『グッディ!』オフィス北野“ニセ社員”騒動だけじゃない! フジテレビの「やらせ・捏造」史

 ビートたけしの独立騒動で渦中にあるオフィス北野のニセ社員がフジテレビに登場し、話題となっている。4月5日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)において、インタビューに答える様子が放送された。顔が隠され、声も変えられているが、筋肉質な体形にアクセサリーが目立つ“オラオラ系”のルックスであり、森昌行社長を「オヤジ」と呼ぶなど、ただものでないオーラを漂わせていた。しかし、実際は、オフィス北野とはまったく無関係な人物であることがわかった。

 同番組は、森社長をはじめとしたオフィス北野側からの抗議を受け、翌6日の放送中に「この男性は、オフィス北野の現役社員ならびにOB社員ではありませんでした」と説明し、謝罪を行った。

「フジは男性本人には確認を行ったと言っていますが、『自称社員・関係者』に対しては、まったく無意味な行為であるといえるでしょう。オフィス北野に直接問い合わせる、あるいは周囲の複数の関係者に話を聞くといった『裏取り』作業をまったく行っていなかったことになります」(業界関係者)

 自称社員のこの男性は酒に酔ったような状態で、フジは単なる酔っぱらいの戯れ言をそのまま流してしまったことになり、大失態といえる。こうした例は、同局では初めてではない。

「1999年には、バラエティ番組『愛する二人別れる二人』でやらせが発覚します。関係が悪化した夫婦が出演し、お互いが言いたいことを吐き出し、生活を続けるか離婚かの二択を迫るという内容でした。みのもんたの司会で、中尾彬やデヴィ夫人、梅沢富美男などの名物ご意見番が顔をそろえる人気番組として知られていましたが、出演していた夫婦は番組が用意したエキストラであり、やらせ発覚で打ち切りとなります。2004年には『発掘!あるある大事典II』で、納豆ダイエットの効果が放送され、スーパーで売り切れが続出するブームとなりました。しかし実験データを捏造していたり、国内で納豆のダイエット効果について証言者がいないため、海外のコメンテーターを無理やり探してくるなど問題が発覚し、番組打ち切りに至ります」(同)

 フジテレビにとって“ニセモノ”の用意は、おなじみのネタといえる。今後も同じ過ちを繰り返しそうだ。
(文=平田宏利)

ビートたけしが、古巣からアノ“軍団芸人”を超好待遇で引き抜き! その殺し文句とは?

 ビートたけしの独立ニュースに端を発した「たけし軍団VSオフィス北野・森昌行社長」の遺恨騒動も手打ちが成立。再び手を取り合っていくことで合意したという。

「森社長をあれだけ『裏切り者』呼ばわりしていたのは、いったいなんだったのかと思うほど、あっけなく収束しましたね。しかし、4月12日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、たけし軍団が森社長や社員たちを糾弾する生々しい“逆パワハラ”現場が報じられています。たけし軍団は事務所に残留となりましたが、わだかまりがなくなったわけではなく、ギクシャクした関係は続いていくのではないでしょうか」(芸能関係者)

 軍団のほかに、所属俳優の寺島進も残留を表明しているというが、一方でたけしが設立した新事務所『T.Nゴン』に移籍するのが、アル北郷だ。4月10日発売の「アサヒ芸能」(徳間書店)で連載中の「たけし金言集」の中で、彼はその内幕をこと細かに話しているが、なんとたけし直々にスカウトされたという。

「アル北郷はたけし軍団の末端に籍を置く芸人でもありますが、最近は構成作家としてたけしの出演番組でブレーンを務めている。ほかにも、たけしの単独ライブの構成を担当したり、たけしが責任編集を務めるネットマガジン『お笑いKGB』では副編集長という間柄。連載で明かしたところによると、本人はオフィス北野残留を受け入れていたところ、たけしから直接『お前、来てもいいんだぞ』と誘われたそうです。しかも、『自分で取ってきた仕事はマージンは取らないから』『うちは社員旅行もあるよ』という超好待遇で迎え入れてもらったんだとか」(同)

 殺伐とした空気の旧事務所から、天国のような新事務所へ――。残留するたけし軍団たちも内心はうらやましかったりして?

