小倉優子が「話し合い」で解決してきた修羅場の数々 「桃太郎」論に甘すぎるの批判続出もブレない軸がある

 3月6日放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に小倉優子(34)が出演。この日番組には“パパママ芸能人”が集い、子どもによく読み聞かせる「桃太郎」が話題になったのだが、この昔ばなしのストーリーについて小倉優子が独特な見解を語った。

 小倉優子は「(桃太郎が)鬼ヶ島に行くじゃないですか? 私は鬼退治じゃなくて話し合ってほしいんですよ」と主張。暴力で解決する「桃太郎」のストーリーに疑問を呈し、「(子どもに)どう説明すればいいんだろう」「『鬼退治に行こう』って子どもが思ったらやだな」と悩みを打ち明けている。

 すると共演者の藤本敏史(47)は、「その前に(鬼が)悪いことしてるやんか?」と反論。しかし小倉優子は譲らず、「いくら相手が悪いことしたって、自分が同じように悪いことしたら良いかっていったら、やっぱり……ねぇ?」と返した。

 長く語り継がれてきた昔話でありながら「桃太郎」は様々な議論を呼ぶ物語だ。2013年度の新聞広告クリエイティブコンテストで最優秀賞を受賞した「めでたし、めでたし?」という新聞広告は、鬼の子供が「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました」と泣いている作品で、鬼視点から「桃太郎」を見てみることを提案し物議を醸した。桃太郎(勇気ある人間)が正義で、鬼が悪だという価値観を引っくり返す視点の転換は、しかし「それこそが正しい見方だ」と再定義するものではない。あくまでも「別の価値観で考えてみること」を提案するものだった。

 さて、今回の『踊る! さんま御殿!!』でのトークもまた、ネット上で議論になった。話し合いで解決できるなんて「甘い」、子供には勧善懲悪を教えておくべき、鬼をなめてはいけない……などなど、彼女の価値観を否定する意見も多く出ていた。また、ゆうこりん時代のような“ぶりっこ”だと受け取った視聴者もいたようだ。

 しかし小倉優子は、実際に様々な苦境を「話し合い」で解決してきたのだ。

 昨年成立したカリスマ美容師との離婚は、元夫の浮気報道に端を発しているが、裁判に発展して泥沼化することなく「話し合い」で別れを選んだ。彼女はあえて高額の慰謝料請求など揉める要求はせず、離婚騒動を早々に解決したことで結果的にすぐ次のステージ、すなわち芸能活動再開とシングルマザーとして生活を立て直す段階へと移った。その後「ママタレ」として急速に支持率を高めたことは周知の通りだ。

 過去には、多くのタレントがキャリアを阻まれてきた芸能事務所とのもめ事も、小倉優子は経験済みだ。彼女はかつて所属していた芸能事務所「アヴィラ」から、契約を一方的に解除したとして1億円の損害賠償を求められていた。この裁判は、2016年に東京地裁が事務所側の請求を棄却して小倉側が勝訴。弁護士の力量によるものも当然大きいだろうが、少なくとも彼女は「干される」ことなく、新所属事務所である「プラチナムプロダクション」で順風満帆な活躍ぶりを見せている。

 小倉優子が披露した“桃太郎論”を「甘すぎる」「鬼をなめるな」と批判する声はネットで大きかったが、様々な修羅場を「話し合い」で潜り抜けてきた彼女だからこそ、鬼と人間との和平交渉も話し合いで実現できると考えるのだろう。

(ボンゾ)

元極妻が語る「脱獄」問題――実は結構ある“報道されない”刑務所での逃亡とは?

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■自力で戻ってきた「脱走者」

 2月末に、千葉の依存症リハビリ施設を脱走した男が「ひょっこり」戻ってきたことが報道されていましたね。男は覚醒剤使用で起訴され、保釈中に施設に収容されていましたが、実家に戻って追い返されたそうです。

 当初の報道は、「シャブで精神を病んだ者が脱走して、何をするかわからない」的な印象でしたが、ご本人は北海道の実家に帰ったものの、親御さんに拒絶されて、また施設に戻っていますから、依存症の度合いはそれほどでもなさそうです。むしろ、検察の対応のずさんさが批判されていましたね。

 こういうことはめったにないのですが、大きく報道されてしまうと、更生施設がご近所から「危ない施設」と思われてしまいそうで心配です。以前も書かせていただいていますが、薬物やアルコール依存は、刑罰では治りません。必要なのは医療と愛情。あとは売人とか薬物とかからの物理的な隔離ですね。そういう「場」としての施設はとっても重要なんですよ。実績があればなおさらです。

■パンツ一丁で逃げ回る日本人はいない?

 こうした更生施設や精神科のある病院は、ご近所さんにとっては「迷惑施設」であることは確かです。あとは少年院や拘置所、刑務所とかもですね。これらの施設は、地元の理解や協力が不可欠ですから、なかなか気遣いがタイヘンだと聞いています。刑務所内で製作している家具や雑貨などの刑務作業製品を即売する「矯正展」は、地元でも好評だそうなので、そういう機会がもっと増えればいいですね。でも、意外に脱走は少ないんですよ。和歌山刑務所から女囚が逃げた事件など、なくはないのですが、すぐに見つかっています。

 有名なのは東京拘置所(1996年)や広島刑務所(2012年)ですが、東拘はイラン人、広島は中国人の事件でした。日本人はお上に逆らわず「神妙にお縄を頂戴する」文化があるからとの説がありますが、確かに今の政府にもほとんど逆らえていませんね。それに、こうした施設では、最近シャバではあまり見かけないゴムやビニール素材の「便所スリッパ」を履かされるので、走って逃げられませんし、監視体制もハイテク機器が駆使されています。

 また、脱走まではいかなくても、全裸の検査を嫌がって場内をパンツ一丁で逃げ回ったりすることは、報道されないだけで、結構あるようです。「こういうのは、たいていガイジンだ」とオットが言っていました。「イヤなものをイヤと言えるのは、たいしたもんだなー。逃げたって、めんどくさいだけだから。今のヤクザは逆らう気力もない」そうですが、どうなんですかね。これからは増えるのでしょうか?

