「港区女子」を目指した原点は高校時代の出会い!? 現役港区女子・ひとみんの波乱万丈な生い立ちに迫る!【後編】 

 港区女子の生態について明かしてくれたひとみん(@htm_192)。多種多様な人物たちと出会ってきたことで、目が肥えている彼女だが、一体どういう人生を歩んできたのだろうか?

 今回はひとみんの人並み外れた華麗なる生い立ちをクローズアップしてみたい。

(インタビュー前編はこちらから)

――話は変わるんですが、そんなに知的で美しい佇まいで、鋭いことを言うなんて、聞けば聞くほどひとみんさんのパーソナリティに興味が湧いてきました。生い立ちを聞いてもいいですか?

ひとみん 小学校から高校まで、先生以外とは誰とも、ひとこともしゃべらない人生。教室では本ばかり読んでいました。友達や彼氏もおらず、ずっと浮いていましたね。

――親御さんも社長だったんですか?

ひとみん 父親は開業医です。家族仲はよくて、家にいるのは楽しかったですね。中学は受験をして全寮制の私立校に入学しましたが、厳しすぎるのが嫌で2カ月で辞めました。で、公立に転入して。高校は2年のときに中退しました。進学校だったから大学受験対策はもうほぼ終わっていたし、友達もいないし、いいや、と。

――中退後から大学入学まではどうやってすごしていたんでしょうか?

ひとみん まずは予備校に、テストの点数が良かったのでほぼ無料で入り、浪人生と同じクラスに通っていました。そこで頭がいいのにヤンキーの3〜4浪していた子と仲良くなって、毎晩歓楽街で遊んでいました。楽しかったですね。

――それまで友達と遊ぶことはおろか、夜の街で遊ぶこともなかったのに、突然そんなことに。遊ぶ金はバイト代から捻出したり?

ひとみん いや。バイトはしたことがありません。パチスロばっか行ってた。

――パ、パチスロ?

ひとみん スロットのセンスがあったから、それで生活できていました。食事代は男が払うし、家には帰っていなかったけど誰かの家に泊まったり、勝った金でネットカフェやホテルに泊まることもありました。でも遊び呆けちゃって、その年の願書を取り寄せ忘れ、センター試験を受けられなかったんですよ。周りの友達もみんな落ちて、また浪人して。翌年は地元の大学の薬学部に入学しましたが、行きたくない大学だし早々に留年が決まったから辞めました。

――で、その翌年に、現在の大学に入学するわけですね?

ひとみん 一足先に東京の大学に行った子たちのTwitterを見ると、毎日「六本木なう」とか言って港区で楽しそうに遊んでいたんです。それで「港区がいいらしい」ということを知り、港区に近い大学の薬学部を受験し合格して、上京。で、私も友達がいる港区に行くようになりました。

――それがひとみんさんと港区の出会いだったんですね。当時は港区で何をしていたんですか?

ひとみん 友達が学生イベント団体をやっていて、私は集客をやることになりました。クラブを貸し切った千人規模のイベントが主で、Twitterで集めたり、路上でナンパしたり。当時でフォロワー数が7,000人くらいいたので、「Twitterのひとみんです」と話しかければだいたい大丈夫でした。そこでかわいい友達が増えていきましたね。

――その頃から有名だったんですね。いち大学生が、どうやってそんなにフォロワーを増やせるんでしょうか?

ひとみん 最初はフォローして、外して、を繰り返して、最終的に1,000人くらいのフォロワーになると、あとはその1,000人が勝手に動いてくれるんです。

 

――なるほど、リツイートをしてくれるようになるんですね。ひとみんの発信力の賜物ですね。現在の基盤は、その頃にできたものだったんですね。何事にも動じないクールな印象のひとみんさんですが、人のために動くエネルギーは半端なものではないと思います。原動力はどこから来るのでしょうか?

ひとみん 特にないです。ただ単に、人をまとめるのが楽しいから、かな。あと、かわいい年下から好かれたり頼られたりするのはうれしいですね。

――ひとこともしゃべらなかった時代と比較すると、同一人物とは思えないほどです。今、幸せですか?

