『白衣の戦士!』タイトル回収のナレーションにツッコミ! 結局は、ナースが主人公の恋愛ドラマだった

 19日放送の『白衣の戦士』(日本テレビ系)最終回の視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、9話から1.0ポイントアップ! 

 当初、『ナースのお仕事』(フジテレビ系)のパクリだと批判の声が相次いでいた本作がいったいどんな結末を迎えたのか、まずはあらすじから振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

 

 

はるかがナースを辞めさせられる!? 最大のピンチも……

 はるか(中条あやみ)と夏美(水川あさみ)が担当することになったのは、医院長の紹介で外科病棟に入院してくることになった都議会議員の五十嵐(東幹久)。彼は重度の甘党で、牛乳アレルギーがあり糖尿病を患っているにもかかわらず、隠れてお菓子をパクリ。病室を抜け出し食堂でシュークリームにかぶりつこうとする五十嵐を、はるかが思わず元ヤンモードで叱りつけると、「こんな看護師すぐに辞めさせろ」と逆ギレ。五十嵐は医院長に直接抗議したことで、はるかには何らかの処分が科されることになってしまいます。

 翌朝、師長・本城(沢村一樹)と指導係の夏美によるフォローのおかげもあって、医院長は「本人から話を聞こう」と便宜を取り計らってくれるのですが、肝心のはるか本人がまだ出勤しておらず、ピンチの状況は変わらず。

 しかし、はるかはただ遅刻していたわけではなく、出勤中に倒れている男性を見つけ、斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)と共に救護にあたり、命を救っていたのでした。

 また、外出許可をもらい娘の学芸会を楽しんだ五十嵐が、出先でパフェを食べてアレルギー反応を起こし病院に運ばれたことで、はるかが口うるさかったのは、五十嵐の体の心配だけでなく、「学芸会に行く」という娘との約束を守らせたかったからだと知り、はるかに謝罪。

 事情を知った医院長ははるかへの処分を取り下げ、無事、ナースの仕事を続けられることになりました。めでたし、めでたし。

最終回もツッコミどころ満載

・ほかに適任者がいただろうに、なぜ不安要素の多いはるかに五十嵐の担当を任せたのか

・牛乳アレルギーがある五十嵐がシュークリームを食べることを止めたくらいで、はるかが処分の対象になるのは無理がありすぎる

・本城の目の前で「(結婚は)妥協しちゃだめ」「好きこのんでひと回り以上も年上でバツイチで子供もいる人なんて……」と娘・夏美に言い放つ母・幸江が失礼すぎる

・幸江に2人の結婚を認めるよう口を挟むはるかは出しゃばりすぎではないか(フォローするなら夏美ではなく、ボロクソ言われてしまった本城のほうなのでは?)

・はるかの言葉を受けた幸江の心変わりが早い

・そもそも、親に結婚相手(仮)を紹介するのに、なぜいつものあの居酒屋にしたのか(病院のナースたちにバッタリ会ってしまう可能性を考えなかったのか)

 などなど、最終回でも挙げたらきりがないくらい、粗が目立ちました。でもそれを言ってしまうと、そもそも、内線もナースコールもさほど鳴らず、あんなにも人間関係が良好なナースステーションってあるの? と、その存在から疑わなければならないのでこのへんにしておきましょうかね。

 

結局、看護師が恋に奮闘するドラマだった

 最終回の見どころのひとつとなったのが、夏美と本城の恋愛模様。はるかのおかげ(?)で結果的に母にも認めてもらい、夏美から逆プロポーズしたことで、最終回にふさわしい幸せな結末を迎えました。はるかと斎藤も9話のラストでカップルになったし、「仕事に恋に悪戦苦闘する痛快お仕事ドラマ」の「恋」の部分はしっかり描き切ることができていたと思います。

 ただ、「これからこういう物語が始まりますよ~」という導入的要素がほとんどの第1話から、

 2話:新入社員の苦悩
 3話:担当患者の死
 4話:ギャル娘と父の絆
 5話:ナースと医者の不倫
 6話:熟年夫婦の愛
 7話:シングルマザーと息子の親子愛
 8話:命の尊さと医師の覚悟
 9話:仕事に反対する父親と、反抗する息子

 と、看護師という仕事について毎回テーマを変えて描いてきたわりに、全話を通してみても、はるかは相変わらず感情の赴くままに突っ走っているだけだし、夏美ははるかの面倒を見ながら仕事への熱意をちょっと取り戻したくらいで、仕事面での成長ぶりはそこまで感じられません。大きく変わったこといえば、先ほども書いたように、はるかには斎藤という彼氏ができて、夏美は本城という結婚相手が見つかったことくらいです。

 8話のレビューでも書きましたが、このドラマ、「戦士」というタイトルのわりに恋愛要素が強すぎて、“戦っている感”がないんですよね。

 そのため、「2人が惹かれ合っていくシーンをもっと綿密に詳細に描いた方がよかったんじゃないかと思う」「小瀧くんと中条ちゃん画になるし、普通に恋愛ドラマ見たかった」といった、恋愛ドラマに振り切ったほうがいいという声もあり、お仕事ドラマとしては中途半端な印象が、最終回まで拭えませんでした。ひょっとすると、中条あやみちゃんと小瀧くんのラブストーリーのみに照準を定めたほうが、数字は良かったかもしれません。

 

ラストのナレーションは、アリ? ナシ?

 さて、このドラマが『白衣の戦士!』である根拠ですが、ラストシーンの、はるかと夏美のナレーションにありました。

はるか「看護師の仕事はまだまだうまくいかなくて落ち込むこともあるけれど、患者さんからの『ありがとう』の一言でまた頑張ろうって思える」

夏美「看護師の仕事は小さなミスも許されない。その責任の重さに逃げ出したくなるときもあるけど、いろいろな思いを抱えて頑張っている仲間たちの笑顔と決してあきらめない姿に勇気をもらう」

はるか「私たちは毎日命と向き合っている」

夏美「私たちは毎日命の現場で戦っている」

2人「だから、看護師は、白衣の天使じゃなくて、白衣の戦士なのだ」

 本来ならばストーリーでしっかりみせて視聴者に訴えかけるべきことを、主演2人にナレーションという形で言わせてしまうことで、かえって大げさな感じがして、シラケてしまいました。視聴者からも、「……おおお終わりかいっ!!」「『白衣の戦士なのだ!』って最後までダサい」「ラストで看護師とは……みたいなこと言い始めてふふってなっちゃった」などなどツッコミの声が。

 まあ、医者ではなくナースが主人公のドラマゆえ、大がかりな手術シーンはないし、ナースがいかに奮闘しているのかという部分は、わかりにくさや伝わりづらさがあったのかもせれません。とにかくナレーションがすべてであり、それ以上でもそれ以下でもないんだと思います。はい。

 ということで、最終回のレビューでした。

“『ナースのお仕事』の二番煎じ”と大批評を呼び、初回の10.3%以降はどんどん視聴率を落としたものの、重すぎないストーリーと、注目女優の中条あやみちゃんとジャニーズアイドル・小瀧くんのラブシーンのおかげで(?)終盤にぐんぐん数字を上げ、全話平均は8.7%を記録。思いのほか、踏ん張ったなあという印象です。とはいえ、続編の制作には物足りない数字。

 役者陣のバランスはよかった作品だと思うので、またどこかで勢ぞろいしてほしいものですが、果たして……。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

【今夜最終回】もはや恋愛ドラマな『白衣の戦士!』医療監修が甘い……!? 中条あやみの「救急車呼ぶ?」に疑問

 中条あやみと水川あさみがW主演を務めるナースコメディ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)。12日放送の第9話の視聴率は、8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、0.2ポイントアップ! 今夜放送の最終回もこの調子で数字を伸ばせるでしょうか……!?

