衝撃すぎるラストに批判殺到も……続編決定!? 日テレ『もみ消して冬』2ケタ届かず

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演のコメディ・ホームドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。17日放送の最終回(第10話)の平均視聴率は、前回より1.8ポイントアップの10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、期間平均は2ケタにわずかに届かず9.8%。放送中の民放連ドラの期間平均としては、『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系)、『BG ~身辺警護人~』(テレビ朝日系)、『アンナチュラル』(TBS系)に続き4番目の高視聴率となりそうです。

 前回、主人公が名家・北沢家の本当の息子ではないことが発覚し、福山雅治主演映画『そして父になる』的な展開に突入した同作ですが、一体どのような結末を迎えるのでしょうか? あらすじを振り返ります。

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■衝撃のラストに批判殺到か

 前回、突然現れた邦夫(加藤諒)と産院で取り違えられことが発覚し、25歳にして実の家族と“お試し”で暮らすことになった警察官の秀作(山田)。北沢家の長女・知晶(波瑠)は秀作を家に呼び戻そうとしますが、ちょっとしたことでも自然に「ありがとう」の言葉が飛び交う吉田家に幸せを感じている秀作は、この先も吉田家の長男として暮らすことを選びます。

 同じく、北沢家の豪華な生活にご満悦の邦夫ですが、そんな中、北沢家の父・泰蔵(中村梅雀)にもみ消すべきトラブルが発生。融資をお願いしているミランダさんとのただならぬ関係を探偵に撮られ、ゆすられているといいます。

 秀作はこの事態を耳にするも、「僕が手助けするのは筋違い」と他人ごと。しかし翌朝、吉田家のニワトリ小屋で産みたての卵を収穫していると、あることに気付き、愕然。見返りを求めずに卵を提供してくれるニワトリと、「ありがとう」欲しさに家の手伝いを買って出ている自分を比較し、自らを「ありがとうと言われないと卵を産まない卑しい鳥」と表現し、卑下し始めます。

 思い直した秀作は、泰蔵の問題をもみ消すため、いつもの目出し帽を被り探偵事務所へ侵入。写真を発見するも、同じ目的でやってきた邦夫と鉢合わせに。そうこうしていると警察に包囲されてしまい、咄嗟に邦夫を人質に見立て立てこもり犯のフリをする秀作。結局、秀作は逮捕されてしまいます。

 秀作は、取り調べでこれまでの数々の犯罪行為も自白。さらに、秀作と邦夫の取り違えや、父とミランダの癒着も公となり、これがきっかけで進学校の学園長を務める泰蔵と外科医の兄・博文(小澤征悦)は職を失う事態に。弁護士を続けている知晶も、嫌がらせを受けたり、仕事が白紙になったりと散々です。

 この半年後、執行猶予付きの判決が下り、拘置所から北沢家に戻ってきた秀作。屋敷には、家族や元執事、警察官時代の後輩、恋人の里子(恒松祐里)などが集まり、秀作の帰宅を歓迎。最後は、秀作と里子が社交ダンスを踊っている画に、「お母さん、元気ですか? 僕は初めて、この家の家族になれた気がします」という秀作のナレーションが被せられ、『もみ消して冬』は終了です。

■続編決定!?

 主人公が逮捕され、マスコミに追われた揚げ句、その家族のほとんどが職を失うという、冷静に考えれば衝撃的な終わり方を迎えた同作。しかし、これまでのストーリーの粗さを思えば、「無難にまとめられていたなあ」という小ギレイな印象が残るから不思議です。だって、これまでの脚本があまりにむちゃくちゃでしたから。これを“感動的な家族愛ドラマ”として見ていた視聴者もいるようですが、都合のいい部分しか見ていないように思えてなりません。

 案の定、ネットの声を見てみると、「主人公が逮捕されるなんて、笑えなくてがっかり」「ハッピーエンドにしてほしかった」などと批判も多め。

 しかし、人質事件を知った泰蔵や博文が、相変わらず「(秀作は)邦夫が写真を抹消するのを阻止しようとしたんだろ。私に対する積年の恨みだ」「そうか! 北沢家に大打撃を与えるために!」と最後まで秀作を信用していない様子には、続編の予感がプンプン。ゆえに、同作ファンは喜ぶべき最終回だったとも言えるのでは?

 それより、「どコメディ」をうたい、開始当初はわざとらしい上に、どうしても笑えないお笑い要素が詰め込まれていた同作。そんなつらい要素がわりとすぐに薄れていったことに、筆者はホッとさせられました。だって、これ以上、レビューで「サムい」と酷評し続けたら、「この面白さがわからないなんて、人として終わってるんじゃないですか?」というジャニヲタからの編集部宛ての苦情メールがますます増えそうだし……。いやあ、よかった、よかった。

 というわけで、月9『カインとアベル』(フジテレビ系)、映画『鋼の錬金術師』と主演作が続けて振るわなかった山田だけに、大コケが不安視されたものの、数字も評判も上々だった『もみ消して冬』。今後、『もみ消して夏』や『もみ消して秋』など、シリーズ化されるかもしれませんね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

日テレの自爆動画で過ぎる上重聡のベントレー……『もみ消して冬』が『そして父になる』的展開に

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演のコメディ・ホームドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)も、いよいよ最終回目前。10日放送の第9話の平均視聴率は、前回より0.5ポイントダウンの9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。

 継続して見ている視聴者からは「山田くんのはまり役!」「脚本がすごくよくできてる!」などと、かなり評判のいい同作。粗々しいストーリーは、皆さんあまり気にならないのでしょうか……? 早速、第9話のあらすじを振り返ります!

