NGT48暴行事件の犯人出廷で「メンバー関与の有無」は明らかになるのか

 NGT48を運営する株式会社AKSが、元メンバー・山口真帆への暴行容疑で逮捕(不起訴処分)された男性ファン二人に対して、3000万円の賠償金を請求している裁判。その第1回口頭弁論が今月10日に新潟地裁で開かれた。訴えられた2人は請求の破棄を求め、争う姿勢を示したという。

 AKSの訴状などによると、男性ファン二人は暴行事件直後、山口真帆らに対して事件には「メンバーが関与している」と説明。しかし、実際にはメンバーは関与しておらず、その証言によってグループ内の信頼関係が損なわれたうえ、ネット上ではメンバーへの誹謗中傷が起こり、劇場公演を中止せざるを得なくなった。そのほか、広告の打ち切り、警備対策費用、事件によって発足した第三者委員会への報酬が発生。その総額は1億円を超えるといい、3000万円の賠償を二人に求めている。

 第一回口頭弁論に被告側の姿はなかったものの、事前に被告側が提出した答弁書には、請求の破棄を求める旨が記載されていたようだ。

 

AKSの代理人弁護士「AKS側にも瑕疵があったのかは申し上げにくい」
 AKSの代理人弁護士は第一回口頭弁論を受け、会見を開き記者らの質問に回答した。

 代理人弁護士によると、今回の裁判は損害賠償金の請求だけではなく、暴行事件の真相を解明し、再発防止につなげる意図もあるという。また、メンバーやメンバーの家族もそれを求めているようだ。グループの仕事が打ち切られ不安な状態に置かれているメンバーや、そのような環境のNGTに娘を預けた家族にとって、真相究明を求めることは当然だろう。

 また、山口真帆の自宅に押しかけた男たちに非があることは確かながら、事件発生後、そして山口が告発して以降も、AKSが不誠実な対応を取り続けたことが、ここまでNGT48の立場を悪化させた要因といえるだろう。

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 会見でも記者から「(被害総額が1億を超える計算なのに)損害賠償金の請求が1億円ではなく3000万円なのは、AKSにも損害を招いた理由があるからなのか」という質問が飛んだが、代理人弁護士は「AKS側にも原因があるからではない」と返答。なお、「AKS側にも瑕疵(欠点)があったのか」という問いには、「私の立場からは申し上げにくい」とのことだった。

 冒頭でも述べたように、山口真帆へ暴行を加えた男性ファン二人は逮捕されたものの、不起訴になっている。しかし、AKSの代理人弁護士によると、AKSは犯人が不起訴になった理由を現在も把握していないという。

 山口はグループ卒業を発表した公演で、AKSの代表取締役である吉成夏子氏から「『不起訴になったことで事件じゃないということだ』と言われ、そして今は会社を攻撃する加害者だとまで言われ」と明かしたが、AKSが不起訴になった理由を調査すらしていなかったとしたら、なんとも粗末な対応だ。

 

犯行直後のやりとりを振り返る
 昨年12月の事件発生直後、山口真帆と助けに駆けつけたメンバーが男たちを詰問する様子を録音したデータを、5月に「デイリー新潮」が公開しているが、そこでは確かに数名のメンバーの名前があがっている。ただ、男たち自身も、メンバーが事件に関与し、犯行を唆したなどとは述べていない。

 山口真帆は一貫して、数名のNGTメンバーと男たちとのつながりを疑い、質問を重ねているが、これは男のひとりが「メンバーに相談し、メンバーに提案されて、やったこと」「こうすれば、まほほんと話せるよ、と提案された」と説明し、A・B・Cの名前を挙げたためだ。『山口真帆と話したいのなら、プライベートな空間で声をかければいい』といった趣旨のアドバイスを受けたと、明言している。

 また、山口真帆が「なぜ自分の向かいの部屋の鍵を持っているのか?」「B(メンバーの名前)から鍵を受け取ったのか」と問いただすと、男らは「直接Bから受け取ったわけではない」と否定している。

 この裁判では、山口の向かいの部屋の鍵を男らが入手した経緯や、なぜ男らがA・B・Cの名前を挙げたのかまで徹底的に明かされることになるのだろうか。

 次回の裁判は9月20日に行われる予定だ。

SMAP完全解禁か ジャニー喜多川氏死去でSMAP“再結成説”も浮上

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が7月9日午後、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため入院先の病院で亡くなった。享年87歳。

 ジャニー氏は1962年にジャニーズ事務所を創立して以来、数多くのスターの原石を見出し、エンターテインメントの担い手として育て上げ、世に送り出してきた。TOKIO国分太一は司会を務める情報番組『ビビット』(TBS系)で泣きながら訃報を伝え、「ジャニーさんは野球でいえば二軍の監督」と表現。右も左もわからない少年たちを一人前の選手に育て上げ、プロとして一軍デビューさせてくれたのだと感謝を述べた。

 ジャニー氏に育てられたうちの一人、元SMAPの木村拓哉は9日深夜、中国版のTwitter「微博(ウェイボ)」を更新。<ジャニーさん、今まで走り抜きました。どうかゆっくり休めることを願っています。拓哉>(日本語訳)と綴り、1987年の入所以降、およそ30年以上もの付き合いとなる恩人を悼んだ。

 その木村が2016年末まで属したSMAPの“映像”を、ジャニー氏の訃報を伝える各局のテレビニュースがこぞって流している。

 亡くなったという情報がマスコミ各社に伝わったのは9日夜10時半頃。情報解禁は同11時半だった。報道番組『news zero』(日本テレビ系)では、ジャニーズ事務所による東日本大震災復興支援プロジェクト「Marching J」による募金イベント中の映像を流し、SMAP退所組や元KAT-TUNの田中聖や田口淳之介の姿も映っていた。

 さらに明けて10日、朝の情報番組ではどの局でも、ジャニー氏の功績をたたえ彼の育てたタレントたちのVTRを流し、SMAPのコンサート映像や伝説のデビューライブ映像など、ファンには懐かしいものが満載だった。

 ファンが驚いたのは、2016年末にSMAPが解散して以降、ジャニーズ事務所を辞めた香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の3名が地上波テレビで活躍することはおろか、SMAPの楽曲や映像を流すことさえ自粛するかの動きが各局で起こっていたからだ。これはジャニーズ事務所への忖度と見られていたが、ジャニー氏の功績を語るうえで、アイドルのバラエティ進出とそれによる“アイドル以上の幅広い知名度”を獲得したSMAPの存在は外せず、完全解禁となったのだろうか。

 SMAP映像の解禁に沸くファン界隈だが、SMAPの再結成を望む声もいまだ途切れない。

 

