でんぱ組.incの新体制&グループ兼任……アイドル界に地殻変動!? 2018年アイドル界を勝手に大予想

 一年の始まり、あちこちの業界で「2018の展開を予想する」といった記事が出てくる。
もちろんアイドル界もその例に漏れず、多くの識者や業界関係者、現役アイドルなどが「今年はこの子たちがくる!」「今年はこんな展開になる」といった展望を述べている。

 もちろん、それなりの経験を積んできた人たちばかりだから、見る目は確かだろう。しかし、極論すれば「予想」などというのは、当たろうが当たるまいがどっちでもいいのだ。

 実は重要なのは、その見解を聞いて「そうなったら面白いな」「自分だったら違った読みをするな」と自分自身のスタンスを確認し、それを楽しめるかどうかではないかと思っている。

 そこで今回は、2018年のアイドル界を展望し、起こったら面白そうなことを勝手に予想してみようと思う。念のため申し上げておくが、私自身、そこまで「的中させよう!」という気があるわけではなく書いているので、参考程度に読んでいただければ幸いだ。

 まず最初に挙げたいのは、アイドル界の勢力図である。言うまでもなく、現在のアイドル界は、48グループ、坂道グループの『秋元勢』を中心として、モーニング娘。’18、アンジュルムなどの『ハロプロ勢』、ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学を擁する『スターダスト勢』など、多くの勢力が台頭している。

 そんな中、昨年末ひとつの勢力に動きがあった。これまで、でんぱ組.incや妄想キャリブレーションなどが所属していた『ディアステージ』に、今年から虹のコンキスタドール、ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)のいた『ピクシブ勢』、愛乙女☆DOLL、Chu☆Oh!Dollyの『ArcJewel勢』が合流し、一大勢力となったのだ。

 これは言ってみれば、中堅どころが力を合わせ、王者に戦いを挑む構図。セブンイレブンに対抗するため、ファミリーマートがサンクスとサークルKを吸収したようなもの、とでも言えばわかりやすいだろうか。

 18年はこの勢力の統合の動きが加速するのではないかと思っている。これまで大手の陰に隠れていた中小の勢力がいくつか手を組み、存在感を増してくるというようなことも起こるだろう。

 思い出してみてほしい。1990年代のバブル崩壊をきっかけに、銀行の合併・吸収が急速に進み、元の銀行がどこだかわからなくなるほど名前が変わっていった時のことを。地殻変動は始まっている。最後に落ち着く先は、どのような姿になっているか注目したい。

■グループ「兼任」制度のメリットとデメリット

 次に挙げたいのは、1人のアイドルが複数のグループに所属する「兼任」制度についてである。先に挙げた『ディアステージ勢』への統合に伴い、虹のコンキスタドールの根本凪とベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)の鹿目凛が、でんぱ組.incのメンバーとして活動することとなった。しかし、二人とも移籍という形ではなく、元のグループと兼任するとのことである。

 おりしも、12月にデビューした、ラストアイドルファミリーのメンバーも、他ユニットとの兼任アイドルが多くいる(もともと兼任可というのがひとつのコンセプトだった)。兼任というシステム自体は、48グループなどの秋元勢でも多く見られたが、メリットもデメリットもあると思う。

 活動する時間的な制限があるのは当然だが、元のグループとの差別化や、他のメンバーとのバランスなど、うまくコントロールしなければ共倒れとなりかねない。一方で、元のユニットで培ったイメージをうまく持ち込み、相乗効果で盛り上がっていくケースや、両方の活動によって本人の資質が倍増するということもある。運営側からしても、それぞれのファンが両方のアイドルに来ることになれば、集客アップにもつながるので、悪い話ではないだろう。

 今回の兼任がうまくいくようであれば、他のアイドルグループに波及していくのは間違いない。1人のアイドルが複数のグループを兼任する、そんな時代が珍しくなくなるかもしれない。

■「地下」と「地上」のすみわけ

 最後に挙げておきたいのは、地上と地下の差別化だ。一般的に現代のアイドルは、メジャーシーン(キー局のテレビであったり、メジャーレーベルでのCD発売など)で活動する「地上」と、主にライブハウスやインディーズでのCD発売などで活動する「地下アイドル」に区分される。

