性犯罪被害に遭っても証拠が残りにくい? 卑劣な「デートレイプドラッグ」の実態

 昨年、ジャーナリストの女性が過去に元TBSワシントン支局長の男性からデートレイプドラッグの被害を受けたと告発する本が出版されて、大きな話題になった。日本では、まだあまり一般に知られていない「デートレイプドラッグ」。しかし、アメリカでは、国や州単位で対策を進めているというほど深刻な問題となっているようだ。その被害の実態や対処法などを、性暴力救援センター・SARC東京の平川和子理事長に聞いた。

■「デートレイプドラッグ」は、誰でも容易に入手可能

 デートレイプドラッグとは、特定の薬品名を指すわけではなく、相手を性的搾取するために意識や抵抗力を奪い、昏睡状態にさせる薬物のこと。一般的に手に入れることが難しい違法なドラッグとは限らず、市販薬や病院で処方される睡眠薬など、比較的身近な薬もデートレイプドラッグに含まれる。市販されている薬物でも、アルコール飲料に混入するなど悪用のされかた次第で、コップ1杯程度で記憶や意識が飛んでしまうほどの作用があり、危険性は高い。

 警察が昨年度に初めてデートレイプドラッグの被害数を公表したが、その数は年間30件程度。当然ながら、実際には発覚していない事件がたくさんあるのが実情だろう。

 日本でデートレイプドラッグという言葉をよく耳にするようになったのはごく最近だが、手口としては昔からよく知られている話だと、平川氏は指摘する。

「睡眠薬やアルコール度数の高いお酒を飲まされて、記憶を失った隙に強姦被害に遭うというケースは以前からありました。最近になって、ようやくメディアでデートレイプドラッグ被害が大きく報道されるにつれて、その実態が多くの人に知られるようになったのが現状です」

■いつ、どこで、何に薬物が仕込まれるかが、あまりに巧妙

 平川氏が理事長を務めるSARC東京では、性暴力や性被害の相談を、24時間365日受け付けている。同センターのホームページ上でデートレイプドラッグ被害に関する啓発運動を始めてから約半年間で、すでに10数件の相談があり、その多くは20代の若い女性だという。彼女たちは実際、どのようなシチュエーションで、デートレイプドラッグ被害に遭ってしまったのだろうか?

「基本的には、お酒の場です。よくあるのは、大勢で飲んだ後に『2人で飲まない?』と誘われ、その次の場所でお酒に睡眠薬を仕込まれ、知らずに飲んでしまうケース。被害者側の女性も、まさか薬物が入っているとは思いませんから、なかなか気づきにくく、当然こうした薬物の不適切な使用だけでも犯罪です」

 酒以外にも、ソフトドリンクや健康ドリンク、コーヒー牛乳にまで薬物を入れられたり、食べ物に錠剤を砕いたものを振りかけられていたケースもあるという。また、加害者側が2人組もしくはそれ以上の集団で、綿密な計画を立てて実行することもあるそうだ。

「たとえば、バーのマスターと手を組んで、飲み物に睡眠薬を入れるという例もありますし、とにかく巧妙。加害者は、お酒を飲みに行ける関係でありつつ、被害者側の女性よりも上の立場であることが多く、その関係性を利用して卑劣な犯罪行為に及ぶケースが少なくないのです」

 デートレイプドラッグ犯罪は、初対面ではなく、ある程度の顔見知りによる犯行が多く、未然に防ぐことは難しいという。それでも何かできる対策はないのだろうか?

「第一に、怪しいものは飲まない、食べないようにすること。また、トイレから戻ってきたとき、飲み残したものは飲まないことが被害の予防になります。さらに、もしもトイレで被害に遭われたと思われる女性に出会った場合、救急車を呼ぶか、記憶がなくてもレイプ被害の支援を求めることができると伝えてあげてください」

 ただ、いくら気を使っていても、被害に遭ってしまうことはある。さらに、自分では予防したつもりでも、それが防げなかった場合、女性側に落ち度がまったくないにもかかわらず、自分を責める要因にさえなってしまうと、平川氏は指摘する。

 また、もしデートレイプドラッグ被害に遭ったと気づいたら、すぐに対応することが何より重要だという。

「ある時点からの意識がなくなっていて、身に覚えのない性行為による違和感が残っていたりするなど、デートレイプドラッグ被害に遭ったと感じたら、すぐに警察に通報し、採尿や採血を受けるようにしてください。尿や血液から薬物反応が出れば、特定の人物を容疑者とすることができ、性被害の事件化も可能になるかもしれません」

 一方、睡眠薬の場合は、体内から早く排泄され、証拠として残りづらいため、時間がたってしまってからでは、立件が難しくなるケースが多いといわれている。

 もし警察に抵抗があるなら、SARC東京のような民間のサポートセンターに連絡すれば、被害の確認や相談ができる。また、内閣府によれば、2018年2月現在、41都道府県に性被害ワンストップセンターが設置されており、20年までには全都道府県に整備される予定となっているので、以前よりは被害者支援の輪も広がりつつある。

 デートレイプドラッグが現実に存在する。そして、もし被害に遭ったとしても相談できる場所がある。これらを知っておけば、いざというとき、泣き寝入りせずにしっかりと自分の身を守ることにつながっていくだろう。
(福田晃広/清談社)

