亀梨和也がますます木村拓哉化!『FINAL CUT』会見で炸裂した“キムタク節”

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 2016年5月から充電期間に入っていたKAT-TUNがついに再始動ね! 年末年始の『ジャニーズカウントダウン  20周年記念!!  超豪華年越し生放送!!』(フジテレビ系)で発表されて、現場でも「重大発表ってやっぱりコレだったのか!」って取材陣の誰もが納得したんだけど……。

 一部では「メリーさんは元気のないふりをしているけど、相変わらずめちゃくちゃ元気。ファンからあれこれ戦犯扱いされていることに『おかしいじゃない、何で私が言われなきゃいけないのよ。表に出なきゃいいってこと?』と怒り心頭で、それが逆に日々の活力になっているぐらい。だけどジャニーさんの具合がかなり悪いらしくて、深刻なんだよ」という話も出ていたから、ちょっと心配されていたのよね。でも結果オーライ! 朗報にハイフンの皆さんも喜んでたし、心底ホッとしたんじゃないかしら?   

 長かったようなあっという間だったような2年弱の充電中、事務所の人たちは「う~ん、どうなるんだろうね」と解散説を否定せず、ずっと渋い対応だったのだけど、亀梨和也くんは一貫して「絶対にひと回り大きくなって戻ってくるから。変な噂なんか信じるな!」と宣言していたから、亀ちゃんの言葉を信じてアツもじっと待っていたの。まぁ、途中で脱退した田中聖くんの薬物騒動などがあって、「こんな所でKAT-TUNの名前が使われちゃうなんて」とハイフンの皆さんも心を痛めていたけど、そんなネガキャンもなんのその。

 2018年は、紆余曲折を乗り越えての大復活。4月には東京ドームで『KAT-TUN LIVE 2018』を開催するし、亀ちゃん主演のドラマ『FINAL CUT』(カンテレ・フジテレビ系)が9日にスタート、主題歌はKAT-TUNの新曲『Ask Yourself』と、さすが華々しい滑り出しよね。しかも亀ちゃんは2月23日のお誕生日に亀梨和也PHOTO BOOK『ユメより、亀。』(集英社・刊)を出すんですって。本当にハイフンの心の揺さぶり方を把握しまくってる男よね~! 実にアッパレだわ。

 とはいえ、主演ドラマの初回視聴率は関東が7.2%で、関西が10.7%(ビデオリサーチ調べ)と、ちょっと苦しい数字だったけど、復讐する男役はなかなかの出来。新しい“役者・亀梨和也”を存分に見せつけてくれたし、満足感はあったわよね。

 第一話放送の数日前に都内で製作発表記者会見が行われたんだけど、いつも以上にカッコよく登壇した亀ちゃん。どんなに上手く隠したつもりでも、セクシーさはダダ漏れよ。共演者も藤木直人さん、栗山千明さん、橋本環奈さん、林遣都くん、高木雄也くん、やついいちろうさん、水野美紀さん、杉本哲太さんと、とっても豪華。取材陣も大勢詰めかけたけど、会場には抽選で選ばれた視聴者さんも参加。さらに大阪にも会場が設けられて300名の視聴者さんが集まって、東京の会見を中継で結ぶという粋な計らいも。

 気をよくした亀ちゃんはモニター越しに「おおきに」とご挨拶して、一気に「キャー」の黄色い声を浴びて益々ご満悦~! あとで聞いたら大阪サポーターの皆さんの応援が「すごく心強かった」って言ってたわ。亀ちゃんにとってカンテレのスタッフさんとのドラマは初挑戦だから、始まる前は内心ちょっとドキドキしてたみたいなの。だって、亀ちゃんと言えばやっぱり日本テレビ系の土曜夜ドラマの印象が強いじゃない? 日テレでは気心の知れたスタッフとの仕事だから何でもスムーズに進むし、会見ひとつとっても雰囲気が違うしね。日テレだとフランクで、あうんの呼吸で会見が行われるのよ。

 でも今回の会見は、カンテレのベテラン男性アナウンサーさんが司会進行をされたんだけど、温かみのあるお人柄でフレンドリーで、亀ちゃんたち登壇者の緊張を上手にほぐしていて、こちらもほっこりしちゃったわ。キャストの皆さんを一生懸命に盛り上げていらしてて。所々に交じる関西弁も耳に心地よくてね。

 最近とみに、いい意味でも悪い意味でも(!?)「拓哉くん」と呼ぶ仲良しの木村拓哉先輩の発言に似てきた亀ちゃんの“ちょっとわかりにくい抽象的な長回しの表現”を、わかりやすい一言で言い表してくださったりもしていたわ。

 たとえば女性プロデューサーさんが「このタイトルの『FINAL CUT』は“最後に勝つ”という意味もあるんです」と力説されていて、それを汲んでの質問で「〇〇に勝つ、何かに勝ちたい」と思うものはありますか? という質問があったんだけど、亀ちゃんは「ビビりな自分に勝ちたい!」とアンサー。

 続けて「年々なんですけど、自分の中の考えであったり、引き出しというものがある中で、ここぞという時に、怖いもの知らずということではなくて、ちゃんとキャッチして、理解した上で物事を進めていけるような大人になりたいと。子供の頃はコンサートなんかでも“カッコイイ”と思うだけで動けたんですけど、大人になるにつけリスクを考えるようになってしまって。あそこでジャンプしたらカッコイイけど、ツルッと滑ったらどうしよう?  とか思っちゃって」とファイナルアンサー。

 いやいや、伝わってはくるのよ。すごく!(フォローになってる?) でも何か今ひとつよくわからない箇所もあって……。その答えを受けて男性アナウンサーさんが「慎重かつアグレッシブにということですか?」と上手く変換してくださったの。すかさず亀ちゃんも「そうです、長々とすみませんでした。慎重に、かつアグレッシブに行こうということです!」と返して、会場中のみんなが「あー、そういうことだったのね」とやっと納得して、安堵の笑いが起きたのよ。

