた思いだった。それどころか、これまで使っておらず扉も開きっぱなしだった金庫にもカギがかかっていることが判明したのだ。そのうえ、そのカギも見つからない。とうとう宮坂さんも警察と一緒にあちこち探すことになった。

 大捜索から3時間。「ありました!」と捜査員が見つけたのは、父が以前通帳を隠していたのと同じ部屋、押し入れの奥からだった。

「私も一度手を入れて探ってみた場所でしたが、もっと奥に入っていたようです。警察が来ていなければ、後で私たちが必死で探すことになったでしょうから、通帳が見つかったのは警察のおかげかもしれません。それにしても警察官10人で探して、3時間もかかるってどういうことでしょうね。泥棒のほうがもっと早く見つけるんじゃないかと思ったほどでした」

 金庫のカギはとうとう見つからないままだったが、通帳が見つかったので、警察はそれだけを押収して帰った。警察が引きあげると、宮坂さんは呆然と座り込んでしまった。それほどの大騒動だった。

中学受験生の母が、PTA委員に立候補したら……仲良しのママ友とトラブルに!?

「子ども同士の付き合い」が前提のママ友という関係には、さまざまな暗黙のルールがあるらしい――。ママたちの実体験を元に、ママ友ウォッチャーのライター・池守りぜねが、暗黙ルールを考察する。

 今回は、PTA委員・役員決めをめぐって、ママ友との間に溝ができてしまったというお母さんの苦悩を取り上げる。

学校の当番を一緒にやりたがるママ友

 関東近県で小学5年生の隼人君(仮名・10歳)を育てている唯さん(仮名・38歳)。彼女には、子ども連れでお互いの家を行き来する仲のいいママ友・香織さん(仮名・39歳)がいる。

「隼人のクラスメイトである健くん(仮名)のママ・香織さんとは、保育園からの付き合いなので、もう10年近い仲になります。彼女には健くんのほか、3つ下に双子の女の子がいるんです。下の子の面倒をみるのに手一杯になっていた香織さんに代わって、私が健くんと隼人のプールの送り迎えをしたり、健くんを家で預かったりしていました」

 子どもが小学校に入学すると、学校行事や保護者会などが頻繁にあるため、ママ友と接する機会はぐんと増える。地域によっては、学校への欠席連絡をする際、交流のあるママ友に連絡帳を託さなければならないというルールもあり、いつでも連絡が取り合えるママ友の存在は、必要不可欠といえる。

 唯さんと香織さんは、子ども同士の仲が良く、家も近いとあって、お互いに助け合える関係だった。しかし、唯さんいわく、香織さんとの付き合いには困ってしまう部分もあったそうだ。

「ほかのママ友に『健くんを家でよく預かっている』と話すと、『大変でしょう』といわれるんですが、隼人も喜ぶので負担には感じていませんでした。それより手を焼いたのは、香織さんがなんでも“一緒にやろう”というタイプなこと。去年は、『校外委員(※)の当番が回ってきそうだから、一緒にやろう』と誘われて、香織さんに付き添いました」
※地域の見守りや旗振りなどを行う委員

 唯さんと香織さんは、子どもが5年生になるまで、PTA委員も役員もやったことがなかった。そんな中、香織さんは、「校外委員の仕事を行えば、PTAの委員や役員をしなくて済む」と思い込んでいたそうだ。しかし、校外委員の当番(係)やベルマーク集めなどの軽作業を行っただけでは、「委員をやった」と認められず、また別の委員や役員を担当しなければいけないこともある。

「うちの小学校は1学年のクラスが2クラスしかない小規模校。卒業までに通年で活動するような委員か役員をやらならければならないルールなので、ちょっと旗振りをやったくらいで免除されることはないと思ったのですが、香織さんは、『このまま逃げ切れるかも』と自信満々で……。というのも、去年まではコロナ禍の影響で、PTAの集まりはオンラインがメイン。しかも、運動会以外の大きな行事はほとんど開催できず、PTAの活動も縮小されていたんです。そのため、『楽なうちにやっておこう』という保護者の自薦が多く、抽選制になったのですが、香織さんは、今年度も同様の事態になるだろうと予想していました」

 新学期、PTAの委員・役員決めがあった際、香織さんから「自薦はしないでおこう」と声をかけられたという唯さん。PTAの自薦アンケートは「委員・役員を希望しない」を選択し、提出した。しかし、今年度の選考には異変があったという。

「そろそろ行事が復活しそうと踏んだ保護者が多かったのか、それとも香織さんと同じ考えの人が多かったのか、『委員・役員の希望者が足りなかった』というメールが届いたんです。特に高学年の学級委員や推薦委員が足りていないという話でした」

 そこで、定員に満たない委員・役員は、今まで経験のない保護者の中から抽選で選ぶことになったという。

「ただ、期日までに立候補した人がいる場合は、優先的にその人を選ぶとも書いてありました。悩んだのですが、忙しそうな委員や役員に抽選で選ばれるよりも、できるだけ楽そうなものを自分で選んだほうがいいと思ったんです」

