栄枯盛衰が激しいテレビ界において、いったん番組が終了すれば、“再登板”などはまずないと考えてもいいだろう。
しかしこの10月から、1度は終了した『クレージージャーニー』(TBS系)が毎週月曜21時、『アナザースカイ』(日本テレビ系)が毎週金曜23時に相次いで復活するという珍事が出来した。
「『クレージージャーニー』は、深夜番組ながら松本人志、バナナマン設楽、小…
栄枯盛衰が激しいテレビ界において、いったん番組が終了すれば、“再登板”などはまずないと考えてもいいだろう。
しかしこの10月から、1度は終了した『クレージージャーニー』(TBS系)が毎週月曜21時、『アナザースカイ』(日本テレビ系)が毎週金曜23時に相次いで復活するという珍事が出来した。
「『クレージージャーニー』は、深夜番組ながら松本人志、バナナマン設楽、小…
スタッフが事前に準備していた生物をあたかもロケ中に発見したかのように捕獲するという“やらせ”が発覚し、放送休止となったTBS系『クレイジージャーニー』。同じくTBSでは、『消えた天才』においても少年の投球を早送りにして、実際よりも球速を速く見せる過剰な演出をし、こちらも放送休止となっている。
「続けざまに発覚したやらせで、TBS内では大混乱です。両番組ともに番組終了は避けられない状況。さらには、ほかにも同様の“やらせ”がなかったか、局内では今一度演出のチェックをすることになるでしょう」(制作会社関係者)
確かに、やらせを疑われる番組は少なくない。たとえば、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(同)はその筆頭だろう。
「有名人が扮装して素人の前に登場するドッキリなどは、明らかに不自然。一般人として登場した人がタレントの卵だったというケースもある。バラエティー的な演出とも捉えられますが、過剰な部分も多いです」(同)
やり玉に挙げられそうなのは、TBSの番組だけではない。他局の番組についても、過剰な演出が問題視されている。
「例えば、日本テレビ系『秘密のケンミンSHOW』などは、あたかもその地域では当たり前となっている文化のように紹介されていたものが、そこまで一般的ではなかったなんていうケースが後を絶たない。さらに、番組内では一般家庭の夕食シーンが放送されることがありますが、明らかにテレビ用に用意した料理ばかりの時も多い。親戚一同が集まって食事しているシーンを“この県民ではこれが普通”なんていうふうに紹介するのは、ちょっとやりすぎです」テレビ誌ライター)
また、フジテレビの『ホンマでっか!?TV』では、専門家が話す内容に問題があるといわれている。
「番組では“あくまでも専門家の個人的見解”ということで、いろいろな説を紹介していますが、演出上は、それらの説があたかも事実であるかのようになっている。まったくエビデンスのないオカルトみたいな健康法や、まるで都市伝説のような社会分析なども登場するので、相当際どい。そのあたりの情報の精査が行き届いていない部分はあるでしょう」(同)
テレビ朝日系『帰れマンデー見っけ隊!!』にも、やらせ疑惑が常につきまとっている。
「サイコロを振って、その目の数ぶん先のバス停で降りるというルールなんですが、以前からサイコロの出目が操作されているという疑惑があります。さらには、ロケで訪れる飲食店もいきあたりばったりの“ガチ”ではなく、事前に調査済みで、さらには宣伝パブリシティを交換条件に協力してもらっているのではないかという疑惑が根強い。協力してもらうことは問題ではありませんが、“ガチ”だと表現しているとなると微妙。それこそステルスマーケティングな色合いが濃くなってしまいます」(同)
さらに、キャスティングについても、いささか問題があるケースがあるようだ。
「怪しげなセレブ系タレントや投資家などについては、実際には資産を持っていないのに、持っているということで番組に出演していることがあります。あるいは、“年商〇〇億円”みたいなことを言っているけど、実はまったくの嘘だったということもある。情報商材系の実業家に至っては、その詐欺行為に加担している場合もある。こういった偽セレブな人々は、キャラクター的に面白いので、テレビの題材になりやすいんですが、バックに反社がいるようなこともあり、かなり危険。コンプライアンス遵守の観点からも、本来は避けるべきであり、やらせと同様にしっかり排除する必要があると思います」(同)
連続して明るみになったやらせ演出に追随する形で、テレビ界の様々なグレーな要素が駆逐される日も近い!?
