山口百恵と三浦友和の息子・三浦祐太朗が「2世タレントのやべーやつ」だと話題

 7月2日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、山口百恵と三浦友和の息子・三浦祐太朗が登場した。歌手・俳優と幅広い活躍を見せる芸能界の“サラブレッド”で、当然のことながら、かなりのイケメン。しかし両親譲りの甘いマスクの裏に、とんでもない個性を隠し持っていた。

 番組で三浦祐太朗は、知られざる三浦家の様子を赤裸々に暴露。「山口百恵の作るおにぎりがやたら大きい」ということや、「マスコミが殺到して幼稚園の入園式に出れなかった」など、さまざまなエピソードを語った。

 またベッドの引き出しに“エロ本”を隠して、山口百恵に見つかってしまった過去も告白。後日父の三浦友和から呼び出され、「お母さんがエロ本見つけたって言ってたぞ」「お母さんが『祐太朗が不良になっちゃった』って言ってたから、お母さんの見える場所に隠すなよ」とアドバイスを受けたという。意外と普通の家族のようだが、番組で祐太朗が“現在の趣味”を語りだすと、視聴者の間でざわめきが起こった。

「番組でのトークによると、祐太朗は現在“アニメ”にハマっているそうです。彼は放送されているほとんどのアニメを3話まで録画して、暇な時に撮りためていた分を全て視聴しているとのこと。特に好きなアニメはフジテレビ系の“ノイタミナ枠”で放送されていた『冴えない彼女の育てかた』で、『これがめちゃくちゃ良くてですね……』『いわゆるハーレム系のアニメなんですけど』と熱弁。同作品に出てくるヒロインの1人“加藤恵”というキャラクターが、“嫁”だとも語っていました」(芸能ライター)

 番組では“加藤恵”の声優・安野希世乃が、スタジオの裏でスタンバイ。祐太朗がリクエストした、「祐太朗から離れなさいよこの泥棒猫」というセリフを披露してくれた。すると彼は合掌をして拝みはじめ、「尊い……」と一言。これに視聴者からは「完全にガチオタじゃないか!」「山口百恵と三浦友和の2世タレントって認識しかなかったけど、こんな爆弾を隠し持ってたとは」「こちら側の人間だったか」「2世タレントのやべーやつ」といった声が相次いでいる。

「彼は以前からTwitterで『シュタゲに私の喜怒哀楽すべてを支配されてる』『ヒナまつりで号泣なう』とアニメへの愛を炸裂させていました。また今年の夏アニメ『邪神ちゃんドロップキック』とのタイアップも実現しており、EDテーマ『Home Sweet Home!』の作詞を担当。このまま“ガチオタキャラ”を推していけば、“2世タレント”というイメージを払拭できるかもしれません」(同)

 ちなみに『冴えない彼女の育てかた』は劇場版の制作が発表されているが、当然彼は“加藤恵”のためにも見に行くことだろう。

「ただの“出オチ”じゃない!」作者が語る、極道×アイドルマンガ『Back Street Girls』の魅力とは

 今、アイドル界では、ありとあらゆるものとの組み合わせが考えられている。プロレスアイドル、元自衛隊アイドル、女医アイドルなど、挙げていけばきりがないほどだ。

 そんな中、「極道」と「アイドル」というありえない設定で人気となったマンガがある。2015年から「ヤングマガジン」(講談社)に連載されている『Back Street Girls』だ。

 主人公は、「犬金組」という組織に属する若手極道の男3人。彼らは性転換&全身整形を施し、アイドルグループ「ゴクドルズ」としてデビューすることになる。極道ならではの特訓でアイドルのスキルを身につけた彼らは、アイドルヲタクから人気となり、その中で様々な出来事が起こっていく――。

 この奇想天外な設定が、ネットを中心に話題となり、今回ついにアニメ化されることとなった。

 一体、どんな発想からこの作品は生まれたのか? そしてアニメの見どころを、作者のジャスミン・ギュさんにお話を伺った。

* * *

 

――作品のアイデアは、どのような形で生まれたのでしょう?

ジャスミン・ギュ(以下、ジャスミン) 一言で言うと“究極のギャップ”を描きたかったんです。もともと極道モノを描きたいという気持ちがあって、“極道”と対称的なものを考えたときに頭に浮かんだのが“アイドル”でした。

――極道モノを描きたかったというのは、何か理由があるのですか?

ジャスミン 私、おじさんを描くのが好きなんですよ(笑)。それで、極道を描いていたら、担当さんから「可愛い女の子も出してよ」と言われて、女の子を描いてみました。

 自分では、今でも女の子を描くのは下手だと思っています。あまり描きたくなかったですし(笑)。でもいい機会なので、思い切ってこの作品は女の子を主人公にして、上手くなりたいなとは思いました。

――作品を描くにあたって、モデルとした人物や、参考にしたものは?

ジャスミン キャラクターなどで参考にしたものは全くないですね。衣装を参考にさせてもらった程度です。

 取材でとあるグループのライブを何度か見に行きましたが、ファンの幅広さには驚きました。年齢層もさまざまだし、女性もいますし。 

――好きなアイドルはいますか?