 というのも、唯さんには、6年生でPTA委員・役員を務めるのは「どうしても避けたい」理由があった。

「隼人はいま中学受験塾に通っているんです。もし6年生で私がPTA委員か役員になったら、受験のサポートとの両立で、大変になることは目に見えている。万が一、学校に行かなければいけない日が多く、負担が大きいとうわさされている広報委員会や卒業対策委員会に選ばれたら、隼人の受験に大きな影響が出てしまいそうで……」

 唯さんは、推薦委員に希望を出し、数人の抽選を突破した。

「今まで、PTA委員も役員もやりたくないと思っていたのですが、来年のことを考えると、選ばれてホッとしました」

 しかし、香織さんに「推薦委員に決まった」とLINEしたところ、彼女を怒らせてしまったそうだ。

「『なんで相談してくれなかったの!』『抜け駆けされた』という返信が来ました。彼女がなんでも“一緒にやろう”というタイプなのは知っていましたが、うちの事情を理解してくれないんだなぁ……と。でも、いくら仲の良いママ友だからといって、なんでもかんでも一緒……というのはおかしいですよね」

 PTAの委員・役員決めのトラブルは絶えることがない。基本的には、アンケートで立候補者を募るが、最近耳にしたのが、定員よりも希望者が多い場合に行われる抽選でのトラブルだ。

 かつては最初の保護者会の後に開催されていたようだが、現在はコロナ禍の影響から、人が集まるのを避ける傾向にあるために、一部の委員だけで行われるケースが少なくない。その際、本当に公正に決めているのかと、保護者から苦情が出たという。中には、抽選の様子を動画で配信するという対応を取るところもあるそうだ。

 まさにママたちにとって重大イベントともいえるPTA委員・役員決め。実際に委員や役員になると、最低でも月1回程度の会議に出なければならないが、休んだ時のために、仲のいいママ友と一緒の委員・役員に希望を出すというケースも聞く。ただ抽選になった場合、必ずしも一緒にやれるとは限らないだけに、その際、気まずい思いをすることもあるだろう。

 今回の唯さんのケースだが、香織さんの言い分には納得しかねる一方、長年にわたり、唯さんはうやむやなまま、香織さんに合わせてきた……という面がありそうだと感じた。「PTA委員や役員をやらないで卒業できるかもしれない」という香織さんの話に同調せず、「でも、そうならないときのことも考えておいたほうがいいよ」と諭したうえで、今年度は希望を出すと先に伝えてもよかったと思う。そうしておけば、もしかしたら「一緒に希望を出そう」という話になったかもしれない。

 仲良しのママ友と、なんでも一緒にやりたがるママというのは、実際のところ結構いる。ことPTA委員・役員は、それなりの負担を強いられるものだけに、ママ友の意見に流されず、自分はどうしたいのかをしっかり伝えておく――それがママ友付き合いの暗黙のルールといえる。

中学受験で最難関私立合格! 即「鉄緑会」入りの生徒もいる中、落ちこぼれた息子

 “親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知られ、長年中学受験を取材し続けてきた鳥居りんこ氏がつづる。

 中学受験の過酷さを物語る現象として挙げられる1つに、長時間に及ぶ学習の常態化があるだろう。

 受験を控えた小学6年生は、平日でも3~5時間程度、休日は8~10時間程度を目安に勉強するのがスタンダード。中には1日12時間以上という子も決して珍しくはない。

 この受験戦争に勝ち抜き、見事、難関私立中学に入学できたとしても、「学習時間は受験生時代とそう大差はない」と答える中学生もまた多い。彼らは中学入学と同時に、難関大学合格に向けた塾に通うようになるからだ。

 もちろん、学ぶことに楽しみを見いだし、同じ志を持った仲間たちと切磋琢磨できる塾生活を満喫している子たちも大勢いるが、中には「中学受験が終わったら、勉強は上がり!」とばかりに、“伸びきったゴム”状態になってしまう子もいるのが現実だ。

 かつて“中学受験生の母”だったあかねさん(仮名)は、深くため息をついた。

「こんなはずじゃなかったんです。中学受験が終わった時は、我が世の春といった感じで、はっきり言えば、『私の人生とうちの子の人生は、勝ったも同然!』って気持ちでした。それなのに……」

 あかねさんには拓也くん(仮名)という一人息子がいる。彼は現在、最難関校と呼ばれる中高一貫校の中学3年生だ。

「中学受験は本当に順調でした。拓也は塾の最上位クラスから一度も外れることはありませんでしたし、塾のことは嫌がるどころか、むしろ楽しみにしていたほどです。もちろん最難関といわれるS中学に入るのは、たやすいことではありませんから、私も本腰を入れてサポートしていました」