 もちろん最初は慣れないカンテレさんの会見で緊張もあったんだろうけど。でも、そこからは『ごくせん』(日本テレビ系)でも共演した後輩の高木くんを「昔、僕らはちょっとヤンチャなグループだったんで、ドッキリだったんですけど高木を泣かせてしまったことがあって」と告白し会場はザワザワ。緊張マックスの高木くんは「亀梨くんは後輩からしたら近寄り難い人。でも今回は『2人っきりで食事に行こうか』と誘ってくれて。幼馴染の役なんでタメ語で話すことになるので、内心どうしようって思ってたんですけど」と嬉しそうに返して。それを見た亀ちゃんは「このドラマの間に食事を奢って、関係修復に努めたいと思います」と笑わせていたわ。

 途中からはすっかりいつもの亀ちゃんを取り戻して「どの瞬間で自分を受け取ってもらっているかで、みんな全然違うイメージを持たれているみたいなんですけど。よくみんなに『ストイックだよね』と言われるんですけど、僕は全然ストイックじゃないんですよ。家では素っ裸でゴロゴロしてるし『生まれたての亀で生活してます』から」と衝撃発言。この発言、何か変な想像しちゃうじゃない?

 さらに追い打ちをかけるかのように、やついさんに「亀梨くんは振り向きざまにカッコイイことを言う」と暴露され、具体例として「亀梨くんが『役者は待つのが仕事ですから』と振り向きざまに言っていた」との発言をあげられ、慌てた亀ちゃんは「そんなカッコつけて言ってないですよ。その言葉だけがメディアで流れると、また僕が勘違いしてる人のように思われるから~」と悲鳴。共演者から“振り向きざまにカッコイイことを言うキャラ”として、いい感じにイジラれる主演って面白いでしょ? それはもうね、現場のムードがすごくいいからなのよ。

 本人もよく「家から外に1歩でも出たら“亀梨和也でいなくちゃいけない”から。そのイメージは崩せないからね。意外と大変」と言っていて、カッコつけたりもしてるけど。でも亀ちゃんの本質って、素敵な所って、ちょっと抜けてる部分じゃないのかなぁ? カッコつけても最後にどっかでオチがつくというか。芯のある骨太の男だし、努力家であることには変わりないけど、基本は下町の気のいいお兄ちゃんだしね。

 爆笑をさらった会見の後は急遽、亀ちゃんだけの囲み取材が行われて、みんな知らなかったからビックリしたんだけど、どうやらスポーツ紙さんが星野仙一さんについての追悼コメントが欲しくてお願いしたみたいでね。それにも真摯に答えるスポーツキャスターの亀ちゃん。何でも出来る男だわ、ホント。

 星野監督への思いを語った後はドラマの話に戻ったんだけど。また冒頭に戻るけど、「僕の場合“枠”をとても大事にしていて、今までは週末のドラマに出ることが多かったんですけど、今回は“火曜日の夜に見ていただけるような作品”を意識して作っています」とキッパリ。うわ、すごい! と思いつつ、「えっ、火曜日の顔ってどんなの?」とも思ったけど……。でもそんなチャレンジにも果敢に取り組んでいく亀ちゃんが本当に誇らしいわ!

 収録中に起きてしまった骨折も「もう大丈夫!」って言ってたし、ご安心を。あとは「最後に勝つ生まれたての亀ちゃん」を楽しみに、じっくりドラマを見ていきましょう。少々、回りくどい表現方法になろうとも、常に全力で物事を伝えてくれようとする亀梨和也。上手く受け取れないキャパの小さな私たちでごめんなさい! ディスってないで、これからはちゃんと勉強して全身全霊で受け止めるから見捨てないでね。復活、バンザイ! 何があっても、どこにいようとも、最後に勝つのはいつも亀ちゃん。やっぱり亀ちゃんが大好き~っなアツでした!

私が「黒人の人形」を作るわけ。そして浜ちゃんの黒塗りについて

「肌の色、髪の質が異なる人形たち」
 新年早々、ダウンタウン浜田雅功の黒塗り(ブラックフェイス)問題が大揉めに揉めている。大晦日恒例の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)で浜田がアメリカの黒人俳優エディ・マーフィーに扮した際、顔を真っ黒に塗って登場した件だ。

 ブラックフェイスに関して私は過去に何度も書いている。ニューヨークの黒人地区ハーレムに長年暮らす者として、黒人を家族に持つ身として、いろいろ思うところがあるからだ。最近では米版ヴォーグ誌が掲載したスーパーモデル、カーリー・クロスの芸者ルック問題についての記事「白人モデルのゲイシャ写真が炎上した本当の理由~”文化の盗用”と”ホワイト・ウォッシュ”」でブラックフェイスについても詳しく言及している。

 実のところ、今回は私が以前から作っている「黒人の人形」について書く予定だった。奇しくもブラックフェイス問題とタイミングがかちあってしまったので、両者をからめて書いてみたい。

黒人の子供たちの「肌色」クレヨン
 私はかつてハーレムYMCAのアフタースクール・プログラム(学童保育)で働いていた。2000年から始めて7~8年ほど続けただろうか。場所柄、通ってくる子供のほぼ全員が黒人かラティーノだった。キンダー(5歳児)から中高生までいたが、私は主にキンダーと小学生のコンピュータ室を担当した。といってもワードやエクセルなどを本格的に教えるのではなく、放課後の自由時間の一環として子供用のソフトで遊ばせることが多かった。