 ちなみに、地震や台風など、大きな災害に乗じて逃げるケースもほとんどないようです。冗談で「壁に穴がないか探した」とかいうのはよく聞きますが、実行には踏み切れないものなのかもしれません。刑務所の慰問で有名な桂才賀師匠は、ある刑務官から「ウチの収容者はみんなマジメなので、(災害時も)脱走しませんでした」と言われたそうですよ。

■ヤクザから巻き上げたお金でヤミ金経営の刑事が逮捕!?

 なお、「脱走の危険」つながりでは、猛獣のいる動物園などに対しても建設反対運動が起こることがあります。個人的には、雪の降る国にライオンを連れてきたり、気温40度近くなる国にホッキョクグマを連れてきたりするのがいいこととは思えないのですが。

 まあ思えばヤクザの事務所だって、バッチリ迷惑施設です。でも警察が把握しているので、意外と安全なんですよ。最近はむしろ警察の方がコワいですよね。ヤクザから巻き上げたお金でヤミ金をやっている刑事さんが近々逮捕(パク)られるかもというウワサも報道されています。

 オットの元若い衆に「ヤミ金やってる刑事って、誰だかわかる?」って聞いたら、「心当たりアリすぎ」だそうです。でも「使い込まずにため込んでいて、それを元手に商売するなんて、なかなかの才能スね。刑事には、もったいないんじゃないスか?」と笑っていました。たいていは、風俗通いや違法カジノなどでスッてしまうそうです。

 脱走がテーマなだけにちょっと脱線してしまいましたが、いずれにしても日本では、脱走はそれほど多くはならない気がします。

「小室家は背伸びしすぎた」眞子さま結婚延期騒動、皇室ウォッチャーが“母・佳代さん”を語る

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚が延期に――2月上旬、宮内庁からの前代未聞の発表に、日本全土に衝撃が走った。眞子さまは、文書にて「準備を行う時間的な余裕がないことを認識するようになりました」「色々なことを急ぎ過ぎていたのだと思います」と延期の理由を述べたが、週刊誌報道では、小室さんの母である佳代さんの借金トラブルが原因なのではないかと見る向きもある。今回、皇室ウォッチャーX氏に、佳代さん、そして彼女をめぐる週刊誌報道をどのように見ているか、話を聞いた。

――眞子さまの結婚延期は、佳代さんが、元婚約者に400万円の借金をしていることが原因なのではないかという意見をどう思いますか?

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 突如発表された眞子さまの結婚延期に関して、宮内庁側は「急ぎすぎていた、時間的余裕がない」と主張していますが、明らかに不自然です。すでに一般の結納にあたる“結納の儀”や、帝国ホテルでの結婚式の日取りまで決まっていたのに、ここにきて延期になるのは別の理由があるからなのでは。そうなると、一番に考えられる原因のは、昨年末から報道が始まった、佳代さんの抱えている“元婚約者との借金トラブル”でしょう。国民の税金で成り立つ皇室にとって金銭問題はタブーですし、この記事が出た以降に、何度も小室さんや佳代さんが秋篠宮邸を訪れているという報道もありました。やはり借金トラブルが影響していると疑われて当然ですし、実際そうなのだと思います。

――佳代さんが、秋篠宮家に「“騒動を収めるためにも皇室でサポートしてもらえないか”という要求を宮内庁側にした」といった報道がありました。

X 一部週刊誌で、佳代さんからそういった発言があったと報じられましたが、仮に事実だとしたら、本当にあり得ない発言ですね。皇室でサポートとは、国民の税金で、自分の借金を返してほしいということと同義です。個人的なトラブルを国のお金で解決してほしいという意味だと理解した上でお願いしたのなら、あきれるばかりです。佳代さんは、借金ではなく贈与だと主張されているので、「トラブルは自分で解決します。お騒がせして申し訳ない」という話ならまだ理解できますが……。

[button_more text=’佳代さんは“キナ臭い”のか?’]

――世間でも、佳代さんを「キナ臭い」「怪しい」と批判する声が後を絶ちません。

X 早くに旦那さんを亡くしたことで、いろいろなパートやアルバイトをして生計を立て、小室さんを女手ひとつで育てたことは、とても素晴らしいことだと思います。しかし、やはり背伸びしすぎだという印象は強いです。今回の騒動の原因となった借金トラブルも、使い道は小室さんの大学費用や留学費用に使われています。しかし、そもそもお金がないなら、私立大学に進学するのを諦めて国立を選ぶなり、就職するなり、アルバイトで学費を稼ぐなりの方法があったはず。世間では、奨学金を借りて大学に進学し、社会人になって返すという学生も多いのですから、わざわざ元婚約者の男性にお金を借りる必要はなかったのでは。しかし逆に、小室さんからすれば「立派な母なのに、誤解されている」と思っている可能性はあるでしょうね。

――佳代さんの元婚約者も、週刊誌の取材に答える事態となっており、騒動はますます波紋を呼んでいます。

X 昨年末、初めて女性週刊誌に、元婚約者と佳代さんの馴れ初めや、借金トラブルの概要が掲載されましたが、当初は後追い報道もなく静かなものでした。しかし2月6日に結婚延期の発表があってからは、各週刊誌などが、次々と元婚約者の男性の証言を掲載するに至っています。男性の言い分としては、「とにかく借金を返してほしい」というもので、その気持ちは理解できます。

 元婚約者によれば、小室さんの学費や留学費用は貸したものなのに、佳代さんサイドから「贈与」と主張されていているとのこと。感謝の気持ちが感じられないと、小室家に対して怒るのも当然です。自分たちだけ皇族との結婚で幸せになるのが我慢できなくなったのだと思います。正直、小室さん親子の自業自得だと思いますが、元婚約者の証言がどんどん掲載されていて歯止めが利かない状態にもなっているので、一旦落ち着いて、小室家の動きを見るという選択肢もあるかと思います。

[button_more text=’秋篠宮ご夫妻は眞子さまの意思尊重?’]

