ジャニーズの逆鱗触れた! V6・井ノ原快彦、有働アナとともに『あさイチ』降板のウラ事情

 降板が伝えられていた有働由美子アナウンサーに加え、V6・井ノ原快彦も3月に『あさイチ』(NHK)を辞めることが、「週刊女性」(主婦と生活社)のニュースサイトに続き、5日付の「スポーツニッポン」でも報じられた。同番組のファンからは悲しみの声があふれ、また“同時降板”となった原因については、業界内でも諸説飛び交っているが、一部では「ジャニーズサイドの怒りを買ってしまったため」といわれているようだ。

 番組開始から8年、朝の情報番組では“最強タッグ”といわれた井ノ原と有働アナ。高視聴率を稼いでいるだけでなく、世間からの好感度も上々と、まさに“向かうところ敵なし”状態だったものの、年始早々、両者の関係に“不協和音”がささやかれるようになった(既報)。

「一部スポーツ紙が、有働アナの3月降板を報じたことで、ジャニーズ事務所が大激怒したんです。というのも、井ノ原やジャニーズサイドは、有働アナの進退について一切報告を受けていなかったそう。事前の相談もなければ連絡もなく、“相方”の降板を報道で知らされたことで、ジャニーズサイドが『有働アナは仁義を切らなかった』、つまり『業界内のルールである“挨拶”を怠った』と怒っているわけです。業界関係者の間では、『ジャニーズの怒りは当然』と受け止められていますよ」(テレビ局関係者)

 ジャニーズの藤島ジュリー景子副社長は、すぐさま有働アナの“身辺調査”を行い、番組降板は自身のフリー転身が理由ということまで、即座に突き止めたという。

「有働アナもそうですが、NHKにとってもジャニーズサイドに筋を通さなかったことは大問題。最初の降板報道後、『やはり有働アナの降板は見送るべきか』といった話も局内で浮上したようで、降板の正式発表にはだいぶ時間がかかったようです」(同)

 こうした背景により、ジャニーズサイドは「井ノ原も同時降板」という結論を出したようだ。

「NHKは勝手に有働アナの降板を進めた挙げ句、それをマスコミにすっぱ抜かれてしまった。そのことで、ジャニーズに『番組や局を信用できなくなった』『井ノ原も降板させる』といわれれば、返す言葉もないでしょう。一部で、井ノ原が降板を決めたのは“有働さんが降りるなら僕もという思いから“と報じられましたが、舞台裏ではこのような波瀾含みの事態になっていたわけです」(同)

 井ノ原の進退を、「週女」にキャッチされてたのも、NHKにとっては大きな痛手になったという。

「『スポニチ』が井ノ原降板情報をキャッチできたのは、『週女』が先駆けてNHKに問い合わせをしたため。8年間続いた有働×井ノ原のタッグも、最後はマスコミにすっぱ抜かれ合うという散々な結末を迎えてしまいました」(週刊誌記者)

 こうして“最強タッグ”を失ったNHK。「ここでジャニーズサイドに作った“貸し”は、とてつもなく大きい。しばらくは同局の番組のキャスティングなど、ジャニーズの意向に配慮を求められることとなりそうです」(同)。業界ルールを破った結果がこれでは、番組ファンは悲しむしかないだろう。

取り調べ刑事に恋してウソの自白!? 元女囚が語る、ムショ仲間だった元看護助手の素顔

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■「刑事に恋した乙女」の気持ち

 昨年暮れに再審開始が認められた元看護助手の西山美香さんの「刑事さんを好きになって、やってもいないことをやったと言ってしまった」という発言が話題ですね。

 2003年に滋賀県内の病院で亡くなった患者さんの件で、看護助手だった西山さんが人工呼吸器のチューブを「職場の待遇の不満から外した」という殺人事件です。普通は職場の不満で人なんか殺しませんしね。再審を担当している弁護士さんによれば「実際には自然死で、事件でも事故でもない」そうです。でも、取り調べの刑事は「お前がチューブを外したんやろ!」と怒鳴りまくって、西山さんに「殺意」を認めさせたようです。

「私が取り調べの刑事のことを好きになって、気に入ってもらおうと思って、どんどん嘘を言ってしまった。こんなことになるとは思わなかった」

 再審請求に際して、西山さんはこのように言ったそうです。片思いで未決勾留を含めて獄中13年超……。ほとんどの人は「アホやなあ」と思われるでしょうね。確かに刑事に「離れたくない」って抱きついたとか、ちょっと聞いてて恥ずかしいですね。

 でもね、違うんですよ。西山さんとは和歌山刑務所で一緒やったし、ちょっと「弁護」してみたいと思います。

■認めたら急にやさしくされます

 逮捕のシチュエーションもいろいろあって、まずはホントの逮捕ではなく、「事情聴取」とかで警察署に呼ばれることもあります。西山さんは、この聴取の時に刑事に怒鳴られまくったそうです。もともと不良でもなく、むしろ超・乙女ちっくなコですから、そういうことに耐えられず、思わず認めてしまったんでしょうね。で、いったん認めると、急にめっちゃやさしくなるんですよ、刑事は。これでコロっとやられるんです。

 実は、私も経験あります。だって、1日8時間くらい密室で2人きりで向かい合って、いろんなことを言われて、叱られたり、慰められたりしたら、マジックにかかりますよ。西山さんも弁護士は国選で、ほとんど来てくれないし、家族の面会も少なかったでしょうから、寂しくて情が移るのも当たり前でしょう。それに、事件のことだけでは間が持てませんから、人生相談みたいな話にもなります。で、ホンマはアカンのでしょうが、手を握られたりしたらね、やっぱり好きになってしまいます。

 編集者さんは「キモっ。あり得ないです」と言ってましたが、いっぺん逮捕(パク)られたらわかりますよ(笑)。

 ちなみに「週刊新潮」(新潮社)は、この調べの刑事を「冤罪の主犯」と言いきっていますね。西山さんの件以外でも、誤認逮捕した被疑者をボコって書類送検されたのに不起訴で、今は大出世してるそうですから、そろそろ天罰が下るでしょうね。そんなわけで、今回は「美香ちゃん、再審がんばれ」のエールとともに、読者の皆さんが万が一パクられた時のアドバイスでした。

 くれぐれも刑事の甘い言葉(ウソ)にはご用心ですよ! 

