CM差し替えで宮迫博之の降板は不可避!? 後番組はあの人気コンビで『チドトーーク!』に決定か

 テレビ朝日の選択は打ち切りか、リニューアルかの二択となりそうだ。

 雨上がり決死隊・宮迫博之をはじめとする吉本芸人らが、振り込み詐欺グループの忘年会で「闇営業」していた騒動はいまだ収束する気配はない。そんななか、バラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)のCMが差し替えられていたことが話題を呼んでいる。

6月13日の放送回では、「豆腐大好き芸人」という通常通りの内容が放送されたものの、ナショナルスポンサーである三井住友銀行や、三菱UFJグループであるアコムのCMなどが流れず、公益社団法人ACジャパンのCMに差し替わっていた。

「宮迫本人が反社と認識していたかどうかにかかわらず、銀行にとって番組MCの宮迫が振り込み詐欺グループの忘年会で熱唱していたのは口座の解約騒動に発展するおそれもあり、看過できる問題ではない。このままスポンサーを継続とはいかないでしょう。また、ネット上では『アメトーーク!』のスポンサーを降板していない企業名がさらされており、CMが流れ続けるかぎり視聴者からの抗議が殺到するのは間違いない。反社会的勢力との関係遮断を方針に掲げている日清食品グループのCMはこの日も流れていましたが、同社は過去にも視聴者のクレームでCMを取り止めたことがありますから、次回以降で降りる可能性は高いと見ています」(広告代理店関係者)

 テレ朝は「放送予定に影響ありません」と説明しているが、ネット上では「何事もなく『アメトーーク!』放送してることに違和感を覚える」との声が続出。その一方で、「宮迫は解雇でもいいけれど『アメトーーク!』はマジで終わらないでほしい」「蛍原徹だけで『ホトトーーク!』希望」など、宮迫や闇営業にかかわった芸人を除いたメンバーでの番組存続を望む声も多い。

「MC交代となった場合、公認候補の最有力となるのは千鳥でしょう。『アメトーーク!』のプロデューサー・加地倫三氏は、気に入った芸人に関しては売れるまでとことんプッシュすることでも知られている。その加地氏の寵愛を最も受けているのが千鳥です。彼らは13年にレギュラー番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)の終了後に東京での仕事が激減しましたが、加地氏は『アメトーーク!』で千鳥のコーナーを作るなど起用し続け、それにより彼らはブレイクすることができた。実際、今年に入ってから『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)を立ち上げていますしね。また、最近は『かまいたち』もお気に入りですから、レギュラーで呼ばれるかもしれません」(放送作家)

 となると、新番組は『チドトーーク!』で決まりか。

松本人志、闇営業報道で“吉本が今後の対処模索中”と言及も「収束は不可能」?

 芸人たちが反社会的組織の忘年会に参加していたとの報道を受け、6月14日、テレビ朝日は吉本興業に対して所属タレントのコンプライアンス遵守の徹底を求めた。

「これは、カラテカ入江慎也の仲介でこの忘年会に参加していた雨上がり決死隊・宮迫博之が、MCを務める同局『アメトーーク!』に主犯格夫婦を招待すると声高らかに宣言している動画が公開されたためです。同局は社内調査を実施したものの、実際に夫婦が呼び込まれていたか確認できなかったと答えてましたが、この報道後、同番組ではAC広告が増えていたので、いくつかのスポンサーが下りた可能性が濃厚です。同局には、同じく会に参加していたロンドンブーツ1号2号の田村亮が出演している『ロンドンハーツ』もある。他への影響を考えて、対応を求めたようです」(放送関係者)

 また、吉本の対応に関しては、16日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)内でダウンタウンの松本人志も「吉本がいろいろやっていると思うので」と言及。その上で、現在は静観しているが、「何かモヤモヤっとするようでありましたら、ボクもちょっと何らかの処置というか間に入るなりしないと」と語っていた。

 では、吉本はコンプライアンス遵守のために何をするのだろうか?

