土下座事件も今や昔……安室透効果で人気の『名探偵コナン』公式の優しさも広がる一方

『名探偵コナン』が妙な盛り上がりを見せている。公式によるファンを取り込むさまざまな施策には「隔世の感を禁じ得ない……」と、遠い目をする人も多い。

 すでに長寿連載になっているマンガ『名探偵コナン』(小学館)が再びの盛り上がりを見せたのは、劇場版アニメ『ゼロの執行人』が公開されてから。今回の劇場版でカギを握る人物となる3つの顔を持つ男・安室透が、突如女性ファンの中で人気を呼んだのである。

 いつも、子どもから大人まで楽しめる手堅い構成となっている『名探偵コナン』の劇場版。もとより、ファンの多かった安室透だが、今回は製作側も予想だにしなかった盛り上がりだ。

 とりわけ、安室の本名が降谷零であることから、全国でも30人ほどしかいない名字である降谷の印鑑がバカ売れするという珍騒動も起きている。

 さらに『ゼロの執行人』のTwitterアカウントでは、応援上映の時の心得として「執行して」などの、うちわやペンライトなどの応援グッズの持ち込みを推奨している。

 いったい、いつから『名探偵コナン』は、こんな大人な(推定)のファンにサービス満点な作品になったのか。長年のファンである女性は目に見えて変化したのは、2年ほど前からだという。

「大阪COMIC CITYに『週刊少年サンデー』(同)が、出張編集部を出展した時に『コナンの同人誌がアツい!』とTwitterでつぶやき話題になったことがありました。それまで、長いこと『名探偵コナン』の同人誌は、公式に知られると危険なものと思われていたのですが……」

『名探偵コナン』の同人誌は公式には絶対に知られてはならないと、ファンの間で認識されていたのは2005年に発生した「土下座事件」が発端。ある同人誌サークルが小学館側から著作権侵害であると内容証明を送付され、損害賠償を支払うという事件があったためだ。

 それから10数年が過ぎ、出版社の対応や同人誌やファンを取り巻く状況もガラリと変化。主出版社側はむしろ、あらゆる手段を用いて手堅いファンを取り込む方向へとシフトしているようだ。

 実際、安室透を表紙にした「少年サンデーS」6月号と7月号は、完売し重版が決定。長寿連載でありながら、いまだにファンが増える希有な作品ゆえに、なんでもウェルカムにする姿勢は正しい。
(文=大居候)

土下座事件も今や昔……安室透効果で人気の『名探偵コナン』公式の優しさも広がる一方

『名探偵コナン』が妙な盛り上がりを見せている。公式によるファンを取り込むさまざまな施策には「隔世の感を禁じ得ない……」と、遠い目をする人も多い。

 すでに長寿連載になっているマンガ『名探偵コナン』(小学館)が再びの盛り上がりを見せたのは、劇場版アニメ『ゼロの執行人』が公開されてから。今回の劇場版でカギを握る人物となる3つの顔を持つ男・安室透が、突如女性ファンの中で人気を呼んだのである。

 いつも、子どもから大人まで楽しめる手堅い構成となっている『名探偵コナン』の劇場版。もとより、ファンの多かった安室透だが、今回は製作側も予想だにしなかった盛り上がりだ。

 とりわけ、安室の本名が降谷零であることから、全国でも30人ほどしかいない名字である降谷の印鑑がバカ売れするという珍騒動も起きている。

 さらに『ゼロの執行人』のTwitterアカウントでは、応援上映の時の心得として「執行して」などの、うちわやペンライトなどの応援グッズの持ち込みを推奨している。

 いったい、いつから『名探偵コナン』は、こんな大人な(推定)のファンにサービス満点な作品になったのか。長年のファンである女性は目に見えて変化したのは、2年ほど前からだという。

「大阪COMIC CITYに『週刊少年サンデー』(同)が、出張編集部を出展した時に『コナンの同人誌がアツい!』とTwitterでつぶやき話題になったことがありました。それまで、長いこと『名探偵コナン』の同人誌は、公式に知られると危険なものと思われていたのですが……」

『名探偵コナン』の同人誌は公式には絶対に知られてはならないと、ファンの間で認識されていたのは2005年に発生した「土下座事件」が発端。ある同人誌サークルが小学館側から著作権侵害であると内容証明を送付され、損害賠償を支払うという事件があったためだ。

