D・フジオカ&武井咲演じる主人公が「全く好きになれない……」『脅迫します』5.9%自己最低!

 ディーン・フジオカ演じる“脅迫屋”と、武井咲演じるお人よし大学生によるドタバタヒューマンコメディ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)。12日放送の第4話の平均視聴率は5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、自己最低を記録してしまいました。あららら。

 今をときめくおディーン様の民放初主演ドラマにもかかわらず、なんだかパッとしない同作。その原因を探りつつ、今週もあらすじを振り返ります。

※前回のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/2017/11/post_141960.html

■ストーリーはなかなか重いが……

 冒頭から「今から君を脅迫する」と、ウクライナ人の金髪美女を脅迫している千川(ディーン)が登場。しかし、「昼夜を問わず、大声で泣き喚く、排泄物を撒き散らしては、注意されるとヒステリーを起こして噛み付く」「君のご主人様は、この状況を嘆いている」と、よく聞いてみると美女の腕に抱かれているパグに対して脅迫しているのでした……。

 そんな極寒の掴みギャグの後は、7年前に交通事故で亡くした両親の墓参りをする澪(武井)のシーンへ。そこへ、中学校の教師だった澪の母・七海(石田ひかり)の教え子だという國枝(森田甘路)が。当時、荒れていた自分におはぎを食べさせ、将来につながるアドバイスをくれた七海に恩義を感じているという國枝ですが、澪に「あいつは罪も償わずに、のうのうと……」「本当に悪い奴は、別にいる」と意味深な言葉を残します。

 澪の両親をはねた犯人・大西はすでに逮捕され、刑期を終えているものの、國枝の言葉が引っかかる澪。そんなとき、澪の元へ「國枝との関係について聞きたい」と警察がやってきます。なにやら昨晩、7年前の事故で同乗していた添島(前田公輝)という男を、國枝が襲おうとしたのだとか。

 両親の事故との関連を疑う澪は、栃乙女(島崎遥香)に添島の調査を依頼。すると、出所後の大西が、添島の父親が経営する商社で役員にまで上り詰めていることが判明。大西は、添島の身代わりになった可能性が高そうです。

 早速、添島を呼び出し、「自首してください」と詰め寄る澪。すると添島は、1カ月前に起こした別の事故のことだと勘違い。添島が飲酒運転で事故を起こしたのは、1度きりではなさそうです。

 反省の色を見せない添島に怒りを覚えたのか否か、本格的に動き出す千川。暴力団組長の不破(小沢仁志)に“掃除屋”(事件や事故の後処理をする裏稼業)を紹介してもらい、添島のことを調査。すると、添島が1カ月前の事故を、掃除屋に500万円で頼んで揉み消していたことが発覚。証拠も手に入れます。

 その後、添島、國枝、澪が千川のアジトに集合。椅子にくくりつけた添島を、千川や國枝がを殺そうとしますが、澪は「正しいことをして、優しい人でいて」という七海の教えを思い出し、「この人が死んでも、両親は生き返ってくれません!」とこれを制止。結局、千川に「自首しろ。さもなくば、死んで償え」と脅迫された添島は自首、國枝も出頭し、一件落着です。

■主人公についていけない

 澪の両親を殺した犯人との直接対決とあり、もっと盛り上がってもいいものですが、なんでしょう……この、イマイチな感じ……。

 いや、栃乙女役のぱるるや、目黒役の三宅弘城の演技なんか、初回から安定感抜群なんですよ。それに今回は、前田の“極悪演技”もよかったですし、森田演じる國枝の「よくも七海先生の命をー!」という、薄気味悪いほどの恩人への執着ぶりなんかも存在感があってよかったんです。

 しかし、主人公の2人がなんとも微妙な……。千川の魅力はいまだによくわからないし、澪は不思議ちゃんキャラだからか、両親殺しの真犯人を前にしても涙のひとつも見せやしない……。なのに、千川はやたらオヤジギャグをぶっこんでくるし、澪は悩んだら大量のおはぎをこさえてくる。「私たち、愛されキャラですよ~。ウケるでしょ~」と押し付けてくる2人を、どうしても好きになれないんですよ……。

 ああ、最終回までにこの2人を好きになりたい……。そんな悲しい気持ちになった第4話でした。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』、雑な“フェミ展開”と、強引な“殺人推理”にがっかり

 主演・綾瀬はるかのキレキレのアクションシーンと、夫役の西島秀俊とのイチャイチャシーンが見どころの『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。8日放送の第6話の平均視聴率は、前回から1.6ポイントダウンの12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。

 スタート当初はワクワクが止まらなかったものの、前回は脚本の安っぽさとが目立ち、「あれれ……」状態だった同作。ネタ切れでないことを祈りつつ、今週もあらすじを振り返ります。

※前回のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/2017/11/post_141701.html

■なんでそこまでわかるのか……

 隣人の京子(本田翼)に誘われ、フラワーアレンジメント教室に通い始めた菜美(綾瀬)。そこで出会った“町内会報”担当者の冴月(酒井美紀)から、会報に載せるためのインタビューに答えてほしいと頼まれます。

 翌日、菜美が約束の時間に冴月の家へ行くと、玄関前に、同じフラワーアレンジメント教室に通う靖子(芦名星)と千尋(原田佳奈)が。菜美のインタビューの後、3人でフラワーアレンジメントの勉強会を開こうと約束していたものの、なぜか冴月が自宅にいないといいます。

 そうこうしていると、靖子のケータイに冴月から連絡が。渋滞にはまっているから、家の中で待っていてほしいとのこと。合鍵の隠し場所を知っている靖子は、玄関の鍵を開け、中へ。すると、リビングには冴月の夫・達郎の死体が。胸にナイフが突き刺さっており、何者かに殺害された直後のようです。

 その後、マスコミが「夫婦間の痴情のもつれ」などと報じたため、すっかり犯人扱いされてしまう冴月。しかし、菜美が真相を尋ねると、冴月は「私はやってない」「(夫を)愛してたわ」と言い切ります。

 何かを察した菜美は、話を聞くために靖子と千尋を呼び出すも、殺害は強盗の仕業だと決め付け、いそいそと帰ってしまう2人。菜美は、持ち前の洞察力と推理力で、直接手をくだした犯人は靖子と千尋だと確信。さらに、千尋がフラワーバッグからハンマーを取り出して達郎を殴った後、靖子がナイフでトドメを刺したことまで見抜きます。

 ……ん? ……なんで? なんでそこまでわかるの? 2人が犯人だとしても、事件当日、靖子と千尋は同じようなフラワーバッグを持っていたし、靖子がハンマーで叩いた可能性も、千尋が普通のハンドバッグからハンマーを出した可能性もあるんじゃ? それとも私、重要なシーンを見逃しているのでしょうか? それとも、事件解決のプロセス度外視で、菜美の「とにかくすごい洞察力」で押し通すつもりでしょうか?

