『義母と娘のブルース』“できる女”綾瀬はるかの子どもへの言動が冷酷すぎ! 距離を縮める作戦が児童虐待レベル!?

 綾瀬はるか主演ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)の第1話が7月10日に放送され、初回平均視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 TBSの火曜10時枠といえば、『逃げるは恥だが役に立つ』『あなたのことはそれほど』『カンナさーん!』『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』といった人気ドラマを生み出しているだけに、注目度も高め。

 スタッフは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『JIN-仁-』『とんび』(すべてTBS系)などでタッグを組みヒット作を次々に生み出してきた平川雄一朗氏と森下佳子氏のコンビ。そこにこのコンビ作品の常連である綾瀬や佐藤健を加え、さらに竹野内豊を呼んできて……。豪華な俳優陣にスタッフぞろいで、“高視聴率狙い”見え見え(笑)。他局にはない、TBSのヤル気を感じます。

 では早速、第1話のあらすじを簡単に説明します。

■堅物キャリアウーマンが義母になる!

 業界トップシェアを誇る金属会社・光友金属の営業部長を務めるキャリアウーマンの岩木亜希子(綾瀬)は、妻をなくした宮本良一 (竹野内)との結婚を決意。しかし、良一の娘・みゆき (横溝菜帆)に嫌われてしまい、結婚に踏み切れず。良一とともに何とか好かれようと努力するも空振りばかり……。

 ある日、みゆきが同級生の黒田大樹(大智)からいじめられている姿を目撃してしまった亜希子。悲しむみゆきに亜希子は「どうしていじめるのかを聞いて、ちゃんと和解をしなさい」と助言し、みゆきは嫌がりながらも亜希子の助言に従い大樹に問う。すると、大樹は「ごめん。もういじめない」と謝罪し、仲直り。これがきっかけでみゆきは、亜希子が義母になることを認め、新しい家族の一員として宮本家に迎え入れたのだった、というのが今回のストーリーでした。

■“できる女”設定をぶっ壊す追加シーン!

 ぶんか社刊行の同名マンガが原作。キャリアウーマンの亜希子が夫や義理の娘相手に、仕事で培ったノウハウを使い、体当たりで主婦になっていくという、笑いあり涙ありの四コママンガです。かなりストーリーのテンポが速く、2巻で完結のため、放送前は「連ドラは無理じゃない?」とおもったのですが、ドラマオリジナルのシーンが追加されており、大丈夫といった様子。

 しかし、第1話を見ていたところ、この追加シーンに問題を感じました。

 原作では、仕事はできるが、子どもの気持ちを読むのと家事が一切ダメというところが亜希子の面白さだったのですが、アスレチック施設で亜希子がみゆきとの距離を縮めようとするドラマオリジナルシーンによって、それが消えてしまうのです。

 というのも、結構恐いアスレチックに亜希子とみゆきがチャレンジするのですが、そのときの亜希子の服装がスーツにパンプスというビジネススタイルなのです。仕事のできるキャリアウーマンであれば、アスレチック施設に行くのだから着ている服とは別にジャージとスニーカーは用意するはずです。また、この恐いアスレチックは、同じ空間でともに恐怖を感じると仲良くなるという「吊り橋効果」を利用するために乗るのですが、この「吊り橋効果」は見知らぬ女性には通用しないといわれている上、効果が発揮されてもすぐ解けるという話もあります。キャリアウーマンなら絶対デメリットも調べるはず。それなのにメリット部分だけで突き進むから、「本当にこの人キャリアウーマンなの?」と疑いの目を持ってしまいました……。

■“無駄遣い”と思わせて最後に回収が上手!

 ここまで、追加シーンについてさんざん文句を言ってきましたが、追加部分がうまく活きているところもちゃんとありました。

 佐藤健演じる麦田章なのですが、原作ではみゆきが高校生になってから登場するパン屋の兄ちゃんで、今後のストーリーに関わってくる重要人物。それなのに、第1話から登場し、それも“バイク便の兄ちゃん”という設定になっていて驚愕(まあ、高校生役じゃなかったのは良かったんですがね)。「え!? めちゃくちゃ重要人物なのに! この後のストーリーどうすんの!?」と動揺しました。その上、第1話で出番がすごい少ない……。「これじゃ、健の無駄遣いじゃん~」と思っていたのですが、最後に麦田ベーカリーという店の前で章が立つシーンを加えたことで安心。むしろ、原作のように急に登場するよりも、ドラマの方がいいと感じました。

 また、亜希子の腹絵シーン。これも、アスレチック施設に行く前日に部下である田口朝正(浅利陽介)に手伝ってもらい仕込むのですが、いろいろあって当日披露できず。「え!? ここで披露しなかったら、ただ単に綾瀬はるかの腹を見せられただけかよ! エロくもなんともないよ!」と激怒に近い感情を持ってしまったのですが、これもちゃんと最後にみゆきの前で披露し、書き損・腹見せ損とはならず。原作でも腹絵シーンはあるのですが、家の中で家族に見せるだけ。それよりは学童保育でみゆきだけじゃなく周りの児童にも見せて笑わせるという方が面白い。これはドラマ版の方が「さすが、うまいな~!」と感心しました。

■亜希子のみゆきへの行動が虐待レベル!?