ビートたけし独立騒動の“火種”……フィルメックスに根強く残る「トンネル会社」説

 ビートたけしの独立騒動で、たけし軍団が明かした“会社の私物化”に対し、オフィス北野の森昌行社長が「週刊新潮」(新潮社)誌上で反論するなど、対立が深まっている中、ようやく無駄な内紛にメリットがないと自覚したのか、両者の歩み寄りが伝えられている。

 一説には御大ビートたけしが“鶴の一声”で停戦を命じたとも言われるが、同社と付き合いのあった映画関係者からは「映画事業がある限り、火種は残る」という。

「実はオフィス北野には、10年前ぐらいから解散説があったんですよ。森社長が理事をやっているオフィス北野傘下の映画事業『フィルメックス』が、業界内では“トンネル会社”だと言われていて、『怪しい金の動きが、たけしさんにバレた』というようなウワサがあったんです」(同)

 実際、たけし軍団からは事務所への不満として、オフィス北野から同社に毎年4,000万円の人件費が流れていたことが告発されていた。

「それが現実味を増したのが、たけしさんが3年前に愛人と新会社を作って、そこにギャラを入れるようにして、取り分も7割から9割に上げるようにオフィス北野に要求したという話で、社内では『“会社を解散する準備”と見ている人がいる』ってスタッフが言ってました。高給というのも、退職金代わりに分配していたものだったんじゃないかと思いますね。騒動が起きると、逃げるようにスタッフが事務所から姿を消していたと聞きますし」(同)

 もし、この映画関係者の見立てが正しければ、今回の騒動はそもそもフィルメックスに火種があることになるが、同社は映画祭の「東京フィルメックス」を仕切っていることで知られる会社だ。

「東京フィルメックスは、東京国際映画祭を手がけていた映画プロデューサーの市山尚三さんが松竹を辞めて2000年に森社長と始めたもので、東京国際とは違ったアジアの個性派作品にスポットを当てるというコンセプトでした。でも、映画というのは驚くほどもうからない世界ですから、映画祭もスタッフの大半は無給ボランティアで、さらに寄付を募っていたほど運営は厳しいんです。入場料でそれを賄おうとすれば、1枚1万2,000円ぐらいのチケットを売らないと成り立たない計算なんですよ。そこで上映前にたけしさん出演のCMを延々と流したり、宣伝チラシにも、たけしさんの出ている広告を入れまくっていましたね。ただ、そこにオフィス北野から巨額の資金が流れ込んでいるという話には、内部から『その金の使途がよくわからない』って声がたびたび聞かれていました。だから、ひょっとしたらフィルメックスは映画事業を表の顔にした、オフィス北野の“トンネル会社”なんじゃないかと思ったんです」(同)

 映画界では、契約社会が成熟した現在でも口約束が横行し、契約前の企画先行の段階で大雑把に出資金がやり取りされている。そんな中、資金を集めるだけのトンネル会社も無数に存在することで知られる。

「これは製作会社が直接指揮を執らずに、下請けの企画会社に発注する仕組みにして、出資金から中抜きするんです。そうすると集まった5億円の資金でも、1億円を企画会社に落として抜けるでしょう。映画界では当たり前なので誰も何も言わないんですけど、一応バレないよう、表向きもうからない映画普及事業とかを間に入れたりすることも多いんです」

 森社長はこのタイミングで、フィルメックスの理事長を辞任。オフィス北野の独立騒動は、映画ビジネスの悪しき慣例の一端でもあったのだろうか。急に出てきた収束の動きは、それらがすべて表になる前の“一手”なのかもしれないが、映画関係者は「映画界では金で揉めた連中が大団円になっても、ちゃんと収まったことはない」と不安げに話している。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

ビートたけし独立騒動の“火種”……フィルメックスに根強く残る「トンネル会社」説

 ビートたけしの独立騒動で、たけし軍団が明かした“会社の私物化”に対し、オフィス北野の森昌行社長が「週刊新潮」(新潮社)誌上で反論するなど、対立が深まっている中、ようやく無駄な内紛にメリットがないと自覚したのか、両者の歩み寄りが伝えられている。