■盛り上がりどころなし

 早速、千尋の自宅に侵入し、フラワーバッグを盗み出す菜美。その後、冴月、靖子、千尋を自宅に呼び出し、菜美が「このフラワーバッグの内側には、ハンマーに付着した吉岡(冴月)さんの旦那さんの血痕とDNAが残ってるはず」とこれを見せつけると、3人は観念し、動機を告白。

 半年前にフラワーアレンジメント教室で出会った3人は、偶然にも同い年で、同じ短大に通っていたことが発覚し、意気投合。しかし、ある日、達郎に出会った靖子と千尋は愕然。学生時代に自分をレイプした男だったんだそうです。えええ!! 正直、これだけ大量の偶然を足早に説明されても、頭が付いていきません……。

 夫がレイプ犯であることを知った冴月は、「女の痛みを見過ごすことはできなかった……」と2人に加担。3人は3カ月前から達郎殺しを計画し、犯行当日、菜美をアリバイ作りのために利用しようとしたんだそうです。

 この話を聞き、「自首するかどうかは任せる。自首しないのであれば、この街から出て行って」と伝える菜美。結局、3人は自首せず、この街を去っていき、第6話は終了です。

 ……って、もしかして今回のアクションシーンって、菜美が千尋の家の屋根をトコトコ歩いたりしてたやつ!? いつもの面白イチャイチャシーンもないし……ううう。

■雑すぎ!

 もしや、綾瀬に「私を巻き込むべきじゃなかった」という終盤のキメゼリフを言わせたかっただけだったのでは……? 脚本が雑すぎて、頭がグワングワンしてしまいました。

 また終盤、冴月が「夫は、私を初めて抱いたとき、こう言ったの。『一生忘れられない経験にしてあげる』って。それは、私と夫だけの言葉だったはずなのに……」と、聞いてもないのに3人の前で初夜のことを語りだしたのも違和感ありすぎて……。

 前回の優里(広末涼子)の謎の乳がん展開や、今回のレイプ被害など、最近、フェミ展開をやたら入れてくる同作ですが、どうしても「これを入れれば、女性視聴者に共感されるだろう」という男性作者の思いが見え隠れしてしまうんですよね……。しかも、そこの描き方が荒すぎて……。第4話まではワクワクしただけに、残念でなりません。

 というわけで、見どころゼロな上に、強引すぎる推理にモヤモヤが残った第6話。綾瀬がずっとかわいいことだけが救いです!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

高橋一生の出番が激増! 大コケ・篠原涼子『民衆の敵』でエロシーンが加速中!!

“市政エンタテインメント!”をうたう篠原涼子主演の月9『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の第3話。平均視聴率は前回から0.4ポイントアップの7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、相変わらず微妙な数字でした。

 それはそうと、千葉市議会をはじめ、千葉市の全面協力を受けて撮影が行われている同作ですが、放送後の熊谷俊人市長の解説ツイート(@kumagai_chiba)がプチ話題となっているようです。「ドラマでは新人議員がまとめて一つの部屋に入っていますが、普通は市議選後に様々な折衝があり、各種会派(ドラマでは国政の派閥っぽくしていますね)が結成されます」「先日、千葉銀行の幹部と食事をした際、『民衆の敵』で篠原涼子さん演じる佐藤智子が市議選に出る供託金のために50万円を引き出したATMが千葉銀行の本店のATMであることを伺いました」など、トリビアや小ネタをツイートしていらっしゃいますので、興味のある方は是非。

 ちなみに、「熊谷、お前と言い音喜多と言いテレビ番組に夢中かよ。全く、千葉市長とか東京都会議員なんてまともに市民や都民の事を考えてるのかよ!本当に腹立たしいにも程がある!情けないし、呆れるばかりだ」と凸った一般市民に対しては、「千葉市の様々な場所が舞台になっていること、なかなか世間に関心を持って頂けない等身大の地方政治に関心を持つきっかけになる等から、市長として発信・解説しています。政治家は『○○をする暇があれば…』等、不満のはけ口になることも多いのですが、それも含めて社会の様相を実感できる仕事です」と懇切丁寧に返信しておられます。市長も大変ですね。

 というわけで、最新話のあらすじを振り返りましょう。

■ネグレクトは誰が悪いのか、という点はスルー

 希望通り、あおば市議会の教育こども委員会に所属した智子(篠原)ですが、言葉を知らないため、会議に出ても「全然意味わかんない。何言ってるんだろう……」というありさま。

 そんなとき、富子というおばあさんが「お願い、かずくんを助けて。冤罪なの」と陳情を持ち込み、智子が対応することに。富子のかつての隣人である青年・一馬(渋谷謙人)が、誘拐犯として逮捕されたものの、富子いわく「一馬くんはそんな人じゃない」と言います。

 早速、新聞社に務める和美(石田ゆり子)にこの事件を調べてもらうと、誘拐された小学生・かのんちゃんの家庭の貧困ぶりが明らかに。父親は所在不明で、母親・裕子(安藤玉恵)は生活費を稼ぐのに手一杯。親にほっとかれているかのんちゃんは、夜な夜な街を歩き回り、コンビニでお菓子を万引き。ある日、それを目撃した一馬に声をかけられ、1カ月間、一馬の家で過ごしていたようです。

 また智子は、「部屋を見てもらえれば、一馬くんのことわかってもらえると思って」という富子に連れられ、市議の藤堂(高橋一生)と共に一馬の自宅へ。富子は植木鉢の下に隠してある鍵を使い、ガチャリ。3人は勝手に家の中へズカズカ。どうやら、一馬は認知証の母親を介護するために仕事を辞め、この実家に戻ってきたようです。富子がそんな一馬の優しさを力説する中、智子は部屋にあったプレステのログデータに注目します。

 一馬が毎晩、かのんちゃんとゲームをしていたことを突き止めた智子は、藤堂と共に拘置所にいる一馬の元へ。智子は「誘拐なんてしてないよね!」と詰め寄りますが、一馬は「やりました」の一点張り。

■仮説で動きまくるバディ

 調査が行き詰まる中、とあるコンビニ店員から、かのんちゃんが以前、お菓子を万引きし、警察沙汰になったことがあるとの証言が。これを聞いた藤堂はピーン! 12歳未満の万引きは、警察に補導された後、児童相談所が非行の原因を調査。もし、また育児放棄を疑われた場合、施設に強制的に保護される可能性があるのだとか。智子と藤堂は、かのんちゃんが施設に入れられないよう、一馬と裕子が事件の真相を隠していると確信します。

 う~ん、全て仮説に過ぎないじゃないか……と思いきや、この後、あっさり事情を明かす裕子。智子たちの予想通り、一馬の逮捕前、2人の間で手打ちがあったことを認めます。

 裕子が真実を話したことで、千葉拘置所から釈放される一馬。富子と智子が迎えに行くと、一馬は智子に「余計なことして! 俺、拘置所にいるとき、幸せだったんですよ」「あんたのしたことって、誰も幸せにしてないんですよ」と激怒。一馬は、拘置所にいる間、裕子たちから感謝されていることが幸せだったんだそうです。いやいや、むしろそこにいる富子に怒れよ。

 その後、智子はスマホで撮影した裕子とかのんちゃんのビデオメッセージを持って、一馬のもとへ。裕子たちからの「ありがとう」を聞いた一馬は、感激。さらに智子が「目の前にいる人を1人ずつ幸せにすれば、世の中変えられるんじゃないかなって」「まずは一馬くんのことを絶対幸せにします」と宣言し、第3話は終了です。