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■最終回目前の大どんでん返し

 北沢家で相変わらず蔑ろにされている次男・秀作(山田)ですが、ある日、目の前に吉田邦夫(加藤諒)なる男が出現。邦夫いわく、産院で秀作と取り違えられ、3歳のときにそれが発覚したものの、元に戻されることはなかったのだとか。

 秀作が早速、このことを家族に報告すると、姉・知晶(波瑠)と兄・博文(小澤征悦)は初耳にもかかわらず、驚きもせず「ふ~ん」「はは~ん」と、自分が秀作に冷たく当たってしまう理由がわかりすっきりした様子。父・泰蔵(中村梅雀)も、自分は子どもを元に戻そうとしたものの、亡くなった妻が頑として譲らなかったことを明かし、秀作に「もし血がつながっていたら、(秀作にキレて)グラスを何個も何個も投げつけるようなことはなかった」と非情に言い放ちます。

 すっかり落ち込んだ秀作ですが、その後、今さらながら邦夫から「入れ替わりましょう」との提案が。秀作は嫌がりますが、邦夫が泰蔵に「宇宙飛行士を目指しています」と嘘をつき、すっかり北沢家に気に入られてしまったため、1週間だけ吉田家で過ごすことを受け入れます。

 後日、吉田家を訪ねると、ケーキ屋を営む父(春海四方)や優しい母(堀内敬子)、かわいい妹(小野花梨)に歓迎される秀作。北沢家とは真逆ともいえる、慎ましくも温かい家庭に触れた秀作は、ちょっとしたことでも「ありがとう」の言葉が飛び交う吉田家の中で幸せを感じます。

 一方、北沢家では、もみ消したい問題が発生。泰蔵が、不適切な関係にあるミランダの家に行った際、誤って息子の靴を履いて帰ってきてしまったのだとか。息子にミランダとの関係を隠したい泰蔵は、邦夫に「どんな手を使ってでも取り戻してこい」と指令を出します。

 困った邦夫は、秀作に泣きつき、「お手本を見せてほしい」と懇願。その晩、秀作はミランダの家に侵入し、なんなくミッションをクリア。靴を取り戻し、これを自分の手柄にした邦夫ですが、知晶だけは秀作がやったことを見抜きます。

 さらに、約束の1週間をとうに過ぎても、全く元の家に戻ろうとしない秀作と邦夫に疑問を抱いた知晶は、秀作の後輩・尾関(ジャニーズWEST・小瀧望)に「秀作を呼び戻してほしい」と依頼。しかし、尾関が吉田家で見た秀作は、コタツにどてら姿、お菓子を頬張りながらコミック誌を読む変わり果てた姿に……。そんな秀作が「自分のいるべき場所を、やっと見つけたんだ」と尾関を追い返し、第9話は終了です。

■日テレが自爆動画を公開中

 25歳にもなる主人公(しかも警察官)が、映画『そして父になる』的状況(お試しで、本当の家族の家に交換お泊まり)になることは、正直、現実ではありえないものの、“赤ちゃんの取り違え”という大ごとをあえて掘り下げない点は“『もみ冬』らしさ”とも。このなんでもありの潔さを受け入れられるか否かが、このドラマのファンになれるかどうかの要なのかもしれません。

 それはそうと、YouTube「日テレ公式チャンネル」で11日、同局アナウンサーの畑下由佳、梅澤廉、伊藤遼、佐藤梨那の4人がトークしている動画が公開されました。『もみ消して冬』にちなみ、「もみ消したい過去」を1人ずつ告白していくという、なんてことない内容ですが、この動画のせいで、忘れかけていた上重聡のABCマート巨額融資騒動や、笹崎里菜の内定取り消し騒動などを思い出したのは私だけでないはず……。あえてこれを3.11に公開したのも、「あっちもこっちも風化させない!」という日テレの戒め的なものなのかもしれません。さすが、ひとり勝ちの日テレ、余裕が違います。

 というわけで、いよいよ次回17日の放送は最終回。他局の平昌五輪中継による視聴率不振の影響もあり、現時点では期間平均9.7%と2ケタには届いていませんが、最終回で上向くといいですね。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

強引すぎる結末に違和感……日テレ・山田涼介『もみ消して冬』平昌五輪閉幕も2ケタ回帰ならず

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演のコメディ・ホームドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。3日放送の第8話の平均視聴率は、他局の平昌五輪中継の影響で急落した前回から2.9ポイントアップの9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。閉幕しても、以前のような2ケタに戻ることは叶いませんでした。

 ストーリーはかなり粗いものの、毎回、勢いだけで押し切っている同作。第8話もあらすじを振り返ります!

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■今回も粗い!

 晴れて結ばれた北沢家の次男・秀作(山田)とその同僚の里子(恒松祐里)。秀作は父・泰蔵(中村梅雀)に紹介するため、彼女を夕食に招待。いつもスリルを欲している里子は、ほぼ初対面の泰蔵に対し、小学生の頃に自分の靴を隠した上級生の男子3人をボコボコにした話などを始めます。

 際どい会話でスリルを楽しむ里子に秀作が困惑する中、帰ってこないはずの長女の知晶(波瑠)が帰宅。さらに、長男の博文(小澤征悦)もクリーニング店主の手毛綱(アンジャッシュ・児嶋一哉)と秀作の後輩・尾関(ジャニーズWEST・小瀧望)を引き連れて帰ってきます。

 そうこうしていると、玄関にあるはずの里子の靴がなくなっていることに気付き、犯人捜しを始める秀作。しかし、手掛かりはつかめません。そんな中、すっかり北沢家に受け入れられる里子。秀作は帰ろうとする里子を必死で止め、靴が隠されたことを悟られないようにします。

 一方、秀作の指示で靴を探していた小岩井(浅野和之)ですが、見つからず。しかし、鍵がかかっている知晶の部屋だけは探せていないといいます。

 そのとき、母親がまだ生きていた幼少期の思い出を回想する秀作。秀作はかつて、自分を置いて知晶が近所の男の子と遊びに行くようになったときに悔しさを覚え、知晶の靴を隠したことがあるんだそうです。

 知晶が犯人だと確信した秀作が本人を問い詰めると、なぜか「そろそろみんな、準備が整った頃かしらね」とニヤリ。秀作が玄関に行くと、里子以外の全員がニヤニヤしながら泊まり支度をしてゾロゾロと外出していきます。