・性暴力救援センターSARC東京

8.6秒バズーカーのデマ否定動画、「純粋な日本人だから」に潜む差別意識

 「ラッスンゴレライ」のリズムネタで一世を風靡した8.6秒バズーカーが自身の公式youtubeチャンネルにて、インターネット上で囁かれている噂をはっきりと否定する「遂に真相をお話します。。。【8.6秒バズーカー】」という動画を1月19日にアップしていた。

 動画では冒頭で、8.6秒バズーカーが、全盛期時代に囁かれ凋落の結果になったとする、ネット上でのとある「噂」についての説明を行うのだが、動画では以下の通りに「噂」をまとめていた。

・コンビ名の「8.6秒」は「8月6日の原爆投下日」
・「ラッスンゴレライ」は、爆弾投下の号令「落寸号令雷」
・「ちょっと待って!」は爆撃機チョットマッテ号
・「説明してと言われましても意味わからんからできませーん!」は爆弾投下に対して日本国民に政府が説明できなかったこと
・揃いのサングラスはマッカーサーを意味する

 当時、これらの他にも様々な解釈が一部ネット上で披露されていた。それらは、無理矢理すぎるとして唾棄されることもあれば、その前提でネタとして楽しまれることもあったが、真実だとして信じる人びとも一部にいたように見受けられたし、「8.6秒バズーカーは反日芸人」だとして、非難を始める人びともいた。8.6秒バズーカーによれば、彼らが出演する番組のスポンサーにクレームがつけられ、番組が放送されないなどといったこともあったそうだ。

 この荒唐無稽な噂が出始めた頃、8.6秒バズーカーは「反応しなかったら勝手に落ち着くだろう」「これが有名税か」と考え放置していた。しかし、瞬く間にネット上で8.6秒バズーカーに関する書き込みが増え、解釈もどんどん複雑になり過激化していったという。

 8.6秒バズーカーは動画内で「そんなわけあるか!」「僕らは超アホ。暗号を散りばめて伏線引いて回収するネタが作れていたらもっと面白い漫才できてる」「ラッスンゴレライは何の意味もない思いつきワード」「8.6秒ははまやねんの50mのタイム」と、これらの噂をとんでもないデマとして、ひとつずつ丁寧に説明しながら否定している。

 一方、はまやねんが過去にツイッターで「もう日本オワタ。中国と韓国とロシアに一気に攻め込まれる(笑)植民地プギャア」と書き込んでいたことについては、「大学生の頃に、当時みていた2chの影響で、知識はないけど、政治的な発言をしたらかっこいい」と思って書き込んだものだという真相を話し、「政治的な知識もないのに適当にカッコつけてつぶやいてしまってすみませんでした」と謝罪していた。

 持ちネタやコンビ名の解釈だけでなく、これらの書き込みもまた8.6秒バズーカーが「反日芸人」であることの根拠とされていた。さらに、一部ユーザーからは、吉本興業のHPでふたりの出身地が「外国その他」になっている(少なくとも現在は大阪府で登録されているが)、ツイッターにハングルを使ったアカウントがあるという指摘も出るようになり、「8.6秒バズーカーは『反日芸人』」だけでなく「韓国人である」という噂も出回るようになっていた。

 ここから本題に入りたい。8.6秒バズーカーはツイッターなどで「日本から出て行け」「祖国に帰れ」といったコメントがあったことに対し、動画内で以下の発言をしている。

「僕たち両親ともに日本人で。本当に僕たち日本人です」

 ネット上では、保守的、右翼的な価値観を強くもつユーザーが、気に入らない人間を、韓国人や中国人など特定の国の人間と認定することがある。そうしたネットユーザーは、韓国人や中国人のレッテルを貼ることでその人を侮蔑できる、と考えているわけだ。

 wezzyでは過去に、『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した千葉雄大が、MCの上田晋也から「コッチ((手のひらを顔のそばで返す。男性同性愛者を揶揄するジェスチャー)だよね?」と問われた際に、それを否定も肯定もしない対応をとったことを賞賛する記事を掲載した(上田晋也が同性愛者の揶揄を「イジリ」に使うことの問題性)。

 千葉雄大の対応が賞賛に値するのは、差別的に特定の属性を負のレッテルとして貼りつける人間と同じ土俵に上がっていない点にある。もしここで千葉が「やめてくださいよ、違いますよ」と否定していたら、千葉が「同性愛者は、否定しなければいけないネガティブなもの」であると考えていることになる。たとえ本人がそう考えていないのだとしても、結果的に、差別的発言を行う人びとと同じように、性的マイノリティへの差別に加担することになってしまう。

 8.6秒バズーカーがデマの被害者であることに間違いはない。実際、スポンサーにクレームを付けられ、収録した番組が放送されないなどの被害にもあっている。長い間放置してきたことによって、噂が過激なものになっていったという経緯もある。だからこそ彼らは噂を否定するために発言したのかもしれない。だが、「僕たち両親ともに日本人で。本当に僕たち日本人です」という発言は、「韓国人であることを否定しなければいけない」「韓国人でないのだから誹謗中傷を受けるいわれはない」という価値観の表明になってしまう。

 こうした指摘に対して、おそらく、「ただ事実を言ったに過ぎない。そういう風に受け止めるほうが差別的だ」と反応する人もいるだろう。しかし差別発言を考える際に重要なのは、発言者の「意図」ではない。文脈や状況といった背景を踏まえることにある。そして現在の日本は、残念ながら、なんら政治的な色もなく、「韓国人」「同性愛者」などを否定できるような状況にはない。