ジャスミン テレビなどで見ることはありますけど、「ファン」と言えるほど好きになった人はいないですね。私は、いろんなことにハマりやすいタイプなんですよ。なので、もし本気でファンになってしまったらどうなるかが怖いです。作品に出てくる人たちみたいに、実際CD何百枚も買ってしまいかねないです(笑)。

――マンガ作品では、どのようなものが好きでしたか?

ジャスミン 子供の頃は、鳥山明先生の『ドラゴンボール』(集英社)などが好きでした。一番好きなマンガ家さんは、伊藤潤二先生。楳図かずお先生の作品も好きです。ホラーマンガがとにかく好きなんですよ。

 なので、影響されないように意識しています。それでも影響されてしまっている部分はあると思いますね。

――今作を描くときは、ストーリーから作られたんですか? それともキャラクターから?

ジャスミン まずは設定を作って、その後がキャラクターですね。ただ、組長のキャラクターについては、ずっとこういう人を描きたいと思っていたんです。“ヤクザがアイドルになる”という設定が話題になりがちですが、彼らのキャラクターにも注目してもらいたいです。

――ストーリーやギャグのアイデアは、どのようにして考えられているのでしょう?

ジャスミン 何か方法があるわけではなく、単純に絞り出す感じです。

――ゴクドルズが歌う曲の詞も、先生が考えられているんですよね?

ジャスミン はい、私が考えています。ぼんやりとイメージはあるんですが、なるべくポップな感じにしようと思っていますね。

 音楽は大好きで、私自身、バンドもやっていたくらいなんです。よく聴くのはレゲエとかですね。

――連載は、今年3月発売の「ヤングマガジン」16号で一旦休止されていましたが、6月18日発売の29号から再開されましたね。今後の展開はどのようになりそうですか?

ジャスミン 今までのストーリーは、いろんな人が不幸になっていたので、その人たちを幸せにさせてあげたいなと思っています。まぁ、実際描いてみないとそのとおりになるかどうかはわからないですが。もしかしたら、もっと不幸になるかもしれない……。たまに、「ゴクドルズ」の生みの親である組長が暴走しがちで(笑)。

――やはり組長にも幸せになってもらいたい?

ジャスミン 組長はひどいことをやってるじゃないですか。だから、「この人こそひどい目に遭ってほしい」とはよく言われますね。悪い人間なんですけど、かっこよさは保ってあげたいと思っています。

――今回の作品以外で、今後描いてみたいテーマなどはありますか?

ジャスミン いろいろありますね。具体的なところまでは決まっていませんが、スケールの大きな作品を描いてみたいです。もちろんギャグマンガで。

――この作品もギャグ要素がありますが、時折ヒューマンストーリー的なシーンも出てきますよね。

ジャスミン 私は、ドラマや映画でもヒューマンストーリーの方が好きなんですよ。小説も恋愛小説が好きですし。なので、いろいろ挑戦していきたい気持ちはあります。

――ちなみに、原作のファンの方は、どのような層が多いと思われますか?

ジャスミン 20~30代の男性で、マンガ好きな人かなと思っているんですが、担当からは、結構女性ファンも多いと聞いています。たまにやりすぎる下ネタがあったりするので、ドン引きされない程度にとどめていこうとは思っています(笑)。

――この作品が話題になった一番の要因は、何だと思われますか?

ジャスミン やはり、最初の設定が大きいと思います。でも、それだけだと思われると悔しい部分もあります。「“出オチ”じゃなくて、その後のストーリーも、ギャグも、ちゃんと面白いよ!」と言いたいです。

――ここからはアニメについてお聞きしたいのですが、アニメ化の話は、いつ頃決まったのでしょう?

ジャスミン 話自体はかなり前からあったのですが、正式に決定したのはわりと最近です。決まってからはバタバタと具体化していきましたね。原作の雰囲気のまま作ってくださるということだったので嬉しい反面、過激な描写もあるので、大丈夫なのかなという心配もありました。

――ネットでの反響も大きいですが、SNSなどはチェックされていますか?

ジャスミン ネガティブなことが書かれている掲示板などは見ないようにしていますね(笑)。

――声優さんのアフレコ現場にも立ち会われたそうですが、先生から「こうしてほしい」など要望を出されたりはしたのですか?

ジャスミン 私はほとんど何も言わずに、アニメのスタッフの方におまかせしました。ただ、1話でアイリが「ちくしょう!! 売れちゃったよ!!」と言うシーンがあるのですが、それだけは「思い切って叫んでほしい」とお願いしましたね。

 現在PVも公開されていますが、一視聴者として見て、普通に面白かったです。インパクトがあって(笑)。

――7月3日からいよいよ放送が始まりますが、「ここは注目してもらいたい」という点は?

ジャスミン もちろん、“極道”であり“アイドル”でもあるメインキャラたちのギャップは面白いので見てほしいですが、個人的には脇役にも注目してもらいたいです。マンガを描く段階では、それほど作り込んでいなかったキャラでも、声優さんたちが声をあてることで本当に面白くしてくれているんです。実は、メインキャラ以外にも豪華な声優さん方が出演してくださるので、そこも楽しみにしていただきたいですね。

――最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

ジャスミン アニメもマンガも、これからもっともっと面白くなりますので、ぜひ期待していてください!