 あかねさんは、拓也くんの衣食住の面倒はもちろん、塾のプリント整理、学習スケジュールの管理、果ては一緒に過去問を解くなど、徹底的にサポート。いわく「中学受験生母の鑑」とも呼ぶべき活躍ぶりだったそうだ。

「拓也もそうですが、私も24時間365日、S中学のことだけを考えて暮らしていたようなものです。合格した時は、多分、拓也以上に私が喜んでいました。これで拓也の難関大合格も保証され、幸せな人生が約束されたと思ったんです」

 ところが、S中学入学後、早くも暗雲が垂れ込めるようになったという。

 S中学は、小学生時代、トップ中のトップだった子たちが集う学校。その優秀な子たちに向けた授業が行われるだけに、その進度はすさまじく速い。当然、小テストも頻繁にあり、提出すべきプリントも山のように出るそうだ。

「1年1学期の終わりにあった保護者面談で、担任の先生に『拓也くんはこのままではまずい』と言われて、びっくりしました。ほんの数カ月しかたっていないのに、そんなに差がつくのかと呆然としましたね。もちろん、入学直後から気を緩めず、即『鉄緑会』(※)などの塾に入り、難関大学を目指す同級生がたくさんいることは知っていたものの、拓也が『大学受験は高校に入ったら考える』と言うので、『それもそうか』と思い、賛成したんです。今まで、勉強漬けでしたから、少しは羽を伸ばしてもいいだろうと黙認していました」
※中高6年一貫校の生徒を対象とした、東京大学および難関医学部受験指導専門塾

 結局、拓也くんは中1の夏休み、学校での補習と宿題に“追いまくられた”そうだが、2学期に入っても、成績は一向に上向かなかったという。

「担任の先生がおっしゃるには、拓也には『自学自習の習慣がない』と……。ノルマを果たすだけの学習を積み重ねてきたので、中学に入った段階で、何をどうすればいいのかがわからなくなってしまい、その現実と向き合いたくないばかりに、ひたすら逃げまくっているというんですね。私には、衝撃の一言でした。なぜなら、勉強スケジュールは私がすべて決めて管理していたから。拓也は私が差し出すプリントを次から次へと解いていくという勉強しかしていなかったってことです……」

 難関中高一貫校はどこもそうなのだが、勉強についていけなくなった生徒に対しては、非常にシビア。厳しい進級・進学基準を設けており、そこには「ついていけない生徒は、別の環境に行くべき」というスタンスが垣間見える。

「さすがに私にはS中学の難しい課題を拓也と一緒に解く力はなかったので、仕方なく、S中学生御用達という“落ちこぼれ”の子が通う補習塾に入れたんですが、その塾から、頻繁に電話がかかってくるようになりました。拓也が塾に来ないっていうんです」

 あかねさんは、行かないのであれば補習塾代もバカにならないので辞めればいいし、何ならS中学自体も辞めて、よその中学に転校しようと提案したそう。しかし、すべて拓也くんによって却下されていると話す。

「勉強はしたくないんですが、プライドだけは高いので、塾も学校も辞めたくはないんですよ。それで、ズルズルここまで来たんですが、本当にいよいよ、どうしようもないところまで追い詰められています」

 通常、難関校では中2の秋あたりから、成績不振者に対して、やんわりと「このままでは、併設高校へは上げられない」というお達しが入る。そして中3の秋にははっきりと「最後通告」がなされることが多い。

 拓也くんの場合、そのタイムリミットが半年後に近づいているというわけだ。

「拓也が改心して、劇的に赤点を回避する成績を取らない限りは放校処分決定です。高校受験対策もしていませんし、当然ですが、内申も出ませんから、公立高校受験には特に不利な状況で……。レベルを大幅に下げて私立高校を目指すという作戦もあるんですが、それも拓也が納得しない限りはどうしようもありません」

 難関中学に合格した子の親が、「中1の1学期の成績を見て、想像以上に悪くてびっくり」というケースは散見される。よく「志望校合格はゴールではない」というが、中学受験で燃え尽きたかのように、勉強に対する意欲をなくしている場合も少なくない。

 それにしても、中学受験戦争のまさに“戦場”の中にあって、親が子どもに「自主的に勉強をさせる」という難しさは、どのご家庭も痛感されているのではないだろうか。

 中学生くらいから本格的に始まる思春期は、親も我が子に対する扱いに戸惑いを隠しきれない。今、あかねさんは「一体、何が悪かったのだろうか?」と自問しながら、眠れない日々を過ごしているという。