■“一生頼り”にシフトか

 篠原と高橋によるバディもの刑事ドラマのようだった今回。へ~、市議会議員さんって、警察や弁護士がやるような仕事も引き受けちゃう“なんでも屋さん”なんですね~……と、鵜呑みにする視聴者は少ないと思いますが、まあ、今回のお話は、「多数派が正しい!」と少数派の意見を無視しがちな現在の日本の政治へのアンチテーゼというところでしょうか? 初回から、そんな制作側の真面目な怒りが見え隠れする同作ですが、時折、“おバカ議員”の衣を借りたプロパガンダに見えてくるから恐ろしくもあります。

 それはさておき、今回、主人公にべったりと付きっきりで、ほぼ出ずっぱりだった藤堂ですが、視聴率のために高橋の出番を無理やりにでも増やす意図があったのではないかと……。どうしても演技が古臭く見えてしまう“山口智子状態”になりつつある篠原より、旬の高橋を出したほうが数字取れそうですからね。今後も出番が増えそうな予感です。

 そんな高橋演じる藤堂といえば、偽名で借りているアパートにデリヘル嬢の莉子(今田美桜)を呼んではイチャイチャ……というのが定番シーンとなっていますが、今回はホールケーキの生クリームを顔に付け合いっこする妄想系激エロシーンが。クリームが付いた人差し指を「ピチャピチャ」と音を立てながら舐める高橋に、「一生ぇぇぇぇぇ!」と悶絶した女性は少なくないのではないでしょうか? 今のところ、ストーリーにはなんの関係もないエロシーンですが、どこまでエスカレートするのか楽しみです。

 今にも主人公が高橋に取って代わりそうな『民衆の敵』。もはや「なんでもあり」の同作を、最終回まで見守りたいと思います。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

高橋一生の出番が激増! 大コケ・篠原涼子『民衆の敵』でエロシーンが加速中!!

“市政エンタテインメント!”をうたう篠原涼子主演の月9『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の第3話。平均視聴率は前回から0.4ポイントアップの7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、相変わらず微妙な数字でした。

 それはそうと、千葉市議会をはじめ、千葉市の全面協力を受けて撮影が行われている同作ですが、放送後の熊谷俊人市長の解説ツイート(@kumagai_chiba)がプチ話題となっているようです。「ドラマでは新人議員がまとめて一つの部屋に入っていますが、普通は市議選後に様々な折衝があり、各種会派(ドラマでは国政の派閥っぽくしていますね)が結成されます」「先日、千葉銀行の幹部と食事をした際、『民衆の敵』で篠原涼子さん演じる佐藤智子が市議選に出る供託金のために50万円を引き出したATMが千葉銀行の本店のATMであることを伺いました」など、トリビアや小ネタをツイートしていらっしゃいますので、興味のある方は是非。

 ちなみに、「熊谷、お前と言い音喜多と言いテレビ番組に夢中かよ。全く、千葉市長とか東京都会議員なんてまともに市民や都民の事を考えてるのかよ!本当に腹立たしいにも程がある!情けないし、呆れるばかりだ」と凸った一般市民に対しては、「千葉市の様々な場所が舞台になっていること、なかなか世間に関心を持って頂けない等身大の地方政治に関心を持つきっかけになる等から、市長として発信・解説しています。政治家は『○○をする暇があれば…』等、不満のはけ口になることも多いのですが、それも含めて社会の様相を実感できる仕事です」と懇切丁寧に返信しておられます。市長も大変ですね。

 というわけで、最新話のあらすじを振り返りましょう。

■ネグレクトは誰が悪いのか、という点はスルー

 希望通り、あおば市議会の教育こども委員会に所属した智子(篠原)ですが、言葉を知らないため、会議に出ても「全然意味わかんない。何言ってるんだろう……」というありさま。

 そんなとき、富子というおばあさんが「お願い、かずくんを助けて。冤罪なの」と陳情を持ち込み、智子が対応することに。富子のかつての隣人である青年・一馬(渋谷謙人)が、誘拐犯として逮捕されたものの、富子いわく「一馬くんはそんな人じゃない」と言います。

 早速、新聞社に務める和美(石田ゆり子)にこの事件を調べてもらうと、誘拐された小学生・かのんちゃんの家庭の貧困ぶりが明らかに。父親は所在不明で、母親・裕子(安藤玉恵)は生活費を稼ぐのに手一杯。親にほっとかれているかのんちゃんは、夜な夜な街を歩き回り、コンビニでお菓子を万引き。ある日、それを目撃した一馬に声をかけられ、1カ月間、一馬の家で過ごしていたようです。

 また智子は、「部屋を見てもらえれば、一馬くんのことわかってもらえると思って」という富子に連れられ、市議の藤堂(高橋一生)と共に一馬の自宅へ。富子は植木鉢の下に隠してある鍵を使い、ガチャリ。3人は勝手に家の中へズカズカ。どうやら、一馬は認知証の母親を介護するために仕事を辞め、この実家に戻ってきたようです。富子がそんな一馬の優しさを力説する中、智子は部屋にあったプレステのログデータに注目します。

 一馬が毎晩、かのんちゃんとゲームをしていたことを突き止めた智子は、藤堂と共に拘置所にいる一馬の元へ。智子は「誘拐なんてしてないよね!」と詰め寄りますが、一馬は「やりました」の一点張り。

■仮説で動きまくるバディ

 調査が行き詰まる中、とあるコンビニ店員から、かのんちゃんが以前、お菓子を万引きし、警察沙汰になったことがあるとの証言が。これを聞いた藤堂はピーン! 12歳未満の万引きは、警察に補導された後、児童相談所が非行の原因を調査。もし、また育児放棄を疑われた場合、施設に強制的に保護される可能性があるのだとか。智子と藤堂は、かのんちゃんが施設に入れられないよう、一馬と裕子が事件の真相を隠していると確信します。

 う~ん、全て仮説に過ぎないじゃないか……と思いきや、この後、あっさり事情を明かす裕子。智子たちの予想通り、一馬の逮捕前、2人の間で手打ちがあったことを認めます。

 裕子が真実を話したことで、千葉拘置所から釈放される一馬。富子と智子が迎えに行くと、一馬は智子に「余計なことして! 俺、拘置所にいるとき、幸せだったんですよ」「あんたのしたことって、誰も幸せにしてないんですよ」と激怒。一馬は、拘置所にいる間、裕子たちから感謝されていることが幸せだったんだそうです。いやいや、むしろそこにいる富子に怒れよ。

 その後、智子はスマホで撮影した裕子とかのんちゃんのビデオメッセージを持って、一馬のもとへ。裕子たちからの「ありがとう」を聞いた一馬は、感激。さらに智子が「目の前にいる人を1人ずつ幸せにすれば、世の中変えられるんじゃないかなって」「まずは一馬くんのことを絶対幸せにします」と宣言し、第3話は終了です。

■“一生頼り”にシフトか

 篠原と高橋によるバディもの刑事ドラマのようだった今回。へ~、市議会議員さんって、警察や弁護士がやるような仕事も引き受けちゃう“なんでも屋さん”なんですね~……と、鵜呑みにする視聴者は少ないと思いますが、まあ、今回のお話は、「多数派が正しい!」と少数派の意見を無視しがちな現在の日本の政治へのアンチテーゼというところでしょうか? 初回から、そんな制作側の真面目な怒りが見え隠れする同作ですが、時折、“おバカ議員”の衣を借りたプロパガンダに見えてくるから恐ろしくもあります。