 もちろん、明確な基準があるわけではなく、メジャーなレーベルからCDを出しながらも、地下的なライブ活動を行っているグループもあれば、比較的大きな会場でライブをしながらも、インディーズレーベルからCDを出しているグループもあり、その区分は曖昧模糊としているのが実情だ。今年はその線引きが明確化されるのではないかと思っている。

 その根拠の一つは、昨年12月24日、里咲りさが発表したひとつの「報告」にある。
里咲りさは、自身で作詞作曲もこなし、マネジメントもするというアーティストだ。その愛らしいルックスやユニークな企画、奔放な発言によって「地下アイドル」としても人気がある。そんな彼女は、昨年9月22日にZepp DiverCity TOKYOで開催されたワンマンライブで、ある宣言をした。それは、「オファーあるメジャーレーベル、芸能事務所などと契約する」というFA宣言、言ってみれば、“地下から地上への移籍宣言”だった。

 実際、いくつかのレーベルや事務所からオファーがあったという。彼女自身の優れた才能はファンならずとも知っていることなので、それは当然のことだろう。しかし、12月24日の報告で、彼女は「どことも契約もせず、これからもフリーで活動する」と発表したのだ。理由について、多くは語られていないが、彼女は彼女自身の希望と使命感を持って、あえて「地下」の道を選んだものと思われる。

 多くの人は「地下アイドル」が、「地上」より格下、もしくはそこを目指す過程であると考えるかもしれない。しかし、その現場を見ている者からすれば、それは必ずしも正しくない。もちろん、地上を夢見て、地下で活動している人もいるだろう。しかし、「地下」という場所に魅力を感じて活動しているアイドルと、そのファンはとても多いのだ。決して地上アイドルの代替の存在でもなく、それ自体が違った文化として存在している。同様の分析は、姫乃たまの著書『職業としての地下アイドル』(朝日新書)などでもされている。

 そういった、アイドル側、ファン側からの動きにより、地上の良さ、地下の良さ、それぞれがより明確になって、きちんとすみ分けがなされる。そんな動きが出てくるのではないかと考えられるのだ。

 以上、2018年のアイドル界の動向を、勝手に予想してみた。

 アイドルというのは、ファンの動きがあってこそ、ブームにもなり話題にもなる。その意味で、今これを読んでいる人も含めて、今年のアイドル界を作っていくことになるのだ。
みんなでアイドル界を盛り上げ、楽しい一年にしようではないか。
(文=プレヤード)

GEM解散でiDOL Street再編? エイベックスの「アイドルを下に見る」伝統が最悪の結果をもたらす

 エイベックスの女性アイドルプロジェクト「iDOL Street」所属のアイドルグループ「GEM」が今春に解散することを発表。エイベックスのアイドル部門の店じまいが近づいているのではないかと業界内ではささやかれている。

 昨年、メンバーの村上来渚と伊山摩穂が仕事を休んで、男性と焼肉を食べていたのではないかとネット上でウワサに。その後、GEMとしてのイベント出演が中止になり、さらに村上と伊山の2人は「専属契約違反となる行為」を理由に無期限活動休止となっていた。

「メンバーの不祥事が発覚したとしても、そのメンバーをクビにして終わるのが普通。2人同時の不祥事は確かに痛いですが、それで解散してしまうというのは、運営が解散のタイミングをうかがっていたとしか考えられません」(音楽業界関係者)

 iDOL Streetには、GEMのほかにSUPER☆GiRLS、Cheeky Parade、わーすたの3グループが所属。GEMの解散を機に、その3グループについてメンバー交代を含めた再編成を検討しているとの報道もあった。