 一説には御大ビートたけしが“鶴の一声”で停戦を命じたとも言われるが、同社と付き合いのあった映画関係者からは「映画事業がある限り、火種は残る」という。

「実はオフィス北野には、10年前ぐらいから解散説があったんですよ。森社長が理事をやっているオフィス北野傘下の映画事業『フィルメックス』が、業界内では“トンネル会社”だと言われていて、『怪しい金の動きが、たけしさんにバレた』というようなウワサがあったんです」(同)

 実際、たけし軍団からは事務所への不満として、オフィス北野から同社に毎年4,000万円の人件費が流れていたことが告発されていた。

「それが現実味を増したのが、たけしさんが3年前に愛人と新会社を作って、そこにギャラを入れるようにして、取り分も7割から9割に上げるようにオフィス北野に要求したという話で、社内では『“会社を解散する準備”と見ている人がいる』ってスタッフが言ってました。高給というのも、退職金代わりに分配していたものだったんじゃないかと思いますね。騒動が起きると、逃げるようにスタッフが事務所から姿を消していたと聞きますし」(同)

 もし、この映画関係者の見立てが正しければ、今回の騒動はそもそもフィルメックスに火種があることになるが、同社は映画祭の「東京フィルメックス」を仕切っていることで知られる会社だ。

「東京フィルメックスは、東京国際映画祭を手がけていた映画プロデューサーの市山尚三さんが松竹を辞めて2000年に森社長と始めたもので、東京国際とは違ったアジアの個性派作品にスポットを当てるというコンセプトでした。でも、映画というのは驚くほどもうからない世界ですから、映画祭もスタッフの大半は無給ボランティアで、さらに寄付を募っていたほど運営は厳しいんです。入場料でそれを賄おうとすれば、1枚1万2,000円ぐらいのチケットを売らないと成り立たない計算なんですよ。そこで上映前にたけしさん出演のCMを延々と流したり、宣伝チラシにも、たけしさんの出ている広告を入れまくっていましたね。ただ、そこにオフィス北野から巨額の資金が流れ込んでいるという話には、内部から『その金の使途がよくわからない』って声がたびたび聞かれていました。だから、ひょっとしたらフィルメックスは映画事業を表の顔にした、オフィス北野の“トンネル会社”なんじゃないかと思ったんです」(同)

 映画界では、契約社会が成熟した現在でも口約束が横行し、契約前の企画先行の段階で大雑把に出資金がやり取りされている。そんな中、資金を集めるだけのトンネル会社も無数に存在することで知られる。

「これは製作会社が直接指揮を執らずに、下請けの企画会社に発注する仕組みにして、出資金から中抜きするんです。そうすると集まった5億円の資金でも、1億円を企画会社に落として抜けるでしょう。映画界では当たり前なので誰も何も言わないんですけど、一応バレないよう、表向きもうからない映画普及事業とかを間に入れたりすることも多いんです」

 森社長はこのタイミングで、フィルメックスの理事長を辞任。オフィス北野の独立騒動は、映画ビジネスの悪しき慣例の一端でもあったのだろうか。急に出てきた収束の動きは、それらがすべて表になる前の“一手”なのかもしれないが、映画関係者は「映画界では金で揉めた連中が大団円になっても、ちゃんと収まったことはない」と不安げに話している。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

ビートたけしが“独立騒動”の口火切った「週刊新潮」に激怒! 「新潮45」連載降板を通告

 ビートたけしの事務所独立騒動が、出版社にも飛び火したようだ。

「たけし独立」の一報が出ると、3月22日発売の「週刊新潮」(新潮社)が「『殿ご乱心』の声も上がる電撃独立の舞台裏」との特集記事で、その詳細を暴露。複数の関係者の証言を元に、たけしが愛人女性に「洗脳」「マインドコントロール」されている状態だと報じた。

「その報道を受け、4月1日にたけし軍団がオフィス北野の森昌行社長を糾弾する声明を発表すると、4月5日発売号では、森社長の反論を掲載。『新潮』は徹底して“反たけし”の立場を取っている。ライバルの『週刊文春』(文藝春秋)も“文春砲”を炸裂させるのかと思いきや、こちらはたけしのほのぼのとした小説を掲載し、独立騒動にはほとんど触れずじまい。対照的な対応を見せています」(出版関係者)