 それはさておき、今回、主人公にべったりと付きっきりで、ほぼ出ずっぱりだった藤堂ですが、視聴率のために高橋の出番を無理やりにでも増やす意図があったのではないかと……。どうしても演技が古臭く見えてしまう“山口智子状態”になりつつある篠原より、旬の高橋を出したほうが数字取れそうですからね。今後も出番が増えそうな予感です。

 そんな高橋演じる藤堂といえば、偽名で借りているアパートにデリヘル嬢の莉子(今田美桜)を呼んではイチャイチャ……というのが定番シーンとなっていますが、今回はホールケーキの生クリームを顔に付け合いっこする妄想系激エロシーンが。クリームが付いた人差し指を「ピチャピチャ」と音を立てながら舐める高橋に、「一生ぇぇぇぇぇ!」と悶絶した女性は少なくないのではないでしょうか? 今のところ、ストーリーにはなんの関係もないエロシーンですが、どこまでエスカレートするのか楽しみです。

 今にも主人公が高橋に取って代わりそうな『民衆の敵』。もはや「なんでもあり」の同作を、最終回まで見守りたいと思います。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

武井咲のお腹ポッコリ『今からあなたを脅迫します』、D・フジオカ演じる「脅迫屋」に疑問だらけ

 主演のディーン・フジオカが、今にも「だから、ハダカラ……」と言い出しそうな優しい声で脅迫屋を演じる『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)。5日放送の第3話の平均視聴率は、前回より0.7ポイントアップの6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。相変わらず、『明日の約束』(フジテレビ系)や『刑事ゆがみ』(同)と三つ巴の下位争いを繰り広げています。

 もう1人の主演・武井咲はというと、来春出産予定というだけあって、お腹の“ポッコリ”が目立ってきました。第3話の時点ですでに席を譲られるレベルですから、今後、大きなお腹でどのように「恋愛経験ゼロの大学生」を演じるか、注目ですね。

 ちなみに、発売中の「週刊新潮」(新潮社)によれば、つわりのひどい武井が、撮影現場で「あれもできない、これもできない」と言い出したため、ディーンが「俺の初めての民放連続ドラマ主演作をどうしてくれるのか」と激怒しているとか。もし本当だったら、バーのマスター役で出演している蛭子能収が、「険悪なムードだね。クフフフフ……(笑)」と空気を読まずに吹き出していそうですね。さて、今週もあらすじを振り返りましょう。

■この脅迫屋は「脅迫返し」OKなの?

 澪(武井)と同じ大学に通う益子(浅香航大)を脅迫するため、大学にやってきた脅迫屋の千川(ディーン)。結婚詐欺師だった母親(昨年、死亡)の子である益子を「1週間以内に500万円用意しろ。さもないと、君の母親の秘密をバラす」と脅迫。就職の内定を取り消されたくない益子は、これを受け入れます。

 その後、「脅迫してほしい人がいる」と千川に50万円で依頼する益子。バイト先のホテルで経理を担当している真希(南沢奈央)が、ホテルの支配人・戸田(東幹久)から無理やり愛人にさせられており、そんな真希を「自由にしてほしい」と言います。

 アジトに戻った千川は、益子と真希の写真を見ながら「これは、神のいたずらか……」と意味深。なんと、益子の脅迫を依頼したのは、真希なんだとか。真希の父親は、益子の母親の詐欺の被害者。益子はそれを知らずに、真希に恋してしまったようです。

 早速、男子トイレで放尿中の戸田に、「萩沼真希を自由にしろ。さもないと、不倫の事実を世間に公表する」と脅す千川。これに戸田はすかさず「真希をホテルから辞めさせないでくれ」と逆に依頼。報酬は「そっちの10倍(500万円)出す」と言い、千川はこの依頼をあっさり引き受けます。

 えー! これがまかり通ってしまうとなると、脅迫屋に頼んでも無駄ってことじゃ……。そもそも実在する「別れさせ屋」なんかは、自分が「別れさせ屋」であることは明かさずに、別れられるように仕向けるようですが、千川は最初に「脅迫屋だ」ってあっさり自己紹介しちゃいますから。なんだか主人公の稼業を、悪い意味で根底から揺るがすストーリーのような……。

■オヤジギャグを言わされるおディーン様

 そんな中、ハッカーの栃乙女(島崎遥香)が戸田の秘密をゲット。どうやら、2年前にホテルの爆破事件が起きた後、改修費用のうち1億円を戸田が横領。しかし、これが発覚したとしても、真希の責任になるようデータが偽装されているといいます。

 とはいえ、証拠がなく、「打つ手がナイチンゲール! あるいは、打つ手がナイアガラ」と頭打ちになる千川。この状況を受け、政界のドンの孫である澪は、親しい国会議員の新戸部(袴田吉彦)に頼み、戸田が横領した証拠となる資料を用意させます。

 その後、「真希を自由にしてほしい」と依頼した益子、「益子から500万円を脅し取ってほしい」と依頼した真希、「真希を脅して、ホテルから辞めさせないでほしい」と依頼した戸田の3人を同じ部屋に集める千川。益子の依頼と戸田の依頼の矛盾を解決するため、澪が用意した証拠資料を見せながら「萩沼真希を自由にしろ。さもないと、1億円横領したことを告発する」と戸田を脅し、依頼料の500万円の現金を受け取ったあげ句、ホテルを辞めることも約束させます。

 次に、千川は真希に「ホテルを辞めるな」と言って、戸田の依頼をクリア。最後に、益子に「真希に500万円払え」と脅しますが、益子が用意できたのは50万円のみ。そこで、さっきの500万円を益子に貸し、それが真希に渡り、全ての依頼がクリアに。最後に、益子と真希がラブラブになり、一件落着です。

■とにかく眠い……

 依頼の矛盾を生むためとはいえ、この展開は……。もし戸田が横領していなかったら、一体、どう解決するつもりだったのでしょうか。なんにせよ、ここで描かれる脅迫屋が、金さえ積めば「脅迫返し」をしてくれる脅迫屋であることはわかりました。

 まあ、そんなストーリーの強引さはさておき、このドラマ、ゲストのラインナップが「深夜か?」「刑事ドラマか?」ってくらい激渋なんですよね。前回は大後寿々花や小木茂光、今回は東、南沢、浅香ですから。ディーンは見た目も話し方も一本調子だし、武井は化粧も衣装も役柄も超地味(っていうか、出番少ない)。しかも脚本が退屈なので、せめて華のあるゲストを欲してしまう私がいます……。だって、眠くなるんだもん、このドラマ。

 というわけで、おディーン様も武井も、誰一人として得をしていない印象の同作。次回は心躍る展開を期待したいと思います。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

綾瀬はるかの脱ぎっぷり!『奥様は、取り扱い注意』14.5%自己最高も、西島秀俊のキャラ変に幻滅!?