「現実問題として、iDOL Streetはビジネスとしては成り立っていません。SUPER☆GiRLSも、メンバーの浅川梨奈や渡邉幸愛はグラビアなどで活躍していますがグループとしての活動は停滞気味。Cheeky Paradeも最大9人いたメンバーのうち2人が辞めて、2人が留学中で、今は5人でほそぼそ活動中という状態。わーすたは、まだ若いグループなので勢いはありますが、iDOL Streetを支えるほどではない。このまま先細りになるくらいなら、リストラを含むグループの再編成をして、最後の勝負に出るということも十分にありうるでしょう」(同)

 とどのつまり、アイドルの売り出しに失敗してしまったエイベックス。その背景には、無謀な“アーティスト路線”もあるという。レコード会社関係者が語る。

「エイベックスのアイドルグループは、何かと“パフォーマンス重視”だということをアピールし、さらには“海外に進出したい”と言い出すことが多い。ただ、パフォーマンスのレベルが本当に高いかと言われれば、決してそうでもなく、世界的に人気があるかといわれれば、まったくそうではない。つまり、大きな風呂敷を広げている割に、まったく内容が伴っていないんです。ファンはもちろん応援してくれますが、あまりに無謀な夢ばかり語られていたら、さすがに“何を言ってんだよ”と萎えてしまう。エイベックスの運営サイドは、ファンの需要をまったく把握できてないんでしょうね」

 そもそもエイベックス社内には“アイドルを下に見る”という文化が伝統的にあるといわれている。

「“アイドル=ダサい”、“アーティスト=カッコイイ”という、90年代的な価値観がいまだにエイベックスには残っているというイメージですね。Cheeky ParadeやGEMなんかは、まさにアイドルからアーティストへのシフトを図っていたし、iDOL Street所属ではありませんが、同じくエイベックスの東京女子流は一時期“アーティスト宣言”なるものをして、アイドルイベントへの出演をやめていたくらい。アイドルファンを相手に商売をしているのに、アイドルを否定するような戦略を取るのだから、それは成功できませんよ」(前出・レコード会社関係者)

 GEMの解散後、iDOL Streetがどう変わっていくのか。夢を持って活動しているメンバーたちのためにも、店じまいとならないことを祈りたい。

ももクロ・有安杏果の脱退は“実質的な独立”か? スターダストとの契約更改交渉に応じず……

 アイドルグループ・ももいろクローバーZの有安杏果が、急きょグループを脱退することが発表され、ファンを騒然とさせた。

 1月15日に公式サイトで発表され、その1週間後の21日に行われるライブをもって活動を終了するという。近年、アイドルグループからのメンバー脱退は、早めに発表して「卒業ビジネス」につなげるケースが多かったが、今回は、そんな余地はほとんどない。

 所属事務所のスターダストプロモーションは「本人の“普通の女の子の生活を送りたい”という想いを尊重し、同日、弊社との専属マネジメント契約も終了することといたしました」と報告したが、同時に「突然のご報告となりまして誠に申し訳ございません」と、異例の謝罪文を添えた。有安の脱退は事務所にとっても不本意な結果だったことがうかがえるが、実際に事務所関係者から「契約更改の交渉に応じてもらえなかった」という無念の声も聞かれた。

 有安は幼少のころからタレント活動を始め、2009年に、ももクロに中途加入。昨年、メンバー初のソロアルバムを発売し、日本武道館での単独公演を開催する人気メンバーだった。

 しかし、グループ卒業後は芸能活動から離れるとしており、メンバー全員が契約していたキングレコードとのアーティスト契約も終了する。芸能マネジメントに詳しい関係者によると「契約上、昨日辞めると言って今日辞められる世界ではないので、早くから辞める話があったはず」だという。

「通常、契約中に更改時より先の仕事予定も入れていくので、どんどん先の予定が決まっている中で、急に辞めると言えば問題も出てくる。でも、今回そうしたトラブルは一切、耳にしないので、有安さんはかなり早くから事務所サイドに契約更改の意思がないことを伝えていたはずです。それに対して、事務所側は長く引き留めの交渉をしていたものの実らず、ギリギリの発表になってしまったのでは? 本来、有安さんの意思が固いとわかっていたら、もっと早く発表させればよかったんですが、グループ全体で入れたい仕事もあったんだと思います。例えばCM契約などは、5人だから成立していたものもありますからね。おそらくは急な発表というのは事務所サイドの意向であって、有安さん本人がそうしたかったわけではないのでは」

