TwitterやFacebook、インスタグラムなど、さまざまな手段で誰もが情報を発信できるSNS。スマートフォンユーザーの70%以上が何らかのSNSを利用しているといわれ、世界的ブームにまでなったアプリもあるが、最近は“SNS離れ”も増えているという。そこで、現在SNSをやっていないという男女100人に、「SNSを一切やらない(やめた)理由」を聞いてみた。
時間がもったいない
費やした時間の割に得るものが少ないと気づき、SNSを離れたとの声も多い。
・SNSをダラダラ見てしまって、寝不足になったり、やるべきことができなかったりしたことがあったのでやめた(30代/女性/正社員)
・やったところで自分になんのメリットもなく、時間の無駄だと思っているからです(30代/女性/無職)
・時間がもったいないから。SNSをやる時間があったらほかのことをしたい。またSNSは自分が満たされることよりも、イライラすることの方が多いから(20代/女性/無職)
・一度やると、いつの間にかはまってしまい、時間を失いそうだからです(40代/男性/正社員)
面倒くさい
アップするのも、他人の投稿に反応するのも、結構煩わしいもの。面倒に感じてやめた人も少なくない様子。
・1日に何回もアップして、反応を窺う奴らの承認欲求に付き合うのが面倒くさくなりました(30代/男性/個人事業主)
・「いいね!」をされたら返す、コメントされたら返すなど、びっくりするほど面倒くさいから(20代/女性/パート・アルバイト)
・返信や通知が煩わしくなったのが大きな理由。たくさんの人とつながることができる一方で、それが面倒だと思うこともしばしばあったから(20代/女性/正社員)
・始めたばかりの頃は楽しかったけれど、だんだんと人に見られている、人をずっと見ているように感じ、面倒に思うようになったため(20代/女性/パート・アルバイト)
・知らない人や、それほど親しくない人からも連絡がくるのが煩わしい(30代/女性/専業主婦)
・メールだけでも面倒に思う性格です。しばらくSNSをやりましたが、すぐに反応しないことを周囲から責められ、うざったくなってやめてしまいました(30代/女性/正社員)
面倒に感じるだけでなく、精神衛生上、良くないこともしばしば。いわゆる“SNS疲れ”が理由との声も多数。
・始めた頃は知り合いの近況がわかるので、閲覧を中心に利用していました。今では更新や発信をする人がいつも同じで、リア充感のあるコメントに疲れてきたこともあり、閲覧すらしなくなりました(30代/男性/正社員)
・友人たちが競い合うように充実した生活の写真をアップしている記事を見ることに疲れたからです(20代/女性/専業主婦)
・いただいたコメントに返信するとき、「こう書いたら相手が不快に思うかもしれない」というように考えてしまって返信に時間がかかり、楽しめなくなったからです。それと周囲の声がうるさくなったことも理由です(40代/男性/無職)
・友人たちのSNSを見て、リア充アピールがうっとうしく感じられたからです。あと、誕生日のメッセージなども義務感がありました(40代/女性/正社員)
・自分より幸せそうな生活を送っている人を見るのが疎ましくなったからです(40代/女性/個人事業主)
・複数の友人の不幸アピールがうっとうしくて、何気ない自分の生活さえケチがつくような気がして遠ざかりました(30代/女性/個人事業主)
振り回されてイヤになった
SNSが生活の中心になったり、周囲の反応に一喜一憂したりと、何かと振り回されて嫌気が差したという人も。
・フォローの数に翻弄される自分が嫌になり、気にしないために辞めました(30代/女性/正社員)
・「いいね!」の数を気にするようになり、「いいね!」が多くつかないと落ち込んでしまったためです(50代/男性/正社員)
・SNSが気になって事あるごとにチェックしてしまい、ほかのことに集中できなくなったから(30代/女性/専業主婦)
・SNSを見てマイナス面なことがわかったりするとショックだからです(20代/女性/正社員)
