最新のインフルエンサー!? 増えまくる“職業的コスプレイヤー”が持てはやされる裏事情

 最近、あちこちの企業系イベントや製品発表会で、頻繁に見かけるようになったのがゲストとして招かれる「コスプレイヤー」である。

 以前は、タレントなどがゲストとして招かれ、ニュースでは「タレントの○○さんが~」と、なっていた記述が最近は「コスプレイヤーの~」となっているワケである。

 この変化はなんなのか。もう、従来のアイドルや芸人が飽きられているのか。あるいは、コスプレイヤーのほうがギャラが安いのだろうか、などなど、さまざまな勘ぐりをしてしまう。

 そこには、広告効果を高めたい企業と、コスプレイヤー側との両方が得をする事情があった。

「企業側が求めるのは、広告効果です。実は、扱う製品やサービスによっては、コスプレイヤーのほうが広告効果が高いといわれているのです」

 そう話すのは、ある大手広告代理店の営業マンだ。この人物によれば、コスプレイヤーの最大の利点はファンの年齢層が広いことだという。

「一般のタレントなどでは、どうしてもファンの年齢層が一部に偏ってしまっている場合が多いんです。ところが、コスプレイヤーの場合は、もっとさまざまな年齢層にファンが広がっています。ですので、広告効果が高いとみています」

 さらに、多くのコスプレイヤーはイベント出演などをすると、自分のTwitterなどで熱心に宣伝をしてくれるという。つまり、インフルエンサーとしてコスプレイヤーは凡百のタレントよりも価値があるのだ。

「つまり、同じギャラを払うなら芸能事務所に所属しているタレントよりも、コスプレイヤーのほうがコストパフォーマンスが格段によいのです……それに、業界慣れしていないコスプレイヤーは、同じギャラでも“こんなにもらえるんですか!”と、メチャクチャ熱心にやってくれますから。これからしばらくは、宣伝イベントにおいてコスプレイヤーは、欠かせない存在だと思っていますよ」

 まだ、発展途上ゆえに情熱度の高いコスプレイヤーという存在。近年は、コスプレイヤーを扱う芸能事務所も増えているが、古きに飲み込まれて熱さを失わないことを願って止まない。
(文=コスプレ取材班)

撮影場所への理解が足りなかったのか……「房総のむら」コスプレ“撮影禁止”に博物館側も苦慮

 コスプレ撮影の名所がマナー違反の多発で、受け入れ中止を余儀なくされてしまった。千葉県にある、博物館「千葉県立房総のむら」での出来事だ。

 ここは、江戸時代などの街並みを再現して展示する野外博物館で、千葉県民にとっては小学校の遠足の定番スポットとして知られている。それと同時に多くのコスプレイヤーにとっては「対応も親切な撮影スポット」として利用されてきた。

 そんな博物館が、コスプレイヤーの受け入れを中止した理由は、利用者のマナー違反。これまで「房総のむら」では、撮影の申し込みがあった場合、利用者と服装などを打ち合わせた上で許可してきた。

 ところが、実際の利用の際に申し込み時とは違う行為に及ぶ事例が多発していたのだという。

「うちは時代背景を重視した博物館なのですが、申し込みの時には和装だったのが、実際には洋装だったり……」

 そう話すのは「房総のむら」の担当者。時代背景が合わないだけならまだしも、過度に肌を露出させた衣装などの例も「統計は取っていないが、目立つようになってきた」のだという。さまざまなマナー違反が中止に至る理由だったようだが、来館者に街並みなど江戸時代の風景を体験してもらう博物館のコンセプトが崩れてしまうことが、もっとも問題になったようである。

 刀などの長物を用いた撮影や、撮影のために展示物を移動する行為も、マナー違反であると共に、博物館のコンセプトを理解した上で利用しているのか疑念を感じさせるものとなったようだ。

「撮影の際には、コスプレイヤーもカメラマンも、よりよい写真を撮ろうと思いテンションが上がってモラルを失いがち。鉄オタが撮影のために線路沿いの立木を勝手に切ってしまうのと一緒です。他人事だと思わずに気をつけなくては……」(コスプレカメラマン)

 これまで、理解ある撮影地だった「房総のむら」のコスプレ撮影禁止は、多くの利用者にショックを与えているが、それは「房総のむら」も同様だ。

「多くの方は、ちゃんとマナーを守って利用していただいているので、本当に申し訳ないと思っています。再開するかどうかは、これから検討する予定です」(前述担当者)

 なお、公式サイトでも記されているが、コスプレは禁止とするものも、時代背景に即した通常の和装での入館は従来通りとのこと。撮影云々とは別に、和装で見学して江戸時代の気分を味わってみるのもよいかも。
(文=昼間たかし)

「それは痴女やないエロコスや」困った! 冬コミ、エロコスへの「制限事項追加」で、エロレイヤーがいなくなる?

