エイズは政府が投与した……計算高き天才か、素の天然か? カニエ・ウェスト”情弱”的論考

――今やヒップホップ・シーンのみならず、セレブリティ界隈でも一挙手一投足が話題になる、ご存じカニエ・ウェスト。音楽プロデューサーからキャリアをスタートさせ、ラッパーとしてデビューした彼の言動を振り返りながら、果たして「天才」なのか「情弱」なのかを徹底分析!(月刊サイゾー19年5月号『情弱ビジネスのカラクリ』より)

「400年間、奴隷だったって言われてるけど……400年だよ。自ら選択したんじゃないかな。そんな状態のままで400年、みんなそろってだよ。それって精神的に監獄に入ってるのと同じだよね」 ――この黒人奴隷制度に関するカニエ・ウェストの発言が、たちまち世界中を駆けめぐったのは2018年4月のこと。いくらなんでも、自分から好き好んで奴隷を選ぶ人間がどこにいるというのか。カニエは頭がおかしくなってしまったのか……等々、すぐさま世界中から多くの非難を浴びたのは記憶に新しい。

 これだけでも十分に問題発言である。だが、この発言に文脈を与えてしまうような前段があり、彼は数日前のツイッターで次のようにツイートしていた。

「あなたたちがトランプに同意する必要はない。ただ、みんなからどんなに責められても、私のトランプへの好意は消えない。私たちは2人ともドラゴン・エナジー。彼は自分にとっての兄弟分。みんなのことは好きだ。自分は誰かの行動すべてに同意はしない。それでこそ個人というものが成り立つわけだから。それに各々の考えを持つ権利が、我々にはある」

 この“ドラゴン・エナジー”とは、創造や力のエキスのことである。それ以上にわかりやすいのは、ツイートと一緒にトランプのモットー「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」(アメリカ合衆国を再び偉大な国にしよう)の文言入りの赤いキャップ(通称「MAGAハット」)をかぶった自撮りが含まれていたことだろう。これらの言動がつながっているとしたら、「カニエはトランプ支持者なのか。だから奴隷制度は奴隷側が間違っているみたいなこと言ってるのか!」という理解が世の中に広まってもおかしくない。

 さらにさかのぼれば、16年11月にカリフォルニア州サンノゼで行われたライブでは、ステージから「自分は投票しなかったけど、していたとしたら、ドナルド・トランプに投票していただろう」と語りかけ、その翌月にはトランプ・タワーを訪れ、2人は15分にわたり会談したのだった。これらからわかるのは、カニエはメインストリームで活躍中の彼以外の多くのラップ・アーティストとは異なり、トランプ大統領にまったく嫌悪を抱いていないことだ。19年現在、多くの人がカニエ・ウェストに対して抱くイメージは、「エゴの強い、ナルシシスティックなセレブ」というものだろう。言うまでもなく、トランプは大統領になる前からセレブだった。そんな世界が認めるセレブでもあるカニエだが、無名時代から今とまるっきり同じだった、というわけではない。彼が最初に音楽業界と接点を持ったのは、音楽プロデューサーとしてだ。簡単に彼の音楽キャリアをおさらいしておこう。

 通常は33回転でプレイするレコードを45回転で再生すると、聴こえてくる歌声は高く早口になり、風変わりな印象を残す。このアイデアをサンプリングとして取り入れたビートが、カニエのプロデューサーとしてのシグニチャー・サウンドとなる。これが時期にして03年前後。そんな彼をプロデューサーとして本格的に起用したのが、かのジェイ・Zだった。「ピンク色のシャツを着ているヤツ」というのがジェイ・Zのカニエへの第一印象だったという。どこまでが明確に意図されたものなのかわからないが、人の印象に強く残る部分をキャリアの最初期から持ち合わせていたことになる。

 こうして、まずはプロデューサーとして音楽業界に食い込むことができたカニエは、ジェイ・Zのレーベル〈ロカフェラ〉と契約を交わし、03年にはラッパーとしてメジャーデビュー。自らプロデュースを手掛け、シグニチャー・サウンドに彩られてラップするデビュー作『The College Dropout』(04年)は大ヒットを記録。ラッパーとしても成功を収め、自分の言葉や主張を獲得した彼は、冒頭に挙げたような問題発言の主としての片鱗を見せ始めるようになる。

「知ってるよ 政府がエイズを投与している/俺たちは祈るのみ 牧師のように」――マルーン5のボーカル、アダム・レヴィーンをフィーチャーした05年のシングル「Heard ’Em Say」でカニエはこうラップしている。つまり、エイズにまつわるもっとも有名な陰謀論に与しているのだ。しかも、これは一時の気の迷いなどではない。同年、貧困とエイズへの認識を高めることを目的に開催されたコンサート・ツアーにおいて、彼は「人間が作り出した病気が……アフリカに仕掛けられた。ブラック・パンサーの分裂を目的に、ブラック・コミュニティにクラックが仕掛けられたようなものだ」と観客に語りかけたのだ。こうなるとさすがに「おい、カニエ、ヤバくないか」と考えるのが筋だろう。翌年06年に「ローリング・ストーン」誌は、「本当にそう信じているのか?」と、改めてカニエに問うと、「エイズは黒人とゲイを殺す目的で作り出されたものだ」と語ったのだった。

 

■未来を予知した情強発言? 空気を読めない情弱行為?

 カニエを骨抜きの情弱にしてしまった張本人! と思われている節があるが、「カニエはカニエよ」と、亭主の3歩後ろを歩く発言をするキム・カーダシアン。 

 しかし、これらの理由だけで、カニエのことを「陰謀論好きな情報弱者である」とは決められないだろう。すでに05年に、このエイズ陰謀論容認発言よりも圧倒的に大きな規模で報じられる発言を、彼は公の場で残している。それは、甚大な被害を残したハリケーン・カトリーナ襲来後の復興支援チャリティ番組生放送中のことで、「ジョージ・ブッシュは黒人のことは気にかけていない」とサラリと言いのけたのだ。番組側が慌てふためいたのは言うまでもない。もちろん、それが正論だからだ。と同時に、当時のカニエは、たとえ陰謀論であっても、なにより黒人の側に立った見解を完全に支持する立場に自分を置いていた。しかし、そうだとするなら、後の「自分から奴隷でいるのを選んでいた」発言は余計に矛盾することになる。この間、カニエの意識を大きく変えるような重大な出来事が起きたのだろうか? 彼のアーティスト担当であったユニバーサルミュージック合同会社の柴田壯一郎氏に話を聞いた。

「気の毒な話ですが、母親であるドンダ・ウェストが亡くなったことが、彼を大きく変えたのではないでしょうか。母親の大規模な整形手術(脂肪吸引)の費用を全額カニエが負担し、翌日合併症で死亡した事件です。母親はシカゴ州立大学英語学部の学部長を務めるほどの人でしたが、カニエのデビュー後は職を捨て、彼のパーソナルマネージャーとして息子を支えることに従事しました。過去にカニエが来日したタイミングで母親と共に滞在先のホテルで話す機会があったのですが、『母親を三鷹の森ジブリ美術館に連れて行きたい』と話していて、本当に母親思いのアーティストだったことを記憶しています(※しかし、結局美術館は予約待ちで入館することはできなかったようだ)」

 母親であるドンダが亡くなったのは、07年11月。「母親の死をきっかけに、それまで陽だったイメージが“陰”に変化した。例えば、アルバムでいえば『Late Registration』(05年)や『Graduation』(07年)は陽のイメージですが、以降のアルバム作品は陰のイメージが払拭できていないような気がします」と、柴田氏は続ける。さらに追い打ちをかけるように、ガールフレンドとの別れが08年のアルバム『808s & Heartbreak』を生み出すことになった。ほかにも「ビヨンセこそ授賞に値するアーティストだ!」と宣言したい一心で、「MTVビデオ・ミュージック・アワード」の授賞式で、テイラー・スウィフト受賞の瞬間にステージに乱入したのは、09年9月のことだ。

 こうしたネガティブな流れを、少しでもポジティブな流れに変えるきっかけとなったのが、12年に明らかとなったキム・カーダシアンとの交際だった。2人の出会いは04年までさかのぼり、とあるパーティに出席していたことがきっかけといわれている。その後も逢瀬を重ね、カニエはシングル「Cold」(12年)のリリックで、キムとの交際を公にしたのだ。「パリス・ヒルトンの友達」程度の認知度でしかなかった彼女が一躍時の人となったのは、08年の「セックステープ流出事件」であることは、以前の本誌でも紹介済みだが、カニエとキムが結ばれたことで、実際にどのような変化が起きたのか?

