有観客か無観客か。はたまた「中止」の大どんでん返しもあるのかーー。
開催を巡り揺れている7月23日スタートの東京五輪について、アーティスティックスイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチが選手に対して「報道を見る必要はない!」と話していることを明かした。
井村ヘッドコーチは、世論が五輪に厳しい目を向けている現状を把握している。開催まで約1カ月となった新型コロナ…
有観客か無観客か。はたまた「中止」の大どんでん返しもあるのかーー。
開催を巡り揺れている7月23日スタートの東京五輪について、アーティスティックスイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチが選手に対して「報道を見る必要はない!」と話していることを明かした。
井村ヘッドコーチは、世論が五輪に厳しい目を向けている現状を把握している。開催まで約1カ月となった新型コロナ…
「ロシアのプーチン大統領とお親しい総理、そして森会長でいらっしゃいますから、平和の祭典を北方領土でどうだと呼びかけてみるのはありかと思います」
10月17日、連合東京の大会で、小池百合子東京都知事が失言気味のスピーチをしたくなるのも無理からぬことだった。
前日夜、国際オリンピック委員会(IOC)が突然、東京五輪のマラソンと競歩の競技会場を、東京から札幌市に変更するとの計画を発表したのだ。IOCはその1週間以上前に森喜朗・大会組織委員会会長に伝え、それを受けて森氏は安倍晋三総理、橋本聖子五輪相、秋元克広・札幌市長らに根回しを済ませていた。
小池氏が初めて札幌開催を聞いたのは3連休が明けた10月15日、組織委の武藤敏郎事務総長の訪問を受けてだが、IOCのジョン・コーツ調整委員長と直接話したのは、翌16日のことである。
開催都市トップへの伝達が最後の最後とあっては同情を禁じ得ないが、これは3年越しの大ブーメランに他ならなかった。
IOCが懸念したのは9月27日、中東のカタールで開かれた世界陸上女子マラソンで、スタート時刻を深夜にしたにも関わらず、気温30℃、湿度70%の劣悪な条件となり、68選手中28人が途中棄権という惨事を招いたことだった。
「東京五輪では、スタート時刻を午前6時に繰り上げ、東京都が300億円を投じ、マラソンコースなど約136キロを路面温度抑制の舗装を施すなど、暑さ対策を講じてきた。しかしIOCはそれも文字通り”焼石に水”と危機感を募らせ、夏の気温が5~6℃涼しい札幌市へと舵を切ったIOC発表では『plan』として、10月30日からのIOC調整委員会で正式決定するはずが、トーマス・バッハ会長は17日のIOC関連の総会のスピーチで『decided(決めた)』と断言。トップダウンで有無を言わせぬやり方でした」(五輪担当記者)
それなら初めから言えよ……と言いたいところだが、そもそも日本側には、五輪招致の段階で夏の暑さを隠してきた後ろめたさがあった。
2013年1月、日本の五輪招致委員会がIOCに提出した「立候補ファイル」にはヌケヌケとこう書いてある。
「この時期(7月24日~9月6日)の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」
皮肉にも、その年9月2日には気象庁が「2013年夏の日本の極端な天候について」と題し、夏の平均気温が西日本で統計開始以降1位、東日本で同3位タイという記録的な暑さだったことを発表。そして9月8日(日本時間)、ブエノスアイレスのIOC総会で東京開催が決まるのだ。
札幌開催を受けて小池氏は、10月18日の定例会見で「ご承知のように私が知事に就任する前ですけれども」とあえて前置きしつつ、招致の際の「ウソ」を指摘した。
これは大目に見るとして、小池氏が「会場の移転が突如提案されたことについては驚きでございます」と語ったのには、関係者からすると「おまいう」だろう。
”小池印”の民間有識者でつくる「都政改革本部」が、作り込んだ計画をちゃぶ台返しにし、五輪3会場の変更に着手したのは、小池氏が知事に就任して2カ月後の2016年9月下旬のことだった。
「悲惨だったのは、ボート会場変更でさんざん振り回された宮城県の長沼ボート場。当時、人気絶頂だった小池氏が『復興五輪』を掲げ、マスコミを大勢引き連れて現地視察を行ったものだから、地元住民は涙ながらに期待し歓迎したものです。ところがバッハ会長が会場変更を認めなかったため、あっけなく頓挫しています」(前出の記者)