 そもそも、たけしの「愛人」は「文春」がスクープしたもの。一方、同じ「新潮」が誌名となっている「新潮45」では、たけしの対談連載が掲載されている。

「当初、これまで味方だと思っていた『新潮』に“裏切られた”ことで、たけしは大激怒し、連載を降りると通告した。『新潮45』サイドも『違う編集部』『違う雑誌』だと釈明するも、たけしは『同じ会社』だとして一蹴、決裂に終わったようです。その話は他の出版社にも伝わり、たけしと関わりのある媒体を持つ社は、慌てて自社の週刊誌やWEB媒体の部署に『たけし騒動記事は掲載NG』と“忖度”を要請しているといいます。森社長の反論を掲載したのは、『新潮』なりの意趣返しなのかもしれませんね」(芸能記者)

「たけしvs事務所」の構図が、「たけしvs新潮社」に変わっていく可能性もありそうだ。

ビートたけしが“独立騒動”の口火切った「週刊新潮」に激怒! 「新潮45」連載降板を通告

 ビートたけしの事務所独立騒動が、出版社にも飛び火したようだ。

「たけし独立」の一報が出ると、3月22日発売の「週刊新潮」(新潮社)が「『殿ご乱心』の声も上がる電撃独立の舞台裏」との特集記事で、その詳細を暴露。複数の関係者の証言を元に、たけしが愛人女性に「洗脳」「マインドコントロール」されている状態だと報じた。

「その報道を受け、4月1日にたけし軍団がオフィス北野の森昌行社長を糾弾する声明を発表すると、4月5日発売号では、森社長の反論を掲載。『新潮』は徹底して“反たけし”の立場を取っている。ライバルの『週刊文春』(文藝春秋)も“文春砲”を炸裂させるのかと思いきや、こちらはたけしのほのぼのとした小説を掲載し、独立騒動にはほとんど触れずじまい。対照的な対応を見せています」(出版関係者)

 そもそも、たけしの「愛人」は「文春」がスクープしたもの。一方、同じ「新潮」が誌名となっている「新潮45」では、たけしの対談連載が掲載されている。

「当初、これまで味方だと思っていた『新潮』に“裏切られた”ことで、たけしは大激怒し、連載を降りると通告した。『新潮45』サイドも『違う編集部』『違う雑誌』だと釈明するも、たけしは『同じ会社』だとして一蹴、決裂に終わったようです。その話は他の出版社にも伝わり、たけしと関わりのある媒体を持つ社は、慌てて自社の週刊誌やWEB媒体の部署に『たけし騒動記事は掲載NG』と“忖度”を要請しているといいます。森社長の反論を掲載したのは、『新潮』なりの意趣返しなのかもしれませんね」(芸能記者)

「たけしvs事務所」の構図が、「たけしvs新潮社」に変わっていく可能性もありそうだ。

ビートたけし独立騒動が泥沼化……放送作家が明かす“オフィス北野”マネジャーたちの横暴ぶり

 ビートたけしの事務所独立に端を発したお家騒動が泥沼化になりつつある。たけしの前事務所・オフィス北野では、残された弟子たち「たけし軍団」が声明文を発表。経営を任せていた森昌行社長の事務所私物化が、たけし独立の原因だとした。ただ、これには社長らスタッフから反論も出ており、法的な争いになる可能性も出てきている。

 つまみ枝豆らが軍団の総意として出した声明文では、たけしに無断で森社長が筆頭株主となり、巨額の報酬を受け取っていたとしている。これはオフィス北野の株をたけしが30%を保持しているのに対し、10%を持っていた森社長がたけしに相談なく株式を買い集めて65%の大株主となり、社長以下スタッフらの報酬を大幅アップさせたというもの。

 たけしらに問題を追及された森社長は、「所有する株式すべてを、軍団の面々に贈与し、社員の高額給与を改善する」と約束していたが、これが守られず、たけしの独立強行となったという。軍団は今後、残務整理を森社長と進めながら事務所経営と芸能活動を続けていくため、多くの所属タレントは残留するとしている。