 ということで、“小瀧回”となった9話のあらすじから振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

斎藤の両親登場で一波乱も……

 両想いながら、なかなかお付き合いまでには至らないはるか(中条あやみ)と斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)。休みが被ったある日、2人は初めてデートの約束をするのですが、その当日に親戚の法事で東京に来ていた斎藤の両親が突然寮におしかけてきて、なぜか4人でお出かけすることに。その途中、父・渡(寺脇康文)が腹痛を訴えたため、斎藤とはるかが急いで職場に連れて行ったところ、悪性の胃潰瘍であることが発覚し、手術を受けるため、入院することになります。

 実は、老舗旅館の跡取り息子だった斎藤。一人息子が東京で看護師をしていることをよく思っていないようすの父は、「男のくせに看護師なんて」「いいなぁ、お前は東京で好きなことやって」「田舎を捨ててさっさと出て行った」「お前には頼らない」と嫌みったらしい言葉をぶつけ、2人は喧嘩状態に。

「あいつは家業を継ぐ重圧から逃げるために看護師になった」と不満をたれる渡に、はるかは、斎藤にはナースになりたい動機がちゃんとあったことや、彼がいかに優秀なナースであるかを熱弁。夏美(水川あさみ)も、ナースという仕事は命にかかわる大事な仕事だと、言って聞かせます。

 その後、渡の容態が悪化して緊急手術を受けるものの、すぐに回復。斎藤は病に倒れた父のことを考え、一時は辞めようかと悩んだものの、「看護師を続けたい」と自分の気持ちを正直にぶつけ、渡は「元々(旅館を)継いでもらいたいとは思ってなかった」と、まさかの衝撃発言をし、親子はアッサリ仲直り。

 そしてラストでは、斎藤がついにはるかへ告白。めでたく2人はカップルになるのでした。

 最終回目前だけあって、前回の柳楽先生(安田顕)から斎藤と、はるかにより近い人物にフォーカスを戻し、最後の追い込みにかかった今回。これまたベタなストーリーだったので、後の展開は簡単に想像できたし、特に何の驚きもありませんでした。

 ただ、「お前はそんなに暇なのか」「お前と違って、大きな責任を背負ってるんだ」などなど、息子にボロクソ言っておきながら、数時間後には「お前ならきっといい看護師になれる」「もともと俺はお前に継いでもらいたいなんてこれっぽっちも思ってなかった」なんてアッサリ言ってのける父・渡には、ある意味で驚かされましたが。

 なぜいきなり息子のことを認めたのかがわかりにくく、「えっ、さっきまで楽でいいよなって言ってませんでした?」「親父いきなりいいお父さんになったなぁ」「コロコロ変わりすぎじゃないかw」と視聴者からもツッコミが。ナースを目指して上京した斎藤に、「息子はいないものだと思う」とまで言い放っていたくらいなのに、一体どういうわけなんでしょう……。息子が面と向かって本心をぶつけてきたのがよほどうれしかったんですかね。見ているこっちが取り残されてしまった感がありましたが、“ご都合主義”と割り切るしかないようです。

 余談ですが、斎藤の母親役でゲスト出演した藤吉久美子さんですが、17年12月に大阪のテレビ局のプロデューサー男性との不倫を週刊誌にスッパ抜かれて以来、久々にテレビでお姿を拝見しました。良き母、良き妻の役のイメージとはなんか違う気がしたのは筆者だけでしょうか……。

 

医療監修が甘い? はるかのセリフに疑問が……

 ラストの告白シーンでは、告白されて満面の笑みで小瀧くんに抱きつく中条あやみちゃんがしこたまかわいかったものの、9話になってもW主人公の恋愛模様に大半の時間が割かれ、手術シーンはゼロ。医療現場のドラマではありますが、“お仕事ドラマ”という仮面を被った恋愛ドラマなので、それらしいシーンがほとんどなく、気楽に見れるのがこのドラマの長所であり、短所でもあります。

 後者でいうと、そういえば今回、斎藤の父が腹部の痛みを訴えたとき、「救急車呼ぶ?」とはるかが斎藤に確認するシーンがあったんですが、このセリフに違和感を覚えました。近年、救急車の安易な利用が社会問題となっており、2015年には政府が救急車の一部有料化を検討するなんていう動きも大きな話題になっていたはず。まだまだ力不足のはるかと優等生な斎藤の力の差をこのセリフで表現したかったのかもしれませんが、医療従事者であるはるかがこの発言をするのは、いかがなものかと……。まだ母親に言わせたほうがマシだった気がします。とにかく、斎藤が「緊急性はなさそうだからタクシーで行こう」と、冷静な判断力を持っていたことが救いでした。

 そのほかネット上では「逃げる為だけに看護師なんてなれるわけない」「看護師目指す人ってみんなそんなキラキラな理由がないとだめなんか」「このドラマって、看護師を応援する部分もあるはずなのに、これは看護師を軽蔑しているようにしか見えない」「病院の中の話、患者絡みの話になると、ものすごくモヤモヤして挫折してしまう」との声も。中には「エルダー(新人の教育係のナース)が評価を人前で言う訳ないじゃん。ソルラクト(点滴薬)なんて薬剤師が運ぶでしょw」と医療従事者と思われる人から鋭い指摘も……。

 コメディドラマであるだけに、真面目にリアリティを追求して作りすぎると“らしく”なくなってしまったり、そのバランスのとり方が難しいところではあるかと思いますが、最終回では、この作品の舞台が病院である意味みたいなものをもっと感じられる内容になっていることを期待したいところです。

 そういえば、斎藤の父が吐血するシーンで、血があまりにケチャップみたいな色をしていたことには思わず笑ってしまいました(苦笑)。

 ということで、いよいよ今夜最終回。夏美と本城(沢村一樹)の恋路も気になるところですが、新米ナース・はるかの成長ぶりが感じられるお話になっていることを祈ります。

(どらまっ子TAROちゃん)

【今夜最終回】もはや恋愛ドラマな『白衣の戦士!』医療監修が甘い……!? 中条あやみの「救急車呼ぶ?」に疑問

 中条あやみと水川あさみがW主演を務めるナースコメディ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)。12日放送の第9話の視聴率は、8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、0.2ポイントアップ! 今夜放送の最終回もこの調子で数字を伸ばせるでしょうか……!?

 ということで、“小瀧回”となった9話のあらすじから振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

斎藤の両親登場で一波乱も……

 両想いながら、なかなかお付き合いまでには至らないはるか(中条あやみ)と斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)。休みが被ったある日、2人は初めてデートの約束をするのですが、その当日に親戚の法事で東京に来ていた斎藤の両親が突然寮におしかけてきて、なぜか4人でお出かけすることに。その途中、父・渡(寺脇康文)が腹痛を訴えたため、斎藤とはるかが急いで職場に連れて行ったところ、悪性の胃潰瘍であることが発覚し、手術を受けるため、入院することになります。

 実は、老舗旅館の跡取り息子だった斎藤。一人息子が東京で看護師をしていることをよく思っていないようすの父は、「男のくせに看護師なんて」「いいなぁ、お前は東京で好きなことやって」「田舎を捨ててさっさと出て行った」「お前には頼らない」と嫌みったらしい言葉をぶつけ、2人は喧嘩状態に。

「あいつは家業を継ぐ重圧から逃げるために看護師になった」と不満をたれる渡に、はるかは、斎藤にはナースになりたい動機がちゃんとあったことや、彼がいかに優秀なナースであるかを熱弁。夏美(水川あさみ)も、ナースという仕事は命にかかわる大事な仕事だと、言って聞かせます。

 その後、渡の容態が悪化して緊急手術を受けるものの、すぐに回復。斎藤は病に倒れた父のことを考え、一時は辞めようかと悩んだものの、「看護師を続けたい」と自分の気持ちを正直にぶつけ、渡は「元々(旅館を)継いでもらいたいとは思ってなかった」と、まさかの衝撃発言をし、親子はアッサリ仲直り。

 そしてラストでは、斎藤がついにはるかへ告白。めでたく2人はカップルになるのでした。

 最終回目前だけあって、前回の柳楽先生(安田顕)から斎藤と、はるかにより近い人物にフォーカスを戻し、最後の追い込みにかかった今回。これまたベタなストーリーだったので、後の展開は簡単に想像できたし、特に何の驚きもありませんでした。

 ただ、「お前はそんなに暇なのか」「お前と違って、大きな責任を背負ってるんだ」などなど、息子にボロクソ言っておきながら、数時間後には「お前ならきっといい看護師になれる」「もともと俺はお前に継いでもらいたいなんてこれっぽっちも思ってなかった」なんてアッサリ言ってのける父・渡には、ある意味で驚かされましたが。

 なぜいきなり息子のことを認めたのかがわかりにくく、「えっ、さっきまで楽でいいよなって言ってませんでした?」「親父いきなりいいお父さんになったなぁ」「コロコロ変わりすぎじゃないかw」と視聴者からもツッコミが。ナースを目指して上京した斎藤に、「息子はいないものだと思う」とまで言い放っていたくらいなのに、一体どういうわけなんでしょう……。息子が面と向かって本心をぶつけてきたのがよほどうれしかったんですかね。見ているこっちが取り残されてしまった感がありましたが、“ご都合主義”と割り切るしかないようです。