「カラテカ・入江慎也のほかに楽しんごを解雇したことから考えられるのは、まず『闇営業禁止』。また、昨年不祥事続きだったジャニーズ事務所の例を挙げると、所属芸人たちに対し、コンプライアンス講習の実施。大まかに言ってこの2つでしょう。さらに言うと、この問題の余波で、所属している芸人たちから『雇用契約書を交わしていない』ということがバレ、こちらも問題となっていましたから、それも交わすようになるのでは?」(芸能記者)

 これを聞くと闇営業はなくなりそう。だが、それを行ったところで、「今回の問題は解決できないだろう」と先の芸能記者は、こう語る。

「闇営業ばかりがマスコミで取り上げられていますが、今回の問題では闇営業が悪いというわけではなく、“反社会的組織との関わりがあった”ということです。吉本では島田紳助が反社会的組織との付き合いが報道された際、すぐに『芸能界引退』を発表したことで、沈静化したことがあります。それだけに本来であれば、入江だけではなく宮迫ら参加した芸人たちも解雇するべき。ただ、それはできないでしょうから、やるなら徹底的なスケジュール管理や交際管理をするのがベスト。ですが、それをするのは他の事務所でも難しいので、できないかと。ネットでもこの点が言われており、『結局、今後もこういうことあるんだろうな』『闇営業禁止と言って本当の問題はうやむやにするんでしょ?』など、懐疑的な声がたくさん上がっています」

 吉本がこの報道を本気で沈静化させたいなら、やはり参加した芸人たちに“厳重注意”以上の処分を下さないと難しいのかも!?

闇営業動画流出で窮地の宮迫博之、「『アメトーーク!』に招待します」発言でスポンサー離れも

  写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)が報じた吉本芸人らによる闇営業問題で、雨上がり決死隊・宮迫博之の忘年会動画が流出、いよいよ窮地に立たされようとしている。

 振り込め詐欺グループの忘年会に参加していたことが発覚したのは宮迫のほか、カラテカ入江慎也、ロンドンブーツ1号2号・田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウ福島善成など。このうち、闇営業を仲介した入江は吉本興業を解雇となったが、そのほかの芸人たちは反社会集団の忘年会だとは知らずに参加し、さらに「ギャラはもらっていない」と主張しており、厳重注意にとどまった。

 そんななか、この忘年会で熱唱する宮迫の動画がネット上に流出。この忘年会は、詐欺グループの中で“会長”と呼ばれる男性の結婚披露宴を兼ねたものであり、宮迫が会長夫婦に対し「アメトーーク!に招待します」などと軽口を叩くシーンも動画には含まれていた。

「単なるリップサービスだとしても、あまりにも軽率な印象を受けるし、放送電波を自由に使う芸能人としての奢りまで感じてしまう。とくにこうした庶民感覚とズレた発言は致命的。吉本は厳重注意という処分でしたが、果たしてそれでスポンサーが納得するのでしょうか」

 そう話すのは、とあるテレビ局関係者だ。業界内では、このまま宮迫に対して、何の対処もしないのはリスクになるのではないか……という空気が流れ始めているという。

「反社会的勢力とのカラミが発覚した以上、法律を扱う『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)のレギュラーは外さざるを得ないのではないかと言われています。ただ、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)については事情が異なるんですよね」(同)

 雨上がり決死隊にとっては代名詞的番組である『アメトーーク!』だが、番組に対してはプロデューサーであるテレビ朝日の加地倫三氏が絶対的な力を持っているという。

「加地プロデューサーはテレ朝のバラエティーをトップクラスに押し上げた張本人として、局内では特別な存在となっているようです。加地Pの番組に対しては、局の上層部の意向よりも加地P本人の意向こそが優先されると言われている。つまり、加地Pが宮迫を使うと言えば、宮迫は生き残ることができるということ。スポンサーなどへの忖度はあまりしない加地Pがどう判断するのか、気になりますね」(同)

 気がついたら、宮迫が『アメトーーク!』にしか出ていない――なんていう展開もあるかもしれない?

アルコ&ピース『アメトーーク!』出禁の真相が判明……平子ダダ滑りは雨上がり宮迫のせいだった!?