SMAPとジャニー喜多川氏の絆
 SMAP解散後、木村拓哉と中居正広はジャニーズ事務所に残留。草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾の3人は、マネージャーの飯島三智氏にとともに事務所を退所し、「新しい地図」として独立した。

 この解散は2015年、「週刊文春」(文藝春秋)誌上のインタビューでメリー喜多川副社長が、娘の藤島ジュリー景子副社長と飯島氏の派閥が対立しているという記者の言葉に「飯島を呼んで!」と激高し、「SMAPは踊れないじゃない」「うちのトップはマッチ」「対立するなら辞めてもらう」と圧力をかけたことがきっかけと見られている。ジャニーズ事務所にいられなくなった飯島氏が退社し、SMAPも彼女を慕い退所した3人と、ジャニーズを辞めるわけにいかなかった2人とで、分裂を余儀なくされた。

 こうした事務所内の女性陣によるゴタゴタでタレントが振り回されることを、ジャニー喜多川氏は忸怩たる思いで見ていたことだろう。SMAPの解散が正式決定する前の2016年5月、ジャニー氏は「僕は、命にかけても……(解散させない)。SMAPは、我が子と同じですから。彼らが僕を信じている以上に、僕も彼らを信じています」と断言していた。

 最終的にSMAPは解散してしまったが、その際にもジャニー氏は、「(解散は)悲しいけれど、メンバーがそれぞれの世界を作り上げていく期待はものすごくあります」と理解を示し、「SMAPありがとう、という気持ちです。僕は永遠に、後押し、バックアップ、応援していくつもりです」と愛に溢れるコメントをしていた。

 ちなみに、ジャニー氏はSMAPの「育ての親」である飯島三智氏の手腕も高く評価しており、次期社長として見込んでいたという。退所後も、「(飯島氏に)帰ってきてほしい」と何度となく口にしていたそうだ。

再結成のカギは中居正広が持つ?
 ジャニー氏は、草なぎ、稲垣、香取や飯島氏を含めた独立組を“排除”するどころか、最後まで見方であり続けようとしていた。そのうえジャニー氏はSMAPの再結成にこだわり続けていたとも言われている。

 メンバーそれぞれもジャニー氏に恩義を感じていることは一致しているため、一部では、今年のNHK紅白歌合戦でSMAPの5人が再集結するのでは、と期待する声も出ている。

 

 そんな中で、もっとも注目されているのが、中居正広の動向だ。かねてより退所組と合流する予定ではないかと囁かれてきた中居だが、「週刊新潮」2019年7月4日(新潮社)では、中居が事務所残留を決めた最大の理由は他ならぬジャニー氏への“恩義”であり、ジャニー氏が亡くなれば中居も独立に向けて動き出す可能性が高い、と伝えている。

 中居が“決断”すれば、必然的に木村の去就にも注目が集まる。SMAPの解散前には、5人揃って独立することも話し合われていたというが……。

解散後もジャニーズに受け継がれるSMAPの功績
 おりしも、ジャニー氏が亡くなる3日前――7月6日に生放送された大型音楽番組『THE MUSIC DAY 2019 ~時代~』(日本テレビ系)では、ジャニーズの面々が大集結し、グループや世代を超えたメンバー同士でコラボした「ジャニーズシャッフルデビュー曲メドレー」を披露した。

 そこでは、KinKi Kidsの「硝子の少年」や嵐の「A・RA・SHI」、さらにKing&Princeの「シンデレラガール」に並び、1992年に発売されたSMAPのデビュー曲「Can’t Stop!!-LOVING-」もしっかりとラインナップ。二宮和也、錦戸亮、亀梨和也、薮宏太、千賀健永が歌唱し、SMAPの曲や功績は後輩たちにしっかりと受け継がれていることを実感させるステージングだった。きっと、病床のジャニー氏も満足するショーだったに違いない。

 人気番組での衝撃的な“公開謝罪”で日本中を揺るがせたSMAPの解散騒動から、はや3年。ジャニーズを牽引し、“帝国”と呼ばれるまで成長させたジャニー氏も、この世を旅立った。これをひとつの節目として、SMAPが再び動き出す可能性は、あるのだろうか。

NEWS小山慶一郎の破局報道、“元彼女”は下着写真インスタ連投で「やっぱり」

 ジャニーズグループNEWSの小山慶一郎が、二年前から交際を噂されていたタレントの新藤まなみと破局したと「週刊女性」2019年7月23日号(主婦と生活社)が報じた。彼らは当時、“匂わせ”でファンからの大バッシングに遭っていたが、同誌によるとツーショット写真が流出した直後に破局していたという。

 小山慶一郎と新藤まなみの交際が噂されたのは2017年、ネット上に水着姿の二人が寄り添う写真が流出したことがきっかけだった。交際の真相について本人たちから語られることはなかったが、新藤は当時所属していた所属事務所を解雇された。

 当時、彼女は太田希望という名前で地下アイドルとして活動していたが、新しい事務所に所属するにあたり、新藤まなみへと改名。タレント活動を継続している。しかし新藤は、小山のファンからSNS上で誹謗中傷されたことによって精神的に参ってしまったそうだ。

 二年前にもう別れているのであれば、今さら破局報道をしなくても……という気もするが、小山のファンは現在でも新藤のインスタグラムを監視しており、最近では彼女の体型に「激太り」「肌も体型も全部だめ」などといったバッシングが展開され、小山関連のコメントもついていた。正式に破局のアナウンスが必要だったのかもしれない。そもそも交際宣言もなかったのだが。

 ただ、新藤まなみはインスタに胸を強調した水着姿や下着姿の写真を非常に多く投稿しており、「もう小山とは別れているのでは?」と捉えるNEWSファンも多かった。今回の破局報道には「やっぱり」といったところだろう。もっとも、胸を強調する理由は育乳サプリなどの商品PRのためと見られる。

 ちなみに新藤まなみは破局報道がネットニュースとして流れた後、インスタのストーリーズを更新。「LINE NEWSトップありがとうございますw」「なんだこりゃ笑」とコメントしている。“なんで今さら?”という意味だろうか。

 

小山慶一郎はなぜTOKYO MXで冠番組?
 一方の小山慶一郎は、関東ローカル局TOKYO MXの特別番組『小山慶一郎の健者のBORDER30~専門医が導く健康への分かれ道~』で冠番組デビューすることが発表された。番組は3カ月連続で放送される予定で、第1回の放送は今月27日、第2回は8月30日、第3回は27日となっている。初の冠番組に、小山は気合の入ったコメントを寄せている。