 この話が事実であれば、たけしの大きな収入を、社長らスタッフ側が好き放題やっていたことになる。

「今だから言える話ですが、オフィス北野はスタッフの態度が大きいことで知られていて、何かあると『たけしさんの意向』という話を出されて、交渉がしにくい相手でした」

 こう話すのはバラエティ番組を多数手がける放送作家だ。

「だから、正直たけし軍団には、あまり関わりたくないんです。軍団メンバーをひとりブッキングしようとしても、バーターを押し込もうとしてくるんです。吉本興業なんかだとバーターにも交渉の余地が十分あるのに、オフィス北野は、スタッフが『この条件じゃないとウチはやらない』の一点張りで、結局、軍団メンバーを使わなかったケースも多かったと思います」

 また、ある業界人は「年収150万円未満のタレントが、年収1,000万円のマネジャーと一緒に現場に来る感じがありありで、まるでタレントが猿回しの猿みたいな扱いだった」とも言っている。

 しかし、軍団の声明文については、森社長が「一方的にネットを通じて流されたことに驚きを禁じ得ません。内容に関しても極めて不本意」などと否定する構えを見せている。また、声明文では、たけしの愛人女性が独立に関与しているという報道を全否定したが、一部スタッフからメディアに「たけしさんが愛人女性に洗脳されている」という話が漏らされているといううわさもあり、まさに泥沼化。

「この騒動でバツの悪くなったスタッフらが続々と退社しているので、内情があちこちで漏らされているようですね」(放送作家)

 屋台骨であるたけしが抜けたオフィス北野は、これからいったいどうなってしまうのか。過去、ディレクター時代に、たけしの番組に携わったテレビプロデューサーは「事務所としての今後は、かなり厳しい」と見ている。

「どこの事務所も、タレントがスタッフ側に不満を持つことは多いんですが、もしタレントがそれをひっくり返しちゃうと、仕事のマイナスは大きいです。タレントはスタッフの仕事を軽視するところがありますが、能力的に裏方や事務はタレントじゃなかなか務まらないですからね。ダンカンさんやガダルカナル・タカさんがタレントを引退して経営に専念するなら話は別ですが、そうじゃないなら事務所の営業力は落ちるでしょう。そうなったときに、また責任のなすりつけ合いになって、立て直しが先送りされ、今より事態が悪くなる可能性の方が大きいのでは」

 たけしの弟子であるタレントの東国原英夫は、情報番組で「真実を訴えるためにも法的手段も視野に入れるべき」としたが、泥沼化すればするほど事務所の運営も悪化しそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

ビートたけし独立騒動が泥沼化……放送作家が明かす“オフィス北野”マネジャーたちの横暴ぶり

 ビートたけしの事務所独立に端を発したお家騒動が泥沼化になりつつある。たけしの前事務所・オフィス北野では、残された弟子たち「たけし軍団」が声明文を発表。経営を任せていた森昌行社長の事務所私物化が、たけし独立の原因だとした。ただ、これには社長らスタッフから反論も出ており、法的な争いになる可能性も出てきている。

 つまみ枝豆らが軍団の総意として出した声明文では、たけしに無断で森社長が筆頭株主となり、巨額の報酬を受け取っていたとしている。これはオフィス北野の株をたけしが30%を保持しているのに対し、10%を持っていた森社長がたけしに相談なく株式を買い集めて65%の大株主となり、社長以下スタッフらの報酬を大幅アップさせたというもの。

 たけしらに問題を追及された森社長は、「所有する株式すべてを、軍団の面々に贈与し、社員の高額給与を改善する」と約束していたが、これが守られず、たけしの独立強行となったという。軍団は今後、残務整理を森社長と進めながら事務所経営と芸能活動を続けていくため、多くの所属タレントは残留するとしている。

 この話が事実であれば、たけしの大きな収入を、社長らスタッフ側が好き放題やっていたことになる。

「今だから言える話ですが、オフィス北野はスタッフの態度が大きいことで知られていて、何かあると『たけしさんの意向』という話を出されて、交渉がしにくい相手でした」

 こう話すのはバラエティ番組を多数手がける放送作家だ。

「だから、正直たけし軍団には、あまり関わりたくないんです。軍団メンバーをひとりブッキングしようとしても、バーターを押し込もうとしてくるんです。吉本興業なんかだとバーターにも交渉の余地が十分あるのに、オフィス北野は、スタッフが『この条件じゃないとウチはやらない』の一点張りで、結局、軍団メンバーを使わなかったケースも多かったと思います」

