GLAYに京本政樹…テレビから干されたインパルス・堤下のYouTubeゲストが豪華すぎるワケ

 人気バラエティー番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)で大ブレイクを果たしたものの、車での事故や配信で視聴者に暴言を吐くなど問題行動を繰り返し、テレビからすっかり消えてしまった、お笑いコンビ・インパルスの堤下敦。

 現在は、活動の拠点をYouTubeに移し、自身の公式チャンネル『堤下食堂』で得意の腕をふるい、日々美味しそうな料理動画を投稿し。チャンネル登録者数 38.8万人で…

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インパルス堤下、芸人として崖っぷちも”料理YouTuber”として奇跡の再ブレイクか

 芸能界では「YouTuber芸人」が新トレンドとなっている。先鞭をつけたのは『カジサック』ことキング・コングの梶原雄大。「19年末までにチャンネル登録者数が100万人を突破しなければ引退する」と宣言していていたが、みごとに引退危機を回避した。

 ほかにも政治問題に斬り込んだ動画が人気のオリエンタルラジオ・中田敦彦やキャンプ動画で注目を集めるピン芸人・ヒロシがチャンネル登録者ランキング上位に食い込んでおり、テレビ以外での活動が増えている。

 そこに、二度の交通事故を起こして芸能界を謹慎後、崖っぷちに立たされていたお笑いコンビ・インパルスの堤下敦も参入した。バラエティー番組で年収が150万円であることや、マッチングアプリに登録していることをバラされるなど、悲惨な現状ばかり映し出されていたが、どうやら風向きが変わってきたようだ。

「過去に飲食店で働いていたという料理好きの堤下ですが、以前から仲の良かったカジサックの動画内でいろいろなレシピを披露していたんです。それが人気を集め、登録者からのリクエストに答える形で、ついに『堤下食堂』という料理チャンネルを開設しました。動画はまだまだチープなもので、画質も粗く編集のテンポの悪さなどの改善点も多いですが、現時点でチャンネル登録者数は12万人超え。再生回数も68万回と、滑り出しは好調なようです」(芸能ライター)

 とはいえ、芸人YouTuberのライバルは多く、苦戦している人も少なくない。芸能界への生き残りをかけた堤下の料理チャンネルは、再ブレイクへの足がかりとなるか。

インパルス・堤下敦“人身事故で謹慎”明けの、深刻すぎる「金欠状態」

 お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が、前途多難な道を歩んでいる。堤下といえば、2017年6月14日に東京都内で睡眠薬を飲んだ状態で車を運転し、自損事故を起こしていた。さらに同年10月には横浜市内で車を運転中に赤信号で停車していたゴミ収集車に激突する人身事故を起こし、謹慎処分を受けていた。

 処分が明けた昨年10月、神奈川県の「住みます芸人」として芸能活動を再開させていた堤下。しかし謹慎期間に収入がほとんどなかったこともあり、生活に困窮しているという。

 最近ではブログでキングコング・西野亮廣と酒を酌み交わしたことを明かし、西野から小遣いをもらい「ラッキーラッキーラッキー! しかございません」とつづっていたが……。

「昨年の8月ごろからは、アルバイトをして生活費を稼いでいるようです。芸能活動だけで生活できるほどの収入はありません。手を差し伸べてくれる力のある先輩や後輩が少ないのが、テレビ番組などに本格復帰できない要因です。10年ほど前にバラエティ番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)でブレークした際に、もっといろんなタレントと親交を深めていればよかったのですが、もともと、ひと癖もふた癖もある独特のキャラクターということもあって、業界に理解者が少ないというのが災いしています」(芸能関係者)

 説教グセがあることも、周囲の芸人から距離を置かれている原因だという。

「業界では有名な話ですが、人気トリオ芸人のパンサー・尾形貴弘は共演NGだと事務所に申し出ているほど、堤下のことを嫌っています。最近では堤下も円くなって落ち着いてきたといいますので、独特のキャラクターに変化が出てきているとは思うのですが……」(同)

 もともと相方・板倉俊之とのコンビで魅せるコントは評価が高いだけに、ぜひとも復活してもらいたいものだが、果たして……?