 当時、女の子に人気のあったソフトが「バービー」だった。着せ替え人形式にヘアスタイルやドレスを選んでいくのだが、最初にバービーの肌の色と目の色を選ぶ。毎日、何人もの女の子が遊ぶ様子を眺めているうちに、あるパターンに気付いた。黒人の少女たちはバービーの肌の色に白でも、いちばん濃い茶色でもなく、中間の薄い茶色を選ぶことが多かった。少女本人の肌の色をかならずしも反映していなかった。きれいな濃いチョコレートブラウンの肌をした少女もカフェオレ色を選ぶのだ。

 コンピュータに飽きた子供には用意してある塗り絵をさせることもあった。この時も日本人の私には思いもつかない事象があった。キンダーの女の子は塗り絵のキャラクターの肌を塗るとき、何色もあるクレヨンと自分の小さな手の甲の色を比べ、いちばん近い色を選んだ。別の女の子、髪をいつも見事な長いブレイズに編んでいた10歳のその子は、人魚の塗り絵をしながら私に滔々と “レクチャー” をしてくれた。

「人魚はね、金髪じゃないの。人魚はわたしとおなじブラックなの」

 そう言いながら、人魚の肌を自分と同じ濃い茶色で塗った。

ブラック・イズ・ビューティフル
 これらのエピソードは黒人の少女や女性たちと肌の色との非常に深いかかわり、そしてこだわりを示している。アメリカでは歴史的な人種差別のスティグマのひとつとして、濃い肌の色は今もタブーとされているのだ。

 それを示す有名な実験がある。5人の子供のイラストが描かれたボードを用意する。5人の肌の色は白・ベージュ・薄い茶・やや濃い茶・濃い茶と5段階になっている。幼児にイラストを見せ、「どの子がいちばんかわいい?」「どの子がいちばん醜い?」などと質問する。多くの子供が「かわいい」「賢い」などポジティブな言葉には白かベージュ、「醜い」「意地悪」などネガティブな言葉には茶色を指す。

 白人の人形と黒人の人形を並べた実験でも結果は同じだ。

Q:「醜い人形はどっち?」
A:「こっち」(黒人の人形を指す)
Q:「なぜ?」
A:「黒人だから」

Q:「どっちの人形があなたに似てる?」
A:「……わたしに?……」

 女の子はおずおずと黒人の人形を指差すが、触ろうとはしない。その時の女の子の辛そうな表情。なんと残酷な実験だろうか。

 この実験からも分かるように、黒人は幼い子供ですらダークブラウンの肌を厭う。かつての白人による黒人支配の残照〜白は美しい、黒は醜い〜であり、すなわち自己否定、自己嫌悪だ。この歴史的な呪縛から解かれて自分たちの本来の美を自覚しようという主張が、有名な1960年代の黒人運動スローガン「ブラック・イズ・ビューティフル」を生んだ。

 この考えを日常生活の中で娘に教える母親も多い。「あなたのブラウンの肌はとってもきれい!」「あなたのクルクルの髪もとってもかわいい!」と繰り返すのだ。黒人の子供の肌の色と髪をテーマにした絵本がたくさん出されているのも、子供たちが歴史の負の遺産に押しつぶされてしまわないようにという黒人たちの努力だ。そうでなければ実験に登場した子供たちのように幼くして心に傷を負い、自己肯定ができなくなる。 「人魚は金髪じゃない」と言い放った女の子は、おそらく家庭でこうしたことを教わっていた時期だったのだと思う。

 黒人社会でそうした努力がなされているにもかかわらず、今も人気のある黒人女性セレブの多くはライトスキンだ。 ビヨンセ(シンガー)、アリシア・キーズ(ミュージシャン)、ハル・ベリー(女優)、カーディ・B(ラッパー)…… 彼女たちが一流のエンターテイナーに上り詰めたのは、もちろん飛び抜けた実力があってこそ。そこは間違いない。しかし黒人女性の場合、肌の色が人気に大きく作用する事実も否めない。

 自分の手と同じ色のクレヨンを選んだあの5歳の女の子は、当時はまだ「肌の色は薄いほうが美しい」も、「黒人のありのままの姿こそ美しい」も意識しておらず、ごく自然に塗り絵を自分自身の反映ととらえていたのだ。すでに10代となっているはずのあの女の子は今、自分の肌の色についてどう感じているのだろうか。

「わたしみたい!」な人形

「衣装はアフリカ産の生地」
 「マミー! これ見て!」と女の子がぱあっと笑顔になって母親を振り返った。私が作ったヒジャブの人形に目ざとく気付いたのだ。アフリカン・アメリカンの7~8歳の女の子だ。肌の色はかなり明るい。髪は花柄のヒジャブをかぶっているので見えない。同じくモスグリーンのヒジャブをかぶった、まだ若いお母さんも「あら、まぁ!」と言いながら人形を手に取った。

 年末にニューヨークのアメリカ自然史博物館で開催された「クワンザ」イベントでのできごとだ。クワンザはアメリカ黒人の祝祭。クリスマス翌日の12月26日から1週間続く。毎年恒例の同博物館でのイベントでは、アメリカ黒人が賢く豊かに生き抜くための7つの教えがアフリカン・ドラムの演奏とともに語られ、ゴスペル、マーチングバンド、アカペラの歌唱や演奏で盛り上がった。会場には黒人アーティストによる絵画、Tシャツ、アクセサリー、コスメなどのブースがたくさん出るが、そこに私も人形のブースを出せることになったのだった。

「アメリカ自然史博物館でのクワンザ・イベント」
 イベントにかかわっている友人からブースを出さないかと声を掛けられた時、正直、気後れがした。黒人による黒人のためのイベントで、アジア人が黒人の人形を売ることを人はどう思うだろうか。「文化の盗用」と気分を害する人もいるのではないか。

 しかし、それは杞憂だった。イベント開始直前、ブースの準備をしている最中に、天然石のブースを準備していた黒人女性が「わぁ! かわいい!」「この人形、私を呼んでるわよ! 買わなくちゃ!」と、いきなり買ってくれたのだ。これには驚いた。人形はアフロヘアを「アフロパフ」と呼ばれる丸いふたつ括りにしたもので、見方によってはその女性に似ていると言えなくもなかった。