 コミケの風物詩ともいうべき、エロすぎるコスプレイヤーも見られなくなってしまうのか。29日から開催される「コミックマーケット93」を前に、コミケ準備会からの注意喚起が話題となっている。

 開催のたびに更新されている諸注意の中で、今回はコスプレの問題にも強く言及。その中で「制限事項の追加」として、次のように記されているのだ。

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 前回のコミケット92では、エントランスプラザで「禁止行為(自転車での走行や騒音の発生)」や「卑わいな単語の表示」を伴ったコスプレが行われていることに対し、会場から注意がありました。後者については、いわゆる「ネタコス」ではあり、法令やコミケットのルールに反するものではないのですが、参加者以外の方の目に入りやすく、会場において象徴的なエリアにおいては、何らかの制限を設けなくてはならない状況です。

 こうした情勢を受けて、今回、具体的には「庭園」「エントランスプラザ」において「下着に思われる可能性がある衣装」「公共の場所を通行する一般の方が、卑わいに感じるような言葉を掲示したり大きな音で発すること」を制限します。また、水着・レオタード等のコスプレで公道を移動する際は(防災公園への移動、東西間の移動)、上着・マント等を羽織るようお願いします。

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 このように特に問題視されているのは、増殖が加速するエロレイヤー。コミックマーケット開催のたびに、露出狂まがいの衣装を身につけたコスプレイヤーが続々と出没。群がるローアングラーに対して見せつけるような扇情的なポーズで挑発する姿も、一種の風物詩となっている。

「準備会としても、なるべく規制を増やすことは避けたい。そのため、いつの頃からか、会場内の庭園は一種の隔離スペースとなっていました。とはいえ、クローズドのスペースではありません。ともすれば、コミケと無関係の通行人や車の通る道路からも見えてしまう。準備会としても苦渋の決断でしょうね」(某常連コスプレカメコ)

 コミケに出没するエロレイヤーをめぐっては、これまでも、見せてはいけないレベルのポーズを取ったり、そうしたコスROMを販売する椿事が繰り返されてきた。

「正直、そうした人はコスホリに行けよと思うんですが……コミケのほうが新規の客も取り込めるんじゃないですかね」(某コミケスタッフ)

 誰もが「けしらかん」と口ではいいながらも、エロいレイヤーには興奮してしまうのも、また事実。コミケの存続自体が危ぶまれない程度に、お騒がせなエロレイヤーには登場してもらいたいものだ。ともあれ、冬の寒さをものともしない衣装に挑戦する、サービス王政なエロレイヤーに遭遇できることを、願ってやまない。
(文=コミケ取材班)

「コスプレをバカにするな」益若つばさのセーラームーンに非難の声

益若つばさ公式サイトより

 益若つばさが、旅バラエティ番組『そうだ旅(どっか)に行こう。』(テレビ東京系)で秋葉原のコスプレショップを訪れ、『美少女戦士セーラームーン』(テレビ朝日系)の衣装を着たことをTwitterで報告した。「月に変わってお仕置きよ」(原文ママ)のつぶやきと共にアップされた写真では、益若が秋葉原の街でポーズを決めている姿が確認できる。この写真に対し、益若のファンからは「かわいい!」「完ぺき!」など絶賛の声が上がっていたが、思わぬところから批判の声が上がっているという。

「益若は、Twitterで『夢のセーラームーンになれました』と発言しています。この『なれました』と言い切ってしまったことが、コスプレイヤーやアニメファンの逆鱗に触れてしまいました。益若は、普通の服を着るノリで『セーラームーン風』の衣装を着ただけで、コスプレでもなければ、もちろんセーラームーンになれてもいません。そのため、『ふざけるな!』『これでコスプレか!?』とネットで散々に叩かれてしまったんです」(アニメ雑誌ライター)