 屋敷内に取り残される秀作と里子。その後、靴屋が「採寸のためにお借りした」という里子の靴と、ダンスシューズを持って来訪。このダンスシューズは、秀作が知晶の靴を隠した際に、母親が「大きくなったら、好きな人と一緒に踊りなさい」と知晶にプレゼントした大事な靴なんだとか。靴屋が言うには、2時間前に、知晶から里子の靴とダンスシューズを渡され、サイズを里子に合わせて微調整したんだそうです。

 姉のサプライズに感激する秀作。最後は、秀作と母の形見のダンスシューズを履いた里子が仲良く社交ダンスを踊り、第8話は終了です。

■ワカチコなドラマ

 これまで通り、“秀作は感動してるけど、実はそんないい家族じゃない(結局、みんな自分のことしか考えてない)”的な終わり方なのかと思いきや、最後まで“いい話”だった今回。秀作と家族の絆が深まり、関わり方が変わってきたということを強調した回なのでしょうが、そんなことより、大オチである“知晶が里子に母の形見をプレゼントする”ということへの違和感ばかりが残り……。

 こないだまで「博文がタイプ」と言って博文の肩にもたれかかっていた里子ですが、その素性は北沢家の人々はおろか、視聴者までもがよくわかっていないはず。死んだ母親が「大きくなったら、好きな人と一緒に踊りなさい」と贈ったダンスシューズを、ろくに話したこともないような女にあげちゃう知晶の気持ちが正直、理解できませんでした。

 とはいえ、ネット上にあふれる「感動した!」「秀作と知晶と母の回想に心が温まった」という声を見ていると、同作においては小さいこと(全然、小さくないけど……)を気にするだけ野暮なのかもしれません。ワカチコワカチコー!

 そんなわけで、感動に持っていくための展開が明らかに無理やりすぎるものの、今回も勢いで押し通された印象の『もみ消して冬』。細かいことをもみ消されているのは、視聴者のほうなのかもしれません。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

「スネ毛が生えている女はニューハーフ」!? 日テレ・山田涼介『もみ消して冬』の定義が酷い!

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演のコメディ・ホームドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。24日放送の第7話の平均視聴率は、自己最低となる6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。裏のNHKでは、平昌五輪・カーリング日本女子の3位決定戦が25.0%を取っていましたから、仕方ありません。

 ここ最近、少々幼稚な展開が続き、見るのがつらくなっている筆者ですが、第7話も元気にあらすじを振り返ります!

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■説明ゼリフ多すぎ……

 ライバル医師の善財(フラミンゴ・竹森千人)が、頭から血を流し倒れているところを発見し、応急処置を施した北沢家の長男・博文(小澤征悦)。後に、婚約者を装い善財の金品を盗んだ多国籍窃盗団のメンバーによる犯行であることが判明するも、浜野谷院長(柴俊夫)や患者たちから散々、犯人扱いされた博文は、自身の人望のなさに傷心。善財との副院長争いに敗北したと思い込み、すっかりふさぎ込んでしまいます。

 しかし後日、北沢家に出入りするクリーニング店主・手毛綱(アンジャッシュ・児嶋一哉)から朗報が。院長宅にも出入りしている手毛綱は、お手伝いさんから「議員クラスの患者のオペを成功させると10ポイント」「越前ガニをプレゼントすると25ポイント」などといった院長独自の査定システムを聞き出したのだといいます。

 さらに、院長が善財に結婚祝いとしてプレゼントした100万円の絵画は、窃盗団に盗まれたまま。それを博文が取り戻せば、100ポイントを獲得できるチャンスなんだそうです。

“絵を取り戻すと100ポイントもらえる”という根拠がよくわかりませんが、同作はストーリーの緻密さよりも“勢い重視”のドラマなので、深く考えるだけ無駄だと自分に言い聞かせましょう。

 博文から「どうにかしろ」と迫られた警察官の次男・秀作(山田)は、警視庁SITの後輩・尾関(ジャニーズWEST・小瀧望)を自宅に招き、「絵を取り返してほしい」と懇願。長女・知晶(波瑠)の気を引きたい尾関は、これを渋々引き受けます。

 また後日、手毛綱から“善財が、院長の妻の誕生日ディナーをお膳立てしている”との情報が入り、再び絶望する博文。なんとしても善財のリードを阻止したい博文は、ディナーに乱入し、院長の妻が好きな「アヴェ・マリア」をハンドベルで演奏する作戦を打ち出します。

 加えて、手毛綱から「院長の弱みを握ったら、獲得ポイントが2倍になるらしいんです」と聞いた秀作は、院長と妻が誕生日ディナーを楽しんでいる最中に、軽井沢にある院長の別荘に侵入。そこで、院長と愛人がビーチでイチャついている写真を発見しますが、同じ写真に博文と水着姿のニューハーフも写っており、何も取らずにすごすごと別荘を後にします。

 このとき、美女にスネ毛が生えていることから瞬時に「ニューハーフ」だと決めつけていた秀作ですが、一体どういうことなんでしょうか? 世間では「スネ毛が生えていないのが女性で、生えているのがニューハーフ」という定義が常識化しているのでしょうか? もう、何がなんだかよくわかりません……。

 その後、なんやかんやあって、秀作の別荘侵入作戦も、博文のハンドベル作戦も、尾関の絵画取り戻し作戦も失敗に。さらに、尾関が知晶にいきなりキスをかまし、第7話は終了です。

■ぐったり……

 総じて“なんのこっちゃ”な展開だった第7話。これまでにも増して「考えるだけ無駄」感が漂っていた上、今回は説明ゼリフも多く、筆者は正直、疲れてしまいました。

 ただ、これまで毎回、無理やり登場シーンを作られていた手毛綱と尾関が、初めて大活躍。小瀧が、山田の“バーター中のバーター”に終わらずホッとしました。

 というわけで、見るたびに頭の上に増え続ける「?」がとぐろを巻きそうな『もみ消して冬』。次回は、もう少し納得できる展開を期待したいです。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