ひとみん まあまあ、幸せかな。

――そんなひとみんさんのようには、まあなれないと確信しましたが……“ひとみん女子”を目指す女性にアドバイスを。

ひとみん 知り合った人とは、取りこぼしなく仲良くなること。そして次につなげること。「顔がタイプじゃない」という理由でLINE交換もしない子が多いんですよ。すごい社長さんなのに。たとえ彼に興味がなくても、彼の人脈ってすごいから。……などと説教をしても、「でも、顔がぁ〜」とか言うんですよね。

――視野が目の前にしかない、ということですね。一方ひとみんさんは先々の未来まで見据えているところが、堀江貴文さんや落合陽一さんを彷彿とさせます。

ひとみん 彼らの著作、すごく共感しながら読んでいます(笑)。

――また、ちょいちょい切れ味鋭い発言が多いですが、となるとアンチもいるかと思います。

ひとみん 私をディスってくる奴は、「ひとみんが自分より上」だと思うから妬んでいるんだと思います。ひとみんよりかわいければ、私なんて眼中にないはずですから。だから、アンチの発言は気になりません。

――現時点で、どのような将来像を抱いていますか?

ひとみん ある程度お金があってのんびり暮らして、早く死にたいです。

――……ありがとうございました!

港区女子が憧れる港区女子・ひとみん。凡人の想像の範疇を超えるであろう未来を予感させる彼女の今後から、目が離せそうにない。

●ひとみん (Twitterアカウント:@htm_192)

 現役大学生でありながらも、現役港区女子として活動中。港区女子界隈で“アイドル的存在”であり、女子たちからの支持はアツい。また、Twitterでは“フォロワーからの質問に本音で答える”というスタンスが好評。現在はブログも開設し、活動の場を広げている。

巷で話題「港区女子」の実態とは!? 彼女たちを取り仕切るTwitterで話題の美女・ひとみんにインタビュー!【前編】

 ここ数年、まるでバブルのような存在感でその名を轟かせている「港区女子」。生息地は主に港区は六本木や西麻布。社長や外資系サラリーマンなど、高収入ハイスペックの「港区おじさん」と夜な夜なバブリーにおデートをし、人脈作りや玉の輿を狙う若い女性のことである。

 そんな港区女子の憧れを一身に集めるのが、通称・ひとみん(Twitterアカウント:@htm_192)だ。薬学部に通う現役大学生ながら起業家でもあり、さらに港区女子を集める“トップ”的存在である彼女は、女子大生ならば一度はその名を聞いたことがあるほどの知名度を誇る。

 彼女は一体何者なのか? どれほど派手な生活を送っているのか? 収入源は? 破廉恥すぎる港区の性事情って……!?  気になりまくりな港区女子の生態に迫る。

――ひとみんさんは「港区女子」としてTwitterを中心に有名ですが、そもそもどういったきっかけで、いつ、どのようにして「港区女子」界隈に足を踏み入れたんでしょうか?

ひとみん 今から約2年前、大学2年生のとき、電車内で私の前にブサイクな女の子が立っていて、後ろから彼女のスマホが目に入ったんです。彼女はマッチングアプリをやっていて、デートに誘われまくっていました。で、私もすぐに登録してみると、一瞬にして「いいね」数が3,000くらいきて、1位になりました。

――ブサイクがやっているなら、私のほうが……と?

ひとみん 私は「社長」や「年収○○円以上」などで検索して、マッチングした社長と会いまくり、毎晩デートしていました。ランチ→ディナーで1日2人と会ったこともあったなあ。

――社長のハシゴをした、と。

ひとみん テスト期間中以外は、ほぼ毎日会いました。

――目的はなんだったんですか?

ひとみん 社長と知り合いたかったのと、おいしいご飯が食べたかったから。

――自分のお金は一切使わずに?

ひとみん ですね。むしろこちらが何も言わなくても、タクシー代を1〜3万円くれますし。

――今までもらったもので、一番高いものはなんでしたか?

ひとみん うーん……指輪とかもらったことあるけど、忘れちゃった。たぶん150万円はあるかも。

――すごい! ちなみにどんな贅沢体験をしましたか?

ひとみん いっぱいあります。強いて言うなら、リッツ・カールトンの最上階のスイートルームで、1本100万円のワインをあけたり、とか。最初にご飯に行って、何度か会って仲良くなってからじゃないと、お泊まりデートはしませんけど。

――何者なんですか、その男性は。

ひとみん 元スポーツ選手の会社経営者でした。上場企業の社長とかも結構登録しているんですよ。普通に婚活していたり。でも、彼氏ができたのがきっかけで、マッチングアプリを辞めたんですよ。彼氏も社長で、今まで会ってきた人と違って、「ひとみんを超える女はいないと思うから、もうやらない」って、登録していたマッチングアプリ全部を辞めてくれました。でも、彼に出会う前はほとんどが既婚者でしたね。

――既婚者も登録しているんですか。彼らとは、おいしいご飯を食べられればOK、と?