「真相」は、もう一段深いところにあったようだ。

 6月4日放送のラジオ番組『アルコ&ピース D.C.GARAGE』(TBSラジオ)にて、お笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希が『アメトーーク!』(テレビ朝日系)を”出禁”になっている件に言及。さらなる「深層」を語った。

「平子に関しては、5月22日のラジオ番組の中で加地倫三プロデューサーが出禁になっていることを明かし、話題を呼びました。平子が加地氏を激怒させたのは16年放送の『猫舌芸人』の収録でのこと。スタジオで“カニクリームコロッケが熱い”という話題になった際、平子は『地球のコアなんだ』とわかりにくい例えをしたため、出演者は皆スルー。さらに彼はその後もこのハマっていないフレーズを連呼したのに加え、『イタリアのサッカーのトッティだ』といった意味不明な例えをウケてもいないのに繰り返していた。そのため、加地氏は収録後に鼻と鼻がつきそうな近距離で『そういうのはいらないから』と、平子に約20分もブチギレたといいます」(芸能ライター)

 しかし、平子によれば、加地氏が激怒した理由は他にあったという。

「当時、『アメトーーク!』では、三四郎・小宮浩信やパンサー・尾形貴弘がハネていたため、平子には結果を出さなければとの焦りがあったといいます。それで彼らのようなイジられキャラを意識して突拍子もないことを言い、MCの宮迫博之に『お前、ホンマなんやねん』とツッコまれるのを期待していた。しかし、スルーされてしまい引っ込みがつかなくなり、今度はゲストで来ていたマギーに何の脈絡もなく、『お前の言ってること、分かんねぇよ』と敵意むき出しで噛みつくことに。ここでも平子は宮迫に『平子、TVショーやで』と言ってほしかったようですが、結果、マギーにドン引きされて終わったのが干された原因だったようです。平子はそれをを話さなかった加地氏の優しさに感謝していました」(前出・芸能ライター)

 ということは、宮迫が平子の意図を汲んで番組を回していたら、誰も傷つかずに済んでいたということか。闇営業に参加したことで渦中の人となった宮迫だが、思わぬところで名前があがるものである

アルコ&ピースがテレ朝・加地Pに干された一方で、あの芸人は寵愛を受け大ブレイクの舞台裏

 芸能界で売れるか売れないかは本人の実力や事務所の力もさることながら、プロデューサーに気に入られるかどうかという要素も大きい。

 そんななか、『ロンドンハーツ』『アメトーーク!』などの人気番組を手掛けるテレビ朝日の加地倫三プロデューサーが5月29日に出演したラジオ番組で、お笑いコンビ・アルコ&ピースに激怒し、出演NGにしていることを明かした。

「彼らが加地Pに干されたきっかけは『アメトーーク!』の『猫舌芸人』の回。そこでアルコ&ピース・平子祐希が熱々のカニクリームコロッケを『地球のコア』という謎のたとえで表現し、その後もスタジオがドン引きしているのに、わかりにくい例えをひたすら繰り返したのだとか。これにブチギレた加地Pは収録後、平子を長時間にわたり説教。それ以降、会議では彼らの名前は挙がらなくなったそうです」(テレビ誌記者)

 逆鱗に触れた芸人が干される一方で、加地Pは気に入った芸人に関しては売れるまでとことんプッシュすることでも知られている。

「超売れっ子芸人となった千鳥も加地Pの寵愛を受けています。彼らは2013年にレギュラー出演していた『ピカルの定理』(フジテレビ系)の終了後は、東京での仕事が激減。しかし、加地Pは『アメトーーク!』で千鳥のコーナーを作るなど起用し続け、それが現在の地位につながっています。また、最近のお気に入り芸人はかまいたち。ネタの評価が高い反面、ルックスは地味なのですが、加地Pはいぶし銀タイプが好みで、自分の番組によく出演させていますね」(お笑い関係者)

 もっとも、ラジオ番組で名前を出したということは、アルコ&ピースに再チャンスの機会を与えようとしているとも考えられる。平子が今度こそ、会心のたとえを披露できるのか注目だ。