<MXには初めて出演させて頂き、さらにそれが初めて自分の冠の付いたテレビ番組ということで、とても嬉しく思っております>

<等身大の素に近い状態で番組に臨んでいるので、僕のことも、番組のことも身近に感じてもらえると思います!>

 しかしジャニーズ事務所がこれまで関係を築いてこなかったTOKYO MXに進出したことは不可解でもある。

小山慶一郎は「嫌いなジャニーズランキング」トップ
 ジャニーズ事務所がすべての在京キー局およびNHKと強い繋がりを持ち、テレビ制作側に対してやや優位な立場であることはよく知られている。しかし独立放送局であるTOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)との付き合いは浅く、そのため、円満退社ではなかった元ジャニーズの稲垣吾郎や、メンバー全員で退所したジャニーズJr.グループ・LOVE-tuneなどもMXには出演してきた。

 小山慶一郎がMXで冠番組を持ったことは、ジャニーズ事務所が在京キー局以外にも手を広げているということなのか。あるいは、小山の素行から在京キー局では敬遠されたとの見方もできる。

 小山慶一郎は昨年5月、同じNEWSメンバーの加藤シゲアキとともに未成年女性にコールをしながら酒を煽るなどしていたことが発覚。20日間と短期間ながらも謹慎処分が下され、キャスターを務めていた『news every.』(日本テレビ系)は降板となった。

 以降、「週刊女性PRIME」恒例の「嫌いなジャニーズランキング」では、昨年、今年ともに2位という不名誉な結果を獲得(1位は「いない」)。もちろん根強いファンがついてはいるが、テレビタレントとしての好感度に関して言えば、危機的な状況から脱せたとは言えないだろう。

 しかし『news every.』でのキャスター職は、安定していると評判だった小山。『小山慶一郎の健者のBORDER30~専門医が導く健康への分かれ道~』では、その才能を生かせるのではないだろうか。

上野樹里が“希代のワガママ女優”の悪評を払拭したのは結婚後、アノ人のおかげだった!!

 上野樹里が主演する月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)が、8日に放送スタートする。上野樹里の月9主演は、代表作『のだめカンタービレ』(2006年)以来、じつに13年ぶりとなる。

 上野といえば、代表作『のだめ』で、“憑依型女優”として大ブレイク。以降は、『ラストフレンズ』(フジテレビ系/2007年)で難しい役どころに挑戦するなど、若手実力派女優として高く評価されてきた。昨年も『グッド・ドクター』(フジテレビ系)で小児科医を演じていたことも記憶に新しい。年齢を重ねてさらに役幅を広げつつある。

 しかし、メディアによる上野樹里の“ネガキャン”が盛んに行われていた時期もあった。2011年、上野はNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の主演に抜擢されたが、その撮影現場で宮沢りえや鈴木保奈美にいきなりタメ口で話しかけて場を凍りつかせたり、台本読みを中断させて休憩に入ったまま戻らなかったり、地震報道のテロップが顔にかからないようスタッフに無茶な要求をしたり……などと、上野のワガママっぷりを伝える記事が週刊誌やネットで後を絶たなかった。

 さらに2017年には、KAT-TUN亀梨和也主演のドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)のヒロイン役に内定していた上野が、「アイドルのドラマなんて出たくない」と出演を渋ったと報道。事務所側はすでにオファーを受けていため必死に説得したが、上野は頑なに首を縦に振らず、結局ドタキャンすることになったのだという。日本テレビは代役探しに奔走することになり、一部では「日テレはしばらく上野を出禁処分にする意向」とさえ伝えられていた(ちなみに、同ドラマは木村文乃がヒロイン役をつとめた)。

 「上野樹里は希代のワガママ女優」――そんなイメージを強く与える報道が相次いでいたことは確かだ。

平野レミ「樹里ちゃんは態度がでかい」と笑い飛ばす
 そのネガキャンもいつしか終わった。最近では代わりに、料理愛好家の平野レミとの「嫁姑関係」が何かと話題を呼んでいる。

 上野樹里は2016年5月にロックバンド・TRICERATOPS (トライセラトップス)のボーカル和田唱と結婚を発表。この直後、姑の平野レミはあるイベントで「樹里ちゃんは目が大きいし、態度もでかい。明るくてよく喋る」と発言してネットをザワつかせた。もちろん、これは公開嫁イビりでもなんでもない。平野レミは、ほかにも「カラオケに行ったら、(上野の)地声がスピーカーから流れる声よりでかいの」と豪快に笑い飛ばしている。「嫁」と「姑」である二人が、カラオケに行くほど仲の良いことが伺えるエピソードだ。

 平野レミは上野の料理の腕前も認めているよう。「私のレシピに自己流でアレンジしていたので、なかなかやるなと思った」と舌を巻き、あの「レミパン」もプレゼントしたとのことだった。

 

 ちなみに、上野は2018年5月にInstagramでブロッコリー料理を披露したが、これは平野レミの“伝説のレシピ”として有名な「まるごとブロッコリーのたらこソース」を再現したものだった。ただし、平野レミのオリジナルはブロッコリーが一本の大木のごとく屹立しているが、上野はブロッコリーを寝かせてみるという堂々たるアレンジっぷり。このように、上野と平野がフラットな関係を築き、さらに仲も良好なことが伺えるエピソードが明かされるたびに、ネット上では「あの平野レミと対等に渡り合える上野樹里、すごすぎる」「理想の嫁姑関係」などと驚嘆の声が上がっている。

 上野の“ワガママっぷり”が書き立てられていた当時の記事においても、「上野は思ったころをすぐ口にするタイプ」「よく言えば裏表がない」と見なすものもあった。上野はもともと立場や年齢の分け隔てなく率直な態度で人とコミュニケーションをとるタイプで、“ワガママ”といわれるのもその性格ゆえの誤解だった……ということなのかもしれない。

宇垣美里アナウンサーの“マイメロ論”を精神科医はどのように見る?