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」

取り調べ刑事に恋してウソの自白!? 元女囚が語る、ムショ仲間だった元看護助手の素顔

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■「刑事に恋した乙女」の気持ち

 昨年暮れに再審開始が認められた元看護助手の西山美香さんの「刑事さんを好きになって、やってもいないことをやったと言ってしまった」という発言が話題ですね。

 2003年に滋賀県内の病院で亡くなった患者さんの件で、看護助手だった西山さんが人工呼吸器のチューブを「職場の待遇の不満から外した」という殺人事件です。普通は職場の不満で人なんか殺しませんしね。再審を担当している弁護士さんによれば「実際には自然死で、事件でも事故でもない」そうです。でも、取り調べの刑事は「お前がチューブを外したんやろ!」と怒鳴りまくって、西山さんに「殺意」を認めさせたようです。

「私が取り調べの刑事のことを好きになって、気に入ってもらおうと思って、どんどん嘘を言ってしまった。こんなことになるとは思わなかった」

 再審請求に際して、西山さんはこのように言ったそうです。片思いで未決勾留を含めて獄中13年超……。ほとんどの人は「アホやなあ」と思われるでしょうね。確かに刑事に「離れたくない」って抱きついたとか、ちょっと聞いてて恥ずかしいですね。

 でもね、違うんですよ。西山さんとは和歌山刑務所で一緒やったし、ちょっと「弁護」してみたいと思います。

■認めたら急にやさしくされます

 逮捕のシチュエーションもいろいろあって、まずはホントの逮捕ではなく、「事情聴取」とかで警察署に呼ばれることもあります。西山さんは、この聴取の時に刑事に怒鳴られまくったそうです。もともと不良でもなく、むしろ超・乙女ちっくなコですから、そういうことに耐えられず、思わず認めてしまったんでしょうね。で、いったん認めると、急にめっちゃやさしくなるんですよ、刑事は。これでコロっとやられるんです。

 実は、私も経験あります。だって、1日8時間くらい密室で2人きりで向かい合って、いろんなことを言われて、叱られたり、慰められたりしたら、マジックにかかりますよ。西山さんも弁護士は国選で、ほとんど来てくれないし、家族の面会も少なかったでしょうから、寂しくて情が移るのも当たり前でしょう。それに、事件のことだけでは間が持てませんから、人生相談みたいな話にもなります。で、ホンマはアカンのでしょうが、手を握られたりしたらね、やっぱり好きになってしまいます。

 編集者さんは「キモっ。あり得ないです」と言ってましたが、いっぺん逮捕(パク)られたらわかりますよ(笑)。

 ちなみに「週刊新潮」(新潮社)は、この調べの刑事を「冤罪の主犯」と言いきっていますね。西山さんの件以外でも、誤認逮捕した被疑者をボコって書類送検されたのに不起訴で、今は大出世してるそうですから、そろそろ天罰が下るでしょうね。そんなわけで、今回は「美香ちゃん、再審がんばれ」のエールとともに、読者の皆さんが万が一パクられた時のアドバイスでした。

 くれぐれも刑事の甘い言葉(ウソ)にはご用心ですよ! 

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」

小泉今日子、独立に「周防社長は意気消沈」!? 一方で「バーニングからは逃げられない」との声も

 2月1日、デビュー以来所属していたバーニングプロダクションからの独立、そして豊原功補と不倫関係であることを発表した小泉今日子。豊原との交際をめぐり、バーニングがマスコミに対して“情報操作”を行っていたことを暗に告発し、そのしがらみに耐えきれなくなったと小泉自ら吐露しているが、一方のバーニングサイドはといえば、“円満退社”を強調しているようだ。

 小泉の発表翌日、スポーツ紙には「円満退社」の文字が躍った。しかし、小泉の発表にあった、「最初に写真誌に記事が掲載された時、私はご家族に迷惑を掛けないように守って欲しいという旨をスタッフに伝えました。その結果、事は思わぬ方向に動いてしまったまま数年の時を過ごしてしまいました。インターネットや雑誌などには既に離婚されているという誤った情報が流布されており、そのためにご家族の存在自体が伏せられたような形で報じられ続けてしまいました」という、古巣批判の文字は、ごく一部のスポーツ紙に取り上げられたのみだった。

「スポーツ紙が『円満退社』と報じたのは、恐らくバーニングからそのように書くよう指示されたのでしょう。また、小泉のバーニング批判に触れなかったのは、同社に忖度した結果だと思われます。世間では、“芸能界のドン”周防郁雄社長の後ろ盾を失った小泉について『干される』という見方も出ているようですが、バーニングサイドが“円満”を強調している以上、今後も小泉は、ドンの庇護の下にいると考えていい。そもそも小泉はそういった境遇に嫌気が差して、独立に踏み切ったのでしょうが、やはりドンは、どんなことがあっても小泉と“添い遂げたい”のでは」(芸能プロ関係者)

 さらに、独立に際して、バーニングは小泉サイドに“お目付け役”を派遣しているという。

「これまで小泉を担当していたバーニングのマネジャー1人が、彼女の事務所についていくというんです。それもあって、バーニングサイドは円満を強調しているようですが、小泉サイドにとってみれば“スパイ”でしかないだけに、この対応には納得していない様子です」(同)

 それでも、小泉がマネジャーの移籍を受け入れたのは、「恐らくですが、それが独立の条件だったのかも。少なくとも『バーニングの小泉今日子』という肩書が外れるだけで、仕事の大小はあっても以前よりは自由に、芸能活動を行えることになりますからね」(同)。

