宇垣美里がオスカー所属、裏方としても期待? 大手事務所が元局アナを欲しがるワケ

 この3月いっぱいでTBSを退社した宇垣美里アナが、4月1日からオスカープロモーションに所属することとなった。

「オスカーには、元TBSの小島慶子、元フジの政井マヤ、宮瀬茉祐子といった元局アナも所属しており、宇垣アナの売り出し体制は万全。何より大手事務所なので、宇垣アナ本人も安心して芸能活動をやっていくことができるでしょうね」(週刊誌記者)

 キー局を退社した女性アナの、身の振り方はさまざま。個人で活動するケースもあれば、宇垣アナのように大手事務所に入るケースもある。

「2013年からフリーとして活動している元フジの平井理央アナは個人事務所。今年3月にテレビ朝日を退社した宇賀なつみアナも個人で活動していくとのことです。その一方で、元フジの中村仁美アナや元TBSの吉田明世アナは大手芸能事務所アミューズの所属となっています」(同)

 元局アナが大手事務所に入る大きなメリットは、やはりさまざまな仕事に挑戦できるということだ。

「女優転身などを狙っている場合は、大手に入ったほうがチャンスは広がるでしょう。一方、局アナ時代のつながりなどを生かしつつ、マイペースに仕事をしていきたいのであれば、個人事務所という形がラク。宇賀アナなどは、退社後も継続してテレ朝の番組を担当していますから、いわば大手事務所の力を借りる必要があまりなかったということなのかもしれません」(同)

 また、大手事務所としても元局アナを獲得するメリットがある。

「もちろんすでに知名度もあって、注目度も高い元局アナなので、事務所としては育成期間を必要とせずに売り出すことができるという大きなメリットがあります。さらには、局アナであるためそもそものアナウンス技術が備わっており、いろいろなイベントのMC仕事などを任せられるという側面もあります。それこそ同じ事務所の俳優が主演した映画の舞台挨拶であったり、俳優が出演するCMの記者会見イベントであったり、そういった場でMCとして活躍できるんですよね」(芸能事務所関係者)

 さらに、元局アナは、裏方として活躍することもある。

「ちょっと特殊なケースですが、元テレビ朝日の篠田潤子アナがアップフロントグループに所属していて、同じ事務所ハロー!プロジェクトの研修生たちにアナウンスを教えているんです。これはまさに元局アナだからこそできる仕事ですよね。若い女性タレントを多く抱えている芸能事務所では、そういった役割も担っているということです」(同)

 単純にタレントとしてだけでなく、さまざまな面で有効活用されているのが元局アナ。宇垣アナに対しては、複数の芸能事務所が獲得の意思を伝えたというが、争奪戦が行われるのも当然だといえそうだ。

宇垣美里をオスカーが“女優業”に猛プッシュ!? ポスト田中道子で『ドクターX』出演か

 3月末でTBSを退社した宇垣美里が、4月1日より米倉涼子、上戸彩、武井咲らが所属するオスカープロモーションに所属することを発表した。

 宇垣は同事務所を選んだ理由として、「いくつかのプロダクションとお話をさせて頂いた中、ドラマ、バラエティ、舞台、映画、など総合的にマネージメントをやっておられる事務所だと感じました。今後MC以外の仕事が充実できると考え、オスカープロモーションでお世話になることを決めました」と語っており、アナウンサー以外の仕事に興味を持っているようだ。

「宇垣がフリー転身を決めた大きな理由の一つが、『女優願望』だったそうです。彼女は退社目前の時期に、ドラマ制作部に所属する同僚に『ワタシに出られるドラマがあればどんな役でも出してほしい』と猛アピールしていたとか。局内では彼女にラブシーンをさせれば話題になると見て、前向きに検討しているといいます」(テレビ関係者)

 オスカーでドラマといえば、真っ先に思いつくのが米倉主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)だろう。

「同ドラマに西田敏行の秘書役にオスカーの“ゴリ押し”で抜擢された田中道子は、その9頭身ボディが話題になり大ブレーク。その後はNHK大河ドラマ『西郷どん』や『絶対零度~未然犯罪潜入捜査』(フジテレビ系)、『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』(日本テレビ系)、『後妻業』(フジテレビ系)と、ドラマに出ずっぱりです。10月には『ドクターX』もしくは昨年放送された『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)の続編が予定されていますから、そこにバーター出演する可能性はありそう。もしそれが自慢のGカップを前面に押し出した妖艶なキャラなら話題性抜群。そのまま女優業まっしぐらとなるかもしれません」(同)