あれから3年ーー。
森氏だけでなく、そのバッハ会長も小池氏を”蚊帳の外”に置いて会場変更を断行した。あの当時の身勝手な”小池劇場”が国際的な信用も失わせていたことに、小池氏はようやく気づいたに違いない。
東京五輪まで1年を切ったが、人気の陸上競技で注目の選手がサニブラウン・アブデル・ハキームだ。
今年6月に100メートルで9秒97の日本新記録を出し、日本人初の五輪短距離種目でのメダルも期待されるサニブラウンだが、先日行われた世界陸上(ドーハ)では課題も露呈。メダル獲得に向け、決断の必要性が生じてきた。
2015年に行われた世界ユース陸上選手権で100メートル、200メートルの2種目を大会記録で制し、一躍世界が注目する存在となったサニブラウン。
今年6月に行われた日本選手権でも100メートルと200メートルの2冠を達成し、世界陸上には100メートルと4×100メートルリレーに出場したが、リレーでは銅メダルを獲得したものの、個人種目の100メートルは準決勝で敗れた。週刊誌のスポーツ担当記者がいう。
「サニブラウンが負けた100メートルのレースは、素人目にもわかるほどスタートで出遅れました。サニブラウンはレース後、『号砲が聞こえなかった』とアピールし、日本陸連が翌日になって国際陸連に質問状を送るも、『正常に作動していた』ととの回答。前回の世界大会でもスタートに失敗しており、完全に苦手意識が生まれている。サニブラウンのベストタイムは五輪で決勝に残れるレベルですが、トップとはコンマ2秒以上の差があり、メダルを取るにはスタートで失敗しないことが絶対条件。とはいえ、現在はフライング一発で失格ですから、残された1年弱でかなりの練習が必要でしょう」(スポーツ担当記者)
こうなると悩むのは、どの種目でメダルを狙うのかということだ。サニブラウンは現在100メートルの日本記録保持者だが、200メートルも歴代2位の記録の持ち主。こちらの方がメダルに近いという意見もある。フリーのスポーツライターがいう。
「サニブラウンには100メートルと200メートル、さらにリレーの3種目で出場の可能性がありますが、もし3種目にエントリーし、すべて決勝まで進めば、7日間で8回走ることになる。これは相当ハードで、今回の世界陸上でも、肉体的な負担を理由に200メートルにはエントリーしませんでした。
一番メダルが期待できるのはリレーですが、これまでリレーの練習などロクにしなかった陸上強豪国が、日本がメダルを取る状況を見て尻に火がつき、真剣に練習してくるようになりました。こうなると日本チームはさらにバトンパスの練習に時間を割く必要が出てきます。サニブラウンの“本職”は200メートルといえますが、話題性となれば100メートルと200メートルでは雲泥の差なので、果たして200メートルを選べるか……。『100も200もリレーも』と欲張ると、どれも中途半端に終わる可能性がある」(スポーツライター)
贅沢な悩みだが、栄光をつかむためには1つに絞ることも視野に入れる必要がありそう。五輪のセンターポールに日の丸を掲げることはできるか。
東京五輪のマラソン代表選手を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が15日に行われ、中村匠吾が2時間11分28秒で優勝。瞬間最大視聴率が20%を超えるなど、大会は盛り上がったが、“本番”に向けて課題が浮き彫りになる結果となった。
事前の予想では、日本記録を破って報奨金1億円を手にした大迫傑と設楽悠太、昨年12月の福岡国際マラソンを好タイムで優勝した服部勇馬、昨夏のアジア大会のマラソン金メダリストの井上大仁ら“BIG4”が本命視されたMGC。しかし優勝したのは伏兵の中村だった。箱根駅伝を30年近く見続けてきたスポーツライターはいう。
「中村は一般的な知名度こそ高くありませんが、マラソンファンの間では知らない人はいない名選手です。高校時代にインターハイで表彰台に上り、名門・駒沢大学では箱根駅伝に3度出場。最大の魅力は大崩れしないことで、大学3大駅伝(出雲、全日本、箱根)で区間4位以下になったことは1度もありません。1区を走った最後の箱根駅伝では、先頭が激しく入れ替わるなか、グッと力を貯め、最後に抜き去るという、今回のMGCのようなレース展開で区間賞を取っています」(スポーツライター)