――このような状況を眞子さま、秋篠宮家はどのように受け止めていると感じますか?

X 眞子さまをはじめ、秋篠宮家の方々も、小室家が抱える金銭トラブルを知らなかったと報じられています。確かに小室家は贈与と主張していますし、彼らが言わなければ知る由もない事案だったでしょうね。ただ、公になって初めて知った事実に、秋篠宮家はとても驚かれているでしょうし、眞子さまも小室さんに対して、不信感を多少なりとも感じられたと思います。ただ、眞子さまもここまで話が進んでいたものを簡単に破談したくないと思われて、一旦延期という形を取ったのでは。基本的に秋篠宮ご夫妻は、眞子さまの意思を尊重する方ですし、この結婚は眞子さま次第だと思います。

――皇室では前代未聞の騒動ですが、英国では、王室のゴシップを国民が楽しむことは珍しくありません。今後、皇室もそのようになるのでしょうか?

X 今回はゴシップを楽しむというより、「眞子さまが心配……」という人の方が多いイメージです。日本の皇室は歴史が長く、世界からも尊敬されている存在。もちろん日本人も、皇室に対する尊敬の念が強いので、小室家のトラブルに際し、不安な気持ちになってしまったのだと思います。今後、こうしたトラブルを抱えた家庭が、皇族と結婚することは確率的に低いでしょうし、身辺調査がもっと厳しくなる可能性もあるだけに、皇室からは、英国王室のようなゴシップが“そもそも出てこない”のではないでしょうか。

JK出産リアリティ番組スターが、全裸サバイバル番組に登場! 「これをきっかけにポルノへ」!?

 AV落ちしたお騒がせセレブのファラ・アブラハムと同じリアリティ番組出身のメイシー・ブックアウトが、素っ裸になって過酷な野生環境で生き抜く人気サバイバル番組に出演することが明らかになった。エロなしの純粋なサバイバル番組なのだが「カメラの前で全裸になるのに抵抗がないのか!」と世間はびっくり。「これをきっかけに、ファラのようにポルノの道に進んでしまうのではないか」と心配する声が上がっている。

 メイシーは、16歳で妊娠・出産する“ごく普通の”少女たちに密着した米MTVの人気リアリティ番組『16 & Pregnant〜16歳で妊娠〜』の記念すべきシーズン1第1話(2009)で世に登場した。テネシー出身の成績優秀、スポーツ大好き、ダートバイクが趣味の元気娘な彼女は、四輪バギーが趣味のライアンと恋に落ち、妊娠。早めに高校を卒業し、婚約したライアンと同棲を開始する。「ほかにも選択肢はあったけど、自分の運命だと受け入れた」と出産する道を選んだメイシーだが、まだまだ遊びたい盛りのライアンは責任を持ちたくないのか、彼女に冷たくなっていく。08年10月に息子ベントリーを出産後、メイシーは大学に進学しバイトも始めるが、ライアンは非協力的で夜遊びしまくり。会話もないほど不仲になるが、彼女は耐え続ける。メイシーは、エピソードの最後に「妊娠で彼との関係は悪くなり、苦労も増えた。思っていた以上に大変だけど、努力する」と疲れた顔で語り、10代での妊娠する苦労を全米に伝えた。

 そしてその後、ファラを含む『16 & Pregnant』で人気のあった3人のヤンママと共に、その後の生活を追うスピンオフ番組『Teen Mom』に出演した。ライアンとは10年に別れ、直後、幼なじみのカイルと遠距離交際を開始する。ベントリーの育児にも参加してくれたカイルとは同棲までしたが、彼もまた若くして父親になる覚悟はなく、12年に破局してしまう。愛してくれる男性がいないとダメなタイプのメイシーは、カイルと別れて間もなくしてモトクロス・レーサーのテイラー・マッキンニーとの交際を開始した。15年に娘ジェイド、16年に次男マーベリックを出産し、24歳にして3児の母になった。テイラーとはその後結婚し、インスタグラムには家族愛あふれる幸せな写真をたくさん投稿している。

 夫のテイラーは、それほど稼いでいるようには見えない。テイラーの両親は自己破産しているとも伝えられており、3児を育てるのは大変だと思われるが、インスタグラムに投稿される写真は貧困にあえぐ家庭の様子とは程遠い。それもそのはず、米MTVの『Teen Mom』シリーズに出演して続けているメイシーは、1話当たり7万5000ドル(約796万円)の収入を得ていると伝えられており、推定資産は10万ドル(約1061万円)と、それなりに持っているのだ。「若くして親になった子たちにポジティブなメッセージを送りたい」と、語る彼女だが、自分の私生活を切り売りして子育てし生活している、典型的なリアリティ・セレブなのだ。

 しかし、『16 & Pregnant』でヤンママになった彼女たちはもう20代後半だ。子育てよりも自分最優先で、整形しまくりポルノやエロサイトでやりたい放題して『Teen Mom』シリーズから降板させられたファラが、番組制作会社を相手取り慰謝料500万ドル(約5億3000万円)支払うよう求める訴訟を起こすトラブルもあり、「そろそろ番組自体が終了するのでは」とうわさが流れている。