 なかなか、亜希子のことを義母として認めず、再婚を許さないみゆきに対し、何とか自分を認めてもらおうとする亜希子。そんな中、アスレチック施設で偶然を装い、みゆきと2人きりになるのですが、そのシーンでの言動が脅し。その場から逃げようとするみゆきに、「園内のトイレは18個。下手に動くと迷子になりますよ」と言ったり、行列に亜希子と並んでいたとこ、気まずさから逃げ出そうとするみゆきに「抜けたら並び直しになりますよ」と言い放ったりと、言動が実に厳しいんです。キャリアウーマンという感じを出したいんでしょうが、厳しい表情で感情の内声でこんなことを言われたら、みゆきがかわいそうです。言葉の圧力も虐待ですよ。

 その上、大人でも恐いと思っちゃうアスレチックにチャレンジさせるも、みゆきは失敗。空中で吊られてしまいその恐怖から粗相しちゃうという……。ドラマオリジナルシーンなのですが、その内容に児童虐待に近いものを感じてしまいました。絶対トラウマになりますよ、これ! 児童相談所に電話してもいいレベルですよ。また、そのフォローを大人は誰もしないという……。その辺のアフターケア部分も描いて欲しかったです。

 いろいろと述べてきましたが、綾瀬や佐藤、竹野内、子役など、出演者の演技は実にうまく、申し分ありません。2話以降も十分期待できそうな予感。来週も楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

『あなたには帰る家がある』強烈な“ドラマ臭”がする見せ場に失笑の嵐! 視聴者を裏切る結末には賛否両論!

 中谷美紀主演ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)の最終回が6月22日に放送され、平均視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 残念ながら2ケタ更新とはならなかったものの、毎回ネットでは話題となっていた同ドラマ。一体、この2組の夫婦はどんな終わり方を迎えたのでしょうか?

 それでは、今回もあらすじから振り返っていきましょう!

(これまでのレビューはこちらから)

■真弓の反撃になかなか怯まない綾子……

 綾子(木村多江)と秀明(玉木宏)に対し、「太郎(ユースケ・サンタマリア)と慎吾(萩原利久)と麗奈(桜田ひより)の4人で幸せになる」と宣言した真弓。実はこれ、太郎と綾子の仲を戻そうと考えた真弓の作戦だった。しかし、真弓の作戦を見抜いた綾子は、自分は秀明と幸せになるから「太郎さんを宜しくお願いします」と宣言。2人は「これからは良いお友達になりましょう」と表向き和解する。

 別の日、真弓の作戦とは裏腹に、太郎は本気で真弓との将来を考え始めており、綾子と家族で毎年行っていた海に、慎吾と真弓と麗奈の4人で行こうと誘う。一方、秀明は会社の後輩・桃(高橋メアリージュン)の告発によって不倫がバレて左遷。私生活では綾子と暮らし始め、現実を受け入れようとしていた。

 週末、真弓は太郎の誘いを受け入れ、麗奈と慎吾とともに海に遊びに来ていた。すると、そこへ綾子と秀明が現れるも、楽しそうな4人の姿を見てショックを受けて帰っていってしまう。

 週が明けた月曜、太郎は真弓とともに離婚届を出しに行こうとしていた。そこに真弓から「出す前に寄りたい場所がある」と連絡が。なんと、その場所は秀明の左遷先があるビルで、そこには綾子の姿もあった。真弓と太郎が来るなり口論を始める4人だったが、いたたまれなくなった綾子がその場を逃げ出し、その後を追う3人ともにエレベーターに乗り込んだ。しかし、動こうとした瞬間にエレベーターが故障し、中に閉じ込められてしまった。

 そんな大ピンチの中、4人は再び口論を開始。秀明と真弓が綾子を貶し始めたところ、太郎は「綾子を責めるな!」と言い放ち、綾子にはっきりと自分の気持ちを伝えた。すると、綾子は考えを改め始め、エレベーターから救出されたときには太郎と綾子は元通りの仲に。あっさりと2人で帰っていった。

 一方、真弓と秀明は「この距離がしっくりくる」と離婚したまま、仲の良い関係を続けることに。2組とも幸せになりました、というのが最終回の内容でした。

■ドラマ臭プンプンの展開にガッカリ!

 さて、最終回の見せ場はやはり、4人がエレベーターに閉じ込められるシーン! なんですが、このシーンがあまりにもご都合主義すぎて失笑もの。

 秀明の新しい職場である書類倉庫に4人が集まり、綾子への説得が始まるのですが、綾子は耳を貸さずその場から逃亡。逃げる綾子を3人が追って、うまいことエレベーターで捕まえるのですが、このエレベーターが急に故障して停止。4人は閉じ込められる……って都合が良すぎてなんと言ったらいいのか……(笑)。多分、今まで聞く耳を持たず逃げ続けるアバズレ綾子に3人の本音をぶつけるため用意した展開なのでしょうが、急にドラマ臭がプンプンしてきてドン引き。かつ、どっかで見たと思ってしまうような使い古された設定に、「正直これはいただけない……」という気持ちになりました。

 ただ、これまで不倫相手の嫁の職場に手作りメンチカツを差し入れ、不倫相手が家に乗り込み発狂といった驚愕展開が多かっただけに、アリっちゃアリなのかもしれません。

■2組の夫婦の結末に賛否両論

 そして、今度は閉じ込められた4人が白熱したコントのような討論会を繰り広げるのですが、急に太郎が綾子を庇い始め、優しく「綾子帰ってこい」と説得し、真弓も「帰りなよ」と言い、ついに綾子は折れます。で、エレベーターが動き始める頃には茄子田夫婦は元の仲に戻るですが、佐藤夫婦は最後まで離婚したまま……という、なんともモヤっとする終わり方。ネットでもこの結末に「結局、他人の家を壊しておいて綾子だけ幸せになってる(笑)」「一番の胸グソ展開!」と批判の声が殺到し、大荒れ。タイトル通りに2組とも夫婦に戻る、もしくは、それぞれ離婚し4人別々の道を歩み始めるという結末を期待していた人が多かったようです。

 しかし一方で、「佐藤家はずっと一緒にいたことで性格の違いがわかり元々冷めていたから元サヤに戻らないほうがベスト」「これが一番いい結末だったと思う」という声が上がっており、賛否両論あるようです。原作は、ドラマのように離婚はしませんが、夫婦関係が元々冷め切っており、子どものためだけに夫婦を続けるという割り切ったオチ。現代っぽく内容を変更するなら、これが一番ベストな結末なのかもしれません。

■真の主役は木村多江!