これで2位の服部とともに、東京五輪代表の切符を手にした中村。本命の大迫も何とか3位に入って出場枠獲得が濃厚となり、現状では最強の布陣で五輪に臨むことになりそうだが、専門家の見る目は厳しい。週刊誌のスポーツ担当記者はいう。
「マラソン界では近年、前半よりも後半の方がペースが上がる『ネガティブ・スプリット』がトレンドで、30kmを超えてから5km14分台前半で走るのは当たり前です。しかし今回のMGCは、あんなにタイムが遅かったのに、後半にペースが落ちています。アフリカ勢にスパートを掛けられたらイチコロでしょう。また、タイムの悪さを気温のせいにする声もありますが、北京五輪で優勝したワンジルは、最高気温33℃という状況の中、2時間6分台で優勝しています。MGCのコースは東京五輪とほぼ同じですが、今回中村が出した11分台のタイムでは、本番では10位に入るのも難しいでしょう」(スポーツ担当記者)
マラソンは人気種目だけにメダルを期待したいが、世界のレベルは遥か遠くにあるということ。ただ、MGCでは1つの光明が差したのも事実だ。
「女子の部で優勝した前田穂南の2時間25分台という成績は、20km地点から独走だった点も加味すると、かなりの好タイムです。23歳ということでまだまだ伸びしろも期待できますし、メダルが期待できるのは男子よりも女子です」(同上)
振り返れば、高橋尚子や野口みずきなど、これまでも五輪で結果を残してきたのは女子の方。大迫と設楽に1億円を大盤振る舞いするなど、景気の良いマラソン界だが、東京五輪の結果次第では、「男子より女子にボーナスを」という声も上がってきそうだ。
東京五輪のマラソン代表選手を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が15日に行われ、中村匠吾が2時間11分28秒で優勝。瞬間最大視聴率が20%を超えるなど、大会は盛り上がったが、“本番”に向けて課題が浮き彫りになる結果となった。
事前の予想では、日本記録を破って報奨金1億円を手にした大迫傑と設楽悠太、昨年12月の福岡国際マラソンを好タイムで優勝した服部勇馬、昨夏のアジア大会のマラソン金メダリストの井上大仁ら“BIG4”が本命視されたMGC。しかし優勝したのは伏兵の中村だった。箱根駅伝を30年近く見続けてきたスポーツライターはいう。
「中村は一般的な知名度こそ高くありませんが、マラソンファンの間では知らない人はいない名選手です。高校時代にインターハイで表彰台に上り、名門・駒沢大学では箱根駅伝に3度出場。最大の魅力は大崩れしないことで、大学3大駅伝(出雲、全日本、箱根)で区間4位以下になったことは1度もありません。1区を走った最後の箱根駅伝では、先頭が激しく入れ替わるなか、グッと力を貯め、最後に抜き去るという、今回のMGCのようなレース展開で区間賞を取っています」(スポーツライター)
これで2位の服部とともに、東京五輪代表の切符を手にした中村。本命の大迫も何とか3位に入って出場枠獲得が濃厚となり、現状では最強の布陣で五輪に臨むことになりそうだが、専門家の見る目は厳しい。週刊誌のスポーツ担当記者はいう。
「マラソン界では近年、前半よりも後半の方がペースが上がる『ネガティブ・スプリット』がトレンドで、30kmを超えてから5km14分台前半で走るのは当たり前です。しかし今回のMGCは、あんなにタイムが遅かったのに、後半にペースが落ちています。アフリカ勢にスパートを掛けられたらイチコロでしょう。また、タイムの悪さを気温のせいにする声もありますが、北京五輪で優勝したワンジルは、最高気温33℃という状況の中、2時間6分台で優勝しています。MGCのコースは東京五輪とほぼ同じですが、今回中村が出した11分台のタイムでは、本番では10位に入るのも難しいでしょう」(スポーツ担当記者)
マラソンは人気種目だけにメダルを期待したいが、世界のレベルは遥か遠くにあるということ。ただ、MGCでは1つの光明が差したのも事実だ。
「女子の部で優勝した前田穂南の2時間25分台という成績は、20km地点から独走だった点も加味すると、かなりの好タイムです。23歳ということでまだまだ伸びしろも期待できますし、メダルが期待できるのは男子よりも女子です」(同上)
振り返れば、高橋尚子や野口みずきなど、これまでも五輪で結果を残してきたのは女子の方。大迫と設楽に1億円を大盤振る舞いするなど、景気の良いマラソン界だが、東京五輪の結果次第では、「男子より女子にボーナスを」という声も上がってきそうだ。