 それから10数年が過ぎ、出版社の対応や同人誌やファンを取り巻く状況もガラリと変化。主出版社側はむしろ、あらゆる手段を用いて手堅いファンを取り込む方向へとシフトしているようだ。

 実際、安室透を表紙にした「少年サンデーS」6月号と7月号は、完売し重版が決定。長寿連載でありながら、いまだにファンが増える希有な作品ゆえに、なんでもウェルカムにする姿勢は正しい。
(文=大居候)

暴言連発で『二度目の人生を異世界で』アニメ化を吹き飛ばした原作者・まいん氏の意外な素顔

 10月から放送予定だったアニメ『二度目の人生を異世界で』に出演予定だった声優4人が突然の降板を発表した騒動。直後に同アニメの製作委員会はアニメ化の中止を公式サイトで発表した。

 降板したのは主人公を務める予定だった増田俊樹ほか、主要キャストの中島愛、安野希世乃、山下七海で、それぞれ理由は明かしていないが、原作者のまいん氏がツイッターで韓国人や同性愛者ら多数の人々を中傷していたことが問題視されたと見られている。

 まいん氏はTwitterで「多くの方に非常に不快な思いをさせてしまう、不適切な表現がありましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、近日にもアカウントを削除するとしたが、その発言はあまりにひどかった。

「日本最大の不幸は、姦国という世界最悪の動物が住んでいることだと思う」

 過去の投稿では、中国を「虫国」、韓国を「姦国」と表記し、両国民を「猿」と呼ぶなど、いわゆるヘイトスピーチを繰り返していた。これはおそらく政治ニュースに関心が高いことから、外交問題で対立の多い中国と韓国に対する敵意を募らせるうち、国や国民自体を過剰に敵視するようになったものと思われる。韓国や中国に実際に足を運んで、具体的に何が問題だったかを書くようなことはなく、ひたすらニュース記事の感想として批判を繰り返していただけに見えたからだ。その矛先は与野党を問わず政治家に対しての罵声も多かった。ただ、他者への「バカ」、「アホ」呼ばわりする幼稚な投稿は、ジャンルを問わず日常茶飯事だった。

 群馬・桐生市市議の暴言には「しょうがないよな、だってグンマーだもん」と群馬全体を、長時間ゲームで学力が落ちる調査結果を発表したプロジェクトには「そもそも、仙台市と東北大自体がバカの集まりだからなぁ」と市と大学を中傷した。

 さらに松本人志が漫画についての持論を述べた話には「近頃色々勘違いし始めたバカ芸人。お前は黙って面白くないどつきあいを相方と続けてろ」と噛みつくなど、芸能人への「バカ」呼ばわりはしょっちゅうだった。

「はるな愛気持ちわりぃ・・・バカはクイズ番組にでるべきじゃない」

「ニュース番組にAKB系を出すなとつくづく思う。というかバカをひけらかす以上の意味があるのか、あのバカ連隊は?」

「水沢アリーみたいのがテレビに出れるようになるから、手の施しようのないバカが世に放たれるんではないかと思う。」

「山田親太朗って、深刻なバカなのか…もしあれがキャラでなく素なら、通常生活すら困難なレベルのバカにしか見えないんだが」

 また、「私の中では、バカは死んだら直るレベルだけど、阿呆は死んでも直らないレベル」とし、バカの上を行く「阿呆」としては、TBSや政治家の小沢一郎や土屋正忠、都知事時代の猪瀬直樹を指していた。その一方、「二億も印税もらって、使い果たしましたーって、救いようのない阿呆だよね」と自ら言って読者から「先生すごい」と言われたこともあった。

 中止になった作品は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2億近いアクセスになる人気から、書籍化、漫画化となってベストセラーになり、5月下旬にテレビアニメ化が発表されたばかりだった。まいん氏はツイッターでの謝罪の中で「事実関係を正確に把握せず、深い考えもなく行った発言」としたが、過去には「ツイッターはバカ発見器と言われますが、ツイッターで呟くことなんてバカな事以外ないじゃない?まぁ最低限他人に迷惑をかけない範囲という前提だけど」とも開き直っていた。皮肉にも自分が蔑んでいた「バカ」に成り下がってしまったようである。

 まいん氏を知るメディア関係者は「実際に会うと攻撃的ではなく、ちょっと自信のなさそうな人。“バカ売れ”したことに戸惑っている様子もあって、人から注目される存在に慣れていなかったのでは」と話しているが、もっとも問題だったのは「中国と同性愛者に向けた差別発言だった」という。