 そんな中、メイシーが、米ディスカバリーチャンネルの人気サバイバル番組『Naked and Afraid』に出演すると報じられたのだ。

水野美紀の背中に、事務所独立した満島ひかり・真木よう子が学べること

 今年は、芸能人の所属事務所からの「独立」が相次いでいる。小泉今日子(52)、真木よう子(35)、満島ひかり(32)が、それぞれ立て続けに独立を発表。ちなみに中谷美紀は2015年、水川あさみは2016年に独立して個人事務所を立ち上げている。

 小泉今日子に関しては、業界最大手といっても過言でない芸能事務所の功労者であり、独立しても後ろ盾がなくなったわけではない。一方、真木よう子と満島ひかりについては、「事務所のフォローがなくなって大丈夫なのか?」と心配する声も出ている。

 これはつまり、「スタッフなしで営業やスケジュールのマネジメントが可能なのか」という意味ではなく、「元所属事務所の圧力で、“干される”んじゃないか」という心配だ。独立を事務所への裏切り行為だとみなし、その後の芸能活動を妨害するという前時代的なことが、いまだにあり得る業界だということである。その例が、能年玲奈(のん)やSMAPだろう。

 女優の水野美紀(43)も、かつて独立により辛酸を舐めたと言われている。水野は、中学1年生だった1987年に芸能界デビュー。1992年に唐沢寿明と共演したコーセーのCMが話題となった。1994年、バーニングプロダクションに移籍してからはドラマや映画での活躍が目覚ましく、『踊る大捜査線』(フジテレビ系)などのヒット作にも恵まれてきたが、2005年の「独立」後、確かにパタッと露出が減った。

 1990年以降、水野がテレビドラマに出演していない年はなかった。ところが、2004年の『逃亡者 RUNAWAY』(TBS系)の出演を最後に水野のドラマ出演は途切れ、2年半ほどの空白ができる。映画も同様で、独立後の2005年・2006年と水野はドラマや映画に一切出演していない。ただし、舞台で役者として活動してはいた。2007年以降、演劇ユニットの結成、文筆業やデザイナー業にも進出するなど仕事の幅を広げている。幼少期から少林寺拳法に親しみ、アクション女優としての評価も高い。

 だが『踊る大捜査線』までの路線からは、大きく外れた。それが本人の意図するところだったか、妨害工作を受けたせいなのかは、結局のところわからない。転機となったのは2011年公開の主演映画『恋の罪』(園子音監督)だった。フルヌードでの“濡れ場”も演じたこの作品で、水野美紀のイメージは変わった。「きれいでカッコイイお姉さん」から、「おもしろくてきれいでカッコイイお姉さん」になったのだ。

 その当時のインタビューで水野は仕事について「すごく楽しくなってきました」と答えている。「文章を書いたり演劇をプロデュースしたり」といった仕事にも挑戦するようになり「作品をイチから作る面白さに目覚めた結果、役者として参加する感覚もまたちょっと変わってきました」「30代になって自分のことがわかってきたと同時に、視野がちょっと広がってくるので、全体のことを考えながら取り組めて、共同作業が楽しくなってきました」と、かなり仕事に夢中になっていることが窺える。

 しかしもうひとつの転機……というか、2013年に大手事務所と業務提携を結んだことが現在の活躍には強く影響していると見られる。以降は、『アイムホーム』(2015年、テレビ朝日系)での木村拓哉演じる主人公の前妻役、『逃げる女』(2016年、NHK系)での冤罪で服役していた主人公など、幅広い役柄を演じている。『奪い愛、冬』(2017年、テレビ朝日系)での狂妻役は圧巻だった。昨年7月に第一子を出産し、10月には『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)の第2話にゲスト出演、今年1月からは『FINAL CUT』(関西テレビ系)にレギュラー出演するなど仕事を再開している。

 芸能人の「独立」は必ずしも円満とはいかないようだが、しかし水野のように、一旦は「干された」とされても再び第一線で活躍している例もある。また、大前提として「干す/特定のタレントを起用しないよう圧力をかける」こと自体が間違っていることは言うまでもない。満島ひかりや真木よう子の所属していた芸能事務所は、それぞれ彼女たちの今後の芸能活動を応援するとコメントしており、まさか活動を妨害することなどないだろう。

 おりしも、前出のSMAPや能年玲奈をはじめ様々な独立や移籍に関する問題を受け、公正取引委員会が有識者会議を立ち上げて、タレントと事務所間の契約が独占禁止法に触れないか検証する流れになっている。2月には、業界団体「日本音楽事業者協会」が統一契約書のひな型の見直しを開始したという。所属事務所が認めなければ、タレントは移籍や独立ができないといった、一方的な契約が見直されていくことに期待したい。

 いずれにしろ芸能事務所所属というかたちをとらず、フリーランスとして自分で仕事を選び、スケジュールを組んで仕事をこなしていくスタンスは、高い自己管理能力を求められる(自営業全般にいえることだが)。大変だとは思うが、満島ひかりや真木よう子には、これからも魅力ある女優として活躍してもらいたい。

高垣麗子の夫、“金塊密輸”容疑で逮捕! 「インスタで夫の出張報告」「本人は何も知らず」?