 宇垣が芸能界で、どうはばたいていくのか楽しみだ。

オスカープロ、さすがのらつ腕ぶりを発揮!? 宇垣美里アナをTBSと“ケンカ別れ”にさせず

 TBSとケンカ別れすると思われていた宇垣美里アナに急展開。表向きは“円満退社”することになったようだ。

 3月いっぱいで同局を去る宇垣アナだが、現在レギュラー出演しているTBSラジオ『アフター6ジャンクション』を、フリー転向後も“続投”することがわかったのだ。

 宇垣アナは昨年3月で担当していた『あさチャン!』を降板したが、それを告げたプロデューサーに対し激怒し、コーヒーをぶちまけ、後始末すらしなかったとのウワサがまことしやかに流れた。その後、出演機会は激減し、完全な“干され状態”に陥ったが、レポーターを務めるようになった『サンデー・ジャポン』で垣間見せた“闇キャラ”でプチブレーク。昨年12月に発表された『第15回好きな女性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)では9位に初ランクインし、同局アナでは最上位となった。

 同局の幹部、スタッフとの関係がしっくりいかない中、宇垣アナはフリー転向を決断。まだ在籍中とあって公言していないが、複数のメディアが米倉涼子、上戸彩らが所属する大手芸能プロ・オスカープロモーション入りすると報じている。

「これまでの流れからして、TBSは宇垣アナとは絶縁するものとみられていました。ところが、急転直下、担当のラジオ番組を続投することになりました。これは新たな所属先とみられるオスカープロが暗躍した成果じゃないでしょうか。宇垣アナは、決して格上とは言えませんし、TBSとケンカ別れさせるのは得策ではないと判断したのだと思われます。TBSとしても、オスカープロの頼みとあれば、むげに断るわけにもいきませんし、ラジオくらいなら起用してもいいだろうとの結論に至ったのでしょうね。これが力のない芸能プロなら、そうもいきません。オスカープロのらつ腕ぶりはさすがというしかありません」(テレビ局関係者)

 先にTBSを退社した先輩の吉田明世アナも、大手のアミューズに籍を置き、フリー転向後、即、日本テレビの番組に出演したり、フジテレビ系(カンテレ)で早くもレギュラーを獲得したりしているが、古巣の『サンデー・ジャポン』にも時折出演し、良好な関係を保っている。宇垣アナは、吉田アナのように“スタッフ受け”がいいわけではないが、円満退社を装うことで、仕事の幅も広がるはずだ。

 フリー転向直後の4月16日には、「週刊プレイボーイ」(集英社)での連載「人生はロックだ!!」からコラムを抜粋し、沖縄での撮り下ろし写真を掲載したファーストフォトエッセイ『風をたべる』(同)が出版される。ただ、“水着仕事”は「一生ない」と断言してしまったため、露出面の期待感は薄く、予約状況もイマイチのようだ。
 決して、引く手あまたではない宇垣アナだけに、TBSとケンカしてる場合ではないといったところか……。
(文=田中七男)

オスカープロ、さすがのらつ腕ぶりを発揮!? 宇垣美里アナをTBSと“ケンカ別れ”にさせず

 TBSとケンカ別れすると思われていた宇垣美里アナに急展開。表向きは“円満退社”することになったようだ。

 3月いっぱいで同局を去る宇垣アナだが、現在レギュラー出演しているTBSラジオ『アフター6ジャンクション』を、フリー転向後も“続投”することがわかったのだ。

 宇垣アナは昨年3月で担当していた『あさチャン!』を降板したが、それを告げたプロデューサーに対し激怒し、コーヒーをぶちまけ、後始末すらしなかったとのウワサがまことしやかに流れた。その後、出演機会は激減し、完全な“干され状態”に陥ったが、レポーターを務めるようになった『サンデー・ジャポン』で垣間見せた“闇キャラ”でプチブレーク。昨年12月に発表された『第15回好きな女性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)では9位に初ランクインし、同局アナでは最上位となった。

 同局の幹部、スタッフとの関係がしっくりいかない中、宇垣アナはフリー転向を決断。まだ在籍中とあって公言していないが、複数のメディアが米倉涼子、上戸彩らが所属する大手芸能プロ・オスカープロモーション入りすると報じている。