「中国はいま日本アニメ界のお得意様で、中国市場なしに成り立たないのに猿呼ばわり、これは日本の業界全体を敵に回すようなものでした。もうひとつ同性愛者への差別発言には、先に売れた同性愛者の男性作家が激怒して問題が拡散されていたんです」

 わざわざ書かなくていい発言でネット炎上してしまうツイッター利用者は、世間で「バカッター」と呼ばれるが、まさにその最たる騒動だったといえる。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

マンホールの蓋まで『ラブライブ!サンシャイン!!』聖地巡礼に沸く沼津市でヒロインの顔が傷つけられる事件が発生

 ほんわかした記事を書こうと思ったら、いきなりファンならずとも怒るとんでもない不届き者が現れてしまったぞ。

 5月18日沼津市に『ラブライブ!サンシャイン!!』のメンバー9人をデザインしたマンホールの蓋が、市内9カ所に設置された。

『ラブライブ!サンシャイン!!』のヒット以来、聖地巡礼が絶えない沼津市。このマンホールの蓋は東京都の企業が沼津市や製作会社と連携したクラウドファンディングで制作資金を募り実現したもの。

 18日の設置以来、既に多くのファンが訪れているとして話題になっていた。

 大好きなアニメヒロイン、いや「嫁」が、靴の裏に踏まれかねないマンホールの蓋になるとは……。

 今は昔『ToHeart』のマルチが秋葉原駅の床広告になった時に「大丈夫か」「踏んでよいのか」と驚愕された時代からすると隔世の感がある。

 と、いうわけでファンの声を拾い記事にしようかと思っていたら、突然の事件が!!

 何者かによって蓋に描かれたヒロインの顔が傷つけられる事件が発生したのである。

 沼津市によれば同27日に通行人からマンホールの蓋に傷を付けている人がいるという通報があり、キャラクターの顔の部分に明らかに故意に付けられた傷を確認したという。

 二次元とはいえ、女のコの顔に傷を付けるとはファンならずとも絶対に許せないことである。犯人への怒りと共に、早急に傷の修復が望まれるところだ。

 そのあたりはどうなっているのかと、沼津市の水道総務課に聞いてみると……

「今のところ、修理の予定は決まっていません。まず、被害届をどうするかを弁護士とも相談しているところです……」

 具体的に修理を行うとしても、どのような形になるかも今のところは未定……という話だったのだが、市は6月1日に被害届を提出。

 しかし、被害はこれだけにとどまらず、5日にはこのオリジナルマンホールの蓋3枚に塗料のようなものが吹き付けられる被害が発生。市は被害届を出した上、再発防止のため全キャラクター分9枚すべてを回収した。設置再会の時期は未定だという。

 今後もわんさかと訪れるファンたちは聖地巡礼の喜びどころか、悲しみと怒りに打ち震えるのではないか……。こんな不届き者どもを許してはならない。
(文=昼間たかし)

マンホールの蓋まで『ラブライブ!サンシャイン!!』聖地巡礼に沸く沼津市でヒロインの顔が傷つけられる事件が発生

 ほんわかした記事を書こうと思ったら、いきなりファンならずとも怒るとんでもない不届き者が現れてしまったぞ。

 5月18日沼津市に『ラブライブ!サンシャイン!!』のメンバー9人をデザインしたマンホールの蓋が、市内9カ所に設置された。

『ラブライブ!サンシャイン!!』のヒット以来、聖地巡礼が絶えない沼津市。このマンホールの蓋は東京都の企業が沼津市や製作会社と連携したクラウドファンディングで制作資金を募り実現したもの。

 18日の設置以来、既に多くのファンが訪れているとして話題になっていた。

 大好きなアニメヒロイン、いや「嫁」が、靴の裏に踏まれかねないマンホールの蓋になるとは……。

 今は昔『ToHeart』のマルチが秋葉原駅の床広告になった時に「大丈夫か」「踏んでよいのか」と驚愕された時代からすると隔世の感がある。

 と、いうわけでファンの声を拾い記事にしようかと思っていたら、突然の事件が!!

