プロ野球の長い歴史でも、今年は最も順位予想が難しい年だったかもしれない。長いペナントレースを制したヤクルトとオリックスは、共に2年連続最下位だったチーム。大げさな表現ではなく、優勝を予想していた専門家は1人もいなかった。
「球界には『解説者』と呼ばれる人が100人以上いますが、今年の順位予想の結果は惨憺たるものです。セ・リーグでいうと、優勝予想の1番人気は巨人。ヤクルトはダン…
プロ野球の長い歴史でも、今年は最も順位予想が難しい年だったかもしれない。長いペナントレースを制したヤクルトとオリックスは、共に2年連続最下位だったチーム。大げさな表現ではなく、優勝を予想していた専門家は1人もいなかった。
「球界には『解説者』と呼ばれる人が100人以上いますが、今年の順位予想の結果は惨憺たるものです。セ・リーグでいうと、優勝予想の1番人気は巨人。ヤクルトはダン…
10月15日、Twitterで突如「#オリックス頑張れ」なるハッシュタグがトレンド入りし、オリックス・バファローズのファンの間で話題になっている。
一時は国内トレンド2位まで上昇したこのハッシュタグ。実は11月にCDデビューを控える人気ジャニーズJr.グループ「なにわ男子」関連のものだった。
なにわ男子は11月12日にデビューシングル 『初心LOVE(うぶら…
日米のプロ野球で数々の金字塔を打ち立てたイチローの引退から、1カ月以上が経過した。
引退会見では「この日を迎えられたことを大変幸せに感じております。後悔などあろうはずがありません。自分なりに頑張ってきたということははっきりと言えます」と照れ笑いを浮かべ、今後について質問されると「監督は無理。人望がない。それぐらいの判断能力は備えているので。トレーニングしますよ。ゆっくりするのは苦手なので」とイチロー節を交じえてコメントしていた。
現在イチローは、シアトル・マリナーズのインストラクターとして選手の指導にあたっており、弓子夫人と愛犬・一弓とゆっくり過ごす時間はお預けとなっているようだが、今後、日本での活動についてはどう考えているのだろうか。
「あるテレビ局では、イチローをキャスティングするための担当を置き、独占インタビューを取り付けようとオファーを出していますが、断られているようです。テレビ局、出版社、新聞等の各メディアはなんとかイチローとの接点を持ち、自社のオファーを了承してもらおうと必死になっています。ダウンタウンの浜田雅功や読売ジャイアンツの前監督、高橋由伸氏と対談させようとしたり、今オフにでもと、ドラマ、バラエティー番組のキャスティング交渉したり、東京オリンピックのキャスターや解説をお願いしたり、と各社趣向を凝らし、さまざまに画策して引っ張り出そうとしていますが、どれもうまくいっていないようです」(テレビ局関係者)
日本政府はイチロー本人の意向を踏まえ、国民栄誉賞の授与を見送った。
「その一方で“古巣”『オリックスグループ』の新しいCMでは川栄李奈と共演し、4月19日から放送されています。ありとあらゆるオファーが殺到していますが、当面は自身のイメージを保つために、これまで出演してきたCM以外は断る意向のようです。これからもマリナーズとの関係は継続していくといいますから、日本で活動することは、しばらくはなさそうです」(同)
多くの人に夢や希望を与えてきたスーパースターだけに、日本のメディアにもっと多く出演してもらいたいものだが……。
「イチローをもう一度日本で見たかった」──イチローの引退を聞いた多くの野球ファンがそう思ったが、本当にその可能性はなかったのか? その答えが『NHKスペシャル』で判明した。
先月、東京で行われたMLB開幕戦シリーズ第2戦後に引退を発表したイチロー。31日放送の『Nスペ』は、過去の映像を交えてイチローの内面に迫ったが、番組のハイライトは、日本球界復帰の可能性について尋ねたシーンだった。そのインタビューは昨年オフに行われたものだったが、イチローは「僕の中で、日本に戻る場所はない」と断った上で、こう答えた。
「日本でプレーする可能性があったとするなら、神戸でしかない。神戸にそのままチームがあれば考えたと思います」
イチローが米国に渡ったのは2001年のこと。それまで所属したオリックスは神戸を本拠地とし、チーム名も「ブルーウェーブ」だったが、今や本拠地は大阪に移り、チーム名も「バファローズ」だ。イチローが主軸として活躍した95年、96年にはリーグ連覇を果たしたオリックスだが、その後優勝からは遠ざかっており、イチロー退団以降はBクラスが指定席。日本全国の球場に足を運ぶ熱烈な野球ファンの男性はいう。