 もちろんなにより問題なのは、ネット上で拡散されていった荒唐無稽な噂であり、特定の属性をレッテルとして貼り付け差別的な発言を行う人びとであることに間違いない。

 8.6秒バズーカーだけでなく、有名人は様々な誹謗中傷に晒されやすい存在だ。横浜ベイスターズDeNA・井納翔一が、ネット上で行われた妻に対する中傷に対して訴訟を起こしたことが報じられているし、タレントの山里亮太も法的措置を検討していると言っている。一方、複数の加害者が逮捕されているにもかかわらず、現在も一部で殺人事件の実行犯であるという誹謗中傷が書き込まれているスマイリーキクチのような例もある。

 動画内で8.6秒バズーカーは視聴者に伝えたいこととして、「デマ被害は放置せずきちんと否定しよう」「さらに悪質な場合は法的な対処を行おう」といっていた。しかしデマを信じ切っている人びとや面白おかしくイジる人びとは、当人がどれだけデマを否定しても、そうした行動をやめることはないだろう。そして法的な対処が行われたとしても、誹謗中傷が完全に止むこともないのだろう。

 この惨状は放置し続けてよいものではない。そのためには名誉毀損などを厳罰化する、ネット上の設計を変更する、現行の理念だけ掲げ罰則規定のないヘイトスピーチ規制法を改正するなど、様々な手段が考えられる。だがなにより私たちがはじめにできるのは、ネット上の書き込みを素直に信じないこと、そして自ら誹謗中傷を書き込まないようにすることだ。特に後者は、今すぐに始められる簡単な方法のはずだ。ネット空間を、そして社会を自由で快適にする担い手の一人は私たちにある。

「精子だけください」――夫にセックスを拒まれて土下座した“私”が、救われた言葉とは

 「セックスレス問題」を赤裸々に綴った内容だとして、現在Twitterを中心に話題沸騰中のコミックエッセイ『今日も拒まれてます 〜セックスレス・ハラスメント 嫁日記〜』。著者・ポレポレ美さんが、実際の体験を元に描いた作品だ。

 内容は、9年間交際した彼氏と結婚したポレ美が、セックスレスに悩む日々を送るというもの。ポレ美はあの手この手でセックスレスを解消しようと奮闘するが、夫との関係は悪くなるばかり。周囲からの子作りプレッシャーもあり、追いつめられたポレ美はとうとうノイローゼ状態になってしまう。誰しも起こりうる夫婦間の切実な問題を描く本作に、共感を覚える読者は多い。

 本作の著者・ポレポレ美さんへのインタビュー、後編は作品へのモチベーションや反響について感じていることを語っていただきます。

(前編はこちら:「萎えるのは君のせいだよ」――“セックスしない嫌がらせ”に耐える「レスハラ」の実情とは)

――夫の山木さんは、基本的に“自分のほうが立場が上”といったポジションで話しているように感じます。さらにポレ美さんが「セックスをしてください」と頼む土下座の場面で、完全に山木さんのほうが優位だという関係ができてしまったのかな、と。

ポレポレ美氏(以下、ポレ美) そうだと思います。そこから明らかに変わってしまった感じが、夫婦の中ではありまして。土下座は象徴的で、私の中でもすごく印象深いという言い方は変なのですが、心のなかにずっと残っている出来事です。「それをしたらおしまい」だったのですが、それをせざるを得ない状況になってしまって。そこから、私の立場が一気に弱くなってしまいました。

 

■「悪いのは私」植え付けられた罪悪感

 土下座事件のあと、ポレ美夫婦は夫の両親や姉夫婦と一緒に家族旅行に出かける。気が沈むばかりのポレ美だったが、なんとか気持ちを切り替え、平常を装っていた。そんな中、義理の父に子作りについて質問される場面が。思わず本当のことを話しそうになるポレ美だったが、その気配を察した夫が「積極的に妊活している」と嘘をつく。2人きりになった時に、なぜあんなデタラメを言ったのかと問うたポレ美に、夫は「なぜ僕を怒るの」「ポレちゃんを守ろうとしただけ」だと返す。思わず黙りこんだポレ美に対し、夫はさらに「じゃあ聞くけど、どっちが悪い?」「ポレちゃんを守ろうとした僕と、家族の前で本当のことを言おうとしたポレちゃん、どっちが悪いかな?」と責めはじめる。その勢いに気圧されたポレ美が「悪いのは私だね、ごめんなさい」と謝ると、夫は「分かってくれたらいいんだ」と満足気な顔を浮かべる。釈然としない思いを抱き続けていたポレ美は、だんだんと精神を病んでいき、うつ病の診断を下されてしまうのだった。

――山木さんは、すべての責任をポレ美さんに負わせて、先回りして封じ込めるようなやり方をされていますよね。ポレ美さんが正しい判断ができない人間だ、と決めつけている節があります。これは一般的に“モラハラ”ともいえる要素かなと。

ポレ美 そうかもしれません。何を言っても言い負かされるみたいな……。

――この作品を描こうと思ったのは、問題提起として世に伝えたいという気持ちがあったのでしょうか。

ポレ美 はい。いまのところ解決方法を示してあげられる漫画ではないのですけれど、セックスレスで悩んでる人が「私だけじゃない」と思ってもらえればと。手助け、なんて言い方は偉そうですが、ちょっとでも読んでくださった方の心が晴れたらいいなと思っています。

――2月半ばの連載段階では、置き手紙をして山木さんの元を去るなど、不穏な気配を感じさせる展開になってきました。かなり身を削って描いていらっしゃるのでは、と思いますが。

 

■負のスパイラルの中で、救われた言葉

ポレ美 そうですね(笑)。当時の日記などを読み返しながら描いているのですが、当時の気持ちを思い出してつらい気持ちになることもあります。ですが、描くことで気持ちの整理はついていきます。当時こういうことで悩んでいたけれど、こうすればよかったんだな、と俯瞰して見ることができるのは、面白い体験です。

――まだまだ今後、波乱がありそうな感じですね?