 いったんイベントが始まると黒人客はステージに集中し、ブースにはこの日たまたま博物館を訪れてイベントに行き当たった観光客が大勢やってきた。ほとんどが白人で、黒人の人形に関心を示す人は少なかった。人形はYMCAの少女の塗り絵と同じく、「自分の反映」なのだ。

 しかし、なかにはベージュの肌、ウェービーな髪の人形を「キュート!」と買ってくれる白人女性がいた。やはり「自分の反映」だ。ある若い女性はスペインからの観光客だった。私の人形がスペインまで行く……と思うと、なんだか感慨深いものがあった。

「『アフロパフ』のキーホルダー型ミニ・ドール」
 ステージが休憩に入ると、黒人客がどっとやってきた。「私はもう人形を買う時期は終了してるけど」と言いながら見てくれる年配の女性。「マミー、これがいい」と明るいブラウンの人形を指さす黒人の女の子に、「私はこっちがいいと思うけど」とダークブラウンの人形を勧める白人のお母さんは、おそらく養親だ。やはり「これ、買って!」とウェービーな長い髪の人形をねだる女の子に、「知ってるでしょ、これだとおばあちゃん怒るから」と言い、私に「ダークスキンでアフロヘアのはある?」と聞くお母さん。おばあちゃんはきっと「ブラック・イズ・ビューティフル」の信念を持つ人なのだ。

エディ・マーフィーのブラウンの肌と、浜田雅功の黒塗り
 皆、それぞれに異なる肌の色合いと髪を持ち、肌と髪についての考えも異なるが、言えることはひとつ。どの肌も、どの髪も、それぞれに可愛らしく、または美しく、かつ個々人の重要なアイデンティティなのだ。私はハーレムYMCAでの子供たちとの体験からこれを知り、人形を作り始めた。

 アメリカでブラックフェイスがなぜ許されないか、その詳細は最初に挙げた過去記事を読んで欲しい。そこに書いたアメリカの人種差別の歴史や現状とは別に、今回の浜田雅功によるブラックフェイス報道を見て、私が思ったことがある。

 エディ・マーフィーは俳優としてとても優れており、私も大ファンだ。演技力、とくにコメディでは唯一無二の力を発揮し、毎回、大爆笑させてくれる。エディが出ているというだけで出演作を見たくなる理由だ。同時に、彼の滑らかな濃いブラウンの肌も大きな魅力だ。単なるお笑い俳優ではなく、セクシーさもまた魅力なのである。

 ところが浜田雅功の黒塗りはエディとは似ても似つかない色合いの、雑なメイクだった。エディの肌の美しさはみじんもなかった。エディ・マーフィーをエディ・マーフィーとしてでなく、単に「黒人」として真似ただけのものだった。黒人たちの、それぞれの肌の色、それぞれの美しさに対する敬意はまったくなかった。それが私を哀しくさせたのだった。
(堂本かおる)

バーニング・周防郁雄社長、祝77歳! いま振り返る“ドンが愛した5人の女”

 例年、大手芸能プロやテレビ局の幹部たちは、1月11日に行われる“バースデーパーティ”に際して、スケジュール調整を余儀なくされるという。朝・昼・夜の3部制で開催されるパーティの主役は、“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長。近頃のドンは、引退説がささやかれたり、懇意にしていた一部プロダクションから「距離を置かれている」などともウワサされているが、今年も相変わらず50人を超える業界の重鎮たちが、出席予定という。

 そこで、今回は77歳の喜寿を記念して、華やかな芸能人生の中で“ドンが愛した女たち”を振り返ってみた。

■“ドンのオンナ”といえばこの人・藤原紀香

 まず1人目は、歌舞伎俳優・片岡愛之助の妻であり女優の藤原紀香。よくも悪くも、ドンの名前が一般層にまで知れ渡るようになったのは、「紀香の存在が大きかった」と週刊誌記者は語る。

「もともと島田紳助から紹介された紀香を、ドンは『絶対にスターにするべき』と、関係各所に猛プッシュ。その効果は絶大で、連ドラ主演連発からCM女王と、紀香は一躍時の人になりました。しかし、加藤雅也との交際をドンに反対されて破局して以降は、陣内智則とスピード離婚するなど、男性関係がやや不安定に。さらに紀香は、ドンへの再婚報告を後回しにしたため、一時期は関係が悪化していたんです。これらの情報がインターネットに出回ったことで、紀香とドンはセットで語られるようになりました」

■あのドンをヤキモキさせる女傑・小泉今日子

 紀香同様、近年“溝ができている”とウワサされているのが、小泉今日子。しかし、現在でも連続ドラマ主演を務めるなど、第一線で活躍できるのは、ドンの寵愛あってこそのようだ。

「他社のCD著作権を保有するといったビジネスで儲けているドンからすれば、生粋のバーニングっ子であり、同社のトップタレントである小泉は、まさにわが子のような存在。しかし2015年には個人事務所を設立するなど、不協和音が聞こえるようになりました。それでもドンは16年、カルチャー誌『MEKURU』(Gambit)の小泉特集ページで、異例のロングインタビューを受けるなど、小泉には未練タラタラの様子ですが」(芸能プロ関係者)

■ドンの“焼肉接待”には必ず同席・加藤あい

 近年では露出が減っているものの、ドンの加藤あいへの入れ込みぶりは有名な話。一時期は加藤にベッタリだったそうだ。

「90年代後半から2000年代前半、電通や博報堂の幹部が招かれるドン主催の“焼肉接待”には、必ず加藤が同席していました。当時の加藤の活躍ぶりを見れば、どれだけドンに寵愛されていたかがよくわかりますよ。ドンとの“愛の証”なのか、バーニング関係者が、2人のツーショット写真が印刷されたテレホンカードを作成して配っていた……なんて逸話もあるほど」(テレビ局関係者)

