アンミカのポジティブ正論に何も言えなくなる、「婦人公論」のきょうだいインタビュー

 「婦人公論」7月号(中央公論新社)が発売中です。今月号の特集は「きょうだいの壁」。これまで同誌では、“夫・母・子ども”関連の話題が取り上げられがちでしたが、そこに“きょうだい”も加わってきました。いわく、大人になって距離ができていたきょうだいでも、年を取るにつれて「親の介護や看取り、相続のほか、病を抱えたきょうだいのサポートなどで、再び向き合う機会が増える」のだとか。

 由紀さおり・安田祥子姉妹、ビリー・バンバンなど、実に「婦人公論」的なシブいきょうだいたちがインタビューに登場し、きょうだいの良さを語っていますが、読者アンケートのコーナーでは「関係が悪く、疎遠になったきょうだいはいますか」の質問に「はい」と答えた人が84%と出ています。果たして、中高年きょうだいの現実とはどんなものなのでしょうか。早速、中身を見ていきましょう!

<トピックス>
◎読者アンケート 私たちが絶縁した理由
◎読者体験手記 金の切れ目が縁の切れ目!?
◎アンミカ 押し寄せる試練で深まった5人の絆

みんなが由紀さおり・安田祥子みたいにはいかない

 中高年きょうだいに迫る特集「きょうだいの壁」。由紀さおり(76歳)・安田祥子(81歳)は、姉妹デュオ41年目を迎えた歴史を語ったり、ビリー・バンバンの菅原進(75歳)は、兄の菅原孝(78歳)から「親の顔が見たいよ」と言われると「同じ親だろ」と返す“きょうだい鉄板ネタ”を明かしたり、和やかなインタビュー記事が続きます。

 しかし、読者アンケート「私たちが絶縁した理由」では一転。不穏なタイトルからも察しが付くとおり、「関係が悪く、疎遠になったきょうだいはいますか?」の質問に「はい」と答えた読者は84%、「会う頻度はどれくらい?」の質問に「絶縁状態である」と答えた読者も46%に上りました。「距離を置いた理由」の回答第1位は「相続」。「妹が、私と弟の知らぬ間に父の印鑑を使って遺産を妹夫婦のものにしようとした」(75歳)、「父が亡くなった途端、8年ほど音信不通だった弟が実家に来て長男面をした」(49歳)、など憎しみがにじみ出る回答が紹介されています。

 「専門家が教える 介護と相続で仲違いしないヒント」というコーナーに登場する税理士・秋山清成氏の見解によれば、ずばり「財産が少ないほど争いは起きやすい」そう。「お金持ち一族の相続争いは、一度も見たことがない」「そもそも資産が多い家は、あらかじめ相続対策をしっかりと行っている」とのこと。耳が痛い話であるとともに、読者アンケート回答層の切ない経済事情が垣間見えた気がします。

金の切れ目できょうだいの縁が切れた読者たち

 読者体験手記の紹介コーナーも、テーマはきょうだい間の金銭トラブル。姉の息子が借金を作ったことで相続放棄せざるを得なくなった女性(73歳)と、父親のきょうだいに悩む女性(40歳)の投稿が紹介されています。後者の投稿者の父親は、父親の弟・妹、合計4人に金銭的援助をしすぎているとのこと。自分が興した会社にも雇ったうえ、その会社のカネまで使い込まれている……とか。

 父親の言い分は、両親の「きょうだい仲よく」という言葉を守っただけというものですが、「家に入れるお金より、弟や妹たちに費やした金額のほうがはるかに多い」「この人たちは生来の守銭奴だ」と憤る投稿者。事故で脳に損傷を負った父親に代わり、「彼らと闘い続ける」「逃げるわけにはいかない」と煮えたぎる思いをつづっています。その決意を支えるのは、「父の財産は、母や私の財産でもあるのだ」という思い。父親の弟・妹側は、「兄の財産は、私たちの財産でもあるのだ」「姪は生来の守銭奴だ」と思っているかもしれないな……と想像すると複雑です。