ひとみん あとは、仕事をくれたりもするし。「船を売ってきてくれ」とか。

――ふ、船?

ひとみん あと飛行機もありますね。お金が余っている会社の社長って、節税対策で船や飛行機を買いたがるんですよ。それをマッチングアプリで会ったほかの社長に軽く言ってみたら、ポンと買ってくれたり。

――もはや女子大生の範疇を超えていますね。そんなに毎日膨大な人数の社長に会い、疲れませんでしたか? 中には嫌な奴がいたり。

ひとみん いや、ないですね。会ってみたい人としか会ってないから、変な人はいなかったです。だってマッチングアプリの登録情報以外に、会社概要やFacebookの「友人」までチェックするから。社長のレベルって、その人の付き合っている人のレベルで決まるんですよ。

――就活の企業研究のようですね。

ひとみん で、そうやって社長人脈ができてきて、さらにTwitterのフォロワー数も多かったことから、今から半年前、ずっと「これは、お金になるのでは」と考えていたことを形にし始めました。私自身がマッチングアプリを使い、研究してきた成果として、社長と、彼らと出会いたい女の子の出会いの場を作ろう、と。

――自らが仲介人の立場になったんですね。

ひとみん そう。最初はTwitter上で女の子を募集することから始めました。「金持ちと結婚したい子、LINEください」と、QRコードを載せて。すると、一瞬で数百人から応募がありました。

――主に、どんな女性でしたか?

ひとみん 私より年下が多く、大学生がほとんど。目的は、パパを探している子や、社長人脈がほしい子が多いですね。

――いわゆる“パパ活”ですね。その子たちは、社長たちからどれほどの“おこづかい”がもらえるんでしょうか?

ひとみん 金額は容姿レベルで変動しますが、1〜5万円。モデル級の子は5万円、その辺にいるような並な子は1万円程度です。

――社長に紹介するのですから、素性も需要ですよね。

ひとみん 素性はなんでもいいです。顔と年齢が最重要。でも、会話していて面白くないと2回目以降はありませんけど。

――そうして女性が集まると、社長に紹介をするんですか?

ひとみん 社長側から「いつどこで、こんな飲み会があるから」というオファーが来るので、そこに来てもらいます。で、そのときに社長が連れてきた別の社長から、またオファーがあり……と、どんどん枝が広がっていく感じですね。

――それはいわゆる、女性にギャラを支払って飲み会に来てもらう「ギャラ飲み」でしょうか?

ひとみん 「ギャラが出る」とは言いませんから、厳密に言うと違いますね。そういう世界は別にあって、たとえば、港区界隈で遊んでいるギャラ飲み目的の子が登録している、何百人規模のグループラインがいくつかあるんです。

――聞いたことがあります。「ギャラ飲み」の斡旋料で生活している「ギャラ飲みおばさん」が存在する、とか。

ひとみん そういった類いの人は、会ったこともないし会いたくもないですね。ウワサによると、すっごいババアしか集めないから、男性陣から不評なんだって。基本的に、そういったグループラインはブサイクとババアしかいないそうです。私のところにもコンタクトしてくるんですよね、「35歳、元ミス○○です」みたいな人が。そういう人は、なし、です。

――年齢制限があるんですか?

ひとみん 綺麗な女性なら32歳までならOKかな。そもそも、グループラインの中で女性を探すのは限界があります。すでに出回ってる女性たちだし、社長から紹介料を取ってまで紹介するほどじゃないですよね。

――たしかに。その点、ひとみんさんは手垢のついていない新たな顔ぶれを集めるわけですね。

ひとみん そうですね。女性は全部いちから自分で集めるし、男性側もみんな知り合いだし、その辺は決定的に違います。女性たちは、北から南まで、すっごい田舎からはるばるやって来るんですよ。「ひとみんに会いたいから」「ひとみんのように社長の知り合いがほしいから」と。

――ひとみんさんのようになれそうな子はいますか?