 何者かによって蓋に描かれたヒロインの顔が傷つけられる事件が発生したのである。

 沼津市によれば同27日に通行人からマンホールの蓋に傷を付けている人がいるという通報があり、キャラクターの顔の部分に明らかに故意に付けられた傷を確認したという。

 二次元とはいえ、女のコの顔に傷を付けるとはファンならずとも絶対に許せないことである。犯人への怒りと共に、早急に傷の修復が望まれるところだ。

 そのあたりはどうなっているのかと、沼津市の水道総務課に聞いてみると……

「今のところ、修理の予定は決まっていません。まず、被害届をどうするかを弁護士とも相談しているところです……」

 具体的に修理を行うとしても、どのような形になるかも今のところは未定……という話だったのだが、市は6月1日に被害届を提出。

 しかし、被害はこれだけにとどまらず、5日にはこのオリジナルマンホールの蓋3枚に塗料のようなものが吹き付けられる被害が発生。市は被害届を出した上、再発防止のため全キャラクター分9枚すべてを回収した。設置再会の時期は未定だという。

 今後もわんさかと訪れるファンたちは聖地巡礼の喜びどころか、悲しみと怒りに打ち震えるのではないか……。こんな不届き者どもを許してはならない。
(文=昼間たかし)

Twitterで暴言、人気作品をパクリ、匿名で中傷……「ラノベ作家」過去の“不祥事”3件

 原作者のまいん氏によるTwitterでの“差別発言”が発端となり、出演予定だった声優が続々と降板。放送・製作中止という顛末になってしまったテレビアニメ『二度目の人生を異世界で』。

 この騒動では、渦中の作者が「なろう系」出身であったことも注目されている。しかし、ラノベ作家の不祥事というものは、なにも「なろう系」に限った話ではない。 

 過去、ラノベ作家の不祥事でもっとも大きな騒動になったのは、2010年に刊行された哀川譲氏の『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』(電撃文庫)の事件だろう。

 これは作品を刊行した後に『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫)などからの盗作だったことが発覚したというもの。

 盗作自体も問題なのだが、作品が第16回電撃小説大賞で最終選考まで残った作品であったことから騒動は大きくなった。最終選考まで残りながら、盗作に気づかなかったことで、作品の審査員や、出版社の能力まで疑問視されたのである。

「この事件が今も語り継がれるのは、盗作騒動で作家人生が終わったかと思われた哀川氏が、数年後に同じ電撃文庫で復活を遂げたことです。盗作をしてしまったとはいえ、作家としての才能はあったのでしょう。見捨てなかった編集者も偉いですよ」(ラノベ編集者)

『狼と香辛料』(電撃文庫)の支倉凍砂氏に至っては、13年の2ちゃんねる個人情報流出事件の際に、同業者の杉井光氏らと共謀して、やはり同業者の橋本紡氏を誹謗中傷していたことが発覚し、問題となった。

「出版社もビジネスですから、作品が面白く、売れているうちは、作家がどんな人間だとしても下には置かない扱いはします。ただ、売れなくなったら関係も精算するのは当たり前ですよね」(別の編集者)
 
 作者自身が、あちこちで「クズ呼ばわり」されてしまっている代表格は『IS〈インフィニット・ストラトス〉』(オーバーラップ文庫)の作者・弓弦イズル氏だろう。

 弓弦氏は、一時はTwitterでの暴言が、もはや“芸の域”に達していることで知られた人物。編集者をなじったり、誕生日にワインをもらえなかったから〆切を破ったことを告白したりと言いたい放題を書き散らし、注目を集めた。ネットのあちこちには、その暴言がまとめられていることからも、注目度はわかる。

 そんな弓弦氏であるが、毀誉褒貶がありながらも「売れる」がゆえに作家生命は続いている。

 最近刊行された『IS〈インフィニット・ストラトス〉』第12巻(同)は、評価するファンですら内容の薄さを指摘。アンチはアンチで「読者をバカにするな!」といいつつも、ひとまずは買って読むといった原則は踏まえている。

 作品以外でも言いたい放題をしたい。世の中に訴えたいものがあるというならば、まずは売れる実績が欠かせないのかもしれない。

(文=隅田歌子)

のんに完敗か? ドラマ『この世界の片隅に』地味キャストで爆死フラグ

 こんな地味なメンツで、のんに勝てるの?