ポレ美 はい、まだまだこれから、大きく話が動いていきます。自分の気持ちに嘘をつきたくなくて、丁寧に描いていこうとすると、どうしても描写が長くなってしまったりするのですが。

――その分、読者側も主人公の気持ちに寄り添って読むことができます。現在、漫画の中のポレ美さんと同じような体験をしている人に言えることがあれば、教えて下さい。

ポレ美 「同じ体験をしている」という読者の方から、悩みを吐露するメールをいただくこともあるのですが、私もすごく気持ちがわかる。誰にも相談できないまま、行動や思考が負のスパイラルに陥ってしまう、根が真面目な方が多いように感じています。だからこそ、読んでもらうことで少しでも楽になってもらえたらありがたいです。「ポレ美」を客観的に見てもらうことで、あんまり悩みすぎなくてもいいのかな、と思ってもらえたら。

――ポレ美さんも漫画の中で、実の妹さんに「頑張らなくてもいい」と言われていましたね。

ポレ美 そうなんです。あのセリフはやっぱりうれしくて。それまでいろんな人から「頑張れ」と言われ続けてきたのですが、自分の中では十分頑張ってるし、でも期待に応えられなくてつらいというのがありまして。そんな中でも、救いの言葉がひとつあるだけで、お守り代わりになりますから。自分の漫画が、そういう“救い”になってくれればいいなと思います。

――自分のつらい状態に名前がつくと「私、今こういう状況なんだ」って安心することがありますよね。カテゴライズの効果といいますか。ポレ美さんが、読者の方に安心してほしいと仰ってましたが、今回、作品で提示された「セックスレス・ハラスメント」という言葉、そして描写されているポレ美さんの経験を作中で追体験できることは、多くの読者に安心を与えると思います。

ポレ美 そうあってくれると、とてもうれしいです!!

(犬塚左恵)

画像提供:まんがアプリ「Vコミ」

 

ポレポレ美(ぽれ・ぽれみ)
イラストレーター、漫画家。趣味は旅と掃除。
自身の体験を綴ったエッセイ漫画「今日も拒まれてます」を
漫画アプリ・Vコミにて連載中。

 

鈴木亜美も整形疑惑を否定! 誹謗中傷に声を上げ始めた女性タレントたち

 18日、歌手の鈴木亜美(36)が自身のTwitterにて、以前からネット上で囁かれている整形疑惑をきっぱりと否定した。鈴木亜美は「いまだに整形したと言われる…目頭切開。してないのにね。歳をとれば皮膚は痩せていく、唇も頬も目元も。どんどんハッキリと、輪郭もしっかりとしていく。どれだけ傷つくかもわからずに真実ではないことをあたかも真実のように話す人。何も知らないのに、何言ってる?? ただ批判したいだけなんだね」と不快感を露わにし、容姿の変化は加齢によるものだと説明した。

 直近で鈴木亜美の整形を疑う声が加熱したのは、1月22日に「激辛アミーゴ」なる激辛料理のみを投稿する新アカウントを開設したこと。16日にネットニュースが同アカウントを紹介すると、「フリーザ?」「激辛料理より、ガッと見開いた目にテカテカの肌に目が行く」「蝋人形とか腹話術人形みたい」と容姿への指摘が続出。15日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)出演時にも、SNS上では放送中から同様のコメントが相次いでいたことが確認できる。

 鈴木亜美に対して、ネット上で整形疑惑が浮上しているのは、主に「目頭」「肌」「鼻」の三点。中には、施術を確定事項とし、整形依存症を心配する声もあがっている。しかし、鈴木亜美の言う通り、年齢を重ねると女性ホルモンの現象に伴って肌は疲労し、全体的に菲薄化(ひはくか)していく。その上、メイクの程度やカメラに映る角度、当日のコンディションなど、整形以外にもいかようにも顔の印象が変わる要素はある。そのため、現在36歳の鈴木亜美を、1988年2月のデビュー当時のビジュアルと比べて「変化した=整形」と断定することはできない。

 17年12月には、木下優樹菜も自身のInstagramにて整形疑惑を否定した。メイク中の写真を投稿し「#涙袋なんかいれてる説 #最近よく言われる #逆に涙袋になんかいれれんの? #てゆ素朴なわたしの疑問」と涙袋形成施術の存在自体を知らないと主張。2月9日には「わたしの涙袋整形説…2歳のからこうでしたん」と書かれた幼少期の写真を投稿し、再度否定している。