ひとみん 全然いない。みんな連絡が遅いし、まずそこがダメ。あと、たまにすごいダメな子がいて、ギャラ飲みに慣れているブサイクは、「男がしょぼい」とか文句を言ったり、社長に面と向かって「タクシー代出るの?」と聞いたりするんですよ。「いや、その顔じゃもらえないでしょ、帰れよ」って感じですけどね。

――斬れ味鋭いですね……。やぱり容姿は重要なんですね。

ひとみん ですね。募集した中で、直接飲み会で会い、実際にかわいい子だけはLINEを交換して、そういった子を130人くらい集めたグループLINEを作っています。

――1軍、といったところでしょうか。2軍、3軍などもあるんでしょうか?

ひとみん 2軍は欠点が1、2つあるような子で、3軍はそもそもLINE交換しません。

――これまでの応募総数は、どれほどなんでしょうか?

ひとみん 900人くらいですね。たまにかわいい子がいるレベルです。

――かわいい子を社長に紹介したり、もしかして芸能人にも紹介したりしますか?

ひとみん ありますね。社長経由で、芸能人やスポーツ選手との飲み会セッティングを頼まれることもあります。私自身、これまでに会ってテンションが上がったのは、●●●●●(某ミュージシャン)。酒が強くて、一緒にポーカーをして、金の話をしながら飲みました。

――すごいイメージ通りです。他に港区界隈の芸能人といえば、ダレノガレ明美さんが今年1月21日放送の『ウチくる!?』(フジテレビ系)で、港区女子について言及していました。招待されていないバーベキューに港区女子が白いワンピースにハイヒール姿で現れ、気安く「ちゃんづけ」で話しかけられたことなどから、「港区女子が許せない」としていました。3月23日放送の『必殺!バカリズム地獄』(AbemaTV)でも怒っていて、そのとき彼女が話した港区女子の定義は、「インスタグラマーじゃ食べていけないから、港区の男の人たちと遊んでお金を稼いでいる子たち」とのことでした。

ひとみん たしかにダレノガレさん、よく港区で見ますね。一般人を寄せ付けない雰囲気でお店にいます(笑)。でもその定義は違うんじゃないかな。っていうか、港区で遊んでいるインスタグラマーの子はちゃんと稼いでいる子もいるし。みんな「社長になりたい」などの野心があって、港区の男の人に会っているんですよね。

――なるほど! 「港区女子」とはしっかりとした目標を持っている女性のことなんですね!

 知れば知るほど、奥が深い「港区女子」。しかし、彼女たちにも野心があり、金持ちの男性とただ遊んでいるわけではないようだ。もしかしたら、これからの日本を支えるのは彼女たちなのかもしれない。

(後編に続く)

●ひとみん (Twitterアカウント:@htm_192)

 現役大学生でありながらも、現役港区女子として活動中。港区女子界隈で“アイドル的存在”であり、女子たちからの支持はアツい。また、Twitterでは“フォロワーからの質問に本音で答える”というスタンスが好評。現在はブログも開設し、活動の場を広げている。

巷で話題「港区女子」の実態とは!? 彼女たちを取り仕切るTwitterで話題の美女・ひとみんにインタビュー!【前編】

 ここ数年、まるでバブルのような存在感でその名を轟かせている「港区女子」。生息地は主に港区は六本木や西麻布。社長や外資系サラリーマンなど、高収入ハイスペックの「港区おじさん」と夜な夜なバブリーにおデートをし、人脈作りや玉の輿を狙う若い女性のことである。

 そんな港区女子の憧れを一身に集めるのが、通称・ひとみん(Twitterアカウント:@htm_192)だ。薬学部に通う現役大学生ながら起業家でもあり、さらに港区女子を集める“トップ”的存在である彼女は、女子大生ならば一度はその名を聞いたことがあるほどの知名度を誇る。

 彼女は一体何者なのか? どれほど派手な生活を送っているのか? 収入源は? 破廉恥すぎる港区の性事情って……!?  気になりまくりな港区女子の生態に迫る。

――ひとみんさんは「港区女子」としてTwitterを中心に有名ですが、そもそもどういったきっかけで、いつ、どのようにして「港区女子」界隈に足を踏み入れたんでしょうか?

ひとみん 今から約2年前、大学2年生のとき、電車内で私の前にブサイクな女の子が立っていて、後ろから彼女のスマホが目に入ったんです。彼女はマッチングアプリをやっていて、デートに誘われまくっていました。で、私もすぐに登録してみると、一瞬にして「いいね」数が3,000くらいきて、1位になりました。

――ブサイクがやっているなら、私のほうが……と?