ハイレベルな選手が揃っていただけに、勝負以上に記録が期待されていたのだが……。
6月28日、陸上・日本選手権が行われた。何といっても注目は男子100メートル決勝。9秒97の日本記録を持つサニブラウン・ハキームが大会新記録の10秒02で2年ぶり2度目の優勝を飾り、世界選手権代表に決まった。
「前日本記録保持者の桐生祥秀をはじめ、小池祐貴、ケンブリッジ飛鳥などそうそうたるメンバーが顔を揃えるなか、サニブラウンは向かい風0.3メートルの条件下で2位の桐生に圧勝。予選の10秒05と併せて見ても余裕がある感じがしました。向かい風になると途端にタイムが落ちてしまう選手も多いのですが、自己ベストと0.5秒しか違わないタイムで周囲の10.0秒台クラスの選手をぶっちぎったのは強い証拠です」(スポーツライター)
とはいえ、やはり視聴者や陸上ファンが観たかったのは9秒台のタイム。そんな中、レース前の演出に対する不満の声が殺到したという。
「各選手が紹介されて入場する際、周囲にはものすごい数の火花が燃え盛り、選手の姿が完全に見えなくなるほど濃い煙に包み込まれていました。これにはネット上でも『今から走る選手に煙を吸わせるとか、真剣勝負に水差すなよ』『この煙は選手にとってよくない気がする』『映像観にくいわ、選手ヤケドしないか心配』『火花&煙必要?』とブーイングが飛び交う事態になりました」(テレビ関係者)
さすがに火薬やドライアイスの煙ではなく、おそらくアーティストのライブなどでも使われているスモークマシンを使って焚いていたのだろう。人体に有害ということはないのだろうが、それでも過剰な演出がアスリートに及ぼす悪影響は無視できない。
「100分の1という極限のタイムを争う競技ですから、ストレスを感じたり、肺などに微細ほどでも影響が出ないとも限らない。この演出さえなければ9秒台が出ていたのではと感じた人も多かったようです」(同)
主催者は、選手のパフォーマンスを妨げるおそれのある無用な演出は控えるべきだったろう。
狂言師・野村萬斎の長女・野村彩也子が芸能界デビューすることが1月21日、一部スポーツ紙にて報道され、話題となっていた。
現在、慶応大学環境情報学部3年生だという彩也子は、昨年、学内で開催された「ミス慶応SFCコンテスト」にて見事グランプリを獲得している美女。それだけに、芸能関係者からの注目度も高かったようだ。
記念すべき初仕事は自宅開放型学習教室「KUMON」の新CM。同CMに以前から出演している父や弟・裕基とともに撮影に挑んだ彩也子は、「手が震えてしまうほど緊張しましたが、父と弟が和ませてくれたので、無事に演技ができました」と振り返っていたそう。
「スポーツニッポン」によれば、「今後も芸能界で活動していくつもりかは聞いていません。芸能事務所には所属していないようです」と広告代理店関係者は話していたとのことで、今後の活動に注目がいくのは間違いなさそうだ。
そんな、最近多い二世タレントとは一線を画す存在の彩也子。だが、ネットでは彩也子に対し、残念な声があがっているという。
「やはり二世ということで、嫌悪感を持つ人は少なからずいるようです。しかし、それよりも、ネットが残念だと思ったのは“顔”です。CMでは、お父さんの萬斎さんに激似の顔立ちを披露しているのですが、本人の公式Twitterで公開している自撮り画像は別人のよう。これにはネットも『えっ?』となった様子で、一部では『まるでざわちんだ!』と言われていました」(芸能記者)
イマドキの女子大生だけに、もしかしたら、流行の“盛る”画像加工は得意なのかもしれない。
またその一方で、「ゴリ押し感が酷すぎる」との声もあるようで、
「こうなると、『なぜ今デビューするのか?』という疑問が湧いてきますよね。萬斎さんは2020年東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の演出総合統括に就任していますから、業界では『彩也子さんをここに起用しようと考えているのでは?』と言われている。またネットでもこれは噂されており、彩也子さんへ嫌悪感を持つ一つの要因になっていることは事実。『ゴリ押しが酷すぎて、お父さんも嫌いになるわ』と萬斎さんへの嫌悪感も高まっているようですね」(同)
昨年は木村拓哉と工藤静香の次女・Koki,が芸能界デビューし、話題となっていたが……。はたして、二世タレントたちの戦いに勝てるのだろうか?