「これまでの流れからして、TBSは宇垣アナとは絶縁するものとみられていました。ところが、急転直下、担当のラジオ番組を続投することになりました。これは新たな所属先とみられるオスカープロが暗躍した成果じゃないでしょうか。宇垣アナは、決して格上とは言えませんし、TBSとケンカ別れさせるのは得策ではないと判断したのだと思われます。TBSとしても、オスカープロの頼みとあれば、むげに断るわけにもいきませんし、ラジオくらいなら起用してもいいだろうとの結論に至ったのでしょうね。これが力のない芸能プロなら、そうもいきません。オスカープロのらつ腕ぶりはさすがというしかありません」(テレビ局関係者)

 先にTBSを退社した先輩の吉田明世アナも、大手のアミューズに籍を置き、フリー転向後、即、日本テレビの番組に出演したり、フジテレビ系(カンテレ)で早くもレギュラーを獲得したりしているが、古巣の『サンデー・ジャポン』にも時折出演し、良好な関係を保っている。宇垣アナは、吉田アナのように“スタッフ受け”がいいわけではないが、円満退社を装うことで、仕事の幅も広がるはずだ。

 フリー転向直後の4月16日には、「週刊プレイボーイ」(集英社)での連載「人生はロックだ!!」からコラムを抜粋し、沖縄での撮り下ろし写真を掲載したファーストフォトエッセイ『風をたべる』(同)が出版される。ただ、“水着仕事”は「一生ない」と断言してしまったため、露出面の期待感は薄く、予約状況もイマイチのようだ。
 決して、引く手あまたではない宇垣アナだけに、TBSとケンカしてる場合ではないといったところか……。
(文=田中七男)

藤田ニコルの評価が急上昇中! 上戸彩&剛力彩芽ショックのオスカーを救う?

 モデルでタレントの“にこるん”こと、藤田ニコルの評判が芸能界でうなぎ上りとなっている。

 テレビのバラエティー番組やイベント、本業のモデルとしても活躍。3月23日に発売されたファッション誌「ViVi」(講談社)では単独で表紙を飾った。

「ギャルっぽさや幼さが和らぎ、大人びてきました。誌面ではガーリーな水着姿で引き締まったセクシーボディを披露し、その色気が業界で話題になっています。新たな方向性が出て、タレント、モデルとしての幅も広がったと、もっぱらですよ。所属している大手芸能プロのオスカープロモーションは、上戸彩の結婚や剛力彩芽の熱愛スキャンダルによって収益が落ち込んでいるのではないかと一時は心配されていましたが、ここのところにこるんのおかげもあって改善していると聞きます」(芸能関係者)

 流行に乗ってにこるんは1月にYouTubeのアカウントを開設して今や登録者数が40万を超えた。インスタグラム、ツイッターのフォロワー数は200万を突破している。

「新しい時代のタレント像の先頭を走っています。多忙の中SNSを駆使して次々と発信しているので、タレント価値がすぐ落ちてしまうのではないか、飽きられてしまわないか、SNS疲れをしていないか……と懸念されるほどの勢いです。時代の先端を駆けるタレントでありながらテレビの収録現場では、旧世代のタレントにも優しく接していて、メロメロになっている芸能人がたくさんいますよ。俳優の梅沢富美男は、にこるんからスマホの使い方からラインの操作の仕方まで、彼女に手取り足取り教えてもらっていて、にこるんを孫のようにかわいがってデレデレ状態になっています。小学生のときから芸能生活をしているだけあって、ああ見えて礼儀やマナーがしっかりしていて、大御所タレントに好かれています。おバカなところはありますが、積極的に学ぼうという姿勢が顕著で、テレビやイベントの構成や意図に沿ったコメント、立ち振る舞いができるので、制作スタッフからも好評です」(同)

 幅広い活動で、飛ぶ鳥を落とす勢いのにこるんから目が離せない。

小芝風花、”隠れヲタOL”がハマり役! オスカー次世代スターの最有力候補に

 金曜夜10時からNHKで放送されている『トクサツガガガ』は、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の丹羽庭の同名漫画をドラマ化したものだ。