ひとみん 私は「社長」や「年収○○円以上」などで検索して、マッチングした社長と会いまくり、毎晩デートしていました。ランチ→ディナーで1日2人と会ったこともあったなあ。

――社長のハシゴをした、と。

ひとみん テスト期間中以外は、ほぼ毎日会いました。

――目的はなんだったんですか?

ひとみん 社長と知り合いたかったのと、おいしいご飯が食べたかったから。

――自分のお金は一切使わずに?

ひとみん ですね。むしろこちらが何も言わなくても、タクシー代を1〜3万円くれますし。

――今までもらったもので、一番高いものはなんでしたか?

ひとみん うーん……指輪とかもらったことあるけど、忘れちゃった。たぶん150万円はあるかも。

――すごい! ちなみにどんな贅沢体験をしましたか?

ひとみん いっぱいあります。強いて言うなら、リッツ・カールトンの最上階のスイートルームで、1本100万円のワインをあけたり、とか。最初にご飯に行って、何度か会って仲良くなってからじゃないと、お泊まりデートはしませんけど。

――何者なんですか、その男性は。

ひとみん 元スポーツ選手の会社経営者でした。上場企業の社長とかも結構登録しているんですよ。普通に婚活していたり。でも、彼氏ができたのがきっかけで、マッチングアプリを辞めたんですよ。彼氏も社長で、今まで会ってきた人と違って、「ひとみんを超える女はいないと思うから、もうやらない」って、登録していたマッチングアプリ全部を辞めてくれました。でも、彼に出会う前はほとんどが既婚者でしたね。

――既婚者も登録しているんですか。彼らとは、おいしいご飯を食べられればOK、と?

ひとみん あとは、仕事をくれたりもするし。「船を売ってきてくれ」とか。

――ふ、船?

ひとみん あと飛行機もありますね。お金が余っている会社の社長って、節税対策で船や飛行機を買いたがるんですよ。それをマッチングアプリで会ったほかの社長に軽く言ってみたら、ポンと買ってくれたり。

――もはや女子大生の範疇を超えていますね。そんなに毎日膨大な人数の社長に会い、疲れませんでしたか? 中には嫌な奴がいたり。

ひとみん いや、ないですね。会ってみたい人としか会ってないから、変な人はいなかったです。だってマッチングアプリの登録情報以外に、会社概要やFacebookの「友人」までチェックするから。社長のレベルって、その人の付き合っている人のレベルで決まるんですよ。

――就活の企業研究のようですね。

ひとみん で、そうやって社長人脈ができてきて、さらにTwitterのフォロワー数も多かったことから、今から半年前、ずっと「これは、お金になるのでは」と考えていたことを形にし始めました。私自身がマッチングアプリを使い、研究してきた成果として、社長と、彼らと出会いたい女の子の出会いの場を作ろう、と。

――自らが仲介人の立場になったんですね。

ひとみん そう。最初はTwitter上で女の子を募集することから始めました。「金持ちと結婚したい子、LINEください」と、QRコードを載せて。すると、一瞬で数百人から応募がありました。

――主に、どんな女性でしたか?

ひとみん 私より年下が多く、大学生がほとんど。目的は、パパを探している子や、社長人脈がほしい子が多いですね。

――いわゆる“パパ活”ですね。その子たちは、社長たちからどれほどの“おこづかい”がもらえるんでしょうか?

ひとみん 金額は容姿レベルで変動しますが、1〜5万円。モデル級の子は5万円、その辺にいるような並な子は1万円程度です。

――社長に紹介するのですから、素性も需要ですよね。

ひとみん 素性はなんでもいいです。顔と年齢が最重要。でも、会話していて面白くないと2回目以降はありませんけど。

――そうして女性が集まると、社長に紹介をするんですか?

ひとみん 社長側から「いつどこで、こんな飲み会があるから」というオファーが来るので、そこに来てもらいます。で、そのときに社長が連れてきた別の社長から、またオファーがあり……と、どんどん枝が広がっていく感じですね。

――それはいわゆる、女性にギャラを支払って飲み会に来てもらう「ギャラ飲み」でしょうか?