 また、ある業界人は「年収150万円未満のタレントが、年収1,000万円のマネジャーと一緒に現場に来る感じがありありで、まるでタレントが猿回しの猿みたいな扱いだった」とも言っている。

 しかし、軍団の声明文については、森社長が「一方的にネットを通じて流されたことに驚きを禁じ得ません。内容に関しても極めて不本意」などと否定する構えを見せている。また、声明文では、たけしの愛人女性が独立に関与しているという報道を全否定したが、一部スタッフからメディアに「たけしさんが愛人女性に洗脳されている」という話が漏らされているといううわさもあり、まさに泥沼化。

「この騒動でバツの悪くなったスタッフらが続々と退社しているので、内情があちこちで漏らされているようですね」(放送作家)

 屋台骨であるたけしが抜けたオフィス北野は、これからいったいどうなってしまうのか。過去、ディレクター時代に、たけしの番組に携わったテレビプロデューサーは「事務所としての今後は、かなり厳しい」と見ている。

「どこの事務所も、タレントがスタッフ側に不満を持つことは多いんですが、もしタレントがそれをひっくり返しちゃうと、仕事のマイナスは大きいです。タレントはスタッフの仕事を軽視するところがありますが、能力的に裏方や事務はタレントじゃなかなか務まらないですからね。ダンカンさんやガダルカナル・タカさんがタレントを引退して経営に専念するなら話は別ですが、そうじゃないなら事務所の営業力は落ちるでしょう。そうなったときに、また責任のなすりつけ合いになって、立て直しが先送りされ、今より事態が悪くなる可能性の方が大きいのでは」

 たけしの弟子であるタレントの東国原英夫は、情報番組で「真実を訴えるためにも法的手段も視野に入れるべき」としたが、泥沼化すればするほど事務所の運営も悪化しそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

ビートたけし独立で揺れる「オフィス北野」軍団の謀反と“廃業覚悟”無名タレントたちの嘆き

 ビートたけしが、所属事務所「オフィス北野」から独立。残された弟子たち「たけし軍団」のメンバーが、森昌行社長ら経営陣と対立していたことが明らかになった。

 当初、たけしが、より自由な活動を求めての独立だといわれていたが、実際には「事務所内の金銭トラブル」が浮上した。そんな中、オフィス北野所属タレントのひとりは「食えなくなるかもしれない」と戦々恐々だ。

「僕は無名ですから、スタッフ的な仕事も手伝って、こっそりアルバイト代をもらっていたんです。でも、親しいスタッフの方から『これからは、みんな無駄飯を食えなくなる』と言われました。正直、仕事は月に数本で、完全に出来高制になれば、ほかでアルバイトをしなくちゃならないです。本心では、たけしさんの大ファンなので殿についていきたいんですけど、自分を拾ってくれたのは社長の方なので、恩がある以上、自分から事務所に背は向けられないです」

 このタレントには、オフィス自体の将来を心配する余裕がないようで、「事務所に何が起こっているのかは、まったく知りません。それこそネットニュースで読んでいることしかわからない」という。

「揉めごとといえば、昔、たけしさんと経営陣の間で映画製作の予算をめぐって意見の食い違いがあったという話ぐらいしか知らないです」

 このタレントは、スタッフの一員として北野作品の手伝いをしたことがあり、現場に顔を出していた中で、とある話を先輩タレントから聞いたという。

「キャスティングに関して、自由にやりたいたけしさんに、事務所が『たけしさんの自腹で作っているわけじゃないから』と口出ししたらしいんですが、事務所が連れてきた役者は、表向きのギャラを水増しして、誰かが中抜きしているという疑いがあったそうです」

 結局、たけし独立の経緯については、ダンカン、水道橋博士ら軍団メンバーが各自のブログなどで声明文を発表。森社長が無断で会社の筆頭株主になっていたことや、会社の役員報酬を引き上げていたなど「裏切り行為」があったと明かされた。たけし離脱で北野オフィスの収益が急落するのは間違いないとみられる。

 そうなれば当然、軍団メンバー以下、所属タレントの待遇も一変する。ある芸能記者は「絶対的に安泰なのは、ガダルカナル・タカさんとダンカンさん、浅草キッド、あとは寺島進さんら、一部俳優くらいでは?」とまで言っており、末端タレントが路頭に迷う可能性が高まる。