 綾瀬はるかが元特殊工作員を演じる『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。1日放送の第5話の平均視聴率は、自己最高の14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。日曜劇場『陸王』(TBS系)最新話の14.0%を超える好調ぶりです。

 綾瀬と西島秀俊の“パナソニック夫婦”によるイチャラブシーンも話題の同作ですが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によれば、当初は夫役に長谷川博巳がキャスティングされていたとか。しかし、なんかしらの理由で長谷川サイドが断ったんだそうです。へ~。

 なお、綾瀬の本格アクションシーンは、“和製ドラゴン”こと倉田保昭率いる倉田プロモーションが指導を担当。前回の階段の手すりを使ったアクロバティックな回し蹴りには、大興奮しちゃいました。

 というわけで、今回も見応えのあるアクションを期待しつつ、あらすじを振り返ります。

■ありがちな展開……

 仕事のない日曜日、靴下を床に脱ぎっぱなしにしたまま家でダラダラと過ごす夫の勇輝(西島)に、イライラが募る菜美(綾瀬)。一方、隣人の京子(本田翼)も、嫌味ったらしい義母から子どもができないことをいびられ、夫の渉(中尾明慶)をラブホテルに誘うも逃げられ、イライラ……。

 また、優里(広末涼子)も、高圧的な態度で自分を家に縛り付ける夫・啓輔(石黒賢)への不満が爆発。「家出するから付き合って。これ以上、家の中にいたら窒息する」と菜美と京子を誘い、3人で家出しちゃいます。

 妻の家出に気付いた夫たちは、玄関先でかち合い、とりあえず菜美の家に集合して帰りを待つことに。勇輝と渉は、「妻に甘えすぎていた」「もっと大切にしなきゃいけないと思った」と反省しますが、啓輔だけは「帰ってきたら、きつく叱る」と顔をしかめます。

 その頃、ラーメンを食べてはしゃいだ後、優里が昔通っていたというクラブへ繰り出す菜美たち。優里と京子が「イエーイ!」と踊っていると、若い男性グループ(落合モトキ、ほか)がやってきて、「あれ? 君たちすんごいイケてんじゃん。俺たちと一緒に、VIPで飲まない?」とナンパ。これに対し、優里は「あたしたち、人妻なの」と軽くあしらいます。

■おっぱいサービスは忘れない!

 その後、泥酔した京子を強引にVIPルームに連れ込む男たち。そこへ菜美が突入し、「友だちを返してもらうわ。でもその前に、あんたたちにちょっと、お仕置きをしておこうかしら」と、男たちをあっさり倒してしまいます。

 かなり一瞬のアクションシーンでしたが、菜美が上に着ていたセーターをガバッと脱ぎ、綾瀬のおっぱいが強調される場面が! しかも下半身は、アンナミラーズの制服的な状況になる、ハイウエストのパンツを着ておられる! 厚手の衣装が多いこの季節、サービスカットも忘れない番組サイドの気づかいが嬉しいですね。そして、“おっぱいバレー”こと綾瀬の潔さに、心が温まります。

 クラブを出た3人は、ビルの屋上で朝日を見ながら、それぞれ秘密を1つ打ち明けることに。菜美が「私、孤児なんです」と告白すると、優里は「あたし、乳がんかも」と涙目で告白。しかし数時間後、検査結果を聞きに3人で病院に行くと、乳がんじゃありませんでした。なにそれ。

 朝、菜美たちがそれぞれの家に戻ると、妻を見る目が優しくなる勇輝と渉。しかし啓輔は、「働きに出たい」と頼む優里に猛反対。妻が家出しても、何も変わっていませんでした。

 ラストシーンでは、優里をよからぬことに巻き込もうとする健(玉山鉄二)が初登場。怪しげな笑みを浮かべ、第5話が終了です。

■あれれ……?

 家で不満が溜まった主婦が家出し、夫が夫婦のあり方を見つめ直すというありがちストーリーで、正直、物足りない……。そして、クラブの展開が陳腐で、アクションも取ってつけたような印象。さらに、今回は登場人物のセリフが安っぽくて、ちょっと冷めてしまいました。なんか、今までとちょっと違う……?

 あと、勇輝って、靴下を脱ぎっぱなしにしたり、休日は野球中継を見ながらゴロゴロしたり、妻の買い物中に退屈そうにしたり、こんな人間臭いキャラだったんですね……。これまで、理想的な夫の側面しか描かれていなかったので、ちょっとショックでした。

 また、優里の乳がんうんぬんのくだりですが、今後のストーリーに関わってくると信じたいのですが、なかったらどうしよう……。まあ、1話完結ドラマですから、こういう回もあるでしょう、ええ。このドラマは、きっとこんなもんじゃありませんから、気を取り直して次回に期待したいと思います!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

篠原涼子『民衆の敵』は、政治版『ドクターX』!? 7.1%に下落した原因は……

 篠原涼子主演の市政ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)第2話。初回では、主人公と選挙戦でデッドヒートを繰り広げた安倍晋三、もとい、磯部真蔵が当選直後に病気でぶっ倒れてしまうという衝撃展開が……。これが、視聴者の間で「安倍批判だ」などと物議を醸しているようです。

 そのせいか否か、平均視聴率は初回の9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から、第2話では7.1%まで下落。ツカミは微妙だったということでしょうか? というわけで、早速、第2話のあらすじを振り返ります。

■政治家がこんなにポップに!

 磯部が倒れた結果、あおば市議会議員に繰り上げ当選した智子(篠原)は、「きゃー! こんな私が先生だよー!」と浮かれ気分。しかし、初めて本会議に出席した際、後ろの席で居眠りしていたベテラン議員の前田(大澄賢也)を派手に叩き起こしたことで、大ごとに。この様子がネットの動画サイトにアップされ、再生数は100万回を超える勢いです。

 市議会のドン・犬崎(古田新太)派の幹部である前田は、智子を呼び出し「こんな大恥かかしやがって!」と激怒。犬崎も、次の本会議で「前田議員は寝てなかった」と訂正・謝罪しろ、さらに犬崎派に入れ、と智子に圧力をかけます。

 この一件で、初めて自分がどこかの委員会に入らないといけないことを知った智子は、ママ友・和美(石田ゆり子)の助言もあって“教育こども委員会”を希望することに。しかし、犬崎が議会を牛耳っているため、犬崎派に入らないと希望の委員会には入れなさそう。

 また、智子にパンプスをプレゼントし、買収をしかける犬崎。結局、教育こども委員会に入るために、犬崎派に入ることを決意します。

 後日、智子は新人議員の未亜(前田敦子)と共に、料亭で開かれる犬崎派の会合へ。智子が、本会議で前田の騒動を謝罪することを約束すると、同席していた新人議員の藤堂(高橋一生)の表情が曇り、席を立ってしまいます。

 その晩、智子が犬崎の秘書(若旦那)から受け取った本会議の資料を確認すると、ある一般市民の陳情書が。小さな公園を取り壊し、迂回路を建設する計画に対し、「なくさないでほしい」という内容です。ただ、その決議案の資料には「可」のマークが赤ペンで記されており、犬崎派に入った以上、智子も賛成するしかありません。

 陳情書の件がどうしても気になる智子は、問題の公園へ。すると、そこには「やっぱり来ましたねえ」と不適な笑みを浮かべる藤堂が待ち構えています。どうやら、政治家一家に生まれた藤堂は、智子に何かしらの期待を寄せているようです。