 

■まるでじいじと孫・芦田愛菜
 

 芦田愛菜も、ブレーク直前にドンからのバックアップを得たことで、“トップ子役”の座に君臨できたという。

「10年の『Mother』(日本テレビ系)で“天才子役”と称賛された芦田は、翌年の『マルモのおきて』(フジテレビ系)の頃から、ドンのバックアップを受けるようになりました。昨年、芦田が慶応義塾中等部に合格した際のドンの喜びようったらなかったですよ。まるで孫の活躍を見守るおじいちゃんですよ。ドンの号令によって、バーニング御用達の各スポーツ紙が芦田の入学式を一斉に取り上げていました。正直、未成年のプライベートに関する話題だけに、スポーツ紙が掲載することには違和感しかありませんが、ドンは満足げだったようです」(情報番組デスク)

■ドンの永遠のナンバーワン・内田有紀

 現在に至るまで、ドンにとっての“ナンバーワン”といわれている女が、内田有紀なのだという。

「小泉のような問題行動もなければ、紀香のように男で失敗することもない。吉岡秀隆との結婚時も、ドンは何ひとつ口を挟まず、内田の好きなようにやればいいと、陰ながら見守っていたそうです。両親の不仲や離婚で揉めた過去など、ドンは内田の家庭環境に深く同情しており、誰よりも幸せになってほしいと願っているとか」(テレビ局プロデューサー)

 彼女たち以外にも、ドンのバックアップを経て脚光を浴びた芸能人は、数多く存在するという。果たして今後、ドンの“寵愛”からブレークする女性芸能人は、どれほど登場するのだろうか。

バーニング・周防郁雄社長、祝77歳! いま振り返る“ドンが愛した5人の女”

 例年、大手芸能プロやテレビ局の幹部たちは、1月11日に行われる“バースデーパーティ”に際して、スケジュール調整を余儀なくされるという。朝・昼・夜の3部制で開催されるパーティの主役は、“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長。近頃のドンは、引退説がささやかれたり、懇意にしていた一部プロダクションから「距離を置かれている」などともウワサされているが、今年も相変わらず50人を超える業界の重鎮たちが、出席予定という。

 そこで、今回は77歳の喜寿を記念して、華やかな芸能人生の中で“ドンが愛した女たち”を振り返ってみた。

■“ドンのオンナ”といえばこの人・藤原紀香

 まず1人目は、歌舞伎俳優・片岡愛之助の妻であり女優の藤原紀香。よくも悪くも、ドンの名前が一般層にまで知れ渡るようになったのは、「紀香の存在が大きかった」と週刊誌記者は語る。

「もともと島田紳助から紹介された紀香を、ドンは『絶対にスターにするべき』と、関係各所に猛プッシュ。その効果は絶大で、連ドラ主演連発からCM女王と、紀香は一躍時の人になりました。しかし、加藤雅也との交際をドンに反対されて破局して以降は、陣内智則とスピード離婚するなど、男性関係がやや不安定に。さらに紀香は、ドンへの再婚報告を後回しにしたため、一時期は関係が悪化していたんです。これらの情報がインターネットに出回ったことで、紀香とドンはセットで語られるようになりました」

■あのドンをヤキモキさせる女傑・小泉今日子

 紀香同様、近年“溝ができている”とウワサされているのが、小泉今日子。しかし、現在でも連続ドラマ主演を務めるなど、第一線で活躍できるのは、ドンの寵愛あってこそのようだ。

「他社のCD著作権を保有するといったビジネスで儲けているドンからすれば、生粋のバーニングっ子であり、同社のトップタレントである小泉は、まさにわが子のような存在。しかし2015年には個人事務所を設立するなど、不協和音が聞こえるようになりました。それでもドンは16年、カルチャー誌『MEKURU』(Gambit)の小泉特集ページで、異例のロングインタビューを受けるなど、小泉には未練タラタラの様子ですが」(芸能プロ関係者)

■ドンの“焼肉接待”には必ず同席・加藤あい

 近年では露出が減っているものの、ドンの加藤あいへの入れ込みぶりは有名な話。一時期は加藤にベッタリだったそうだ。

「90年代後半から2000年代前半、電通や博報堂の幹部が招かれるドン主催の“焼肉接待”には、必ず加藤が同席していました。当時の加藤の活躍ぶりを見れば、どれだけドンに寵愛されていたかがよくわかりますよ。ドンとの“愛の証”なのか、バーニング関係者が、2人のツーショット写真が印刷されたテレホンカードを作成して配っていた……なんて逸話もあるほど」(テレビ局関係者)

 

■まるでじいじと孫・芦田愛菜
 

 芦田愛菜も、ブレーク直前にドンからのバックアップを得たことで、“トップ子役”の座に君臨できたという。

「10年の『Mother』(日本テレビ系)で“天才子役”と称賛された芦田は、翌年の『マルモのおきて』(フジテレビ系)の頃から、ドンのバックアップを受けるようになりました。昨年、芦田が慶応義塾中等部に合格した際のドンの喜びようったらなかったですよ。まるで孫の活躍を見守るおじいちゃんですよ。ドンの号令によって、バーニング御用達の各スポーツ紙が芦田の入学式を一斉に取り上げていました。正直、未成年のプライベートに関する話題だけに、スポーツ紙が掲載することには違和感しかありませんが、ドンは満足げだったようです」(情報番組デスク)

■ドンの永遠のナンバーワン・内田有紀

 現在に至るまで、ドンにとっての“ナンバーワン”といわれている女が、内田有紀なのだという。

「小泉のような問題行動もなければ、紀香のように男で失敗することもない。吉岡秀隆との結婚時も、ドンは何ひとつ口を挟まず、内田の好きなようにやればいいと、陰ながら見守っていたそうです。両親の不仲や離婚で揉めた過去など、ドンは内田の家庭環境に深く同情しており、誰よりも幸せになってほしいと願っているとか」(テレビ局プロデューサー)