 2019年3月31日付でTBSを退社し、フリーアナウンサーとして活躍の幅を広げている宇垣美里さん。

 宇垣美里さんといえば、“マイメロ論”が有名だ。マイメロ論とは、宇垣美里さんが『Quick Japan』Vol.132 (2017年6月発売号/太田出版)のコラムに綴ったストレス対処法で、自身にふりかかる災難やどうしようもない理不尽に直面した時に、メンタルを守るための方略だ。自分にサンリオのキャラクター“マイメロディ”という別人格を持たせ、「私はマイメロだよ~☆ 難しいことはよくわかんないしイチゴ食べたいでーす」と思うようにすれば、大抵のことは対処できる……というもの。

 この“マイメロ論”はSNSで広く拡散・共有された。そんな宇垣美里さんが、6月18日に放送された『宇垣美里オールナイトニッポン』(ニッポン放送)でも、ユニークかつバラエティ豊かなストレス対処法を教えてくれていた。

 不本意な謝罪をしなければいけない時、宇垣さんは心の中で「私が美しすぎて、あなたよりも頭が良くて人間的に優れていてごめんなさい」と唱えるのだという。「自分のほうが優れていてごめんなさい」と思うことで、本当に罪悪感を生むことができ、心にもないはずの謝罪の言葉に感情を上手く乗せることができるという。また、心の中でつぶやくことで丁度いい“間”ができるので、聞き手側に「ちゃんと聞いてますよ」とアピールできるメリットもあると解説した。

 もうひとつ、通話アプリ「LINE」を使ったストレス対処法も話題だ。LINE内で新しくグループを作り、嫌いな人や文句を言いたい人のアイコンをスクリーンショットし、グループのアイコンとして設定する。これが嫌いな人や文句を言いたい人の“仮想アカウント”となり、宇垣さんは誰もいないグループLINEに思いの丈をぶちまけるそうだ。アイコンが一緒であるため、本人に言いたいことを送っている気持ちになれるだけでなく、その人に対する自分自身の感情や言いたいことを客観視でき、冷静さを取り戻すことができるよう。ただし本物のアカウントと間違えたら怖い。

 どれも非常に興味深く、日常生活のストレス溜め込み防止のために自分もやりたい、と思った人は多いのではないか。ただ、万人に効く特効薬というものもそうそうない。そこで、これらのストレス対処アイデアは、どんな場合に有効なのか、精神科医の水島広子先生に話を伺った。

 

水島広子/精神科医
慶應義塾大学医学部卒業。同大学院博士課程修了(医学博士)。同大医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などを実現。現在、対人関係療法専門クリニック院長。慶大医学部非常勤講師。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表。日本における対人関係療法の第一人者。ベストセラー「女子の人間関係」など著書多数。二児の母。

 

「すみません」はお見舞いの言葉でもある
 宇垣美里さんのストレス対処法、ひいては自分のメンタルを自分でケアする方法は、水島先生からみても合理的だという。

水島先生「謝罪する際に「私があなたよりも優れていてごめんなさい」と心の中で唱えるのは、良い対処法だと思います。その理由は“完璧主義の手放し”ができるからです。

 完璧主義の傾向があって他人にも自分と同じレベルの要求をする人は、細かいことにもよく気がつくので他人のできていない部分に敏感に反応してしまい、イライラしやすくなります。そういう人は『周囲の人よりも優れていてごめんなさい』と一歩引くことで、他人への高い要求をセーブでき、ストレスを回避できます。

 つまり、完璧を求めてしまうと『みんなも自分と同じようにできないのはおかしい!』と思ってしまいますが、こういったことを心の中で唱えると『自分みたいにできる人ばかりではないんだ』という“気付き”を得ることができます」

 謝罪時の心持ちについて、水島先生は「『すみません』という言葉は“謝罪”としてだけでなく、“お見舞い”としての意味もあることを知っていると良いでしょう」と言う。

水島先生「私は“怒っている人”は“困っている人”なんだ、と捉えることを推奨しています。怒っている人はなにかに困っているため、怒っているわけです。ですので、謝罪を要求された時、自分のしたことを謝るために『すみません』と言うのではなく、お見舞いとして配慮の意を込めて『大変ですね。少しでも癒されるように、すみませんと言いますね』とすれば、謝罪する側はそれほどストレスを感じません。『すみません』は必ずしも自分の非礼を詫びる意味だけではなく、『相手が苦しそうだから、お見舞いを言っておこう』『大変そうだから声をかけてあげよう』みたいなニュアンスで、状況に応じて使い分けてあげるといいですね」

 しかし、理不尽な怒りをぶつけられると、「自分は悪くないのに……」と頑なになってしまい、「すみません」という言葉が出てこない人もいるだろう。だが、それはストレス蓄積の悪循環になるという。

水島先生「物事の正しさに囚われて、『自分は悪くないのに……』と意固地になってしまうと、それ自体がご自身にとってストレスになってしまいます。『自分は悪くないのに……』と思っているのに謝罪を要求される場面は、相手が相当困っている可能性が高いです。そういった時にこそ、正しいかどうかにはこだわらないで、『とても大変そうだから、お見舞いを一言伝えてあげよう』という心持ちでいることが大切です。『怒っている=困っている』と自動翻訳できるようにしておくと、ストレスを感じにくくなり、日常生活を過ごしやすくなります」

 

「自分は相手に何を求めているか」を念頭に置く
 LINEで仮想アカウントを作り、思いの丈をぶつける方法については、より良いやり方があるという。

水島先生「この方法も非常に有効だと思います。ただ、1つ付け加えるのであれば、『相手に何をやってもらえれば、自分は嬉しい気持ちになるのか』という視点を持って文章を打つことが重要です。最初のメッセージは酷い言葉を使っても良いとは思いますが、『この人が何をしてくれたら自分は満足できるだろう』ということを念頭に置いて、メッセージ内容を徐々に変えていくと良いと思います。

相手の嫌なところを淡々とあげつらうだけでは、ストレス解消にならないので。『これをやってください。お願いします』と言えるくらい、相手への不満をブラッシュアップさせたほうが良いですよね。

『自分が相手に何を求めるのか』を突き詰めていくと、『○○と△△と□□を同時に求めるのは酷だったな……』『あの人はずぼらな性格だから、自分の要求に応えることは難しそうだな』など、その要求がとても現実的ではなかったということに気づくケースは珍しくありません。自分の要求に気がつけば、適切なアプローチができるようになるので、ストレスに振り回されることも少なくなるでしょう」

 『怒っている=困っている』と自動翻訳できるようになると、LINEでメッセージを送りながら『この人に何を求めているのか』ということに加えて、『自分は何に困っているのだろうか』という感情も探ることができ、ストレスを効率よく減らすことができるそうだ。

 マイメロ論も同様で、嫌な相手を「困っている人なんだ」と解釈すると、やりやすい。

水島先生「辛い状況をダイレクトで受け止めしてしまうと傷ついてしまうけど、それを緩和させる方法として、このマイメロ論は非常に面白いと思います。これまでの話の流れでいうと、『自分は怒られている』と思うとマイメロのような癒し系のキャラにはなれないけど、『この人は困っている』という見方をすればマイメロになることは容易です。つまり、何かしらのキャラを心の中で作り出せば、『怒っている=困っている』と翻訳しやすくなるので、ストレスを生じさせないための方法として有効かと思います。

『ドラえもん』の中で、のび太が困っている時にドラえもんがなだめるシーンがあるじゃないですか。そういったドラえもんの視点を持って、相手や状況を見てあげると『怒っている=困っている』という翻訳が捗りますよね。自分が好きな癒し系のキャラを見つけて、それを取り入れてあげると良いでしょう」