 余談ですが、斎藤の母親役でゲスト出演した藤吉久美子さんですが、17年12月に大阪のテレビ局のプロデューサー男性との不倫を週刊誌にスッパ抜かれて以来、久々にテレビでお姿を拝見しました。良き母、良き妻の役のイメージとはなんか違う気がしたのは筆者だけでしょうか……。

 

医療監修が甘い? はるかのセリフに疑問が……

 ラストの告白シーンでは、告白されて満面の笑みで小瀧くんに抱きつく中条あやみちゃんがしこたまかわいかったものの、9話になってもW主人公の恋愛模様に大半の時間が割かれ、手術シーンはゼロ。医療現場のドラマではありますが、“お仕事ドラマ”という仮面を被った恋愛ドラマなので、それらしいシーンがほとんどなく、気楽に見れるのがこのドラマの長所であり、短所でもあります。

 後者でいうと、そういえば今回、斎藤の父が腹部の痛みを訴えたとき、「救急車呼ぶ?」とはるかが斎藤に確認するシーンがあったんですが、このセリフに違和感を覚えました。近年、救急車の安易な利用が社会問題となっており、2015年には政府が救急車の一部有料化を検討するなんていう動きも大きな話題になっていたはず。まだまだ力不足のはるかと優等生な斎藤の力の差をこのセリフで表現したかったのかもしれませんが、医療従事者であるはるかがこの発言をするのは、いかがなものかと……。まだ母親に言わせたほうがマシだった気がします。とにかく、斎藤が「緊急性はなさそうだからタクシーで行こう」と、冷静な判断力を持っていたことが救いでした。

 そのほかネット上では「逃げる為だけに看護師なんてなれるわけない」「看護師目指す人ってみんなそんなキラキラな理由がないとだめなんか」「このドラマって、看護師を応援する部分もあるはずなのに、これは看護師を軽蔑しているようにしか見えない」「病院の中の話、患者絡みの話になると、ものすごくモヤモヤして挫折してしまう」との声も。中には「エルダー(新人の教育係のナース)が評価を人前で言う訳ないじゃん。ソルラクト(点滴薬)なんて薬剤師が運ぶでしょw」と医療従事者と思われる人から鋭い指摘も……。

 コメディドラマであるだけに、真面目にリアリティを追求して作りすぎると“らしく”なくなってしまったり、そのバランスのとり方が難しいところではあるかと思いますが、最終回では、この作品の舞台が病院である意味みたいなものをもっと感じられる内容になっていることを期待したいところです。

 そういえば、斎藤の父が吐血するシーンで、血があまりにケチャップみたいな色をしていたことには思わず笑ってしまいました(苦笑)。

 ということで、いよいよ今夜最終回。夏美と本城(沢村一樹)の恋路も気になるところですが、新米ナース・はるかの成長ぶりが感じられるお話になっていることを祈ります。

(どらまっ子TAROちゃん)

『白衣の戦士!』安田顕の涙に視聴者もらい泣き! 中条と水川は恋愛描写増で「お仕事ドラマ」の体が崩れる

 中条あやみと水川あさみがW主演を務める『白衣の戦士!』第8話が6月5日に放送され、平均視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回より0.7ポイントアップと、7話に引き続き、今回も微増しました。連続ドラマは終盤になると視聴率が上がりやすい傾向にありますが、この作品にも同じことが言えそうです。

“ヤスケン”こと安田顕の良い医者っぷり以外、正直、何がプラス要素になったのかまったくわからなかった第8話ですが、今週もあらすじから振り返っていきたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

 

結婚式に命を懸ける花嫁

 前回ラストで、お互いが“イイ感じ”の恋愛関係であることを知ったはるか(中条)&斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)と、夏美(水川)&本城(沢村一樹)の4人は、まるでWデートのごとく食事に行き、それぞれの関係を秘密にしようと話し合うのですが、同じ店で一人飲みをしていた柳楽先生(安田顕)とたまたま鉢合わせ、病院でも冷やかされてしまうハメに……。

 そんな柳楽先生はというと、元ナースの妻・静香(遼河はるひ)に浮気を疑われ、家を追い出されていました。13年前にも腹膜炎の手術を担当した腸閉塞の入院患者・沙織(足立梨花)が結婚式を直前に控えていると知って嬉しさを感じつつも、幸せいっぱいの彼女とその旦那に夫婦円満の秘訣を聞かれ、複雑な表情を浮かべます。

 その後無事退院し、1年前から予約していたという、婚活中の夏美も憧れる人気の式場で結婚式を挙げるものの、お腹の痛みを我慢して無理をしていたせいか、式当日にその場に倒れてしまう沙織。会場の様子と沙織のドレス姿をチラッと見ようとその場を訪れていた夏美とはるかの的確な対処と、柳楽先生による緊急オペで一命をとりとめますが、自分のせいで式を台無しにしてしまったと悲観的になります。

 そんな彼女に柳楽先生は、昔沙織が入院していたときに仲の良かった少女の命を救えなかったこと、その少女は生きたかったけど生きることができなかったことを話し、命の尊さに気付いた沙織は、改めて柳楽に感謝し、命を大切にして生きていくことを誓いました。

 こうして沙織の命を救った柳楽先生に、今度は本城から救いの手が。元部下である静香を説得したおかげで、家に帰ってきていいと静香からお許しをもらい、無事仲直り。

 一方、イイ感じの雰囲気でありながら、なかなか進展がないはるかと斎藤は、いつもの居酒屋で斎藤から「俺は、立花のこと……」と話を切り出したものの、100円のビールを目当てに乱入してきた先輩ナースたちに邪魔されるというオチでした。

ツッコミどころ満載の演出に萎える

 挙げるとキリがないのですが、はるかと斎藤が2人で訪れた定食屋さんで、はるかが注文した料理を、「おいしそう! 映える~!」とスマホでパシャパシャ写真に撮る傍若無人なカップルたちの姿は、脚本家のインスタ映えを狙う若者イメージはこうなんだろうなぁと、なんだか虚しい気持ちになりました。

 また、呼ばれもしない結婚式に「ちょっとだけなら……」と顔を出すはるかと夏美も、あまりにも非常識ではないかと。そもそも部外者が入れるかという疑問があります。

 さらに、結婚式当日に倒れ、「一生の思い出になるはずだった」「みんなに合わせる顔がない」「このまま 消えてなくなりたい」とネガティブモード全開の花嫁・沙織については、その気持ちは分からなくもないのですが、「事前キャンセルなら招待客も美容室行ったり、着付けしたりしなくて済んだのに」「余計迷惑かけてること、いい加減気づいて」といったごもっともな意見が、視聴者からも上がっていました。

「まぁ、ドラマだから……」の一言で済むことではあるのですが、コメディとはいえ、リアリティとかけ離れた演出はいかがなものかと……。

 なお、沙織役でゲスト出演した足立梨花について「こんな顔だったっけ?」「顔パンパンだけどどうしたの?」「浮腫んでる?」「役作り?」といった声も上がっていました……。

 

ヤスケンはいい。

 今回はヤスケン演じる柳楽先生のメイン回。夏美役の水川あさみと本城役の沢村一樹との居酒屋のシーンは、落ち着いた大人の雰囲気と3人の安定感のあるお芝居が見ていて心地良かったし、このドラマに滅多に出てこない手術シーンも、ヤスケンは違和感なく演じていました。

 医師として1人でも多くの命を救おうと、昔救ってあげられなかった少女にもらったペンを自分への戒めとして持ち続けていた柳楽先生。「一生の思い出なんかより、命のほうが大事だ」「命さえあれば、また新しい明日が来る」と、目に涙をいっぱい溜めながら沙織を諭す姿は、優しさのなかに医師としての責任と力強さを感じるいいシーンだったと思います。「柳楽先生の涙ずるいわ……泣いたわ……」「医者役似合うよなぁ」「良い役者さんだな~」などと、ネット上の視聴者たちも、ヤスケンのお芝居に圧倒されたようでした。

 

でも、中条あやみと水川あさみが主人公なはずじゃ……?