 なお、独立が公となった1日、「ドンは意気消沈していたようだ」(スポーツ紙記者)という。今回の一件は「周防社長と小泉の“親離れ・子離れ問題”がこじれにこじれた結果、不倫告白という最終手段を持ち出す非常事態にまで発展してしまった」(同)といった見立てもあるだけに、今後も小泉周辺の動向からは目が離せない。

「高齢者ホーム」化する刑務所 高齢女性犯罪者の8割が万引きで捕まっている。

 1月29日放送のFNNニュースによれば、今、刑務官の離職率の高さが問題になっているという。3年で4割以上の人が辞めてしまうのだが、その理由の1つが「受刑者の高齢化」だそうだ。

 例えば、岐阜県の笠松刑務所(全国に9カ所ある女子刑務所の1つ)では、高齢のため足腰が弱り手押し車を使用する受刑者や、刑務官の指示に従って迅速に動くことができない受刑者が少なくないため、刑務官の負担が増えた。2年前から、受刑者同士で助け合う仕組みを作ったり、介護福祉士の資格を持つ非常勤職員を雇ったりすることで、刑務官の負担軽減を図っているという。

 実際に犯罪者の高年齢化、特に女性犯罪者の高年齢化は目立って進んでいる。

 最新の『犯罪白書』(平成29年版)によれば、女性の検挙者全体に占める50歳以上の割合は、1998年までは概ね20%未満だったが、2004年には30%を超え、2010年からは40%以上で推移し、2016年には50%を超えた。

 65歳以上の高齢者に限ると、1993年までは5%程度だったが、2001年には10%を、2008年には20%を、2014年には30%を超え、2016年時点では34%に至った。ちなみに2016年の男性高齢者の割合は全年齢層の17%である。

 高齢女性に多い罪名は「万引き」である。昔から「万引きは女性の犯罪」と言われてきたが、統計を見ると、確かに女性犯罪全体に占める万引きの割合はとても高い。検挙人員に占める割合は、男性が22.9%であるのに対し、女性は61.8%である。

 とはいえ、人数にすると男性が4万1294人、女性が2万8585人なので、女性の万引き犯の方が多いというわけではない。そもそも検挙人員の総数が男性18万120人、女性が4万6256人と、圧倒的に男性の方が多い。いずれにしても、「女性犯罪者に占める万引き犯の割合が高い」ということは事実である。

 年齢層を65歳以上の高齢者に限ると、男女とも万引きの割合は大幅に増え、男性は45.7%、女性はなんと80.3%となる。罪を犯し、検挙された高齢女性の8割が万引きで捕まっているのだ。

 万引きをする動機や背景としては、物を盗むのだから当然「経済的困窮」が挙げられるが、『犯罪白書』では女性の場合、身体や精神に疾患を抱えている人の割合が多いということが指摘されている。特に若い年代では「摂食障害」の女性が目立つという。

 万引きと摂食障害の関連性は、多くの専門家が指摘している。昨年7月に元マラソン選手の原裕美子さんが、摂食障害に因る万引きで逮捕されたことも記憶に新しい。原さんは

名古屋国際女子マラソンと大阪国際女子マラソンで優勝し、世界陸上の女子マラソンにも2度出場している。アスリートとして体重管理を行う過程で摂食障害となり、万引きを繰り返していた。

 また、いわゆる「窃盗症(クレプトマニア)」も女性に多いとされており、月経との関連性が指摘されることもある。しかし月経時に万引きが多いというのは、まったくの俗説である。

 万引きの動機や背景を高齢女性に限ると、他の年齢層に比べ「近親者の病気・死去」「家族と疎遠・身寄りなし」の割合が高く、再犯率が高い。したがって、再犯を防ぐためには心理的なサポートや就労支援などが必要となる。

 2013年に「更生緊急保護の事前調整」が始まった。これは罪を犯したり嫌疑をかけられたホームレスや知的障害者、アルコール依存症患者などが釈放、あるいは起訴猶予処分となった場合、彼らに宿泊場所や医療の提供、金品の給与・貸与、職業訓練などを行い生活環境の改善や調整をはかるものだ。事情のある高齢者も対象となる。このシステムはまだ試行段階であるが、今後の充実が望まれる。

 万引きに限らず、『犯罪白書』に掲載されている各種統計からはかなりの「男女差」が読み取れる。それは生物学的性(セックス)に因るものなのか、社会的性(ジェンダー)に因るものなのか、あるいは両方ともなのか。

 「家族と疎遠・身寄りなし」の高齢女性たちが「近親者の病気・死去」をきっかけとして万引きを犯すのであれば、それは生物学的性に因るものだとは言えない。また、若い女性に多い摂食障害が万引きの原因となることは否定できないが、そもそもなぜ若い女性が摂食障害に陥りやすいのかという社会的背景に目をやれば、こちらも生物学的性に因るものだとは言えないだろう。

ジャニーズ写真がネット解禁! ファン歓喜も「普通のこと」「新しい地図の後追い」と世間は冷ややか

 1月31日、ジャニーズ事務所に所属するタレントの「記者会見、囲み取材、舞台挨拶などのタレント登壇時の写真のwebニュースサイトでの使用」が解禁された。同日には関ジャニ∞錦戸亮主演映画『羊の木』の記者会見が行われたため、錦戸が“解禁第一号”となった。

 「写真は原則3カットまで」「当日取材にお越しいただいた各社様以外のweb媒体に写真情報を配布される場合、配布先につき確認をさせて頂くことがございます」とジャニーズ側が細かい決まりを設けているものの、『羊の木』会見後には、多数のネットメディアが錦戸の画像を掲載している。肖像権の観点から長らくネット上での写真使用を制限していたジャニーズ事務所としては、大きな決断に出たと見て良いだろう。