* * *

 一見、突飛な設定に思われがちだが、先生のお話を伺って、それだけにとどまらない魅力と見どころのある作品であることを再認識した。アニメ放送後も、必ずやネットで話題になることだろう。ギャグ漫画好き、極道もの好き、アイドル好き、それぞれの見方で楽しむことができる作品だと思う。まずは、今夜放送の第1話に注目だ。

(取材・文=プレヤード)

■TVアニメ『Back Street Girls-ゴクドルズ-』
原作:ジャスミン・ギュ(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:今 千秋

BS11 7月3日より毎週火曜深夜1時~
TOKYO MX 7月3日より毎週火曜深夜1時40分~
MBS 7月3日より毎週火曜深夜3時~
AT-X 7月7日より、毎週土曜23時30分~
※リピート放送:毎週火曜15時30分~/毎週金曜7時30分~

公式HP:http://backstreetgirls-anime.toeiad.co.jp/ 
公式Twitter:https://twitter.com/inuganekikaku
公式Facebook:https://www.facebook.com/animebsg/

©ジャスミン・ギュ・講談社/犬金企画

■マンガ『Back Street Girls』
講談社「ヤングマガジン」にて連載中
単行本 1~11巻発売中

「ただの“出オチ”じゃない!」作者が語る、極道×アイドルマンガ『Back Street Girls』の魅力とは

 今、アイドル界では、ありとあらゆるものとの組み合わせが考えられている。プロレスアイドル、元自衛隊アイドル、女医アイドルなど、挙げていけばきりがないほどだ。

 そんな中、「極道」と「アイドル」というありえない設定で人気となったマンガがある。2015年から「ヤングマガジン」(講談社)に連載されている『Back Street Girls』だ。

 主人公は、「犬金組」という組織に属する若手極道の男3人。彼らは性転換&全身整形を施し、アイドルグループ「ゴクドルズ」としてデビューすることになる。極道ならではの特訓でアイドルのスキルを身につけた彼らは、アイドルヲタクから人気となり、その中で様々な出来事が起こっていく――。

 この奇想天外な設定が、ネットを中心に話題となり、今回ついにアニメ化されることとなった。

 一体、どんな発想からこの作品は生まれたのか? そしてアニメの見どころを、作者のジャスミン・ギュさんにお話を伺った。

* * *

 

――作品のアイデアは、どのような形で生まれたのでしょう?

ジャスミン・ギュ(以下、ジャスミン) 一言で言うと“究極のギャップ”を描きたかったんです。もともと極道モノを描きたいという気持ちがあって、“極道”と対称的なものを考えたときに頭に浮かんだのが“アイドル”でした。

――極道モノを描きたかったというのは、何か理由があるのですか?

ジャスミン 私、おじさんを描くのが好きなんですよ(笑)。それで、極道を描いていたら、担当さんから「可愛い女の子も出してよ」と言われて、女の子を描いてみました。

 自分では、今でも女の子を描くのは下手だと思っています。あまり描きたくなかったですし(笑)。でもいい機会なので、思い切ってこの作品は女の子を主人公にして、上手くなりたいなとは思いました。

――作品を描くにあたって、モデルとした人物や、参考にしたものは?

ジャスミン キャラクターなどで参考にしたものは全くないですね。衣装を参考にさせてもらった程度です。

 取材でとあるグループのライブを何度か見に行きましたが、ファンの幅広さには驚きました。年齢層もさまざまだし、女性もいますし。 

――好きなアイドルはいますか?

ジャスミン テレビなどで見ることはありますけど、「ファン」と言えるほど好きになった人はいないですね。私は、いろんなことにハマりやすいタイプなんですよ。なので、もし本気でファンになってしまったらどうなるかが怖いです。作品に出てくる人たちみたいに、実際CD何百枚も買ってしまいかねないです(笑)。

――マンガ作品では、どのようなものが好きでしたか?

ジャスミン 子供の頃は、鳥山明先生の『ドラゴンボール』(集英社)などが好きでした。一番好きなマンガ家さんは、伊藤潤二先生。楳図かずお先生の作品も好きです。ホラーマンガがとにかく好きなんですよ。

 なので、影響されないように意識しています。それでも影響されてしまっている部分はあると思いますね。

――今作を描くときは、ストーリーから作られたんですか? それともキャラクターから?

ジャスミン まずは設定を作って、その後がキャラクターですね。ただ、組長のキャラクターについては、ずっとこういう人を描きたいと思っていたんです。“ヤクザがアイドルになる”という設定が話題になりがちですが、彼らのキャラクターにも注目してもらいたいです。

――ストーリーやギャグのアイデアは、どのようにして考えられているのでしょう?

ジャスミン 何か方法があるわけではなく、単純に絞り出す感じです。

――ゴクドルズが歌う曲の詞も、先生が考えられているんですよね?