 前述の税理士が言う「お金持ちは相続で揉めない」が真実とすると、人の金をあてにせずともそこそこ満足して生きられるくらいに、日本の財政が復活してくれることを願うしかないのかもしれません。

アンミカの「感謝」「絆」あふれる壮絶過去話に漂うもの

 由紀さおり・安田祥子やビリー・バンバンの平和なきょうだいインタビューと、読んでいると気が重くなってくる読者の中高年きょうだい事情。その間には深い河が流れているようですが、そのどちらとも違う次元のオーラを漂わせているのが、アンミカのインタビュー「貧困、いじめ、早すぎる両親との別れ 押し寄せる試練で深まった5人の絆」です。

 アンミカは兄・姉・妹・弟の5人きょうだい。アンミカいわく、それぞれが自分の特技を生かして自立しており、年末年始はアンミカ夫妻に伴ってハワイで過ごしたり、LINEでしょっちゅうやりとりしたり、物理的距離はあっても「心はずっと繋がって」いて、「強い絆」で結ばれていると語っています。その理由はというと、「一緒に困難を乗り越えてきた」から。貧困・韓国人差別・いじめ・ヤングケアラー・中学時代の母親の死・20代での父親の死など、壮絶な困難を前に、互いを支え合ってきたのだそうです。

 そんなアンミカきょうだいが大事にしているのは、「感謝を忘れないこと」。いじめを受けたときに相談した神父の言葉――「神様はその人をより幸せにするために、その人にしか乗り越えられない苦労をお与えになる」「自分から被害者意識を取り除くことが大事」を胸に生きてきたと語ります。こすり尽くされた感もある自己啓発書的な言葉が並びますが、できすぎた物語的な人生を送るアンミカに言われると、何も言えなくなります。

 読者アンケートや体験手記コーナーを読んでいるうちに、「お金持ちには相続争いが起きないとか言われてもねぇ……今はこんな時代だから、みんなお金に困っているのはまあ、しょうがないよな……」という諦めの気持ちがわいてきましたが、だんだん脳内に、アンミカの「被害者意識持つだけじゃアカンねん!」「神様ってな、乗り越えられない苦労は与えないねん!」「どんなときも感謝と笑顔だけは忘れたらアカンねん!」(内容・関西弁ともに想像)という声が響くようになりました。

 この、誰しもどこかで聞いたことのあるであろうポジティブ正論を、疑問を持たず堂々と言えるようになることが、物語的な人生を歩む第一歩なのか? そんなことを考えさせられるアンミカインタビューでした。

アンミカが売れ続けるのは? 現場スタッフからの絶大なる支持「いてくれたらラクできる」

 相変わらずテレビ界で大活躍中なのが、アンミカだ。4月からスタートした日本テレビ系情報番組『DayDay.』では火曜日のレギュラーコメンテーターに就任、そのほかTOKYO MX『土曜はカラフル!!!』のMCを担当するほか、自身の冠番組『通販の女王アンミカ ゼヒモノSP』(日本テレビ系)も好評だ。さらにP&Gジャパン「アリエール ジェルボール」やメガネ専門店「JINS」などのCMにも出…

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アンミカ、『バイキングMORE』降板危機? 夫の不正受給疑惑「説明なし」のままで…スポンサー筋からも追及か

 ワイドショー『バイキングMORE』(フジテレビ系)などで見せる辛口コメントが売りのモデル・タレントのアンミカが窮地に立たされているという。

 アンミカといえば、9月9日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、夫で実業家のセオドール・ミラー氏の会社が雇用調整助成金を不正受給しているとの疑惑を報じた。13日に出演した『バイキングMORE』でアンミカは、「本当にお騒がせしております」と謝…

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アンミカ、経産官僚の不正受給に「ほんとバカタレが!」心無い犯罪ばかりで怒りコメント連発