 商社で働くOL・仲村叶(小芝風花)は、女子力が高い才女と同僚からは見られていたが、実は特撮を愛好する隠れオタク。戦隊ヒーロー番組『獅風怒闘ジュウショウワン』をはじめとする特撮番組が好きなのだが、オタク趣味を語り合える仲間に飢えていた……。

 オタク男性を主人公にした作品は多数あるが、女性オタクのことをここまで掘り下げたドラマは珍しいのではないかと思う。劇中に登場する架空の特撮ヒーロー番組も作り込まれており、「特撮協力」として戦隊ヒーローモノを手がける東映の名がクレジットされている。

 ただ、叶が必死で趣味を隠す姿を見て、今の時代、そこまでオタク趣味は恥ずかしいものなのか? という疑問も生じた。

 オタク男性の恋愛を描いたドラマ版『電車男』(フジテレビ系)が放送された2005年から、すでに14年がたとうとしている。今、『電車男』を見ると、オタクというだけで周囲から罵倒される主人公の姿に、理不尽なものを感じる。

 当時と比べれば、オタク趣味に対する偏見はだいぶ薄れている。2016年には特撮映画『シン・ゴジラ』も大ヒットした。そういった背景を踏まえると「そこまでオタク趣味を卑下して隠さなくても……」と思ってしまい、ドラマの中に入り込めずにいた。

 だが、第3話で、叶以外の女性オタクが描かれるようになると印象は変わっていく。

 劇中では、同じオタクでも趣味を隠さないオープンオタクもいれば、必死で隠すオタクもいて、女オタクにもいろいろなタイプがいるということが示唆される。

 次々と女性オタクが登場する姿と、特撮番組のヒーローに仲間が加わる姿が重ねて描かれるのだが、こういった女性オタクの多様性が描ければ、本作は大傑作となるのではないかと思う。

 女オタクの物語に関しては今後に期待という感じだが、それとは別にうれしいのは、叶を演じる小芝風花が、実に生き生きとしていることだ。

 小芝は現在21歳。小学3年生から中学2年まではフィギュアスケートに打ち込んでいたが、「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得したことをきっかけに芸能活動をスタート。

 14年には初主演映画『魔女の宅急便』でヒロインのキキを好演。そして、16年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、ヒロインの娘・千代を演じたことで大きく注目される。ここまでは順風満帆なキャリアだといえるが、その後、当たり役に恵まれない状態が数年続くことになる。

 同じ『あさが来た』で友人役を演じた吉岡里帆が破竹の勢いで人気女優となっていたのに比べると、真面目で優等生的なイメージが強すぎたがゆえに、小芝の個性はわかりにくかった。特に『あさが来た』以降は、10代後半から20代へと変わる過渡期だったため、少女的なビジュアルと実年齢の落差もあり、無垢な少女を演じさせるべきか? 大人の女性を演じさせるべきか? キャスティングする側も迷っているように見えた。

 しかし、彼女の個性の薄さ――派手にも地味にも見えるし、子どもにも大人にも見えるビジュアルは、脇役だとその他大勢の中に埋もれてしまうが、中心に立たせるとハマる。長澤まさみや新垣結衣、事務所の先輩に当たる武井咲が、そういう存在だが、そんな小芝の個性の薄さがうまい具合にハマったのが『トクサツガガガ』だったといえよう。

 本作の隠れオタクのOLという設定は絶妙で、叶の職場できちんと働く姿と、家で特撮番組を見ている時のだらだらとした姿のギャップがとてもかわいい。美人だが、コンプレックスを抱えている真面目な女性を演じさせた時、小芝の魅力は最も際立つのだ。

 また、小芝のブレークは、オスカープロモーションにとっても大きな転換点となるのではないかと思う。オスカーは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)シリーズで知られる米倉涼子こそ、数字が取れるスター女優として君臨しているが、それ以降に続く若手女優は足踏み状態となっている。

 結婚・出産した武井咲は早々復帰を果たすも、ハズキルーペのCM以外にはまだ出演しておらず、剛力彩芽はZOZOの社長として知られる前澤友作氏との交際宣言でワイドショーでこそ話題となっているが、女優業は停滞気味。

 次世代スター女優候補としては高橋ひかると吉本実優がいるが、演技力も人気も過渡期で完全に仕上がるには、まだ時間がかかりそう。そんな中、着々と力をつけてきた小芝が、一気に頭角を現したのだ。