 一部メディアによると、本人は脱退を2年前から考え、昨年3月の大学卒業後に決心したという。メンバーに伝えたのは昨年12月だったというが、常識的に考えれば、この時点ですでに事務所には辞める意向を伝えていたはずだ。メンバーの中には「急な報告で混乱した」(佐々木彩夏)と明かす者もいたが、今後は残された4名で活動を継続する。

 気になるのは、有安が「芸能活動を離れる」とは言っているものの、引退自体は否定していることだ。一部メディアに「引退と取る方はいると思いますけど、私は卒業と言っています」「音楽自体は好きなので、これからも勉強することはある」と話している。

「ひょっとするとソロ活動などを通じて、グループとは別に活動したくなったのかもしれません。そのために脱退となると事務所との関係も険悪になりがちなので、『今後はあくまで白紙』として、まず辞めるという選択をした可能性も。上手な形の独立という気もします」(前出関係者)

 本人は「何も予定のない日々を人生で一度くらい過ごしてみたい」としているが、休養期間を経た後の動きにも注目だ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

ももクロ・有安杏果の脱退は“実質的な独立”か? スターダストとの契約更改交渉に応じず……

 アイドルグループ・ももいろクローバーZの有安杏果が、急きょグループを脱退することが発表され、ファンを騒然とさせた。

 1月15日に公式サイトで発表され、その1週間後の21日に行われるライブをもって活動を終了するという。近年、アイドルグループからのメンバー脱退は、早めに発表して「卒業ビジネス」につなげるケースが多かったが、今回は、そんな余地はほとんどない。

 所属事務所のスターダストプロモーションは「本人の“普通の女の子の生活を送りたい”という想いを尊重し、同日、弊社との専属マネジメント契約も終了することといたしました」と報告したが、同時に「突然のご報告となりまして誠に申し訳ございません」と、異例の謝罪文を添えた。有安の脱退は事務所にとっても不本意な結果だったことがうかがえるが、実際に事務所関係者から「契約更改の交渉に応じてもらえなかった」という無念の声も聞かれた。

 有安は幼少のころからタレント活動を始め、2009年に、ももクロに中途加入。昨年、メンバー初のソロアルバムを発売し、日本武道館での単独公演を開催する人気メンバーだった。

 しかし、グループ卒業後は芸能活動から離れるとしており、メンバー全員が契約していたキングレコードとのアーティスト契約も終了する。芸能マネジメントに詳しい関係者によると「契約上、昨日辞めると言って今日辞められる世界ではないので、早くから辞める話があったはず」だという。

「通常、契約中に更改時より先の仕事予定も入れていくので、どんどん先の予定が決まっている中で、急に辞めると言えば問題も出てくる。でも、今回そうしたトラブルは一切、耳にしないので、有安さんはかなり早くから事務所サイドに契約更改の意思がないことを伝えていたはずです。それに対して、事務所側は長く引き留めの交渉をしていたものの実らず、ギリギリの発表になってしまったのでは? 本来、有安さんの意思が固いとわかっていたら、もっと早く発表させればよかったんですが、グループ全体で入れたい仕事もあったんだと思います。例えばCM契約などは、5人だから成立していたものもありますからね。おそらくは急な発表というのは事務所サイドの意向であって、有安さん本人がそうしたかったわけではないのでは」

 一部メディアによると、本人は脱退を2年前から考え、昨年3月の大学卒業後に決心したという。メンバーに伝えたのは昨年12月だったというが、常識的に考えれば、この時点ですでに事務所には辞める意向を伝えていたはずだ。メンバーの中には「急な報告で混乱した」(佐々木彩夏)と明かす者もいたが、今後は残された4名で活動を継続する。

 気になるのは、有安が「芸能活動を離れる」とは言っているものの、引退自体は否定していることだ。一部メディアに「引退と取る方はいると思いますけど、私は卒業と言っています」「音楽自体は好きなので、これからも勉強することはある」と話している。