スタッフが事前に準備していた生物をあたかもロケ中に発見したかのように捕獲するという“やらせ”が発覚し、放送休止となったTBS系『クレイジージャーニー』。同じくTBSでは、『消えた天才』においても少年の投球を早送りにして、実際よりも球速を速く見せる過剰な演出をし、こちらも放送休止となっている。
「続けざまに発覚したやらせで、TBS内では大混乱です。両番組ともに番組終了は避けられない状況。さらには、ほかにも同様の“やらせ”がなかったか、局内では今一度演出のチェックをすることになるでしょう」(制作会社関係者)
確かに、やらせを疑われる番組は少なくない。たとえば、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(同)はその筆頭だろう。
「有名人が扮装して素人の前に登場するドッキリなどは、明らかに不自然。一般人として登場した人がタレントの卵だったというケースもある。バラエティー的な演出とも捉えられますが、過剰な部分も多いです」(同)
やり玉に挙げられそうなのは、TBSの番組だけではない。他局の番組についても、過剰な演出が問題視されている。
「例えば、日本テレビ系『秘密のケンミンSHOW』などは、あたかもその地域では当たり前となっている文化のように紹介されていたものが、そこまで一般的ではなかったなんていうケースが後を絶たない。さらに、番組内では一般家庭の夕食シーンが放送されることがありますが、明らかにテレビ用に用意した料理ばかりの時も多い。親戚一同が集まって食事しているシーンを“この県民ではこれが普通”なんていうふうに紹介するのは、ちょっとやりすぎです」テレビ誌ライター)
また、フジテレビの『ホンマでっか!?TV』では、専門家が話す内容に問題があるといわれている。
「番組では“あくまでも専門家の個人的見解”ということで、いろいろな説を紹介していますが、演出上は、それらの説があたかも事実であるかのようになっている。まったくエビデンスのないオカルトみたいな健康法や、まるで都市伝説のような社会分析なども登場するので、相当際どい。そのあたりの情報の精査が行き届いていない部分はあるでしょう」(同)
テレビ朝日系『帰れマンデー見っけ隊!!』にも、やらせ疑惑が常につきまとっている。
「サイコロを振って、その目の数ぶん先のバス停で降りるというルールなんですが、以前からサイコロの出目が操作されているという疑惑があります。さらには、ロケで訪れる飲食店もいきあたりばったりの“ガチ”ではなく、事前に調査済みで、さらには宣伝パブリシティを交換条件に協力してもらっているのではないかという疑惑が根強い。協力してもらうことは問題ではありませんが、“ガチ”だと表現しているとなると微妙。それこそステルスマーケティングな色合いが濃くなってしまいます」(同)
さらに、キャスティングについても、いささか問題があるケースがあるようだ。
「怪しげなセレブ系タレントや投資家などについては、実際には資産を持っていないのに、持っているということで番組に出演していることがあります。あるいは、“年商〇〇億円”みたいなことを言っているけど、実はまったくの嘘だったということもある。情報商材系の実業家に至っては、その詐欺行為に加担している場合もある。こういった偽セレブな人々は、キャラクター的に面白いので、テレビの題材になりやすいんですが、バックに反社がいるようなこともあり、かなり危険。コンプライアンス遵守の観点からも、本来は避けるべきであり、やらせと同様にしっかり排除する必要があると思います」(同)
連続して明るみになったやらせ演出に追随する形で、テレビ界の様々なグレーな要素が駆逐される日も近い!?