ジャスミン はい、私が考えています。ぼんやりとイメージはあるんですが、なるべくポップな感じにしようと思っていますね。

 音楽は大好きで、私自身、バンドもやっていたくらいなんです。よく聴くのはレゲエとかですね。

――連載は、今年3月発売の「ヤングマガジン」16号で一旦休止されていましたが、6月18日発売の29号から再開されましたね。今後の展開はどのようになりそうですか?

ジャスミン 今までのストーリーは、いろんな人が不幸になっていたので、その人たちを幸せにさせてあげたいなと思っています。まぁ、実際描いてみないとそのとおりになるかどうかはわからないですが。もしかしたら、もっと不幸になるかもしれない……。たまに、「ゴクドルズ」の生みの親である組長が暴走しがちで(笑)。

――やはり組長にも幸せになってもらいたい?

ジャスミン 組長はひどいことをやってるじゃないですか。だから、「この人こそひどい目に遭ってほしい」とはよく言われますね。悪い人間なんですけど、かっこよさは保ってあげたいと思っています。

――今回の作品以外で、今後描いてみたいテーマなどはありますか?

ジャスミン いろいろありますね。具体的なところまでは決まっていませんが、スケールの大きな作品を描いてみたいです。もちろんギャグマンガで。

――この作品もギャグ要素がありますが、時折ヒューマンストーリー的なシーンも出てきますよね。

ジャスミン 私は、ドラマや映画でもヒューマンストーリーの方が好きなんですよ。小説も恋愛小説が好きですし。なので、いろいろ挑戦していきたい気持ちはあります。

――ちなみに、原作のファンの方は、どのような層が多いと思われますか?

ジャスミン 20~30代の男性で、マンガ好きな人かなと思っているんですが、担当からは、結構女性ファンも多いと聞いています。たまにやりすぎる下ネタがあったりするので、ドン引きされない程度にとどめていこうとは思っています(笑)。

――この作品が話題になった一番の要因は、何だと思われますか?

ジャスミン やはり、最初の設定が大きいと思います。でも、それだけだと思われると悔しい部分もあります。「“出オチ”じゃなくて、その後のストーリーも、ギャグも、ちゃんと面白いよ!」と言いたいです。

――ここからはアニメについてお聞きしたいのですが、アニメ化の話は、いつ頃決まったのでしょう?

ジャスミン 話自体はかなり前からあったのですが、正式に決定したのはわりと最近です。決まってからはバタバタと具体化していきましたね。原作の雰囲気のまま作ってくださるということだったので嬉しい反面、過激な描写もあるので、大丈夫なのかなという心配もありました。

――ネットでの反響も大きいですが、SNSなどはチェックされていますか?

ジャスミン ネガティブなことが書かれている掲示板などは見ないようにしていますね(笑)。

――声優さんのアフレコ現場にも立ち会われたそうですが、先生から「こうしてほしい」など要望を出されたりはしたのですか?

ジャスミン 私はほとんど何も言わずに、アニメのスタッフの方におまかせしました。ただ、1話でアイリが「ちくしょう!! 売れちゃったよ!!」と言うシーンがあるのですが、それだけは「思い切って叫んでほしい」とお願いしましたね。

 現在PVも公開されていますが、一視聴者として見て、普通に面白かったです。インパクトがあって(笑)。

――7月3日からいよいよ放送が始まりますが、「ここは注目してもらいたい」という点は?

ジャスミン もちろん、“極道”であり“アイドル”でもあるメインキャラたちのギャップは面白いので見てほしいですが、個人的には脇役にも注目してもらいたいです。マンガを描く段階では、それほど作り込んでいなかったキャラでも、声優さんたちが声をあてることで本当に面白くしてくれているんです。実は、メインキャラ以外にも豪華な声優さん方が出演してくださるので、そこも楽しみにしていただきたいですね。

――最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

ジャスミン アニメもマンガも、これからもっともっと面白くなりますので、ぜひ期待していてください!

* * *

 一見、突飛な設定に思われがちだが、先生のお話を伺って、それだけにとどまらない魅力と見どころのある作品であることを再認識した。アニメ放送後も、必ずやネットで話題になることだろう。ギャグ漫画好き、極道もの好き、アイドル好き、それぞれの見方で楽しむことができる作品だと思う。まずは、今夜放送の第1話に注目だ。

(取材・文=プレヤード)

■TVアニメ『Back Street Girls-ゴクドルズ-』
原作:ジャスミン・ギュ(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:今 千秋

BS11 7月3日より毎週火曜深夜1時~
TOKYO MX 7月3日より毎週火曜深夜1時40分~
MBS 7月3日より毎週火曜深夜3時~
AT-X 7月7日より、毎週土曜23時30分~
※リピート放送:毎週火曜15時30分~/毎週金曜7時30分~

公式HP:http://backstreetgirls-anime.toeiad.co.jp/ 
公式Twitter:https://twitter.com/inuganekikaku
公式Facebook:https://www.facebook.com/animebsg/

©ジャスミン・ギュ・講談社/犬金企画

■マンガ『Back Street Girls』
講談社「ヤングマガジン」にて連載中
単行本 1~11巻発売中

まだ『けものフレンズ』騒動は忘れられていなかった……カドカワ株主総会で寄せられたユーザーの不信

 まだ、みんながみんな、忘れていたわけではなかった。6月20日に開催された、カドカワ株式会社の株主総会は、昨年来のカドカワに対するユーザーの不信を発露する場となった。