 この変化にジャニーズファンは驚きを隠せないようだが、「ネットニュースにジャニーズの写真が普通に載るって、なんかすごい新鮮!」「主演が写ってない舞台あいさつの写真をたくさん見てきたから……これは素直にうれしい!」とおおむね好意的にこのニュースを受け取っている様子。中には「ジャニーズ○○ならずに済んだのに大喜利」と題し、写真掲載に規制があったゆえ、“おかしな状態”になっている記者会見の写真を懐かしむファンが続出。例えば、Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が出演したドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(2017年、フジテレビ系)の記者会見では、Web媒体掲載用の藤ヶ谷を除いた集合写真で、主演の観月ありさがドラマにちなんで“ガイコツ”を持っていたため、これを“藤ヶ谷の代わり”に見立て、「解禁がもっと早ければ、藤ヶ谷くんもガイコツにならずに済んだのに……」といった具合に、ファンは大喜利を楽しんでいたようだ。

 また、2月1日に放送された『めざましテレビ』(同)では、木曜レギュラーのHey!Say!JUMP伊野尾慧がこのニュースについて言及。まさに“当事者”である伊野尾だが、「これからいろいろな媒体に出られると思うと、ボクらもうれしいなと思いますね」と笑顔でコメントしていた。今のところ、ファンにとってもタレントにとっても、ネット上での写真解禁は良い方向に進みそうだ。

 しかし一方で、世間の反応は冷ややかなよう。「決断するのがあまりにも遅い。ジャニーズにとってはビッグニュースかもしれないが、ただ普通のことをしてるだけ」「プレミア感を持たせようとしたんだろうが、全然時代にあってない。ようやく気がついたか」「今更ネット解禁しなくても(笑)やってることがブレブレですね」と失笑されている始末だ。また、昨年9月にジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾からなる「新しい地図」を意識しているのではないか、との見方も多い。

 彼らは事務所退社後、それぞれTwitterアカウントを開設し、インスタグラムやYouTube、アメーバブログなど積極的にネットメディアを活用している。もちろん、退所と同時にWebニュースサイトでの写真使用も解禁されている。「新しい地図」がネット上での影響力を高める中で、ジャニーズ事務所がこの決断をしたため、「元SMAPへの対抗に感じてしまう……」「新しい地図に影響された感がすごい。あまりにもわかりやすくてカッコ悪いわ」と言われてしまうのも仕方がないかもしれない。

 また、1月下旬ごろにジャニーズアイドルのファンクラブ会員への新しい取り組みとして「バースデーカードサービス」を開始したのだが、実はこれも先に行っていたのは「新しい地図」。昨年9月に“NAKAMA”と称されたファンクラブが発足し、会員にはグリーティングカードの送付とバースデーカードや年賀状が送られてくる特典があるのだ。これを受け、「新しい地図」のファンからは「明らかにパクリでしょ。恥ずかしくないのか?」「新しいサービスを自分たちで考えなよ」といった批判の声があとを絶たなかった。

 「新しい地図」は4月1日からインターネットテレビ局AbemaTVでレギュラー番組『新しい別の窓』をスタートすることが決定しており、今後ますますネット上での存在感を高めていきそう。この状況下でジャニーズがネット進出を図っても“後追い感”が否めないのは確かだが、独創的なアイディアで新たな道を開拓してくれることに期待したい。

木村拓哉を反省させた菜々緒、RIKACOに怒鳴られる渡部篤郎。記者が見た「意外なギャップ」

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 よく「テレビに出ている時と出ていない時のギャップがすごい人っている?」って聞かれるんだけど、実はそんなにはいないのよね。まぁ取材を通して出会うわけだから、ヘタにインタビュアーを怒らせて変な記事を書かれたら面倒臭いと思ってるだろうし。女優さんや俳優さんがマスコミ相手にいい人を演じるなんて朝飯前でしょうし。でも、どんなに上手に隠しているつもりでもイヤな人オーラがダダ漏れしていて、ギャップ萌えならぬ“ギャップ萎え”しちゃう人っているのよね。

 普通の職場なんかでも、意地悪な人はいっぱいいるでしょ? 上司にはペコペコするくせに、部下には横柄な態度を取る人なんて、掃いて捨てるほどいるもの。

 テレビを見ていると、最近の“怖い女”の代表格はなんと言っても菜々緒ちゃんらしいのだけど、本当は“めっちゃ優しいイイ女”でドラマに連投しているのも納得よ。共演者やスタッフから本当に愛されていて、努力家だしね。4月から初の主演ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)が始まるんだけど、早くも「絶対に応援する!」と今から公言するスタッフ、多数。

 女優さんの中には、美を保つ秘訣なんか答えたくないと言う人もいるのよね。手の内をさらすのは抵抗があるのかしら? だけど菜々緒ちゃんはそもそも素材が飛び抜けていいのに、「美は1日では作れない。日々、精進あるのみ!」って感じで自分なりに見つけた手法をいろいろ公表してくれるし、惜しげもなくいまだに快く“菜々緒ポーズ”もしてくださって。

 演技についても成長するべく努力を怠らないしね。出演中の木村拓哉さんの主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)でも紅一点の警護人を演じているんだけど、木村さんも「男でも音をあげそうな特訓も、菜々緒ちゃんは確実にものにしていく。身体能力の高さにも驚いた。極寒の中での撮影でも絶対に『寒い』とは言わないって、自分で決めてるらしい。俺や(斎藤)工が『寒い寒い』を連発してるのに。男なのに情けねーなって反省したよ」って言って菜々緒ちゃんを誉めてたわ。

 スタッフも「映画やドラマでも、バラエティーでも一切NGがなくて、制作側のちょっとしたムチャな要求にも全力で応えようとしてくれる。どんなに人気が出ても決しておごらない人柄もいいし、そりゃみんな使いたがるよね」と絶賛。謙虚って素敵! そんなワードなどまったく知らなそうな大女優Xさんに教えて差しあげたいわぁ。