ダウンタウンの松本人志がMCを務める『クレイジージャーニー』(TBS系)のヤラセ発覚からの番組休止問題で、当の松本がSNSで発言し、さらなる話題を読んでいる。
松本は自身のツイッターで「こういう時オレはスタッフをあまり責める気になれなくてねー。一生懸命なのは知ってるしねー。でも番組の性質上ウソだとしたらアカンなー。」と、複雑な胸中を吐露した。
この件もあって、多くの視聴者や現場レベルの製作関係者の間では、同じくダウンタウンがMCを務める『水曜日のタウンタウン』(TBS系)にも心配が及んでいるようだ。
「2017年に『ワイドナショー』(フジテレビ系)が誤報を出したときに、松本さんは『今度もし、こんなことがあったらワイドナショーを降りようと思っている』と発言しました。それくらいの緊張感を持ってやってほしいということだったようですが、松本さんは現在のTBSの体質を見ていたら、本当に嫌気がさしてしまうかもしれません」(他局のプロデューサー)
このところTBSで続くヤラセ問題。現場で働くスタッフからは、同局の体質そのものに疑問が向けられているようだ。
「『クレイジージャーニー』は、普通の現場ならばあんなわかりやすいヤラセは起き得ない。よっぽど上からの圧力とか恐怖がある現場だったんでしょうね。そもそもTBSは雰囲気が良くない現場が多い。最もやらせ疑惑がある“観察系バラエティ”番組では、業界内ではみんなが”やっている”ことを知っていますし、それを公言しているディレクターさえいますよ。下のスタッフたちはそれをわかった上で、みんな苦しみながら作ってますよ」(バラエティ番組制作会社に所属するディレクター)
『水曜日のタウンタウン』も、「ストライクを狙いにいくのではなく、スレスレ」な演出が話題を読んでいる。
「『水曜日~』は、企画によってギャラクシー賞を取るものもあれば、BPOで問題として上がる場合もある。ガチすぎる演出が話題を呼んでいますが、ちょいちょい演出上のミスで謝罪を繰り返している。BPOの記録を見ていても、番組側は努力を重ねているものの、審議委員からの反応が冷ややかな場合が多い。このままでは、松本さんが辞めずとも、番組が打ち切りになってしまう可能性もあるでしょう」(同)
スタッフたちからは、「演出とヤラセの境界線がなくなって、なんでもヤラセといわれてしまう」というボヤキも聞かれた。そんな姿を見て、松本も冒頭の発言をツイートしたのかも知れないが、際どい番組は今後さらに淘汰されてしまうかもしれない。
“あってはならない演出”は何回目?
9月11日、TBSがバラエティ番組『クレイジージャーニー』の放送休止を発表した。
「TBSによると、やらせが発覚したのは爬虫類ハンター・加藤英明氏がメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行した企画。スタッフがあらかじめ準備していたものをあたかもその場で発見したかのように放送したとのこと。加藤氏にはそのことは知らされていなかったと説明していますが、多くの視聴者は納得していない。加藤氏の掘った穴に都合よく生物を入れておいたり、加藤氏が探しそうな場所にあらかじめ仕込んでおくことなど、本人に気付かれずにできるとは思えませんからね。そのため、加藤氏への同情論はほぼゼロの状況です」(テレビ誌ライター)
一方、世間からは同番組でMCの一角を担っていたバナナマン・設楽統への同情論が沸き起こっている。
「設楽といえば、つい先日、同じくMCを務めていた『消えた天才』に悪質なやらせがあったことをTBSが謝罪。現在、番組は放送休止となっています。『クレイジージャーニー』も今後打ち切りが濃厚ですから、一気にレギュラーMC番組が2本も飛んでしまう可能性が高い」(前出・ライター)
また、設楽は2016年にMCを務めたTBS系バラエティ番組『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』でも出演者の投稿により、CG加工で実際の収録と大きくかけ離れた内容で放送していたことが発覚。その後、BPOから『放送倫理違反』との決定が下されその年に番組は打ち切りになっている。
「設楽本人はまったく悪くないのに3回もやらせで番組が終了となれば、TBSは設楽に対してゴールデン帯の番組MCを用意するくらいのお詫びが必要でしょう」(スポーツ紙記者)
そんな設楽がMCを務める『YOUは何しに日本へ』(テレビ東京系)、『沸騰ワード10』(日本テレビ系)についても、世間からは「やらせではないか」との疑惑の目を向けられている。このままでは設楽に「やらせ番組請負人」の不名誉なイメージが定着してしまいそうだ。
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