 1990年代に活躍した女優の仙道敦子が7月スタートのTBS日曜劇場『この世界の片隅に』に出演すると発表された。しかし、25年ぶりの連ドラ復帰とあって30代以下の世代からは「どなた?」「千堂あきほ?」「そんなに有名なの?」と戸惑いの声が聞かれている。

 同作は16年にアニメ映画化され、主演のすずの声をのんが務め話題に。初週の63館から300館を超える規模に拡大し、興行収入は20億円を突破。各映画賞を総なめするなど、能年玲奈から改名した、のんの最大のヒット作となっている。

「2015年に彼女が主演した映画『海月姫』は興行成績が振るわなかったにもかかわらず、今年1月期のフジテレビ月9枠でドラマ化して、案の定、史上最低視聴率を記録しています。しかし、数字は振るわなかったものの、主演の芳根京子や瀬戸康史ら俳優陣が若年層から強い支持を集めていました。今回、またもやのんの出演作がドラマ化されたことで、ネット上では“同作=のん”のイメージを潰すためだけに、業界が嫌がらせ的に企画したのではないか、といぶかる声も聞かれます」(芸能記者)

 ドラマの脚本はNHK朝ドラ『ひよっこ』の岡田惠和氏、演出は『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の土井裕泰氏、音楽は作曲家・久石譲氏と豪華だが、肝心のキャストについては「パッとしない」と辛辣な声が上がっている。

「オーディションで選ばれた主人公の松本穂香は、新人で知名度はほぼゼロ。脇を固めるのも仙道に加えて、『進め!電波少年』(日本テレビ系)のヒッチハイクで一世を風靡したドロンズ石本の名前もあり、“あの人はいま”感が漂ってきます。また、宮本信子、木野花、塩見三省は、のんの代表作であるNHK朝ドラ『あまちゃん』メンバーですから、SNSでは『だったら主演はのんがよかった』という声が連打されています。高視聴率ドラマの多い日曜劇場枠とはいえ、目玉が仙道では、『海月姫』以上の爆死となる可能性もありそうです」(テレビ誌ライター)

 ドラマが始まればまたぞろ、のんのドラマ復帰待望論が巻き起こるかもしれない。

ドラマ『この世界の片隅に』に寄せられる“心配”の声「あのアニメーションを見た後で……」

 果たして、あのアニメーションを見た後で感動できるのか?

 今もなお上映が続く劇場アニメーション『この世界の片隅に』。そのヒットの余波を受けてか、TBSが今年7月の「日曜劇場」枠で実写ドラマ化することが発表され、話題になっている。

『この世界の片隅に』の実写化は、これが初めてではない。2011年に日本テレビが「終戦記念スペシャルドラマ」として、すずさん役を北川景子が演じたものを放送したことがある。

「あれは、一度は見る価値がありますよ……いろんな意味で……」

 そう苦虫をかみつぶしたような顔で語るのは、呉出身のアニメファン。アニメーションに感動した彼は「そこまではヒドくないだろうと」実写ドラマ版にも手を出したのだが……。

「地上波だから、わかりやすくないとチャンネルを変えられてしまうのは理解できます。でも、あまりにもわかりやすくさせすぎ……」(同)

 実際に見てもらうとよくわかるのだが(DVDのほか各サイトで配信中)、とにかく説明ゼリフが多い。いちいち北川景子のすずさんが泣きながら、今の気持ちを語り始めるシーンが、とにかく鼻につくのだ。

「ただ、今回のドラマはアニメーションのヒットを受けてのもの。決して手抜きはできないでしょうね」(同)

 今回の、すずさん役に選ばれたのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や、auのCMで注目される松本穂香。周作役は松坂桃李が演じる。

「中には『すずさんは(アニメ版声優の)のんに演じてもらえばいいのではないか』という声もありましたが、まだ、事務所の独立騒動が影響しているのか、困難だったようで……」(テレビ局関係者)

 ただ松本の演技に期待する関係者も多いという。

「裁縫の練習や、普段から洋菓子を食べないなど撮影に向けて、役作りに余念がないと聞いています。失敗すれば非難を浴びる作品。プレッシャーも大きいと思いますが……」

 人気作品の実写化といえば、まず非難囂々なのだが、今回はテンプレ的な非難は少ない。誰もが「この名作の実写化が成功するのか否か」ドキドキしながら見守っているという状況だろう。

 できるものなら、成功してくれることを祈りたい。
(文=是枝了以)

ドラマ『この世界の片隅に』に寄せられる“心配”の声「あのアニメーションを見た後で……」

 果たして、あのアニメーションを見た後で感動できるのか?