 全話を通して思ったのは、「“真の主役”は木村だ」ということ。やはり常軌を逸した「綾子事変」を演じきったことには脱帽しました。振り返ると、ほとんど綾子の異常行動のシーンばかりが思い出されるばかり。特に、気に入っているのは、真弓と秀明の家に乗り込み、「離婚しろ~!」と迫るシーン。あのときの木村の表情や目が逝っちゃってる演技には、「マジで怖い……」と感じる反面、「木村多江の演技すごい~!」と思わせてくれました。

 正直、木村には“おとなしい幸薄女性”役の印象を強く持っており、「大丈夫?」と当初は期待してなかったのです。特にそう思わせたのが、『アンフェア』(フジテレビ系)を見たとき。このドラマで演じた、優しい顔を持ちながら実は犯人グループの仲間だった家政婦役が余りにひどく(木村が悪いわけじゃなく、演技指導や演出がひどかったというのもありますが……)、「この人はいい人役しかできないんだな~」と思っていたのですが、同ドラマのおかげで印象がガラリと変わりました。これを機に、今後演じる役柄が広がることを期待したいです。

 以上、最終回のレビューでした。

 不倫ドラマという重い内容にもかかわらず、最後までコメディ要素を取り入れ、見やすくしたことで、視聴者も楽しめたよう。「見やすくて面白かった!」「こういうドラマをもっと見たい」と好評価する声がたくさん聞こえていました。

『あなたのことはそれほど』(同)もそうですが、ちょっと笑える不倫ドラマの方が今は人気が出るよう。TBSにはぜひ、このような不倫ドラマを再び制作してほしいですね。

(どらまっ子KOROちゃん)

『あなたには帰る家がある』ユースケ・サンタマリアの家族愛に号泣も、“泣き”を引き出す演出がダサすぎ! 

 中谷美紀主演ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)の第10話が6月15日に放送され、平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東平均)を記録。前回から1.5ポイントアップしました。

 10話が最終回と思っていたのですが、まさかのもう1話あるという……。やはりネットでの賑わいが功を奏したのでしょうか。その上、ここにきて同ドラマ最高視聴率を記録! この調子でいけば、次回の最終回で2ケタも夢ではない予感が!? 最終回で有終の美を飾るのか、期待したいですね。 

 それでは、今回もあらすじから振り返って行きましょう!

(これまでのレビューはこちらから)

■茄子田の信じられない秘密が明らかに!

 真弓(中谷美紀)が太郎(ユースケ・サンタマリア)と仲良くなっていることに不安を覚える秀明(玉木宏)。行きつけのカレーショップでマスターの圭介(駿河太郎)に相談するも、圭介は「あるわけがない」と否定。その言葉に安心したのもつかの間、なんと真弓と太郎がそろって来店し、いい感じの雰囲気に秀明は動揺する。

 その翌日、朝元気に学校へ向かったはずの麗奈(桜田ひより)が「登校していない」と教師から真弓へ連絡が来る。すぐさま秀明に連絡し、また綾子の仕業かと勘ぐった真弓は、綾子を問い詰めるも「知らない」と言い返されてしまう。すると、そこに、麗奈から連絡が。太郎と綾子の息子・慎吾(萩原利久)と一緒に栃木にある綾子の実家へ向かっていることを知った2人は、気まずい雰囲気を醸し出しながら綾子の実家へと向かう。一方その頃、秀明も太郎の車で栃木へと向かっていた。

 綾子の母親の葬式会場に着いた真弓と綾子だったが、そこに慎吾と麗奈の姿はなく、秀明と太郎と合流し再び探すことに。子どもたちをやっと見つけた4人だったが、そこで茄子田家のある秘密が明かされる。

 夜になり、葬式に参加した茄子田家。参列を済ませ旅館へ戻ると、太郎は綾子に離婚届を手渡し、「飲んでくる」と言ってその場を去っていった。

 そんな太郎を見て、いてもたってもいられなくなった真弓は太郎を追いかける。ベンチに腰掛け、太郎の綾子への一途な思いを聞かされ、涙を流す真弓。するとそこへ綾子が現れ、真弓は見せつけるように太郎へキスをし、「この人を幸せにする」と宣言するのだった、というのが今回の内容でした。

■“笑い”からの“ヒューマン”演出がダサ過ぎる!