日曜『アメトーーク!』後番組に『しくじり先生』復活? ベッキー、ショーンK、新しい地図のキャスティングも……

 テレビ朝日系のバラエティー番組『日曜もアメトーーク!』が9月いっぱいで終了すると報じられた。木曜深夜に放送されている『アメトーーク!』のゴールデン版として2016年10月にスタートした同番組。その結果、異例の週2回放送となったが、本来の週1回に戻ることとなりそうだ。

「マニアックなネタを扱う“高度なお笑い番組”だったはずの『アメトーーク!』が、ゴールデン版になるとマニアックさが薄れて、別物になってしまったという印象しかないですね。さすがにネタも枯渇し、『アメトーーク!』本来の良さがなくなっていた現状をみると、むしろ2年もよく続いたなという感じですよ」(お笑い業界関係者)

 気になるのが、『日曜もアメトーーク!』の後番組だ。すでに、こんなウワサも出回っているという。テレビ局関係者が明かす。

「昨年9月まで放送されていた『しくじり先生』を復活させる案があるようです」(同)

『しくじり先生』は、なんらかの失敗をした経験を持つ有名人が先生として登場し、その失敗から学んだことを講義するという番組だ。さらに姉妹番組として、有名人が持論を披露する『俺の持論』という番組も深夜帯に放送されていた。

「『俺の持論』のゴールデン昇格説も浮上しているようです。『しくじり先生』も『俺の持論』も同じスタッフが制作しているので、もしかしたら2つを融合させたような番組が始まる可能性もあるかもしれませんね」(同)

 仮に『しくじり先生』が復活した場合の“仰天プラン”も持ち上がっているという。とある放送作家の話だ。

「『しくじり先生』には、これまで多くの失敗有名人が出演していますが、しくじり界の大物である、ベッキー、矢口真里、狩野英孝、ショーンK、坂口杏里といったところは、まだ先生役としては登場していません。これら大物しくじり有名人のキャスティングがありそうだとささやかれています。さらには元SMAPの香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎という“新しい地図”の3人にも出てほしいという声がありますよ。もし実現したら、かなりヤバイことになるでしょうね」

 もしも『しくじり先生』が復活することとなったら、芸能界が震撼すること間違いなしだ。

インパルス板倉と袴田吉彦は同じ枠!? 『アメトーーク!』で明かされた、生々しい“類似タレント”事情

「類似タレント」なる言葉がある。その意味を把握している者は、いまや市井にも多いはずだ。端的に、イメージが似ている有名人のことを指す。

 わかりやすい例で言うと、出川哲朗と上島竜兵(ダチョウ倶楽部)は「リアクション芸人」というくくりで類似タレントだろう。ハーフというくくりにも類似タレントは多数存在するし、ツッコミ芸人も同様。意外なところでは、大竹まことが「よく、CMのキャスティングでこの人と最後まで争ってたという話を聞く」と、高田純次の名前を挙げていたことを覚えている。

 そう、類似タレントは同じ方向を向く戦友であり、キャスティング時にはライバルのような存在になる。一つの企画が決まり、そこに当てはめたいタレントのイメージがあったとする。その座席をめぐり、当人不在の会議室や企画書上で人知れずイス取りゲームが行われているのだ。

■麒麟・川島、インパルス・板倉の類似タレントは?

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、一般人が知り得なかった(知らなくても良かった)スキルや情報をエンタテインメントに昇華し、内部事情を視聴者に共有する形で人気を博してきた番組だ。いまや常識となった「ひな壇トーク」という概念は、この番組が広めたものである。

 だとしても、5月10日放送分の攻め気は目を引いた。タイトルがすごい。「(仮)バラシ芸人」である。番組が(仮)で収録日のスケジュールを押さえるも、直前になってバラされる(キャンセルされる)芸人にスポットを当てた企画だ。

 なぜ、バラされるのだろう? (仮)で押さえられるのはあくまで第2希望、第3希望のタレントであり、心底出演してほしい本命のタレントは別にいる。その本命が出演OKと返答したため、第2希望以下である彼ら彼女らはバラされたのだ。

 ここで気になるのは、自分の代わりに誰が出演しているのかということ。当の(仮)バラシ芸人もそれは気にしているらしく、オンエアでチェックすることもしばしば。結果、類似タレントを自然と把握することになる。例えば、麒麟の川島明は以下のように分析している。