 中途半端な状態でブレークしなかったからこそ、今の小芝には女優としての地肩の強さと安定感がある。

 今後は、平凡な女性を好演する女優として、飛躍するのではないかと思う。女優にとって個性の薄さは欠点ではない。むしろ、万人が共感できる等身大の女性を演じられるという長所なのだ。

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

小芝風花、”隠れヲタOL”がハマり役! オスカー次世代スターの最有力候補に

 金曜夜10時からNHKで放送されている『トクサツガガガ』は、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の丹羽庭の同名漫画をドラマ化したものだ。

 商社で働くOL・仲村叶(小芝風花)は、女子力が高い才女と同僚からは見られていたが、実は特撮を愛好する隠れオタク。戦隊ヒーロー番組『獅風怒闘ジュウショウワン』をはじめとする特撮番組が好きなのだが、オタク趣味を語り合える仲間に飢えていた……。

 オタク男性を主人公にした作品は多数あるが、女性オタクのことをここまで掘り下げたドラマは珍しいのではないかと思う。劇中に登場する架空の特撮ヒーロー番組も作り込まれており、「特撮協力」として戦隊ヒーローモノを手がける東映の名がクレジットされている。

 ただ、叶が必死で趣味を隠す姿を見て、今の時代、そこまでオタク趣味は恥ずかしいものなのか? という疑問も生じた。

 オタク男性の恋愛を描いたドラマ版『電車男』(フジテレビ系)が放送された2005年から、すでに14年がたとうとしている。今、『電車男』を見ると、オタクというだけで周囲から罵倒される主人公の姿に、理不尽なものを感じる。

 当時と比べれば、オタク趣味に対する偏見はだいぶ薄れている。2016年には特撮映画『シン・ゴジラ』も大ヒットした。そういった背景を踏まえると「そこまでオタク趣味を卑下して隠さなくても……」と思ってしまい、ドラマの中に入り込めずにいた。

 だが、第3話で、叶以外の女性オタクが描かれるようになると印象は変わっていく。

 劇中では、同じオタクでも趣味を隠さないオープンオタクもいれば、必死で隠すオタクもいて、女オタクにもいろいろなタイプがいるということが示唆される。

 次々と女性オタクが登場する姿と、特撮番組のヒーローに仲間が加わる姿が重ねて描かれるのだが、こういった女性オタクの多様性が描ければ、本作は大傑作となるのではないかと思う。

 女オタクの物語に関しては今後に期待という感じだが、それとは別にうれしいのは、叶を演じる小芝風花が、実に生き生きとしていることだ。

 小芝は現在21歳。小学3年生から中学2年まではフィギュアスケートに打ち込んでいたが、「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得したことをきっかけに芸能活動をスタート。

 14年には初主演映画『魔女の宅急便』でヒロインのキキを好演。そして、16年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、ヒロインの娘・千代を演じたことで大きく注目される。ここまでは順風満帆なキャリアだといえるが、その後、当たり役に恵まれない状態が数年続くことになる。

 同じ『あさが来た』で友人役を演じた吉岡里帆が破竹の勢いで人気女優となっていたのに比べると、真面目で優等生的なイメージが強すぎたがゆえに、小芝の個性はわかりにくかった。特に『あさが来た』以降は、10代後半から20代へと変わる過渡期だったため、少女的なビジュアルと実年齢の落差もあり、無垢な少女を演じさせるべきか? 大人の女性を演じさせるべきか? キャスティングする側も迷っているように見えた。

 しかし、彼女の個性の薄さ――派手にも地味にも見えるし、子どもにも大人にも見えるビジュアルは、脇役だとその他大勢の中に埋もれてしまうが、中心に立たせるとハマる。長澤まさみや新垣結衣、事務所の先輩に当たる武井咲が、そういう存在だが、そんな小芝の個性の薄さがうまい具合にハマったのが『トクサツガガガ』だったといえよう。

 本作の隠れオタクのOLという設定は絶妙で、叶の職場できちんと働く姿と、家で特撮番組を見ている時のだらだらとした姿のギャップがとてもかわいい。美人だが、コンプレックスを抱えている真面目な女性を演じさせた時、小芝の魅力は最も際立つのだ。

 また、小芝のブレークは、オスカープロモーションにとっても大きな転換点となるのではないかと思う。オスカーは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)シリーズで知られる米倉涼子こそ、数字が取れるスター女優として君臨しているが、それ以降に続く若手女優は足踏み状態となっている。