 自分自身の中で、『怒っている人=困っている人』という翻訳機が機能していれば、嫌な状況に直面した時に毎回マイメロになる必要はなくなるという。ただし、自分が感情的になりやすく、煽られやすいという自覚があるならば、マイメロ論を積極的に活用したほうが良いそうだ。

 大人ならば、自分の機嫌は自分で取りたいもの。男女の別を問わず、ストレスのセルフケアに宇垣さんのやり方は参考になるだろう。

東大生集団わいせつ事件の犯人たち、執行猶予のその後

 2016年5月、東京大学の学生と院生ら5人が、東京・豊島区のマンション一室で女子大学生Aさんの体を無理やり触るなどして、強制わいせつや暴行などの罪で逮捕された。この『東大わいせつ事件』では学部生2名と院生1名が起訴され、同年秋、東京地裁でいずれも執行猶予付き有罪判決を受けている。彼らは女性との出会いや性行為を目的としたインカレサークル『東大誕生日研究会』を運営していた仲間であった。

 事件は池袋にある居酒屋での飲み会ののち、巣鴨のマンションに移動してから起こった。逮捕当時、工学部システム創成学科の4年生だった松見謙佑は、現場となった部屋でAさんの衣服を剥ぎ取り全裸にしたうえ、隠部にドライヤーの熱風を当てる、肛門を箸でつつくなどの行為や、その上にまたがり接吻する、ラーメンを食べて熱い汁をAさんの胸元に落とすなどの暴行を加えた。判決は懲役2年、執行猶予4年。

 同じく当時工学部システム創成学科の4年生で、この池袋のマンションの居住者だった河本泰知は、飲み会には参加していなかったが、二次会のために部屋を仲間たちに提供することを了承し、居室では松見らの行為によって抵抗を見せるAさんの臀部を触るなどした。判決は懲役1年6月、執行猶予3年。

 飲み会にAさんを誘った張本人である松本昂樹は、工学部システム創成学科を卒業後、同大学院へ進学し、当時修士1年だった。かつてAさんと肉体関係を持ったことがあり、Aさんは一時期、松本に好意を寄せていた。遅れて飲み会に到着した松本は率先して彼女に酒を飲ませ、胸を触り、ブラジャーのホックを外すなどのハメを外した行為を続け、二次会に行かず帰ろうとするAさんを引き止め、巣鴨のマンションへ連れて行った。そして松見の行為を受けて嫌がるAさんに対して背中を平手打ちするなどした。判決は懲役1年10月、執行猶予3年。

「仲間の間で女性をモノ、性の対象として見て人格を蔑んでる考え方が根本的にあったと思う。大学に入学してサークルなどで他大学の子と接して、彼女らはアタマが悪いからとか、バカにして、いやらしい目でばっか見るようになり……という、男たちの中でそういう考え方、形成されてきたように思います」

 作家・姫野カオルコ氏は本事件に着想を得て昨年『彼女は頭が悪いから』(文藝春秋)を上梓したが、タイトルには公判で実際に3人のうちの1人が発言した言葉が使われている。

 彼らについて筆者は2016年当時に取材を行い『新潮45』(新潮社)にまとめたが、その後も彼らの動向を追い続けてきた。彼らは公判で反省の弁を述べていたが、彼らの思う“反省”とは何か、それは行動として現れるだろうと考えていたからだ。

 公判に付された後、退学処分となった3人のうち、ひとりは海外に飛び、ふたりは東京でエンジニアやコンサルとして活躍してきた。不起訴処分となったうちのひとりは大学院を中退したのち、名前を変え、所属するスタートアップ企業の若きエンジニアとしてインタビューを受けてもいた。中退した理由について語るくだりで、事件のことは一切、出てこなかった。

 報道により社会的制裁を受けたともいえる彼らにとって、名前を変え、過去を隠すことは処世術の一つであろう。彼らの人生はこれからも続く。だが、振る舞いが以前と全く変わらないという声が聞こえてくる。これは非常に残念なことだ。

 

未だに「女性をどれだけ落としたか、成果を報告しあう」
 『彼女は頭が悪いから』の主人公である男子東大生・つばさのモデルとなった男は、執行猶予判決を受けた3人のうちのひとりだ。現在は社会内で罪を償う日々を送っているはずなので、山田と仮名にする。

 山田は小説にあるように被害者を飲み会に誘い出し、過去に肉体関係があったという情報を仲間たちに共有した上、率先して胸を触る、背中を叩くなどして「彼女をいじめてもよい」という空気を作り上げた張本人であった。「女性観というのが、下心で近づいてきてるんじゃないか、とか、そういう女性観、反省しないといけない」……公判ではそんなふうに反省を述べていた彼だが、しかし「全く反省しているとは思えない」と、ある男性が訴える。

 執行猶予判決を受けたのち、世話になっていた先輩が経営する会社に入社し、コンサルとして出向していた山田。その男性・B氏は、山田とその出向先で出会い、同じプロジェクトで仕事を共にしてきた。

「プロジェクトでの関係が濃かったので関係が構築されて友人として付き合うようになりましたが、当時は下の名前に違う漢字があてられていたので、全く気づきませんでした。仕事における処理能力は高かったです。難しい問題を解決する術を彼は持っているし、生み出すことができます。
 ですが、彼はのちにその会社で女性と問題を起こし、会社を離れることになった。そのときに『いつか仕事でお世話になるかも』と前置きされ、事件のことを告白されました」

 仕事でもプライベートでも親密だった山田を助ける意味合いで、B氏は彼を自身の経営していた会社に引き入れた。

「友人としての付き合いも続いていましたが、引っかかることはいくつかありました。彼は女性だけでなく男性のことも、自分より頭が悪い人を見下していた。『XXさんって本当に頭が悪いよね』『XXさんは頭が悪いから』は口癖のように言っていましたね。
 女性にモテているという発言も多々ありました。『デートに行く金がキャッシュフローを上回った』と、給与を多く支払うように言ってきたりもしますし、仲の良い友人らと風俗の話になった時『こんなところにお金出さなくても普通に抱けるじゃん』と……。
 事件を起こした仲間とも、彼に紹介されて会ったことがありますが、会うなり『ナンパ行かない?』と言われて面食らいました。当時の5人でSlackのプライベートなプロジェクトを作っていて、女性をどれだけ落としたか、成果を報告しあっていましたよ」

 とはいえ、事件のことを打ち明けてくれた山田との友情を信じていたB氏は、こういった言動には目をつぶりながら、プライベートでも仕事でも、交流を続けていた。しかし今年に入り、山田がB氏の会社で重大なミスを犯す。