紀子さま、眞子さんと佳子さまの結婚めぐり「子育てが間違っていた」と叩かれてしまうワケ

私たちの心のどこかを刺激する有名人たちの発言――ライター・仁科友里がその“言葉”を深掘りします。

<今回の有名人>
「出雲大社を上回る家でないと」紀子さま
ニュースサイト「デイリー新潮」2023年4月16日配信

 野球の国・地域別対抗戦「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の決勝戦がアメリカ・マイアミで行われ、日本代表「侍ジャパン」が、アメリカ代表を破って3大会ぶり3度目の優勝を果たした。テレビを見ない人が増えたと言われて久しいが、3月24日配信の「スポーツ報知」によると、決勝戦の平均世帯視聴率は平日午前8時に試合開始という悪条件でありながら42.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、その他日本戦も軒並み40%を超える高視聴率を記録したという。

 世界一の立役者、大谷翔平選手はエース兼主軸打者として活躍し、WBC史上初の投手部門、指名打者部門の2部門で、大会ベストナインに相当する「オールWBCチーム」に選ばれた上、MVPも受賞している。

 わが子を大谷選手のような素晴らしい人物にしたいと思う親は多いようで、講談社の配信するウェブマガジン「現代ビジネス」は「大谷翔平の両親が、我が子の前で『絶対にやらなかった』意外なこと」という記事を配信(3月21日)。同記事によると、大谷選手のご両親は、子どもの前で夫婦げんかをしないことなどを守ってきたという。

 両親の諍いが、子どもの脳に悪影響を与えることは、脳科学者で小児精神科医の友田明美氏の著作『子どもの脳を傷つける親たち』(NHK出版)に詳しいが、ここで疑問が浮かぶ。それでは、わが子の前で夫婦げんかをしなければ、子どもはみな大谷選手のような偉大な人物になれるのか。残念ながら、答えはNOだろう。

 ちょっと冷静になれば気づきそうなものだが、どうしてこの手の記事が多くのPV・アクセス数を獲得しているかというと、それだけ子育てが難しいから、また多くの人が持っているバイアス(思い込み)が関係しているからではないか。

 心理学では、バイアスは「誰にでもあるもの」と定義づけている。バイアスは無数に存在するが、そのうちの一つに「信念バイアス」と呼ばれるものがある。これは「好ましい結果が出ると、そこに至る過程はすべて正しいとみなされるが、悪い結果が出てしまうと、そこまでのプロセスはすべて間違いとみなす」こと。もっというと、いい結果を出せばすべてが称賛されるが、悪い結果が出た場合は「ここも悪い、あそこも悪い」とバッシングが過熱してしまうわけだ。

 現代社会において、「悪い結果が出ると、すべてが間違っている」というマイナスの「信念バイアス」に晒されがちな立場に置かれているのは、女性皇族ではないだろうか。

 最近では、週刊誌による紀子さまバッシングをよく目にする。ニュースサイト「デイリー新潮」は「佳子さまに“同居拒否”を決意させた、紀子さまの“ひと言” 佳子さまのお相手について『出雲大社を上回る家でないと』」という記事を配信している(4月16日)。

 同記事によると、高円宮家の次女・典子さんは出雲大社の禰宜(当時)・千家国麿さんと結婚したが、秋篠宮家は筆頭宮家であることから、紀子さまは佳子さまの結婚相手に、それ以上の相手をお考えで、旧宮家の男系男子に興味を持っているとのこと。

 紀子さまが人柄よりも家柄を重んじるブランド主義かのようなネガティブな印象を受ける記事ではあるものの、仮に紀子さまがこれらの記事のような発言を本当になさったとしても、それはおかしいことではないと私は思う。女性皇族と一般人では、価値観や風習が相いれないことも多々あるだろう。その点、皇籍離脱した旧宮家の男性は、大きくいえば“親戚”なわけだから、そのあたりのカルチャーギャップが埋めやすいのではないか。

 それでは、なぜ紀子さまが口うるさい母親かのように書かれてしまうかというと、子育てにおいて、「悪い結果」が出たと、世間に見られているからだと思う。

 秋篠宮家の長女・眞子さんは、大学時代の同級生・小室圭さんと21年10月に結婚し、ニューヨークに移住した。小室さんは、3度目の挑戦でニューヨーク州の司法試験に合格。おそらく現在は、2人で自由な新婚生活を満喫しているだろうが、ここに至るまでの道のりは決して平たんではなかった。

 小室さんの母上の金銭トラブルの発覚や、法学部出身でない小室さんが、米フォーダム大のロースクールにすんなり留学したことで、「内親王の婚約者という立場を利用したのではないか」と疑う声が上がったりなど、国民が諸手を挙げての祝賀ムードとは言い難い状態だった。秋篠宮さまは「皇室としては類例をみない結婚」とコメントを発表されたが、結婚一時金を辞退したり、朝見の儀などの儀式を行わない内親王の結婚は、確かに前代未聞なのではないだろうか。

 このような状況が、国民に「悪い結果」と捉えられると、そのすべてのプロセス――つまりこれまでの子育てが間違っていたというバイアスが働き、特に母親である紀子さまが「しっかりしていないから」という理由でバッシングされやすくなるのだ。