インパルス・堤下敦、過去の事件でいまだ完全復帰ならずも、YouTubeでは大人気のワケ

 2017年に二度の交通事故を起こして芸能活動を謹慎。昨年10月に、出身地である神奈川県の「住みます芸人」として活動を再開したものの、テレビへの出演がなかなか増えない、インパルスの堤下敦。

「20日には、住みます芸人の関東エリア就任会見に登場しましたが、まわりは無名の若手芸人だらけ。彼らと同じ位置からの再出発という、置かれた状況のシビアさがあらためて浮き彫りになりましたね」(テレビ関係者)

 事件も重大であったが、それ以前に、堤下を取り巻く環境が厳しいのは、売れっ子になってからの天狗ぶりがあまりにもヒドかったからだろう。

「森三中・黒沢かずこの耳元で、“お前、面白くねぇんだよ”と囁き続けたという陰湿なイジメや、コーヒーを買い忘れたADに『服脱げ!』と命じて裸で逆立ちさせたなどの悪行の数々で知られていますからね。謹慎中に離婚もしており、仕事も家族も失い、落ちるところまで落ちた堤下ですが、残念ながら手を差し伸べようと味方になってくれるテレビマンがほとんどいないということです」(テレビ局関係者)

 実際、復帰直後に『ネタパレ』(フジテレビ系)に出演して、相方の板倉俊之とネタを披露したくらいで、その後は、テレビからお呼びがかからない。

 だが、あるお笑い関係者はこう話す。

「堤下の芸人としての実力は確かで、突っ込みの名手であるという評価は揺るぎません。お笑い賞レースでの実績こそないものの、12年、人気芸人がコンビを入れ替えてネタを行うお正月特番『史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ』(TBS系)でサンドウィッチマンの富澤たけしと組んで見せたネタは、堤下の力が存分に発揮され、あのダウンタウン松本人志も堤下のことを『ツッコミとしては本当に優秀』と認めるようになりましたからね。女性問題で1年間の謹慎ののち復帰した、アンタッチャブル柴田英嗣も、当初は仕事がありませんでしたが、確かな実力に徐々に仕事が増えていき、現在は忙しい日々を送っていますからね」(お笑い関係者)

 堤下は、『はねるのトびら』(フジテレビ系)で共演していた、キングコング・梶原雄太が“カジサック”として開設し、登録者数70万人を超えるYouTubeチャンネルに4度登場しており、そのうちの1本は最大160万再生を超える人気動画となっている。

「テレビよりもYouTubeを見ている若い世代は先入観なく堤下のツッコミを楽しんでいるようだし、カジサックは業界視聴率も非常に高く、堤下の再評価につながっている。きっかけ次第で復活の芽は十分にありそうです」(同)

 もう交通事故さえ起こさなければ、だが……。

ナイナイ・岡村隆史「牛乳飲んだら……」インパルス堤下イジりに見る愛情表現

 24日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)において、インパルス・堤下敦について触れられた。

 岡村はiPadで動画を見ようと思ったがパスワードを忘れたのとOSの更新をしておらず動かなかったエピソードを話した。これを受けリスナーから「インパルスの堤下さんもiPadminiを買ってパスワードを忘れて困っている」と報告メールが届いた。

 岡村は堤下がiPadを使っていることを憂慮し「大丈夫なのか。昔、一般人にキレとったやろ? ツイキャスかなんかで『うるせぇ、バカ、この野郎』みたいに言ってたやろ」と話し始めた。さらに「アカンで。牛乳飲んだら、あんなことになんねんから」とツッコんだ。

 これは岡村の堤下イジりの“お約束ネタ”といえる。堤下は17年6月に、スーパー銭湯で牛乳と一緒に睡眠薬や抗アレルギー薬などを飲み、意識がもうろうとしながらの運転で電柱に衝突。道路交通法違反(過労運転、事故不申告)の罪で略式起訴されている。以来、岡村は「牛乳を飲んだからそういうことになった」とイジり続けているのだ。

 これは岡村なりの後輩堤下への愛情表現ともいえる。岡村の「牛乳飲んだらアカンやろ」に対し堤下の「牛乳はいいんです」は、もはや鉄板ネタとなり、昨年末に堤下が同番組に出演した際にもこのやりとりが見られた。昨年11月に『ナカイの窓』(日本テレビ系)で地上波のバラエティに復帰を果たした堤下だけに、今度はテレビの中で岡村から“愛あるイジリ”を受けたいところだろう。

 なお、この日の放送ではリスナーから報告を受けた堤下本人からもメールが届いた。活動を再開して3カ月近くがたつが、やはり仕事がなくヒマな状態が続いているようだ。吉本は芸人に対しての社会保障はほぼないといえる。先輩による後輩イジりが、芸能人として名前を消さないための保険として機能しているのかもしれない。
(文=平田宏利)

インパルス・堤下敦が中居正広『ナカイの窓』で地上波復帰! 背景は?