 今回は後半全体が見せ場に。慎吾が太郎の子どもではなく綾子の姉の夫の子どもであると綾子が慎吾に伝えるシーンや、太郎が綾子の姉夫婦に慎吾を「うちの1人息子です」と紹介するシーン、太郎が離婚届を綾子に渡し慎吾が太郎と暮らすことを選ぶシーンなど、見せ場が多くて、感動するシーンばかりで、不倫ドラマが急にヒューマンドラマに(笑)。舵きり過ぎだろと思ってしまいましたが、「これはこれで良し」との反応が多く、視聴者は楽しめたようです。

 ただ、前半がコメディードラマ演出なのがすごく残念。確かに、突然映画『タイタニック』の主題歌が流れたり、綾子との珍道中のケンカなど、笑わせてはくれるんですが、後半をヒューマンドラマ演出で泣かそうと思っているのが見え見えで、正直ダサい。そんなことをしなくても、後半の内容だけでも泣けるはず。

 また、同ドラマ全体を考えると、不倫ドラマから始まり、綾子の頭がおかしい行動でサスペンスホラーになり、怖くならないようにところどころでコメディーを入れて、今度はヒューマンに。正直、要素が多すぎてワケがわかんないドラマになっています。なんだか、金曜ドラマの名作を全部ぶっこんで見ました感がハンパない。

 プロデューサーはドラマ放送前に「大人向けの名作を生んできた『金曜ドラマ』を復活させたい」といった旨のコメントを残していましたが、その結果がこれ……。もう、残念でならない。『あなたのことはそれほど』(TBS系)のヒットを考えると、同ドラマも不倫ドラマとして悪くはなく、もう少し視聴率があってもいいはず。しかし、実際2ケタに届かないのは、この点に原因があるかもしれません。

■太郎の家族観が「素晴らしい」と大評判

 “第二の高橋ジョージ”と視聴者から認識されてしまったモラハラ夫の太郎ですが、今回、綾子への一途な思いと、家族愛を吐露する場面が視聴者にすごく響いたみたいです。

 太郎にとって綾子は初めて付き合った女性で、許し難い今までのモラハラ行動もその女性を幸せにしたい一心でやっていたよう。さらに、実の子どもではない慎吾も自分が育てたなら自分の子だと、真弓に泣きながら語る姿が、今まで父親の威厳を保とうと威張っていた太郎と別人すぎて、なんだか小さく見えてくるんですよ。そのギャップが女性の心を掴んだようで、「めっちゃいい人! 太郎かわいい!」「太郎頑張れ〜!」といった声が。一瞬でファンが急増したようです(笑)。また、この場面に関しては、ユースケの演技も良く、本当は常識があり、むしろ聖人だった太郎を演じきっていたように思えます。

 ただ、それまでは所々に素のユースケが出ていて、『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)を見ている気分になっちゃうんですが(笑)。真弓とご飯を食べるシーンや葬式のシーンを見ていると「あれ、こんなシーン『「ぷっ」すま』にあったような……」と思ってしまう。1話からそういう風に見ないようにしようと思っていたんですが、前回声高らかに「ハッピバースデートューユー~」と歌いだしたシーンで、もろユースケ感が溢れだしていたため、今回無意識にユースケ感を探すように……。できれば、前回ではなく最終回で出してくれたほうが、そういう邪道な考えを持たずに済んでよかったのに……。ちょっとこの部分が残念な点と感じました。

■真弓がついに仕返しに乗り出す!

 今まで、綾子にやられっ放しだった真弓ですが、今回は最後の最後で、綾子に復讐を開始します。

 その復讐というのが、太郎と一緒になって幸せになると綾子のいる前で宣言するというもの。今まで、いろいろ嫌味を言ってきた男を好きになるって「おい真弓、あんたチョロすぎるだろ!」とツッコミたくなる上、「え!? 両親入れ替えって……。『ママレード・ボーイ』(集英社)みたいな展開になるの?(笑)」と、昼メロから今度は少女マンガみたいな非現実的な展開になるのかと、ちょっと驚きました。

 でもこれは“真弓の計算”とのことで、そんな展開にならないとわかりひと安心(笑)。

 綾子が姉の夫を寝取ったという前科があることを知った真弓は、「綾子には人のものを欲しがる癖がある」と考えてこの行動に出たようです。まあ、優しい真弓のことだから、太郎の気持ちを聞いて、「太郎と綾子を元サヤに戻してしてあげたい」という考えもあるのかもしれませんが。

 最終回はこの真弓の行動がポイントとなるようです。はたして、これが吉と出るのか凶と出るのか、そしてどんな結末で終わるのか。今回の最後の展開で、先がまったく読めなくなったため、原作で結末を知っている人も楽しめそう。期待して放送を待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

『あなたには帰る家がある』玉木宏が木村多江に終止符をつけるも、中谷美紀&ユースケ関係強化で意外な展開に!? 

 中谷美紀主演のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)の第9話が6月8日に放送され、平均視聴率は8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.5ポイントアップしました。

 視聴率が苦戦しているわりに、ネットでは評判の同ドラマ。今回は4者会談という波乱の内容に、放送前から話題となっていたようです。それでは、まずはあらすじから振り返っていきましょう。

(これまでのレビューはこちらから)

■今度は真弓と太郎がいい雰囲気に!?

 マンションに残された秀明(玉木宏)の荷物を届けに秀明が住むアパートに届けに行った真弓(中谷美紀)は玄関前で秀明とばったり会うも、部屋から綾子(木村多江)が現れ、驚く。2人が一緒に住んでいると誤解して怒りを覚えるものの、平静を装いつつその場を後にする。真弓の誤解を解こうと必死になる秀明だが、なかなか誤解は解けず……。

 秀明と綾子との関係を誤解したまま激怒し続ける真弓。そんな真弓に同僚の由紀は「新しい彼氏を見つければいい」とアドバイスする。最初は嫌がっていた真弓だが、職場の男性たちから食事に誘われるなどの“モテキ”が到来し、満更でもなくなる。