 結婚・出産した武井咲は早々復帰を果たすも、ハズキルーペのCM以外にはまだ出演しておらず、剛力彩芽はZOZOの社長として知られる前澤友作氏との交際宣言でワイドショーでこそ話題となっているが、女優業は停滞気味。

 次世代スター女優候補としては高橋ひかると吉本実優がいるが、演技力も人気も過渡期で完全に仕上がるには、まだ時間がかかりそう。そんな中、着々と力をつけてきた小芝が、一気に頭角を現したのだ。

 中途半端な状態でブレークしなかったからこそ、今の小芝には女優としての地肩の強さと安定感がある。

 今後は、平凡な女性を好演する女優として、飛躍するのではないかと思う。女優にとって個性の薄さは欠点ではない。むしろ、万人が共感できる等身大の女性を演じられるという長所なのだ。

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

あのヤクルト元エースの娘も……オスカーが“グラビア路線”を大強化中!?

 女優では米倉涼子、上戸彩、武井咲、バラエティでは藤田ニコルや岡田結実らを擁するオスカープロモーションが、ついにグラビアにも力を入れ始めたようだ。

 オスカーといえば、1990年代にはC.C.ガールズやシェイプUPガールズなどセクシー軍団が在籍。2000年代には原幹恵がグラビアエースとして気を吐いたものだった。

「しかし、原が昨年1月に海外留学を理由に休業に入ると、後輩の中村静香も30歳でグラビアをセーブし始め、このジャンルは下火となっていました。しかし、ここにきて昨年6月に人気グラドルの岸明日香を獲得し補強。さらに、3月でTBSを退社してオスカー入りする宇垣美里アナにもグラビア展開の期待がかかっています」(芸能ライター)

 そんな中、オスカーは“生え抜き”のモデルにも「グラドル転身指令」を下したようだ。

「元ヤクルト投手で横浜ベイスターズの監督も務めた尾花高夫の娘・尾花貴絵です。彼女は10年に芸能界デビューを果たし、主にファッションモデルとして活躍。11年には旭化成グループキャンペーンモデルとしても活動しています。しかし、女優やタレントとしてはパッとせず、『世界ふしぎ発見!』(TBS系)のミステリーハンターとして不定期出演しているのみでした」(グラビア関係者)

 そんな彼女が1月31日に1stイメージDVD『Okie Doki』(エスデジタル)を発売した。

「撮影はプーケットで行われたそうで、胸は小ぶりながら174センチ、B80・W58・H86と絶品スタイル。スラリと伸びた美脚や、プリっと上を向いたお尻は父親譲りの安定感です。さらに、下着のような素材の黒ビキニに黒のストッキング姿はエロさ満点。まさに男たちのストライクゾーンど真ん中ではないでしょうか」(同)

 この快速球ボディでグラビア界のエースとなれるだろうか。

あのヤクルト元エースの娘も……オスカーが“グラビア路線”を大強化中!?

 女優では米倉涼子、上戸彩、武井咲、バラエティでは藤田ニコルや岡田結実らを擁するオスカープロモーションが、ついにグラビアにも力を入れ始めたようだ。

 オスカーといえば、1990年代にはC.C.ガールズやシェイプUPガールズなどセクシー軍団が在籍。2000年代には原幹恵がグラビアエースとして気を吐いたものだった。

「しかし、原が昨年1月に海外留学を理由に休業に入ると、後輩の中村静香も30歳でグラビアをセーブし始め、このジャンルは下火となっていました。しかし、ここにきて昨年6月に人気グラドルの岸明日香を獲得し補強。さらに、3月でTBSを退社してオスカー入りする宇垣美里アナにもグラビア展開の期待がかかっています」(芸能ライター)

 そんな中、オスカーは“生え抜き”のモデルにも「グラドル転身指令」を下したようだ。

「元ヤクルト投手で横浜ベイスターズの監督も務めた尾花高夫の娘・尾花貴絵です。彼女は10年に芸能界デビューを果たし、主にファッションモデルとして活躍。11年には旭化成グループキャンペーンモデルとしても活動しています。しかし、女優やタレントとしてはパッとせず、『世界ふしぎ発見!』(TBS系)のミステリーハンターとして不定期出演しているのみでした」(グラビア関係者)

 そんな彼女が1月31日に1stイメージDVD『Okie Doki』(エスデジタル)を発売した。

「撮影はプーケットで行われたそうで、胸は小ぶりながら174センチ、B80・W58・H86と絶品スタイル。スラリと伸びた美脚や、プリっと上を向いたお尻は父親譲りの安定感です。さらに、下着のような素材の黒ビキニに黒のストッキング姿はエロさ満点。まさに男たちのストライクゾーンど真ん中ではないでしょうか」(同)

 この快速球ボディでグラビア界のエースとなれるだろうか。

宇垣美里アナ、TBS退社で“再就職先”にオスカープロを選択したワケとは?