 モデル・高垣麗子の夫である、音楽プロデューサー・森田昌典容が、3月7日に逮捕されていたことがわかった。容疑は密輸で、計約4キロの金塊を、香港から密輸していたという。

 報道によると、森田と共に逮捕された男女は、昨年11月、香港から成田空港に金塊を密輸しようとしたが、東京税関がこれを発見。その後の調べで、森田が金塊の購入資金を準備していたことが判明したとのこと。

「高垣は2010年に元スピードスケート選手の清水宏保と結婚したものの、11年にスピード離婚。そして13年末頃に、共通の知人を介して森田と知り合って交際を開始し、15年3月に再婚、昨年夏には第一子となる長女も誕生しています。2人の熱愛が発覚した当時、森田は『キマグレンら多数のアーティストのリミックスやプロデュースも手掛け、DJとしても活躍中』などと伝えられていました」(スポーツ紙記者)

 高垣のインスタグラムには3日、「これから出張の主人と」といったコメントと共に、食事風景の写真が投稿されている。夫の事件関与については、何も知らなかったようで、「それだけに、夫婦の今後はどうなるのか、まだ誰にもわからない状態です」(同)という。

「高垣は、清水の不倫が原因で、前の結婚が破綻してしまった過去があります。11年7月、『フライデー』(講談社)に、清水が銀座のクラブホステスと“恋仲”になり、連日のようにホステス女性の自宅に通っていると報じられ、その後、別居説がささやかれだし、スピード離婚へと発展してしまったんです。森田との結婚を発表した際は、ネット上で『離婚から立ち直れてよかったね』『今度こそ幸せになって』などと、祝福の声が上がっていたのに、まさか今度はその夫が逮捕とは……。彼女自身にもネガティブなイメージがついてしまいました」(同)

 “夫運”にことごとく見放されている高垣。まだ“容疑”の段階ではあるものの、果たして再び離婚という選択をすることになるのだろうか。

椎名林檎や米津玄師を聴きながら浸りたい、ヒリつく連作短編集『1ミリの後悔もない、はずがない』一木けいさんインタビュー

「私が50分の円盤や90分の舞台で描きたかった全てが入っている」

 これはバンコク在住の女性作家・一木けいさんのデビュー作である連作短編集『1ミリの後悔もない、はずがない』(新潮社)に、椎名林檎さんが寄せた賛辞だ。

 椎名林檎さんが描きたかった全てが入っている……確かに両者の作品には、作品を受け取る人間のとても個人的で大切な記憶を強烈によみがえらせ胸をヒリヒリさせるものであるという点で、共通点があると感じた。椎名林檎さんのファンであるという一木けいさん本人に、創作について話を聞いた。

椎名林檎さんに背中を押してもらうような感覚で書き上げた
 『1ミリの後悔もない、はずがない』には、5つの短編が収録されている。5章はすべてつながっており、章ごとに語り手の視点は異なり時代も違うのだが、群像劇として全体を読むことができる。全体を通してのヒロインと呼べるのは、第一章「西国疾走少女」の「わたし」である「由井(ゆい)」だろう。アルコール依存症となってしまった父、莫大な負債を抱え働く母、紛れもない貧困家庭に暮らす由井を、クラスメイトの「桐原」は、「もろく壊れやすい、大切なもの」のように扱い、由井は「かつて味わったことのない多幸感」に包まれる。けれど二人は、ある事情から離れ離れになってしまう。

 一木さんは「西国疾走少女」執筆時に椎名林檎さんの「閃光少女」を聴いていたそうだが、同曲からどのようなインスピレーションを得て「由井」の物語につながったのだろうか。

一木 執筆時、「閃光少女」からは本当に大きな力をもらいました。そもそもこの曲には何度も窮地を救ってもらっていたので、もはやわたしの人生の主題歌なんです。実際には書きながらというよりは、いったん書き上げて目を温め休憩しながら聴いて、それから書き直して、また目を閉じて聴いて、という感じでしたが。「閃光少女」の疾走感に並走してもらうような感覚で書き上げました。ですから正確には、「閃光少女」からインスピレーションを得たというよりは、力強く背中を押してもらった感じです。

一木 「西国疾走少女」は、2015年に寝屋川市で中学生の男の子と女の子が殺された事件がきっかけで書きました。会う人会う人に「あの事件どう思う?」「あなたはどんな中学生だった?」「中学生のころ夜に外へ出たことあった?」と尋ねている自分に気がついて、それはなぜなんだろうと考えていたら、すっかり忘れていた思春期の記憶が一気に蘇ってきたんです。それがあまりにくるしいものだったので、自分で自分をカウンセリングするように描きました。

 一方で、帯に推薦文を寄せてくれた椎名林檎さん、および椎名林檎さんの作品群には、かねてよりなみなみならぬ思いがある。

一木 林檎さんの曲をはじめて聴いたのは「正しい街」です。「百道浜も君も室見川も」というフレーズが耳に飛び込んできたとき、「エッ、嘘!」とびっくりしました。

というのも、わたしは生まれてから思春期に差し掛かる頃までずっと室見川のそばで過ごしていたからです。百道浜へもよく行きました。大人になってからその辺りを訪れることはありませんでしたが、そのワンフレーズを耳にしただけで、当時の思い出が一気によみがえってきました。

林檎さんの世界に引きずり込まれたのは、もちろん思い出だけに拠るものではなく、「百道浜も君も室見川も」という日本語の持つリズム感のうつくしさに胸を打たれたからです。そこからずっと、林檎さんの曲を聴いてきています。

『1ミリの後悔もない、はずがない』のゲラが出来上がる頃、「誰に読んでもらいたい?」と編集さんから尋ねられました。その瞬間、おでんのいい匂いがしていたことを憶えています。わたしは迷わず椎名林檎さんとお答えしました。

「じゃあ最初の西国疾走少女だけダメ元でお送りしてみましょう」ということになって、わたしの手紙を添えて事務所まで送らせていただきました。そうしたら、ほかの短篇も読みたいとご連絡をくださって。

林檎さんが帯にコメントを書いてくださると決まったとき、編集さんは東京で、わたしはバンコクで、くるくる踊ってしまうくらい悦んでいました。本当に光栄で、うれしかったです。しばらくのあいだは幸せすぎてまったく日常に現実味がありませんでした。