「12球団で、いま最もチケットの取りやすいチームがオリックスです。数字を見ると1試合当たり2万人以上入っていて合格点のように思われますが、オリックス戦は他球団のファンに人気なんですよ。ゆっくり見られますから。交流戦の阪神戦やカープ戦などは、どっちのホームゲームかわからないぐらい相手チームのファンで埋まります」
敵チームのファンでチームが潤うという、なんとも寂しい状況のオリックス。チーム経営も、行き当たりばったりの感は否めない。フリーのスポーツライターはいう。
「オリックスは誕生して30年がたつチームですが、ファンを裏切るようなことを何度も繰り返してきました。長年使ってきた『ブレーブス』という名前を捨てて旧・阪急ファンから見離されましたし、震災後に『がんばろうKOBE』を掲げて優勝しましたが、10年たたずに『ブルーウェーブ』という名前を捨て、本拠地を大阪に移しました。そんなオリックスにとって、かけがえのない宝がイチローです。“50歳現役”を宣言していたイチローはもともと大の中日ファンで、関係者の間では、『最後は中日に入るのでは』と言われていましたが、今回の『Nスペ』で、イチローが特別な愛着を持っていたのは神戸だったことがわかりました。しかし、オリックスは自らの手で復帰プランをつぶしたということです」
“逃した魚”は大きすぎたオリックス。神戸を袖にした代償は、かくも大きかったようだ。
プロ野球は現在、ストーブリーグの真っ只中。今オフは大物選手のFAが相次ぎ、シーズンが終わっても野球ファンの興味は尽きないが、ボロボロの状況なのがオリックスだ。
今シーズン4位に終わり、これで4年連続Bクラス、ここ10年で9回Bクラスに終わっているオリックス。来季からは西村徳文監督が新たに指揮を執るが、早くも暗雲が立ち込めている。今季、チームの勝ち頭だった西勇輝はFAで移籍が確実視されており、大減俸を言い渡したエース・金子千尋もチームを出る気配。一方、FAで獲得を狙った浅村栄斗(西武)は交渉の場に着くことさえ叶わず、あっさり楽天に奪われた。フリーのスポーツライターが語る。
「オリックスはここ数年、何をしたいのかわからない状況が続いています。2014年のオフに小谷野栄一、中島裕之、ブランコ、バリントンらを獲得し、エース金子とは4年20億という超大型契約を結びましたが、ことごとく失敗。チームは弱く、華のあるスター選手が見当たらない上、監督も極めて地味なタイプなので、ほとんど話題になりません。16年に、ある調査期間が行った『一番好きなプロ野球チームは?』というアンケートで、『オリックス』と答えたのはわずか0.3%でした。この調査は地域別の結果も発表していますが、オリックスは『近畿・阪神』地域でもベスト3に入っていません(ベスト3は阪神・巨人・広島)。観客動員数を見ると、そこそこ人気があるように見えますが、恐らく半分以上はビジターのファンでしょう。昨年、京セラドームで行われたオリックス主催の阪神戦は、客の大半が阪神ファンでした」(スポーツライター)
オリックスといえば、あのイチローを生み、スタイリッシュなチームカラーで一世を風靡したチーム。しかし、進んでファンの反感を買うようなやり方が、不人気を招いたと分析するのは、週刊誌のスポーツ担当記者だ。
「オリックスの不人気の最大の理由は、関西で阪神の人気が高すぎることですが、チームのやり方がひどいのも大きな要因です。オリックスは阪急が前身のチームですが、ブレーブスをブルーウェーブに変えたことで阪急ファンが離れ、近鉄と合併したものの、本拠地が神戸なので近鉄ファンが離れました。そして神戸にようやくファンが根付いたかと思いきや、本拠地を大阪に変え、神戸のファンからもそっぽを向かれました。ここ数年、プロ野球界では毎年のように移転のウワサが持ち上がりますが、大本命はオリックスでしょう。関西で阪神以上の人気を獲得するのは不可能ですし、移転を待ち望む地域に移るほうがオリックスのためにもなります。現在83歳の宮内義彦オーナーは、チームに並々ならぬ愛情を持っていることで有名ですが、彼がその職を退いたタイミングが1つのカギになるのではないでしょうか」(スポーツ担当記者)
関西にはかつて、阪神、近鉄、阪急、南海の4チームが存在し、激しいファン獲得競争が展開されたが、いよいよ“阪神帝国”が完成する日が近付いているようだ。
Ad Plugin made by Free Wordpress Themes