「僕の場合だと、若林くん(若林正恭/オードリー)だとか、あっちゃん(中田敦彦/オリエンタルラジオ)がいたりだとか」

 若林正恭、中田敦彦、川島明……。なるほど、芸のマイルドさや使い勝手など、いくつかの共通項を彼らから見出すことは可能だ。

 悔しげな表情を浮かべる川島であったが、そこにインパルスの板倉俊之がかぶせた。なんと彼、「川島の代わり要員」としてのキャスティングが多いというのだ。

「テレビを点けたら僕が(仮)でバラされた番組がやってて。川島さんがバンバン大喜利に答えて、ドッカンドッカン受けてたんですよ。だからと言ってこれをね、誰にどうぶつけるんですか? 番組に言っても見苦しいし、マネジャーに言っても見苦しい」(板倉)

 板倉の悲しみのステージは続く。

「昨年のアレ(相方・堤下敦の謹慎処分)から、袴田吉彦さんとかぶったりするんですよ。でも、勉強になりました。あっちの“お騒がせ界”にもピラミッドがあるんだなって。離婚したての人がNGだと僕が呼ばれて、不幸話をするみたいな。『来年はいいことありますように』って神社行くロケにキャスティングされたり」(板倉)

 センスあるコントに定評のあった板倉が、まさか袴田と類似タレントになるとは夢にも思わなかっただろう。

 もっとわかりやすい例もある。今回、パンサーの尾形貴弘とあばれる君も出演しているのだが、この2人は完全に類似タレントだ。大声を出し、汗をかいて頑張る若手枠。それは、当人らも承知のよう。

「バラされた番組のオンエアは、絶対チェックするんですよ。そうすると、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤(斉藤慎二/ジャングルポケット)、この3人が絶対出てるんですよ。でも、何が違うの!? どこで順番を決めてるの!?」(尾形)

 出川と上島という、わかりやすい例のみではない。今回、この企画で生々しき類似タレントの例が白日の下にさらされた。「若林正恭、中田敦彦、川島明」、「板倉俊之、袴田吉彦」、「パンサー緒方、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤」。

 特に注目は、「板倉俊之、袴田吉彦」だ。2年前なら、両者は決して同じくくりの中にいなかったはずだから。

 芸能界の情勢に応じ、類似タレントはドンドン変容していく。数年後、あらためてその時点での「類似タレント」を確認するのも面白そうだ。「(仮)バラシ芸人」、今後も定期的に放送してほしい企画の一つである。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

インパルス板倉と袴田吉彦は同じ枠!? 『アメトーーク!』で明かされた、生々しい“類似タレント”事情

「類似タレント」なる言葉がある。その意味を把握している者は、いまや市井にも多いはずだ。端的に、イメージが似ている有名人のことを指す。

 わかりやすい例で言うと、出川哲朗と上島竜兵(ダチョウ倶楽部)は「リアクション芸人」というくくりで類似タレントだろう。ハーフというくくりにも類似タレントは多数存在するし、ツッコミ芸人も同様。意外なところでは、大竹まことが「よく、CMのキャスティングでこの人と最後まで争ってたという話を聞く」と、高田純次の名前を挙げていたことを覚えている。

 そう、類似タレントは同じ方向を向く戦友であり、キャスティング時にはライバルのような存在になる。一つの企画が決まり、そこに当てはめたいタレントのイメージがあったとする。その座席をめぐり、当人不在の会議室や企画書上で人知れずイス取りゲームが行われているのだ。

■麒麟・川島、インパルス・板倉の類似タレントは?