 が、肝心の主人公・はるかと夏美の見せ場はほとんどありません。今話も、お互いの恋愛模様にキャッキャウフフしたり、病院でも病院の外でもお互い相手とイチャイチャしてみせるだけ。

 公式サイトには、「仕事に恋に悪戦苦闘! 白衣の天使ならぬ戦士が、病院という『命と戦う場所』で、笑って、泣いて、成長する痛快お仕事ドラマ」とあるのですが、このところはどちらかといえば恋に比重が偏っていて、とても「お仕事ドラマ」とは言いがたい状況になっているような気が……。

 4話の時点(レビューはこちらから)からすでに中条あやみちゃんは“ガヤ芸人”的ポジションで水川あさみメインのストーリーを盛り上げていましたが、片瀬那奈演じる主任ナースの不倫を描いた5話あたりから、徐々に水川さんもそちら側へポジショニングを替え、ついには主役の2人ともがサブ的扱いに。本来、メインが魅せるべきお仕事要素を、他に任せっぱなしって、どうなんでしょうか。

 極端な話、主人公2人がいなくても成立するエピソードが続いているし、主人公がナースである必要性をあまり感じません。

 特に、夏美のほうは看護師の仕事にやりがいを見出し、結婚相談所を退会。結婚相手に立候補してきた本城とイイ感じ――と変化がみられたものの、はるかの仕事ぶりをみていると、まだ“一人前”とは呼びがたい状況で、成長したとは言い切れませんし、斎藤とも(おそらく)両想いながら、くっつくまでには至らずで、視聴者を焦らしまくります。

 最終回まで残り2話。スッキリ納得のいくラストに向けて、主人公2人にフォーカスを絞った展開を期待したいところです。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

『白衣の戦士!』リアル“シンママ”鈴木紗理奈が役にハマるも、重要シーンカットで脚本に違和感

『白衣の戦士!』第7話が29日に放送され、平均視聴率は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回から0.5ポイントアップ! 始まって以来初の復調の兆しを見せました。ドラマもいよいよ終盤戦、このままの勢いを維持したいところですが……。

 ということで、シングルマザー・鈴木紗理奈が大奮闘した7話のあらすじから振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

 

元ヤンシングルマザーと息子の絆

 シングルマザーの先輩ナース・貴子(鈴木)に頼まれ、小学生の息子・佑輔くん(五十嵐陽向)を一晩預かることになったはるか(中条あやみ)。意外と料理上手な夏美(水川あさみ)に晩御飯のハンバーグを作ってもらったりしながら、なんとか任務を果たします。

 生意気でヤンチャ坊主な佑輔くんは、貴子の前ではかなり“いい子”。夜勤を終えて帰って来た母のためにうどんを茹でてあげようとして、手にやけどを負ってしまいました。

 幸い軽いやけどで済んだものの、貴子は元夫・一ノ瀬(松尾諭)や義理の両親から責められ、ボロクソに言われてしまいます。

 これをキッカケにして、育児に仕事、さらには階段から落ちて入院している母の面倒と、必要以上に気合を入れる貴子ですが、ついに限界に達したのか、過労で仕事中に倒れてしまうのでした。

 自分を責める貴子は、佑輔くんを引き取ると言ってきた元旦那の申し出を受け入れようとするのですが、はるかから、

「看護師の仕事を頑張っているお母さんが大好き」

 と佑輔くんが書いた忘れ物の作文を見せられ、失いかけていた自信を取り戻し、元旦那を説得することを決意。話し合いで頭を下げ、これまで通り佑輔くんと暮らせることになりました。めでたしめでたし。

 役柄同様、2013年にレゲエミュージシャンの元夫と離婚し、9歳の息子を持つシングルマザーの鈴木紗理奈。今話では“元ヤン”という過去も明かされ、まさにハマリ役でした。中条あやみちゃん演じるはるかも同じ元ヤン設定ですが、さすがはガチな元ヤン、「ゴルラァアアアアア!(怒)」と子役に怒鳴りつけるくらいお手の物。ダメなことはダメときちんと叱る姿は、実生活でもこんな感じでお母さんをしているのかなと思うくらいです。

 特に、息子が書いた作文に涙するシーンは、自分自身と役を重ねて感情移入したのかとても自然な演技で、「ありきたりすぎるんだけど泣いてしまった」「シンママ紗理奈がんばれ」といった声や、「子供を育てながら働く大変さがわかる」「世のお母さん達本当に尊敬する」「子供も子供なりに一生懸命頑張ってる。親が気づかない間に、たくさん成長してるんだね」など、視聴者からも反響の声が上がっていました。

 気になったことを挙げるとすれば、ナースにしては、ややメイクが濃かったことくらいでしょうかね。

 一方で、佑輔くんがやけどをしたことについて、「自分のせいでやけどしたのに心配じゃないのか!?」「だから(仕事をしながら母親一人で子供を育てるなんて)反対だった」「どうせ家事にも手が回らなくて佑輔に手伝わせていたんでしょ!?」などなど、軽い火傷くらいで、まるで命の危険にさらされたみたいに騒ぎ立てる元旦那一家にはツッコミの声が殺到!

「本当にウザい」「言いたいことはわかるけどこれお母さんのせいじゃないだろ」「こんなに責めて母親と関係悪化したら子どもにも会わせてもらえなくなるよ」と、大顰蹙を買っていました。

 親権は旦那で、養育権は貴子が持っているんですかね(?)。それくらい、やかましかったです。まあドラマなので、意図的に誇張して“悪者感”を出したんでしょうけど。

 

一番大事なところをセリフで片付ける脚本に違和感

 今回残念だったのは、あっさり許すとは思えない、一癖も二癖もありそうな元旦那とその両親を説得するくだりを、「ちゃんと頭下げて話したら分かってもらえた!」という貴子のたった一言で片付けられてしまったことです。

 元旦那に嫌味を言われ自信をなくし、育児も仕事も完璧にこなそうと意地になっていた貴子は、過労で倒れたことで、病院のナース仲間や親や友達など周りの人の力を借りながら、自分一人だけではなくみんなに佑輔くんを育ててもらっていることに気がつきました。

 そして、「うちにはお父さんがいないから、ぼくがそばにいてお母さんを守る」という息子の気持ちを知り、“お母さんを続けたい!”という気持ちを今度は貴子が旦那にぶつける――という大事なシーンへと繋がると思ったんですが……。

 今話は特に、起承転結でいうところの、「起」と「転」の描写が長ったらしかったように感じました。佑輔くんが寝た後にはるかと夏美が恋バナをするシーンや、斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)がはるかとの関係を師長の本城(沢村一樹)や外科医の柳楽(安田顕)に問い詰められるシーンをもう少し短くすれば、後半にもっと時間を割けたんじゃないかと思います。何度も言いますが、紗理奈さんはとてもよかっただけに、残念です。

 

ここにきて斎藤がキャラ変

 前回ラストで酔った勢いでキスをしてしまったはるかと斎藤。これまではるかが斎藤を意識して一方的にドギマギしていたのですが、今話では立場が逆転。優等生でいつも落ち着いた立ち居振る舞いの斎藤がキスのことを思い出して動揺しまくりでした。そのかわいらしい姿はまるでヒロインのよう。ここにきてキャラ変しています。

 また、ドラマが始まった当初は本城の気持ちに全く気付いていなかった夏美も、前回本城に“ちゃんと婚活相手として向き合う発言”をして以来、いきなり積極的になるなど、キャラがブレまくりです。

 まぁ、よく言えば、回を追うごとによって意外な一面が見えてくるということ。残り3話でどんな顔を見せてくれるでしょうか……。

 今夜放送の8話では、そんなはるか&斎藤、夏美&本城の2組の恋愛模様のほか、お茶目で優しい柳楽先生にまさかの浮気疑惑が!? 5話の“不倫回”を超えるドロドロ展開に期待したいところですね。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

 

「爆笑してしまった」『白衣の戦士!』中条あやみとジャニーズWEST・小瀧のキスシーンにファンが以外な反応 小瀧のアレが……

『白衣の戦士!』22日放送の第6話の視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回から1.1ポイントダウン。最低視聴率を更新してしまいました。

 不倫ネタで大不評となった第5話の影響なのか、それとも次回予告で中条あやみちゃんとジャニーズアイドル・小瀧くんのラブシーンを見て、拒否感を示したファンが多かったのか……。まずはあらすじから振り返っていきたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

頑固オヤジが恋のキューピッドに!?