「音楽的才能のあるカニエがキムを妻にしたことで、キムをエンタメ界が認める方向に進み、キム・ワナビーみたいな白人たちが有名黒人男性を物色する“Get Out”現象みたいなトレンドができたと感じています。08年前後までは、まだキムやカーダシアン・ファミリーは“エンタメ業界の徒花”といった感じだったので、あれぐらいの距離感だったらまだよかったんですが、アメリカでは付き合うのと結婚するのはまったくの別物ですからね」

 こう語るのは、アメリカのエンタメ事情に詳しい音楽ジャーナリスト/翻訳家の押野素子氏だ。押野氏が述べた「キム・ワナビーのような白人が有名黒人男性を物色する現象」に絡めて言えば、逆に「有名黒人男性が勝手に近づいてきて盛り上げてくれた」トランプとしては、想定外のことだっただろう。そんなカニエがキムと婚約したのは13年10月だったが、いま思えばこの年に「黒人差別の象徴」である南軍旗(南北戦争における「南部白人の誇り」)をあしらったジャケットを作り、物議を醸したこともあった。

「カニエは政治に詳しくないのにトランプを支持しているのは、単に価値観が合い、お互い金持ちという共通項ぐらいの感覚で、トランプの政策には興味を持っていないかと思います。加えて、『黒人だからこうしなきゃいけない』というルールに縛られるのが嫌いなタイプと思われている節も多い。では、ハリケーン・カトリーナのときのブッシュ発言をした意識高い系の気概はどこに? と思う方もいるでしょうが、たぶんあの時はカニエが本当にそう思ったから口に出しただけで、基本的に感情で動く人なのではないかなと思います」(押野氏)

 冒頭で挙げた言動やツイートに対するリアクションの中には、単純にカニエを忌避するものも多かった。が、同時に(我々が愛してきた)カニエがトランプを支持するはずがない、悪いのはカニエではない――。そんな思いを大前提にした“陰謀論”がいくつか生まれた。その中でもっとも広く拡散されたのが、“パフォーマンス・アート説”だ。これはカニエがこれまでツイートしてきた現代アートの作品やアーティストを関連づけて、丁寧に読み解いていくと、「すべて(の言動)はパフォーマンス・アートの一環である」とする見方。次に広まったのが、「今、我々が目にしているのは、それまでのカニエ・ウェストではなく、クローンに違いない」というポスト・ヒューマンな類の陰謀論である。例えば、トランプを称賛したり、恩人であるジェイ・Z&ビヨンセ夫妻を公然と非難したり、些細なことかもしれないが、突然髪をブロンドに染めた行為など。16年にカニエ自身の精神状態が悪化し、24時間の監視下に置かれたことや、体調不良で倒れ緊急搬送入院によってライブを急遽中止したことも、この陰謀論に拍車をかけた。

 いずれにしても、自分の理想とする(ココがミソ!)カニエへの絶対的な愛がない限り、こうした陰謀論も湧いて出てこない。こうして陰謀論の種を蒔いたカニエではあるが、18年8月に地元シカゴのラジオ番組に出演し、奴隷制度における軽率な発言、並びにMAGAハットをかぶったことへの影響について謝罪するに至った。その上で「トランプは黒人が自分のことをどう思っているのか気にかけ、黒人に好かれたいとも思っている。彼は実現が必要であれば実際に行っていくだろう。ほかの誰もと同じように彼にもエゴがあり、最強の大統領になりたがっている。そして、ブラック・コミュニティからの支持もなければ、最強の大統領になれないこともわかっている」と話した。

 とにかく、カニエはトランプを嫌いになれないことだけは確かなようだ。その証拠に、同年10月には再びホワイトハウスにトランプを訪ね、「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と書かれた言葉をカニエ流にデザインし直した、オリジナルのMAGAハットをトランプとイヴァンカらに贈っている。

 

■計算高き天才か、天然の情弱なのか

 カニエがトランプ・ファミリーにMAGAハットをプレゼントした翌月、妻であるキムは「カニエはトランプのパーソナリティが気に入っただけで、政治についてはわかっていない」と述べた。さらに、キムとカニエの間に娘・ノースが生まれたとき、病院で知り合ったというブレット・イーストン・エリス(『アメリカン・サイコ』で知られる作家)は、カニエの言動に対して取り巻くメディアへ次のような見解を述べている。

「メディアはカニエを小馬鹿にするような態度を取り、『ドラッグをやっている』と決めつけている。確かに要領を得ないところはあるが、カニエが言おうとしていたことはアホでもない限り理解できるのに、そうやってバイアスを感染させていた。メディアは『カニエはドラッグ乱用に対する治療が必要』と持っていきたかったのだ。そして、奴隷発言とトランプ支持で、彼は二度とキャリアを取り戻すことはできず終焉を迎える、とメディア同士がコンセンサスを取っていた」

 そして次の発言は、キムが述べた最新の言葉だ。「カニエは常にカニエであって、私が変えるつもりはまったくない。だって、それが私の愛したカニエなのだから。私が変えられるわけがない」――カニエ・ウェストという愛すべき情弱は、やはり全世界を巻き込む天才なのかもしれない。

 

カニエ・ウェスト●1977年、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のアーティスト/プロデューサー/デザイナー。妻はリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』でもおなじみのキム・カーダシアン(左肩)。これまでにアーティスト、プロデューサーとして数多くのグラミー授賞歴を持つ。と同時に、トランプ大統領(右ヒザ)への賛辞をはじめとする、数多くの問題発言、行動を起こしてしまう愛すべきキャラとして確固たる地位を築いている。左足にくっつているのはカニエのマスコットキャラ、ドロップアウト・ベア。

毎回争奪戦となるカニエのスニーカー「YEEZY BOOST」、新作はまるで日本の足袋!?

 ラッパーとしてだけでなく、音楽プロデューサーとしても高く評価され、ぶっ飛んだ言動で注目を集めているカニエ・ウエスト。いまや成功を収めたファッションデザイナーでもあるカニエは、2007年にインターンとして高級ブランド「フェンディ」で修業を積み、同年、世界中で人気のストリートブランド「A BATHING APE」とコラボしてオリジナルスニーカー「BAPE STA」を発表。これがスニーカーデザイナーとしての初作品となり、「ルイ・ヴィトン」のスニーカーを手がけた後、09年にナイキとタッグを組み「NIKE AIR Yeezy」をローンチし、爆発的な大ヒットとなった。

 ロイヤルティをめぐってナイキとの契約を打ち切った13年末には、アディダスとタッグを組み、「YEEZY BOOST」を発売。数量限定な上に、同じモデルでも色によっては生産数が少なく入手が難しいことからプレミア商品として扱われ、オークションサイトで高額取引されるように。転売目的で購入する人も後を絶たず、毎回新作モデルが発表されるたび、世界中のファンが大熱狂する騒ぎとなっている。

 4月28日、カニエがそんな「YEEZY BOOST」の新作らしきフットウェアを履いて、高級住宅地であるカリフォルニア州カラバサスを闊歩している姿がパパラッチされた。このフットウェアなのだが、スニーカーとしては斬新すぎる日本の足袋のようなデザインで、ネットで話題騒然となっているのだ。

 米ニュースサイト「TMZ」はこのパパラッチされたフットウェアのことを、「無駄なものを省いた、新しいミニマリスト・フットウエア」だと表現。靴ひもはなく、軽やかな見た目から、同サイトは「まるで宇宙空間から直送されたよう」と紹介していた。

 まだ試作品の段階だろうが、パッと見た感じは足袋そのもの。昨年、サイズが合っていない小さなサンダルを履いて笑われた時、「日本の下駄スタイル」だと明かした親日家のカニエなので、足袋にインスパイアされた可能性は十分にありそうだ。

 しかしこの足袋スニーカー、アメリカのネットユーザーにはすこぶる不評。ネットでは「なにこれ?」「ブサイクなデザイン」「手抜きもいいとこ」「ネタ切れなんじゃないの?」などと揶揄されている。とはいえ、誰よりも先を見据えた最先端のファッションセンスの持ち主であるカニエなので、今バカにされていても、売れたら一転、高く評価されそうだ。

 先日開催された世界最大級の野外フェス「コーチェラ・フェスティバル」の日曜礼拝パフォーマンスを大成功させ、それがきっかけで教会を造る計画が持ち上がるなど、宗教家としての動向も注目されているカニエ。今後、ますますぶっ飛んでいきそうな彼から、今まで以上に目が離せなくなりそうだ。

毎回争奪戦となるカニエのスニーカー「YEEZY BOOST」、新作はまるで日本の足袋!?

 ラッパーとしてだけでなく、音楽プロデューサーとしても高く評価され、ぶっ飛んだ言動で注目を集めているカニエ・ウエスト。いまや成功を収めたファッションデザイナーでもあるカニエは、2007年にインターンとして高級ブランド「フェンディ」で修業を積み、同年、世界中で人気のストリートブランド「A BATHING APE」とコラボしてオリジナルスニーカー「BAPE STA」を発表。これがスニーカーデザイナーとしての初作品となり、「ルイ・ヴィトン」のスニーカーを手がけた後、09年にナイキとタッグを組み「NIKE AIR Yeezy」をローンチし、爆発的な大ヒットとなった。

 ロイヤルティをめぐってナイキとの契約を打ち切った13年末には、アディダスとタッグを組み、「YEEZY BOOST」を発売。数量限定な上に、同じモデルでも色によっては生産数が少なく入手が難しいことからプレミア商品として扱われ、オークションサイトで高額取引されるように。転売目的で購入する人も後を絶たず、毎回新作モデルが発表されるたび、世界中のファンが大熱狂する騒ぎとなっている。

 4月28日、カニエがそんな「YEEZY BOOST」の新作らしきフットウェアを履いて、高級住宅地であるカリフォルニア州カラバサスを闊歩している姿がパパラッチされた。このフットウェアなのだが、スニーカーとしては斬新すぎる日本の足袋のようなデザインで、ネットで話題騒然となっているのだ。

 米ニュースサイト「TMZ」はこのパパラッチされたフットウェアのことを、「無駄なものを省いた、新しいミニマリスト・フットウエア」だと表現。靴ひもはなく、軽やかな見た目から、同サイトは「まるで宇宙空間から直送されたよう」と紹介していた。

 まだ試作品の段階だろうが、パッと見た感じは足袋そのもの。昨年、サイズが合っていない小さなサンダルを履いて笑われた時、「日本の下駄スタイル」だと明かした親日家のカニエなので、足袋にインスパイアされた可能性は十分にありそうだ。

 しかしこの足袋スニーカー、アメリカのネットユーザーにはすこぶる不評。ネットでは「なにこれ?」「ブサイクなデザイン」「手抜きもいいとこ」「ネタ切れなんじゃないの?」などと揶揄されている。とはいえ、誰よりも先を見据えた最先端のファッションセンスの持ち主であるカニエなので、今バカにされていても、売れたら一転、高く評価されそうだ。