「実際、会社に大きな損害を与えるミスであり、いまもその余波が続いている状況です。彼個人に対して損害賠償をするというのは回収できないことはわかる。ただ謝罪があってしかるべきであろう、と。そう伝えたとこら、『あくまでそうかもしれないけど、俺は商流にいないから、お前が責任を負うべきだろう』、と開き直られ……。手続き上はもちろんそうです。ですが人として、ミスをしたら謝ることもできないのだろうか? と、とても残念に思います」

 

 結局、謝罪することなくB氏の会社を離れた彼は、名字を変え、この春に大企業に採用された。現在、あるウェブサービスのマーケティングを担当している。過去の事件のことは完全に経歴から隠し、採用を勝ち取った。

「色々な経緯を踏まえて私なりに感じたことは、彼は人として歪んでいるとは思います。自分が誤ったことをしてしまった場合、謝るべきだと思うんですね。それができない。それも、規模の大きさにかかわらずできていないと感じました。過去の事件のことを見ても、彼は本心として謝っていないと思うんです。
 自分の学歴が高いとか自分はモテているとか、そういう話題が多く、だからこそなのか、自分より“下”だと認識している相手には敬意を表さない、謝らない。僕のことも結局、下に見て、利用したのだろうと思います」

 他方で、東大に入る前の山田を知る人物・C氏は、勉強漬けの毎日が彼を変えたと振り返る。

「小さい頃、九州で暮らしていた彼はもともと純粋な田舎の少年だったと記憶しています。しかし両親、特に母親から厳しく勉強に関してやらされていたようです。母親には一切逆らえず、泣きながら従っていました。妹がいるのですが、彼女もまた勉強漬けでした。彼はいつからか、自分より成績の悪い人間を徹底的に馬鹿にするようになり、学校では嫌われていきました。東大には一浪で入ったそうです。『現役で早稲田受かってたけど蹴って良かった』と自慢していました」

 山田は現在、ツイッターで自身のキャリアを明かしながら、仕事論を日々、つぶやいている。そこでもやはり、“頭の悪い人間”を見下す発言が多々みられる。

「教養のない人間が嫌い」
「親の顔が見てみたい、育ちが悪すぎる」
「知識武装は何よりも強い。無知は罪である。社会人になって勉強をしない人間はたかがしれている」

 無知は罪。そう世界に向かって綴る彼は、かつて自分が犯した罪をどう受け止めているのだろうか。そして、B氏に対して今どう思うのか。執行猶予は今年の秋に明ける。

TWICE日本人メンバー・ミナ、サナ、モモに韓国で「退出要求」

 7月5日放送『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にTWICEが出演。TWICEは2週連続でリリースされた日本版シングル「HAPPY HAPPY」と「Breakthrough」をメドレー形式でパフォーマンスする予定だ。

 しかし今、TWICEには不穏な“炎上”の火の粉が降りかかっている。韓国の一部ネット上で、TWICEの日本人メンバーであるミナ、サナ、モモに対して「退出要求」が出ているというのだ。

 これは、今月4日に日本政府が打ち出した、半導体などの材料3品目を対象にする輸出規制強化に反応した動きといえる。

 G20で自由貿易促進のメッセージを打ち出した直後に出された安倍政権の施策には日本からも批判的な声が多くあがっているが、韓国側の一部では輸出規制強化を受けて日本製品の不買運動を呼びかける声が起きており、そのなかでK-POPアイドルとして活動する日本人への退出要求もあがった。

 名指しされているのは、TWICEのミナ、サナ、モモだけではない。IZ*ONEの宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美に対しても退出要求がなされているという。

TWICE退出要求、日本のネットでも炎上
 日本ではこの動きがネットニュースになり、ネトウヨ層を中心に罵詈雑言が飛び交っている。

<当たり前 韓国人タコ躍り集団も日本から消えろ>
<日本の在日芸能人も韓国に送り返せ!>
<チョンとチョンに媚びへつらう者はみんな不幸にな~れ>

 韓国芸能界の話題を“ネタ”にグロテスクな差別感情を発散するという、許されざるヘイト行為が跋扈しているが、一方、韓国側では退出要求を出すような過激な言動に対抗し、それを諌めるような動きも出てきているようだ。

<批判している人達は、国籍を理由に彼らや彼女達の未来を奪わないで>
<ミサモ(引用者注:日本人メンバー3人、ミナ、サナ、モモの略称)は関係ないのに。韓国でこんなに頑張ってるのに>
<外国に行って、一生懸命頑張ってる人に失礼だと思います。国との関係を音楽にまで持ち込まないで!>
(ウェブサイト「デバク」より)

 どちらの国においても、国同士の政治的な軋轢を理由に、相手側の芸能人をやり玉にあげて醜い言動で攻撃することは大きな過ちだ。どちらが先にやった、やられた、という話ではない。どんな事情も、排外主義者が自らの差別感情をぶちまけることを正当化する理由にはならないだろう。

堂本光一もジャニーズ退所でKinKi Kids解散? 気になる動向

 ジャニー喜多川氏の緊急入院報道を端緒に、KinKi Kidsの動向に注目が集まっている。

 「週刊文春」2019年7月4日号(文藝春秋)では、ジャニー喜多川氏が引退するとなればKinKi Kidsの堂本剛はジャニーズ事務所を退所する意向だと伝えたが、堂本剛だけではないらしい。

 ジャニー喜多川氏が社長でなくなった場合、堂本光一も事務所を退所し、結果的にKinKi Kids解散の可能性もありえると、「週刊新潮」2019年7月11日号(新潮社)が報じている。

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堂本光一は滝沢秀明に席を取られた?
 6月18日に一部マスコミは、ジャニー喜多川氏が自宅で倒れ緊急搬送されたと報道。ジャニーズ事務所は今月1日、ジャニー氏の病名は「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」だと、正式に発表した。

 すでにジャニー氏は87歳と高齢であり、これまでのようなタレントマネジメントは困難になる可能性が高いと見られている。もっとも、滝沢秀明がその後継者となりタレント育成に奮闘、滝沢体制は順調な滑り出しを見せている。

 しかし「週刊新潮」によると、堂本光一もかねてより後輩の育成を希望していたという。その席を、昨年いっぱいで表舞台を引退し、ジャニーズアイランドの社長に就任した滝沢秀明に取られてまった格好なのだそうだ。

 また、KinKi Kidsは以前から“方向性の違い”を主張し、グループ解散を申し出ていたが、「育ててくれたジャニーさんのため」として、踏みとどまっていたとも。

 やりたい仕事ができず、ジャニー氏への恩義もなくなったとなれば、堂本剛、光一共にジャニーズ事務所を退所し、KinKi Kidsは解散するというのが、同誌の見解だ。

 