 彼女たち以外にも、ドンのバックアップを経て脚光を浴びた芸能人は、数多く存在するという。果たして今後、ドンの“寵愛”からブレークする女性芸能人は、どれほど登場するのだろうか。

秋元優里アナ、「文春」W不倫の“現場”撮られた! 「セックス行為撮られた可能性も」

 夫・生田竜聖アナウンサーと離婚協議中だと伝えられている秋元優里アナが、1月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、衝撃的な不倫スキャンダルを報じられた。かねてから、秋元アナの不倫疑惑は各マスコミでささやかれていたが、新年1発目となる“文春砲”は、秋元アナの“暗部”をえぐってしまったようだ。

 同じフジテレビのアナウンサーである生田アナと、2012年に“できちゃった婚”した秋元アナ。しかし、16年11月には、「フラッシュ」(光文社)でフジテレビプロデューサー・A氏との不倫疑惑を報じられた。

「秋元アナは、16年末放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、離婚の協議中であることは認めたものの、不倫については完全否定。ところが、今回『文春』は、A氏との“不貞行為”の現場にも踏み込んで不倫をすっぱ抜いています」(スポーツ紙記者)

 記事中では、3回に渡る“密会”の様子をレポート。いずれも神奈川県内で、年末には箱根にある完全個室の温泉施設、さらにクリスマスと年明け4日と、それぞれ“カーセックス”を想起させる文章で報じている。

「クリスマスには郊外の竹林、年明け4日は地元住民の間でも有名な“カーセックススポット”に行ったということですから、車中で行為に及んだことは想像に難くないでしょう。『文春』は、“行為中”の写真や音声まで手に入れている可能性もありますが、そこはフジテレビ側が必死に明るみに出るのを止めたのでは」(同)

 秋元アナは、いまだ離婚が成立していないことに加えて、お相手のA氏も妻子持ちとあって、泥沼のW不倫に陥っている。

「ここまで決定的に不倫関係を報じられたのであれば、秋元アナの離婚は今後、トントン拍子で決まるはず。ここまで長引いているのは、子どもの親権をどちらが取るのかという問題も関係しているのでしょうが、秋元アナがかなり不利になったのは間違いありませんね」(同)

 秋元アナがレギュラーを務める番組で、この話題に触れる可能性があるのは『ワイドナショー』くらいだが、今回は弁明する機会さえ与えられないかもしれない。

今年“不倫が発覚しそう”な男性タレント2名を、記者がこっそり暴露!!

 新年を迎えても、芸能人の不倫スキャンダルはなくなりそうにない――。1月7日放送の『サンデー・ジャポン』や『アッコにおまかせ!』(ともにTBS系)では、“今年スクープされそうな芸能人”をイニシャル予想していたが、マスコミ関係者の間で「そろそろ不倫が明るみになるのではないか」と、密かに注目されている2人を新たに暴露してもらった。

「さわやか系イケメンのTが、近頃マスコミから目を付けられています。Tはデビュー当時から今まで、多数の連続ドラマに出続けているほか、映画でも活躍する実力派。それゆえに結婚後も美女と出会う機会が多いのでしょう。現在、女優のXと不倫中なんです」(週刊誌記者)

 TもXも芸能人というだけで、不倫が公になればかなり注目を浴びそうだが、Tの場合はもっと深刻な事態を招く可能性が高いとか。

「実はTの妻も女優。関係する全員が芸能人とあって、泥沼化は避けられないとみられています」(同)

 いずれにせよ、Tの不倫が報じられてしまえば、穏やかで優しそうなイメージは崩壊し、テレビでもパッタリと見ることがなくなるに違いない。

「歌手活動やテレビ番組の司会、俳優など、幅広く活躍するマルチタレント・Hは、既婚者でありながら、今も多くの女性ファンを魅了している印象。そんなHですが、残念ながら、不倫に手を染めてしまっているようです」(スポーツ紙記者)

 甘いマスクのHは“モテ男”なのか、実は過去にも女性スキャンダルを起こしたことがある。

「当時はHの肩を持つような意見が聞かれたものの、本人に落ち度がなかったとは言い切れない。にもかかわらず、今度は不倫となると、Hは全然懲りていなかったということでしょう。一部の業界人からも呆れた声が出ていますよ」(同)

 マルチに活躍しているタレントが不祥事を起こせば、それだけ仕事へのダメージは大きいだろう。しかし、TもHもファンや家族を裏切るような行動をしている以上、相応の罰を受けるべきなのかもしれない。

今年“不倫が発覚しそう”な男性タレント2名を、記者がこっそり暴露!!

 新年を迎えても、芸能人の不倫スキャンダルはなくなりそうにない――。1月7日放送の『サンデー・ジャポン』や『アッコにおまかせ!』(ともにTBS系)では、“今年スクープされそうな芸能人”をイニシャル予想していたが、マスコミ関係者の間で「そろそろ不倫が明るみになるのではないか」と、密かに注目されている2人を新たに暴露してもらった。

「さわやか系イケメンのTが、近頃マスコミから目を付けられています。Tはデビュー当時から今まで、多数の連続ドラマに出続けているほか、映画でも活躍する実力派。それゆえに結婚後も美女と出会う機会が多いのでしょう。現在、女優のXと不倫中なんです」(週刊誌記者)

 TもXも芸能人というだけで、不倫が公になればかなり注目を浴びそうだが、Tの場合はもっと深刻な事態を招く可能性が高いとか。

「実はTの妻も女優。関係する全員が芸能人とあって、泥沼化は避けられないとみられています」(同)