 先日開催された世界最大級の野外フェス「コーチェラ・フェスティバル」の日曜礼拝パフォーマンスを大成功させ、それがきっかけで教会を造る計画が持ち上がるなど、宗教家としての動向も注目されているカニエ。今後、ますますぶっ飛んでいきそうな彼から、今まで以上に目が離せなくなりそうだ。

ザ・ゲームが新曲でキム・カーダシアンとのセックスを描写! エグすぎる内容とは……

 2014年11月に弾むような巨尻ヌードを雑誌「Paper」の表紙で披露し、世間の度肝を抜いたキム・カーダシアン。その時のキャッチコピー「ブレイク・ジ・インターネット(ネットを大騒ぎさせる)」は、エロくて議論を醸す写真ばかりをSNSに投稿する彼女のためにあるような言葉だと感心されたものだった。しかし、翌年10月にキムを超える「ブレイク・ジ・インターネット」な男が現れたと話題に。人気ラッパーのザ・ゲームが、ロングボクサーブリーフ姿の自撮り写真を次々とインスタグラムに投稿し、「超巨根!」「アンビリーバブルなデカチン!」とネット上を大騒ぎさせたのだ。

 実はこの2人、過去に交際をウワサされたことがある。ゲームは16年にリリースしたシングル「Sauce」で、「カーダシアン三姉妹全員とフ●ックした」とラップして世間を騒然とさせた。その後、出演した人気トーク番組『The Wendy Williams Show』で、キムとの過去を聞かれた際、ゲームは「(キムの夫である)カニエ(・ウェスト)とはすごく仲の良い友人なんだ。彼らは美しい子どもたちをもうけて、素晴らしい家庭を築いている。失礼なことはしたくないんだよ」と否定も肯定もせず。しかし、カーダシアン姉妹の三女クロエとの過去はやんわり認め、長女のコートニーとはヤッてないと断言。キムとなんの関係もなかったら、コートニーの時のように「ノー」と即答するはずだと、ネット上は大盛り上がったものだった。

 そのゲームが、新曲でキムの名前を出し、彼女とのセックスを描写していることが明らかになった。

 彼は1月24日に、新曲のリスニングパーティーを開催。その様子を撮影した動画がネット上にリークされたのだが、「キム・カーダシアンの喉をつかんでやったぜ、ニガー/むせ返るまでオレのガキどもを飲み込ませてやったぜ、ニガー」とラップしているのが、はっきりと聞き取れる。キムが強引に飲み込まされたものは、「オレのガキども(my kids)」と複数形で表現されているため、例の巨根から放出された精液だと推測される。この動画はネット上でたちまち拡散され、25日に米ニュースサイト「TMZ」や「People」など多くのメディアが報道。大騒ぎとなった。

 キムはカニエとの間に3人の子どもを作り、現在、4人目を代理母が妊娠中。ビジネスだけでなくプライベートも充実しているのだが、あまりにも多すぎる過去の恋愛遍歴に悩まされることが多い。いつまでたっても話題にされる元恋人レイ・Jとのセックス動画だけでなく、昨年はドレイクがリリースした「In my feelings」に出てくる、愛しの女性「キキ」がキムのことではないかというウワサが一気に広がった。

 これについて、キムの元恋人ニック・キャノンが雑誌のインタビューで、「ドレイクはあの家族にかなり執着してるよね~」と軽く語ったため、カニエが「オレの妻について、もう話さないでくれ!」と大激怒。カニエは別件でビーフを展開していたドレイクに対しても、「なんでウワサを否定しないんだ」と怒りを炸裂。「キムを妻に持つ者の宿命」「気の毒」と同情されたものだった。

 今回新曲で、再び「ブレイク・ジ・インターネット」を果たしたゲームは、「謝らないといけないかもな /Ye(カニエの愛称)は家族だしよ、ニガー」ともラップ。「仲よしだったんじゃないのか?」「ゲームとカニエの間に何が起きたんだ!?」「カニエがまた精神的に不安定になってしまう」とファンは心配している。

 魔性の女として知られるキムは、ゲームのほかにも同じくラッパーの50セントとウワサになったことも。そのため、「50にもラップでセックス描写されるとおびえているのでは?」と意地悪い声が上がっている。

シンディ・クロフォードにサラ・ジェシカ・パーカー、ジョージ・クルーニーも!? 2019年に離婚しそうなセレブ

 ジェニファー・アニストン&ジャスティン・セロー、ロバート・デ・ニーロ&グレース・ハイタワー、ラッセル・クロウ&ダニエラ・スペンサー(破局自体は2012年)ら、大物カップルが離婚した18年のハリウッド。ラッセル夫妻のように離婚成立まで長らくかかるカップルもいれば、ロバートのように長年連れ添ったパートナーと別れたケースもあり、19年も一見仲のいい夫婦が突然離婚する可能性は大! というわけで今回は、離婚危機がささやかれているカップルを紹介しよう。

ランド・ガーバー&シンディ・クロフォード

 
 
 
 
 
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 スーパーモデルとして一時代を築いたシンディ。彼女は俳優リチャード・ギアと離婚した3年後の1998年に、元モデルで実業家のランドと再婚。自分にそっくりな娘カイアと一緒に仏「VOGUE」の表紙を飾ったり、インスタグラムには同じくモデルをしている息子のプレスリーとも仲良し写真を投稿したりと、円満な家庭を築いたと思われてきた。

 しかし昨年12月に、シンディが結婚指輪を外して外出する姿がパパラッチされ、米ニュースサイト「Radar Online」が「2人ともすでに気持ちは互いから離れている」という情報筋からの話をスクープ。ランドは親友のジョージ・クルーニーと共に事業を展開しているが、彼と共同で所有していた豪邸を16年に1億ドル(約109億円)で売却。17年には事業の一環であるテキーラブランド「カーサミーゴス」を10億ドル(約1,090億円)で売却。昨年は「子どもたちのキャリアも順調で、それぞれ独立している」こともあり、夫婦が共同で持っていたマリブの豪邸を4,500万ドル(約49億円)で売りに出した。このように大きな資産を整理し、離婚しやすくなったのではとみられているのだ。

 年明け早々に、未成年のプレスリーが飲酒運転で逮捕され、幸先悪いスタートとなった。ガーバー家を暗雲が覆い始めているのもしれない。

デビッド&ヴィクトリア・ベッカム

 
 
 
 
 
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 昨年出演した豪トーク番組で、「これだけ長い間、結婚生活を維持することは骨が折れて本当に大変」「どんどん複雑になっていくし」としみじみ語ったデビッド。「ヴィクトリアとの結婚生活が大変で別れたいけれど、4人も子どもがいるし、資産も莫大になり、別れるのが面倒だと言いたいのだろう」と話題を集めた。

 2人の仲が良くないのは間違いないのだが、一部報道では「7月に迎える“結婚20周年”で2人のブランド価値を高めようとしているため、今年は別れない」「ヴィクトリアのファッションブランドが不調で、昨年はデビッドから1,020万ポンド(約14億円)を援助してもらった。今後も援助は必要なため、彼女は絶対に別れないだろう」など、今年の離婚はないと見る向きも。しかし、ヴィクトリアはスパイス・ガールズ再結成への参加を断ったように、「ムリなものはムリ」と言う勝気な性格。昨年のデビッドの発言以降モヤモヤし続けており、節目の結婚20年目に離婚を切り出す可能性は大だ。

 
 
 
 
 
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 1997年に結婚し、今年17歳になる長男ジェームス、10歳になる双子の娘タビサとマリオンを育てている、マシューとサラ。ここ数年、何度も不仲説が流れており、そのたびに「子どもたちのために離婚は回避している」と伝えられてきた。

 「サラは部屋が整理整頓されていないとダメなタイプだが、マシューはいつも散らかしっぱなし」など、不仲の原因は性格の不一致と言われている。16年にはマンションの隣り合わせの部屋を購入。区切りを取り壊して広々とした部屋にすると伝えられたが、「Radar Online」は「合体させたとはいえ、1つはサラ、1つはマシューの生活空間となっており、事実上別居状態。でも子どもたちは自由に行き来できるし、両親と共に暮らせる」と報じられた。

 結婚生活20周年を超えた2人だが、昨年はロバートのように長年連れ添ったパートナーと離婚したセレブも。女優業の傍ら、実業家として活躍するサラが「もう我慢するのはイヤ」だとマシューに三くだり半を突きつける可能性はなきにしもあらずだ。

ジョージ・クルーニー&アマル・アラムディン

 昨年、2億3、900万ドル(約261億円)の収入を得て、「世界一稼いだ俳優」となったジョージ・クルーニー。プレイボーイとして有名だった彼だが、14年にレバノン系イギリス人の弁護士/人権活動家のアマルと電撃結婚。当初は「すぐに別れる」とゴシップされたが、17年6月に双子をもうけ、2人は幸せを謳歌していた。

 しかし、昨年7月、米芸能誌「Star」が「アマルは、家族を大事にせずに父親として無責任なジョージに、愛想を尽かしている」と報じた。情報筋の話として、「アマルが『子どものために、もうバイクみたいな危険な趣味はやめて』と言っていた」のに、乗りつづけて事故を起こし、彼女が大激怒しているとも伝えられた。「アマルがジョージに『バイク売却しなければ離婚』と突きつけた」との報道も流れ、それを裏付けるかのように11月にジョージは愛車のハーレー・ダビッドソンをチャリティーオークションに出品。また、2人は参列すると見られていた英ユージェニー王女の結婚式を欠席。そのことも不仲説を加速させている。