 男性の俳優さんの場合は、あんまり意地悪な人って聞いたことないけど、取材が嫌いなんだろうなと感じる人はたまにいるわね。大御所さんで言うと親子3代で俳優業をされていて、ご自身も名優と呼ばれる佐藤浩市さんは、テレビの囲み取材なんかではにこやかに対応されているけど、取材自体はあまり「好きじゃない」みたいなの。

 裏では“レポーター泣かせ”と有名なんだけど、ある時、浩市さんの誕生日と取材日が重なったから、みんなでお祝いしながら取材をしたことがあったのよ。すると「俺、苦手なのよ。こうゆうの」と言いつつも手渡した花束を「持って帰ってカミさんに渡します」って。照れ屋さんなのかしらね。

 取材では「とにかく演技が上手くなりたい。感情も大事だけど、テクニカル的に。頭のてっぺんからつま先まで、指の動きひとつも、何から何まで自由自在に操れるマシンになりたい」とおっしゃっていて。

 三國連太郎さんが若い頃、数々の大きな受賞をされていたけど「ある時、三國が部屋に飾ってあったそのトロフィーなんかを『全部、片付けろ』と怒鳴り始めて。賞をとって安心したくなかったんだと思う。でも晩年は賞をとったら嬉しそうにしていて、なんだか可愛かった」と話してらしたの。ストイックな生き方をされていてすごいわよね。取材が苦手だったとしても、演技で魅せてくださればそれはもう十分よね。

 そう言えば浩市さん世代のひとつの特徴なのか、このあたりの俳優さんたちはよく、映画のことを「本編」っておっしゃるの。その昔は「銀幕」だったのかもしれないけど、インタビュー中に10分に1回は「やっぱり『本編』が~」って。渡部篤郎さんもそのひとり。

 篤郎さんの場合は5分に1回はそのワードが出てきたから、取材帰りに編集部のみんなで「“ハンペン”でも食べに行くか?」って言いあいながら、おでん屋さんに直行したぐらいの「本編俳優」さんなの。

 取材陣としては、あれだけの名演技を見せてくださるのだから全然OKなんだけど、ドラマスタッフによると「かなりワガママで“渡部時間”ですべてがまかり通るからちょっと大変」なんですって。撮影はスケジュールがきっちり決められているんだけど、「篤郎さんが主演の時なんかは『今日は〇時に帰る』と言い出したら聞かないから、スケジュールが大幅変更する場合も多々ある」そうで、四苦八苦するスタッフも多いとか。

 だけど昔昔、まだRIKACOさんと結婚されていた頃のこと。それはRIKACOさんのインタビュー中に起きたんだけど、彼女の携帯が何度か鳴って。で、そのうちの1本は待ってた着信だったらしく「ごめん、ちょっと出ていい?」と言うなり素早く電話に出た彼女。

 しかーし、どうやらお相手が煮え切らない態度だったらしく業を煮やした彼女はいきなり「今、どこにいるの? とにかく迎えに行って。今すぐ行って! 何度も言ったでしょ? あれだけ約束したのに。〇〇は学校で待ってるのよ」とまくし立てて……。あらら、お相手は篤郎さんだったのね。

 電話を切るやいなや「まったくもう。夫なんて言ってもうちのは長男だから。長男次男三男の男所帯よ。海から渋滞で帰れないって今さら。可哀想にひとりで待ってる息子をどうすんのよ~」とお怒りモード。ちょっとコワモテのイメージがあったのに、しっかり者のRIKACOさんに叱られている篤郎さんを電話越しに感じて、そんな言い訳をするなんてバカ正直で可愛いなと思ったりしちゃったわ。それから数カ月後に離婚されてびっくりしちゃったけど。

 息子さんたちがかつて通われていた学校は、芸能人や有名人が数多く通う私立の名門なんだけど、PTAの皆さんに聞いても「離婚の予兆は大いにあったよ。昔から奥さんしか学校行事に参加してなかったし。RIKACOさんはしっかりしてるけど、すごく怖かったけどね(笑)。渡部さんはあんまり来なかったイメージかな。離婚されて息子さんたちが転校する時も、夏休み明けに急に転校されたから、友達に挨拶の一言もなくて、先生も生徒たちも驚いてザワザワしてた」そうなの。

 篤郎さんって名優だけど、夫や父親としての顔は、テレビから受ける印象とはまたちょっと違っているみたい。まぁ今は再婚されて幸せそうだから何よりだけど。長くお付き合いされていた中谷美紀さんは篤郎さんと別れて「ひどく落ち込んでいた」そうなの。

 「あれだけいい女なんだから渡部さんに執着する必要なんかないのに」なんて声も聞こえてくるから、中谷さんがちょっと心配。離別後、すぐにカッコイイ男性と噂になっていたからさすがだなと思ってたんだけど、篤郎効果、恐るべしなのかしら? 中谷さん、 温かいハンペンでも食べて元気だしてね!

 芸能人の場合は、テレビや映画の中で楽しませてくれれば、それがお仕事なんだからいいのよね。「少しぐらい性格が悪いほうが、女優は大成する!」なんて言う昔ながらのスタッフもいるし。俳優さんだって尖ってたほうが役の幅が広がることもあるしね。な~んて簡単なフォローをしつつ、まだまだいる“ちょっと裏表のある人たち”を次回も紹介しちゃおうかしら? 意外なあの人の裏の顔をお伝えしますので、どうか待っていてくださいね~!