平昌オリンピック男子フィギュアで、66年ぶりとなる2大会連続での金メダル獲得という“異次元の強さ”を見せた羽生結弦選手。氷上での鬼気迫るような集中力と、一方で、リンクを降りた後のふにゃっとした笑顔や女子力が半端なく高いしぐさのギャップも魅力だ。そんな羽生選手は一体どんな文字を書くのか? 文字から、その強さや愛される秘密が読み取れるのか? 筆跡鑑定人で、筆跡心理学に基づいた書籍『自分のイヤなところは直る! 〜名前を書くだけ〜』(東邦出版)の著者、牧野秀美氏に解説してもらった。
■冷静さと情熱を兼ね備える~努力が苦じゃない人の文字の特徴とは?~
――羽生さんの字は、素人目にはおっとり、繊細、穏やかな印象を受けます。
牧野秀美氏(以下、牧野) 文字から羽生さんを表すとしたら、「冷静沈着な情熱家」でしょうか。「情熱」的な部分も秘められていますよ。
まず「冷静沈着」ですが、文字は四角く大きさがそろい、接筆(四角い文字の左上の角)が閉じており、感情に左右されない、努力できるコツコツ型であることがわかります。さらに「表」の字など横線の間隔がそろっており、気分や感情に振り回されず、理性でコントロールできる気質であることも見て取れます。
――きちょうめんさが伝わってきますね。
牧野 なお、羽生さんのように大きさのそろった正確な文字を「マス目文字型」といいます。通常、マス目文字の人は、大きさにあまり変化をつけないことが多いのですが、羽生さんの場合は、マス目でありながら、文字の大きさに大小をつけています。
――確かに「羽」の字が大きく、「生」の字は小さいです。
牧野 文字の大きさに変化をつけるタイプは、変化を好む波瀾万丈型で、変化を乗り越え、乗りこなすことに生きがいや充実を感じるタイプです。
また、今回の文字より以前、2013年頃に書かれた羽生さんの筆跡を見たことがありますが、それと比べると、左右の払いも長くなっています。
――「払い」について、左払いが長い人は、目立ちたがり屋でプレッシャーに強いタイプ、右払いが長い人は自分の感情に執着して入れ込むナルシストタイプということでした。ちなみに、両方長い人が“女優型”とのことですよね。
牧野 はい。左右の「払い」を長くすることで、表現に対する執着も出てきたのではないでしょうか。

牧野 さらに、羽生さんは体の線が細いですが、文字は横幅が広めで安定感があります。これは、体力があり、体を動かすことをいとわない、あるいはそのように努力してきたことを表しているのです。
――王子様のような顔立ちやスタイルですが、しっかり体育会系でもあるということですね。
牧野 ほかにもハネが強く、文字を直線的に書く人は、「最短距離で目標を達成する」タイプですので、無駄を嫌い、合理的に行動します。
――お騒がせ発言は多いけれど、何かしたのかというとあまり思い出せない泰葉さんは、かなり「ハネない」文字でした。「ハネ」は実行力を表すんですね。
牧野 はい。彼の精神面の強さやストイックな面は、ここからきていると思われます。さらに、横線の間隔がそろっていること(例えば「表」の字)は、演技の緻密さにも関わってきます。これは細かなところによく気がつき、何をやらせても正確で緻密な仕事ができることを表しています。また、物事が整然としている状態を好みます。演技においてもその面が生かされ、人の気付かないところに気付くことができ、それを良く観察して自分のものにすることができるのでしょう。
そして、羽生さんの大きな特徴として、文字と文字の間隔が広いですよね。これは「落ち着き、何があってもあわてないこと、マイペースであること」の表れです。のんびり屋の人に多い書き方ですが、彼の場合は、自分の時間の流れを崩さない、これを徹底しているのでしょう。
――アスリートには必須の気質ですね。
牧野 あと、へんとつくりの間の間隔が狭い文字「結」と、広い文字「情」が混在しています。これは職人気質で妥協しない頑固な面と、自分と人との違いを受け入れるおおらかな面を表しています。おそらく、羽生さんは「自分はこうだけども、それを周囲には強制しない社会性の豊かさ」があるのでしょう。
今まで取り上げたのはフィギュアスケーターとしての羽生さんの筆跡です。ほかの資料で見た、彼のプライベートな筆跡は、角の丸い文字があちこちに見受けられます。また、左右の払いも大きめになっています。これらは、真面目な中にも適度に表れるユーモアや茶目っ気、融通性、柔軟性を表しています。
――リンクの外での「かわいい」感じとつながりますね。
牧野 リンクの上では有り余るほどの表現力で私たちを魅了してくれますが、プライベートでは感情を素直に出すことが少し苦手のようです。また、そんなシャイなところが、ファンにとってはたまらなくけなげに映るのでしょう。人よりも多く情報を受け取ることのできる繊細さと緻密さを持ち、それを形にする冷静な分析力、身につける努力をいとわない羽生さんは、間違いなくこれからも伝説を作り続けると思います。