 28日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)に、先ごろ芸能活動の再開を発表したインパルスの堤下敦が出演する。地上波のバラエティ番組として、復帰後初の“お茶の間”登場となる見込みだ。

 堤下は2017年6月に自損事故、さらに同年10月にも人身事故を起こし、芸能活動を休止していた。約1年間の休業期間を経て、18年10月より地元の「神奈川県住みます芸人」として芸能活動再開を発表。しばらくは地元での活動が中心になると見られていたが、全国区でのテレビ復帰には、どのような背景があるのだろうか。

「ひとつは中居正広が手を差し伸べたということでしょう。中居と堤下は同じ神奈川県出身であり、野球経験者と共通項が多い。中居は過去には、『週刊文春』(文藝春秋)で報じられた不倫騒動で全てのレギュラー番組を降板したベッキーを、自らの番組『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で復帰させてします。もともと同番組にベッキーが出演していた事実がありますが、実質3カ月強での復帰に『早すぎるのでは?』と批判が殺到しました。こうした批判は織り込み済みの上で、中居の意向が強く働いたのではないでしょうか」(業界関係者)

 もうひとつが、中居と親交のあるダウンタウン・松本人志との関わりだ。

「松本は堤下の復帰に関しては『嫌いだけど頑張ってほしい』といったコメントを『ワイドナショー』(フジテレビ系)で残しています。これは松本ならではのジョークというべきものでしょう。松本は過去に、同い年の後輩芸人・板尾創路が淫行事件を起こした時に、自ら吉本興業の上層部に働きかけて復帰に尽力した経緯もあります。やはり後輩を応援したい気持ちはあるでしょう。中居にも、なんらかの言葉を伝えていたのかもしれません」(同)

 復帰する堤下を応援する人間は多いだけに、今後、周囲の期待を裏切るようなことがあってはならないのは当然だ。
(文=平田宏利)

インパルス・板倉俊之が“相方不在ネタ”でブレイク? ピンチで開花した板倉の腐りキャラ

 7月19日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に、インパルスの板倉俊之が出演。相方・堤下敦が不在であることをネタにして笑いをとっていた。

 まず番組ではロッチの中岡創一が、相方のコカドケンタロウが話しかけてくれないことを不満だと訴える。するとMCのダウンタウン・松本人志が、相方の浜田雅功はピンの番組で自分の話を一切しないと主張。「俺はピンの番組で浜田の話を結構する」「なんでせえへんの!? 別にいいけどなんかちょっと腹立つ。なんかちょっと寂しい」と、相方トークを繰り広げていく。

 この話を無表情で寂しそうに聞いていたのが板倉。浜田から「大丈夫か?」と話を振られると、「ロッチさんの悩みなんてままごとみてえなもんだ」と切り出した。堤下は17年10月に車で追突事故を起こして書類送検され、謹慎処分になっている。板倉はそんな堤下をイジり、「僕の相方が現実の世界でマリオカートやっちゃったんですよ」とコメント。

 さらにいつもなら、相方トークの時に楽屋のエアコン設定温度で堤下と揉める話をすると明かす。そして板倉は誰もいない横を見つめながら、「もう(堤下は)いないんだな…」と悲しそうに発言していた。

「板倉の堤下ネタに、視聴者からは『悲しいネタだけどめちゃくちゃ面白いwww』『板倉が喋るたび爆笑してしまう』『板倉さんの闇が深過ぎてマジ好き』『切ない板倉が面白すぎる』といった声が続出。実は最近板倉は相方不在をネタに変えることに成功し、徐々に露出が増えています」(芸能ライター)

 板倉は『ゴッドタン』(テレビ東京系)に、“腐り芸人”として出演。相方だけが売れているハライチ・岩井勇気や平成ノブシコブシ・徳井健太とはまた違う腐り方を披露し、爪痕を残していた。