堂本光一「指導ということはそんなにしないですよ」
 だが、堂本光一が滝沢秀明に仕事を奪われたという見方には疑問がある。今年1月、ラジオ『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)で光一が語っていた内容からは、後輩への指導に積極的とも思いづらいからだ。

<指導ということはそんなにしないですよ、僕は>

<明らかに足りてへんなって思ったときに、「もうちょっとあそこ頑張らないと、みんなについていけないよ」とか。それくらいは言います>

 光一は2005年からミュージカル『Endless SHOCK』で主演・演出を務め、多数の事務所の後輩と共演しているが、後輩への態度は比較的ドライなよう。

 そもそもミュージカルスターの地位を築いた光一が、完全にアイドルを引退し裏方に回った滝沢のような「後輩の育成」を希望しているとは、にわかに信じがたい。

KinKi Kidsとしての活動が少ないことへの懸念
 思い返せば、KinKi Kidsの解散疑惑は昨年10月にも浮上していた。

 KinKi Kidsは今年、21年間欠かさずに開催してきた年末年始コンサートを中止。理由は堂本剛の体調不良であり、2017年6月から患っている左耳の突発性難聴に関係していると思われる。

 剛が突発性難聴を発症して以降、KinKi Kidsのコンサートはオーケストラとコラボしたものに変更するなど、彼の体調を考慮した活動をしてきた。年末年始コンサートの中止に対してもファンからは、「残念だが、体調を優先して欲しい」と寛容な意見が多かったように感じる。

 しかしその一方で、剛のソロプロジェクトである「ENDRECHERI(エンドリケリー)」は、昨年の夏ごろから本格的に始動している。8月にはSUMMER SONICの舞台に立ち、左耳に綿と耳栓を詰めた上でヘッドホンを装着し、右耳だけで音を聞き取るなど本調子でなかったものの、見事なパフォーマンスをみせた。

 その後9月には京都・平安神宮で「平安神宮 LIVE 2018」の3日間連続公演を開催。剛はKinKi Kidsでの音楽活動のみをセーブしている状態であり、一部のファンの間では、“グループ解散”を危惧する声が出ていた。

 今年もすでに下半期に突入したが、昨年12月に発売したシングル曲「会いたい、会いたい、会えない。」以降、KinKi Kidsのリリースは空いている。個別の活動が中心であり、光一は9月から『Endless SHOCK』の大阪公演が始まり、剛は5月から7月まで「ENDRECHERI」の全国ツアー真っ只中だ。

 

 二人揃っての音楽活動を待ち望むファンは多いが、堂本光一は昨年12月の『KinKi Kids どんなもんヤ!』でKinKi Kidsの今後の活動について語っている。

 <ファンのみなさんとね、KinKi Kidsとしてお会いできることが、ちょっと少ない年ではあったと思うんですけども>

<2019年がどんな年になるかなんて、ホントにわかんないです。でも、目の前にあること、いろんな壁にぶち当たること、いろいろあると思いますけど、その一つひとつに真摯に向き合って、やっていけたらいいのかなと思っております>

 KinKi Kidsは今、どんな壁にぶち当たっているのだろうか。今後の動向を見守りたい。

中日ドラゴンズ応援歌だけじゃない、プロ野球応援歌で頻発する「お前」問題

 中日ドラゴンズ応援団の公式ツイッターは1日、「この度、当団体で使用している『サウスポー』について、チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました。この件について球団と協議した結果、当面の間『サウスポー』の使用は自粛させて頂くこととなりました」と投稿した。

 「サウスポー」とはご存知ピンクレディーの名曲である。中日ドラゴンズ応援団ではメロディーはそのままに歌詞を変え、応援歌として使用していた。その歌詞の中に「お前が打たなきゃ誰が打つ」という節があるが、中日ドラゴンズの球団関係者から「お前」という言葉は適切ではないという声が上がったという。同球団の与田剛監督が以前、「子供の教育上、『お前』というのは良くないと思う」と指摘していたことも、今回の決断に踏み切る要因になった。

 このツイートには「選手を一生懸命応援している歌なのに、何が問題なんでしょうか?」、「何事も制限し過ぎで面白くない…」など困惑したファンからの多くの声が寄せられている。

 ファンだけでなく他球団の応援団にも衝撃を与えたであろう今回の一件。現役のプロ野球選手の応援歌には、「お前」という言葉はよく使われている。読売ジャイアンツの坂本勇人選手は「誰よりも強く勇ましく オオオ… お前が立つその場所は熱気の渦が巻く 坂本炎となれ」、同球団のアレックス・ゲレーロ選手は「お前の振り抜く打球は 灼熱の炎を宿す 今だ打てよ打てよゲレーロ 遥かカリブの空へ」となっている。野球日本代表の稲葉篤紀監督が日本ハムファイターズに在籍していた時の応援歌は「今見せろ お前の底力を 突き進め 勝利を掴み取れ」だった。

 応援歌において「お前」という二人称は当たり前のように使われているが、今回の発表を受け、他の球団の応援団もなにかしたらの対応に動くかもしれない。

 

上司に「お前」と呼ばれて辞めた吉本新入社員
 応援歌「お前」問題の是非はさておき、実際に「お前」と呼ばれれば不快な気持ちになる人は少なくない。少し古い調査ではあるが、サイバーエージェントが2013年に発表した調査によると、「男性に『お前』と言われるのは好きですか?」という質問に「NO」(72%)と回答した女性は7割以上いた。女性を対象にした調査結果ではあるが、「女性に『お前』と言われるのは好きですか?」と尋ねられて「YES」と答える男性も多くないのではないか。

 また、昨年放送された『にけつッ!!』(日本テレビ系)の中で、ケンドーコバヤシが吉本興業の新入社員の退社理由に驚いたというエピソードを披露した。退社理由は上司から「お前」と呼ばれたことにショックを受けたからというもので、その新入社員は「親にも『お前』なんて言われたことないんです」、「『お前』なんて呼ばれ方する職場、こんなところで僕は働けないです」と訴えたという。

 ケンコバのエピソードは盛りすぎの可能性もあり、いささか極端ではあるが、「お前」というフレーズを日常的な場面で使用することは、適切ではなくなっていると言えるだろう。

坂口杏里の自殺未遂、借金も「自業自得で片付けられない」 ありのまま放送した『ザ・ノンフィクション』

 6月30日放送の『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)は「ワケあって…坂口杏里」と題し、元タレントの坂口杏里さんの密着取材映像を放送した。一年にわたり彼女を追った映像の中には、ストリップ出演決定から降板までの経緯や、自殺未遂についてなどもあり、話題を呼んでいる。それは彼女を悲劇のヒロインにするでも、どん底から這い上がる美談にするでもなく、ありのままの姿を映していた。