「出席者には、KADOKAWA直営電子書籍サイトBOOK☆WALKERのギフトカード1,000円分や、ニコニコ動画のテレビちゃんのトートバックが配布されたりしたほか、最新の作品を紹介するパネルも展示されていました。雰囲気は、さすがに株主総会だからなのか、落ち着いていましたね」

 そう話すのは、株主総会に参加した株主の一人だ。この日の株主総会に集まったのは100人ほど。決して、荒れることはなかったものの、質疑応答では、昨年来同社が抱える問題に次々と厳しい質問が寄せられたのである。

 それら厳しい質問の中でも痛烈だったのは、昨年大騒動になった『けものフレンズ』の、たつき監督解任をめぐる問題。今回の株主総会で質問した株主は、2017年末のニコ生でテレビ東京の細谷伸之氏プロデューサーが「たつき監督を継続した方が売上は良かっただろう」と指摘した件を持ち出し、解任理由を聞いた。

 これに答えたのは、カドカワの井上伸一郎氏。井上氏は、KADOKAWAは13社の出資会社の1つであり、各社の統一した意見として解任に至ったと説明。その上で、解任というよりも、制作会社が製作委員会の要望に必ずしもマッチしなかったこと。騒動を受けて話し合いを行ったものの、折り合わなかったことを説明した。

 さらに「けもフレ問題で、カドカワが悪人である」という流れに対して、釈明してはどうかという質問に対して、答えたのは同社代表取締役の川上量生氏。川上氏は、KADOKAWAやドワンゴが矢面に立つ形となってしまったことを「ドワンゴ側はある種、事故に巻き込まれた形」と発言。そもそも、騒動の矛先が向いたことに違和感を抱いていることを匂わせた。

 改めて『けものフレンズ』をめぐり、いまだユーザーの間にさまざまな思いが渦巻いていることを示したこの騒動。

 株主総会ゆえにか、井上氏や川上氏は簡潔だが丁寧な回答をしているように思える。とはいえ、結局はどういうことだったのか、いまだに事実関係もはっきりとはしていない。

『けものフレンズ』を通じてカドカワに不信感を持ち続けるユーザーは絶えないのか。
(文=是枝了以)

『ジョジョの奇妙な冒険』アニメ化で思い出される“あの国際問題”

 荒木飛呂彦氏の人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)の第5部「黄金の風」が10月からテレビアニメ化されることが、6月21日に明らかになった。第4部から2年後のイタリアを舞台に、ギャングスターを夢見る主人公のジョルノ・ジョバァーナの生き様が描かれる。

 10月の放送開始に先立ち、7月5日にパリ、7日にロサンゼルスで第1話が先行上映されるプレミアイベントが開催されるという。

 日本のみならず、ワールドワイドな広がりを見せる『ジョジョ』だが、アニメ版で思い出されるのが、あの黒歴史だろう。サブカル誌のライターが明かす。

「2001年に制作されたOVA版の中に不適切な表現があったとして、原作出版元の集英社と、アニメを制作したA.P.P.P.がホームページ上で謝罪。当該DVDアニメと、原作の一部の出荷が停止となりました」

 問題となっているのは、ジョジョ3部OVA『ジョジョの奇妙な冒険 Adventure 6 -報復の霧-』の冒頭シーン。

「エジプトにいる悪役DIOが、イスラム教の聖典『コーラン』を手にしながら、部下に主人公たちの抹殺を命じるのです。原作にはこのシーンはなく、アラビア語の文章を探していたスタッフが、『コーラン』と知らずに転写してしまった。このDVDは07年頃から、アラビア語の字幕を付けた海賊版がネット上で流通。視聴者の1人が、問題の場面の静止画をサイトに投稿し、『コーランを読めば私たちの子どもも悪者になるという意味か』と批判したことで、さまざまなサイトに拡散していった。中には『このアニメを放映したテレビ局を爆破しろ』という過激な意見まであったといいます。イスラム教スンニ派教学の最高権威機関アズハルの宗教見解委員長アトラシュ師も『イスラム教に対する侮辱で受け入れられない』と非難する大騒動となりました」(同)

 シリーズで最も女性ファンが多いといわれる5部。きな臭い話は二度と起きてほしくないが……。

ラノベじゃなかったら出荷停止にはならなかった!? 『二度目の人生を異世界で』に見えるラノベの扱いの軽さ

 10月から放送予定だったアニメ『二度目の人生を異世界で』に出演予定だった声優4人が突然の降板を発表した騒動。直後に同アニメの製作委員会はアニメ化の中止を公式サイトで発表。騒動はそれにとどまらず、原作の出版元のホビージャパンは、すでに18巻まで発売されている単行本の出荷を停止することを決めている。

 作者の作品外での発言が元で出版社が出荷を停止するのは、前代未聞の出来事だ。戦後70年余りの出版の歴史を振り返ってみても、同様の事例はない。

 出版社にとっても、すでに市場に流通している単行本を下げるのは大きな損害であり、おいそれとは判断できない。過去の事例を見ると、盗作や明らかな人権侵害、あるいは、作者が犯罪を犯して逮捕された……というレベルになって、なんとか行われることだ。