 
 
 
 
 
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Kim Kardashian Westさん(@kimkardashian)がシェアした投稿 -

 昨年、突拍子もない言動で全米を困惑させて続けたカニエ。妻のキムは「彼は思ったことをすべて口に出しちゃう人だから。でも正直な人なのよ」とフォローしてきたが、それも限界まで来ているとのウワサも。

 何度も離婚が取り沙汰されてきた2人だが、キムは最近本気で離婚を考えているよう。キムが公開した昨年のクリスマス・パーティーの写真には、過去2人の夫と離婚した際に依頼した、セレブの離婚問題を得意とする弁護士シェリィ・アゾフがいたからだ。

 カーダシアン家にとって、音楽界とファッション界で活躍し「神」とあがめられているカニエは、簡単には手放したくない存在。キムもカニエの才能にはほれ込んでおり、第4子出産のために代理母を雇った。しかし、「娘がいてもポルノは大好き」と発言したり、「妻の姉妹とヤリたい」とラップしたりするカニエにあきれ気味。離婚する決意を固めたなら、これまでの経験から、準備万態な状態で臨んでくることだろう。

オフセット&カーディ・B

 
 
 
 
 
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CARDIVENOMさん(@iamcardib)がシェアした投稿 -

 すでに極秘結婚していたのに公開プロポーズしたり、妊娠を隠していたのにテレビでのパフォーマンス中に大きなおなかを披露したり、私生活を活用して注目を集めてきたオフセットとカーディ。オフセットには常に浮気のウワサがつきまとっていたが、ギャングがはびこるゲットー出身で肝が据わっているカーディは「夫を信じる」と主張。浮気相手であるストリッパーを知り合いの男性に暴行させた罪で逮捕されても、涼しい顔をしていた。しかし、産後は気持ちに余裕がなくなったのか、昨年12月に「彼とは別れた」と宣言。オフセットはなりふり構わずカーディに復縁を訴え、クリスマス前にはセックスする仲に戻ったが、完全に復縁するかどうかは微妙だとされている。

 オフセットはこのまま復縁できると高をくくっているが、人気ラッパーとして経済力も音楽界でのパワーも手に入れたカーディにとって離婚への障害はない。「体の相性は最高」というオフセットとの間に第2子を妊娠したとしても、年内には離婚すると見る人は多い。

 
 
 
 
 
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Will Smithさん(@willsmith)がシェアした投稿 -

 Facebookが配信している自身のトーク番組『Red Table Talk』で、過去に独りよがりな夫ウィルに愛想が尽き、夫婦関係が最悪になったことを明かしたジェイダ。夫妻で同番組に出演した際には、彼女は「お金と成功があれば良好な夫婦関係が築ける、と思い込んでいた。自分が間違っていた」という赤裸々すぎる発言も残したが、2人とも「離婚は考えなかった」と強調。しかし年末にはジェイダが『Red Table Talk』で、「大みそかは結婚記念日だけど、ウィルはどっかに行くし、私は家にいたいタイプだから、もう祝わない」といい、夫婦が危機的な状況に陥っているのは間違いないよう。

 2人の子どもたちはキャリア的にも独立しており、離婚への障害は「莫大な財産」。円満に分けるのは困難で、それが面倒なために仮面夫婦として過ごしているという報道も。一方、『Red Table Talk』で「離婚は絶対にしない」と主張したジェンダは、タブロイドを油断させつつ離婚手続きを進めるのではないかと警戒するメディアは少なくない。

ダニエル・クレイグ&レイチェル・ワイズ

 昨年9月、50歳にしてパパになったダニエル。抱っこひもで娘を抱える姿をパパラッチされるなど、子育て真っ最中。そんなダニエルだが、妻のレイチェルとは以前より不仲説が流れていた。16年には「再び作品で共演したいと主張するダニエルに対して、レイチェルは公私混同になるからと拒否。それにダニエルがブチ切れるため、レイチェルは嫌気が差している」と「Radar Online」が報じた。

 そのため17年7月に、2年ぶりに夫婦で公式の場に現れたときは「離婚説を必死に打ち消そうとしている」という声も。その後レイチェルが48歳で妊娠したことから「夫婦関係を立て直すために妊娠したのでは」という意地悪な推測がネットを駆け巡った。2人は「子はかすがい」を狙ったかもしれないが、ダニエルは元妻、レイチェルは元婚約者との間にそれぞれ子どもをもうけるも、相手とは短期間で別れている。子どもが生まれたことによって、生活の変化やすれ違いが生じ、離婚するカップルは多い。2人が、そのパターンに陥らないといいのだが……。

 
 
 
 
 
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Justin Bieberさん(@justinbieber)がシェアした投稿 -

 昨年、スピード婚約~電撃結婚をしたジャスティン・ビーバーとヘイリー・ボールドウィン。婚約前後はいたるところで抱きついては熱いキスを交わしていた2人だが、結婚してからは激減。相変わらず仲良く外出する姿が目撃されているが、新年早々ヘイリーが「他人から見たら素晴らしい人生を送っているように見えるかもしれないけど、私は自信がないし、弱いし、不安症だし」との長い文章をインスタグラムに投稿した際、ジャスティンは「美しい話だね」とだけコメント。

 ヘイリーと友人たちとの3ショット写真に対しても、ヘイリーが巨乳のように映っていることに対し「おまえの膝じゃね?」とバカにしたようなコメントし、「不安症の妻なのに。冷たすぎる」「ひょっとしてもう冷めてきているのでは?」と、夫婦仲を疑う人が続出。

 ジャスティンとヘイリーは結婚まで禁欲を約束したと報じられ、「事を成したから、ジャスティンの気持ちがトーンダウンしたのでは」という見方も。また、「ジャスティンの運命の恋人」と呼ばれてきたセレーナ・ゴメスが精神的に不安定になって活動を休止したことを彼は気にかけており、ヘイリーがやきもきしているという説も流れている。24歳のジャスティンと22歳のヘイリーという非常に若い夫婦なだけに、スピード結婚・離婚もあり得る!?

エヴァン・ロス&アシュリー・シンプソン

 
 
 
 
 
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Ashlee Simpson Rossさん(@ashleesimpsonross)がシェアした投稿 -

 2014年に、ブラックミュージック界の大御所ダイアナ・ロスの息子エヴァンと子連れ再婚したアシュリー・シンプソン。15年には2人の子が誕生し、嫁姑の仲も超順調だと伝えられている。

 長年、姉であるジェシカ・シンプソンの陰に隠れ、ロック歌手なのに“地味な女”といわれてきたアシュリーだが、エヴァンとの結婚で注目を浴びるように。昨年9月から、2人の結婚生活と音楽活動を追うリアリティ番組『Ashlee+Evan』の放送が始まった。「Radar Online」は、エヴァンはこの番組制作に乗り気ではなかったが、アシュリーが「ヒットするから」と押し切ったと報じている。

 しかし番組の視聴率はイマイチで、エヴァンは「出たくなかったのに、これじゃ負け犬だ」と大激怒。さらには「ダイアナ・ロスを毎回登場させなければ、放送終了する」と局に通告されたこともあり、アシュリーは大ショック。妊娠による体重増加で苦しい思いをしている姉ジェシカに泣きついているそう。

 もし、『Ashlee+Evan』が終了すれば、夫婦仲は悪化の一途をたどるだろう。リアリティ番組終了後に離婚した夫婦は、ジェシカとニック・ラシェイ、ブリトニー・スピアーズとケヴィン・フェダーライン、ホイットニー・ヒューストンとボビー・ブラウン、クロエ・カーダシアンとラマー・オドムらをはじめ、非常に多いエヴァンとアシュリーも今年、番組終了後に彼らの仲間入りをしてしまうのだろうか?

カニエのゲイ疑惑を暗示、MJの未発表曲を使用!? ドレイクの『スコーピオン』は問題作

 6月29日に5作目となるニューアルバム『スコーピオン』を発売したドレイク。同アルバムは、飛ぶように売れ、最初の24時間でApple Musicでの再生回数が1億7,000万回を超える新記録を樹立した。2枚組25曲もあるアルバムの一曲一曲をファンは分析。なかにはいろいろな含みを持った歌詞があり、ネット上はこの『スコーピオン』の話題で持ちきりとなっている。今回はそんな問題作『スコーピオン』のゴシップ的なポイントを見てみよう。

1. 隠し子について「あぁ、オレの子だよ!」

 5月に突然流れた、ドレイクの隠し子報道。子どもの母親はフランス人の元ポルノ女優で、ドレイクは経済的な支援もしているという。かねてより彼とビーフを繰り広げているラッパーのプッシャ・Tが、「子どものこと隠してんじゃねぇよ」とdisソングをリリースして話題となったが、ドレイクは『スコーピオン』A面4曲目の「Emotionless」で反論。同曲でドレイクは、「オレは子どもを隠してたんじゃねぇ。(ウソまみれでSNSでやりたい放題している人間ばかりの)世間から子どもを守ってたんだ」と息巻いていた。

2. DNA親子鑑定を受けたことを激白

 「世間から子どもを守ってた」とカッコいいことを言いつつも、B面の最後の曲「March 14」で、「たった2回しか会ったことがない女」が産んだ子とのDNA親子鑑定を受け、「オレの子だった」と嘆いたドレイク。子どもには「まだ一度しか会ったことがない」と戸惑いながらも、これから息子と過ごす時間を考えるとワクワクするという正直な気持ちを歌っており、「さすが妊娠中から金銭援助している責任感ある男」と応援する声が上がった。

3. マイケル・ジャクソンの未発表曲を使用

 B面の10曲目「DON’T MATTER TO ME」は、「フィーチャリング:マイケル・ジャクソン」とクレジットされており、マイケルの未発表曲を使用していると複数のメディアが報道。またクレジットには、1983年にマイケルとの共同楽曲制作を行っていたカナダ人のシンガーソングライターのポール・アンカーが入っており、この頃に録音された未発表の音源を使ったものと思われる。

 マイケルの甥で歌手のオースティン・ブラウンはこの曲について、「マイケルが曲を完成させなかったんだから、それを使うべきじゃない」「リスペクトされてないって感じで嫌だな」と、イマイチ納得していないようだ。

4. ベラ・ハディッドとヤッた!?