 一方、秀明は会社帰りの真弓を待ち伏せ。綾子との関係を説明しようとするも、「今、気になる人がいるから」と言い残し、真弓は去っていってしまう。その言葉にショックを受ける秀明は、急ぐ真弓のあとをこっそりとつけたところ、綾子の夫・太郎(ユースケ・サンタマリア)と会っているところを目撃。2人が親密な仲なのかと思い込み、動揺してしまう。

 そんな中、真弓は42歳の誕生日を迎える。その日は真弓の後輩・圭介(駿河太郎)が経営するカレーショップ「こまち」の10周年パーティーもあり、真弓と秀明も参加する。すると、そこへ綾子と太郎も来てしまい、パーディが修羅場と化してしまう。

 そして、なぜか4人そろっての話し合いがもたれることに。綾子は「秀明さんとお付き合いしてもいいわよね?」と真弓に問うが、あまりにも唐突な質問に、真弓は激怒。「お好きにどうぞ」と答え、その場から立ち去る。秀明もすぐに真弓のあとを追い、怒る真弓に「綾子とは何もない」と説明。やっと誤解が解け2人は和解する。しかし、そこへ再び茄子田夫婦が現れ、綾子は「実母が危篤で栃木の病院まで送っていってほしい」と秀明に懇願。最初は拒否する秀明だったが、真弓に「行ってあげたら」と諭され、仕方なく車で送っていくことになる。

 病院に着いたものの、母親の死に目に会えず、悲しみに暮れる綾子。秀明になぐさめてほしいと懇願するが、秀明は「今あなたを見ても何の情もわかない」と拒否する。

 一方、真弓は太郎を誘い自分の誕生日のために事前予約していたレストランに行くことに。食事の最中、太郎から「どうしたら綾子は戻ってくるのか」と相談され、「綾子のことは忘れて前を向いて生きた方がよい」と答える真弓。少しずつ距離が縮まっていく2人を秀明はそっと影から覗き動揺するのだった、というのが今回の内容でした。

■自己中を通り越して非常識レベルの「綾子事変」

 今回の見せ場といえば、なんと言ってもカレーショップこまちの10周年パーティーをぶち壊す、真弓、秀明、綾子、太郎による会談シーンです。

 ここでも恒例の「綾子事変」が起こるのですが、それが非常識過ぎる。呼んでもいないのにカレーショップの10周年パーティーに参加し、大量の手作りサラダとデザートを差し入れ。普通に考えて、飲食店に手作りの料理を差し入れするのは非常識です。もう承認欲求が強過ぎて涙が出てくるし、「お前の取り柄は料理しかないのかよ!」と突っ込みたくなるレベル。

 それに、4人での会談もほぼ綾子の独壇場。真弓に「秀明さんとお付き合いしてもいいわよね?」としつこく問いただし、その姿はまるで『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)で政治家を問い詰める田原総一朗のよう。さすがにこれには視聴者から失笑の声が漏れていました。

 また、このシーンの演出がとても面白いのも良かったポイント。普通であれば修羅場シーンとなるところを、飲み物をもらえなかった秀明のエアー乾杯や、店に集まった脇役たちの顔どアップと心の声を取り入れるなどし、他のシーンに比べてコミカルにしていることで、他の不倫ドラマとはひと味違ったスリル感を味わえて良かったです。

■“追われる側”から“追う側”になった秀明

 これまで、同ドラマでは妻たちに焦点が当たっていましたが、今回は“夫たちの変化”する部分が目立っていたような印象が。そのため、ここでそれについて書いていこうと思います。

 8話で娘の麗奈のおかげで真弓と少しだけ和解できた秀明ですが、綾子の企みのせいで、再びつらい目に……。その上、4者会談のときにはっきりと「綾子はストーカーだ!」と言えばいいのに、ただたた怯えるだけで、一言も発しないとオロオロするばかり。

 ただ今回、秀明もさすがにもう振り回されたくないと、綾子にはっきりと「今思っている人はあなたじゃない」と言い、ついに「流される態度」を改めることに成功します。ただ、時すでに遅し。真弓は太郎と仲良くなってしまったため、秀明は真弓に気持ちを伝えられないまま今回は終了。

 残り2話でこの改心が真弓との関係修復にうまく働けばいいのですが、原作とは違っているためどうなるのか先が読めない! どんな最後を迎えるのか、期待したいところです。

■いい人になりつつある太郎にファン急増!?

 一方で、とことん綾子に嫌われているモラハラ夫の太郎も、7話ぐらいから少しずつよい部分を見せており、「そこまで嫌わなくても……」という同情の声が上がっています。

 7話では、綾子の作ったご飯にケチをつける太郎の母親に、「そんなことを言うな! 普通にうまいぞ!」と言ってかばったり、今回は真弓に対しても心を開き、綾子がどうしたら戻ってくるのか相談したり、真弓が誕生日だったことを知り、軽やかにバースデーソングを歌ってあげるなど(このとき、素のユースケ・サンタマリアに戻り、『「ぷっ」すま』感が出ていて、笑ってしまいましたが)、そんなに悪い人とは思えない。

 ネットでも「太郎はそこまで悪い人間ではないかも!?」といった声が上がっており、「いい男に見えてきた」と、人気も出てきているようです。

 残り2話で発覚する綾子の秘密がわかれば、もっと太郎の人の良さがわかってもらえると思うのですが……。ちなみに原作では最後まで嫌な夫として描かれており「少しかわいそうだった」と原作ファンからも言われている太郎。ドラマ版では、最後どんな感じに描かれるのか、こちらもすごく楽しみです。

 以上、9話のレビューでした。

 次回は“太郎と真弓が急接近!?”と、またまたひと波乱がありそう。そして、綾子は現実をきちんと受け入れるのか? 期待して放送を待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

『正義のセ』安田顕の演技だけが見どころ!“『HERO』パクり”“ご都合主義満載”のNO.1クソ回が誕生!