 では、『1ミリの後悔もない、はずがない』の各章に、それぞれ椎名林檎さんの楽曲を当てはめるとしたら……という無茶なセレクトを一木さんにお願いしたのだが、「ものすごく悩みましたが、すべてを林檎さんに当てはめるのは非常に困難」ということで、一木さんが各章に「ぴったり」だと思う楽曲を(椎名林檎さん以外も含めて)選曲していただいた。

閉ざされた家、開いて
 第二章「ドライブスルーに行きたい」では、中学時代に由井の友人だった「ミカ」が「あたし」だ。二股をかけて別の女と結婚した男と、それでも別れられず不倫関係を続けているミカは、中学でナンバーワン人気の大スターだったバレー部の「高山先輩」と偶然再会する。高山先輩はすっかり冴えないくたびれた男になってしまっていたが、その滑稽な邂逅はミカにほんの少しだけ変化を与える。

一木 米津玄師さんの「vivi」です。セックスしながら、高山先輩とミカは、それぞれ別の好きな人を思い出します。歌詞はストレート、メロディは混乱。そんな「vivi」が、高山先輩とミカにはぴったりでした。

余談ですが、わたしが米津玄師さんの作品をはじめて拝聴したのは「西国疾走少女」を書き上げたあとですけれど、桐原と米津さんのイメージは重なる部分がとても多いです。寡黙で喉仏がでていて骨っぽくて背が高くて……ある読者の方が、「Lemon」の歌詞が『1ミリの後悔もない、はずがない』のイメージにぴったりだったから、かけながら読んだと感想を書いてくださって、とてもうれしかったです。

 第三章「潮時」は、まったく違う二人の視点で交互に描かれている。由井の夫となった雄一と、中学時代に由井のことを嫌っていた加奈子。それぞれ結婚から10~11年が経過している。雄一は幸福な10年を、加奈子は幸福を実感できない11年を過ごしていた。遠洋漁業に出る父親に捨てられたという記憶を持つ雄一は、死の危機に瀕して父のことを思う。

一木 喜納昌吉さんの「花」。この短篇でもっとも深く描けたらいいなと思ったのは雄一のお父さんです。沖縄、花、笑いなさい。雄一のお父さんはきっと、雄一がいま笑っていることを願っています。そしていずれ雄一もお父さんに対してそんな風に思うのではないかな。そんな風に考えながら、この曲を聴いていました。

 第四章「穴底の部屋」は、やや毛色が違う。遠い過去の回想をほとんど交えず現在進行形で描かれるが、切り取っているのは過去の「あるとき」だ。高山先輩がズタズタになる前、イケてる大学生だった時代にあった、どうしようもない恋。語り手は人妻である「わたし」泉さんだ。泉にとって高山は、精力的な若者であると同時に「ばかにしないで知識を被せてこないでヤフートピックスの話題なんか持ち出さないでちゃんと最後まで聞いてくれる男」だった。「好き」が膨らむほど別れが近付いていくふたりの関係はあまりにせつない。

一木 東京事変の「三十二歳の別れ」。この短篇は、まさに、林檎さんの楽曲からインスピレーションをいただいて書きました。

<君がいなけりゃ女にも男にもならなくていいよ>(「三十二歳の別れ」)
<最高と最低を繰り返す逢瀬だった>(「穴底の部屋」)

泉さんは「彼なしでは最高も最低もない、幸福にも不幸にもならなくていい」と感じているのだと思います。この短篇は、泉さんが別れを決意するまでの悦びと絶望を表現したい、その強い衝動から書き始めました。「三十二歳の別れ」に詰まっているかなしさを、別の角度から別の色合い、濃さで表現できたらいいなと考えていました。

実はこの話は『1ミリ~』とは別に書いてあったもので、それを中学時代の高山(イケてる)と30代の高山(激変)、両方に近づけながら書き直しました。そのきっかけが「三十二歳の別れ」なのです。高山と泉さんのいる空間、あの「部屋」をどうしても描きたいと思いました。

わたしは『女による女のためのR18文学賞』の最終候補に四度挙げていただいたのですが、その中にもこういった「年下の男性との恋愛」について描いた作品がありました。それを踏まえて編集さんから、「年上の女性と、すこしばかだけどいっしょにいて楽な年下男子の話は、一木さんにいつかしっかり描いてほしい」と言われたことも、この短篇を書こうと思ったきっかけのひとつです。

 第五章「千波万波」では、由井と雄一のひとり娘である中学一年生の「河子(かこ)」が「私」だ。思慮深く言葉少なな母親である由井は「どんな女の子だったか」、河子の興味に応えるかたちで、桐原と離れ離れになってからの由井が描かれる。

一木 椎名林檎さん「青春の瞬き」。少女だった由井が母親になり、娘の河子が少女になって。一瞬で過ぎていくその季節のきらめき、うつくしさ。そしてうつくしいだけではない世界のこと。そういうものを描きながらも、光を示せたら。

 たしかにその光は、はっきり示されている。いわゆる機能不全家族の子供として厳しい環境で生きてきた由井と雄一が出会い、新しくつくった家族の姿は、希望だ。『1ミリの後悔もない、はずがない』は恋愛やセックスを描くと同時に、様々な家族を描いた作品でもあり、家族についても深く考えることを余儀なくされる。

 家族は多様であるが外部に向けて閉じていることが多く、その内情は隠されがちだ。たったひとつの正解などないにせよ、一木さんが「こうであってほしい」とイメージする家族の形はどのようなものだろうか。

一木 「家族は多様で閉じている」、その「閉じている」ところが問題なのだと思います。わたしは、「開かれている」ものであってほしいです。

家族の中で起きていることを、家族でも話し合えるし、家族以外の人にも言える(知られてもいいと思える)家庭。別の言い方をすれば、子どもが親に言いたいことを言える、親に言えないことは外の大人に言える(親が外とのつながりを制限していない)家庭です。