「親しい別の所属タレントも、『廃業も覚悟する』って、次の就職先を考え始めたりしていますからね」(同)

 このあたり、ほかでもないトップの森社長が一部メディアに対し「当然、人の出入りもあるでしょう」と覚悟を示していたが、オフィス北野のホームページには、およそ90名のタレントが所属として掲載されているものの、世間的にはほとんど知られていない人が多い。業界内では「スタッフが偉そう」との声も聞かれていたオフィス北野だけに、営業力も疑問視され、このままだと前途多難な泥舟状態と化しそうだが、まずは無名タレントらがその身を案じ始めているようだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

ビートたけし、71歳での独立は“終活”──? 「依存してきた」オフィス北野所属芸能人たちは大丈夫か

 ビートたけしが3月末で所属事務所のオフィス北野から独立し、今後は3年前に設立されていた新事務所T.Nゴンで活動するという。一部で伝えられたところによると、森昌行社長にたけしから「軍団を含め、背負ってきたものを下ろしたい」との申し出があったという。これには芸能界で「71歳となった、たけしの終活」と見る向きもある。

「オフィス北野は、良くも悪くも、たけしさんに依存してきましたからね。後輩芸人たちの仕事も、たけしさんの威光があって決まったものばかり。それこそ“ゴリ押し”も多かった。近年、事務所サイドが所属タレントをブッキングするだけのために、たけしさんの出演番組を継続させていたところもあって、以前からたけしさん自身が『もっと仕事を選びたい』と漏らしていたんです。いよいよ、そのときが来たということでは?」(業界関係者)

 この人物が「角が立たないところで……」と明かしたのは、かつて所属したタレント、山本モナのトラブルだ。モナは朝日放送の女子アナだったが、2005年に退社してオフィス北野に所属。翌年、TBSの報道番組『筑紫哲也 NEWS23』のキャスターに抜擢されたが、直後に民主党(当時)所属の衆議院議員・細野豪志との不倫が報じられて降板。それでも、『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)の司会で早々に復帰していた。

「あのとき、TBSには損害賠償を支払ってもおかしくない状況でしたが、モナは、わずか3カ月で仕事に戻っていて、これはまさにたけしさんのおかげ。たけしさんが仕事で“弁済”しているんです。しかし、モナは気にせず不倫騒動を繰り返したので、たぶん今もそのことを知らないのでは? それこそ親の心子知らずで、オフィス北野所属のタレントたちも、たけしさんにゴマをすって忠誠心を見せるばかりで、仕事を増やす努力の見えない者もいるため、いつまでもそんな連中の飯を食わせてられないでしょう」(同)

 オフィス北野には、ガダルカナル・タカ、ダンカン、つまみ枝豆、松尾伴内、ラッシャー板前、浅草キッド(水道橋博士、玉袋筋太郎)らが所属。その「たけし軍団」のひとり、井手らっきょは、ちょうど4月1日から故郷の熊本に拠点を移すと発表。川崎市で経営していたダーツバーを閉店してまでの決心をしたのは、たけしの独立を受けてのものだったといわれる。

「彼はたけしが太田プロにいたときからの付き合いで、たけし依存だったことに負い目が強いのでは? 熊本で内定している仕事の一部は、本人が直接交渉に臨んで、たけしの威光ナシで決めてきたらしいですし」(同)

 ただ、別の芸能関係者からは、たけしの高騰しすぎたギャラが独立の一因だとする見方も聞かれた。

「芸能界では、一度上がったギャラを下げることはしないのが基本。そうなると、たけしさんのような大物タレントの場合は、本人がやろうと思っても軽々しく仕事を受けることができず、高いギャラに見合うレベルの仕事ばかりになる」

 その高いギャラこそが事務所の面々を食べさせていく金にもなっていたとなれば、たけしが「自由にやりたい」と思ってもおかしくないだろう。新事務所は、本人が「全財産を妻に渡してでも一緒になる」と惚れ込む愛人女性と組んで始めたものだが、これまでの映画製作にはオフィス北野が全面的に関与してきたため、今後も協力関係は続くとされる。

 殿の軍団卒業で、路頭に迷うタレントが出なければよいのだが……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)