 公園には、すでに陳情書を書いた主婦・山下(水川あさみ)が。山下は、イジメを受けていた中学校時代、学校に行かずにこの公園で過ごしていたことを明かし、「イジメから逃げられる場所をなくさないでほしい」と智子に懇願します。

 しかし、山下以外に反対の声を上げている市民をおらず、現在、この公園をイジメの逃げ場所にしている学生もいない様子。山下の“思い出”に過ぎない状況ながら、藤堂は「政治家として、あなたならどうします?」と智子に投げかけ、去っていきます。

 いよいよ本会議当日、迂回路建設の多数決で、犬崎派が「賛成」の声を上げる中、智子も賛同。この後、智子に前田への謝罪の時間が設けられるも、謝罪はせずに、山下のエピソードを挙げて「イジメに遭っている子を守る。そのためにも、私は教育こども委員会に入りたいんです!」と主張。

 さらに、国語辞典を取り出し、「『(1)政治を職業とし、専門的に関わる人』、これにはなりたいんです。『(2)揉め事の調整やかけ引きのうまい人』、これにはなりたくないんですよ」と「政治」の言葉の意味を朗読。「だって、おかしくないですか? お前が入りたい委員会に入れてやるから、前田議員は居眠りしてなかったって嘘つけよ、って」と畳み掛け、これに、市長(余貴美子)が満足げな笑みを浮かべて第2話は終了です。

■政治版『ドクターX』?

 放送開始前は、篠原演じる普通の主婦が、選挙に出馬することばかりをアピールしていた同作。そのせいで、真木よう子演じる主婦が人気読者モデルを目指す『セシルのもくろみ』(同)の「二番煎じ」などと散々揶揄され、視聴者の期待値も下がったのではないでしょうか?

 しかし、同作の見どころは、権力闘争が渦巻く市議会で、自分の正義を貫く1人の“おバカ議員”の姿なんだと。ただ、おバカといっても、主人公はマイクの前ではスイッチが入り、人が変わったように主張を繰り広げる。それはまさに、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の大門未知子を見ているかのようなかっこよさがありました。確かに、智子は大門と違ってヘタレキャラですが、要所要所で『ドクターX』に重なる部分が多いと思うんですよ、このドラマ。

 とは言っても、いかんせんフジの宣伝が失敗している……。篠原がスーパーの袋から長ネギを出して、拡声器で何かを吠えているメインビジュアルなんか、「つまらなさそうなドラマ」に見えるし、「世の中、おかしくないですか!?」というウザいサブタイトルも、損しているような気がしてなりません。

 というわけで、初回では「これ、どうなんだろう……」と不安になりながらも、第2話では一気にワクワクに変わった『民衆の敵』。次回も、ポップでかっこかわいい主人公に期待します。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

篠原涼子『民衆の敵』は、政治版『ドクターX』!? 7.1%に下落した原因は……

 篠原涼子主演の市政ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)第2話。初回では、主人公と選挙戦でデッドヒートを繰り広げた安倍晋三、もとい、磯部真蔵が当選直後に病気でぶっ倒れてしまうという衝撃展開が……。これが、視聴者の間で「安倍批判だ」などと物議を醸しているようです。

 そのせいか否か、平均視聴率は初回の9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から、第2話では7.1%まで下落。ツカミは微妙だったということでしょうか? というわけで、早速、第2話のあらすじを振り返ります。

■政治家がこんなにポップに!

 磯部が倒れた結果、あおば市議会議員に繰り上げ当選した智子(篠原)は、「きゃー! こんな私が先生だよー!」と浮かれ気分。しかし、初めて本会議に出席した際、後ろの席で居眠りしていたベテラン議員の前田(大澄賢也)を派手に叩き起こしたことで、大ごとに。この様子がネットの動画サイトにアップされ、再生数は100万回を超える勢いです。

 市議会のドン・犬崎(古田新太)派の幹部である前田は、智子を呼び出し「こんな大恥かかしやがって!」と激怒。犬崎も、次の本会議で「前田議員は寝てなかった」と訂正・謝罪しろ、さらに犬崎派に入れ、と智子に圧力をかけます。

 この一件で、初めて自分がどこかの委員会に入らないといけないことを知った智子は、ママ友・和美(石田ゆり子)の助言もあって“教育こども委員会”を希望することに。しかし、犬崎が議会を牛耳っているため、犬崎派に入らないと希望の委員会には入れなさそう。

 また、智子にパンプスをプレゼントし、買収をしかける犬崎。結局、教育こども委員会に入るために、犬崎派に入ることを決意します。

 後日、智子は新人議員の未亜(前田敦子)と共に、料亭で開かれる犬崎派の会合へ。智子が、本会議で前田の騒動を謝罪することを約束すると、同席していた新人議員の藤堂(高橋一生)の表情が曇り、席を立ってしまいます。

 その晩、智子が犬崎の秘書(若旦那)から受け取った本会議の資料を確認すると、ある一般市民の陳情書が。小さな公園を取り壊し、迂回路を建設する計画に対し、「なくさないでほしい」という内容です。ただ、その決議案の資料には「可」のマークが赤ペンで記されており、犬崎派に入った以上、智子も賛成するしかありません。

 陳情書の件がどうしても気になる智子は、問題の公園へ。すると、そこには「やっぱり来ましたねえ」と不適な笑みを浮かべる藤堂が待ち構えています。どうやら、政治家一家に生まれた藤堂は、智子に何かしらの期待を寄せているようです。

 公園には、すでに陳情書を書いた主婦・山下(水川あさみ)が。山下は、イジメを受けていた中学校時代、学校に行かずにこの公園で過ごしていたことを明かし、「イジメから逃げられる場所をなくさないでほしい」と智子に懇願します。

 しかし、山下以外に反対の声を上げている市民をおらず、現在、この公園をイジメの逃げ場所にしている学生もいない様子。山下の“思い出”に過ぎない状況ながら、藤堂は「政治家として、あなたならどうします?」と智子に投げかけ、去っていきます。

 いよいよ本会議当日、迂回路建設の多数決で、犬崎派が「賛成」の声を上げる中、智子も賛同。この後、智子に前田への謝罪の時間が設けられるも、謝罪はせずに、山下のエピソードを挙げて「イジメに遭っている子を守る。そのためにも、私は教育こども委員会に入りたいんです!」と主張。

 さらに、国語辞典を取り出し、「『(1)政治を職業とし、専門的に関わる人』、これにはなりたいんです。『(2)揉め事の調整やかけ引きのうまい人』、これにはなりたくないんですよ」と「政治」の言葉の意味を朗読。「だって、おかしくないですか? お前が入りたい委員会に入れてやるから、前田議員は居眠りしてなかったって嘘つけよ、って」と畳み掛け、これに、市長(余貴美子)が満足げな笑みを浮かべて第2話は終了です。

■政治版『ドクターX』?

 放送開始前は、篠原演じる普通の主婦が、選挙に出馬することばかりをアピールしていた同作。そのせいで、真木よう子演じる主婦が人気読者モデルを目指す『セシルのもくろみ』(同)の「二番煎じ」などと散々揶揄され、視聴者の期待値も下がったのではないでしょうか?