また、親が何かに依存していない、もししてしまったら専門機関に頼れる知識とオープンさ。そしていちばん大事なのは、相手を愛しながら手放せること、だと思っています。

 最後に、差し支えない範囲で次回作の構想を教えてください。

一木 いくつも構想はあるのですが、今は、少年少女の合唱に関する長篇と、アルコール依存症についての小説を平行して書いています。中心にあるテーマはそれぞれ異なりますが、どの小説においても家族に関して書かずにはいられません。また、誰にも想像できないような場所にある虐待について描きたいです。

あとは、今暮らしているタイについての小説や、ネットリンチについても描いてみたいです。ネットに関しては自分は時代錯誤なくらい無知なので書けるかどうか自信がなかったのですが、近ごろではその無知はレア故に逆に有利かもしれないと考えるようになりました。逆手にとって少しずつ書きはじめているところです。

 今後、続々と発表されていくであろう一木けい作品を、楽しみに待ちたい。

 

V6岡田准一が高倉健化する日は近い!! 今もゆかりの地で松の木をハグして約束交わす

 3月2日に発表された「第41回日本アカデミー賞」の優秀主演男優賞に選ばれたV6の岡田准一(37)。授賞式では、映画『関ヶ原』にて主演・石田三成を演じた岡田准一を、“鬼が出る”と噂されるほど厳しいことで有名な原田眞人監督が「岡田さんの時はニコニコと。大きな鬼になる前にいろいろやってくれるので、感心して見ているだけです」と称賛していた。

 14年には『永遠の0』にて最優秀主演男優賞と話題賞の俳優部門、『蜩ノ記』にて最優秀助演男優賞、16年には『海賊とよばれた男』にて優秀主演男優賞を受賞し、いまや「日本アカデミー賞」の常連俳優となった岡田准一。しかし、3月6日発売の「女性自身」(光文社)に掲載されたインタビューでは「役者の世界で30代はまだまだ前哨戦。40代になってどんな代表作を残せるかで決まる、と先輩方に言われているんです」と謙虚な心境を語っている。

 同誌では、兵庫県にある日本映画の名優・志村喬の歴史をたどる「志村喬記念館」に訪れた。そこは14年「第38回日本アカデミー賞」にて、直接会ったことはない高倉健から「ご自身が行けないので、代わりに行って来てほしい。そして役者として勉強して来なさい」と知人を介して託されたことを明かした場所。志村喬とは、高倉健の憧れていた俳優であり、岡田准一は高倉健に憧れていることをたびたび公言している。岡田准一は、13年に初めて訪れて以降、何度も足を運んでいるそうで、その都度、志村喬の生家にあったという松の木をハグしたり、志村喬と高倉健に「これからも頑張ります」と約束するなど、ここが岡田准一にとってパワースポットだと明かした。

 岡田准一は今後の展望として、志村喬は47歳、高倉健は46歳の時に代表作に出会ったことを例にあげ「そのころ志村喬さんや高倉健さんに見えていた景色を、僕も見ることができたらいいなと日々思うんです」と目標を語り、「そのためには、いまをどう過ごすのか。今後に向けて自分の中でより濃く本気でいろいろなころを考えようと思っています」とコメント。本誌に掲載された岡田准一の口髭を蓄えて高い志を語り、松の木と向き合い、真剣な面持ちで手をかざす姿は、人見知りでグループいち内気だったデビュー当初の面影はなく、むしろ高倉健に近い貫禄すら感じる。

 17年5月に公開された岡田准一主演映画『追憶』は、生前の高倉健を撮り続けた降旗康男監督とカメラマンの木村大作氏がタッグを組んだ“高倉組”の作品だった。完成報告会見にて、降旗監督は「(岡田には)高倉健さんを継ぐ俳優になっていただければいいなと思いながら仕事をしていました」とコメント。岡田准一を斜め後ろから見た時に高倉健の面影を重ねたそうで、「背は健さんのほうが高いですが、ひとりの人間の姿として、同じような人生を背負って生きている。そういったものが斜め後ろ姿に共通していると思います」と語った。さらに木村氏も「健さんは基本的には受けてたつ俳優。周りに喋らせて、黙って、何かを感じさせるんです。僕が健さんで一番好きなのは後ろ姿。(カメラから)覗いていると、人生すべてを感じます。そういったものを岡田さんに感じています」と同調していた。

 13年3月公開の映画『図書館戦争』の完成披露記者会見では、福士蒼汰(24)が撮影中の岡田准一の様子を明かし「現場で気を遣ってずっと立っていた。将来は高倉健さんのようになられる方」と絶賛。高倉健は、常に立ちっぱなしのスタッフのことを考え、自身も待機時間中に座らなかったという伝説は有名だ。岡田准一がその伝説を知った上で座らなかったのかは定かではないが、高倉健を意識していたとしても実行できるのはすごい。

 そして、15年8月放送のV6がメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)では、かつて高倉健本人も岡田准一を称賛していたことが明らかになった。同番組にて、高倉健の足跡をたどる旅に出た岡田准一は、途中「志村喬記念館」を訪れると、館長の宇治紘三氏から「高倉健さんが岡田さんを『最近、気骨のある男性俳優が出てきて嬉しい』と評していた」と明かされ、岡田は目に涙を浮かべていた。

 17年のクリスマスイブに女優・宮崎あおい(32)との結婚を発表して以降、ファン離れが加速しているとも言われる岡田准一。もちろん、ジャニーズ事務所に所属するアイドルグループV6のメンバーではあることは変わらないが、岡田准一が目指しているのが高倉健なことは明らかであり、実際に着々と近づいてきている。今の彼は、アイドルでありながら、日本を代表する俳優・岡田准一なのだ。

(夏木バリ)