 28日放送のフジテレビ『バイキングMORE』にモデルでタレントのアンミカが出演。怒りのコメントを連発した。

 まず、経産省のキャリア官僚2人が新型コロナの経済支援策「家賃支援給付金」約550万円をだまし取った疑いで逮捕された事件。

 アンミカはコメントを求められると「ほんとバカタレが! ですね」と怒り爆発。「こんなみなさんが困ってる時期、給付金も届かへん、待って…

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アンミカ、工藤静香と珍しい2ショット公開で失笑相次ぐ「お世辞が分かりやすい!」

 モデルでタレントのアンミカが自身のインスタグラムで、工藤静香との2ショット写真を披露して話題になっている。

 アンミカは17日にインスタグラムを更新し、「【CHANEL マドモアゼル・プリヴェ展-ガブリエル シャネルの世界へ~】に行ってまいりましたよ」と、現在都内で開催されているシャネル展のオープニングパーティーを訪れたことを報告。工藤と撮影した2ショット写真などを披露した。

 アンミカは写真について、「お肌や髪がピカピカの工藤静香さん」と紹介。工藤はベージュのコートを着用しており、アンミカはハットを被り、黒を貴重としたスタイリッシュな服装をしていたが、そんな自身の格好についてアンミカは「私は【プラダを着た悪魔】のアン・ハサウェイ風にシャネルを着用して」と説明し、こだわりを匂わせていた。

 このアンミカの投稿にインスタグラムには、「おふたりとも素敵!」「プラダを着た悪魔のワンシーンみたい」といった声が集まっていたが、ネット上からは、「ピカピカって…お世辞が分かりやすすぎる」「取り合えず褒めときゃいいって感じだね」「どこがピカピカなんだ?」といった声も集まっていた。

 なかなかない珍しい組み合わせだっただけに、さまざまな反応が飛び交っていた。

アンミカ、工藤静香と珍しい2ショット公開で失笑相次ぐ「お世辞が分かりやすい!」

 モデルでタレントのアンミカが自身のインスタグラムで、工藤静香との2ショット写真を披露して話題になっている。

 アンミカは17日にインスタグラムを更新し、「【CHANEL マドモアゼル・プリヴェ展-ガブリエル シャネルの世界へ~】に行ってまいりましたよ」と、現在都内で開催されているシャネル展のオープニングパーティーを訪れたことを報告。工藤と撮影した2ショット写真などを披露した。

 アンミカは写真について、「お肌や髪がピカピカの工藤静香さん」と紹介。工藤はベージュのコートを着用しており、アンミカはハットを被り、黒を貴重としたスタイリッシュな服装をしていたが、そんな自身の格好についてアンミカは「私は【プラダを着た悪魔】のアン・ハサウェイ風にシャネルを着用して」と説明し、こだわりを匂わせていた。

 このアンミカの投稿にインスタグラムには、「おふたりとも素敵!」「プラダを着た悪魔のワンシーンみたい」といった声が集まっていたが、ネット上からは、「ピカピカって…お世辞が分かりやすすぎる」「取り合えず褒めときゃいいって感じだね」「どこがピカピカなんだ?」といった声も集まっていた。

 なかなかない珍しい組み合わせだっただけに、さまざまな反応が飛び交っていた。

「カマキリ食べた」「実家は他人の家の2階」……貧乏をネタにして大成した芸能人たち

 いまや“貧乏”は、ネタになる時代になったようだ。2月6日深夜放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)にて、「実家がビンボーすぎた美女SP」という特集が放送され、モデルの梨衣奈、佐藤エリ、元℃-uteの岡井千聖、元NMB48の三秋里歩、女優の緑川静香が登場。「ウサギを捕まえて食料にしていた」「押入れをベッド代わりにし、寝ていた」「竹が家の床を突き破って生えていた」など、一度聞いたら忘れられないような幼少期の貧乏エピソードが次々と飛び出し、話題となっていた。

 まるで、「戦時中か!」とツッコんでしまいそうな貧乏エピソードを持つ彼女たち。現在は芸能界で活躍し、着々とキャリアを積んでいる。だが芸能界には、貧乏ネタを売りにして大成功を収めた芸能人は他にもいる。