JUMP・山田涼介の“靴舐めシーン”全カットはジャニーズ忖度!? 日テレ『もみ消して冬』に疑念

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演のコメディ・ホームドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。17日放送の第6話の平均視聴率は、前回に続き1ケタとなる8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。裏では、葛西紀明選手らが出場した平昌五輪・スキージャンプ「男子ラージヒル・決勝」が17.8%を記録していましたから、仕方なさそうです。

 最近は「子ども向けかな?」と思ってしまうような優しい(悪く言うと幼稚)コメディ要素がだんだんとしんどくなってきた筆者ですが、早速、第6話もあらすじを振り返ります。

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■“小さいことを気にしたら負け”的な雑展開

 バレンタインデーの夜、玄関先でバタリと倒れてしまった父・泰蔵(中村梅雀)。医者の長男・博文(小澤征悦)が務める病院で検査すると、泰蔵が受け取ったチョコレートに睡眠薬が混入していた可能性が浮上。泰蔵はこの日、大学時代の社交ダンス部の同窓会に参加しており、5人の中年女性からチョコをもらっていたようです。

 翌日、退院した泰蔵は、「睡眠薬は自分で飲んだ!」と何かを隠している様子。兄弟3人は、自分たちで犯人を見つけ出すため、早速、容疑者の5人を自宅に招待。すると、容疑者のひとり、晶江が「(睡眠薬を)入れたのは私です!」とあっさり。5人のうち、こずえ(山村紅葉)を除く4人は泰蔵の元カノで、晶江はゴミのように捨てられたことから「いたずら心でやっちゃった」のだそうです。普通に考えたらあり得ない展開ですが、そんなことを気にする暇もないほど、『もみ消して冬』はいつものようにガンガン進んでいきます。

 そんな中、慌てて帰宅した姉の知晶(波瑠)が、「別のチョコから降圧剤が検出されました」と報告。血圧の低い泰蔵が食べた場合、死に至る可能性があるとか。秀作は、殺意を疑われる中でも涼しい顔でケーキを頬張るこずえを犯人だと確信します。

 しかし、知晶と博文は「挙動がおかしかった」という理由で潮音(しおね)を疑っている様子。それでも自信満々の秀作に、知晶は「どっちが正しいか、勝負」「(負けたら)土下座して、靴舐めろよ!」と宣戦布告します。

 後日、知晶にあっさりと罪を認める潮音。40年前、潮音と交際していた泰蔵は、秀作の母に乗り換え、結婚。そのことを、いまだに根に持っていたのだそうです。

 ちょうどその頃、自分を犯人扱いした秀作に対し、こずえがブチ切れ。デートに付き合ってくれたら「全部チャラにする」と条件を突きつけます。さらに、秀作は、泰蔵と母の出会いのきっかけが、泰蔵のダンスパートナーだったこずえが寝坊し、大会に出場できなかったことだと知ります。

 その晩、秀作が帰宅すると、玄関に知晶が鎮座。履いているハイヒールを指差しながら「土下座で、靴を舐める!」と高圧的に迫ります。しかし、次の瞬間、ショックの表情で自室のベッドにポフッと身を預ける秀作のシーンが。えー!! 土下座シーンも、靴舐めシーンも全く無し!? だったら、こんな脚本にしなきゃいいのに……さすが、ジャニーズ様!

 その後、秀作はこずえとのデートでホテルへ連れていかれますが、こずえのバッグから盗んだ睡眠薬を酒に混ぜ、飲ませることに成功。「あの日、寝坊してくれて、ありがとうございました」とメモを残し、ホテルを後にします。翌朝、こずえがメモを見てニッコリ微笑み、第6話は終了です。

■土下座カットは、ジャニヲタ対策か

 同作に生々しさは不要とはいえ、土下座&くつ舐めシーンが不自然なほどに、まるっとなかったことにゲンナリ……。靴を舐める寸前で次のカットに切り替わるとか、土下座した時点で誰かが止めに入るとか、そんなんでいいと思うのですが、山田って“土下座ゼッタイNGアイドル”なのでしょうか? はたまた、「山田くんに靴を舐めさせるなんて、波瑠ムカツク!」というジャニヲタからの的外れな批判を避けるためでしょうか?

 そんな見せ場が不自然に削られていた今回ですが、全体的にはいつもの感じ。展開に粗さは目立ちますし、主人公が同僚の尾関(ジャニーズWEST・小瀧望)に相談するお決まりのシーンは取ってつけたような印象ですが、少々強引であっても、カットがどんどん変わり、物語がガシガシと進んでいく様子は、視聴率至上主義の日テレらしい工夫が詰まっているとも言えそうです。

 そんなわけで、コメディであることにとらわれすぎて失敗していた初期に比べ、作風が固まり、ある意味、安定しているとも言える『もみ消して冬』。次回もまた、NHKとフジテレビの平昌五輪中継と丸かぶりのようですが、2ケタへの復活は叶うでしょうか?
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

日テレ・山田涼介『もみ消して冬』7.1%大暴落! 登場人物が人形みたいで感情移入できず……

 視聴率も好調のHey! Say! JUMP・山田涼介主演コメディドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。10日放送の第5話の平均視聴率は、初の1ケタとなる7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。裏では、葛西紀明選手らが出場した平昌五輪スキージャンプ男子の個人ノーマルヒル決勝が20.7%を叩き出していますから、仕方ないですね。

 展開に強引さはあるものの、回を追うごとにキャラの不自然さが少しずつ薄れてきた同作。今回もあらすじを振り返ります。

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■里子の魅力は描かれず

 内勤のエリート警察官・秀作(山田)が以前から狙っている同僚の里子(恒松祐里)が、前回のホームパーティーをきっかけに兄・博文(小澤征悦)と“いい感じ”に。外科医の博文は、職場のライバル医師・善財(フラミンゴ・竹森千人)と“どちらが先に結婚できるか”を競っているため、秀作の気持ちを知っても引こうとはしません。