 四季総合病院の外科病棟に、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という皮膚の感染症にかかった患者・胡桃沢(金田明夫)が入院してきました。

 また治っていないにもかかわらず退院したいと言い出したり、「お茶をくれ」「枕が硬すぎる」「暑いから部屋の温度を下げろ」とナースコールを鳴らしまくり、揚げ句の果てには病院を抜け出そうとするワガママな胡桃沢に、担当を任されたはるか(中条)と夏美(水川あさみ)は振り回されっぱなし。洋食店を営む胡桃沢は、店のことが気になっていてもたってもいられないようで、とうとう病院を抜け出してしまいます。

 はるかと夏美が店まで行くと、案の定、そこには胡桃沢の姿が。お見舞いにやってきた店の常連さんから、胆石の持病を抱える妻・頼子(梅沢昌代)が1人で店を開けていると聞き、無理をしていないか心配で見にやってきたそうです。

 3人が店に入ると、腹部を押さえて倒れている頼子の姿が。そのまま病院に運ばれた頼子は夏美とはるかの素早い処置のおかげもあって、大事には至らず。

 夫が愛する店を守ろうとした奥さんに「お前よりも大切なものなんてねえよ」と言ったり、「一緒にいると居心地がいい」とデレデレしてみたり、ただの頑固オヤジだと思っていた胡桃沢が、意外にも奥さん思いで未だにベタ惚れ状態だったことに驚きつつも、まさに“理想”な胡桃沢夫妻に感化された夏美とはるか。

 夏美は、「結婚後も仕事を続けていい」というお見合い相手・里中(田中幸太朗)の2度目のプロポーズを断ります。さらに、胡桃沢が奥さんについて言っていたように、自分と居ると「ホッとする」と言ってくれた結婚相手候補の師長・本城(沢村一樹)のために結婚相談所も退会。

 一方のはるかは、同期の斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)を誘って食事へ。鈍すぎる斎藤にしびれを切らし、酔った勢いでブチュッとチュー。「えぇ~~~!」と驚く斎藤をよそに、そのままテーブルに突っ伏す――というオチでした。

 ゲストには、頑固オヤジ役が似合う金田明夫さんや、良き妻っぷりが滲み出ていた梅沢昌代さんのほか、田中幸太朗さんが2話ぶり、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で話題になった富田望生ちゃんも、はるかの後輩ヤンキー役で1話ぶりに登場したものの、その割には盛り上がりに欠けたなぁと。

 特に前回は不倫ネタで良くも悪くもネット上が大盛り上がりだったせいか、今回のお話は正直、地味な印象がありました。

 今回は胡桃沢夫婦のおかげで、はるかと斎藤、夏美と本城の関係が一歩前進したワケですが、はるかが斎藤と一緒に居るとき、夏美は本城と居たりと、これまでもはるかと夏美の恋愛模様はほぼ同時進行で描かれてきただけに、どちらかに動きがあればもう片方も……といった具合に、なんとなく先の展開が読めてしまうんですよね。中条さんと水川さんのW主演ということで、はるかと夏美の2人が主人公なワケですから、致し方ないのかもしれませんが……。

 はるかと斎藤はまだどうなるかわからないものの、夏美と本城はもうすでにイイ感じで、それはそれで見ていて楽しいしほっこりするのですが、いい意味で期待を裏切るような“何か”がほしいなぁと切実に思います。

 そんな6話の見どころは間違いなく、中条さんと小瀧くんのキスシーンだったわけで、それ以上でもそれ以下でもありません。それまでのストーリーは盛大な“前フリ”とでもいいましょうかね。

 

キスシーンで耳が赤くなるジャニーズアイドル・小瀧

 さて、その肝心のキスシーンですが、ファンの中にはそもそもラブシーンがあるから6話は見れないという人もいたようですし、当然ショックを受ける人もいたようですが、ネット上の反応を見ると、「中条あやみとキスできる小瀧くんも、小瀧望とキスできる中条あやみも羨ましい」「冷静に考えて、小瀧くんと中条あやみなんてカップル美男美女でやばいだろ」「嫌な感じじゃない」などと概ね好意的。

 小瀧くんファンも納得のシーンだったようで、「中条あやみだから許せてしまう小瀧担がここにいる」「斎藤くん可愛すぎて/////」「斎藤光という素敵な役に 小瀧望くんを選んでいただいて、しかも短髪で……感謝しきれないほど感謝しています」と、美男美女のラブシーンは“眼福”だったようす。

 4話のレビューでも書きましたが、ジャニーズアイドルながら、意外にもラブシーンに批判の声が少ない小瀧くん。

 ドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)では波瑠と(このときはフリっぽいですが)、『68歳の新入社員』(フジテレビ系)では高畑充希、映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(2018)では黒島結菜と、これまでにもキスシーンの経験があり、ファンも慣れたということなんでしょうか。

 しかし、一部からは「爆笑してしまった」とツッコミの声も上がっていました。

 というのも、顔を両手で挟まれ、ブチュッとされたぽかん顔の斎藤がカメラ目線をキメてきたから。ただの胸キュンシーンでは終わらせず、ギャグ要素も入れてくるあたり、さすがコメディドラマです。ある意味、製作陣から小瀧ファンへのサービスシーンだったのかもしれませんね。

 また、よく見ると小瀧くんの耳がほんのり赤くなっていることや、アップで抜かれる中条さんも小さく震えているのが妙にリアルだったりと、なかなかツッコミどころのあるシーンに仕上がっているので、録画している人がいたら見返してみてください。はい。

 ということで、中条さんと小瀧くんファン以外にとっては退屈だったかもしれない第6話のレビューでした。

 今夜放送の第7話では、はるかと斎藤がお互いに意識しまくってドギマギするという中学生みたいな微笑ましいシーンもありつつ、鈴木紗理奈演じるシングルマザーのナースにスポットが当てられるようです。ナースに限らず、働くお母さんたちからの共感を得られるといいのですが……。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

「爆笑してしまった」『白衣の戦士!』中条あやみとジャニーズWEST・小瀧のキスシーンにファンが以外な反応 小瀧のアレが……

『白衣の戦士!』22日放送の第6話の視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回から1.1ポイントダウン。最低視聴率を更新してしまいました。

 不倫ネタで大不評となった第5話の影響なのか、それとも次回予告で中条あやみちゃんとジャニーズアイドル・小瀧くんのラブシーンを見て、拒否感を示したファンが多かったのか……。まずはあらすじから振り返っていきたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

頑固オヤジが恋のキューピッドに!?

 四季総合病院の外科病棟に、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という皮膚の感染症にかかった患者・胡桃沢(金田明夫)が入院してきました。

 また治っていないにもかかわらず退院したいと言い出したり、「お茶をくれ」「枕が硬すぎる」「暑いから部屋の温度を下げろ」とナースコールを鳴らしまくり、揚げ句の果てには病院を抜け出そうとするワガママな胡桃沢に、担当を任されたはるか(中条)と夏美(水川あさみ)は振り回されっぱなし。洋食店を営む胡桃沢は、店のことが気になっていてもたってもいられないようで、とうとう病院を抜け出してしまいます。

 はるかと夏美が店まで行くと、案の定、そこには胡桃沢の姿が。お見舞いにやってきた店の常連さんから、胆石の持病を抱える妻・頼子(梅沢昌代)が1人で店を開けていると聞き、無理をしていないか心配で見にやってきたそうです。

 3人が店に入ると、腹部を押さえて倒れている頼子の姿が。そのまま病院に運ばれた頼子は夏美とはるかの素早い処置のおかげもあって、大事には至らず。

 夫が愛する店を守ろうとした奥さんに「お前よりも大切なものなんてねえよ」と言ったり、「一緒にいると居心地がいい」とデレデレしてみたり、ただの頑固オヤジだと思っていた胡桃沢が、意外にも奥さん思いで未だにベタ惚れ状態だったことに驚きつつも、まさに“理想”な胡桃沢夫妻に感化された夏美とはるか。

 夏美は、「結婚後も仕事を続けていい」というお見合い相手・里中(田中幸太朗)の2度目のプロポーズを断ります。さらに、胡桃沢が奥さんについて言っていたように、自分と居ると「ホッとする」と言ってくれた結婚相手候補の師長・本城(沢村一樹)のために結婚相談所も退会。

 一方のはるかは、同期の斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)を誘って食事へ。鈍すぎる斎藤にしびれを切らし、酔った勢いでブチュッとチュー。「えぇ~~~!」と驚く斎藤をよそに、そのままテーブルに突っ伏す――というオチでした。