 17年12月にはおかもとまり(28)も自身のブログで整形疑惑を否定。「整形疑惑を実証!!」と題した同ブログでは、鼻の施術疑惑に対して、鼻筋を手で押さえている写真を載せ「鼻に整形の詰め物?いれると、鼻の凹みがなくなるらしいですが…ありますね!セーフ!」、輪郭の施術疑惑についても「顔が丸くなくなったのは、全盛期より3キロちょい痩せたから!」、二重整形疑惑に対しては、自身のまぶたを引っ張った写真を載せ、「うん、傷跡とか、なし!!」とコメントするなど実証写真付きで否定した。

 17年11月放送の『徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では、梨花(44)がネット上で劣化を指摘されることに「(劣化)するよ!」と不満を爆発。収録当日には3日ほど前から、酸素カプセルやエステなど、入念に準備をしてきたことを明かしていたが、「疲れた! もう疲れた!」と弱音を吐露していた。17年11月には、『旅ずきんちゃん』(TBS系)に出演した渡辺満里奈(47)も「子供が生まれてからすごい痩せちゃったの! これをね『劣化』とか言われるわけ!」とネット上の批判に難色を示し、「お前ほんと年取ってみろ」と声を荒げていた。

 美容整形やアンチエイジングの技術が進化した昨今、芸能人の容姿の変化に対するネット上のバッシングは後を絶たない。しかし、容姿を売り物としている芸能人にとって、その変化に対する過度な誹謗中傷は営業妨害となり得る。本人たちが「整形」や「劣化」に言及しなければならないほど、その声は加熱しているのだろう。無責任で心ない声を送る側は、行きすぎた風評被害がどのような影響を持つかということを忘れてはいけない。

(夏木バリ)

元女囚が語る刑務官への「お礼参り」――子どもをさらって「鬼の子」と刺青! 

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■「出所してもムショに逆戻り」が少なくない

 最近は仮出所者より満期出所者のほうが多いそうですね。仮出所とは、「懲役〇年」という刑期が終わる前に釈放されることですが、早めに釈放されても行くところがない人が多いのだそうです。

 以前は仮出所が認められないのはヤクザくらいで、ほとんどの懲役(受刑者)は仮出所の日を心待ちにしていたものです。でも、今は満期まできっちりいて、出てもすぐに何かやらかしてムショに逆戻り……ちう人も珍しくないんですね。特にお年寄りに多いそうです。私が懲役やった頃は、私を含めて早く出所したい人のほうが多い気がしたので、時代は変わったなあと思います。

 私も出所の日が近づくと、「出所後にすること」ばかりを考えていました。たいていは食べたかったものをいっぱい食べたり、お風呂屋さんに行ったりしますね。私もとにかく食べまくりました。あとは、ずっとエッチしていない「懲役処女」ですから、エッチも楽しみでしたね。そして、家電の進化など戸惑うことも多くて、早くシャバの空気に慣れようとがんばるうちに、「アレ」はサッパリ忘れます。

■刑務官の子どもに報復?

 「アレ」とは、刑務官への恨みです。刑務官もいろいろで、親身になってくれる中堅さんはすぐに辞めはって、イヤキチ(意地悪)する局(つぼね)はいつまでもいてます。社会の縮図ですね。せやから、えこひいきとその裏腹の冤罪は当たり前で、自分のかわいがっている懲役以外にはめちゃくちゃ冷たいんです。

 たとえば刑務作業中など、別に笑ってなんかいないのに「何を笑ってる!」と怒鳴られ、「笑ってません」などと言おうものなら「抗弁」(口答え)をしたとして懲罰対象になります。あとは医師の診療を「必要ない」と言って受けさせないとかも多いです。

 それと、極端すぎる例としては、宮崎刑務所で暴れる懲役のオッサンを懲らしめようと、夏なのに床暖房をつけていた、ちうのがありました。オッサンは裁判を起こしたので大問題になり、処遇部長は自殺しています。オッサンは裁判で勝って国から賠償金をもらっていますが、ほとんど弁護士費用でなくなってるでしょうね。

 ここまではなかなかないですが、なか(獄中)にいてる時は、理不尽なことをする刑務官に「アイツ、出たらタダでは済まさへん」とか恨みまくるわけです。ただ、出たら出たでやっぱり生活に追われますからね。女子は特にさっぱりしてると思います。

 出る時に「おぼえとれ!」とか言い捨てることはあっても、いわゆる「お礼参り」をすることはほとんどないんです。「あんなヤツのためにムショに逆戻りしたない」のが主な理由と思います。仕返しの内容にもよりますが、「お礼参りは高くつく」というのが懲役の常識です。普通に考えても、初犯よりも前科があると刑も重くなりますし、動機も限りなく身勝手な「私怨」ですから、裁判所も同情はしてくれません。

 まあ、それでも仕返しする人はいます。私の知り合いの知り合いは、出所後に刑務官の自宅を突き止めて郵便受けに生きたマムシを入れたそうですし、刑務官の子どもをさらって背中に刺青で「鬼の子」と彫った不良もいてましたね。

 あとは刑務官ではないですが、通報した被害者の女性を恨んで、出所直後に殺した事件もありましたね。もともとはレイプした女性をさらに恐喝していたそうで、逆恨みもいいところです。この男は死刑になっていますが、当たり前ですよね。