 これまで、博文から絶対服従を強いられ、あらゆる物を横取りされてきた秀作ですが、今回は「どんな手を使ってでも勝ってみせる」とメラメラ。早速、里子を“うなぎ屋デート”に誘いますが、あっさり断られてしまいます。

 その晩、里子に食事を断られたのは、博文との先約が入っていたからだと知った秀作は、「兄さんに勝てる見込みは、完全に消えた……」と絶望。むしろ、断った理由が真っ当な分、希望を見いだしてほしいものですが、この主人公は童貞なのか、マックスまで悲観し、夜の庭先で倒れながら子犬のような表情を浮かべます。このシーンとか、山田ファンは「かわいい(はぁと)」となるんでしょうね。

 正々堂々と勝負しても勝てないと踏んだ秀作は、善財の元へ。博文の足を引っ張るための協力を仰ぎます。

■わかりやすいオチ

 バレンタインデーの晩、博文は里子を誘い、豪華クルーズ船でのディナーデートへ。秀作が自宅でヤキモキしていると、姉・知晶(波瑠)に“卑怯なやり方”で博文の足を引っ張るよう発破をかけられ、早速、船が出る埠頭へ。

 慌てるがあまり財布を忘れるも、警察手帳をチラつかせバスやタクシーに無銭乗車し、目的地へ。すると、「お兄さんから、係長を待つように言われました」と笑顔の里子が。博文から電話で「お前を奮い立たせるための作戦だったんだよ」と告げられた秀作は、兄の計らいに感謝します。

 その頃、別の女性とデートをしていた博文。実は、里子よりもグレードの高い患者の女性からアプローチされたため、里子や秀作にいい顔をしただけなのでした。

 しかし、そのハイグレードな女性は、善財が仕向けた刺客。はめられた博文が呆然とし、第5話は終了です。

■キャラが心のない人形みたい

 一家での何気ないやり取りの中で、主人公が一喜一憂する様子を朗らかな気持ちで眺める同作ですが、回を追うごとに内容が幼稚になっている感もあり、アラフォーの筆者には少々辛い時間に……。

 何より、ストーリーと並行して、キャラクターの性格や背景がわかっていく構成だからか、キャラそれぞれの心情がよくわからない……。同じ脚本家が手掛けた同局のジャニーズドラマ『世界一難しい恋』や『ボク、運命の人です。』なんかは、主人公に人間味があり、心の動きを追うのが面白かったんです。しかし、今回はキャラたちがあまりにも“お人形”すぎて……。しかも、不要なシーンや退屈でスローなシーンも多く、時間にかなり余裕がないと、毎週見るにはキツいなあ……という印象です。

 とはいえ、ネット上には「面白い」「笑える」というコメントが並び、何より数字が需要の高さを物語っていますから、客観的に見て「気楽に見られるホームコメディ」というジャンルは時代にも合っているのだろうなあと思います。その対極にあるのが、おそらく「難解すぎて、疲れる」「脚本家のひとりよがり」と指摘されている同局の『anone』なのでしょう。案の定、大コケしてますから。

 というわけで、誰にも感情移入できず、上辺だけでツルツルと動いていくストーリーをポケーッと眺める『もみ消して冬』。なる早で、この主人公のことを好きになりたいです。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

日テレ・山田涼介『もみ消して冬』好調2ケタキープも……不明瞭な終わり方にモヤモヤ

 現時点で全話2ケタキープ中のHey! Say! JUMP・山田涼介のコメディドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。3日放送の第4話の平均視聴率は、前回より0.1ポイントダウンの11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 ストーリーに粗さはあるものの、ギャグシーンの押し付けがましさも軽減され、回を追うごとに見やすくなってきた同作。早速、あらすじを振り返ります。

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■波瑠がキスしまくり?

 父の泰蔵(中村梅雀)から見合い話を持ちかけられた敏腕弁護士の長女・知晶(波瑠)。泰蔵は強く勧めるも、知晶は「興味ない」と拒否。いわく、恋人はいないが「気になってる人はいる」とのこと。

 一方、前々から知晶が執事見習いの楠木(千葉雄大)に好意を寄せているのではと疑っている次男の秀作(山田)は、3日前に酔っ払った知晶がリビングで楠木の“顎”にキスをしたことを知り、あたふた……。

 さらに後日、家族で恵方巻きを食べていると、知晶と楠木のキスを偶然目撃したという長男の博文(小澤征悦)が、「俺は見てしまった。お前たちがキスしているところを!」と突然報告。これが発端で、見合い話を進めたい泰蔵と、嫌がる知晶がケンカになってしまいます。

 そもそも、泰蔵がこの見合い相手をプッシュするのには、政略的な理由が。お相手は、泰蔵が3年後に高等部を新設しようとしている土地の地主の息子で、その地主には土地代を破格の値段で提示してもらっているとか。ただ、知晶はこのことを知りません。

 父に「どうにかしろ」と命じられた秀作は、お見合い相手である角居(駿河太郎)のもとを訪れ、偶然を装い知晶に近づくための計画を提案。これに、角居も乗り気です。

 しかし、後日、角居は「僕は降ります」とご立腹の様子。秀作の計画通り、2人は知り合ったものの、知晶がバーで角居に“意中の男”に関するノロケ話を聞かせたといいます。

 その晩、楠木のことが好きなんだろと、本人を問い詰める博文。知晶の目の前で楠木に電話をかけ、「知晶を異性としてどう思うか?」と詰問すると、楠木は「全然タイプではございません」ときっぱり。これをスピーカー越しに聞いた知晶は、顔色を変えず「ばっかじゃないの? だから言ったでしょ」と博文を責め立てます。

 この数日後、自宅で開いたホームパーティーで、ワインボトル片手に上機嫌な知晶。酔っ払った勢いで、来訪者の男性の頬にキスを繰り返します。

 しかし、楠木や家族に見せびらかすようにキスをする知晶を前に、秀作は「姉さんはまさに演じているのだ! 酔っ払ったら誰にもキスする女を!」と確信。秀作の心の声いわく、知晶は「姉さんは昔から頭が良すぎて損をしてきた人」だといい、「本能では(楠木の)唇を求めてしまったものの、理性が急ブレーキをかけて顎にとどめてしまった」のだそう。そんな不器用な知晶を秀作が愛おしそうな表情で見つめ、第4話は終了です。

■モヤモヤ……この主人公、信じていいの?