 ゲストには、頑固オヤジ役が似合う金田明夫さんや、良き妻っぷりが滲み出ていた梅沢昌代さんのほか、田中幸太朗さんが2話ぶり、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で話題になった富田望生ちゃんも、はるかの後輩ヤンキー役で1話ぶりに登場したものの、その割には盛り上がりに欠けたなぁと。

 特に前回は不倫ネタで良くも悪くもネット上が大盛り上がりだったせいか、今回のお話は正直、地味な印象がありました。

 今回は胡桃沢夫婦のおかげで、はるかと斎藤、夏美と本城の関係が一歩前進したワケですが、はるかが斎藤と一緒に居るとき、夏美は本城と居たりと、これまでもはるかと夏美の恋愛模様はほぼ同時進行で描かれてきただけに、どちらかに動きがあればもう片方も……といった具合に、なんとなく先の展開が読めてしまうんですよね。中条さんと水川さんのW主演ということで、はるかと夏美の2人が主人公なワケですから、致し方ないのかもしれませんが……。

 はるかと斎藤はまだどうなるかわからないものの、夏美と本城はもうすでにイイ感じで、それはそれで見ていて楽しいしほっこりするのですが、いい意味で期待を裏切るような“何か”がほしいなぁと切実に思います。

 そんな6話の見どころは間違いなく、中条さんと小瀧くんのキスシーンだったわけで、それ以上でもそれ以下でもありません。それまでのストーリーは盛大な“前フリ”とでもいいましょうかね。

 

キスシーンで耳が赤くなるジャニーズアイドル・小瀧

 さて、その肝心のキスシーンですが、ファンの中にはそもそもラブシーンがあるから6話は見れないという人もいたようですし、当然ショックを受ける人もいたようですが、ネット上の反応を見ると、「中条あやみとキスできる小瀧くんも、小瀧望とキスできる中条あやみも羨ましい」「冷静に考えて、小瀧くんと中条あやみなんてカップル美男美女でやばいだろ」「嫌な感じじゃない」などと概ね好意的。

 小瀧くんファンも納得のシーンだったようで、「中条あやみだから許せてしまう小瀧担がここにいる」「斎藤くん可愛すぎて/////」「斎藤光という素敵な役に 小瀧望くんを選んでいただいて、しかも短髪で……感謝しきれないほど感謝しています」と、美男美女のラブシーンは“眼福”だったようす。

 4話のレビューでも書きましたが、ジャニーズアイドルながら、意外にもラブシーンに批判の声が少ない小瀧くん。

 ドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)では波瑠と(このときはフリっぽいですが)、『68歳の新入社員』(フジテレビ系)では高畑充希、映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(2018)では黒島結菜と、これまでにもキスシーンの経験があり、ファンも慣れたということなんでしょうか。

 しかし、一部からは「爆笑してしまった」とツッコミの声も上がっていました。

 というのも、顔を両手で挟まれ、ブチュッとされたぽかん顔の斎藤がカメラ目線をキメてきたから。ただの胸キュンシーンでは終わらせず、ギャグ要素も入れてくるあたり、さすがコメディドラマです。ある意味、製作陣から小瀧ファンへのサービスシーンだったのかもしれませんね。

 また、よく見ると小瀧くんの耳がほんのり赤くなっていることや、アップで抜かれる中条さんも小さく震えているのが妙にリアルだったりと、なかなかツッコミどころのあるシーンに仕上がっているので、録画している人がいたら見返してみてください。はい。

 ということで、中条さんと小瀧くんファン以外にとっては退屈だったかもしれない第6話のレビューでした。

 今夜放送の第7話では、はるかと斎藤がお互いに意識しまくってドギマギするという中学生みたいな微笑ましいシーンもありつつ、鈴木紗理奈演じるシングルマザーのナースにスポットが当てられるようです。ナースに限らず、働くお母さんたちからの共感を得られるといいのですが……。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

中条あやみ&水川あさみ『白衣の戦士!』“不倫擁護”の胸クソ展開に製作陣の倫理観問われる ナースに風評被害も……!?

 中条あやみと水川あさみの痛快ナースコメディドラマ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)。15日放送の第5話の視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回から0.1ポイントダウン。回を追うごとに着々と下降線をたどっています。

 ドラマもちょうど中盤に差しかかるところですが、特に“不倫”がテーマになったこの第5話は、視聴者から酷評の嵐となりました。いったいどんなストーリーが展開したのか、まずはあらすじから振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

 

ナースとドクターの院内不倫の結末は……

 新米ナースのはるか(中条)は同僚の斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)と出かけた映画館で、主任の真由(片瀬那奈)と同じ病院に勤める脳外科医・清水(東根作寿英)のデート現場に遭遇。しかし、清水は既婚者だと夏美(水川)から聞かされ、真由が院内不倫をしていることが発覚!

 しかも、清水の妻・裕子(大村彩子)は妊娠中。真由は病院に検診に訪れた裕子と清水が一緒にいるところにはち合わせ、裕子の妊娠を知りショックを受けます。それでも、3年という長い間清水と付き合ってきた真由は、清水との関係を終わらせることができず、はるかと夏美は清水に怒りを覚えつつも、黙って見守ることしかできません。

 仕事でらしくないミスを連発する真由を見かねた師長の本城(沢村一樹)は、真由を誘うようと夏美に高級鉄板焼き店のお食事券をプレゼント。はるかたちナースも便乗して、みんなでディナーを楽しみます。

 しかし、そこで雪乃(小松彩夏)の彼氏である事務部の西野(佐伯大地)の浮気現場に遭遇。開き直って雪乃への文句を垂れる彼にいてもたってもいられず、雪乃に替わって元ヤン・はるかが殴り倒します。「好きな人には自分だけを見ていて欲しい」というはるかの言葉に、真由は複雑な表情を浮かべていました。

 翌日、病院の手前でお腹を押さえ動けなくなっている裕子を発見した真由は、戸惑いながらもすばやい対応で、親子の命を救います。

 そして、清水に「別れましょう」と切り出し、「次は私だけを見てくれる人を見つける」と、不倫関係を清算するのでした。めでたし、めでたし(?)

 ナースと妊娠中の妻を持つ医者の院内不倫という、ドロドロなエピソードを無理やりきれいにまとめきった今話。医者の清水にはもちろん視聴者から、「やる事やっといて傷付けるから言えなかったってなに???」「妻子とは離れたくないが、君も大事な人……●ねーー!!って感じ」「不倫男うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」といった批判の声が殺到。

 また、真由の不倫に驚き院内で思わず声を上げてしまったり、「プリン」や「振り返り」を「不倫」を聞き違えてわかりやすく慌てるはるかには、「成人した大人が不倫不倫職場で騒がないよね」「こんなデリカシーないキャラだったっけ? 天然だけど人のこと考えられる人だと思ってたよ」と厳しい声が上がっていました。

 そんな中気になったのが、作中、奥さんがいると分かった上で清水と浮気をしていた真由を咎める人が誰もいなかったこと。特にはるかは、元ヤンながら正義感が強く、患者でも間違ったことをすれば堂々と怒鳴ってきただけに、主任だろうがなんだろうが反発しそうなものですが、奥さんが妊娠していることを黙っていた清水となぜ別れないのかと問い詰めただけ。あとは「主任を傷つけといて~!」とひたすら清水に怒りの感情を抱き、自ら別れを切り出した真由の姿に「カッコよかったです~!」と涙する始末。「きっと 2人にしか分からない事情がある」と、はるかと共に真由を見守っていた夏美も、「男ってどうしようもないですね~」と、先輩の肩を持つんですが、なんかこれ、すごく気持ち悪くないですかね?