第60回グラミー賞は社会的メッセージの場となった〜女性・マイノリティ・移民・銃・トランプ

 1月28日(日本時間29日)、アメリカ最大の音楽の祭典とも呼ぶべき第60回グラミー賞が開催された。近年は西海岸での開催が続いており、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンを会場とするのは実に14年振りだ。地元ニューヨーカーの気分はおのずと盛り上がったが、それ以上に注目されたのが、今年はかつてないほどの「政治的なショー」になるだろうということだった。

 アメリカでは音楽のグラミー賞であれ、映画のアカデミー賞であれ、受賞スピーチでその時々の社会問題を語るアーティストが常に出る。加えて今はちょうどトランプが問題山積の大統領初年を終えたところであり、かつ女性への性的ハラスメントに声を上げる #MeToo ムーブメント、そこから派生したセレブによる #TimesUp ムーブメントが巻き起こっている最中だ。いつにも増して政治的/社会的なメッセージとパフォーマンスが期待されていた。

関連記事:母親として、アーティストとしてのビヨンセとアデル グラミー賞での多様な政治的メッセージ

Time’s Up の白いバラ
 この日、多くの女性アーティストが白い衣装をまとい、一輪の白いバラを身に着けた。「女性が立ち上がる時が来た」という意味の #TimesUpムーブメントへの賛同を意味する。

 シンガーでありながら『ドリーム』『ムーンライト』といった評価の高いヒット映画に女優として出演するジャネール・モネイは花柄のスーツに身を固め、力強いスピーチをおこなった。

「私たちは音楽業界を構成するアーティスト、ライター、アシスタント、出版者、CEO、プロデューサー、エンジニア、その他すべての分野で働く女性です。私たちはまた、娘でもあり、妻でもあり、母でもあり、姉妹でもあり、そして人間です」

 モネイはプロフェッショナルとしての女性の立場をはっきりと打ち出した。

「女性も同等の収入を得るべき時です。性差別を無くすべき時です。あらゆる種類のハラスメントを無くすべき時です。権力の虐待を無くすべき時です」

「私たちにはカルチャーを作り上げるパワーがあり、業界の慣習を築き直すパワーもあるのです」

 モネイはこのスピーチに続いて、最新作『レインボー』が年間最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞にノミネートされていた女性シンガー、ケシャを紹介した。

プロデューサーからレイプ、訴訟地獄
 ケシャは2010年のファースト・アルバム『アニマル』がプラチナ認定となり、以後もヒット・シングルを連発したシンガーだ。しかし2013年に、過去10年以上にわたってプロデューサーのドクター・ルークに性的、身体的、精神的に虐待されたとして訴訟を起こした。訴訟は長引き、その苦痛から一時は摂食障害となってリハビリ・センターに入院。2016年にケシャの訴えは退けられ、ドクター・ルークとの契約も解消できないまま、現在に至っている。

 こうした苦しい状態の中、「ファンに音楽を届けたい」との思いから前作より4年振りとなるアルバム『レインボー』を、不本意ながらドクター・ルークのレーベルよりリリース。ただし親会社のソニーが「ドクター・ルークにはプロデュースさせない」ことを保証。このギリギリの状態で制作されたアルバム『レインボー』は見事、ビルボード初登場1位を獲得し、今回のグラミー賞にもノミネートされたのだった。

 白いパンツスーツ姿のケシャは、シンディ・ローパーやカミラ・カベロなど大勢のやはり白い衣装の女性アーティストに囲まれてアルバム収録曲の「プレイヤー(祈り)」を、身を振り絞りながら、まさに渾身で熱唱。苦境に負けない自身の強さを誇り、かつ相手がいつの日か自制を取り戻すことを祈る曲だ。最後に周囲の女性アーティストたちに抱きしめられ、ケシャはステージを終えた。

人種問題
 今年のグラミー賞は黒人アーティストのパフォーマンスで幕を開けた。オープニングは社会的なメッセージを込めた曲で知られるラッパーのケンドリック・ラマー。巨大な星条旗を背景に大量の兵士姿の黒人ダンサーたちが踊った。黒人の大物コメディアン、デイヴ・シャペルの「CBSでこんなのやっていいのか?」の合いの手をはさみ、黒人が着ると「あやしい人物」として銃撃の対象にすらなるパーカーのフーディーをかぶったダンサーたちが、次々と撃たれて倒れるパフォーマンスとなった。続いて昨年亡くなったふたりの伝説的ロックンローラー、チャック・ベリーとファッツ・ドミノの追悼パフォーマンス。ここまで黒人アーティストが目白押しだった。黒人差別発言を続けるトランプと、それによって勢いをつけた白人至上主義へのアンチといえる構成だった。

 ちなみにアメリカのコメディアンは人種を問わず、社会ネタをはさまずに成功を収めることは稀だ。また、「ロックンロール」は白人の音楽と誤解されることが多いが、黒人が生み出したジャンルである。

銃の乱射問題
 ステージに4人のカントリー・シンガー、エリック・チャーチ、メイラン・モリス、ブラザーズ・オズボーンが並び、エリック・クラプトンの名曲「ティアーズ・イン・ヘヴン」をギターの弾き語りで歌った。「天国で出会ったなら、君は僕の名前を言えるだろうか?」で始まる切なく、美しく、そしてこの上もなく悲しい曲だ。

 4人は昨年10月に乱射事件が起きたラス・ヴェガスでのカントリー・ミュージック・コンサートに出演していたミュージシャンだ。会場の対面に建つ高層ホテル上階からのマシンガン乱射によって58人もが亡くなり、851人が負傷。米国乱射事件史上最悪となった事件だ。

 ステージには犠牲者たちの名が書かれたパネルがぎっしりと並べられていた。4人は乱射事件を生き延びた。しかし彼らのファンは死に、または今も後遺症に苦しんでいる。この事実を4人はミュージシャンとして、一生背負っていかなければならないのだ。

 だが、ステージに立つ4人から「銃規制」の言葉は聞かれなかった。犯人は47丁もの銃と、ライフルをマシンガン仕様に変える部品をすべて合法的に購入していた。この銃法を変えずに乱射事件を防げるはずはない。アメリカの銃文化、銃企業と政治のつながりは根深い問題として残されたままだ。