 今はバッシングに晒されている紀子さまだが、一時は「理想の妃」とみなされていた。雅子さまは適応障害で長期の療養に入ったものの、紀子さまは精力的に公務をこなし、美智子さまや黒田清子さんとの関係も良好で、男のお子さまもご出産されたからだろう。

 反対にその頃は、雅子さまが週刊誌に散々な叩かれ方をしていた。雅子さまが適応障害を患った際、それは「悪い結果」として、国民に受け止められ、外務省出身で国際派である雅子さまは、伝統を重んじる皇室に合わないといった批判が噴出。さらに療養のために、オランダで天皇陛下と愛子さまと共に過ごされたときは、「公務はできないのに、遊びはできる」と書かれたし、登校を怖がる小学生の愛子さまのために、雅子さまがお付き添いになったときは「異様な親子」とバッシングされるなど、やはり行いすべてが間違っているという叩かれ方をしたものだ。

 うまくいかないとき、世間が冷たいのは常なのかもしれないが、芸能人は週刊誌の報道に意見があるときは、自分のSNSを使って訴えることができるし、バッシングされて注目が集まると“見せ場”を作ることもできる。しかし、皇室の方々はそういうお立場ではないので「書かれたら書かれっぱなし」「やられ損」でしかない。

 もっとも、宮内庁も手をこまねいているわけではない。広報室を設けて「皇室の方々の名誉を損なう出版物に対応する」と発表した。最近の週刊誌の皇室報道は明らかに行きすぎていると思うので、存分に腕を振るっていただきたいものだが、それでも、秋篠宮家は前途多難といえるのではないだろうか。というのも、このままでは、悠仁さまのお妃選びの難航が予想されるからだ。

 渡辺みどり氏の著作『美智子皇后の「いのちの旅」』(文春文庫)によると、上皇さまが皇太子時代のお妃選びはかなり難航し、上皇さま自身が“一生、結婚できないかもしれない”と悩まれた時期もあったという。

 当時、皇太子妃になるのは旧華族の令嬢と考えられていたが、彼女たちは皇室の重みや複雑さをよく知っているからこそ、自由を求めて次々に結婚していったそう。現在の天皇陛下も、雅子さまと出会われてから、実際のご成婚までには長い年月を要している。また美智子さまも雅子さまも皇室入りされてから、心身の不調に悩み、静養を経験されているが、それすらバッシングの対象になる。

 紀子さまはそこまでの体調不良は経験されておらず、その点での非難が受けていないものの、別方面のバッシングに晒され続けている。「女性セブン」2022年4月1日号(小学館)は、紀子さまについて、観察力がすさまじく、細かいことにまで気が回り、責任が強いために、時に職員を叱責することもあると報じているのだ。

 このように皇室のややこしさ、恐ろしさばかりが報道されれば、悠仁さまのお妃選びはさらに困難を極めるのではないか。そしてそのことによりバッシングの矛先が向かうのは、紀子さまにほかならないだろう。

 週刊誌の切り口というのは、テレビや新聞とは違った鋭さがあると思うが、超えてはいけない一線もあってしかるべき。マイナスの「信念バイアス」により、週刊誌報道が結果として皇室と国民を分断させてしまうのだとしたら、国家にとってこれ以上の悲劇はないと思う。

ラクマは「クーポンが出てから買う」が正解! 「わるい購入者」評価をつけられないためのアドバイス

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 それは、ある日のこと。フリマアプリ・ラクマでとあるピアスに一目惚れしたのですが、その価格、なんと19万3,000円……。そこで値下げ交渉し、18万5,000円にしてもらったのです。しかし、それでもかなり高いなあと思った私は、「クーポンが出るまで購入を待っていただいても良いですか?」と出品者さんにお願いしました。すると、心の広い出品者さんは快諾してくれたんです。

 問題はここからなのよっ! 「クーポンが出るまで……」と言ったんだけど、わたしゃ待てない女。一刻も早く欲しくなってしまい、出品者さんにこんな質問をしたのです。

「配達予定日はいつ頃でしょうか……?もし、決まっていらっしゃいましたら、その日のギリギリまでクーポンを粘りたいと思っているのですが……」

 すると、「基本的に即日発送しております!」とのお返事が。即日発送ちゅーことは、今すぐに発送していただけるってこと!?

 そのとき、クーポンの発行を待ってすでに2日が経過していました。いずれは発行されると思うけど、それがいつかはわからない……。だったら、もういっそのこと買ってしまいたーい!!!! そう考えた私は勢いで「それじゃあ、今すぐ決済します!」と言ってしまったんです。ところが、よ……?

 ちゃんと考えていなかった私が悪いんだけど、割引率が一番低い3%オフクーポンを使ったとして、18万5,000円もの商品になると、5,000円以上安くなるし、5%オフなら9,000円以上お得に買えるじゃない……。ぐおおお~~~これは痛いよおおおお~~~~~!!!!!!!!!!