 昨年末、複数のメディアで、3月いっぱいでTBSを退社し、芸能事務所に所属すると報道されていた宇垣美里アナウンサーの“再就職先”がオスカープロモーションになると、1日付の「スポーツ報知」が報じた。フリーに転向する局アナの新たな所属先が、3カ月も前に報道されるのは異例なことだ。

 昨年3月で、キャスターを務めていた『あさチャン!』から外されることを担当プロデュサーから告げられた際、「コーヒーぶちまけ事件」を起こしたとされ、以後、“干され状態”となった宇垣アナ。そのキャリアに見合う仕事は、なかなか与えられなかった。だが、そんな中、レポーターを担当した『サンデージャポン』で垣間見せた“闇キャラ”でブレーク。同12月に発表された『第15回好きな女性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)では9位に入り、同局アナでは唯一ランクインを果たした。そんな状況下でのフリー転向は、半ば自然の流れともいえるだろう。

 宇垣アナが選択したとされる所属先のオスカーは、米倉涼子、上戸彩、武井咲、剛力彩芽といった、そうそうたる女優陣を抱える有力芸能プロ。ただ、元フジテレビの政井マヤアナ、田中大貴アナ、元TBSの小島慶子アナといった局アナ出身者も所属しているが、“アナウンサー業”という点では、フリー転向で成功したとは言い難い面がある。

 こと、“アナウンサー業”に特化するならば、元読売テレビで大ブレークした川田裕美アナらが属するセント・フォースや、宮根誠司アナ、羽鳥慎一アナ、田中みな実アナらが属するテイクオフあたりに身を置くのが無難だ。しかし、あえて、“女優部門”で強さを発揮するオスカーに籍を置くとされる、宇垣アナの真意はどこにあるのか?

「昨春の『あさチャン!』降板後、複数の芸能プロが宇垣アナに接触を図ったといわれています。TBSがマトモな仕事を与えなかったこともあり、ここにきて、フリー転向を決断したようです。宇垣アナには“アナウンサー業”に固執することなく、女優、グラビア、バラエティなどマルチな活動をしていきたいという意図があるものだと思われます。そのために、オスカーを所属先として選択したのでしょう。チャンスがあれば、アニメオタクのキャラを生かして、アニソンで歌手デビューなんてことも十分あり得るでしょうね」(芸能プロ関係者)

 受け入れるとみられるオスカー側は、米倉という大看板はあるものの、上戸は育児のため、仕事をセーブ中。昨年3月に第1子を出産した武井も同様で、本格復帰は先になりそう。剛力は女優の世界での“需要”がなくなった上、超セレブのZOZO・前澤友作社長との奔放な交際で、商品価値も男性人気も落ちてしまった。

 武井や剛力の“後釜”として期待された吉本実憂や高橋ひかるらは伸び悩み、最近では「ミス・ワールド2013」日本代表の田中道子が猛プッシュされてはいるが、変わらぬ棒演技と29歳という年齢がネックとなり、なかなかいい役は獲得できていない。

 バラエティでは藤田ニコルが奮闘し、岡田結実がバラエティから女優に脱却を図ろうとしているが、まだ経験不足で“女優”のカテゴリーでは未知数だ。そんなジレンマがあるだけに、マルチで仕事をこなせそうな宇垣アナは格好のターゲットだったようだ。

 元フジテレビの加藤綾子アナが昨年4月期の連続ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)に、主要キャストでレギュラー出演を果たしたように、オスカー側は宇垣アナに関しても当然“女優”としての活躍を視野に入れているだろう。

 双方の利害関係が合致して、オスカー入りするとみられる宇垣アナ。ルックス、スタイルは抜群で、まだ27歳と若いだけに、アナウンサーの枠にとどまらないマルチな活動に期待したいものだ。

(文=田中七男)