「今回問題となったのは、発言したのがラノベ作家だったからでしょう。同じような発言をしても論壇人ならば、批判はされても問題にされることはありませんよ」(出版史に詳しい編集者)

 今回、問題となったのは、作者・まいん氏のTwitterでの「日本最大の不幸は、隣に姦国という世界最悪の動物が住んでいることだと思う」などという暴言だ。

 こうした中国・韓国などに対する強烈な「暴言」を行う作家は、まいん氏に限らない。『永遠の0』(太田出版)などで知られる百田尚樹氏は、Twitterで中国・韓国に対する「暴言」を繰り返しているが、批判はされども単行本は相変わらず店頭に並んでいる。

 むしろ、まいん氏の幼稚な「暴言」以上に、中国や韓国に対する攻撃的な言説を行っている本など、ざらにある(同様に中韓の人々による日本に対する攻撃的な言説も)。

「本の中で、他国を口汚く罵っていたのならともかく、問題となったのは、あくまで作者個人の過去発言。それで、出荷停止措置まで取るホビージャパンは、あまりにも腰が引けています。アニメ化がおじゃんになったから、懲罰の意味合いもあるんじゃないでしょうか」(前同)

 もしも、まいん氏がライトノベル以外のジャンル……いうなれば『永遠の0』のように書店であれば「文芸」コーナーにどっしり置かれるような作家であれば、こうした事態にはならなかったのではないか。

 なんとなく、どんなに売れても世間からは、ラノベは軽く見られている実態を浮き彫りにしたのではないかとも思える。
(文=是枝了以)

ラノベじゃなかったら出荷停止にはならなかった!? 『二度目の人生を異世界で』に見えるラノベの扱いの軽さ

 10月から放送予定だったアニメ『二度目の人生を異世界で』に出演予定だった声優4人が突然の降板を発表した騒動。直後に同アニメの製作委員会はアニメ化の中止を公式サイトで発表。騒動はそれにとどまらず、原作の出版元のホビージャパンは、すでに18巻まで発売されている単行本の出荷を停止することを決めている。

 作者の作品外での発言が元で出版社が出荷を停止するのは、前代未聞の出来事だ。戦後70年余りの出版の歴史を振り返ってみても、同様の事例はない。

 出版社にとっても、すでに市場に流通している単行本を下げるのは大きな損害であり、おいそれとは判断できない。過去の事例を見ると、盗作や明らかな人権侵害、あるいは、作者が犯罪を犯して逮捕された……というレベルになって、なんとか行われることだ。

「今回問題となったのは、発言したのがラノベ作家だったからでしょう。同じような発言をしても論壇人ならば、批判はされても問題にされることはありませんよ」(出版史に詳しい編集者)

 今回、問題となったのは、作者・まいん氏のTwitterでの「日本最大の不幸は、隣に姦国という世界最悪の動物が住んでいることだと思う」などという暴言だ。

 こうした中国・韓国などに対する強烈な「暴言」を行う作家は、まいん氏に限らない。『永遠の0』(太田出版)などで知られる百田尚樹氏は、Twitterで中国・韓国に対する「暴言」を繰り返しているが、批判はされども単行本は相変わらず店頭に並んでいる。

 むしろ、まいん氏の幼稚な「暴言」以上に、中国や韓国に対する攻撃的な言説を行っている本など、ざらにある(同様に中韓の人々による日本に対する攻撃的な言説も)。

「本の中で、他国を口汚く罵っていたのならともかく、問題となったのは、あくまで作者個人の過去発言。それで、出荷停止措置まで取るホビージャパンは、あまりにも腰が引けています。アニメ化がおじゃんになったから、懲罰の意味合いもあるんじゃないでしょうか」(前同)

 もしも、まいん氏がライトノベル以外のジャンル……いうなれば『永遠の0』のように書店であれば「文芸」コーナーにどっしり置かれるような作家であれば、こうした事態にはならなかったのではないか。

 なんとなく、どんなに売れても世間からは、ラノベは軽く見られている実態を浮き彫りにしたのではないかとも思える。
(文=是枝了以)

日本人アニメーターを引き抜け! 中国アニメ業界の“厚遇ヘッドハント”で日本アニメが死ぬ日

 一部中国メディアが伝えた「なぜ中国のテレビから日本のアニメが消えてしまったのか」との記事が、アニメ関係者の間で話題になっている。

 同記事では、現在の中国ではテレビの地上波放送で、かつて人気だった日本のアニメがほとんど放送されておらず、その理由が「日中関係の悪化」に加え、「中国国内のアニメ産業発展」を打ち出す中国政府の方針に各テレビ局が追随している状況にあるからだという。

 日本のアニメ業界は「中国市場抜きではビジネスが成立しなくなっている」とも言われてきただけに、その売り先の縮小化はかなりの痛手になりそうだが、ある制作関係者に話を聞くと「ひそかに人材の流出も痛手になっている」というのだ。