「ひょっとするとソロ活動などを通じて、グループとは別に活動したくなったのかもしれません。そのために脱退となると事務所との関係も険悪になりがちなので、『今後はあくまで白紙』として、まず辞めるという選択をした可能性も。上手な形の独立という気もします」(前出関係者)

 本人は「何も予定のない日々を人生で一度くらい過ごしてみたい」としているが、休養期間を経た後の動きにも注目だ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

ももクロ・有安杏果に“卒業の予兆”はあったのか? マジメすぎるがゆえの「気難しさ」に関係者も困惑

 ももいろクローバーZの有安杏果が15日、グループを卒業し、芸能界を引退することを発表した。21日に幕張メッセで行われるライブが最後のステージとなり、発表から1週間で引退という異例の事態となった。

 引退後は「普通の女の子」になりたいという有安。引退については、ずっと考えていたとのことで、昨年末にメンバーたちに打ち明けたという。

 寝耳に水の電撃引退となったが、その予兆は少なからずあったようだ。音楽業界関係者はこう話す。

「テレビやラジオの収録の合間に、有安以外の4人のメンバーはワチャワチャはしゃいでいるのに、有安だけが無口になっているという場面は何度か目撃しています。“ちょっと疲れているのかな?”くらいに思っていたスタッフも多かったようですが、もしかしたら、ももクロとしての活動に疑問を持っていたのかもしれませんね」

 別の関係者はこんなエピソードを明かす。

「ある収録の時、待ち時間が結構長かったんです。ちょっと広めの控室と、着替えなんかをする楽屋が用意されていて、有安以外の4人は広い控室のほうで、スタッフを交えて談笑していたんですが、有安は楽屋に1人でこもっていました。どうやら仮眠を取っていたようですが、いざ収録が始まるタイミングになっても、まったく出てこない。スタッフが呼びに行っても、なかなか返答がなく、結局出てくるまで30分くらいかかったんじゃないでしょうか。純粋にぐっすり寝てしまっていただけなのかもしれませんが、現場はヒヤヒヤでした」

 ももクロのメンバーたちといえば、常に明るくサービス精神も旺盛。マスコミ関係者の間での評判も上々だ。しかし、有安については「気難しい」というイメージもあったようだ。

「例えば高城れになんかは、取材時に答えにくい質問をされても、冗談を交えて面白おかしくネタにしてくれるんですが、有安は答えたくない質問には答えないし、リップサービスもほとんどない。すごくマジメで、ウソをつけない性格であるがゆえの、有安なりの誠実さなのだと思いますが、気難しいと感じていた関係者は少なくなかったようですね」(前出・音楽業界関係者)

 どうやら4人との間に性格的なギャップもあったといえそうな有安。そういったストレスの積み重ねが、引退への決断を後押ししたのかもしれない。

ももクロ・有安杏果に“卒業の予兆”はあったのか? マジメすぎるがゆえの「気難しさ」に関係者も困惑

 ももいろクローバーZの有安杏果が15日、グループを卒業し、芸能界を引退することを発表した。21日に幕張メッセで行われるライブが最後のステージとなり、発表から1週間で引退という異例の事態となった。

 引退後は「普通の女の子」になりたいという有安。引退については、ずっと考えていたとのことで、昨年末にメンバーたちに打ち明けたという。

 寝耳に水の電撃引退となったが、その予兆は少なからずあったようだ。音楽業界関係者はこう話す。

「テレビやラジオの収録の合間に、有安以外の4人のメンバーはワチャワチャはしゃいでいるのに、有安だけが無口になっているという場面は何度か目撃しています。“ちょっと疲れているのかな?”くらいに思っていたスタッフも多かったようですが、もしかしたら、ももクロとしての活動に疑問を持っていたのかもしれませんね」