「7月7日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で板倉は、幸せを妬むキャラとして登場。おばたのお兄さんと山崎夕貴アナウンサーの結婚をやっかんで爆笑をかっさらっていました。板倉の活躍っぷりに、一部では『コンビで出演してる時よりも生き生きしていて個性も際立っている』といった評価も。堤下の謹慎というピンチによって、板倉の才能が開花したのかもしれません」(同)

 果たして堤下が戻ってきたとき、板倉の横に居場所はあるのだろうか。

インパルス板倉と袴田吉彦は同じ枠!? 『アメトーーク!』で明かされた、生々しい“類似タレント”事情

「類似タレント」なる言葉がある。その意味を把握している者は、いまや市井にも多いはずだ。端的に、イメージが似ている有名人のことを指す。

 わかりやすい例で言うと、出川哲朗と上島竜兵(ダチョウ倶楽部)は「リアクション芸人」というくくりで類似タレントだろう。ハーフというくくりにも類似タレントは多数存在するし、ツッコミ芸人も同様。意外なところでは、大竹まことが「よく、CMのキャスティングでこの人と最後まで争ってたという話を聞く」と、高田純次の名前を挙げていたことを覚えている。

 そう、類似タレントは同じ方向を向く戦友であり、キャスティング時にはライバルのような存在になる。一つの企画が決まり、そこに当てはめたいタレントのイメージがあったとする。その座席をめぐり、当人不在の会議室や企画書上で人知れずイス取りゲームが行われているのだ。

■麒麟・川島、インパルス・板倉の類似タレントは?

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、一般人が知り得なかった(知らなくても良かった)スキルや情報をエンタテインメントに昇華し、内部事情を視聴者に共有する形で人気を博してきた番組だ。いまや常識となった「ひな壇トーク」という概念は、この番組が広めたものである。

 だとしても、5月10日放送分の攻め気は目を引いた。タイトルがすごい。「(仮)バラシ芸人」である。番組が(仮)で収録日のスケジュールを押さえるも、直前になってバラされる(キャンセルされる)芸人にスポットを当てた企画だ。

 なぜ、バラされるのだろう? (仮)で押さえられるのはあくまで第2希望、第3希望のタレントであり、心底出演してほしい本命のタレントは別にいる。その本命が出演OKと返答したため、第2希望以下である彼ら彼女らはバラされたのだ。

 ここで気になるのは、自分の代わりに誰が出演しているのかということ。当の(仮)バラシ芸人もそれは気にしているらしく、オンエアでチェックすることもしばしば。結果、類似タレントを自然と把握することになる。例えば、麒麟の川島明は以下のように分析している。

「僕の場合だと、若林くん(若林正恭/オードリー)だとか、あっちゃん(中田敦彦/オリエンタルラジオ)がいたりだとか」

 若林正恭、中田敦彦、川島明……。なるほど、芸のマイルドさや使い勝手など、いくつかの共通項を彼らから見出すことは可能だ。

 悔しげな表情を浮かべる川島であったが、そこにインパルスの板倉俊之がかぶせた。なんと彼、「川島の代わり要員」としてのキャスティングが多いというのだ。

「テレビを点けたら僕が(仮)でバラされた番組がやってて。川島さんがバンバン大喜利に答えて、ドッカンドッカン受けてたんですよ。だからと言ってこれをね、誰にどうぶつけるんですか? 番組に言っても見苦しいし、マネジャーに言っても見苦しい」(板倉)

 板倉の悲しみのステージは続く。

「昨年のアレ(相方・堤下敦の謹慎処分)から、袴田吉彦さんとかぶったりするんですよ。でも、勉強になりました。あっちの“お騒がせ界”にもピラミッドがあるんだなって。離婚したての人がNGだと僕が呼ばれて、不幸話をするみたいな。『来年はいいことありますように』って神社行くロケにキャスティングされたり」(板倉)

 センスあるコントに定評のあった板倉が、まさか袴田と類似タレントになるとは夢にも思わなかっただろう。

 もっとわかりやすい例もある。今回、パンサーの尾形貴弘とあばれる君も出演しているのだが、この2人は完全に類似タレントだ。大声を出し、汗をかいて頑張る若手枠。それは、当人らも承知のよう。