 獄中での生活がいくらツラくても、仕返しなんかしたら自分がつまんないですよ。

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」

松本人志、吉本内での“過剰な殿様扱い”の実態! 社員は「また大コケ映画作る気?」と本音も

 近年、“芸能界のご意見番”になりつつあるダウンタウン・松本人志。その発言が、ネット上で批判対象になることもしばしばあるが、所属の吉本興業は、こうした世論に神経を尖らせているようだ。

「松本は情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)にレギュラー出演しており、そこで発言した内容がネットニュースに取り上げられる機会も多い。最近だと昨年12月、元横綱・日馬富士の暴力事件を取り上げた際、松本が『(相撲は)人を張り倒して投げ倒す世界。その世界で、土俵以外のところで一切暴力ダメというのは、僕は正直無理があると思う』との見解を示したことで、物議を醸しました」(芸能ライター)

 ネットユーザーからは、「格闘技の世界に身をおいているからこそ、プライベートで暴力を振るうのはダメだろ」「相手が大けがしているのに、暴力した側をかばうなんて信じられない」といった声のほか、「文化人気取りで偉そうなコメントをするところが嫌い」「専門外のことを話すと、ズレた意見ばかり」との指摘も寄せられた。

「吉本にとって、松本はいまや大御所中の大御所。松本に関するマスコミ報道だけでなく、こうしたネットの批判的なコメントにさえピリついている感じです。本人より、社員の方が世間の反応に神経質になっている印象もあります。松本のご意見番ぶりに拍車がかかっているのは、社員が過剰に“殿様扱い”をしているのが大きな原因ではないかと、業界内ではささやかれています」(テレビ局関係者)

 例えば、松本が吉本本社に立ち寄るだけでも、社員にとっては一大事となっているそうだ。

「松本が事務所に顔を出すこと自体珍しいのですが、年に数回は来社の機会があります。その日は早くから社内みんなが浮き足立ち、いざ本人が到着すると、まず10人以上の社員が玄関前に出向き、ほぼ総出で“お出迎え”。ちなみに、相方の浜田雅功に同様の対応を取ろうとすると、『そういうのマジでやめて』と、固辞されてしまうそうです」(吉本関係者)

 松本自ら“特別扱い”を希望しているのではなく、あくまでも社員が勝手にやっているだけのようだが、松本の来社に対しては、社内全体が“歓迎ムード”というわけではないとのこと。

「松本の来社の話が聞こえてくると『もしかして、また映画でも作る気なんじゃ……』と全体的にザワつきが起こります。これまでに4作の監督作品が公開されましたが、どれも大コケだったので、松本が来るってだけで不穏な空気になってしまうんです」(別の吉本関係者)

 事務所内での“裸の王様”ぶりに、松本自身は気づいているのだろうか。

りゅうちぇるの歌手デビューが「飽きられた末の迷走」じゃない確かな理由

 2月14日、りゅうちぇる(22)が“RYUCHELL”名義で音楽活動をスタートし、デビュー曲「Hands up!! If you’re Awesome」を配信した。1年前からデビューの準備を始めて、ついにスタートしたという音楽活動に対し、RYUCHELLは「この曲も、そしてこれから続いていく曲も、自分らしくこだわった歌を届けられるように、聞いてくださったみなさんにとって自分らしい自分で、キラキラと明日を迎えられるようなきっかけ作りが『RYUCHELL』で出来るように頑張ります」とコメントを発表。作曲は手掛けたのは水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミ(36)で、曲調やミュージックビデオは80年から90年代の雰囲気を意識したものになっている。

 これを受け、ネット上ではなぜか非難轟々となっている。「飽きられてきたからって迷走しすぎ」「方向性めちゃくちゃ」「アーティスト気取りとか何を勘違いしてるんだ」「あんま手を広げないほうがいいと思うんだけどね」「なんで俳優とかモデルってすぐ音楽界に進出しようとするの?」といったふうで、“迷走”と捉えるネットユーザーが少なくないことがわかる。

 しかしRYUCHELLの音楽活動が、“飽きられた末の迷走”とは思えない。りゅうちぇるの過去の言動からもそのことは明らかだ。

 ジェンダーレス男子というキャラクターでブレイクしたりゅうちぇるは、バラエティ番組などでファッションや態度などの“奇抜さ”がウケて、瞬く間にテレビに引っ張りだこの人気者となった。一時のブームで姿を消すイロモノ要員と見る向きもあったが、そうはならなかった。それは、10代の少年だった当時から、りゅうちぇるの軸がブレていないからだろう。

 2017年6月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、りゅうちぇるは、バラエティ番組のスタッフから「いつもよりバカっぽくしてほしい」という注文を受けたことがあると告白。「すごい嫌だった」と当時の心境を語り、「絶対やらない」「それをして消えるくらいだったら消えたいと思う。そんな(注文に)合わせてまで……」と、テレビタレントとして活躍していくことよりもまず自分らしくいることが大事だとの考えを示した。

 同年2月放送の『情熱大陸』(TBS系)では、いずれ作詞した曲を自ら歌いたいという夢も語っており、「挑戦しないほうが怖い」「こんなにやりたいって思ってる気持ちを隠して、後悔したり悩んだりしてる自分のほうが怖い」と力強く語っていた。その言葉のとおり、準備を重ねて今回デビューを果たしたのだ。