 最後の秀作の推測(心の声)って、結局、正解だったのでしょうか? これまで「え……」とドン引きするような行動や、勘違いを繰り返してきた秀作だけに、イマイチ信用できないんですが……。それに、知晶の不器用な部分とか、これまで全然描かれてないし……。

 ほかにも、知晶がどの程度、楠木に本気だったのか? そもそも結婚願望があるのか? など、不明瞭なことが多く、最後までモヤモヤが残ってしまいました。

 どうしても、視聴する側はスパッと気持ちよく問題が解決する展開を求めてしまいがちですが、同作は、それよりもキャラの心の探り合いや、それぞれが密かに抱える切ない心情なんかを描きたいんでしょうね。ただ、キャラの行動描写が雑だからか、「急に繊細に描かれても……」と、正直、この不安定なペースについていけない部分もあります。

 また、今回は、複数のカットで秀作の声だけ明らかにアフレコの場面が……。山田の体調の都合か、録音ミスかはわかりませんが、不自然すぎて会話が頭に入ってきませんでした。

 とはいえ、気軽に見られるコメディとしては、ますます話題を呼びそうな同作。わかりやすいギャグシーンは、特に子どもたちから人気が出そうですね。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

山田涼介『もみ消して冬』、『鋼の~』汚名返上も……“ジャニーズバーターシーン”が退屈!?

 小澤征悦の“堀内孝雄顔”がコメディ感を倍増させている『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。27日放送の第3話の平均視聴率は、前回と同じ11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 2016年に主演を務めた月9『カインとアベル』(フジテレビ系)は全話1ケタと惨敗、昨年12月公開の主演映画『鋼の錬金術師』でも散々な目に遭ったHey! Say! JUMP・山田涼介ですが、今作で汚名返上できそうで何よりです。

 なお、“痛快「どコメディ」ホームドラマ”をうたう同作ですが、初回ではおサムいシーンが続き、死んだ魚のような目でテレビを眺めてしまった筆者。しかし、第2話ではサムさがだいぶ軽減し、一般的なコメディドラマとして違和感なく見られるようになってきました。助かった!

 というわけで、第3話のあらすじを振り返ります。

■お決まりシーンは“ジャニーズ忖度”か

 世間から「平成の華麗なる一族」と呼ばれる秀才一家・北沢家。そこに20年仕える執事の小岩井(浅野和之)が、崖から飛び降り自殺を図ろうとしたとして、警察が保護。何やら小岩井は、この前日にメイド喫茶「ミルキー王国 別館」から出てきたところで長男の博文(小澤)と鉢合わせに。博文と目が合った途端、走って逃げたといいます。

“執事がメイドにはまっていた!”という週刊誌が食いつきそうな事態に、父・泰蔵(中村梅雀)は「あいつの居場所は、もう家にはない!」と激怒。小岩井を幼少期から慕う秀作(山田)は、泰蔵に結論を待つよう頼み込み、警察へ小岩井を迎えに行きます。

 小岩井に事情を聞くと、「海を眺めていただけ」と自殺を否定。さらに、「あなたの子守をするのは、もううんざりなんですよ!」と秀作に本音をぶちまけ、退職願を渡して去ってしまいます。

 そんな中、小岩井の娘・冨美代(桜井日奈子)が、例のメイド喫茶で働いていることを突き止めた長女・知晶(波瑠)は、早速、冨美代の元へ。冨美代いわく、小岩井はこれまで、秀作を冨美代以上に気にかけ、秀作が東大や警視庁に合格した際には、涙を流して喜んでいたといいます。

「あなたの子守をするのは、もううんざりなんですよ!」という言葉が本音でないことを知った秀作は、小岩井を呼び出し「戻ってきてほしい」と懇願。しかし、すでにラーメン屋に再就職した小岩井は、「店長を裏切ることはできません」とかたくなです。

 打つ手がなくなった秀作は、いつものように警視庁の後輩・尾関(ジャニーズWEST・小瀧望)に相談。会話の中でヒントをもらい、ある計画がひらめきます。

 毎回定番となっている尾関への相談シーンですが、これってもっとワクワクするシーンにならないもんですかね? 秀作が尾関に全幅の信頼を寄せているのはわかるのですが、この場面って刑事ドラマで言うと、主人公が事件解決への糸口をピコーンと見つける、いわゆる山場だと思うんですよ。しかし、秀作が「例え話」として話しているからか、これまでの回想のような会話が続くだけだし、尾関が優れた助言をしているようにも思えず、フワフワしてて面白くもないし……。どうしても、山田のバーターである小瀧の見せ場を作らないといけないという制約に縛られているようにしか……。

 もっと言うと、毎回恒例の、アンジャッシュ・児嶋一哉演じるクリーニング屋店主と執事のやり取りも、なんとも退屈……。北沢家に出入りする野次馬的な役どころにしては、キャラが地味すぎるというか……。

■もう、サムくない!