 いずれにせよ、Tの不倫が報じられてしまえば、穏やかで優しそうなイメージは崩壊し、テレビでもパッタリと見ることがなくなるに違いない。

「歌手活動やテレビ番組の司会、俳優など、幅広く活躍するマルチタレント・Hは、既婚者でありながら、今も多くの女性ファンを魅了している印象。そんなHですが、残念ながら、不倫に手を染めてしまっているようです」(スポーツ紙記者)

 甘いマスクのHは“モテ男”なのか、実は過去にも女性スキャンダルを起こしたことがある。

「当時はHの肩を持つような意見が聞かれたものの、本人に落ち度がなかったとは言い切れない。にもかかわらず、今度は不倫となると、Hは全然懲りていなかったということでしょう。一部の業界人からも呆れた声が出ていますよ」(同)

 マルチに活躍しているタレントが不祥事を起こせば、それだけ仕事へのダメージは大きいだろう。しかし、TもHもファンや家族を裏切るような行動をしている以上、相応の罰を受けるべきなのかもしれない。

清水良太郎「風俗嬢には何をしてもいい」と認識? 被害女性を責める清水アキラの「社会的な責任」とは

 昨年10月、東京都豊島区池袋のラブホテルに呼んだデリバリーヘルス(派遣型風俗)の女性に覚せい剤を無理やり吸わせ、自身も覚せい剤を使用した罪で逮捕・起訴された清水良太郎。12月22日に判決公判が東京地裁で開かれ、懲役1年6月、執行猶予3年の判決が言い渡された。その日のうちに釈放となり、報道陣に向かって「このたびは多くの方々に大変なるご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。父や妻子と暮らす自宅へ戻っていた。父親であるタレントの清水アキラは、「これで終わったわけではなく、社会的な責任を重く受け止めております」とコメントしている。

 清水良太郎が逮捕されたのは前述のように、接客した風俗勤務の女性に対して覚せい剤の吸引を強要し、女性が警察に通報したためだった。その後、女性は週刊誌「フライデー」(講談社)上で二度にわたり、当日の状況を詳述している。その証言によれば、女性は清水から違法薬物を吸引して性行為をすることを持ちかけられ、拒否したが無理やり口移しで吸引させられたという。

 そして発売中の「フライデー」で、三度同じ被害女性が告発に登場している。それは、清水からの“反省文”があまりに身勝手なものだったゆえの告発である。逮捕後、覚せい剤使用の罪とは別に、女性は薬物吸引を強要させられたことについて強要罪と傷害罪で清水を告訴していたという。訴状は地検に受理され、代理人を通じてやりとりした後、すでに示談となっているが、女性は“反省文”の内容に憤っている。そこには「風俗で働く女性には何をしてもいいと思っていました」という内容が書かれていたそうで、さらに父・清水アキラからの所感は、女性が同誌に告発したことを「大変迷惑している」と責め、告訴の取り下げをすすめるものだった。また、清水の妻は覚せい剤使用や女性への強要よりも、風俗利用に「激怒している」と弁護士から聞かされたという。

 もし清水が「風俗で働く女性には何をしてもいい」と本気で思っていたのだとしたら、性風俗のサービス内容を大幅に誤認しているか、風俗で働く女性への強い差別意識や偏見を持っているかだろう。他の業種同様、風俗も仕事として定められた範囲内で接客をするだけであり、「何でもあり」な相手などいない。相手も自分と同じ人間だということに理解が及ばなかったのだろうか。

 清水アキラは息子の逮捕時、大勢の報道陣の前で涙の会見をし、息子を保釈させない“厳しい判断”をしたが、これが「被害女性」のいる事件だということについては、ほとんど言及してこなかった。暴力行為だという意識が薄い、あるいは父も息子と同じく「風俗で働く以上、何をされても文句は言えまい」という価値観だったのか……。

 一方で女性側も、被害を告発するにあたって、密室での清水の動向、つまり性的な趣向などまで詳述する必要があったのかという疑問も残る。それはアダルトグッズを用いていた、こういった喘ぎ声をあげていた等の非常に細かい内容だったためである。“犯罪者だから”プライバシーも何もない……という認識もまた、あってはならないだろう。

清水良太郎「風俗嬢には何をしてもいい」と認識? 被害女性を責める清水アキラの「社会的な責任」とは

 昨年10月、東京都豊島区池袋のラブホテルに呼んだデリバリーヘルス(派遣型風俗)の女性に覚せい剤を無理やり吸わせ、自身も覚せい剤を使用した罪で逮捕・起訴された清水良太郎。12月22日に判決公判が東京地裁で開かれ、懲役1年6月、執行猶予3年の判決が言い渡された。その日のうちに釈放となり、報道陣に向かって「このたびは多くの方々に大変なるご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。父や妻子と暮らす自宅へ戻っていた。父親であるタレントの清水アキラは、「これで終わったわけではなく、社会的な責任を重く受け止めております」とコメントしている。

 清水良太郎が逮捕されたのは前述のように、接客した風俗勤務の女性に対して覚せい剤の吸引を強要し、女性が警察に通報したためだった。その後、女性は週刊誌「フライデー」(講談社)上で二度にわたり、当日の状況を詳述している。その証言によれば、女性は清水から違法薬物を吸引して性行為をすることを持ちかけられ、拒否したが無理やり口移しで吸引させられたという。

 そして発売中の「フライデー」で、三度同じ被害女性が告発に登場している。それは、清水からの“反省文”があまりに身勝手なものだったゆえの告発である。逮捕後、覚せい剤使用の罪とは別に、女性は薬物吸引を強要させられたことについて強要罪と傷害罪で清水を告訴していたという。訴状は地検に受理され、代理人を通じてやりとりした後、すでに示談となっているが、女性は“反省文”の内容に憤っている。そこには「風俗で働く女性には何をしてもいいと思っていました」という内容が書かれていたそうで、さらに父・清水アキラからの所感は、女性が同誌に告発したことを「大変迷惑している」と責め、告訴の取り下げをすすめるものだった。また、清水の妻は覚せい剤使用や女性への強要よりも、風俗利用に「激怒している」と弁護士から聞かされたという。