 おそらくりゅうちぇるは、テレビ出演に固執していない。一昨年の11月、『サンデージャポン』(TBS系)にて「早く世代交代したい」「ずっとはテレビに出たくない。ペコりんと結婚したい。自分の好きなことをしたい」「だけど(所属事務所の後輩・けーしゃんが)全然テレビで爪痕残せないから、こういうことになってる」と話してもいた。りゅうちぇるは同番組でも、「歌とか歌ったり、ファッションのお仕事もたくさんしたいから、いろんなことに挑戦したい。早くパパにもなりたい」と、歌手になりたいことを明らかにしている。有言実行の人なのだ。ちなみに、ぺこは妊娠を公表しており、パパになる日も近い。

(ボンゾ)

山下智久、“石原セフレ化疑惑”をジャニーズ火消し! 2人の破局を”軌道修正”したワケ

 新恋人報道と同時に、石原さとみをセフレ格下げした疑惑が取り沙汰されている山下智久。初報を伝えた「女性セブン」(小学館)は、その翌週号で続報を掲載しているが、これも関係者の間では「ジャニーズに“忖度”した訂正記事」などと指摘されているという。

「セブン」は2月8日発売号で、山下とモデル・Nikiのハワイデートを詳報。さらには、帰国した山下はその数日後「すでに破局した」はずの、石原の自宅マンションを訪れていた、と伝えた。

「両者は昨年の秋に破局しているが、それでも“密会”を行った理由は、『多忙を極める石原が、リラックスするために山下を呼んだ』と伝えています。新恋人を報じる記事に、数カ月前に別れた石原が登場すれば、業界関係者や読者が“セフレ”関係を疑うのは無理もありません」(スポーツ紙記者)

 そして最新の15日号では、「本誌には“ふたり”の仲はどうなっているのかという問い合わせが相次いだ」としながら、石原の知人による「借りていた物を返してすぐにバイバイしたみたいですね」という証言を伝えている。

「2人が会った場所が、石原の自宅とも書かれていないし、石原の知人による『けじめをつけた夜だったんでしょう』という、両者はもう会うこともないことを匂わせる証言も掲載。毎週、ほぼ確実にジャニーズタレントの記事を掲載する、いわばジャニーズの“御用達メディア”である『セブン』だけに、何とかセフレの印象を和らげようという火消しの意図が、透けてみえる内容です」(同)

 そもそも“御用達メディア”であれば、前号記事で「石原と密会していた」などと伝えるのも不可解な話だが、「自宅への出入りに関する証拠や証言など、固い情報を掴んだため、報道に踏み切ったのでしょう。しかし、山下による石原への“セフレ扱い”疑惑が想像以上に世間の反感を招いたため、ジャニーズサイドへの配慮として、今回の火消し記事へと繋がったのでは」(週刊誌記者)という。

「そもそもジャニーズは、どれだけ証拠を突きつけられても、山下と石原は『そもそも交際していない』と、頑なに関係を否定し続けてきた。その理由は、ジャニーズサイドが石原家の信仰する、新興宗教へ拒否反応を示しているためといわれています。しかし今回、山下に新恋人とみられる女性が登場したことから、状況が一変。『交際していない』石原との関係を報じられ続けるよりは、御用達メディアに『交際していたが、けじめをつけた』とあえて報じてもらうことの方が、山下の印象を損なわないと考えたのでしょう」(同)

 交際発覚以上に、破局の方で波紋を広げてしまった山下と石原。「セブン」にここまで書かれてしまった以上、両者が最接近する可能性は、限りなく低いだろうが、果たして――。

松本潤&松岡昌宏の「遠隔おごり」、東山紀之の「好きな家具選んでいいぞ」。ジャニーズタレントたちの男前な支払い伝説

 2月11日放送の『ウチくる!?』(フジテレビ系)で溝端淳平(28)が嵐・松本潤(34)の男前エピソードを明かし、視聴者の注目を集めた。溝端は、大阪での舞台出演時に共演者たちと松本潤行きつけのバーで飲んだ際、松本潤に事前に行くことを報告したそう。すると、会計を店員にお願いしたところ「もう松本さんからいただいているんで」と告げられたとのこと。

 彼らが何杯飲むのかもわからないのに、恐らく“ツケ”という形で溝端たちに奢った松本潤。この男前な“遠隔奢り”に、溝端淳平は帰るのを止めて「しこたま飲みましたけどね。『よーし、今日は松潤の奢りだ~』って」と再び飲み始めたことを明かした。視聴者からは「すごいスマートで松潤らしい!」「見た目も中身もイケメンとか完璧すぎる」「やっぱりMJはスターだな」と絶賛の声が上がっている。

 さらに溝端淳平は、同じくジャニーズの山下智久(32)と初めて飲みに行った際にも、お会計をしようとすると「もう終わった」といつの間にか全額支払いを済ましていたというエピソードも語っていた。溝端淳平いわく、山下智久は「本当にスター。優しいし多くしゃべらずクール。お酒も強い」と性格を大絶賛していた。

 ジャニーズ所属タレントの中には、2人のようにルックスのみならず奢り方も男前な人が多い。中でも有名なのがTOKIO・松岡昌宏(41)。17年9月の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では彼の男気溢れるエピソードを後輩たちが明かしていたのだが、大野智(37)は舞台で共演中に松岡から毎日焼肉をご馳走になったことで4~5kg太ったと明かしている。