 秀作はその晩、冨美代から鍵を受け取り、ラーメン屋に目出し帽姿で侵入。小岩井が仕込んだラーメンスープをジャバーっと捨て、おいしくもまずくもないスープを作り、小岩井がクビになるよう仕向けます。

 そうこうしていると、厨房へ目出し帽をかぶった泰蔵が登場。泰蔵はなぜか、スープ用の寸胴鍋で泰蔵特製カレーを作り始めます。翌日、カレーを味見した小岩井は、「ご主人様!」と泰蔵の味であることに気付き、店長に「私がやりました」とカレーを作ったのは自分だと告げ、クビに。小岩井は北沢家に戻り、第3話は終了です。

 子ども時代に家出をした秀作が、家に戻った際に出されたカレーが、小岩井でなく父が作ったものであることが発覚するなど、後半に感動シーンが続いた第3話。“笑いどころ”と言わんばかりだった秀作の“心の声”も減り、かなり見やすくなりました。

 また、「ジャジャジャジャッ、ジャジャジャジャッ、ジャージャー♪」といった『火曜サスペンス劇場』でお馴染みの効果音も、繰り返し出てくることもなくなり、全体的にスッキリ。正直、あの音で興ざめした人って、多かったと思うんですよ。ジャニヲタは、山田の顔芸にさぞかし大爆笑していたんでしょうけど……。

 というわけで、「これって必要?」と言いたくなるシーンはあるものの、おサムい演出が削られ、形が出来上がってきた感のある『もみ消して冬』。この感じなら、今後の2ケタキープも見込めそうですね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

日テレ・山田涼介『もみ消して冬』に早くもテコ入れ!? “激サム演出”が激減

“痛快「どコメディ」ホームドラマ”をうたうHey! Say! JUMP・山田涼介主演の『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。初回平均視聴率13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートを切った同作ですが、20日放送の第2話は2.2ポイントダウンの11.1%でした。

 山田演じる警察官・秀作がショックの表情を浮かべるたびに、同局『火曜サスペンス劇場』でお馴染みの「ジャジャジャジャッ、ジャジャジャジャッ、ジャージャー♪」といった効果音が流れる同作。視聴者を笑わそうという意欲満々ながら、初回は山田の顔芸が微妙で、どうにもおサムい印象……。しかも、問題の解決法が強引すぎる上に、結末がはっきりせず、「もみ消せてないんじゃ?」とどうもスッキリしませんでした。

 そんな先行き不安な同作ですが、改善されていることを期待しつつ、第2話のあらすじを振り返ります。

※これまでのあらすじはこちら
http://www.cyzo.com/tag/もみ消して冬

■前回はもみ消せてなかったけど……

 前回、父・泰蔵(中村梅雀)の愛人問題をなんとなくうやむやにした北沢家ですが、間髪入れずに堀内孝雄、もとい、エロい口ひげを生やした小澤征悦演じる秀作の兄・博文に問題が発生。博文はこの日、院長(柴俊夫)のホームパーティーに参加。昇進したい一心で、院長が溺愛する犬・ジョンを手なずけようとしたところ、開いていた裏口からジョンが逃げてしまったといいます。

 ただ、幸いなことに院長の庭に防犯カメラはなく、博文が逃がしたことは今後、バレない可能性も。にもかかわらず、なぜか博文は「副院長争いから脱落する」「見つからないとクビになる」と大慌てです。

 この報告を受け、泰蔵は自業自得だとチクリ。これに博文が反論すると、泰蔵は持っていたバカラのグラスを博文に向かって思い切り投げつけます。こういうところ、なんとなく『アダムス・ファミリー』を意識してるんでしょうか? なお、このとき、秀作による「兄さんがバカラのグラスを投げられるのを初めて見た! でも僕は、あと1回で100の大台に到達する。つまり、100バカラだ!」という心の声(お笑いポイント)が……。

 翌日、院長に呼び出され、ジョンの行方を知らないかと聞かれる博文。当然、「知らない」としらを切りますが、この翌日、再度呼び出された博文は、ホームパーティーの日に博文とジョンが庭で遊んでいる動画を見せられ、「72時間以内にジョンが戻ってこなかったら、クビだ」と宣告されます。どうやら、博文をライバル視する医師が、ホームパーティーで動画を撮影し、裏口のドアをわざと開けっぱなしにしたようです。

■サムい心の声が激減して、ホッ

 博文の危機を知った秀作の姉・知晶(波瑠)は、「そっくりな犬を見つければいいのよ!」と、ジョンの影武者探しを提案。「嘘だろ……(ジャージャージャーン♪)」と、この作戦に難色を示す秀作は、知晶と博文に仲間外れにされてしまいます。

 翌日、知晶は、ジョンの弟を探し出し、大金を使ってゲット。見習い執事の楠木(千葉雄大)に犬のしつけを命じますが、このままでは北沢家での自分のヒエラルキーが危ういと感じた秀作は、「僕がやる」と楠木の仕事を横取り。さらに、博文が犬を逃がした事実を抹消するため、偽ジョンをしれっと院長の庭に放つ方法を思いつきます。

 翌晩、秀作が考えた作戦を実行する3兄弟。知晶がクリーニング屋の手毛綱(アンジャッシュ・児嶋一哉)を家に呼びつけ、洗面台でブラウスの染みを落としてもらっているうちに、秀作は手毛綱の作業着と車を拝借。クリーニング屋を装って院長の家へ入り込み、偽ジョンを裏口から入れます。

 作戦成功……と思いきや、偽ジョンと自分を重ね合わせた秀作は、「これほど愛おしい存在のジョンを、置いてくるなんて!」と思い直し、塀をよじ登って再び院長宅に侵入。警報機が鳴り、慌てて偽ジョンを裏口から逃がすと、入れ替わりで本物のジョンがトコトコと帰宅。秀作が、勝手に犬の兄弟愛に感動し、第2話は終了です。

■普通のコメディになって、ホッ

 初回は、長すぎる秀作の心の声や、笑えない小ボケの連発にウンザリしてしまいましたが、今回は笑わせシーンも少なく、全体的にすっきり。一般的なコメディドラマという印象で、テンポの悪さも改善されていました。

 とはいえ、山田には荷が重い役であることには変わりはなく、相当、脇役に助けられてるなと。ジャニヲタの間では、「山ちゃんは、コメディ向いてる!」と評判のようですが、筆者には正直、今のところ、山田の演技の魅力がわからないのですよ……。そつなくこなしてはいると思うのですが、主役を張るレベルなのかなと……。