移民問題
 弱冠20歳の人気シンガー、カミラ・カベロは #TimesUp の白いドレスでスピーチをおこなった。

「この国はアメリカン・ドリームを追うドリーマーのために、ドリーマーによって作られました」

「私の両親はポケットに希望だけを詰めて、私をこの国に連れてきました。懸命に2倍働き、決して諦めないことを教えてくれました」

「私は誇りあるキューバ系メキシコ移民です。私はキューバの東ハバナで生まれ、今、ニューヨークでグラミー賞のステージに立ち、あなたの目の前にいるのです」

「ドリーマーたちのことを忘れることはできません。彼らのために戦うことは、十分に値するのです」

 子供の頃に親に連れられ、違法移民としてアメリカにやってきた若者たちをドリーマーと呼ぶ。80万人のドリーマーたちを母国への強制送還から救うためにオバマ大統領が作った法律DACAを、トランプは撤廃した。全米のあちこちで移民捜査官によって拘束され、送還されたドリーマーのニュースが流れる。

 数日前、トランプはメキシコ国境に巨額の壁を建て、移民法を厳格化することと引き換えに「ドリーマーに10〜12年後に市民権を与える」ことを提案したが、トランプの言葉を信用する者はいない。ドリーマーたちは不法移民だが「人間」だ。駆け引きのコマではない。アメリカで育った彼らの人生を、アメリカは守る必要がある。

若者を自殺から救う
 ラッパーのロジックが年間最優秀楽曲賞にノミネートされた「1-800-273-8255」をパフォーマンスした際、ステージには大きく「1-800-273-8255」と書かれていた。全米自殺予防協会のライフラインの電話番号だ。人生に思い悩み、自殺を考えている若者がこの番号に電話することによって救いを得られ、命を落とさないようにと付けられたタイトルなのだ。

 曲の前半の歌詞には「生きていたくない」「今日、ただ死んでしまいたい」とある。中盤では苦しい葛藤が描かれ、しかし最後は「生きていたいとようやく思う」「今日、死にたくはない」「死にたくはない」で終わる。

 ステージにはたくさんの人たちが胸に「1-800-273-8255」とプリントされたTシャツを着て立っていた。実際に自殺を考え、だが、思いとどまったサバイバーたちだ。苦しんでいた当時のことを思い出したのか、涙をこらえられない女性もいた。

 パフォーマンス後のスピーチでロジックはこう語った。

「黒人は美しい。ヘイトは醜い。女性たちはオレがこれまで出会ったどの男よりも強く、大切だ」

 ロジックはトランプの「便所shithole」発言にも触れた。移民法の厳格化を思うように進められずに苛立ったトランプは、あろうことかハイチとアフリカ諸国を「便所shithole」と呼んだのだ。一国の大統領としてはもちろん、人としてあり得ない発言であり、米国内はもちろん世界中から大きな批判を浴びた。

「文化と多様性と、そして何千年もの歴史に満ちた美しい国々へ。あなたたちは “便所shithole” なんかじゃない!」

 ロジックは自国を「便所」と呼ばれて深く傷付いたハイチとアフリカの人々に語りかけたのだ。しかし中継では「便所shithole」の部分が消音された。こうした事態に備え、完全な生中継ではなく、数秒遅れで放映されているのだ。ロジックは事前にグラミー協会から過激な発言は控えるように言われており、本来は「あなたたちは美しい」と言うつもりだったが、本番でそれを変えたと賞のあとに語った。

※ゲイの黒人少年が家族にも級友にも受け入れられず、自殺しようとするミニ・ムービー風ビデオ

アーティストの使命 vs. エンターテインメント
 ロジックは過去のインタビューで、あるファンに「あなたの曲で命を救われた、ありがとう」と感謝され、自分には大きな影響力があることに気付いたと語っている。その影響力を最大限に使うために書かれたのが、この曲だ。

 ロジックが言うようにアーティストには強大な影響力がある。グラミー賞ともなれば視聴者数はアメリカだけで2,000万人だ。メッセージを発すれば、その内容が受け入れられるかはともかく、伝播はかならずする。そのポジションをアーティストがうまく使えば、間接的ではあっても社会に変化をもたらすことは可能だろう。

 一方、エンターテインメントは純粋に楽しみたいという声もある。また、アメリカは人種で聴く音楽が分かれているという事情もある。今回のグラミー賞は年間最優秀アルバム賞、年間最優秀楽曲賞など主要賞の候補者がほとんど黒人とラティーノという異例の事態となっていた。そのため「MeTooだの、黒人差別だの、めんどうなメッセージは聞きたくない」「そもそも黒人音楽に興味がない」層はチャンネルを合わせなかったはずだ。詳しい分析はまだ出ていないが、今年のグラミー賞の視聴者数が前年にくらべて格段に減ったのは、そのあたりが理由だと思われる。

 いずれにしても今年の最大の勝者はブルーノ・マーズだった。主要3部門を含む6部門にノミネートされ、そのすべてで受賞してしまった。マーズは「楽しい音楽」を追求するアーティストだ。伝えたいメッセージはあるにせよ、それを直接訴えるのではなく、歌とダンスを万人に愛される最上級のエンターテインメントとして提供し、人々をハッピーにすることこそが自分の使命と考えている。

 マーズの類まれな才能を考えると6部門受賞も妥当に思えるが、同時にこれほどまでに国全体が混迷しているトランプ時代に、社会的/政治的なメッセージを放つアーティストが主要賞を受賞しなかったことへの疑問も湧く。アート/メッセージ/エンターテインメント……この3つの比率はアーティストにとっても、受け手にとっても、永遠の課題なのだろう。

追記:今年のグラミー賞は女性のプレゼンスを押し出したように見えながら、女性の受賞者は例年同様、非常に少なかった。全84部門のうち女性が受賞したのは11部門、かつ受賞スピーチが生中継される主要部門では1名のみ(年間最優秀新人賞アレッシア・カーラ)のみだった。さらに年間最優秀アルバム賞候補者5人のうち、唯一の女性(ロード)のみが当日のパフォーマンスの依頼を受けていなかった。この件について早速#GrammysSoMale(グラミーは男ばかり)のハッシュタグが出回った。グラミー賞を主催するナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス(NARAS)代表のニール・ポートノー は「女性アーティストは step up(進歩、向上)しなければならない」と釈明のツイート。このツイートに対してピンクが「音楽業界の女性は “step up” する必要はない。初期から向上し続けている」と反論している。