プライベートを知られたくない
思わぬところでつながってしまうのがSNS。むやみに現状を知られないためには、やらないのが一番なのかも。
・昔の知り合いとあまり連絡を取りたくなく、近況も知られたくないので、やめました(30代/女性/個人事業主)
・社会人になった時、会社に監視されていることを知り、やめました。職業柄かもしれないが、全部のSNSが監視されていると知り、怖くなりました(20代/女性/正社員)
・あまりプライベートを知られたくない人に知られてしまい、面倒になってやめてしまいました。友達になりたくない人も、電話番号やLINEでつながってしまうので利用したくないです(20代/女性/正社員)
見る必要性がなければ、必然的にSNSにアクセスしなくなるのも納得。
・他人が何を食べ、どこへ行ったかなんて、一切興味がない。だから、自分もそんな情報は発信しない。SNS上の人間関係の煩わしさに耐えられる気がしない。常にスマホを見ない(30代/女性/専業主婦)
・個人の価値観や考え方、プライベートに興味がない。不快な気持ちになるのを避けるため(30代/女性/正社員)
・自分は投稿や更新をあまりしない。他人の日々の生活に興味がない。嫌いな人とつながるのが嫌だから(20代/女性/パート・アルバイト)
個人情報の漏洩が怖い
ネット社会の危険性はSNSでも同じ。実害に遭ったとの声もチラホラ。
・Facebookで、まったく身に覚えのないダイエット成功の報告を自分の名前で発信されてしまったことがあり(パスワードをイニシャルだけにしていたので利用されたようでした)、それ以来怖くなって、全て辞めました(50代/女性/個人事業主)
・ネットストーカーにつけ回され、ほかのSNSに移ってもついてきたから(40代/女性/正社員)
・個人情報の漏洩や炎上などの問題があるので、やりたいとは思わない(30代/男性/個人事業主)
・ネット上の記録はずっと残るし、安易に発言してしまって、消したいと思っても消せないのは怖いので。個人情報流出も怖いです(40代/女性/パート・アルバイト)
発信することがない
発信したくなるほどの出来事は、そう毎日のように起こるものではないのかもしれない。
・友達に誘われて始めたけれど、自分から発信したいことなどないので続かなかった(40代/女性/パート・アルバイト)
・SNSに載せられるような大した出来事が、日常的にはないからです。それと、友人たちのキラキラと充実した日常を毎日見るのが苦痛なときもあったからです(30代/女性/正社員)
・アップするのが面倒くさいし、ネタ切れになった。ネタ探しにも疲れる(30代/女性/専業主婦)
・世の中に発信するほどの事柄が日常にはほとんどない、つまらない人生だからです(40代/男性/無職)
楽しさがわからない
楽しさを感じなければ、やりたくないのはある意味当然。
・Twitterをやってみましたが、使い方や利点がさっぱりわかりません。目の前にいる人との交流を大切にします(50代/男性/正社員)
・日常生活をつぶやいたり写真で公開したりする理由がないと思っているので(30代/女性/正社員)
・投稿して、不特定多数に発表する意味がわかりません。日記やアルバムは自己満足で十分です(30代/女性/パート・アルバイト)
・他人の発信を見ること、自身の情報を発信することに快感が得られないからです(20代/女性/正社員)
・自分から何かを不特定多数の人たちに発信したいと思わないから。そもそも写真を撮るのがあまり好きではない(40代/女性/専業主婦)
友達がいない
つながりありきの世界だけに、リアルな交友関係がネックになって二の足を踏んでいるとの声も。
・友達がいないから。という寂しい理由でやっていません。はやり始めたのが30代になってからでしたし、無理に周りに合わせてする必要もなかったので、いまさら始める理由もないし(友達がいないので)このままやらなくていいと思っています(30代/女性/無職)
・やりたいとは思うのですが、友達自体がいないのでできません(30代/男性/無職)