 また、ネット上で「安心して子どもと見られるドラマ」との意見が意外と多いことに驚き。だって、初回はホテルで全裸写真を撮られた父親のために、愛人のバッグからスマホを盗む話、第2話は警察官が他人の家に不法侵入したり、クリーニング屋の車を盗む話ですよ……。

 とりわけ「毎週、見なきゃ!」という感じはないものの、だいぶ見やすくなってきた『もみ消して冬』。スマホをいじりながらボンヤ~リと見るには、ちょうどいいとも言えるかもしれません。てなわけで、山田のCMでおなじみの「香味ペースト」でも舐めながら、次回を待ちたいと思います。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

山田涼介の“顔芸”が悲惨!! 日テレ『もみ消して冬』13.3%好スタートも、サムすぎる演出にドン引き

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演のコメディドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)が13日にスタート。初回平均視聴率は13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠前クールで初回10.1%、期間平均8.7%と微妙な数字だった嵐・櫻井翔主演『先に生まれただけの僕』の後とは思えない好スタートです。

 さらに、脚本は山下智久主演『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)や、嵐・大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)、KAT-TUN・亀梨和也主演『ボク、運命の人です。』(同)など、ジャニタレ主演のコメディドラマが軒並み高評価を得てきた金子茂樹氏が手掛けるとあり、期待感は高まるばかり。さぞかし面白いんでしょうね~。

 てなわけで、日刊サイゾーでは『もみ消して冬』を最終回まで勝手にレビュー。早速、初回のあらすじを振り返ります。

■設定は面白いけど……

 警察庁の幹部候補生が集まる刑事総務課で働く北沢秀作(山田)は、20年前に母を亡くして以来、難関私立中の学園長の父・泰蔵(中村梅雀)、敏腕弁護士の姉・知晶(波瑠)、天才外科医の兄・博文(小澤征悦)、そして執事たちと共に巨大な屋敷で生活。兄弟全員が東大出身で、世間からは「平成の華麗なる一族」と呼ばれています。

 しかし、泰蔵の63歳の誕生日に事件が。家族でお祝いをしようとした矢先、泰蔵が突然「寝てる間に、全裸の写真を撮られた!」と告白。「本気で好きになってしまったんだ!」という生徒の母親・島畑富士子(磯山さやか)から、交際の証拠写真を1枚1,000万円で買い取るよう要求されたといいます。

 このとき、秀作がショックの表情を浮かべると、同局『火曜サスペンス劇場』でお馴染みの「ジャジャジャジャッ、ジャジャジャジャッ、ジャージャー♪」という効果音が。同作は「痛快どコメディ」をうたっていますから、きっと、本日最初の笑いどころなのでしょう。全く笑えないけど。

 父のピンチを救うため、秀作に「お前のところの組織で、もみ消せ」と言い放つ博文。さらに千晶が、「あなたのプレゼント、一度も封を開けずに中学校のバザーに出してるのよ」と、泰蔵が秀作からの誕生日プレゼントを見てもいないことを暴露。傷ついた秀作は「ひどいよ、父さん!」と、雨の中、庭に飛び出します。

 秀作のセクシーシャワーシーンが意味なく差し込まれた後、父親の問題解決に動き出す子どもたち。富士子が明日、精密検査のために自身が勤める病院に訪れることを突き止めた博文は、秀作に「スマホが(手元から)離れている数分間、パスワードのロックを解除し、(泰蔵の)画像を消去しろ」と命令します。

 翌日、清掃員に扮した秀作が診察室のベッドの下に身を隠すと、予定通り富士子が。「僕は一体、何をしているのだろう」と自問自答と繰り返しながらも、富士子のスマホをゲット。ツーショット画像を見ながら「父さんのこんな幸せそうな顔を、久しぶりに見た……」と感慨に耽っていると、スマホを富士子のバッグに戻す間もないまま、富士子が帰ってしまいます。

 秀作は、海へ車を走らせ、海にスマホをポイ! その足で神社へ移動し、絵馬に「画像のバックアップが取られていませんように」と書きこみ奉納します。

 神への願いが通じたのか、富士子の息子は転校。泰蔵への脅迫メールもなくなり、問題は解決。秀作を見直した様子の泰蔵は、初めて誕生日に秀作からもらったセーターを着て、夕食に現れます。

■恐ろしいほど、サムい!!

 同作の笑いどころは、おそらく秀作の長~い心の声と、それに伴う顔芸、さらに秀作の心情を表した突発的な効果音だと思うのですが、これに笑った視聴者って何人いるのでしょうか……?

 初回視聴率が表す通り、キャストや設定はキャッチーですし、ちょっと変わった家族関係を見る分には面白いドラマだと思うのですが、コメディの比重が多いわりに、山田は全く顔芸ができていないし、演出もサムすぎる……。『世界一難しい恋』の大野演じる主人公なんて最高に笑えたのに、同じ脚本家から、なんでこんな駄作が誕生してしまったのでしょう? タイトルの「冬」は、ギャグのサムさを表しているという解釈でよろしいでしょうか? それとも、ジャニーズ事務所の口出しが特に今回、酷いんでしょうか? 

 ただ、山田が悪いとは思いません。この主人公役、単調な演技しかできない山田には荷が重過ぎる! ヤバい父親役がはまっている中村や、目力だけでボケに説得力が生じる波瑠、日に日に堀内孝雄化している小澤のボケっぷりはそれなりに見ていられますが、同作の山田は目を背けたくなるほど酷い。同じ童顔末っ子キャラなら、同作に執事見習い役で出演する千葉雄大が主演だったほうが、顔芸にも長けていますし、しっくりきたかもしれません。いや、主演を替えたぐらいで、どうにかなる代物ではないかもしれない……。

 というわけで、“どコメディ”という難しいジャンルに挑戦した結果、初回からドンズベリしてしまった『もみ消して冬』。13.3%という数字が、今後どこまで下がっていくのか、温かく見守りましょう。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)