 俳優の風間トオルも、その一人。幼少期は祖父母のもとで生活していたが、高齢で働けない祖父母との生活は困窮していたそう。家には時計がなく、太陽や月の位置で時間を把握していた。腹が空きすぎて、道端に生えている草や花、生きたカマキリを食べた。さらには頭が割れて大量出血した際も、傷口に唾を付けて直したなど、聞くだけで涙を流しそうになるエピソードを明かしている。しかし、そんなつらい時代を生き抜いた彼もメンズファッション誌「メンズノンノ」(集英社)でノンノ・ボーイフレンドとしてデビュー後、数々のドラマ・映画に出演し、一躍人気俳優に。

「一度、俳優としての人気が下火になりましたが、貧乏エピソードを数々のバラエティ番組で披露し、再び人気になりました。また、貧乏エピソードが世間で話題になり、『ビンボー魂 おばあちゃんが遺してくれた生き抜く力』(中央公論新社)という書籍を16年に発売しています」(芸能ライター)

 貧乏時代の苦労がいまやっと報われてあっぱれと言いたくなるような人生である。一方女性芸能人にも風間と同じように大成した人物が。その人物とはモデルでタレントのアンミカだ。

 彼女の実家は、他人の家の “2階部分”で広さは4畳一間。そこに家族7人が住んでいたというから驚きだ。しかし、その家も小学生の頃に火事に。家が火事になったと知らない彼女は、学校の校庭にある遊具に上り、火事を見ながら「あっ! 火事だ! 燃えろ~、燃えろ~」と兄弟たちと明るく歌った、というエピソードをバラエティ番組で明かしていた。

 彼女も苦労人であるが、高校卒業後、モデルになるべくパリへ留学。20歳でパリコレクションにモデルとして参加し、その後広告やCMなどに出演。現在では、しゃべりのうまさから通販番組に出演するなど、さまざまな分野で活躍。また、私生活では12年に結婚したのだが、これがスゴイ家系なのだ。

「制作会社を経営している彼女の夫は、アカデミー賞にノミネートされた映画『マネーボール』(2011年)や『フォックスキャッチャー』(14年)などを監督したベネット・ミラーの実弟です。また、そのつながりで、名だたるハリウッド俳優や女優とも付き合いがあるよう。まさに“シンデレラ”のような人生ですよね」(同)

 貧乏をネタにしている芸能人はたくさんいるが、2人のように成功を収めているのはごくわずか。『夢なら醒めないで』に出演した5人の美女たちも、成功できるのだろうか。

アンミカの“窃盗逮捕”マネジャーが知人にこぼしていた愚痴「彼女は見下すことばかり言う……」

「信頼していた身近な人物のことなので、ショックを受けてはおります」とマネジャーによる窃盗被害について語ったタレントのアンミカだが、そのマネジャー男性は、アンミカ本人のいないところで、彼女の悪口とも受け取れるエピソードを、たびたび口にしていたという。

「アンミカさんは裏表が激しく、人前では『友達みたいな関係』と言っておいて、2人だけになると自分を見下すことばかり言う……というような話を聞きました」

 こう話すのは、芸能とは無関係な仕事をしている男性で、アンミカ本人と面識はないが、問題のマネジャーとは以前より知り合いだった。マネジャーからは仕事上の愚痴を聞くことが多く、中には「そんな内輪の話を、ここでしちゃっていいのか?」と思うこともあったという。

「『テレビ出演の際、番組側に文句を言うようアンミカさんから命令されて、嫌な役回りをさせられた』とか、『“事務所には内緒にしろ”と言われて、業務とは関係ない私生活上の手伝いをさせられた』とか、そんなことを言っていました。でも、泥棒したり、嫌がらせみたいなことをするような人には見えなかった」(同)

 仕事上の不満が、犯行の引き金だったのだろうか? マネジャーだった滝口恭平容疑者は、年末年始に、都内のアンミカ宅に合鍵を使って侵入。アンミカの夫が所有する100万円相当の高級腕時計を盗んだ住居侵入と窃盗の疑いで、1月に逮捕された。警視庁高輪署によると、盗難はアンミカの所属事務所・テンカラットの調査で発覚し、滝口容疑者が犯行を認めて署に出頭したという。事件後、滝口容疑者は事務所を解雇されている。