 今もなお上映が続く劇場アニメーション『この世界の片隅に』。そのヒットの余波を受けてか、TBSが今年7月の「日曜劇場」枠で実写ドラマ化することが発表され、話題になっている。

『この世界の片隅に』の実写化は、これが初めてではない。2011年に日本テレビが「終戦記念スペシャルドラマ」として、すずさん役を北川景子が演じたものを放送したことがある。

「あれは、一度は見る価値がありますよ……いろんな意味で……」

 そう苦虫をかみつぶしたような顔で語るのは、呉出身のアニメファン。アニメーションに感動した彼は「そこまではヒドくないだろうと」実写ドラマ版にも手を出したのだが……。

「地上波だから、わかりやすくないとチャンネルを変えられてしまうのは理解できます。でも、あまりにもわかりやすくさせすぎ……」(同)

 実際に見てもらうとよくわかるのだが(DVDのほか各サイトで配信中)、とにかく説明ゼリフが多い。いちいち北川景子のすずさんが泣きながら、今の気持ちを語り始めるシーンが、とにかく鼻につくのだ。

「ただ、今回のドラマはアニメーションのヒットを受けてのもの。決して手抜きはできないでしょうね」(同)

 今回の、すずさん役に選ばれたのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や、auのCMで注目される松本穂香。周作役は松坂桃李が演じる。

「中には『すずさんは(アニメ版声優の)のんに演じてもらえばいいのではないか』という声もありましたが、まだ、事務所の独立騒動が影響しているのか、困難だったようで……」(テレビ局関係者)

 ただ松本の演技に期待する関係者も多いという。

「裁縫の練習や、普段から洋菓子を食べないなど撮影に向けて、役作りに余念がないと聞いています。失敗すれば非難を浴びる作品。プレッシャーも大きいと思いますが……」

 人気作品の実写化といえば、まず非難囂々なのだが、今回はテンプレ的な非難は少ない。誰もが「この名作の実写化が成功するのか否か」ドキドキしながら見守っているという状況だろう。

 できるものなら、成功してくれることを祈りたい。
(文=是枝了以)

「今からでも遅くない、たつき監督を戻せ」カドカワの決算で見えた『けものフレンズ』ファンの怒り

 5月、カドカワ(旧KADOKAWA・DWANGO)の発表した2018年3月期(17年4月~18年3月)の連結決算のうち、営業利益が前期比62.6%減の31億円と大幅に減益した問題が注目を集めている。

 減益に至った理由は、かねてより問題になっているニコニコ動画の「オワコン」化である。月額540円を支払う有料のプレミアム会員は、16年のピーク時に256万人。その後、下降線をたどり、2017年12月末時点で214万人と落ち込んだが、18年に入り、この3月には207万人にまで減少。ここに、新バージョンのスマホ向け新サービスなどの開発と改善費用がのしかかったのが原因だ。

 そうした中、減益の大きな要因としてユーザーから指摘されている問題がある。昨年、世間を大いに騒がせた『けものフレンズ』の、たつき監督降板騒動が、それである。

 カドカワの決算が発表された途端に指摘されたのは、まず、この降板騒動。SNSや掲示板のあちこちでは「たつき監督の降板によって、そっぽを向いたファンたちが、プレミアム会員を切ったのが原因ではないか」という指摘がなされている。

 たつき監督の降板騒動が、どれほどのニコニコ動画離れを引き起こしたかはわからない。ただ確かなのは、作品のファンたちがこの事件を忘れることも許すこともないということ。

「あの騒動では、カドカワに対するファンの怒りが爆発したわけですが……熱心なファンはいまだに漢字でもアルファベットでも、カタカナでも、とにかく見るものに『かどかわ』という文字が入っているだけで怒りが込み上げてくるようです」(熱心な作品ファン)

 あの一連の騒動は、一時はオワコンになりかけていたコンテンツが一人の才能によって救われる奇跡。そして、それが組織の論理によって奪われる悲劇を目の当たりにしてくれた。

 それに対するファンの怒りは「ニコニコプレミアム解約祭り」へと発展した。それまでも、使い勝手の悪さから批判されていたニコニコ動画だが『けものフレンズ』の問題で、完全にそっぽを向かれることとなったわけだ。

 すでに事件からは半年以上。言及されることは少なくなったとはいえ、決算にまで影響を与えているという“事実”は、再びファンの怒りを再燃させようとしているかのように見える。

 今からでも遅くない。たつき監督を戻せ。
(文=是枝了以)