ジャニーズJr.「Love-tune」、年内にも退所か――事務所と断絶、ある業界人と独立画策のウワサ

 ジャニーズ事務所との専属契約拒否、新設された公式YouTubeチャンネルに「興味を示さなかった」と報じられ、ファンにも不協和音が伝わっているジャニーズJr.ユニットLove‐tune。メンバーたちは、すでに退所を視野に入れて行動しており、このままでは、「年内退所」になりかねない状況だという。もはやジャニーズサイドも、手に負えない状態に陥っているようだ。

 サイゾーウーマンで報じた通り、Love‐tuneの安井謙太郎、真田佑馬、森田美勇人、諸星翔希、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央は、ジャニーズJr.が交わすこととなった専属契約書へのサインを拒否。さらに彼らが、YouTubeにジャニーズ事務所が開設する「ジャニーズJr.チャンネル」に参加しなかったことについて、3月5日付の「日刊スポーツ」は、「(ジャニーズから)声を掛けたが、メンバーは興味を示さなかった」と報じている。

「『興味を示さなかった』以前に、Love‐tuneとジャニーズは、もはや“没交渉”といって差し支えないほどの溝ができている。YouTubeに限らず、新規の仕事についても、一切受け付けないような状態で、事務所の中でもかなり“浮いた存在”になっているようです。専属契約も結ばない、事務所の意向にも沿わないとあって、このままでは年内にはジャニーズから去ることになりそうです」(ジャニーズに近い関係者)

 彼らがジャニーズと距離を置き始めた理由については、さまざまな臆測が飛び交っており、事務所内部からは「飯島(三智)氏の引き抜きでは?」とする声も。しかし、飯島氏はこれを否定している(既報)。一部では、「メンバーたちが、“とある業界関係者”とともに、独立に向けて動いているという情報もある」(同)という。

 こうした独立の動きが世に出たことで、ファンは困惑しているが、誰よりもショックを受けているのは、ほかならぬメンバーたちだという。

「秘密裏に進めていた独立計画が、思わぬタイミングでファンに知れ渡ってしまった。ファンからは『ジャニーズを辞めても応援する』という声がある一方、『ずっとジャニーズで頑張ってほしい』という声が多く上がっているのも事実です。そうしたファンの反応を見て、メンバーたちもいろいろ思うところはあるのでは。ジャニーズを退所すれば、グループ名は使えなくなるでしょうし、またテレビ出演など、さまざまなメディアでの活動に、多くの制限が掛けられてしまいます。もちろん退所によって、できることは増えると思いますが、同時に多くのものも失ってしまうだけに、メンバーにも迷いが生じているのかもしれません」(ジャニーズに詳しい記者)

 果たして彼らは、ジャニーズ独立と残留、どちらに舵を切るのか。今後の動向に注目していきたい。

KinKi Kids堂本剛がミラノファッションウィークにてコラボ商品発表!! 予約開始後にはサーバーダウンの大反響

 2月26日、ファッションの祭典・Milan Fashion Week 2018にて、KinKi Kidsの堂本剛(38)が極秘でコラボ商品を発表した。堂本剛がコラボしたのは、デザイナー・中島篤のファッションブランド「ATSUSHI NAKASHIMA」。ショーでは、堂本剛のソロプロジェクト名「ENDLICHERI」のロゴが記載されたサスペンダーや、ENDLICHERIの語源である古代魚が描かれたトップスが登場。

 ブランド公式通販サイトによると、ランウェイに登場した商品はいずれもショーピースであり、コラボ商品は非売品とのこと。しかし、古代魚がプリントされたスウェット(\15,984)、ニット(\30,240)、スウエット(\28,080)、クラッチバッグ(\30,240)、さらに“日出る国日本”をイメージしたという円形と三角形と、ブランドロゴの「A」を重ねたモチーフがプリントされた商品など、さまざまな「ENDLICHERI」を彷彿するアイテムが販売されている。

 中島篤は、12年発売の堂本剛のソロアルバム『shamanippon -ラカチノトヒ-』にて堂本の「和を取り入れた感覚」を気に入り、コレクションの楽曲提供を依頼。実際に堂本剛は、16年9月、17年2月と9月と3回に渡り同ブランドの同コレクションにて楽曲を提供してきた。

 しかし堂本剛は、「KinKi Kidsとしての活動ではないため」という本人の意向で、グループのファンクラブ会報やラジオにおいてソロプロジェクトに関する告知をしないため、ファンはなかなか情報を得づらい。しかし、だからこそ鋭い嗅覚が鍛えられるのか、2月12日放送のラジオ『KinKi Kidsのどんなもんヤ!』(文化放送)にて、堂本剛が「僕ね、もう髪切るんでね。仕事で……っていうかアート寄りの感じで」とコメントしたことを受け、ファンたちは「アート!? 楽しみすぎる!」「時期的にはまたミラノかな?」「ちょっとでもほのめかしてくれて嬉しい!」と歓喜の声やさまざまな憶測が飛び交っていた。

 堂本剛が同ブランドとコラボしたことが正式に発表されると、情報は一気に拡散。2月26日に同ブランドのAWコレクションの予約が開始すると、販売商品がコラボアイテムだと勘違いしたファンによって、通販サイトは一時サーバーダウン。前途のように、「ENDLICHERI」と彷彿させるアイテムがあるものの、それはコラボ商品ではない。その後、同ブランドを扱う通販サイトの担当者がTwitterにて「ENDLICHERIとのコラボレーションアイテムは非売品になります」と再度注意を促し、購入後のキャンセルや変更に関する問い合わせ先をツイートする事態に発展している。

 各方面にて才能を爆発させる堂本剛。正式なコラボ商品は非売品とはいえ、「ENDLICHERI」を感じる多数商品はプレミア化するかもしれない。

(夏木バリ)