 B面5曲目の「FINESSE」では、ニューヨークのファッションウィーク(日本でいうコレクション)に出ている姉妹モデルの片方とヤッたという内容の歌詞があり、「昨年ウワサになったベラ・ハディッドのことじゃん!」とネット上はお祭り騒ぎに。これを受けて、ベラはTwitterに「私じゃないよ!!! 無礼にもほどがあるわ」と全力で否定。しかし、「ベラで間違いないでしょ」と疑う声はまだまだ上がっている。

5. カニエ・ウェストをディスった?

 深読みしすぎるファンは、A面の1曲目の「SURVIVAL」に出てくる「disorder」という言葉の意味は「無秩序」ではなく、カニエの「双極性障害(Bipolar disorder)」のことだと邪推。「王冠は粉々だ」という歌詞の「王冠」は、カニエがツイッターのプロフィール画像にも使っているシングル「POWER」のジャケット写真での王冠を指しており、「お前が本当に愛しているのは誰だ? はっきりしておくべきだろう」は、カニエが本当は男性が好きなゲイだと暴露しているものだとし、「カニエへのdisソングだ!」と断言。

 というのも、カニエは、ドレイクとビーフを繰り広げているプッシャ・Tのボス的存在。6月頭に「ビーフはやめだ」とツイートして2人をなだめたが、直後、ラップ・ア・ロット・レコードのCEOジェームス・プリンスが「次にドレイクがdisソングを発表したら、カニエは終わる」と意味深な発言をしたため、ニューアルバムの収録曲は注目されていたのだ。ファンは、それがこの「Survival」だと推測。元恋人のアンバー・ローズは、かつて「カニエはアナルをいじられるのが大好き」(カニエは否定)と暴露していた。ドレイクは彼女とウワサになったこともあるため、ファンは「アンバーに『実はカニエは男の方が好き』と聞いたのでは?」と盛り上がっている。

 話題が尽きない『スコーピオン』だが、ドレイクは今月末からヒップホップ・トリオ「ミーゴス」とともにツアーをスタートさせる。MCで子どものこと、カニエとの関係について語ることはあるのだろうか。

巨乳丸出し! カニエのスニーカー「Yeezy 500 Supermoon Yellow」の広告がエロすぎる

 山ごもりをして制作した新作アルバム『Ye』が全米アルバム・チャート「ビルボード200」で初登場1位の大ヒットを記録。ジェイ・Zとのコラボアルバムを含めると連続8枚目の全米No.1となり、「自分は天才だと勘違いしている情緒不安定なナルシスト」とディスっていたアンチたちを見事に黙らせたカニエ・ウエスト。

 これまでにもハチャメチャな言動を繰り返しては精神状態を不安視されてきたが、彼が生み出す音楽とファッションは他を圧倒するもの。アルバムを出せば大ヒット、ファッションブランドは新作コレクションを発売するたび即完売。とりわけアディダスとのコラボ・スニーカー「Yeezy 500」(販売価格200ドル/約2万2,000円)はオークションサイトで3,000ドル(約33万円)の値がつくほど、高い人気を誇っている。

 そんなカニエがこのたび、「Yeezy 500」のニューカラー「Yeezy 500 Supermoon Yellow」をリリースしたのだが、その広告が前代未聞のものだと話題騒然となっている。というのも、モデルがおっぱい丸出しでストレッチしたり、オールヌードで棒立ちしたり、全裸でお尻を突き上げていたり、商品であるスニーカーがまったく目に入ってこないほど挑発的なものだからだ。

 米ゴシップサイト「TMZ」によると、「おっぱい丸出しでストレッチ」しているモデルは、インスタグラムで人気の一卵双生児・クレルモン姉妹で、カニエの妻のキム・カーダシアンにシルエットがそっくり。重力に逆らうような不自然な巨乳を丸出しにしているのは、ポルノ女優のレラ・スター。レラはうつぶせになって豊満なお尻を突き上げているショットも撮影されている。全裸の男女がソックスとスニーカーだけを履いて対面座位のようなポーズをとっている写真も衝撃的だ。モデルが服を着ている写真もあるが、「おっぱいとお尻のインパクトがあまりにも強すぎて、スニーカーどころではない」と、ネット上には鼻息荒い意見が飛び交っている。

 クレルモン姉妹とレラは、今年1月に展開された「Yeezy」のキャンペーンでもオールヌードで登場。この時は、パリス・ヒルトンらセレブたちの顔をキムの髪形や体形にはめた「キム・クローン」が話題になったが、ヌードになった3人のデカパイ、デカ尻がキムそっくりだと、見る者の妄想を激しくかき立てた。今回の「Yeezy 500 Supermoon Yellow」の広告も同じ路線で、話題性は抜群。広告自体、スニーカーが体の一部であるかのように見えて素晴らしいと評価されている。

 ちなみに「Yeezy 500 Supermoon Yellow」だが、昨年からブームとなっているダッドスニーカー(※)で、メッシュのほかに牛革スエードと高品質なレザーを使用し、商品名の通り薄い黄色一色で作られている。カニエらしいこだわりとセンスが光るものに仕上がっており、日本でも抽選販売のみで、早くも入手困難な人気商品となっている。

※「休日にお父さんが履いているような、ダサいスニーカー」が、もともとの意味。厚めのソール、広めの幅などが特徴。

*その他の広告写真は、撮影カメラマンのインスタグラムに掲載

カニエ・ウェスト、母の死因とされる整形手術執刀医を「新アルバムのカバー」にするとウキウキでツイート!

 約1年間放置していたTwitterを先月13日に突如再開させてからというもの、ぶっ飛んだ投稿を連投し、世界中を困惑させているラッパー兼音楽プロデューサーのカニエ・ウエスト。理解しがたい迷言やトランプ米大統領を支持する投稿、意味不明な単語が執拗に繰り返される中毒性の高い新曲を公開し、そろそろネタ切れだろうと見るメディアも多かったが、その読みは甘かった。

 カニエは、ニューアルバムのジャケット写真を、最愛の母親ドンダの命を奪った原因だとされる美容整形外科医ジャン・アダムスのマグショットにするつもりだと発表。「勘弁してくれ」と拒否するジャンに、「ブラザー、一緒にヒーリングするぞ!」とうれしそうに呼びかけるという、実にカニエらしい支離滅裂な展開になっている。

 米ニュースサイト「TMZ」によると、カニエはスタッフとニューアルバムについて交わしたメッセージのスクリーンショットをTwitterに投稿。2006年にジャンが飲酒運転で逮捕された時のマグショットを提示し、「母の最後の手術を執刀した、この医師をジャケ写にしたい」と提案。「許したい、憎しむことはもう終わりだ」「なにかタイトル案はある?」というカニエの言葉に、スタッフは「すべての人を愛する(Love Everyone)」とコメントし、これがタイトルになると伝えた。「平和の象徴をジャケ写にするんだ!」と意気込んでいるカニエだが、ファンをはじめ世間はドン引きしている。

 ドンダは07年に脂肪吸引やたるんだ腹の皮膚を切り取る美容整形手術を受けた直後、合併症を引き起こし急死した。検視官の報告書では死因は特定できなかったが、術後に発症した複数の症状が死へ導いたと結論づけられた。カニエは母子家庭育ちの一人っ子で、死後11年たっても母親を深く愛し、次女の名前をドンダにしようと考えていたほどのマザコンである。

 そして今回の件に誰よりも驚いたジャンは、「写真は使わないでくれ」とカニエに公開書簡でお願い。「自分の医療ミスで亡くなったわけではない」と強調し、「対話を望んでいるのなら、ネガティブな過去を掘り返す必要はないのでは」と困惑するジャンだが、カニエは「なんてアメージングなんだ。君とのつながりに感謝するよ、ブラザー」「君と膝を合わせてヒーリングする日が待ち遠しい」とウキウキしながらツイート。ネット上では「毎回、カニエのメルトダウンには母親が絡んでいるが、今回もか!」と哀れむ人も少なくない。

 カニエは5月1日に「TMZ」スタッフによる芸能ネット番組『TMZ Live』に電撃出演し、「デブって呼ばれたくないから16年に脂肪吸引し、それで鎮痛剤依存になって措置入院しちまったんだ、ブロウ!」と激白するなど、Twitter再開以来アクセルを踏みっ放しな状態。今後なにをしでかすのか、彼からますます目が離せそうにない。

カニエ・ウエスト、ツイッター再開で「これにキャプションしろ」「注意散漫はビジョンの敵」と迷言の嵐

 

 常人には理解できないカオスな言動でファンを困惑させ続けているカニエ・ウエスト(40)が、ツイッターを突如再開し、迷言を炸裂させている。ツイッターの創業者の一人ジャック・ドーシーは「お帰りなさい!」と喜び、妻のキム・カーダシアンはセレブ友達のクリッシー・テイゲンと一緒にネタにして大盛り上がりしているが、ファンは「何か深い意味があるに違いない」と、カニエの思考を必死に探っている。

 カニエは音楽界、ファッション界において「人間のレベルを超え、神の領域に達した」とファンから崇拝されている。世間は「ナルシストで自己中な男」と見ており、意味不明なツイートは精神的に不安定だからだととらえているが、ファンは「フィルターを通さないカニエの本音。ダイレクトメッセージだ」と、ありがたがっている。