「バラされた番組のオンエアは、絶対チェックするんですよ。そうすると、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤(斉藤慎二/ジャングルポケット)、この3人が絶対出てるんですよ。でも、何が違うの!? どこで順番を決めてるの!?」(尾形)

 出川と上島という、わかりやすい例のみではない。今回、この企画で生々しき類似タレントの例が白日の下にさらされた。「若林正恭、中田敦彦、川島明」、「板倉俊之、袴田吉彦」、「パンサー緒方、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤」。

 特に注目は、「板倉俊之、袴田吉彦」だ。2年前なら、両者は決して同じくくりの中にいなかったはずだから。

 芸能界の情勢に応じ、類似タレントはドンドン変容していく。数年後、あらためてその時点での「類似タレント」を確認するのも面白そうだ。「(仮)バラシ芸人」、今後も定期的に放送してほしい企画の一つである。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

インパルス板倉と袴田吉彦は同じ枠!? 『アメトーーク!』で明かされた、生々しい“類似タレント”事情

「類似タレント」なる言葉がある。その意味を把握している者は、いまや市井にも多いはずだ。端的に、イメージが似ている有名人のことを指す。

 わかりやすい例で言うと、出川哲朗と上島竜兵(ダチョウ倶楽部)は「リアクション芸人」というくくりで類似タレントだろう。ハーフというくくりにも類似タレントは多数存在するし、ツッコミ芸人も同様。意外なところでは、大竹まことが「よく、CMのキャスティングでこの人と最後まで争ってたという話を聞く」と、高田純次の名前を挙げていたことを覚えている。

 そう、類似タレントは同じ方向を向く戦友であり、キャスティング時にはライバルのような存在になる。一つの企画が決まり、そこに当てはめたいタレントのイメージがあったとする。その座席をめぐり、当人不在の会議室や企画書上で人知れずイス取りゲームが行われているのだ。

■麒麟・川島、インパルス・板倉の類似タレントは?

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、一般人が知り得なかった(知らなくても良かった)スキルや情報をエンタテインメントに昇華し、内部事情を視聴者に共有する形で人気を博してきた番組だ。いまや常識となった「ひな壇トーク」という概念は、この番組が広めたものである。

 だとしても、5月10日放送分の攻め気は目を引いた。タイトルがすごい。「(仮)バラシ芸人」である。番組が(仮)で収録日のスケジュールを押さえるも、直前になってバラされる(キャンセルされる)芸人にスポットを当てた企画だ。

 なぜ、バラされるのだろう? (仮)で押さえられるのはあくまで第2希望、第3希望のタレントであり、心底出演してほしい本命のタレントは別にいる。その本命が出演OKと返答したため、第2希望以下である彼ら彼女らはバラされたのだ。

 ここで気になるのは、自分の代わりに誰が出演しているのかということ。当の(仮)バラシ芸人もそれは気にしているらしく、オンエアでチェックすることもしばしば。結果、類似タレントを自然と把握することになる。例えば、麒麟の川島明は以下のように分析している。

「僕の場合だと、若林くん(若林正恭/オードリー)だとか、あっちゃん(中田敦彦/オリエンタルラジオ)がいたりだとか」

 若林正恭、中田敦彦、川島明……。なるほど、芸のマイルドさや使い勝手など、いくつかの共通項を彼らから見出すことは可能だ。

 悔しげな表情を浮かべる川島であったが、そこにインパルスの板倉俊之がかぶせた。なんと彼、「川島の代わり要員」としてのキャスティングが多いというのだ。

「テレビを点けたら僕が(仮)でバラされた番組がやってて。川島さんがバンバン大喜利に答えて、ドッカンドッカン受けてたんですよ。だからと言ってこれをね、誰にどうぶつけるんですか? 番組に言っても見苦しいし、マネジャーに言っても見苦しい」(板倉)

 板倉の悲しみのステージは続く。

「昨年のアレ(相方・堤下敦の謹慎処分)から、袴田吉彦さんとかぶったりするんですよ。でも、勉強になりました。あっちの“お騒がせ界”にもピラミッドがあるんだなって。離婚したての人がNGだと僕が呼ばれて、不幸話をするみたいな。『来年はいいことありますように』って神社行くロケにキャスティングされたり」(板倉)