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、一般人が知り得なかった(知らなくても良かった)スキルや情報をエンタテインメントに昇華し、内部事情を視聴者に共有する形で人気を博してきた番組だ。いまや常識となった「ひな壇トーク」という概念は、この番組が広めたものである。

 だとしても、5月10日放送分の攻め気は目を引いた。タイトルがすごい。「(仮)バラシ芸人」である。番組が(仮)で収録日のスケジュールを押さえるも、直前になってバラされる(キャンセルされる)芸人にスポットを当てた企画だ。

 なぜ、バラされるのだろう? (仮)で押さえられるのはあくまで第2希望、第3希望のタレントであり、心底出演してほしい本命のタレントは別にいる。その本命が出演OKと返答したため、第2希望以下である彼ら彼女らはバラされたのだ。

 ここで気になるのは、自分の代わりに誰が出演しているのかということ。当の(仮)バラシ芸人もそれは気にしているらしく、オンエアでチェックすることもしばしば。結果、類似タレントを自然と把握することになる。例えば、麒麟の川島明は以下のように分析している。

「僕の場合だと、若林くん(若林正恭/オードリー)だとか、あっちゃん(中田敦彦/オリエンタルラジオ)がいたりだとか」

 若林正恭、中田敦彦、川島明……。なるほど、芸のマイルドさや使い勝手など、いくつかの共通項を彼らから見出すことは可能だ。

 悔しげな表情を浮かべる川島であったが、そこにインパルスの板倉俊之がかぶせた。なんと彼、「川島の代わり要員」としてのキャスティングが多いというのだ。

「テレビを点けたら僕が(仮)でバラされた番組がやってて。川島さんがバンバン大喜利に答えて、ドッカンドッカン受けてたんですよ。だからと言ってこれをね、誰にどうぶつけるんですか? 番組に言っても見苦しいし、マネジャーに言っても見苦しい」(板倉)

 板倉の悲しみのステージは続く。

「昨年のアレ(相方・堤下敦の謹慎処分)から、袴田吉彦さんとかぶったりするんですよ。でも、勉強になりました。あっちの“お騒がせ界”にもピラミッドがあるんだなって。離婚したての人がNGだと僕が呼ばれて、不幸話をするみたいな。『来年はいいことありますように』って神社行くロケにキャスティングされたり」(板倉)

 センスあるコントに定評のあった板倉が、まさか袴田と類似タレントになるとは夢にも思わなかっただろう。

 もっとわかりやすい例もある。今回、パンサーの尾形貴弘とあばれる君も出演しているのだが、この2人は完全に類似タレントだ。大声を出し、汗をかいて頑張る若手枠。それは、当人らも承知のよう。

「バラされた番組のオンエアは、絶対チェックするんですよ。そうすると、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤(斉藤慎二/ジャングルポケット)、この3人が絶対出てるんですよ。でも、何が違うの!? どこで順番を決めてるの!?」(尾形)

 出川と上島という、わかりやすい例のみではない。今回、この企画で生々しき類似タレントの例が白日の下にさらされた。「若林正恭、中田敦彦、川島明」、「板倉俊之、袴田吉彦」、「パンサー緒方、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤」。

 特に注目は、「板倉俊之、袴田吉彦」だ。2年前なら、両者は決して同じくくりの中にいなかったはずだから。

 芸能界の情勢に応じ、類似タレントはドンドン変容していく。数年後、あらためてその時点での「類似タレント」を確認するのも面白そうだ。「(仮)バラシ芸人」、今後も定期的に放送してほしい企画の一つである。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

『アメトーーク!』“HUNTER×HUNTER芸人”がネタバレ祭りで批判続出! 作品最大級のネタバレとは?

※この記事は漫画「HUNTER×HUNTER」のネタバレを含みますのでご注意ください。

 5月24日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、“HUNTER×HUNTER芸人”が行われた。ファン待望の企画で放送前から多大な期待が寄せられていたが、ネット上では「ただのネタバレ大会だった……」と落胆の声が上がっている。

『幽☆遊☆白書』(集英社)などで知られる漫画家・冨樫義博が現在「週刊少年ジャンプ」(同)で連載している漫画が『HUNTER×HUNTER』(同)。芸能界でもファンだと公言する人が多い作品で、この日はケンドーコバヤシ、品川庄司・品川祐、ドランクドラゴン・塚地武雅、NON STYLE・井上裕介、Kis-My-Ft2・宮田俊哉などが出演して作品の見どころを語った。