「実は日本人のアニメ制作スタッフがたくさん中国で雇われているんですよ。Twitterで『上海旅行してきました』と書いている人が、実際には現地で仕事をしてきているんです。正直、中国アニメの仕事は年々、報酬が高くなっていますからね。ただ、それを公にすると日本の業界から裏切り者のレッテルを貼られたり、ファンから売国奴のように叩かれたりすることがあるので、隠れてやっている人が多いんです」(制作関係者)

 日本のアニメ業界は、低賃金の過酷労働が問題となっているが、中国では有能な人材であればその評価が、即賃金に反映される傾向が強くなっているという。

「3年前に上海企業が日本で会社を設立したとき、引き抜かれたアニメーターの待遇が日本企業より良かったという話がありましたけど、さらに中国に移住して仕事をするなら『もっと出す』というんですよ。昔の中国は日本アニメの安い下請けでしたが、本国のアニメが多数受注されるようになって、日本の有能な人材を欲しがるようになっているんです。中国アニメは日本と違って市場規模が大きいので、メジャー作になると、資金が日本の30倍高いなんてこともあります」(同)

 かつて中国では、街頭アンケートで8割以上の人々が「日本のアニメを見て育った」と答えていたが、15年に中国当局が日本のアニメ38作を配信禁止とし、『デスノート』や『進撃の巨人』、『東京喰種トーキョーグール』などが、いわゆるエロ・グロ規制を表向きの理由に放送できなくなった。

「ただ、その真意は中国のソフト産業強化のためなんです。現在でも『ワンピース』や『ドラえもん』、『名探偵コナン』といった作品は中国でも大人気ですけど、『剣王朝』、『実験品家族』、『天択記』、『蒼穹闘破』などたくさんの中華圏アニメも成果を挙げていて、次第に逆転しつつあります。それは日本人をアドバイザーに迎えての高品質化も大きいんですよ。過去の中華圏アニメは、どこか垢抜けない泥臭い感じで、いかにも政府の検閲が入ったようなものしかなかったのが、最近はそのまま日本で放送できるものもあるほど」(同)

 日本のアニメが長いこと作画、動画などを中国に下請けさせてきた経緯から、技術的には同等になっているが、それでも日本アニメは、そのストーリーや着想、制作進行のノウハウに至るまで、まだまだ価値が高いという。

「そこを中国が手に入れようとしているので、いま中国で働く日本人アニメーターは厚待遇ですね。ゆくゆくは中国市場で働くことが日本人アニメーターの主流になるのでは? 何しろ日本のアニメ産業は長年『永遠の薄利多売』といわれる“ブラック化”で衰退の危機にあって、経済産業省が業界の生産改革に乗り出しているほどです。それなら中国で働いた方がいいんです」(同)

 中国の求人サイトで見つけた日本人スタッフ募集は、「日本のアニメ業界で5年以上の勤務経験」を条件としているが、待遇は「1万8,000中国元」(約31万円)に加え昇給や福利厚生はもちろん「家賃無料のマンション住居」とあった。勤務地の上海は近年、物価が高まっているから昔ほどの“お得感”はないにしろ、日中の物価差を考えれば好条件といえる。前出関係者は「日本ではそれよりずっと安い報酬で働いているアニメ労働者がたくさんいて、月収17万円という人も珍しくないのだから、飛びついてもおかしくない」と話している。このままでは日中の逆転現象も近いか。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

いよいよ7月!! あの「田切駅」にアニメ史に残る名所が……“アニメ聖地巡礼発祥の地”記念碑が建立されるぞ

 アニメ聖地巡礼発祥の地を記念する石碑が、この7月に建立される。

 その名も「アニメ聖地巡礼発祥の地 記念碑」。建立されるのは、長野県は飯島町のJR飯田線・田切駅前である。

 普段は、人もまばらな田切駅周辺だが、ここには古くから多くのアニメファンが詰めかけている。きっかけは、1991年にリリースされたOVA版『究極超人あ~る』だ。この作品では「いつも通り」に田切駅で降りてしまった主人公らが、轟天号(ブリジストンの自転車・ロードマン)で田切駅から伊那市駅までを走り抜けるのがクライマックス。

 以来、決して賑わいはしないが、現在に至るまで田切駅を訪れるファンが絶えることはない。

 そして2012年からは、年に一度大勢のファンが集うようになった。飯田線・伊那市駅開業100周年にちなむイベントの一つとして、伊那市役所自転車部などによって『究極超人あ~る』を再現しようという、あまりにオバカなイベントが開催されたのである。

 以来、毎年一度、頼んでもないのに全国から、老若男女が自転車を担いだり、コスプレをして現地に駆けつけているのだ。

 これを経て、2013年の開催時には田切駅を「究極超人あ~るとそのファンによって図らずも誕生した聖地巡礼発祥の地」であるとする「聖地巡礼発祥の地宣言」を発表。

 そして、これまた面白い人々によって田切駅が開業100周年を迎える今年「アニメ聖地巡礼発祥の地 記念碑」の建立が決まったのである。

 この催しの発案者の一人でもあり、記念碑の発起人である伊奈市役所自転車部「Cycle倶楽部R」代表の牧田豊氏は語る。

「毎年『今年もバカな夏がやってきました~』とは言ってますが、こんな片田舎に全国から人が来てくれるのは有り難いことです。みなさんの浄財のおかげで当初の予定よりも大きな記念碑を建てることができます。今では全国各地で聖地巡礼が行われているわけですけど、本当の始まりがここにはあります。それを、ぜひ来て、味わってほしいと思っています」