 カニエは昨年5月に、2730万人のフォロワーがいたツイッターアカウントを突如削除した。2010年からツイッターを始め、12年10月にそれまでの投稿を全て削除し「すぐに戻る」とツイート、13年に6枚目のアルバム『Yeezus』をリリースする直前にも投稿を全削除するなど、これまでたびたびリセットはしていたが、アカウント自体を削除したのは初だったため、ファンは大きなショックを受けた。

 カニエは、07年11月に最愛の母ドンダを脂肪吸引手術後の合併症で亡くして以降、精神状態が不安定になりやすくなっている。16年10月に妻のキムがパリで拳銃強盗被害に遭った直後も情緒不安定になり、翌11月のコンサートで「グーグルはお前たちに嘘をついた。フェイスブックも嘘をついた。ラジオもだ!」「俺は自分のキャリア、人生、公的評価を危険に晒しながら、この事実をお前たちに伝えているんだ。今、この瞬間はマトリックスなんだぜ、ブロウ。バイブが戻ってきたんだ!」と叫んだ後、間もなくしてメルトダウンし措置入院させられた。入院後、一時的な記憶障害に苦しめられたが、キムや子どもたち、カーダシアン家の人々や仲間たちの支えで回復。しかし、17年4月にキムがメキシコのビーチでセルライトがくっきりみえるビキニ写真をパパラッチされ、「俺のおかげでファッション・アイコンになった彼女のブランドを傷つけた」と激怒。ツイッターアカウントを削除したのはこの翌月だったため、この一件が原因だったのではないかと推測されていた。

 なお、ツイッターと同時に、16年9月からやっていたインスタグラムのアカウントも削除された。SNSを通してカニエの思考に触れられなくなったファンは、打ちひしがれたものだった。

 そんなカニエが先週末、突如ツイッターを再開。統一性のない、話題があちこちに飛ぶツイートを立て続けに投稿し、1年間の空白を感じさせないカオスなツイッター使いにファンは大感激。ネット上では「意味不明で支離滅裂だが、どことなく哲学的だ」と話題騒然となっているのだ。

 カニエはまっさらな状態のツイッターに、Nikeの新作“ダッドスニーカー”M2K Teknoの報道記事をキャプチャした写真を投稿した。ツイッターの創業者の1人ジャック・ドーシーがこれにいち早く気づき「お帰りなさい!」とツイートをすると、これをリツイート。

 その後、キムたち姉妹と不仲なケイトリン・ジェンナーの写真がプリントされた長袖Tシャツの写真を投稿し「セイント・パブロ・ツアーのオキニT」。くねりながらダンスを踊る少年の写真を投稿し「これにキャプションしてみろ」。

 次に、義妹クロエ・カーダシアンの元夫ラマー・オドムを連れてMSGアリーナに登場した16年2月の写真を投稿し、「MSGでセイント・パブロした時のオキニ瞬間」「入院中のラマーが歩行訓練や発声訓練をしていた時、何度も見舞いに行ってアルバムを流したんだ。で、彼と一緒にアリーナを歩いたわけよ」とツイート。「『俺様のアルバムのおかげでラマーは奇跡的な回復を遂げた』とでも言いたいのか」と意地悪な声も上がったが、大半の人は「カニエとラマーとの熱い友情が感じられる」と、ほっこり。クロエが妊娠中に遠征先で浮気しまくっていたトリスタン・トンプソンに対する盛大なディスだと見る者も多かった。

 その後、カニエはひとしきり「既存の意識を持ちながら働くこと」と「金儲け最優先のハードコアな資本家」について語り、スニーカーYEEZY BOOST 350の写真を投稿。続けて、首に彫る予定の息子の名前「セイント」のタトゥー・デザイン候補や、ブーツの写真を投稿した。

 続けて、「クリエイティブにとって、己のアイデアは最強の通貨だ」「どんなことをしてでも己の創造力は守らなければならない」「契約という状況下に己を置かない。アイデアを抑え込まれてしまうから」と、クリエイティブな仕事に就いている人たちへの自己啓発的な言葉を次々と投稿し始める。

 しかし、「注意散漫はビジョンの敵だ」と言いだしたあたりから、「なんだかすごそうだけど意味不明」なカニエ節が、むくむくと復活。「時には全てを排除しなければならない」という言葉まで飛び出し、自暴自棄っぽいとネット上でたちまち話題に。キムも「ちょっと待って……全て?!?!?!」と挙手している絵文字を添えてリツイートしたため、カニエのツイッターはますます注目された。

 キムの親友で第二子妊娠中のクリッシー・テイゲンは、キムに同情し「うちにエアーマットレスがあって、ボコボコにして破裂させたいってうずうずしてるんだけど。もし、よかったらどう?」とツイートでオファー。これにキムが、「子どもたちのために必要なんじゃないの? (カニエのツイートを)全てが理解できなくて。言葉の意味を明確にしてほしいだけなの。良き友でいてくれて本当に感謝するわ。(夫で歌手の)ジョン(レジェンド)が電話して確認してくれないかしら? でも、“全て”って友達も含まれるから無理かな? もう、複雑すぎて嫌になっちゃう」と、ぼやいてみせた。

 クリッシーは、すぐに「そうね。みんな最悪だよね。土曜日に(子どもたちが)遊んだバウンシーハウス、まだあるよ!! ベッドとハウスが一体化しているやつ」とツイート。「もし家出するなら、空気圧式の飛び跳ねられるバウンシーハウスに泊まれるけど」、とオファーした。

 このキムとクリッシーのやりとりに、世間は「キム、『ついていけない』って、離婚する気じゃない?」「どこまで本気なの?」「ジョークだよね?」と困惑。その間にもカニエはハイピッチでツイートしており、ネット上は「何がなんだか、ついていけない」と一層混乱した。

 キムはその後、「ユーモアのかけらもない方々へ。私のツイートはジョークなの。私が深刻に悩んでいるって書いてるブログやメディアの記事を読んで、大爆笑してるわ。だから、変なことを書くのはやめてちょうだい」と、カニエとキムの離婚を心待ちにしているゴシッパーやタブロイドを牽制した。

 15年に、カニエは米「Style.com」の取材で「ファッション界の人々は、リアリティスターが嫌いだからね。キムと付き合い始めてから、多くの友人を失った。もともと彼女を無視していた奴らが、俺にも背を向けたのさ」と明かし、「その後、自分の助けによりキムのファッションセンスが良くなって、業界から注目されるようになった」と業界人をディス。また、「娘が生まれてから、自分が生きている理由は娘と妻と守ることなんだって気づいた。いかなる代償を払ってでも」と熱く語り、ファンを感動させていた。

 このインタビューで、カニエはキムを「俺にとって常にミューズ」とも表現。ポルノ好きを公言するカニエは、キムを一躍スターにした元彼レイ・Jとのセックステープを見てキムに一目惚れしたと伝えられている。レイのデカチンをおいしそうにフェラしたり、挿入されて色っぽくあえぐキムを見た瞬間に「彼女こそ俺のミューズだ」と確信したというのだ。そんなカニエが、キムを自ら手放すことなどありえないだろう。

 セックステープで知名度を上げた直後から私生活を切り売りするリアリティ番組をスタートさせ、人気者になり、大金を稼ぎ、地位を上げていったキムも、ある意味、常人離れている変わり者だ。カニエとの相性がバッチリなのは、性格が似ており、野望を実現させる行動力を持っているという共通点があるからだともいえよう。

 カニエの迷言の数々にファンは困惑し、頭をひねらせながら思想を理解しようと努力する一方で、「新しいカニエのツイートを感じられて最高!」「通常運転になってきた! カニエが絶好調な証拠だ!」と喜んでいる。

 ツイッター再開から1週間もしないうちに1690万人ものフォロワーを集められるのは、カニエだからこそだろう。「表現せずにはいられないのは、持って生まれた本能」だと明かす彼は、新たな一連のツイートについて「リアルタイムで執筆している本」だと説明。「山ごもして作ってた新作アルバムや、ファッション・ラインの宣伝のくせに」という意地悪な声も聞こえてくるが、「それなら1週間もしないうちに60を超える本音の投稿なんてしない」とファンは反論している。神と呼ばれるカニエが一体何を目指しているのかは不明だが、この一連のツイートがメルトダウンの予兆でないことを祈るのみである。

夫婦でカニエMVに出演するツワモノも! 一流アスリートと結ばれた「WAGS」なセレブたち

 今年3月、超大物ラテン系カップルが誕生した。元ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスと人気歌手で女優のジェニファー・ロペス、通称「J-ロッド」カップルだ。マドンナ、ケイト・ハドソン、キャメロン・ディアスと、美女セレブばかりと浮き名を流してきたアレックスだが、ジェニファーほど「WAGS」のイメージにぴったりな女性はいない、まさに「お似合いのカップル」だとスポーツファンは大喜びした。

「WAGS」とは「Wives and Girlfriends」のことで、一流アスリートの妻や恋人たちのことを指す。アメリカでは4大スポーツ――NBA、NFL、MLB、NHLのチームに所属する選手の妻や恋人たちに対して使われることが多い。有名な一流選手の場合、引退していても妻や恋人としてのステイタスは高いため、「WAGS」として気の抜けない日々を送ることになる。

 WAGSの間では「一番偉いのは妻、次に子どもを産んだ内縁の妻、同棲している恋人、一番下は恋人」という暗黙の了解がある。だが、WAGSヒエラルキーの頂点に君臨する妻たちも戦々恐々としている。金も名誉も人気もある夫たちは、女性にモテモテ。隙あらば略奪しようと企てる女もいるため、WAGSたちは「自分だけを見てもらえるように」そして「君じゃなければダメ」だと思ってもらえるよう、日々、涙ぐましい努力をし続けなければならないのだ。