 もし清水が「風俗で働く女性には何をしてもいい」と本気で思っていたのだとしたら、性風俗のサービス内容を大幅に誤認しているか、風俗で働く女性への強い差別意識や偏見を持っているかだろう。他の業種同様、風俗も仕事として定められた範囲内で接客をするだけであり、「何でもあり」な相手などいない。相手も自分と同じ人間だということに理解が及ばなかったのだろうか。

 清水アキラは息子の逮捕時、大勢の報道陣の前で涙の会見をし、息子を保釈させない“厳しい判断”をしたが、これが「被害女性」のいる事件だということについては、ほとんど言及してこなかった。暴力行為だという意識が薄い、あるいは父も息子と同じく「風俗で働く以上、何をされても文句は言えまい」という価値観だったのか……。

 一方で女性側も、被害を告発するにあたって、密室での清水の動向、つまり性的な趣向などまで詳述する必要があったのかという疑問も残る。それはアダルトグッズを用いていた、こういった喘ぎ声をあげていた等の非常に細かい内容だったためである。“犯罪者だから”プライバシーも何もない……という認識もまた、あってはならないだろう。

吉本興業、5年分のギャラ踏み倒し!? 芸人が悲鳴を上げる「ブラック体質」を全告発!

 国民的アイドルグループの解散や、朝ドラ女優のテレビ界追放などの出来事をきっかけに、大手芸能事務所の“ブラック体質”ぶりが盛んに報じられるようになった。芸能界では、よくいえば“常識にとらわれない”、悪く言えば“一般企業では考えられない”習慣がまかり通っていることは、いまや広く知れ渡っている。

 しかし、芸能界全体の悪習が知れ渡る以前から「ヤバいらしい」とウワサされていた事務所といえば、吉本興業ではないだろうか。所属芸人自ら、バラエティなどで「ギャラが安すぎる」などとネタにしてみせる機会も多い。

 そこで今回、吉本興業所属歴10年以上で、かつては複数のレギュラー番組を持っていた中堅芸人・X氏に、知られざる吉本の内情を聞いた。

■ギャラの取り分は「9:1」

――まず初めに、本当に吉本のギャラは安いのですか?

X氏(以下、X) ギャラの取り分は、有名な話ですが、吉本9割、芸人1割からスタートするので、安いでしょうね。業界最底値(笑)。

――歩合制の比率は、実績や年数に応じて変わる?

X もちろんそれはあります。また、CMや雑誌など、仕事先によっても取り分が変わるようですが、吉本から詳しい説明はありません。銀行で記帳して初めて「ああ、これだけ稼いでたんだ」とわかります。

――それでは収入の見通しを立てられず、生活が不安定になるのでは?

X だから、若手時代は必死にバイトをしていましたね。というか、スタート時にギャラが安いのはごく当たり前の話なので、それは仕方がないのですが、どうしても許せないことがあります。それは、マネジャーが請求書を処理してくれないことです。

――実働した分のギャラを、仕事先に請求してくれないということですか?

X はい。もちろんまったく行わない、というわけではないのですが、仕事が重なって忙しいマネジャーや、タレントとコミュニケーションがうまく取れていないマネジャーなどは、いくら催促しても請求書を出してくれないんです。当然、入金処理がなければノーギャラですよ。

――それは、Xさんの場合どれくらいの金額になりますか?

X 細かいものは数えるのもバカらしいですが、過去5年を遡っても、数十万単位、ヘタすれば100万円以上の金額になると思います。そこから吉本の売り上げ、芸人のギャラが生まれるわけで、つまり彼らは会社の利益を完全に損なっています。自分(マネジャー)の給料には反映されないかもしれませんが、商品であるタレント、さらには会社にまで被害を出すことが、平然とまかり通っているんです。

■意を決してマネジャーに催促するも……

――ちょっと理解に苦しみますが、なぜマネジャーは請求を行わないのでしょうか?

X 単純に忙しい、という部分はあると思います。ただ、すぐに清算できるはずの領収書さえ、机の中にしまいっぱなしという方が何人もいるのが、とにかく許せない。真面目な若手は「タテついて干されたら困る」と、泣き寝入りする者も多くいます。自分はすでに、マネジャーから嫌われてもいいと諦めていますが。

――それでは、よその事務所に移ろうと考える芸人も多くいるのでは?

X 事務所を移籍する場合、吉本には「活動を1年間謹慎する」という“ルール”があるので、誰も進んで移籍しようとは思いませんね。ただ、若手が晴れてテレビの仕事にありつけたのに、提示されていたギャラが何カ月たっても支払われず、意を決してマネジャーに催促したところ「局の担当者が異動になったのでわかりません」と突っぱねられていたのを見た時は、なんともやるせない気持ちになりました。売れっ子なら問題ないのかもしれませんが、常にカツカツの若手からすれば死活問題です。

――何か改善策はないのでしょうか?

X これは吉本の全若手芸人の総意だと思いますが、請求書の処理を行う専門の経理スタッフを、1人でも置いてほしいです。全部ちゃんと処理すれば、そのスタッフの人件費などいくらでもまかなえるはず。その方が絶対に吉本の得になります。

――芸人活動よりも、副業に精を出す芸人も多くなりましたが、その気持ちもわかりますね。

X こんなことが続いた結果、事務所を通さずに仕事をする芸人も当然増えました。しかし、最近は芸人の裏バイトをリサーチするスタッフが吉本内にいるらしく、バレて劇場から出禁を食らった、という芸人も。そこに金使うくらいなら、芸人に正規のギャラを出せよ! という話なのですが。

(後編へつづく)