 記念すべき碑の除幕式は、今年も全国から人が集まるイベント開催日に行われる予定。

 毎年、メインの自転車イベントはタイトルを変えているが、今年は『轟天号を追いかけて 2018/伊那の七福神 聖徳寺さまは福禄寿』として開催。

===
田切駅開業100周年の良き年に、伊那の七福神を巡れば家内安全、商売繁盛、五穀豊穣、学業成就、恋愛成就、諸芸上達、武運長久、怨敵退散、焼肉定食まちがいなし
===

 として、参加者を募っている。

 自転車参加者は誓約書を提出する必要があるが、出走せずにコスプレなどで見物するなどのにぎやかしの場合は不要だ。

 梅雨も明けた夏の1日、面白いものを探している人なら、ぜひ駆けつけたいところ。何も準備はいらない。ただ、伊那谷は美味いもの天国なので、腹だけは空かせておいたほうがいい。
(文=昼間たかし)

『轟天号を追いかけて 2018/伊那の七福神 聖徳寺さまは福禄寿』
https://goutengo.jimdofree.com/

7月28日(土) 飯田線・田切駅前集合
*午後2時30分頃から受付開始なので、勝手に集合のこと。
*自転車で走りたい人は、リンク先誓約書を提出の上で自力で。

いよいよ7月!! あの「田切駅」にアニメ史に残る名所が……“アニメ聖地巡礼発祥の地”記念碑が建立されるぞ

 アニメ聖地巡礼発祥の地を記念する石碑が、この7月に建立される。

 その名も「アニメ聖地巡礼発祥の地 記念碑」。建立されるのは、長野県は飯島町のJR飯田線・田切駅前である。

 普段は、人もまばらな田切駅周辺だが、ここには古くから多くのアニメファンが詰めかけている。きっかけは、1991年にリリースされたOVA版『究極超人あ~る』だ。この作品では「いつも通り」に田切駅で降りてしまった主人公らが、轟天号(ブリジストンの自転車・ロードマン)で田切駅から伊那市駅までを走り抜けるのがクライマックス。

 以来、決して賑わいはしないが、現在に至るまで田切駅を訪れるファンが絶えることはない。

 そして2012年からは、年に一度大勢のファンが集うようになった。飯田線・伊那市駅開業100周年にちなむイベントの一つとして、伊那市役所自転車部などによって『究極超人あ~る』を再現しようという、あまりにオバカなイベントが開催されたのである。

 以来、毎年一度、頼んでもないのに全国から、老若男女が自転車を担いだり、コスプレをして現地に駆けつけているのだ。

 これを経て、2013年の開催時には田切駅を「究極超人あ~るとそのファンによって図らずも誕生した聖地巡礼発祥の地」であるとする「聖地巡礼発祥の地宣言」を発表。

 そして、これまた面白い人々によって田切駅が開業100周年を迎える今年「アニメ聖地巡礼発祥の地 記念碑」の建立が決まったのである。

 この催しの発案者の一人でもあり、記念碑の発起人である伊奈市役所自転車部「Cycle倶楽部R」代表の牧田豊氏は語る。

「毎年『今年もバカな夏がやってきました~』とは言ってますが、こんな片田舎に全国から人が来てくれるのは有り難いことです。みなさんの浄財のおかげで当初の予定よりも大きな記念碑を建てることができます。今では全国各地で聖地巡礼が行われているわけですけど、本当の始まりがここにはあります。それを、ぜひ来て、味わってほしいと思っています」

 記念すべき碑の除幕式は、今年も全国から人が集まるイベント開催日に行われる予定。

 毎年、メインの自転車イベントはタイトルを変えているが、今年は『轟天号を追いかけて 2018/伊那の七福神 聖徳寺さまは福禄寿』として開催。

===
田切駅開業100周年の良き年に、伊那の七福神を巡れば家内安全、商売繁盛、五穀豊穣、学業成就、恋愛成就、諸芸上達、武運長久、怨敵退散、焼肉定食まちがいなし
===

 として、参加者を募っている。

 自転車参加者は誓約書を提出する必要があるが、出走せずにコスプレなどで見物するなどのにぎやかしの場合は不要だ。

 梅雨も明けた夏の1日、面白いものを探している人なら、ぜひ駆けつけたいところ。何も準備はいらない。ただ、伊那谷は美味いもの天国なので、腹だけは空かせておいたほうがいい。
(文=昼間たかし)

『轟天号を追いかけて 2018/伊那の七福神 聖徳寺さまは福禄寿』
https://goutengo.jimdofree.com/

7月28日(土) 飯田線・田切駅前集合
*午後2時30分頃から受付開始なので、勝手に集合のこと。
*自転車で走りたい人は、リンク先誓約書を提出の上で自力で。