(石徹白未亜)
牧野秀美
筆跡鑑定人。筆跡アドバイザーマスター。筆跡心理学をもとにした鑑定と診断を行う。著書に『自分のイヤなところは直る! ~名前を書くだけ~』(東邦出版)
・ほっかいどう筆跡鑑定研究所
平昌五輪が閉幕を迎える。
開会式前後まで、まったくといっていいほど盛り上がりに欠けていたが、金メダルを獲得した羽生結弦が出場した17日のフィギュアスケート男子フリーを放送したNHK総合の視聴率が、平均33.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、瞬間最高46.0%を記録。さらに、高木姉妹を中心とした活躍が注目されたスピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)を中継した21日夜の日本テレビの平均視聴率23.3%、瞬間最高視聴率は40.2%をマークした。
予想外の盛り上がりに、テレビ局関係者は「まず韓国での開催ということで時差がなかったことが大きいです。それから、羽生さんはケガからの復帰、高木姉妹は前回、前々回の五輪からの雪辱といった、わかりやすい感動ストーリーがあったことで、ワイドショーでも特集が組みやすく、多くの国民の興味を集めました。そして何より日本勢がメダルを量産、活躍したことも盛り上がりの要因です」と語る。
平昌五輪では日本のメダル獲得数が長野大会での10個を上回り、冬季大会では最多を更新。2002年ソルトレークシティ大会は銀1つ、銅1つの計2メダル、06年のトリノ大会は金1メダルのみ。10年バンクーバー大会は銀3つ、銅2つの計5メダル、前回の14年ソチ大会は金1つ、銀4つ、銅3つの8メダルだっただけに躍進が目立った。
これだけ注目が集まり露出が増えたことで、五輪後にメダル獲得者がテレビやイベントへの出演に引っ張りだこになるのは間違いないという。
「独特の王子っぷりが人気を呼んでいる羽生さんも、バラエティー番組などからすでにオファーが殺到しています。帰国後いくつかの番組に出演することになるでしょう。もともと女性から圧倒的な支持を得てきましたが、この五輪を機に、男性からの支持も明らかに増えています。あのナルシストキャラがトーク番組で炸裂してくれるのではないかと期待していますよ」(同)
五輪が閉会しても、日本の盛り上がりは終わりそうにない。
日本人選手のメダルラッシュもあり、大いに盛り上がる平昌冬季オリンピック。中でも人気が高いのが“氷上のチェス”と呼ばれるカーリングだ。
「奥深い競技内容とともに、女子日本代表チームが美女揃いだということも人気の理由。さらに、NHKの中継番組では元カーリング選手の市川美余(28)が解説として登場していますが、その美しさも人気を後押ししているようです」(テレビ局関係者)
2008年に中部電力カーリング部に入部した市川美余は、11年から4年連続で日本カーリング選手権で優勝。13年の世界選手権にも出場している。14年5月に現役を引退、現在は結婚し、1児の母となっている。
「現役時代から“美しすぎるカーリング選手”として話題でしたから、今回の中継番組で大人気となるのも当然のこと。その美しさには磨きがかかっていますからね」(スポーツ紙記者)
そんな市川だが、カーリングの解説者としてだけでなく、ピラティスのインストラクターとしても活動している。
「現役時代から肉体改造のためにピラティスを導入。引退後は、スポーツイベントなどでピラティス講習も行っています。さらに、最近ではHuluで配信されているピラティス番組『PILATES BODY MAKE』にも出演しています」(同)
その番組を見てみると、抜群なスタイルの市川が黒いタンプトップを着てピラティスを披露している。そして、そのタンクトップでは大きな胸を隠しきれず、見事な谷間があらわになっているのだ。
「現役時代から実は巨乳だとひっそり話題になっていて、当時は推定Eカップなどといわれていました。しかし、現在の様子を見ると、もうちょっと大きくなっているかもしれないですね。ピラティスでの肉体改造が功を奏したのか、おそらくFカップくらいになっていると思われます」(同)
美しさとナイスボディーを持ち合わせる市川をメディアが放っておくわけはないだろう。
「今後グラビアや写真集などのオファーが届くことは容易に想像できますし、トークもうまいのでバラエティー番組への出演もあるでしょう。清潔感もあるのでモデルという方向性もありえますね」(同)
今回のオリンピックでは、選手だけでなく解説者からもスターが生まれるかもしれない。
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