 慌てて、「やっぱりクーポンを待ちます」と連絡しようとしたのですが、出品者さんはすでに梱包を終え、あっという間に発送してくれていました。うれしいけど悲しい~~~~~!

 でも、待てよ!? まだ諦めるのは早いかもしれない。私の頭にあるひらめきが降ってきたのです。もし商品が届くまでにクーポンが発行されたら、一度取引をキャンセルしてもらって、再度出品をお願いすればいいのでは!?

 そう閃いた瞬間、私は猛然とスマホの画面に向かっていました。そして、私のお願いを聞いた出品者さんからは、「取引キャンセルは客観的に見て商品の返送を確認できること、とあったので、一旦商品を返送してそれをラクマ側が確認しないとキャンセル手続きできないようです」と回答が。ぐむむむむむ!

 そこで、ラクマの事務局に問い合わせをしてみたところ、以下の通り回答が届きました。

「それ(出品をキャンセルした上で再度出品してもらうこと)は違反ではありません。しかし、すでに商品は配送中となっており、取り込み詐欺やすり替えの恐れもありますので、手元にない商品の出品などはお断りしています。商品が手元に到着してから、再度ご連絡ください」

 ってことは、商品を再出品してもらって、クーポンで買うこと自体はOKってことね? 私はこの回答に勇気を得て、出品者さんに再度お願いしました。

 そして無事、クーポンで買うことができました~! わー、めでたし、めでたし!! とはいえ、出品者さんには非常に迷惑をかけてしまったので、私のような申し出をした場合、取引終了後に「わるい購入者」の評価をつけられてしまう可能性もありますので、みなさんは十分にご注意ください。やっぱり、クーポンが出るのを待って買うのが正解。ほんと、あたしゃバカ女だよ。今回は勉強になりました……。

■今回の出費
「ピアス」 17万5,750円(5%オフクーポン使用で9,000円引き)

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ジャガー横田夫・木下博勝氏の“さらけ出す子育て”の問題点――学校にとっては「要注意人物」でしかない?

私たちの心のどこかを刺激する有名人たちの発言――ライター・仁科友里がその“言葉”を深掘りします。

<今回の有名人>
「他人様にしつけてもらったほうがいいと感じる部分がありました」ジャガー横田
(ニュースサイト「AERA dot.」4月12日配信インタビューより)

 今年1月、プロレスラー・ジャガー横田がYouTubeチャンネル「ジャガー横田ファミリーチャンネル」の閉鎖を宣言したが、2月末には更新を再開。こうなるだろうと予想していたものの、あまりに早い復活劇に、この一家の“SNS依存”を感じた人は多いのではないだろうか。

 ジャガーファミリーといえば、世間をイラつかせるネタを定期的に提供してくれることでも有名だ。

 ジャガーの夫である医師の木下博勝氏は、自身のインスタグラムで、高校2年生になった息子の大維志くんが、クラス委員に選ばれなかったために、「自分はクラスメートから嫌われている」と落ち込んでいたことを明かした。

 なぜ自分の息子が傷ついた出来事を、世間に公表する必要があるのだろうか。大維志くんがクラス委員に選ばれなかった理由はわからないが、この結果から推測して、「大維志くんは人望がない」と解釈してしまう人もいるかもしれない。父親が自分の子どもの評判を落とすようなことをなぜ喧伝するのか、理解に苦しむ。

 今回のことに限らず、大維志くんの高校受験の合否をすべて公開するなど、木下氏の“さらけ出す子育て”に違和感を覚え、イラつく人は多いと思うが、一方、ジャガーに対する世間の印象はどうだろう。 彼女は大維志くんの高校受験に関して、『バイキングMORE』(フジテレビ系)の取材を受け、合否を公表することに反対だと述べていた。そのため「良識がある」と捉える人もいるだろうが、ジャガーもちょっと“甘い”のではないだろうか。

 4月12日配信のニュースサイト「AERA dot.」のインタビューで、ジャガーは大維志くんの中学受験を振り返っていた。彼の中学受験は『スッキリ』(日本テレビ系)が密着していたため、記憶に残っている人も多いことだろう。見事、私立中学に合格したものの、親子で話し合い、公立中学に進学した大維志くん。高校受験をして、現在は長野県にある私立校で寮生活を送っている。お子さんと離れることに葛藤はあっただろうが、ジャガーは「他人様にしつけてもらったほうがいいと感じる部分がありました」と語っている。

 おそらく、この「他人様にしつけてもらう」というのは、親だとどうしても甘くなってしまうところがあるので、第三者の目線で子どもを指導してもらいたいという意味だろう。しかし、他人様にわが子を育ててもらうという時代は、すでに過ぎ去っているように思う。