 吉高由里子主演のドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)の最終話が6月13日に放送され、平均視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.1ポイントアップし、4週間ぶりに2ケタ視聴率で終了しました。

 ネットでは放送中から、「最終回なのにクソ回」という声が続々と上がっていたのに、2ケタ視聴率だとは……。正直、「この数字は本当なのか?」と疑問です。その理由は後半で説明するとして、早速あらすじから振り返っていきましょう。

(これまでのレビューはこちらから)

■圧力にも果敢に挑む新米検事!

 衆議院議員・中条良成(宅麻伸)の長男・秀成(落合モトキ)が犯した殺人事件を担当することになった凜々子(吉高由里子)。秀成は取り調べで、被害者の入江(佐藤祐基)と肩がぶつかったことでからまれ、抵抗したところ、入江は仕事道具である包丁を取り出し襲ってきたために身を守ろうとしたら、誤って入江を刺してしまったと主張。秀成の主張を裏付ける目撃者も現れる。また他にも、過去に入江が傷害事件を起こしていたことも発覚。事件は正当防衛で解決するように思えた。

 しかし、入江の勤務先である飲食店の先輩板前に入江の人柄を聞くと、好青年であることがわかり、凜々子は疑いを持ち始める。そんな時、事件発生時刻直前に秀成からしつこくナンパをされ、困っていたところ入江が止めに入ってくれた、という通りすがりの女性からの新証言が見つかる。この新証言から凜々子と相原(安田顕)は秀成周辺の捜査も進めることにする。

 そんな中、秀成の父・良成が弁護士とともに港南支部を訪れ、秀成の釈放を要求。拒絶する梅宮支部長(寺脇康文)だったが、良成は検察上層部とのつながりをほのめかし、圧力を掛け、マスコミまでも動かし、世論を検察批判の流れにしようと企んでいた。

 秀成の地元に向かった凜々子と相原は、秀成が通っていた高校へ向かい、向かいにある飲食店に聞き込みをする。すると、昔から秀成は横暴で問題を起こすたびに良成が金で解決していたことが判明。秀成への疑惑が濃厚になる。

 秀成を再び取り調べを行うことに。過去の悪行と新証言を突きつけると、秀成の態度が急変するも、殺意を否定する。そんな中、今度は最初の証言者と良成は裏で繋がっており、利害関係があるという証拠が見つかり、凜々子は3度目の秀成への取り調べを行う。

 何も有力な証拠がないままの凜々子は、入江の最後について秀成を問う。すると、秀成は観念したように、入江を刺したことを認め、良成が「入江から手を出してきたため、身を守るために刺したと証言し、正当防衛を主張しろ」と言ったと告白。今度は良成のもとを訪れ、秀成が自白したことと、殺人罪で起訴することを伝えたところ、良成は観念。「息子のことをよろしくお願いします」と言い残し、事件は無事解決した、という内容でした。

■名作検事ドラマ『HERO』と類似!

 今回の内容ですが、「議員の息子が殺人事件を起こし、父親が圧力をかけてくる」といった刑事・検事ものドラマにはよくある内容です。ただ、放送中、「あれ、どこかで見たことあるな~これ」といった声がチラホラ上がり、よくよく考えてみたら、今回の話、2001年に放送された『HERO』(フジテレビ系)の第2話「帰れないふたり」にそっくりなんです。こちらの方の内容も「代議士の息子が殺人事件を起こし、弁護士が圧力をかけてくる」といったもの。父親と弁護士の違いと、事件の内容が違うだけで、後は全部一緒。被疑者の顔に殴られたアザがあるのも一緒。証言者が被疑者を庇って被疑者に都合のよい証言をするのも一緒。

 最終回でついに“パクり”に走るなんて、衝撃過ぎます(笑)。放送開始直後から『HERO』と比較され、「出来が悪い」と言われてきました。だからと言って、最後の最後でパクりをするとは……。これは、批判している人たちへのあてつけなんでしょうか? それも、『HERO』では第2話と始まったばかりにやっていたライトな内容の作品を最終回という見せ場に持ってくるとは、何を考えているのか。作品の選択ミスなのか脚本家のネタ切れが原因なのかわかりませんが、本当、最終回ぐらい本気でやってほしい。「視聴者をバカにするな」と言ってやりたいですね。

■最終回にしてベストオブ“クソ回”が誕生!

 今回、Twitterで一番多かったコメントが「今までの回で一番ご都合主義だった」という批判。「最終回だからいう。ご都合主義がすご過ぎて最高にクソ!」「この展開は現実社会ではありえないでしょ!」といった声が続々と上がり、最終回だけ見たという人からは「見てなくてよかった」「時間の無駄」と厳しい声も上がっていました。

 視聴者が気に食わなかったというシーンは大きく言って2カ所。

 秀成から自白を取るシーンがあるのですが、秀成は昔からわがままで横暴な人柄だと捜査でわかっているのですが、そんな人間を凜々子は「入江の最後の言葉や様子を教えてくれ。入江の彼女に伝えたいから」と“泣き落とし”で自白させようとするのです。これ、普通に考えて無理でしょ。20年以上性格悪いまま生きてきた人間が、泣き落としで自白するとは思えません。でも、なぜか凜々子の5分程度の演説で完落ちするんですよ(笑)。「はい、出た~ご都合主義~」と言うしかありません。

 また、父親の良成に秀成を殺人罪で起訴すると伝えに行ったシーンも酷すぎる。凜々子はこれまた泣き落としで理解してもらおうとするのです……。息子の釈放のためにメディアを操作し、検察に圧力をかけるという悪徳議員だった父親が20代半ばの新米検事の言葉で理解すると思いますか? これだけ悪事を働いている人間が変わるなんて普通ありえませんよね。それが、なんと、ものの3分で「息子をよろしくお願いします」と凜々子に向かって頭を下げたんです(笑)。

 今までも凜々子の説教で自白するというシーンばかりで正直うんざり。宗教団体の集会を見てるような気分がしてドン引き。凜々子は教祖さまですか?