「ナースのドラマなのに不倫擁護ドラマにしたらアカン」「妻と子供を捨てられないってだけで愛は不倫の方に行ったままなんでしょ? 最低な終わり方だった」「今日の回は胸糞悪い」といった声が上がっているように、清水が悪いのはもちろんなんですが、奥さんが妊娠中と知りながらすぐに別れない真由を「かわいそう」とするのは、夫の不倫相手に救護される奥さん(不倫に気付いているのかどうかは分かりませんが)がなんだか気の毒で、モヤモヤが残る脚本でした。

 不倫をテーマにした作品は多数ありますが、ここまで不倫を美化しておきながら、奥さんを気遣うセリフがなかったのは、現代の不倫への世間の嫌悪観と脚本家さんの倫理観にズレがあったからなんでしょうね……。とにかく酷かったです。

 

ナースからもあきれの声

 今話の問題は、真由と清水の不倫だけではありません。彼女である雪乃に浮気現場を見られ、

「ナースなのに、全然優しくねえじゃん!」
「もっと尽くしてくれると思ったのにさ」
「全然、白衣の天使じゃねえじゃん!」

 と言い放ったクズすぎる浮気男・西野を、はるかがぶん殴ったシーンでは、「よくやった!」「スカッとした」との声もありましたが、それ以上に多かったのが、「看護師ってめちゃくちゃ大変な仕事なのに癒やせとか勝手すぎ」「ナースなのに優しくないって風評被害にも程があるな」「ナースは遊ばれるってこと言いたいんか!?」「この回腹立つわ、看護師みんな腹立ってるぞ」といったブーイングです。

 これまでさまざまな“ナースあるある”をストーリーに盛り込んできた本作。今回もナースだけの飲み会シーンで、「大体、世の中の男はナースに幻想を抱きすぎ!」「仕事終わって、彼の前までずっと天使でいられるかっつうの!」というセリフを女優陣に言わせることで、リアルナースたちからの共感を得ようとしたのでしょうが、狙いすぎが裏目に出る結果となりました。

 コメディ色全開のストーリーと演出で「気楽に見れる」といった声や、ナースステーションにいる看護師たちみんなの仲が良く、「嫌な奴が出てこないから疲れないいいドラマだ」なんて声も聞こえ始めていただけに、今話での“ナースは不倫、もしくは浮気される”というネガティブイメージを視聴者に植え付けかねないストーリーによって、これまで地道に積み重ねてきた評価も水の泡。今後、どうやって挽回していくかに期待したいところですが……。

 

一部では「しゅんPを探せ!」状態に

 なお今回、ドラマの宣伝大使を務める現役ドクターのピン芸人・しゅんしゅんクリニックPの出演が事前に公式サイト等で告知されており、不倫ネタに嫌悪感を示す視聴者たちは、ストーリーよりも“しゅんPを探せゲーム”を楽しむ状態に。肝心の出演シーンはというと、ラストではるかたちナースに「お疲れ様です」と声をかけるというほんの一瞬で、セリフもたった一言でしたが、Twitterでは「しゅんP」がトレンド入りを果たしていました。この5話で得をしたのは、しゅんPたった一人だけだったのかもしれません。

 ちなみに、公式サイトではしゅんPとドラマのコラボ動画が公開されており、ジャニーズアイドルの小瀧くんも「ヘイヘイドクター」ならぬ「ヘイヘイナース」でキレッキレのダンスを見せてくれているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

 さて、今夜放送の第6話では、中条あやみちゃんと小瀧くんがキス寸前……!? 妄想とか夢オチではないことを願いつつ、放送を楽しみにしたいと思います。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

『白衣の戦士!』水川あさみメインのほうが、中条あやみが輝く! ジャニーズWEST小瀧ファンは意外にも許容!?

『白衣の戦士!』(日本テレビ系)。8日放送の第4話の視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、3話から0.9ポイントダウンしてしまいました。

 第3話の、財前直見演じる元ベテランナースの週末患者を看取りながら、限りある命と向き合う――という“感動回”から、うって変わって笑い要素たっぷりのほっこり家族エピソードとなった第4話。まずはあらすじから振り返っていきましょう!

(前回までのレビューはこちらから)

 

ギャル娘を水川あさみが手なずける!

 先輩ナースの夏美(水川あさみ)たちと参加した合コンの反省会で気になる人の存在を聞かれ、なぜかライバル視していたはずの同僚・斎藤(小瀧望/ジャニーズWEST)のことが頭に浮かんでしまうはるか(中条)。一方、夏美も看護師長・本城(沢村一樹)に、婚活相手として立候補されてしまい、意識してしまって仕事中もドギマギ。

 そんなところに、本城(沢村一樹)のギャル娘・紗耶(川島鈴遥)が虫垂炎で入院してきます。担当を任された夏美とはるかは、院内でもメイクバッチリ、ネイルバッチリで自由奔放な紗耶に振り回されっぱなし。

 しかも紗耶は手術を受けることを頑なに拒否。妻と離婚してから離れて暮らしている娘にどう接したらいいかわからない本城がたどたどしく説得にかかりますが、「医者でもないお父さんが私に何ができんの?」「今さら父親面しないで!」と言われてしまい、落ち込みます。

 そんな本城を見かねた夏美は、紗耶と打ち解けるべくネイルシールを差し入れ、紗耶の爪に貼ってあげることに。すると紗耶の口から「好きな人から海に誘われたものの、水着になってお腹の傷を見たら嫌われてしまうから」と手術を受けたくない理由が明らかになります。

 夏美からそのことを聞いた本城は、「本当に好きになってくれた人なら手術の痕を見て嫌いになったりなんかしない」と励まし、紗耶は手術を決意。執刀医の柳楽先生(安田顕)の尽力もあって小さい傷で済みました。

 男性ナースの父を持つことを恥ずかしく思っていた紗耶は、働く父の姿を見てその思いを改め、「(好きな人は)ちょっとお父さんに似てるんだ」と打ち明けられた本城は大感激。

 ギクシャクしていた親子の溝も無事修復し、夏美と本城もイイ感じに……というのが4話の内容でした。

 前回はシリアス要素が多かったためか、今回はコテコテの演出がよりパワーアップしているように感じました。特に、部屋で一人になったはるかが斎藤のことを考えて、「まさかこれって恋―!?」と頭を抱えてジタバタするシーンは、まんま少女漫画のようで、見ているこっちが恥ずかしくなってしまいました。

 それと、今回気になったのが、紗耶役の女優さんのギャルメイク。アイラインバッチリ、つけまつげバッチリ、派手髪にデコネイルと、伝説のギャル雑誌「egg」(大洋図書)に出てきそうな、一昔前のギャルといった雰囲気です。視聴者からも、「今どきこんなギャルいるの?」「これは……西暦2000年位の話、かな?」「誰か時代考証してあげてw」とツッコミの声が。

 まぁドラマということで、世の中のわかりやすいギャルのイメージを追求した結果があれだったのでしょうね。なんやかんや言いながら、ギャル女子高生の姿に懐かしい気持ちになった視聴者もいたのではないでしょうか?

 そっくりの設定とテンプレ的なストーリーに「日テレ版『ナースのお仕事』」とバッシングの声が多く上がっている本作ですが、ターゲットは10~20代の若い世代というより、むしろ、『ナースのお仕事』世代の30~40代からの批判を浴びつつ、当時を懐かしんでもらうことが、このドラマの狙いのひとつなのだと思います。はい。

 

一周まわって愛らしく見えてきた中条あやみ

 中条あやみと水川あさみのW主演作ということで、今回は水川あさみ演じる夏美のメイン回となりました。はるかとの掛け合いのシーンはテンポがよく、サバサバした水川さんのイメージピッタリで見ていて楽しいし、本城と2人のシーンは落ち着いた大人の魅力たっぷりに演じています。

 一方で今回は賑やかし要員となっていた中条さんですが、だからなのか、酷評だらけだった評価も、「もはや中条あやみの演技面白くなってきたんだけどそういう作戦?」「どんどん中条あやみちゃんのお芝居? キャラクター? の虜になってく」と上々のようす。「だんだん一生懸命さに心打たれるようになってきたw」「感情豊かで悪くないと思う。一生懸命さやひたむきさが出てて新米看護師とリンクして応援したくなる」という声もだいぶ多くなってきたように思います。

 演技経験豊富な水川さんとの対比が“先輩ナースと新米ナース”という役どころをそのまま表しているし、オーバーな演技は、ぶっとんだコメディ演出があるからこそ。普通に演じてしまっては演出だけが浮いてしまうだろうし、中条あやみちゃんの絶妙に下手な演技が、よりこのドラマを面白くしているのかもしれません。

 W主演作ではありますが、今後も水川さんをメインに据えて、中条さんをサブ的扱いにしたほうがいい気がするのですが……。

 

中条&小瀧にファンは「目の保養」

 ラストでなにやらイイ感じの雰囲気を醸していた夏美と本城ですが、はるかと斎藤にも、恋愛フラグのニオイがプンプンします。ジャニーズアイドルのお相手役ともなれば、ファンからのバッシングはもはやつきもの。中条あやみちゃんは映画『ニセコイ』(2018)でSexy Zone・中島健人とW主演を果たした際、2人の距離の近さにファンから“疑惑”の目を向けられていました。

 今度はジャニーズWEST・小瀧くんと共演ということで勝手に心配をしていたのですが、「かわいいって正義だなぁ。全てが許されるのね」「この2人ほんとスタイル良くてお似合い」「二人とも小顔で美男美女だから、目の保養になるわ」「斎藤くんと立花ちゃん可愛すぎる~~!!」などと、批判の声はあまり見受けられません(当社比)。

「ムリにコメディ要素入れるのやめて、中条さんと小瀧くんの恋愛ドラマにしたらよかったんじゃないのかな」なんて声が上がるほど、意外にもファンからは受け入れられているようです。また、「三原と師長もまじ見守りたくなるカップルすぎてやばい。可愛い。無理」と、水川&沢村を推す声も。

 中条の演技とコッテコテの演出、読めすぎる展開にドラマの視聴を途中離脱する人もいるようですが、ある程度の数字を維持しているのは、メインキャストのルックスの良さが関係しているのかも!?