 教師や学校が絶対的に正しく、子どもや親はそれに服従しなければならないという時代があった。例えば、教師や学校が、子どもに厳しい指導を行った場合、生徒のためを思った愛情ゆえという面もあるだろうが、明らかにその理屈ややり方がおかしかったとしても、子どもや親は言いなりにならざるを得なかったのだ。なぜなら、「教師や学校側を怒らせると、成績に影響が出るかもしれない」という懸念があったから。 その背景には、昔は子どもの数が多かったために、学校に「いれていただく」意識があったのだと思う。

 しかし、今は少子化が進み、子どもや親が学校を「選ぶ」ようになってきた。一般用語として定着した 「モンスターペアレンツ」が示す通り、過度の権利意識を持ち、学校側に自己中心的な要求をする親も存在する。学校側が理不尽な行為を働こうものなら、SNSで告発することもできる。こうなると、特に私立校は、生徒を“お客さま”とみなして、「愛情をもって厳しく接する」よりも、「卒業まで、大過なく過ごしてもらう」ことを目指すようになっているのではないだろうか。その点で、ジャガーの「他人様にしつけてもらう」という考えは、見通しが甘い気がするのだ。

 またジャガーは、教師や学校側が、木下氏をどう捉えているかについても考えが及んでいないと思う。

 クラス委員になれなかった大維志くんは、校長先生に面談を申し込み、いろいろと話を聞いてもらったそうだ。なぜ校長先生と面談する必要があるのか、私には理解できないが、木下氏はインスタグラムで「何て良い学校なんでしょう、校長先生の寛大さに涙が出ます。でも、良く校長先生とさしで話し合いるな~と感心したりするのは親バカでしょうか。(笑)」 と満足そうに語り、校長先生や学校、そして何よりわが子の勇気を褒め称えていた。

 しかし、もし校長先生の都合が合わず、面談がかなわなかったら、どうなっていたのだろうか。“さらけ出す子育て” を実践する木下氏は、インスタグラムに「校長先生に面談を申し入れたが、断られた」と書いてしまう可能性があり、その場合、「あそこの校長は生徒に冷たい、面倒見が悪い」と学校のイメージダウンにつながっていたかもしれない 。学校側から見ると、木下氏のように何でも公表してしまう親は、“要注意人物”でしかないとも思えてしまう 。

 大維志くんのためを思って厳しく指導したとしても、ハラスメントや横暴と受け止められ、有名人の父親のSNSで拡散される可能性がある――そう考えると、周囲の大人は「触らぬ神に祟りなし」とばかりに、表面的には和やかに、けれど、警戒心を持って大維志くんに接するようになるのではないか。もし実際にそういう状態にあるならば、ジャガーの望む「他人様のしつけ」はあまり期待できないだろう。

 私には、有名人の夫となり、テレビに出ることで承認欲求を満たしてきた木下氏だが、肥大化する欲求を抑制できず、 今度はYouTubeチャンネルやインスタグラムに活路を見いだし、大維志くんをネタにしているように見えて、気の毒になってしまう。しかしジャガーのインタビュー記事によれば、大維志くんは海外の大学に進学を希望しているとのこと。さすがに海外まで行けば、父親も“さらけ出す育児”を 、そう簡単に実践できないだろう。大維志くんもいろいろ大変だろうが、夢をかなえるため、今ある環境を信じて、しっかり勉学に励んでいただきたいものだ。

北野武、再婚妻と東京を離れて“過去の人”! たけし軍団から決別宣言されたワケ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 いやはや驚いた。4月9日、神奈川県知事選で再選(4選)した黒岩祐治氏のことだ。その直前「週刊文春」(文藝春秋)による“卑猥”“女性蔑視”的不倫報道があったばかりなのに。神奈川県民もすごいな。当選か――。

第645回(4/6〜4/11発売号より)
1位「北野武 18歳年下再婚妻に贈った『絶景たけし城』3.5億円」(「女性自身」4月25日号)
同「ラッシャー板前 『僕らもいい歳だし、殿から巣立たないと』」(「週刊女性」4月25日号)
2位「坂本龍一さん 『あらゆる痛みを受け入れて』事実婚妻に奏でた秘愛」(「女性セブン」4月20日号)
同「坂本龍一さん 生来のモテ男が愛した3人の女」(「週刊女性」4月25日号)
3位「村上宗隆 WBC優勝を捧げた美人ゴルファー恋人」(「女性自身」4月25日号)

 多くの人が危惧した通り、“晩節を汚す道”一直線なのがビートたけしこと北野武の現状らしい。今週の「女性自身」がたけしの近況を報じているのだが、やはりというか“あの女性”の存在が大きく関与しているようで――。

 “あの女性”とは現在のたけしの妻・Aさんのことだ。このAさんをめぐっては、たけしのプライベートとして片付けることができない大きな問題を数々引き起こしてきた。Aさんの存在が浮上したのは2014年、「週刊文春」が“100億円の愛人”として報じたのが発端だった。