 一方で、WAGSの中にも、超モテモテの夫を自分の虜にし、手のひらで転がす余裕綽々な女性たちがいる。自立し、自信に満ちあふれているセレブスターたちである。妻となり、厳しい勝負の世界で戦う夫を支えながら、自分自身も仕事に励み輝き続ける彼女たちは、WAGSだけでなく世の女性たちにとっても憧れの存在なのだ。

 今回はそんな「WAGSになったセレブたち」をご紹介しよう。

ガブリエル・ユニオン&ドウェイン・ウェイド(NBAシカゴ・ブルズ)
 チアリーティングに青春をかける女子高生の映画『チアーズ!』(2000)で注目を集め、『バッドボーイズ 2バッド』(03)などの大作映画に出演する人気女優となったガブリエル・ユニオン(44)。陸上、サッカー、バスケットボールなどスポーツ三昧の少女時代を過ごした彼女は、進学したカリフォルニア大学ロサンゼルス校の学費を払うためモデルとして働くように。その後、事務所からオーディションを受けるように勧められ、女優の道へ踏み出した。

 ソフトで愛らしい顔をしているガブリエルだが、性格は男勝りだとうわさされている。そのせいか、浮名を流した男性は年下ばかり。交際がうわさされたラッパーで俳優のリュダクリスは5歳年下。その後、2001年から06年まで結婚生活を送った元NFLアメフト選手のクリス・ハワードは2歳年下。離婚後に付き合った元NFL選手のダレン・シャーパーも3歳年下で、年下キラーと呼ばれた。

 WAGS狙いの女子たちは、プロアスリートとの交際を重ねるガブリエルに嫉妬し、09年からNBAプロバスケ選手のドウェイン・ウェイド(35)との交際をスタートさせると「9歳も年上の年増女のくせに!」とバッシングした。ガブリエルはそんな外野の声など気にせず、14年にドウェインとゴールイン。アンチたちは「ガブリエルは40歳超えてるから妊娠しにくいのに!」「ヤリマンなのに!」と、さらに荒れ狂ったものだった。

 ガブリエルとドウェインが最初に出会ったのは、07年。仕事として共同ホストを務めたNFLのスーパーボウル・パーティで、初めて顔を合わせた。ガブリエルいわく「第一印象は最悪」。米ヒップホップ誌「Vibe」のインタビューで「彼は離婚手続き真っ最中のアスリートで、9歳も年下で。私もガキっぽい男と別れたばかりで、もっと落ち着いた大人の男性を求めていた」と明かしている。

 だがドウェインはガブリエルを気に入り、離婚調停を進めながらガブリエルにアプローチ。「しょうがないわね」という形で交際をスタートさせたが、13年に「長距離恋愛と多忙」が原因で別れてしまう。その間、ドウェインは体の関係を持った相手を妊娠させてしまい、子どもが誕生するという出来事もあったが、2人は破局から1年もしないうちに復縁。前妻との間にもうけた2人の子どもと、親代わりとして育てている甥っ子に背中を押され、ドウェインはガブリエルにプロポーズ。14年8月にゴールインした。

 前夫との結婚で婚前契約を結んでいなかったガブリエルは、ドウェインとは婚前契約をしっかり結んだ。このことについてガブリエルは、米「Yahoo!スタイル」のインタビューで「ハリウッドでは交際相手の知名度を利用して自分の地位を高めようとする女が多いけど、私は違う」「彼は大金を稼ぐバスケの選手だけど、私だってしっかり稼いでいるし、私が必死に努力して築き上げてきたキャリアがある」と説明。お互いの資産を守るために婚前契約を結ぶのだと明かし、アンチを黙らせた。

 19歳の時にデビューアルバム『Goodies』で全米ナンバーワンを獲得し、一気にスターダムを駆け上がったシアラ(31)。幼い頃、デスティニーズ・チャイルドやジャネット・ジャクソンに影響を受けてエンターテイナーを志した彼女は、高校生になるとガールズグループに属しながら、ソングライターとしても売り込みを開始。ファンテイジア・バリーノに歌詞を採用してもらい、この時に知り合ったジャッツェ・プーからL.A.リードを紹介される。トントン拍子に話は進み、高校卒業と同時にLaFaceレコードと契約。デビューアルバムの爆発的なヒットを背景に、モデルや女優など活動の幅を広げていった。

 シアラという名前は本名で、レブロンの香水に由来する。香水の似合う美しい彼女は恋多き女性で、「Like You」でコラボしたラッパーのバウ・ワウ、「Can’t Leave ‘Em Alone」でコラボし、セクシュアルなMVが話題となった50セントを経て、NBAプロバスケ選手だったアマーレ・スタウダマイアーと短期間交際。13年から付き合い始めたフューチャーとは、同年10月に婚約し14年5月に長男を出産。左手薬指にお互いのイニシャル・タトゥーを入れたり、「Body Party」のMVに登場させたりとラブラブだったが、8月に突如破局。原因はバウ・ワウの時と同様、シアラが浮気を許せなかったからだと伝えられている。

「最悪の男運」だと囁かれるようになったシアラは、15年4月にNFLシアトル・シーホークスに所属するアメフト選手ラッセル・ウィルソン(28)との交際をスタートさせた時、とても慎重になった。

 出会った時、シアラはフューチャーと別れたばかり。ラッセルは元妻と離婚したばかりで、2人は精神的に強く結ばれた。シアラは、過去の恋愛から得た教訓として「好きになってもらいたいからって、体を許すことはしたくない。男女交際において何よりも友情を温めることを最優先にしたい」という「ノーセックス」ポリシーをラッセルに提案。もともとシアラのファンで、敬虔なクリスチャンであるラッセルはこれに賛同し、自分のチャリティ活動にシアラを同行させるなど、プラトニックな交際で愛を深めていった。

 その後2人は16年3月にバケーション先のセーシェルで婚約し、同年7月6日にイギリスのペックフォートン城で挙式。シアラは広告塔を務めたことがあるロベルト・カヴァリの美しいウェディングドレスを着て、ジェニファー・ハドソンらセレブ友達や家族が見守る中、ラッセルと永遠の愛を誓った。

 夫婦になり晴れてセックスできるようになったシアラとラッセルは、すぐに子作りを開始。10月には懐妊が報じられ、今年4月28日、女児が誕生。妊娠中も適度に運動をしていたシアラは、最近になりジムで運動を再開したことをインスタグラムで明かした。ジムにはラッセルも付き添っており、夫と対等な関係を築ける素晴らしいWAGSだと話題を集めている。

 

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ジゼル・ブンチェン&トム・ブレイディ(NFL)

 長年にわたり、世界一稼ぐスーパーモデルの座に君臨していたジゼル・ブンチェン(36)。ブラジルの小さな町で5人姉妹に揉まれながら楽しく育ったジゼルは、学生時代はバレーボールの選手を夢見るスポーツ少女だった。14歳の時に大手モデル事務所エリート・ブラジルにスカウトされ、その後、過去にはシンディ・クロフォードやステファニー・シーモアらのキャリアをスタートさせたコンテスト「エリート・ルック・オブ・ザ・イヤー」に出場。「どうウォーキングすればいいのかもわからなかった」というジゼルだが、恵まれたスタイルで大注目を集めた。

 コンテストで注目されたものの、ジゼルはすぐにモデルの仕事を始めず、1年半後にようやく活動を開始。ニューヨークでペルー出身の人気ファッション・フォトグラファー、マリオ・テスティーノに気に入られ、彼の後ろ盾を得て名前が一気に広まった。ダイナミックでエネルギッシュ、一度見たら忘れられないユニークで美しい顔立ちの彼女は、ファッション業界から愛され一流のトップモデルへとまたたく間にのし上がっていったのだった。

 彼女が一般的に名前を知られるようになったのは、レオナルド・ディカプリオとの交際がきっかけだった。レオナルドとは00年から05年まで交際し、その後もホテル経営者のヴィクラム・チャットウェル、ブラジル有数の実業家の息子ジョアン・パウロ、ブラジルで絶大的な人気を誇る俳優のロドリゴ・サントロ、ブラジルの社交界で有名なリカルド・マンスール、アメリカ人プロサーファーのケリー・スレーター、俳優のクリス・エヴァンスなど、一流の男たちと浮名を流した。そして、06年からNFLアメフト花形選手のトム・ブレイディ(39)と交際をスタートさせた。

 ジゼルとトムは共通の友人から「ぴったり」だと紹介され、出会った瞬間から意気投合。3時間も会話が弾み、その後も毎日電話で話すようになった。ジゼルは米誌「Vanity Fair」のインタビューで「トムの笑顔を見た瞬間、恋に落ちた」と明かしており、互いに夢中だとのろけてみせた。

 トムはジゼルと付き合う直前に女優のブリジット・モイナハンと破局していたが、その後、彼女が妊娠を公表。交際2カ月目だったジゼルは「子どものために、ブリジットとトムを復縁させるべきか」と大いに悩んだものの、トムは別れたくないと主張し、交際を続行。09年に互いの両親とトムの息子だけを招き極秘結婚をし、その後親族40人だけを招いた極秘披露宴を開催。夫婦になった。マスコミが挙式の情報をキャッチできなかったのは、2人とも有名人になっても家族と頻繁に交流を持ち、固い絆を築いていたからだと伝えられてる。