 センスあるコントに定評のあった板倉が、まさか袴田と類似タレントになるとは夢にも思わなかっただろう。

 もっとわかりやすい例もある。今回、パンサーの尾形貴弘とあばれる君も出演しているのだが、この2人は完全に類似タレントだ。大声を出し、汗をかいて頑張る若手枠。それは、当人らも承知のよう。

「バラされた番組のオンエアは、絶対チェックするんですよ。そうすると、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤(斉藤慎二/ジャングルポケット)、この3人が絶対出てるんですよ。でも、何が違うの!? どこで順番を決めてるの!?」(尾形)

 出川と上島という、わかりやすい例のみではない。今回、この企画で生々しき類似タレントの例が白日の下にさらされた。「若林正恭、中田敦彦、川島明」、「板倉俊之、袴田吉彦」、「パンサー緒方、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤」。

 特に注目は、「板倉俊之、袴田吉彦」だ。2年前なら、両者は決して同じくくりの中にいなかったはずだから。

 芸能界の情勢に応じ、類似タレントはドンドン変容していく。数年後、あらためてその時点での「類似タレント」を確認するのも面白そうだ。「(仮)バラシ芸人」、今後も定期的に放送してほしい企画の一つである。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

インパルス・堤下敦、ガリガリガリクソン……よしもと“交通事故芸人”が「復帰絶望」の深いワケ

 昨年10月に横浜市の国道で乗用車を運転中に停車中のごみ収集車に追突し、2人に軽傷を負わせたお笑いコンビ・インパルスの堤下敦が、11日に過失運転傷害の疑いで書類送検された。

 昨年6月にも、睡眠薬や抗アレルギー薬などを飲み、意識がもうろうとしながらの運転で電柱に衝突し、道路交通法違反(過労運転、事故不申告)の罪で略式起訴されている堤下。人気芸人から一転、ネガティブなイメージが定着してしまった。

「堤下は昨年10月の事故により、ネットの冠番組や、来月から上演される元AKB48・篠田麻里子主演舞台『アンフェアな月』を降板。一方、相方の板倉俊之は現在、よしもとの劇場でピンネタを披露しており、これが大ウケ。さらに、小説『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』(KADOKAWA)を手掛けるなど作家としても注目されており、堤下がいなくても才能を発揮しています」(芸能関係者)

 謹慎中のよしもと芸人といえば、昨年5月に酒気帯び運転の疑いで逮捕されたガリガリガリクソンは、事故から約8カ月が経つが、いまだ復帰のウワサは聞こえてこない。

「事件以降、Twitterの更新が停止しているガリクソンですが、投資で生計を立てている模様。ガリクソンは、飲酒運転という悪質さもさることながら、事故数日後に開設した“裏アカ”で居酒屋のメニューの写真と共に『さけうめー! ばーか!』と投稿するなど、全く反省していないことが発覚。さらに、知人に闇金まがいの高利貸しをしていたことが週刊誌に報じられるなど、金絡みのヤバイウワサも絶えない。そんな悪評が、謹慎期間を長引かせているようです」(同)

 昨年まで毎年、吉本興業や産經新聞社などが主催する「淀川 寛平マラソン」に参加し、記者会見にも登壇していたガリクソン。今年も3月に開催されるが、昨年8月に行われた会見では、よしもとの先輩芸人・たむらけんじがガリクソンについて「周囲に『吉本でずっと芸人をやっていきたい』と話している」と明かし、「禊ぎランをやらしていただいて」「ベストタイムを更新できたら、その場で復帰。できなければ、謹慎をあと半年とか」と、ガリクソンの復帰を後押ししようとしていた。

「今年もガリクソンがマラソンに参加するか否かが注目されているものの、同大会は国土交通省や大阪府、大阪市教育委員会といった行政や公的機関が多く後援しており、たむらの復帰プランは現実的とは思えない。また、復帰が実現しても、例のごとく『吉本は身内の犯罪に甘い』と大バッシングされるでしょうね」(同)

 昨年は、NON STYLE・井上裕介の当て逃げ事件をはじめ、所属タレントによる路上での事件・事故が続いたよしもと。今年もまた「身内に甘い」と言われてしまうのだろうか?