 その後18年には、たけしが自ら設立した「オフィス北野」を独立し、Aさんと新事務所を設立する。そして長年のスタッフ、関係者、恩人、そしてたけし軍団、さらには実娘までを切り捨て、大騒動に発展したのだ。もちろんこれらの陰にAさんの存在が囁かれたのは言うまでもない。

 さらにたけしは無頓着だったカネにもうるさくなるなど、これまでと違った行動にも出た。昵懇だったメディアとの関係も悪化した。長年たけしが中心となって開催されてきた「東京スポーツ映画大賞」が中止となり、批判を書かれた「週刊新潮」(新潮社)には訴訟をちらつかせた。懇意にしていた芸能記者たちも離れていった。そしてレギュラー番組も激減した。もちろん、これらの陰にAさんの存在が囁かれたのは言うまでもない。老いらくの恋に周囲は困惑したが、たけしは聞く耳をもたなかった。そして20年には糟糠の妻と離婚し、Aさんとの再婚を果たした。

 そんなたけしだが、「自身」によると昨年秋、たけしが生まれ育った東京を離れ、富士山の見える広大な敷地に豪邸を構えたのだという。推定価格3億5,000万円なり。しかもこの場所に居を構えた理由が、なるほど興味深い。

「実は新居はAさんの地元に近いです。Aさんは『住み慣れた土地で暮らしたい』と常々たけしさんに話していたそうですから、望みをかなえてあげたのでしょう」

 東京下町で生まれ育ったたけしだが、妻の要望を飲み、“住み慣れた土地”を離れて移住したということだ。しかし、ここまでくれば、もう周囲も諦めるのではないか。奇しくも今週の「週刊女性」には元(?)たけし軍団のラッシャー板前のインタビュー記事が掲載されている。そこでラッシャーは、たけしについてこう語っているのだ。

「僕らももういい歳ですから、いいかげん、師匠に頼るのもおかしな話ですよね。最近は師匠とお会いする機会もほとんどなくなりましたけど、師匠には本当にたくさんのことを教えていただきました。これからはみんなで頑張っていきます、という気持ちです」

 記事では“巣立ち”などと表現されているが、たけしに対する完全な決別宣言ではないか。さらに軍団にとってたけしは“過去の人”と言っているようにもとれる。ラッシャーたちにしたら、そうだろね。そもそも、このインタビューはたけし軍団結成40周年を迎えた今年3月、その記念プロジェクトとして上演した舞台『ウスバカゲロウな男たち』を主な話題にしたものなのだが、ラッシャーは触れてはいないものの、この舞台、当のたけしの来館どころかコメントも一切なしだったのだ。

 さらにさらに、今月から1980年代に大人気だったバラエティー番組『風雲!たけし城』の復活版がAmazon Original番組で配信予定だが、ここにたけし軍団は誰一人としてキャステイングされていないという。

 メディアにも弟子にも信頼や影響力を失いつつあるたけし。ファンにとっても悲しい晩節だ。

坂本龍一の女性関係に関する山下達郎の超弩級エピソード

 先週、亡くなった坂本龍一の社会問題に対する深い造詣について「女性自身」記事を取り上げたが、今週の「女性セブン」と「週刊女性」は坂本の女性関係をクローズアップしている。とはいえ、坂本の奔放な女性関係は秘密なものでもなく、これまでもよく知られた話だ。「セブン」でも2度の結婚と最期を看取ったパートナーの存在、それら3人の女性との間にもうけた4人の子どもの存在を軸に、追悼特集を掲載している。だが、そのトーンはパートナーの存在を別居中の妻・矢野顕子も認めていたなどと“不倫”ではなく、あくまで“艶福家”といったもの。

 だが、一方の「週刊女性」は「とにかく女好き」といった表現など、かなりあからさま。そして匿名のレコード会社関係者による、超弩級のエピソードを開陳している。少し長いが引用したい。

「’10年代に坂本さんのツアーがあり、リハーサルにスタッフの女性も同行していました。でも、なにがあったのか、その女性は来るなり“遊ばれたー!”とわんわん泣き出したんです。たまたまスタジオが一緒だった山下達郎さんが“この人と付き合ったら遊ばれる可能性があるのはわかっていたはずだから、文句を言っても仕方ないでしょう”と諭したと聞いています」

 すごいな、坂本ではなく山下達郎が。いいのか、こんな諭し文句。よくないよね。

WBC優勝の立役者・村上宗隆選手の熱愛スクープ

 WBCの日本優勝で、大谷翔平選手の女性関係が盛んに取りざたされている中、もう一人の立役者・村上宗隆選手の熱愛デートを「女性自身」がスクープした。お相手はプロゴルファーの原英莉花選手。2人は昨年10月上旬、港区の個室カラオケバーでデートをするなど交際をスタートさせているという。アスリートどうしのビッグカップルの誕生、微笑ましい。