 しかし、同作の見どころは、権力闘争が渦巻く市議会で、自分の正義を貫く1人の“おバカ議員”の姿なんだと。ただ、おバカといっても、主人公はマイクの前ではスイッチが入り、人が変わったように主張を繰り広げる。それはまさに、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の大門未知子を見ているかのようなかっこよさがありました。確かに、智子は大門と違ってヘタレキャラですが、要所要所で『ドクターX』に重なる部分が多いと思うんですよ、このドラマ。

 とは言っても、いかんせんフジの宣伝が失敗している……。篠原がスーパーの袋から長ネギを出して、拡声器で何かを吠えているメインビジュアルなんか、「つまらなさそうなドラマ」に見えるし、「世の中、おかしくないですか!?」というウザいサブタイトルも、損しているような気がしてなりません。

 というわけで、初回では「これ、どうなんだろう……」と不安になりながらも、第2話では一気にワクワクに変わった『民衆の敵』。次回も、ポップでかっこかわいい主人公に期待します。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

武井咲&D・フジオカ『今からあなたを~』5.7%大惨事! 「おサムすぎる」戦犯は誰だ!?

 ディーン・フジオカによる、良くも悪くも耳元でささやくような優しいセリフ回しが特徴的な『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)。もともと小出恵介が脅迫屋を演じる予定だったものの、例のおイタのせいで、同じ事務所のおディーン様がしぶしぶ出ることになったとのウワサも。小出だったら、もう少し脅迫シーンに見応えがあったような気も……。

 なお、初回平均視聴率8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と微妙なスタートを切った同作ですが、29日放送の第2話は5.7%まで急落! あらすじとともに、その要因を探っていきましょう。

■わかりにくいストーリー

 女子大生・澪(武井咲)は、完二(ディーン)の脅迫屋の仕事をしぶしぶ手伝うはめに。依頼人は、1年前に自殺したシンガーソングライターERu(高月彩良)の親友で、ワゴン車でカフェを営む沙和子(大後寿々花)。

 ERuは1年前、ラジオで過激発言をしたことで世間からバッシングを受けていたとか。さらに、週刊誌「週刊見聞」に「ERuにはゴーストラーターがいる」というガセ記事を書かれたために、耐えきれなくなり自殺に追い込まれたそう。沙和子は、同誌編集長の茂木(小木茂光)にERuの名誉を取り戻す記事を書かせてほしいといいます。

 早速、完二は、人気イケメン俳優の柿宮優人に澪を抱きつかせ、車の中から写真を撮り、熱愛疑惑写真を捏造。これを持って、茂木に「(この写真を譲るから)ERuの記事を書いてほしい」と交換条件を持ちかけます。って、いきなり脅迫でもなんでもないんかい。

 しかし、「週刊見聞」も同じ日に柿宮を張っており、一部始終を見ていたため、「いけませんね、こういうヤラセは」と交換条件を拒否。完二の計画はあっさり撃沈します。

 初回から、しきりに初老男性がドヤ顔で口走りそうなダジャレのような何かをぶっこんでいる完二ですが、今回もヤラセを見抜かれたことを「うかつに目撃されたうっかり八兵衛。キミのせいだ」と澪のせいにするくだりが。すると、天然ボケキャラの澪が、すかさず「うっかり八兵衛? 元は町人で、風車の弥七の弟子だったんです。人懐こくてお調子者、食いしん坊でお団子が好きなんです……」とうっかり八兵衛の説明を長々と始めるという……。

 今回はほかにも、「はったりですよね」(澪)、「そう、はったり半蔵」(完二)、「あっ、はったりと服部をかけて、はったり半蔵なんですね」というくだりや、「おととい来やがれ!」(完二)、「おとといは来れません!」(澪)といったやり取りも。これって、一体、どの辺りの層にウケてるんでしょうか? 原作小説の完二はこういうキャラではないため、ドラマオリジナル要素だと思うのですが、このノリについていけない私がいます……。確かに、澪の天然ぶりを際立たせる演出としては効果的なのかもしれませんが、おディーン様が無理しているようにも。このサムいやり取り、最終回まで続くんだろうなあ……。

 それはいいとして、澪に次の作戦を持ちかける完二。謎の大金を持っている澪ですが、そこから300万円を茂木に渡し、ERuのゴーストライター疑惑の再取材をお願いするよう指示します。

 沙和子のためになるならと、澪は茂木に300万円を渡しますが、茂木は受け取りを拒否。すると、その現場をカメラに収めた完二が登場。完二は、“ゴーストライターの記事のネタ元に接触したところ、「ERuには悪いことをした」と300万円を渡してきたが、偽善者ぶった澪がネコババして茂木に渡そうとした”という嘘のシナリオを茂木に説明……って、正直、このシーンは、完二の思惑がわかりにくく、話を複雑にしているので、スルーしてもいいかと。澪の金持ち要素を、どうしてもねじ込みたかったのかしら……。

 その後、完二の仲間でハッカーの栃乙女(島崎遥香)が、ERuの芸能事務所の女社長が茂木に怪しいメールを送っていたことを発見。これを受け、盗み屋の目黒(三宅弘城)が、ピッキングで女社長の車に進入。運転席の後ろで丸まって隠れていると、ヤクザと女社長のシャブの取り引き現場に遭遇します。ちなみに、目黒が全然、隠れきれてなかったのですが、これもギャグなのでしょうか? このドラマ、ギャグなのか、ガチなのかがわからない!

 また、女社長が茂木に送った証拠の譜面から、それが沙和子の筆跡であることを確認。完二が沙和子を問い詰めると、沙和子は今回、死んだERuへの罪滅ぼしをしたかったのだと告白。ゴーストライターのことは2人だけの秘密だったものの、女社長が気付いてしまい、茂木にリーク。これにより、茂木が掴んでいた自身のシャブ売人疑惑を揉み消したんだそうです。

 この後、完二は柿宮に抱きついている澪の写真と、茂木に300万円を渡そうとしている澪の写真を持って、茂木に接触。2枚の写真を並べると、「編集長が自ら女に金を渡し、特ダネを捏造しようとした」ように見えると脅し、茂木はあっさりERuのアゲ記事を書くと約束。「ERuは正義の歌姫」というタイトルの記事が世に出て、一件落着です。

■お経でも聞いているような1時間

 う~む……。これは視聴率5%台に下がってもおかしくないでしょうね……。おディーン様の一本調子の演技同様に、ドラマにも盛り上がり箇所がなく、1時間にわたって、坊さんのお経でも聞いているような気持ちに……いや、般若心経にだって「掲諦 掲諦 波羅掲諦」という盛り上がり箇所があるから、お経じゃないか……とにかく、次回はもっと心踊るシーンを!!