 女優の故・坂口良子さんの長女として1991年に生まれた杏里さん。2008年に17歳で芸能界デビューすると、「おばかキャラ」「二世タレント」としてバラエティ番組を中心に活動していたが、紆余曲折を経て2017年9月に芸能界引退を表明。しかし、現在の杏里さんは再び芸能界復帰を望んでいるようだ。

ホストクラブにのめり込み1300万円以上の借金を抱える
 坂口杏里さんの両親は1994年に離婚。母親で大女優だった坂口良子さんは元夫の借金返済もあって多忙だったため、杏里さんの幼少期は兄と二人で過ごすことが多かったという。

 しかし2008年に杏里さんが芸能界デビューを果たしてからは<そんな時間を取り戻すかのように>一緒にいた。母親は「自分を踏み台にして売れていってほしい」と杏里さんに伝え、バラエティ番組で共演するなど、杏里さんを必死に売り込んだ。

 ところが2013年、良子さんはがんで死去。最愛の母を亡くした杏里さんは自棄になり、夜遊びをするようになる。

 ホストにハマり、良子さんの遺産は使い尽くし、さらに借金を重ねた。借金返済のため、2016年に「ANRI」名義でAV女優デビューしたが、AVの出演料はまたホストに貢いだという。2017年4月には、ホストへの恐喝未遂で逮捕。不起訴となり釈放された杏里さんを、大勢のマスコミが追いかけてきたという。

 2017年9月に芸能界引退を表明した杏里さんは、キャバクラやストリップなど<もう夜の世界にすがるしか>なかった。普通のバーでバイトしているだけでは「お金にならない」と杏里さん。2018年6月時点、当時27歳の杏里さんが抱える借金は1300万円以上だったからだ。

 ナレーションも務める福田真奈ディレクターは、坂口さんの状況を「自業自得」という言葉では片付けられなかったという。

 

浅草ロック座のストリップデビューは頓挫
 福田ディレクターが初めて坂口杏里さんと出会ったのは、昨年6月。ちょうど、彼女がストリップ劇場・浅草ロック座でストリップデビューするとして、話題になっていた頃だ。

 かつては芸能事務所に所属し地上波テレビにも出演していた杏里さんだが、現在はマネージャーもいない。ストリップという、芸能界とはまた異なる業界からオファーを受けたものの、杏里さんは不安そうな様子だった。

 衣装のサイズが合わないというアクシデントもあった。スタッフの言葉が頭に入らず、直前リハーサルではセンターで踊る際に振り付けを忘れる。浅草ロック座の名物「早着替え」では、スタッフに「ここまでかかるの時間?」と言われ、杏里さんが「ねえ無理無理、そんな私、だってプロじゃないもん」「早く出てるつもりだし」「時間かかるってこれが普通だけど」と苛立つ場面も。

 杏里さんのストリップデビューは頓挫した。マスメディアは杏里さんがドタキャンしたと報じていたが、杏里さんは「降板なんて、下りるなんて私一言もいっていないし。すべて私のせいみたいな。何も信用できない」と福田ディレクターに心境を吐露。インスタグラムでも「ドタキャンされたのはこっち」と反論していた。

自殺未遂からの芸能界復帰を熱望
 ストリップ降板後、坂口杏里さんへの世間の風当たりはさらに強くなり、夜の仕事では、杏里さんの単価が高いからか、なかなか集客に結びつかないようだ。10時間ほど待ったこともあり、気が狂いそうだったという。

 その後、福田ディレクターは杏里さんとほとんど連絡が取れなくなる。杏里さんの近況を知ったのは2018年8月31日のネット記事で、杏里さんが神戸に出稼ぎに行っていたと報じるものだった。

 9月に入ると、杏里さんから「自殺を図った」という連絡が来た。ドライヤーのコードで自ら首をきつく締めたという。杏里さんが書いたという遺書には「私は強い人間じゃないのでこのようなことしかできませんでした」とあった。

 この自殺未遂騒動を機に杏里さんと福田ディレクターの距離が縮まり、1カ月後の10月4日、杏里さんから突然の呼び出しが。下北沢のライブハウスでトークイベントに出演した杏里さんは、“芸能界復帰”を強く意識している様子だった。

 トークイベントで「今はフリーターです。バイトを探そうかなと」と語る一方で、「最終地点がまた芸能界復帰」であり、「YouTubeで自分の(過去のテレビ出演時の)映像見た時に『この時輝いていた』とか、自分が主演になった映画を見て『この時すごい大変だったけどすごい頑張った』とか」と、芸能活動していた頃の自分に思いを馳せる杏里さん。「頑張れよ」と声を掛けてくれる客もいた。

 とはいえ、彼女に頼れる人はいないようだ。借金は残っており、辞めたいという思いがありつつも夜の仕事は続けていた。

 一方で芸能活動も前進させようとしている。年が明けて2019年、杏里さんは音楽活動を発表。バンドメンバーをオーディションで募集し、「杏里爆発」というバンド名をつけた。まだオリジナル曲はなく、ライブでは中島美嘉の『GLAMOROUS SKY』といったカバー曲を披露している。

 

「人生、何度でもやり直せます」
 救いの手を差し伸べてくれる人もいた。亡き母・坂口良子さんの往年のファンだったという映画監督の杉作J太郎氏が、坂口良子さんとの思い出について語るトークイベントの共演を持ち掛けたのだ。当日は満席だった。

 2019年3月27日、坂口良子さんの6度目の命日。お墓を訪れた杏里さんは、いつまでも最愛の母への言葉をかけ続けていた。

「この6年本当に色々あったけど、ママがね、喜ぶ姿を見せれたらいいなって思っているし、それは今年だけじゃなくてこれから先ずっとね、一生懸命這いつくばって頑張っていきたいって思っているから。それを見ててください」

「やっぱりふとした時に、ああ、ママのところに行きたいなとか、思うんだよね。でも、私は私で、これからママがやり残したこともやっていくし」

「ここにいると離れたくなくなるんだよね」

 <今の彼女を見て「迷走している」という人は多い>が、<それでも生きることすら投げ出した時期を乗り越えて、迷いながらも走る姿を応援したい>というのが、1年間にわたり杏里さんに密着した福田ディレクターの気持ちだという。

 番組放送後、杏里さんは自身のインスタグラムを更新し、以下のように綴っている。

<人生、何度でもやり直せます。遅いことなんてありません>

<みなさん、もう一度言います、人生何度でもやり直せます>