 そして、一番びっくりしたのが、息子の殺人を隠し、正当防衛にしようと企んでいた父親には議員辞職だけで、法律のお咎めなし。「おい、権力に負けてるぞ! 『正義のセ』と真逆だぞ!」と思いっきり突っ込んでしまいました(笑)。

 一応、検察監修の方がいるようですが、本当にアドバイスをもらっているのでしょうか? 家族に対し、事件内容をペラペラしゃべり、証人保護はガン無視していましたが、監修の方は何も注意を入れてないのかと疑問です。もしかしら、名前だけ貸してるのかもしれませんね!

■1番の功労者は安田顕!

 同ドラマで、唯一のよかった点をあげるとしたら、凜々子の担当事務官役だった安田顕の演技です。保育園事件の回での、泣きの演技や、凜々子とすこしずづ打ちとけ合っていく姿など、実にうまいです。

 そして今回、最もよかったと視聴者から絶賛されていたのは、最後に凜々子を検事としてほめるシーン。「セリフにジーンときた!」という声がたくさん上がっており、凜々子の演説シーンよりも視聴者には響いた模様。中には安田を見るためだけに同ドラマを見ていたという声も。Twitterでは毎回、吉高へのコメントよりも安田への評価の声の方が多く、もしかしたら、影の主役は安田顕だったのかもしれませんね。

 以上、最終回のレビューでした。

 同僚検事・大塚(三浦翔平)との関係がきちんとしないまま終わってしまったため、もしかしたら、続編やスペシャルドラマがありそうな予感。ただ、最終回で酷すぎるクソ回を見せられただけに、今回のように2ケタは難しいかもれません。もし、やるとしたら吉高よりも人気のある安田顕のスピンオフをやってくれることを願っています。

(どらまっ子KOROちゃん)  

『あなたには帰る家がある』中谷美紀一家の絆再生シーンに「感動しない」「脚本家ゴミ」と視聴者大激怒!

 中谷美紀が主演するドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)の第8話が6月1日に放送され、平均視聴率は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.3ポイントの大幅ダウンとなりました。

 前回でついに離婚した真弓(中谷)と秀明(玉木宏)。その2人が娘のことで悩むというのが今回の内容だったのですが、ネットでは、「ありえない展開が多すぎ!」「脚本家変わった!?」という声が放送中から上がり、途中離脱する視聴者が続出。詳細については後ほど解説しますが、この件が大幅なダウンに繋がった要因のひとつなのかもしれません。

 それでは、今回もあらすじから振り返りましょう!

(これまでのレビューはこちらから)

■“親の離婚”で苦しむ娘に両親が立ち上がる!

 ついに、離婚した真弓と秀明は、お互い別々に暮らし始め、清々しい新生活を楽しんでいた。そんな中、真弓は一緒に暮らす娘の麗奈(桜田ひより)から、突如、「学校を辞めたい」と言われ困惑。秀明に相談しようと思う真弓だったが、「離婚したし、秀明に頼らず一人で解決しよう」と決意する。

 修学旅行の見積もりを届けに太郎(ユースケ・サンタマリア)に会った真弓は、娘の問題を相談したところ、上から目線の発言をされる。それに腹を立てた真弓は、綾子(木村多江)が必ず帰ってくると信じている太郎に、今の態度のままだと綾子は帰ってこないだろうと一喝し、その場を立ち去った。

 一方その頃、麗奈が学校を辞めたがっていることを知った秀明は、麗奈の帰り道を待ち伏せ。麗奈に会った秀明は「学校辞めたいのはなぜか」と聞くも、麗奈に逃げられてしまう。

 翌日、陸上県予選に出場する麗奈を応援に来た真弓と真弓の母親の弥生と秀明。ところが麗奈は目前で逃げてしまう。ようやく見つけた麗奈の口から出たのは、家族の一件が周囲にバレ、励ます言葉に答えるのがつらいということ。「もう頑張れない」と泣く麗奈に、真弓は娘のためを思ってやっていたことが、逆に娘に気を遣わせたことに気付く。

 一方、麗奈の悩みの元凶が自分であることを知った秀明は麗奈との面会日に、真弓とは違う形で麗奈に向き合おうと考える。しかし面会当日、優しく接してくる秀明に対し、麗奈は反発し続ける。そんな中、秀明は麗奈に「陸上を頑張ろう」と諭す。だが、麗奈は拒絶し、その場から逃げ出す。そんな麗奈を秀明は追いかけ、お互いの気持ちを言い合う。すると、そこに真弓も加わり、家族の絆が久しぶりに戻ることに。

 翌日、真弓の家に届いた秀明宛ての郵便物を届けに秀明のアパートへ向かった真弓。玄関前で秀明とばったり会い、話をしていると、なんと部屋の中から綾子が現れ、真弓は動揺。その一部始終を太郎は遠くから見ているのだった、というのが今回の内容でした。

■綾子ついに犯罪の道へ!

