『ぴんとこな』、華やかさを抑え感情を描くイケメンドラマの到達点

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『ぴんとこな』公式サイトより

 近年、大きく急成長したジャンルに「イケメンドラマ」がある。定義はあいまいだが、『花より男子』や『美男ですね』(いずれもTBS系)のような、複数(だいたい4人以上)の若い男性が登場する女性向けの華やかなドラマのことで、男性アイドルや新人俳優にとって、登竜門のようなジャンルとなっている。

 そんなイケメンドラマの最新形が、TBSで木曜午後9時から放送されている『ぴんとこな』である。主演は玉森裕太(Kis-My-Ft2)、中山優馬、川島海荷。原作は嶋木あこ原作の少女漫画で、歌舞伎役者を目指す若者たちを主人公とした青春ドラマとなっている。

 名門・木嶋屋の御曹司、河村恭之助(玉森裕太)は、歌舞伎界のプリンスとして人気を博していたが、父親に認めてもらえないことから、歌舞伎に対する思いは冷めていて、稽古もさぼりがち。しかし歌舞伎ファンの同級生・千葉あやめ(川島海荷)に恋したことで、歌舞伎に対する情熱が芽生えていく。一方、ライバルとなる澤山一弥(中山優馬)は、恭之助とは正反対の真面目な努力家。一弥はあやめと幼馴染で、あやめが一弥のことを好きだと知った恭之助は、恋と歌舞伎のライバルとして一弥に対抗心を燃やすことになる。

Kis-My-Ft2、新冠番組プランが難航? 玉森ドラマ&特別番組が惨敗で苦境

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ブサイク売り以外を考えないとね!

 Kis-My-Ft2・玉森裕太が主演を務める連続ドラマ『ぴんとこな』(TBS系)の低視聴率が話題となっている。初回視聴率では8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、今年に放送されたドラマ史上最低の数字を記録してしまったが、第2話では7.6%とさらに下降。ネット上では早くも「このままだと打ち切りになりそう」「視聴率がぴんとこない」などと言われ放題の有様だ。

 玉森といえば、2年前にも同局のドラマ『美男ですね』に、メンバーの藤ヶ谷太輔らと共に主演の1人として出演していたが、視聴率は途中で一桁後半に落ち込み、平均でも10.0%と伸び悩んだ。また昨年夏には、藤ヶ谷&北山宏光(Kis-My-Ft2)が同じくTBSでドラマ『ビギナーズ!』に挑んだが、こちらも平均視聴率7.3%と、大惨敗している。

Kis-My-Ft2・玉森、今年最低視聴率を記録! 夏ドラマ初回視聴率ランキング

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『ぴんとこな』公式サイトより

 夏ドラマ(午後8~10時台)が、いよいよ出揃った。果たしてドラマの今後を占う初回視聴率は、どのような結果が出たのだろうか?

 初回ベスト1位となったのは、沢村一樹主演の『DOCTORS 2 最強の名医』(テレビ朝日系)。放送前日には「週刊文春」(文藝春秋)が沢村の“不倫スキャンダル”を報じたが、ドラマは19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、高視聴率を獲得。かんしゃく持ちのお坊ちゃまで、沢村と対立する役を演じている高嶋政伸には“ハマリ役”との声も出ている。

 2位は堺雅人主演の『半沢直樹』(TBS系)で、初回は19.4%。池井戸潤氏の人気小説が原作で、バブル時代に東京中央銀行に入行した半沢が圧力や逆境と戦う姿を描く。「やられたらやり返す。倍返しだ!」という決め台詞が印象的で、2話は21.8%に上昇した。