 別の関係者はこんなエピソードを明かす。

「ある収録の時、待ち時間が結構長かったんです。ちょっと広めの控室と、着替えなんかをする楽屋が用意されていて、有安以外の4人は広い控室のほうで、スタッフを交えて談笑していたんですが、有安は楽屋に1人でこもっていました。どうやら仮眠を取っていたようですが、いざ収録が始まるタイミングになっても、まったく出てこない。スタッフが呼びに行っても、なかなか返答がなく、結局出てくるまで30分くらいかかったんじゃないでしょうか。純粋にぐっすり寝てしまっていただけなのかもしれませんが、現場はヒヤヒヤでした」

 ももクロのメンバーたちといえば、常に明るくサービス精神も旺盛。マスコミ関係者の間での評判も上々だ。しかし、有安については「気難しい」というイメージもあったようだ。

「例えば高城れになんかは、取材時に答えにくい質問をされても、冗談を交えて面白おかしくネタにしてくれるんですが、有安は答えたくない質問には答えないし、リップサービスもほとんどない。すごくマジメで、ウソをつけない性格であるがゆえの、有安なりの誠実さなのだと思いますが、気難しいと感じていた関係者は少なくなかったようですね」(前出・音楽業界関係者)

 どうやら4人との間に性格的なギャップもあったといえそうな有安。そういったストレスの積み重ねが、引退への決断を後押ししたのかもしれない。

欅坂46・平手友梨奈、右腕のケガより深刻な“メンタル問題”「不安定な状態が続いていた」

 人気アイドルグループ・欅坂46の中心メンバー・平手友梨奈が、右腕の上腕三頭筋損傷のケガを負っていたことが判明した。公式サイトでは「平手友梨奈に関しまして、右腕の痛みを訴え、上腕三頭筋損傷で全治1ヵ月の怪我と診断されました」。続けて「日本武道館公演への出演に向けて治療を続けてまいりましたが、万全のパフォーマンスが困難だと判断いたしました」と報告された。

 欅坂は1月30日と2月1日に東京・日本武道館で単独コンサートを開催予定だったが、2日間とも、関連グループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」の単独公演に振り替えられる。

 平手は今月8日と13日~14日に名古屋市内で開催された握手会を欠席。昨年大みそかの『第68回NHK紅白歌合戦』でも、パフォーマンス後に過呼吸で倒れんでおり、ファンの間ではメンタル面を心配する声が上がっていた。

 今後、ケガによってグループに迷惑をかけたことが、責任感の強い彼女に重くのしかかる可能性もある。音楽関係者の話。

「AKB48が『陽』な、欅坂は『陰』。暗めの曲が多く、それに引っ張られるようにメンバーもネガティブな子が多いのが、このグループの特徴です。中でも平手は楽曲の世界観の影響をモロに受けてしまうタイプで、昨年後半から不安定な状態が続いていました」

 平手が“限界ギリギリ”なのは、マスコミの間では広く知られた話で「楽屋に延々閉じこもることはしょっちゅう。某メディアのインタビュー取材では、終始無反応で周囲を困らせたこともある。通院治療を行っているようだが、この休養で良い方向に向かってほしいところ」(スポーツ紙記者)という。

 グループにとって平手は必要不可欠な存在だが、心身のバランスを崩しては元も子もない。右腕の負傷でしばらく休むことになるが、十分に静養してもらいたい。

水戸市とべったりのアイドルグループ解散! 未成年メンバーへの“セクハラ&飲酒強要”原因か

 昨年11月、18歳メンバーが運営からセクハラや飲酒強要を受けたと訴えていた5人組アイドルグループ“水戸ご当地アイドル(仮)”が、解散を発表した。

 2012年から活動する同グループは、14~19歳の5人組。茨城県水戸市の魅力を全国に発進する「みとの魅力宣伝部長」を委嘱され、水戸市主催のイベントや地元メディア、全国のアイドルイベントなどに出演。茨城県農林水産部が進める「茨城をたべよう」運動の応援ソングを歌っていたほか、日本テレビ主催のアイドルコンテスト『汐留ロコドル甲子園2017』では準優勝に輝いた。