 で、脚本もさることながら、完二のキャラがフワフワしてるのも敗因でしょうね。初回で、脅迫相手を間違えてしまった完二ですが、第2話でも計画が失敗。結局、栃乙女のハッキングと、目黒の潜入捜査のおかげで、事件が解決したわけです。

 そんな、“肝心なところが抜けてる脅迫屋”という役どころの完二ですが、おディーン様の“男前演技”のせいか、はたまた脚本のせいか、初回で中途半端にかっこいいアクションシーンがあったせいか……そこらへんが視聴者にイマイチ伝わってない気がするんですよ。“かっこいい脅迫屋”と見るべきか、“愛らしい脅迫屋”と見るべきか、迷っているうちに事件が解決してしまうんです。これは、おディーン様的にも損な状況だと思うので、早くなんとかしてほしいです。

 完全に崖っぷちの『今からあなたを脅迫します』。主人公2人に魅力が感じられないため、その反動でキャラがはっきりしている栃乙女と目黒が好きになってきました。そんな状況も含め、いろいろとなんとかしてほしいです!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

武井咲&D・フジオカ『今からあなたを~』5.7%大惨事! 「おサムすぎる」戦犯は誰だ!?

 ディーン・フジオカによる、良くも悪くも耳元でささやくような優しいセリフ回しが特徴的な『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)。もともと小出恵介が脅迫屋を演じる予定だったものの、例のおイタのせいで、同じ事務所のおディーン様がしぶしぶ出ることになったとのウワサも。小出だったら、もう少し脅迫シーンに見応えがあったような気も……。

 なお、初回平均視聴率8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と微妙なスタートを切った同作ですが、29日放送の第2話は5.7%まで急落! あらすじとともに、その要因を探っていきましょう。

■わかりにくいストーリー

 女子大生・澪(武井咲)は、完二(ディーン)の脅迫屋の仕事をしぶしぶ手伝うはめに。依頼人は、1年前に自殺したシンガーソングライターERu(高月彩良)の親友で、ワゴン車でカフェを営む沙和子(大後寿々花)。

 ERuは1年前、ラジオで過激発言をしたことで世間からバッシングを受けていたとか。さらに、週刊誌「週刊見聞」に「ERuにはゴーストラーターがいる」というガセ記事を書かれたために、耐えきれなくなり自殺に追い込まれたそう。沙和子は、同誌編集長の茂木(小木茂光)にERuの名誉を取り戻す記事を書かせてほしいといいます。

 早速、完二は、人気イケメン俳優の柿宮優人に澪を抱きつかせ、車の中から写真を撮り、熱愛疑惑写真を捏造。これを持って、茂木に「(この写真を譲るから)ERuの記事を書いてほしい」と交換条件を持ちかけます。って、いきなり脅迫でもなんでもないんかい。

 しかし、「週刊見聞」も同じ日に柿宮を張っており、一部始終を見ていたため、「いけませんね、こういうヤラセは」と交換条件を拒否。完二の計画はあっさり撃沈します。

 初回から、しきりに初老男性がドヤ顔で口走りそうなダジャレのような何かをぶっこんでいる完二ですが、今回もヤラセを見抜かれたことを「うかつに目撃されたうっかり八兵衛。キミのせいだ」と澪のせいにするくだりが。すると、天然ボケキャラの澪が、すかさず「うっかり八兵衛? 元は町人で、風車の弥七の弟子だったんです。人懐こくてお調子者、食いしん坊でお団子が好きなんです……」とうっかり八兵衛の説明を長々と始めるという……。

 今回はほかにも、「はったりですよね」(澪)、「そう、はったり半蔵」(完二)、「あっ、はったりと服部をかけて、はったり半蔵なんですね」というくだりや、「おととい来やがれ!」(完二)、「おとといは来れません!」(澪)といったやり取りも。これって、一体、どの辺りの層にウケてるんでしょうか? 原作小説の完二はこういうキャラではないため、ドラマオリジナル要素だと思うのですが、このノリについていけない私がいます……。確かに、澪の天然ぶりを際立たせる演出としては効果的なのかもしれませんが、おディーン様が無理しているようにも。このサムいやり取り、最終回まで続くんだろうなあ……。

 それはいいとして、澪に次の作戦を持ちかける完二。謎の大金を持っている澪ですが、そこから300万円を茂木に渡し、ERuのゴーストライター疑惑の再取材をお願いするよう指示します。

 沙和子のためになるならと、澪は茂木に300万円を渡しますが、茂木は受け取りを拒否。すると、その現場をカメラに収めた完二が登場。完二は、“ゴーストライターの記事のネタ元に接触したところ、「ERuには悪いことをした」と300万円を渡してきたが、偽善者ぶった澪がネコババして茂木に渡そうとした”という嘘のシナリオを茂木に説明……って、正直、このシーンは、完二の思惑がわかりにくく、話を複雑にしているので、スルーしてもいいかと。澪の金持ち要素を、どうしてもねじ込みたかったのかしら……。

 その後、完二の仲間でハッカーの栃乙女(島崎遥香)が、ERuの芸能事務所の女社長が茂木に怪しいメールを送っていたことを発見。これを受け、盗み屋の目黒(三宅弘城)が、ピッキングで女社長の車に進入。運転席の後ろで丸まって隠れていると、ヤクザと女社長のシャブの取り引き現場に遭遇します。ちなみに、目黒が全然、隠れきれてなかったのですが、これもギャグなのでしょうか? このドラマ、ギャグなのか、ガチなのかがわからない!

 また、女社長が茂木に送った証拠の譜面から、それが沙和子の筆跡であることを確認。完二が沙和子を問い詰めると、沙和子は今回、死んだERuへの罪滅ぼしをしたかったのだと告白。ゴーストライターのことは2人だけの秘密だったものの、女社長が気付いてしまい、茂木にリーク。これにより、茂木が掴んでいた自身のシャブ売人疑惑を揉み消したんだそうです。

 この後、完二は柿宮に抱きついている澪の写真と、茂木に300万円を渡そうとしている澪の写真を持って、茂木に接触。2枚の写真を並べると、「編集長が自ら女に金を渡し、特ダネを捏造しようとした」ように見えると脅し、茂木はあっさりERuのアゲ記事を書くと約束。「ERuは正義の歌姫」というタイトルの記事が世に出て、一件落着です。

■お経でも聞いているような1時間

 う~む……。これは視聴率5%台に下がってもおかしくないでしょうね……。おディーン様の一本調子の演技同様に、ドラマにも盛り上がり箇所がなく、1時間にわたって、坊さんのお経でも聞いているような気持ちに……いや、般若心経にだって「掲諦 掲諦 波羅掲諦」という盛り上がり箇所があるから、お経じゃないか……とにかく、次回はもっと心踊るシーンを!!

 で、脚本もさることながら、完二のキャラがフワフワしてるのも敗因でしょうね。初回で、脅迫相手を間違えてしまった完二ですが、第2話でも計画が失敗。結局、栃乙女のハッキングと、目黒の潜入捜査のおかげで、事件が解決したわけです。

 そんな、“肝心なところが抜けてる脅迫屋”という役どころの完二ですが、おディーン様の“男前演技”のせいか、はたまた脚本のせいか、初回で中途半端にかっこいいアクションシーンがあったせいか……そこらへんが視聴者にイマイチ伝わってない気がするんですよ。“かっこいい脅迫屋”と見るべきか、“愛らしい脅迫屋”と見るべきか、迷っているうちに事件が解決してしまうんです。これは、おディーン様的にも損な状況だと思うので、早くなんとかしてほしいです。

 完全に崖っぷちの『今からあなたを脅迫します』。主人公2人に魅力が感じられないため、その反動でキャラがはっきりしている栃乙女と目黒が好きになってきました。そんな状況も含め、いろいろとなんとかしてほしいです!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)