 

今回のあるあるネタは……

 患者が捨てた物を探し出すべくゴミ山を漁ったり、夜勤では空床からナースコールがかかってきたり……、これまでも“ナースあるある”“病院あるある”が描かれてきました。

 今回のあるあるネタは、「合コンが健康相談の場になる」。放送を見ていた現役ナースからは「あるある過ぎて笑い止まらんかった」「『心配だったら病院受診したほうがいいですよ』全く同じセリフ言ったことあるわ」と、同調する声が。非現実的な描写だらけのこの作品の中で唯一とも言っていい“リアルネタ”だけに、次回はどんなあるあるが飛び出すのか、期待したいところです。

 なお、今夜放送の第5話では、これまで見せ場がなかった片瀬那奈がフィーチャーされ、“院内不倫”がテーマ。ネット上も盛り上がりそうな予感です。期待して放送を待ちましょう!

(文=どらまっ子TAROちゃん)

『白衣の戦士!』中条あやみが変顔連発もだだスベり 一部シーンに「不潔」の声もリアルナースは「日常茶飯事」

 中条あやみと水川あさみがW主演を務めるナースコメディ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)。17日放送の第2話の視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より1.0ポイントダウンしてしまいました。1話を見たところでは、“日テレ版『ナースのお仕事』”という前評判通りでしたので、正直もう少し落ちるかと思いましたが、意外にも頑張っているなぁという印象です。

 肝心の内容はというと、ありきたりすぎる展開で退屈な印象も……。ということで、まずはあらすじから振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

 

どこかで見たような“読めすぎる”展開

 四季総合病院の外科病棟で働き始めて1週間。教育係の先輩ナース・三原夏美(水川)に叱られっぱなしの立花はるか(中条)とは違って、仕事のできる同期の斎藤光(小瀧望/ジャニーズWEST)は先輩からの評価も上々。

 ますます敵意をむき出しにするはるかですが、仕事帰りにスーパーで斎藤に遭遇。2人は同じ寮に住んでいることから、料理が苦手なはるかは斎藤の部屋に強引に転がり込み、料理上手らしい斎藤のお手製鍋をご馳走になることに。お酒も進み、そのまま朝チュン。

 そんな中、病院に斎藤の元カノ・真理子(堀田真由)が胃潰瘍で入院してきて、はるかと夏美が担当することに。大手銀行に就職した真理子は仕事へのプレッシャーから、治って仕事に戻りたくないからと薬だけでなく行員証までゴミ箱へポイ。

 お泊まり以来、斎藤のことを意識してしまい、真理子との関係も気になって仕方がないはるかでしたが、そんな真理子のことを知って、山のように積まれたゴミの中からやっとのことで行員証を発見。はるかと一緒になってゴミを漁った夏美は、真理子と同じように看護師証を捨てた過去を明かし、2人に励まされた真理子は治療に前向きになるのでした。

 また、結婚相談所の紹介で出会った男性と順調だった夏美は、相手の希望通り、結婚したらナースをやめるつもりだったものの、「事故に遭った親友と自分を励ましてくれた看護師さんのように、誰かの力になりたい」とナースを目指したはるかの、患者さんに真っ直ぐ向き合う姿に感化され、初心を取り戻し、せっかくの縁談を断ることに。これまで通り、はるかの教育係としてビシビシやりながら、婚活を続けるのでした。

 1話では、個人情報の保護が叫ばれているこのご時世に、勝手に入院患者の家族に会いに行くというあり得ない行動をとったはるかに疑問の声が上がっていましたが、今話では、真理子のためにナース服のままゴミ山を漁るはるかと夏美に対して、視聴者から疑問の声が続出。

「白衣でゴミ(しかも病院の)漁るのどうなん!?」「白衣着てごみあさりって衛生的にダメでしょ?」「そのまま患者と触れるの衛生的にやば」「不潔だし汚い」と、嫌悪感を抱く人が多かったもようです。

 一方で、リアルナースからは「ナースのゴミ漁りって日常茶飯事よね」「使用済みの輸血パック(終了認証し忘れ)と入れ歯を探してやったことあります」「体温計や鑷子の数が足りない!!!っていうときには、こんな風にゴミ箱まで大捜索することがあります」「患者さんの義歯(入れ歯)はよく探すなー」との声も。着替えをするのか・しないのかはさておき、ゴミをあさることは“あるある”なようです。

 あくまでもコメディドラマなので、誰もこのドラマで描かれることがすべてだとは思わないでしょうが、非現実的な物語の中にも毎話、リアルな “あるあるネタ”を織り交ぜていけば、少しは医療従事者からの支持を得られるかもしれません。

 

中条あやみ、変顔連発もだだスベり

 元ヤンのはるかがキレるシーンでは、風がブワっと吹いて中条あやみちゃんのしかめっ面がアップになったりと、前回同様、今回もお寒い演出は健在でした。それも、面白かったらいいんですが、やればやるほど彼女が損をするだけなんじゃ……と心配になるくらいスベっています。もちろん、「かわいい」との声もあるのですが、ネット上では「変顔のオンパレードで疲れる」といった否定的な声のほうが目立つ状態です。

 アニメやマンガの実写化作品によく見られるような大げさな演出に徹するという意味では、力が入れられているし、凝っているな~とも思うので、原作がないオリジナル作品ではありますが、何かの“実写版ドラマ”として見れば、多少スベっていても少しくらいは許せそうな気がします。はい。

 

早々、キャラが薄まる水川あさみ

 ストーリーとしては、真理子の登場により、はるかと斎藤の関係の変化もありつつ、結婚したらナースを辞めてもいいと思っていた夏美が仕事への情熱を取り戻すといった、どこかで見たようなありふれたもので、何の真新しさも感じませんし、「話の展開がベタすぎ」「先が読めすぎてつまらない」「デジャヴ感が否めない」という声が上がるのも無理はないかと。

 それに、はるかはまだあの病院で働き始めて1週間のペーペーだし、当然夏美ともそこまでの関係性を築けていないはずなのですが、そんな新人のがむしゃらな姿に感化された夏美が「あなたが何かやらかしたら指導係の私の責任になるの」なんて言ってはるかを手伝うなど、早くも“厳しい先輩”の仮面が剥がれはじめるという展開の早さ。

 そして、それがきっかけで結婚したら辞めてもいいと思っていたナースという仕事への情熱をサクッと取り戻したり……、なんか薄っぺらいと思うんですよね。ストーリーとしても、キャラクターとしても。

 そもそも、水川あさみ演じる夏美は「結婚退職を目標に婚活中」という役柄。なのに2話目にしてその設定を剥ぎ取ってしまったわけです。沢村一樹演じる看護師長・本城は夏美に気があるようなので、今回縁談を断ったのにはそのフラグを回収するためなんだと思いますが、すでにブレはじめている夏美のキャラがさらに薄くならないか心配です。水川さんがお芝居でカバーしてくれるといいんですけど。

 以上、2話のレビューでした。

 今夜放送の3話では、夏美に本城がアプローチを開始!? さらに、財前直見が余命わずかの元ナースとしてゲスト出演するとか。コメディの雰囲気から一変して“感動回”となるか、期待半分で放送を楽しみたいと思います。

(文=どらまっ子TAROちゃん)