 第46回スーパーボウル(12)でトムが所属するニューイングランド・ペイトリオッツが負けた時「私の夫にボールを投げると同時に受け取れっていうの? 無理でしょ、ファッキング」と特定の選手に対する不満をあらわにし大バッシングされたジゼルだが、WAGSたちの間では「何があっても夫を味方し、夫を立てる姿は素晴らしい」と好評。

 時折不仲説が流れることもあるが、夫婦の絆は固い。ジゼルはインスタグラムにトムとのラブラブな写真を投稿するし、09年と12年に出産した子どもを連れてトムの試合を観戦するなど、WAGSとしてばっちりサポートしている。また、年収4700万ドル(約52億円)と世界一稼ぐモデルだったのに、15年にはランウェイを引退。「家族のために時間を使いたいから」と宣言し、WAGSの鏡と崇められている。

 オクラホマ州の牧場が実家という田舎娘だったキャリー・アンダーウッド(34)は、大好きな歌を教会や地元のタレントショーで披露する少女時代を過ごした。13歳のときにスタジオで収録した曲が認められ、14歳で大手レーベル、キャピトル・レコードから契約をオファーされるも、頓挫してしまう。キャリーは学業に専念し、歴史あるノースイースタン州立大学に進学。優等で卒業するという才女ぶりを発揮した。

 大学在学中の04年、キャリーは国民的オーディション番組『アメリカン・アイドル』シーズン4に出場。ブロンド美女でスリムだけど気取らないキャリーは視聴者から絶大なる支持を集め、たちまち人気者になった。圧倒的な歌唱力を誇る彼女は見事優勝し、レコード会社と契約。デビュー曲「Inside Your Heaven」はソロアーティストが歌うカントリーソングとして初の全米シングルチャート初登場ナンバーワンに輝き、その後、カントリー歌手として次々と記録を樹立。グラミー賞も獲得した。

 敬虔なクリスチャンであるキャリーは私生活をあまり語らず、うわさになった男はいたが恋人については公表せず、自身の恋愛に関して語ることも少なかった。夜遊びをするわけでもなく、お堅く真面目な女性だとも言われていた。そんな彼女のハートを射止めたのは、正統派アスリート、プロアイスホッケー選手のマイク・フィッシャー(37)だった。

 2人は08年に共通の友人の手引きで、キャリーのコンサートのバックステージ交流会で出会った。第一印象はとても良かったそうだが、キャリーはナシュビルに住み、マイクはカナダに住んでいるため「遠距離すぎる」と、すぐには交際しなかった。しかし、互いのことが忘れられず毎日のように電話し合うようになり、3カ月後に再会。この時に付き合い出すが、マイクも敬虔なクリスチャンだったため、清い交際をスタートさせた。後にキャリーは、ニューヨークのタイムズスクエアで迎えた同年の大みそかカウントダウンでマイクと交わした「新年のキス」が彼とのファーストキスだったと明かしている。

 互いを尊重し、順調に愛を育んで行った2人は09年12月に婚約。以後、イベントに2人で出席しまくるようになり、10年6月に開催されたカントリー・ミュージック・アワードにも一緒に出席。公の場所でいちゃつくことに嫌悪感を示していた潔癖なキャリーだが、このアワードで受賞した時には、感極まり横に座っていたマイクと喜びの口づけを交わし「最高のカップル」だと話題になった。2人は翌月、7月10日に挙式。2人の愛をスピリチュアルに表現した、美しい結婚式だったと伝えられている。

 夫婦になったものの、仕事の関係で離ればなれに暮らしていたキャリーとマイク。キャリーは「愛する夫と一緒に住みたい」と神に祈っていたそうだが、そんな彼女の祈りが届いたのか11年2月、マイクはナシュビル・プレデターズに入団することになった。自分の都合で夫を移籍させたと陰口を叩くアンチもいたが、ドラフト移籍だったためキャリーがどうこうできるはずもなく、ファンは「まさしく運命」と祝福した。

 2人きりの新婚生活を満喫した後、キャリーは15年に長男を出産。マイクの試合に連れて行き一緒に応援するなど、WAGSとしての役目もきちんと果たしており、理想的な家庭だと好感を持たれている。

テヤーナ・テイラー&イマン・シャンパート(NBA)

 昨年8月の『MTVビデオ・ミュージック・アワード』で発表されたカニエ・ウェスト「FADE」MVで、惜しげもなく肉体美をさらけ出し世界注目されるようになったテヤーナ・テイラー(26)。MV後半では、男性と抱き合いキスをしながらシャワーを浴びるセクシュアルなシーンがあるが、最後に明かされる男性の正体に驚いた人は多かった。クリーブランド・キャバリアーズのスター選手、イマン・シャンパート(27)だったからだ。

 ニューヨーク・ハーレム出身のテヤーナは、幼い頃からハングリー精神の塊だった。「7歳の頃に電車の中で歌い始めた。お金をもらうためにね」とインタビューで明かしているように積極的に自分を売り込み、15歳でファレル・ウィリアムスのレーベル「Star Trak Entertaiment」と契約。「金持ちの子どもたちが16歳の誕生日を豪華に祝う」という米MTVの人気企画『My Super Sweet 16』で見せた“わがままなお嬢様っぷり”で話題を集めた後に、ファーストシングル「Google Me」をリリースした。なお、彼女は両親の職業をはっきりとは明かしていないが、シングルマザーとして彼女を育てた母親はセレブ・スタイリスト、父親はブランドのオーナーではないかという説が有力で、貧困家庭に育ったわけではないと見られている。

 歌手、ラップだけでなくダンサーとしても活動をしていたテヤーナは、ヒップホップ界の業界人たちから注目され、ビヨンセの「Ring the Alarm」MVに振付師として参加するなど、多方面で活躍。クリス・ブラウンの「So Cold」の歌詞の一部を執筆し、ソングライターとしても知られるようになった。女優としても活動した彼女は、その後、何度かコラボしたことのあるカニエ・ウェストのレーベルに移籍した。

 なんとかして歌手としてトップに上ろうと奮闘していた彼女が、アニタ・ベイカーの曲を歌う動画をインスタグラムに投稿したところ、リアーナに「へたっぴ」と茶化され、ツイッターでビーフを展開したこともあった。相手が大スターであろうと、売られた喧嘩は買う。「なんて気の強い娘なんだ」とネット住民たちは彼女の負けん気の強さに驚いたものだった。

 テヤーナとイマンが出会ったのは、11年にリュダクリスが開催したパーティーだった。テヤーナに一目惚れしたイマンは熱烈アプローチをかけたが、彼女は当時恋人がいたためきっぱりお断り。だがその後も頻繁にパーティーで顔を合わせるようになり、友人関係を築き上げていった。そして13年、SNSのコメントや電話でのイマンの様子がおかしいと感じたテヤーナが彼の家に押しかけたところ、そこには膝の手術を受けたばかりで1人寂しく療養しているイマンの姿が。恋人と別れたばかりで彼の世話をする人は誰もおらず、テヤーナはひどく同情する。自身も恋人と別れたばかりだったことから彼の世話を焼くようになり、互いになくてはならない存在となっていった。

 イマンは、多くのプロバスケ選手がそうであるようにヒップホップが大好きだ。特にラップが好きで「Knicks Anthem」「The Offs」など曲もいくつかリリースしている。イマンにとって、ヒップホップ界で大奮闘しているテヤーナはリスペクトできる女神のようでお姫様のように扱っているともっぱらのうわさだ。15年12月にテヤーナが予定よりも早く産気づいた時も、イマンは彼女と子どもを第一に考えて冷静さを保ち、救急車を要請するためにかけた電話で指示を受けながら赤ん坊を取り上げた。この時、へその緒を自分のヘッドフォンのコードで結んだという話に、世間は驚嘆。自宅で自分も一緒になって娘をこの世に誕生させたことをイマンはとても喜んでおり、この上ない「イクメン」だと称賛された。

 ちなみに、この愛娘もカニエの「FADE」MVの最後のシーンに2人と一緒に登場。MVがリリースされた翌月のトーク番組でテヤーナはイマンのことを「私の夫」と呼び、結婚したことを明かした。

 テヤーナは、イマンの応援を受け今年3月にミーゴズをフィーチャリングしたニューシングル「Drippin’」のMVで、カラフルにボディペイントしたヌード姿を披露。見事すぎるボディだと、再び大絶賛された。

クロエ・カーダシアンも現在WAGS筆頭株

 そのほかにもセレブからWAGSになったカップルは多くいる。離婚してしまったが、エヴァ・ロンゴリアはNBAサンアントニオ・スパーズ所属のトニー・パーカー、アンジー・ハーモンは元NFLのスター選手ジェイソン・スホーン、ヒラリー・ダフは元NFL選手のマイク・コムリー、セクシーモデルのアドリアナ・リマは元NBA選手のマルコ・ヤリッチと結婚しており、かつてはWAGSピラミッドの頂点に立っていた。

 解消してしまったが、イギー・アゼリアはNBAロサンゼルス・レイカーズ所属のニック・ヤングと婚約。WWEディーヴァで人気女子プロレスラーだったケリー・ケリーは、元NHL選手のシェルドン・スーレイと昨年めでたくゴールイン。リアリティ番組『WAGS』にもレギュラー出演し、「WAGSたるものとは」とレクチャーしている。

 NFLバッファロー・ビルズのレジー・ブッシュと熱愛していたキム・カーダシアンも、NBAアトランタ・ホークスに所属するクリス・ハンフリーズと短期間結婚し、WAGSの名を欲しいままにしていた時期があり、キムの妹で元NBA選手ラマー・オドムと離婚したクロエ・カーダシアンは現在、NBAクリーブランド・キャバリアーズの主力選手トリスタン・トンプソンと熱愛中。根っからのWAGS気質だと囁かれている。今後もどんなWAGSが誕生するか、注目していきたい。