 別の芸能プロの関係者によると「タレントのマネジャーは、基本すべての仕事に同行し、舞台裏も一緒にいるため、タレントも気の許せる相手として信頼し、家の合鍵を渡して、付き人や家政婦みたいな使い方をすることも多い」という。

「ただ、金持ちのタレントから“上から目線”で使われることに、内心、不満を抱いている人も少なくないんです。そこは、上手なタレントだったら日ごろから私的に小遣いやプレゼントを渡すなどして忠誠心を高めさせますけど、中にはそういう下働きが当たり前のような態度でコキ使うタレントもいて、陰口を叩かれるんですよ」(同)

 アンミカがどんなふうにマネジャーに接していたかはわからない。それがたとえ相手の反感を買うようなことであっても、窃盗行為が許されるわけではないだろう。ただ、知人男性の話が事実なら、アンミカの接し方が犯行のきっかけになった可能性はありそうだ。

「アンミカさんのようなセレブ感全開のタレントは、付き合いの短いマネジャーを家に入れると、嫉妬されやすいとも思いますしね」と関係者。

 アンミカは韓国生まれ、大阪のコリアンタウンで育ち、23歳のときにフランスでモデルデビュー。その後、韓国と日本を行き来しながらタレント活動をこなし、韓国料理店や韓国化粧品のプロデュースなど、幅広い活動をしてきた。2012年、元ライブドア取締役の会社経営者と結婚し、住居は高級家具だらけの億ションというゴージャスな生活も明かしている。アンミカのブログで容疑者は、食事風景などを写真に撮られてイジられていた様子もあり、どうやっても立場が逆転することのないアンミカに、なんらかの不満を募らせたということはあるかもしれない。実際、滝口容疑者がどんな心境で犯行に及んだか、気になるところではある。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

金欠だった!? アンミカの「元マネ」逮捕で浮かび上がる、芸能プロの“ブラック体質”

 セレブモデル・アンミカの自宅から高級腕時計を盗んだ疑いで、元マネジャーの滝口恭平容疑者(28)が、窃盗と住居侵入の疑いで警視庁高輪署に逮捕された。同容疑者は2017年12月から今年1月までの間に、東京・港区のアンミカの自宅から、夫で実業家のセオドール・ミラー氏の、100万円相当の腕時計を盗んだ疑いが持たれている。

 1月19日、アンミカと事務所の上司に盗みの疑いを問いただされると、滝口容疑者は「これです」と言って、自分のかばんから腕時計を取り出したという。警視庁は、合鍵を使って部屋に入り、盗んだとみて捜査している。

 アンミカは24日、ブログを更新し「信頼していた身近な人物のことなので、ショックを受けてはおりますが、今後も変わらず、私らしく、明るく仕事に取り組んで参ります」とコメント。滝口容疑者を知る芸能関係者は「腰が低く、勤務態度は至って真面目。そんなことをするような男には、とても見えなかった」と驚きを隠さない。

 滝口容疑者はマネジャー歴も浅く、月給は一般企業以下。金欠で悩んでいた矢先に、アンミカの自宅に転がっている高級品の数々を見て、理性を抑えることができなくなったという。

 スポーツ紙記者は「上場しているプロダクションはしっかりしていますが、それ以外のプロダクションでは、食うに困るマネジャーは多くいます。芸能界の重鎮がオーナーを務める某事務所は、月給20万円で変わらない。業界の根本的な構造を正す必要があると思います」と話す。

 他方で、今回の件をめぐっては、こんな意見もある。芸能プロ幹部の話。

「事件化することを望まず、水面下で、示談のような形で話を収めることもできた。一説には、アンミカが厳罰を望んだそうだ」

 100万円相当の腕時計に目がくらんで、人生を棒に振ってしまった滝口容疑者に同情の余地はないが、期せずして今回の事件が、以前から問題になっている芸能プロダクションの“ブラックぶり”を、再び浮かび上がらせることになった。