 ロコドルとして順調に見えた水戸ご当地アイドル(仮)だが、昨年12月に脱退予定だった18歳メンバー“うめ”が、同11月にTwitterで運営の問題点を告発し、脱退時期を繰り上げ。ツイートには「飲酒の強要、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント、賃金未払い、脱税の疑い」とあり、具体的には17歳当時に宿泊先のバーに運営スタッフから呼び出され、飲酒を強要されたほか、昨夏のイベント後に過呼吸で倒れた際に、担いだ男性に胸を触られ「柔らかかった」と言われたと訴えていた。

 この騒動後、目立った活動を自粛していた同グループだが、今月12日に「うめ側と第三者を交え話し合いを続けて参りました。また、昨年末には面会により直接、運営側の認識と謝罪を伝えさせていただきましたが、一部の主張については話し合いが平行線となり円満解決には至りませんでした」と報告。同時に、運営は「活動を続けていきたい」としていたが、この2日後に「1月14日をもちまして解散することといたしました」と一転。その理由を「今回の報道を受け、現メンバーやOGに対してSNS等での中傷などによる心身への影響が大きく、活動の継続が困難と判断いたしました」と説明している。

 なお、同グループは12年から昨年までに、23人ものメンバーが卒業・脱退。その理由はさまざまだが、昨年9月に卒業予定だった17歳メンバー“あやや”も、「運営との見解の違い」を理由に脱退時期を8月に早めている。

「脱退メンバーの多さからも、運営のお粗末さが垣間見える。運営はうめの訴えを一部否定しているものの、結局、疑惑や責任はうやむやなまま解散に至ってしまった。あくまでも“報道によるSNSでの中傷”を理由にする運営に、アイドルファンからは“責任逃れ”との批判も。さらに、この騒動を毎日新聞などが報じる一方で、これまで散々、同グループの活動を取り上げてきた茨城新聞が、セクハラ・パワハラ疑惑についてスルーしている点に関しても、『地元ぐるみの隠蔽か』と疑問の声が上がっています」(芸能記者)

 似たような騒ぎといえば、昨年8月に一部メンバーがセクハラ被害を訴えたアイドルグループ“Tick★tik”が、この翌月に解散を発表。

 同年1月には、アイドルグループ“恋をするには若すぎる”のメンバーが、他の一部メンバーが妻子持ちのプロデューサーからセクハラ行為を受けていると訴え、メンバー全員が脱退。

 15年には、アイドルグループ“sherbet”のメンバー3人が、プロデューサーのセクハラ行為により脱退している。

「地下アイドルの運営は、マネジャー業のノウハウを知らないズブの素人も多いため、公私混同しやすいのでは? とはいえ、メジャーな芸能界でもセクハラは横行している。こちらは“業界のプロ”による仕業のため、公にならないだけでしょう。我々がテレビで目にしている芸能界のほうが、地下アイドル界なんかよりよっぽど怖いですよ……」(同)

 行政と密着していただけに、突然の解散発表に驚きも大きい水戸ご当地アイドル(仮)。運営の“見よう見まね”がまかり通っている地下アイドル界で、同様の騒動は今後もなくなることはなさそうだ。

ももクロ・有安杏果電撃引退は「AKB48と正反対」!? スターダストの“卒業ビジネス”放棄ぶりに疑念

 8年以上にわたり5人組アイドルグループ・ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)のメンバーとして活動していた有安杏果が15日、自身のブログでグループ卒業を発表。ファンから「なんで急に……」と驚きの声が相次いでいる。

 有安は「2018年1月21日のライブをもって ももいろクローバーZを卒業します」と報告し、「子役時代から22年間やってきた世界から一度距離を置いて、普通の女の子の生活を送りたいという想いが強くなり、わがままを受け入れてもらいました」と説明。「これから私は何をするか 具体的には何も決まってません」「22歳の女の子としての教養や知識をしっかりと身につけられるように励みたい」と、芸能界からの引退とも取れるコメントを発表している。

 さらに、5人は15日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に生出演。有安は「(卒業を)ずっと前から考えていた」と明かし、今後については「1人の女性として、家事とかしっかり勉強したい」と笑顔。そんな有安の思いについて、ほかのメンバーは「年明ける前から知ってました」と話し、「さみしい」と嘆いた。