 また風間俊介(34)は京都で共演中に松岡から何軒かお店を紹介してもらい、後日、同じお店に行くと店員から「『風間が来た時は俺が出すから』と言われていますからお代はいただけません」と言われたという。どうやら松岡昌宏が紹介した店で後輩が飲み食いをした場合、お代はすべて松岡にツケるよう店側に伝えているようだ。しかし、そんな松岡を驚かせたのが生田斗真(33)で、ある日生田が串揚げ屋で飲み食いした領収書が送られてきたのだが、松岡は「何飲んで何食ったらこうなるんだ!?」と高額請求に目を疑ったそうだ。

 松岡昌宏が「後輩に財布は出させない」というポリシーを持つきっかけとなったのは、松岡が”アニキ”と慕っている少年隊の東山紀之(51)の存在が大きいという。東山紀之は、デビュー前からTOKIOやV6の面倒を見ていたそうで、13年11月放送の『ザ少年倶楽部 プレミアム』(NHK)では、MCの国分太一(43)に「僕らにいくら奢りました?」と聞かれると「すさまじいですよ。長瀬がねカルビ26人前食べた時、びっくりした記憶あるもん。事務所の人に言われたのが『TOKIOとV6いなかったらすぐ家建てられたよ』って」とかなりの額を支払ってきたことを告白。

 16年6月放送の『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)では、山口達也(46)が東山紀之の家に居候していた際、突然、家具屋に連れて行かれ「好きな家具選んでいいぞ」と家具まで買ってもらっていたことを明かし、食事代も合わせると総額約1,000万円はお世話になっていると語っていた。15年4月の『女性自身』(光文社)のインタビューでは、滝沢秀明(35)もジャニーズ事務所には先輩が必ず奢る風習があり、先輩との食事で割り勘だったことはないと明かしていた。何でも、お店は後輩がリサーチし、先輩が代金を払うというシステムとのこと。

 ジャニーズ事務所には食事以外にも「先輩が後輩に”お年玉”をあげる」という風潮もある。例えば中居正広(45)は、ひとりあたり10万円のお年玉を100人に配っていると言われている。さすがはジャニーズを代表するスターだが、このような風習に四苦八苦する人も多い。

 A.B.C-Zの塚田僚一(31)は2月9日の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、過去に舞台で共演したジャニーズJr.が100名近くいたため、全財産がお年玉の支払いでなくなってしまったそう。それゆえ生活が苦しくなり、家賃が払えなくなってしまったことで、Kis-My-Ft2のDVDを売ったり、母親に30万円の借金をしたと明かしている。

(ボンゾ)

「マネジャーとデキ婚」は異常じゃない? 西野カナも黙認される芸能界の「恋愛管理」

 マネジャーとの交際・妊娠が発覚した輝星あすかが、2月13日発売の「フラッシュ」(光文社)インタビューで、開き直りのような発言を連発していることが、物議を醸している。ネット上のコメントは、タブー視されている“スタッフとタレントの交際”についてのバッシングが主だが、地下アイドル界隈でなく本来の芸能界からは、どのように認識されているのだろうか。

 輝星は、同誌で、バッシングを行っているのはそもそものファンではなく、単なる野次馬にすぎないと一蹴。今後ははやりの「カップル動画」に便乗し、「ユーチューブ界のぺこ&りゅうちぇるさんを目指しています!(笑)」などと語っている。

「スタッフとタレント、いわば“管理者”と“商品”という関係性ではありますが、年頃の男女が組んで仕事をするという時点で、恋愛関係に至ってしまうケースはよくあること。とはいえ、輝星とマネジャーがこうして許されているのは、大手事務所によるしがらみとは無縁の、インディーズのような立ち位置だからであって、本来の芸能界では、当然“ご法度”です」(大手芸能プロ幹部)

 しかし、近年では事務所による「恋愛禁止」ルールが、人権侵害ではという風潮も強まっている。

「疑似恋愛を売りにするアイドルとは違い、作品で勝負するアーティストや役者に関しては、そこまで厳密に“恋愛管理”はしていないと思います。西野カナは、2016年11月に『フラッシュ』で自身のマネジャーとの半同棲が報じられ、否定こそしているものの、現在も関係は継続中との情報が。また、満島真之介は、昨年9月に『文春オンライン』が離婚をすっぱ抜いたことで、元妻が姉の満島ひかりのマネジャーだったことも判明し、職場恋愛が明らかになりました」(スポーツ紙記者)

 タレントとマネジャーによる“交際”の管理について、前出の関係者が現場での一例を明かす。

「ウチの場合、マネジャーがタレントに手を出したと判明すれば、即座にマネジャーを解雇します。また、タレントから『私的な連絡が来る』などとチクリが入れば、その時点で本人に『次はクビだから』と通達します。それだけ慎重にやっていますよ」

 例外的に、事務所スタッフとタレントとの交際が許されるとすれば「他事務所に所属するタレントで、かつ大手でなければ、ギリギリ許容範囲でしょうか。大手プロに所属するタレントが交際相手となると、周囲への悪影響やバレを恐れ、マネジャーが在籍する事務所ごと共演NG指定されるなど、仕事上の障害が発生しかねない。ジャニーズ事務所のように、現場マネジャーは男性のみにするなど、徹底管理を敷く事務所が存在するのも、立場的に理解はできます」(同)とか。

 やはり業界内でも、スタッフとタレントの交際をタブー視する向きは、現在でも強いようだ。タレントとして活動していく以上は、それなりの自制心が必要ということなのかもしれない。