ひとみん 「ギャラが出る」とは言いませんから、厳密に言うと違いますね。そういう世界は別にあって、たとえば、港区界隈で遊んでいるギャラ飲み目的の子が登録している、何百人規模のグループラインがいくつかあるんです。

――聞いたことがあります。「ギャラ飲み」の斡旋料で生活している「ギャラ飲みおばさん」が存在する、とか。

ひとみん そういった類いの人は、会ったこともないし会いたくもないですね。ウワサによると、すっごいババアしか集めないから、男性陣から不評なんだって。基本的に、そういったグループラインはブサイクとババアしかいないそうです。私のところにもコンタクトしてくるんですよね、「35歳、元ミス○○です」みたいな人が。そういう人は、なし、です。

――年齢制限があるんですか?

ひとみん 綺麗な女性なら32歳までならOKかな。そもそも、グループラインの中で女性を探すのは限界があります。すでに出回ってる女性たちだし、社長から紹介料を取ってまで紹介するほどじゃないですよね。

――たしかに。その点、ひとみんさんは手垢のついていない新たな顔ぶれを集めるわけですね。

ひとみん そうですね。女性は全部いちから自分で集めるし、男性側もみんな知り合いだし、その辺は決定的に違います。女性たちは、北から南まで、すっごい田舎からはるばるやって来るんですよ。「ひとみんに会いたいから」「ひとみんのように社長の知り合いがほしいから」と。

――ひとみんさんのようになれそうな子はいますか?

ひとみん 全然いない。みんな連絡が遅いし、まずそこがダメ。あと、たまにすごいダメな子がいて、ギャラ飲みに慣れているブサイクは、「男がしょぼい」とか文句を言ったり、社長に面と向かって「タクシー代出るの?」と聞いたりするんですよ。「いや、その顔じゃもらえないでしょ、帰れよ」って感じですけどね。

――斬れ味鋭いですね……。やぱり容姿は重要なんですね。

ひとみん ですね。募集した中で、直接飲み会で会い、実際にかわいい子だけはLINEを交換して、そういった子を130人くらい集めたグループLINEを作っています。

――1軍、といったところでしょうか。2軍、3軍などもあるんでしょうか?

ひとみん 2軍は欠点が1、2つあるような子で、3軍はそもそもLINE交換しません。

――これまでの応募総数は、どれほどなんでしょうか?

ひとみん 900人くらいですね。たまにかわいい子がいるレベルです。

――かわいい子を社長に紹介したり、もしかして芸能人にも紹介したりしますか?

ひとみん ありますね。社長経由で、芸能人やスポーツ選手との飲み会セッティングを頼まれることもあります。私自身、これまでに会ってテンションが上がったのは、●●●●●(某ミュージシャン)。酒が強くて、一緒にポーカーをして、金の話をしながら飲みました。

――すごいイメージ通りです。他に港区界隈の芸能人といえば、ダレノガレ明美さんが今年1月21日放送の『ウチくる!?』(フジテレビ系)で、港区女子について言及していました。招待されていないバーベキューに港区女子が白いワンピースにハイヒール姿で現れ、気安く「ちゃんづけ」で話しかけられたことなどから、「港区女子が許せない」としていました。3月23日放送の『必殺!バカリズム地獄』(AbemaTV)でも怒っていて、そのとき彼女が話した港区女子の定義は、「インスタグラマーじゃ食べていけないから、港区の男の人たちと遊んでお金を稼いでいる子たち」とのことでした。

ひとみん たしかにダレノガレさん、よく港区で見ますね。一般人を寄せ付けない雰囲気でお店にいます(笑)。でもその定義は違うんじゃないかな。っていうか、港区で遊んでいるインスタグラマーの子はちゃんと稼いでいる子もいるし。みんな「社長になりたい」などの野心があって、港区の男の人に会っているんですよね。

――なるほど! 「港区女子」とはしっかりとした目標を持っている女性のことなんですね!

 知れば知るほど、奥が深い「港区女子」。しかし、彼女たちにも野心があり、金持ちの男性とただ遊んでいるわけではないようだ。もしかしたら、これからの日本を支えるのは彼女たちなのかもしれない。

(後編に続く)

●ひとみん (Twitterアカウント:@htm_192)

 現役大学生でありながらも、現役港区女子として活動中。港区女子界隈で“アイドル的存在”であり、女子たちからの支持はアツい。また、Twitterでは“フォロワーからの質問に本音で答える”というスタンスが好評。現在はブログも開設し、活動の場を広げている。