 なお、関係者によれば、有安の卒業ライブは千葉・幕張メッセで行われるといい、その後のももクロは4人体制で活動を続ける意向。また、子役時代から所属していた大手芸能事務所・スターダストプロモーションやレコード会社・キングレコードとの契約も終了するという。

「メンバーの中で唯一アーティスト志向の有安は、昨年10月に1stソロアルバムをリリースし、日本武道館を満員にしたばかり。そのため、ももクロ卒業自体は理解できますが、急な芸能界引退となると『なぜ?』と首を傾げざるを得ません」(ももクロファン)

 ましてや、最近はAKB48などが1年も前に人気メンバーの卒業を発表し、“卒業ビジネス”を仕掛けるのが当たり前のアイドル界。だが、有安の引退が発表されたのは、ラストステージの6日前だ。

「体調不良など具体的な原因があるならまだしも、『普通の女の子の生活を送りたい』というふわっとした理由での退社を、なぜこんなに直前に発表したのか……。ライブグッズがバカ売れすることで知られるももクロですが、今回の卒業ビジネスの放棄ぶりに、『何か別の理由があるのでは?』と勘ぐりたくなってしまいます」(同)

 また、ネット上では、4人体制のももクロに対し「4人なんて無理!」「ももクロは、永遠に5人組だと思ってたのに」「NEWSと同じ人数になってしまった」との声が上がっているほか、ももクロが出演する幼児向け知育番組『ぐーちょきぱーてぃー』(hulu)を「娘が大好きで、毎日見ている」という親からは、「もしもしももかちゃん(有安が扮する公衆電話のキャラクター)がいないと、娘に泣かれそう」と心配する声も。

 ファンに心の整理の時間を与えないまま、大手芸能プロを引退する理由は、本当に「普通の女の子」になりたいからなのだろうか? 謎は深まるばかりだ。

「もっとキツく締めて!」着付け業者が明かす……お正月、アイドル“晴れ着番組”の楽屋は阿鼻叫喚!!

 お正月番組の楽しみといえば、美女たちの晴れ着姿。普段は最新ファッションに身を包んだアイドルたちが、艶やかな着物をまとった姿を見られるのは正月番組ならではだが、楽屋ではとんでもないてんやわんやが繰り広げられているという。

 普段は都内で着付け教室の先生をしており、昨年末に国民的アイドルグループの番組で着付けを担当した女性のTさんは言う。

「収録は12月初旬に行われましたが、それはそれは大変な現場でした。集合は番組収録開始の4時間前だったのですが、最初から大騒ぎ。事前にメンバーの身体のサイズは聞いていたので、何パターンか着物を持って行って、メンバーに着物を選ばせるところから始まったのですが、他の仕事で遅れてきたメンバーがいて、その子が残っていた柄が気に入らないと言って、いきなり一騒動でした。メンバーの中には着物を着るのが初めてという子もいて、着付けの途中で貧血のような状態になる子もいました」

 当日番組に出演するメンバーは20名ほどいて、人手が必要だったため、サポート役に弟子を連れて現場に行ったTさん。中には着付けのプロに対してクレームを付けるメンバーもいたそうだ。

「メンバーの中には、信じられないぐらいガリガリの子もいて、きれいに着るために腰の部分にタオルを何枚も入れる子もいました。一方では、いったん着付けが終わったのに、いつまでも鏡の前に立って自分の姿をチェックした挙句、『着付けをやり直してほしい』と言ってきた子も。その子は、メンバーの中でも比較的ぽっちゃりした子で、着物を着た時のボディラインがどうしても気になったようでした。そこで、帯をキツく締め直してあげたところ、『もっとキツくしてください』と言うのです。私は、『そんなにキツく締めたら、途中でしんどくなるわよ』と言ったのですが、その子は『大丈夫です!』と言うばかり。スタッフも『やってあげてください』というので、ギューギューに締めました」

 そのメンバーは宣言通り、帯をギチギチに締めた着物で、数時間にもおよぶ収録を乗り切ったのだそう。見る方にとっては眼福の晴れ着姿だが、着るのが命がけのメンバーもいるようだ……。