「夫は、子どもが生まれる前に戦争で亡くなった」 シリア難民キャンプに暮らす女性たちの実情

<p>――本間さんは、難民キャンプでどんな活動をされていたんですか?</p> <p>本間美里さん(以下、本間) 13歳以上を対象にした青少年向けのコミュニティ施設で、少しでも楽しい時間を提供する役目でした。キャンプ内には何も娯楽がなくて、みんな時間を持て余しているんです。それで、世界中のNGOなどが、いろいろなアクティビティを体験できる施設を作っていて、例えば、韓国のある団体は、テコンドー道場を作って、週に何回か韓国人の先生がテコンドーを教えに来てくれる。それって、すごく健全な時間の使い方ですよね。ボーッとしてたら、あまりいいことを考えないので。集中してものを見たり、何かをやっている時間は、自分の置かれている厳しい環境を忘れられる。だから、顔を出してくれた子たちには、学校ではないので「絶対来てね」とは言えないけれど、「来たかったらおいで」と声をかけるようにしました。</p>