(堂本かおる)

福士蒼汰、初スキャンダルは「わざと撮らせた」!? カメラ目線に隠された“不倫”と“売名”の疑惑

 福士蒼汰の熱愛スクープが、ネット上で物議を醸している。2月1日発売の「女性セブン」(小学館)で掲載された、3歳年上のタレント・MISATOとの“抱擁写真”が「さまざまな疑惑を呼んでいる」(スポーツ紙記者)ようだ。

「同誌は、1月26日にMISATOが福士の自宅にお泊まりしたことを伝えているほか、2人が路上で抱き合うような写真も公開しています。イケメン俳優として活躍する福士の恋愛スキャンダルとあって、注目度は高いものの、MISATOの知名度が“インスタグラムで人気の美女”レベルだけに、ネット上は『福士の彼女にしては微妙』などと拍子抜けしています」(芸能ライター)

 一方で、福士は1月19日発売の「フライデー」(講談社)にも、深夜の動向をキャッチされていた。

「『フライデー』は、福士が昨年主演した『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)の共演者・山本未來と“高級寿司店デート”をしていたと伝えていました。しかし、山本は2003年に椎名桔平と結婚しているため、もしも福士と親密であるならば“不倫関係”になるとウワサされたのです」(前出・記者)

 そんな中、今回「セブン」が福士とMISATOの交際を報じたことで、ネット上には「不倫疑惑を払拭するために、わざとMISATOとのツーショットを撮らせたのではないか」との説が浮上しているのだ。

「『セブン』に掲載された写真は、どれもかなり鮮明で、しかも福士やMISATOがカメラ目線で写っているようなカットもあったため、『記者に気づいているのでは?』などと言われているようです。しかし、だからと言って“不倫隠蔽”に結びつけるのは強引すぎる。そもそも不倫の事実が濃厚だったなら、『フライデー』も本格的なスキャンダルとして報じたはずです」(同)

 ネットユーザーが“わざと撮らせた”とする説にはもう1つ、「MISATOの売名」の可能性を指摘するものがある。

「MISATOがほぼ無名であることから、ネット上では『彼女がセブンに売り込んだのではないか』とも言われていて、これは大いに有り得る話。なぜなら、女性誌は基本的に事務所に記事を潰されないよう、バレないように写真を撮ろうとするものの、『セブン』の写真はバレてもおかしくないような角度、距離から撮影しているとみられるんです。つまり、同誌は『福士とMISATOが絶対に付き合っている』と確証があったということ。MISATO側が交際を『セブン』に漏らしたとも考えられます」(同)

 福士の初スキャンダルは、今後も波紋を広げそうだ。

指原莉乃「ドラフト会議」でエグすぎる“マナー違反”! 新人選考で「ファンの誘導」に呆れ声

 AKB48グループが、新規人材発掘を目的として行うオーディション「第3回ドラフト会議」が1月21日に開催された。その選考過程におけるHKT48・指原莉乃の言動が、ファンのみならずグループ運営内部でも問題視されているという。指原は“ルール違反ギリギリ”の発言を繰り返し、AKB48の総監督を務める横山由依も呆れ果てているそうだが……。

「これまでの『ドラフト会議』は、各チームのメンバーが、候補者の中から“自分のチームに必要な人材”を指名する形でしたが、今回の『ドラフト会議』では、各チームのファンが投票によってチームの新メンバーを選出する形に変更。それにあたり、運営側は、メンバーがファンに対して『この候補者に投票してほしい』と働きかけるのはNGと伝えていたようなのですが、指原はこれを完全に無視したんです」(芸能ライター)

 HKTの中心メンバーが「ドラフト会議」を見守る様子は、動画配信サイト「SHOWROOM」で同時中継されており、そこで指原は、候補者の渡部愛加里をあからさまに“猛プッシュ”したという。 

「渡部がアップで映されるたびに、指原や宮脇咲良、矢吹奈子らが『かわいいー!』と絶叫して大はしゃぎ。一方で、『HKT志望です』と公言する候補生が映ると、ドスの利いた声で『HKT志望の子には全員(票を)入れないでください』『優しさはいらないです』『顔で選んで顔で』などと、投票権を持つファンに向けて訴えていました。結果、渡部はHKT・AKBの同時1位指名。交渉権はくじ引きとなり、最終的にHKTが引き当てたものの、ファンの間で『ルール違反ではないか』と問題視されているんです」(同)

 確かに指原や宮脇らのファンからすれば、本人たちの“推し候補生”に投票したくなるのは当然だろう。これら一連の指原の言動は、運営関係者によれば「アウト」なのだという。

「ファンや候補者が、チームやメンバーの意向に忖度しなければならない状況は、絶対に作るなと、上層部から指示が出ていました。当然、メンバーにも伝わっているはずで、指原が知らなかったはずがない。渡部はHKTだけでなく、AKBからも同時指名された“期待の星”なだけに、ルールを破って交渉権を得た指原には、スタッフや他チームからも不満が爆発しています」(運営関係者)

 渡部は関東在住の中学生で、HKT決定時にはかなり困惑していたという。

「本人はAKBが第1希望で、引っ越しや転校を余儀なくされるHKT入りは、かなりの抵抗があったそうです。スタッフが本人や家族と交渉し、なんとかHKT入りを表明する段階にまでこぎつけましたが、加入辞退の可能性も大いに有り得ました」(同)

 指原には、横山も「さすがにひどすぎる」と呆れ気味というが、「当の指原は『関係ない。私がくじで引き当てたんだから、HKTに入らなきゃおかしいでしょ!』と、逆ギレに近い態度」(同)なのだそうだ。メンバーどころか運営でさえコントロールできない指原に、正義の鉄槌を下せる存在は現れないのだろうか。