「いつもは作品を知らない人のためにも、面白おかしく内容を紹介している『アメトーーク!』ですが、今回はファンのための企画のようでした。主人公・ゴンの恩師であるカイトの衝撃的な死をあっさりネタバレし、『そのネタバレは絶対ダメでしょ……』『これから読む人のこと何にも考えてないな』『カイトの死亡とか言っちゃダメなやつじゃん』と視聴者から疑問の声が続出。さらに、あまりに強すぎて『どうやって倒すんだ!?』と読者が熱中した敵・メルエムの最期を漫画の絵と共に紹介してしまう場面が。これにも『メルエムのネタバレだけは控えてほしかった』『これは作品として最大級のネタバレでしょ』『致命的過ぎるバラしだな。知らない人にとっては楽しみ半減するぞ』と批判の声が上がっていました」(芸能ライター)

 一方で、出演者がネタバレに関して怒りを露わにする場面も。作者の冨樫がインタビューで先の展開について語ったことに対して、品川は「友達が言ったらめっちゃ腹立つやつ」とコメントしている。

「番組中で最も大きなネタバレは、ハンター協会を裏切っている“十二支ん”のメンバーを明かしたことです。実はカイトの死もメルエムの最期も、11年から14年に制作されたアニメ版で放送済み。しかし“十二支ん”の裏切りメンバーはコミック派しかわからない先の展開だったため、『アニメ派としては衝撃的……』『ネタバレエグいな』『どんだけネタバレすれば気が済むの?』と驚きの声が上がっていました」(同)

 とはいえ、大反響を集めた“HUNTER×HUNTER芸人”。今回の放送でさらに作品のファンが増えたのは確実だろう。

『アメトーーク!』で品川の好感度が爆上がり! 隠し撮りで明らかになった“温厚な姿”に感動の声

 5月10日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の“(仮)バラシ芸人”に品川庄司・品川祐が出演。嫌われ者の品川だが、この企画では好感度をアップして話題になっていた。

 第一候補のタレントがもし出演できなかったときのために、第二、第三候補としてスケジュールを“仮”で抑えられるのが“(仮)バラシ芸人”。第一候補であるタレントの出演が決定すると、“仮”で入っていたその仕事が“バラされる(無くなる)”という悲しすぎる結末が待っている。

 品川は“(仮)バラシ”の常連者で、次々に自身が体験した悲しすぎるエピソードを披露。また一方で、“(仮)バラシ”に怒る他の出演者をなだめる場面も。ニッチェ・近藤くみこが“(仮)バラシ”になるのはマネジャーのせいではないかと推測すると、品川は「あんまりマネジャーとかに文句を言わない方が良い」「マネジャーに文句を言うと最後の理解者を失う可能性がある」と大人のコメントをしていた。

「番組ではドッキリとして、出演者が“(仮)バラシ”される瞬間を隠し撮りしていました。品川はマネジャーに“(仮)バラシ”を伝えられるとすんなり受諾。さらに品川の代わりに後輩の千鳥が決まったと伝えられても、動揺する様子を見せず。そしてマネジャーが『品川さんでいいと思うんですけどね』とフォローした際には、『俺1人だったら、千鳥2人のほうが良いでしょ』と、不満を一切言わずに受け止めています。この様子に視聴者からは『素直に負けを認める品川を見てなんか涙が出てきた』『自分の中で品川の好感度が爆上がり』『ショックを受けているはずなのにこらえる品川……案外良いやつだと思ってしまう』と称賛の声が上がっていました」(芸能ライター)

 また、今回の番組では品川がお笑いスキルの高さも発揮している。

「司会の雨上がり決死隊が、自分たちもゲストのスケジュール都合で収録が延期(バラシ)になることがあるとコメントすると、品川は贅沢な悩みだと切り捨てています。さらに『そんなマイホームのカーテンが気に入らないって話を、公園に住んでいる我々に言われてもね!』と例えツッコミをして大爆笑をとることに成功。品川の言葉には共演者からも『名言!』と拍手喝采が巻き起こっていました」(同)

 放送中は「品川ってやっぱりしゃべるのめちゃくちゃ上手いな」「品川がキレッキレすぎて無双状態」「最近は品川の出る回は当たり回になってる」と称賛の声が続出。品川が再ブレイクする日も近いかもしれない。