 これまで視聴者に恐怖を与えてきた「綾子事変」。しかし今回、佐藤家の絆の再建が主軸となっていたため、秀明と結婚の約束もしていないのに、ハローワークで「結婚が決まっているので」と言ったり、ずぶ濡れで秀明の住むアパートを訪れて着替える姿を見せたり、古びた食堂で働いているのに秀明には「お客にお酒を出す仕事だから慣れなくて」と言って心配させようとしたりと、イライラはするものの、これといって、叫びたくなるようなシーンはなくトーンダウン……。

「今週は『綾子事変』はないのか〜」と残念に思っていたのですが、なんと綾子は、秀明のアパートの合鍵を見つけ、これを持ち去ってしまうという罪を実行してしまったのです。これには、視聴者からも「おい、それは窃盗罪だぞ!」というツッコミが殺到。

 ストーカー規制法にも触れ、その上、窃盗罪までしていますから、逮捕されてもしょうがない女となってしまった綾子。あと2話でどんな狂気を見せてくれるのか、本当に楽しみです。

■娘役の桜井ひよりに賞賛の声

 同ドラマは演技力がある俳優で固められており、毎回主要人物を演じる4人に対し「演技がうまいから安心して見られる!」との声が上がっているのですが、今回は娘役の桜田の演技に賞賛の声が続々と上がっていました。

 特に、陸上県予選の会場で同じ陸上部員たちから、両親の離婚を話しのネタにされ、つらくて逃げ出し、泣きながら本音を明かすシーンでは「こっちも泣けてくる!」「麗奈のつらさが伝わってくるわ〜」という声が上がっていたほか、面会日に秀明を軽蔑し、泣き出すシーンには「本当に怒っているように見える!」「泣きの演技の迫力がすごい!」との声が。

 2011年公開の映画『はやぶさ/HAYABUSA』で成田ひのり名義で女優デビューし、『明日、ママがいない』(日本テレビ系)のピア美役で共演の芦田愛菜に負けない演技力を発揮し注目されただけある! まだ15歳という若さですが、ウィキペディアにはすごい数の出演作が書かれており、スタッフからも評価されているよう。桜井が“ポスト安達祐実”と呼ばれる日もあるかもしれません。

■ご都合主義のストーリーに悪寒を感じる人が続出

 不倫をテーマにしているだけあって、いつもはハラハラドキドキする展開があるのですが、今回はちょっと趣向を変えて“家族の絆の再生”が主軸に。しかし、視聴者からは「は? 何これ?」「全然感動しない」「脚本家ゴミ!」といった散々な声が上がっていました。

 特に多かったところは、面会日に秀明を軽蔑するあまり、逃げ出す麗奈を追いかける秀明、そんな2人を見掛け、真弓も追いかける、というシーン。踏み切りの遮断機が下がってきてしまい追いかけられなくなった秀明が、線路の向かい側にいる麗奈に「頑張れ~頑張れ~」といきなり応援し始め、さらに真弓もそれに加わるという内容なのですが、あまりにも唐突過ぎて、「このシーンはあり得ないな」「これ感動シーンのつもりなの!?」「違う、こんなの求めてない」「親のせいでズタボロやのに 頑張れ頑張れって鬼畜すぎるだろ……」といった批判的な声ばかり。誰ひとり「感動した!」「家族の仲戻ってよかったね!」とは言っていませんでした。

 また、秀明が不倫し離婚に至った経緯を学校中に広めた親友と麗奈が和解するシーンでは、麗奈が「なぜ、秘密といったのにバラしちゃったの?」という質問を親友にするのですが、これに親友は「ごめん。ごめんね」としか言わない。それなのに麗奈は許して和解するんです。これ、おかしいですよね。だって質問に親友は答えてないのに、なぜ許せるんでしょうか? 麗奈は親友がバラしてしまったために、悩んで苦しんで、県予選もバックレたんですよ。相当怒っているはず。なのに、すぐ仲直りするのはおかしすぎ。時間の都合かもしれませんが、ご都合主義すぎて、視聴者はドン引きしていました。

 いつも重い展開ばかりなので、ここでちょっと家族の話でブレイクタイムという制作側の思惑があったのかもしれませんが、あまりにも内容がご都合主義すぎてしまい逆効果。不倫ドラマがもともとのテーマですから、こういう家族再生はすべてが片付く最終回の残り3分の1ぐらいで十分。不倫ドラマとして楽しんでみていた視聴者にとって今回は、拷問だったようです。

 以上、8話のレビューでした。

 次回、ついに4人が集まり、直接対決となるようです。一体どんな話し合いが繰り広げられるのか。綾子は目を覚ますのか……。同ドラマの重要な回となりそうですので、放送を期待して待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

『正義のセ』吉高由里子が交際匂わせか!? 大倉忠義の誕生日を連呼……ジャニオタが過敏反応し激怒!

 吉高由里子主演のドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)の第9話が6月6日に放送され、平均視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.5ポイントダウンしました。

 今回は、みーおんことAKB48の向井地美音がゲスト出演するため、前回の次回予告の段階から話題となっていましたが、あまり視聴率は振るわず。正直、みーおんの出演時間が放送時間最後10分ぐらいの間に2回と、拍子抜けするぐらい少ない。そのためか、放送開始時間から見ていた人たちが途中でチャンネルを変えてしまったのかもしれません。

 ではでは、今回もあらすじから振り返っていきましょう!

(これまでのレビューはこちらから)

■推理的中率100%の名検事・凜々子が冤罪事件を起こす!?

 ある日、以前担当した痴漢事件の真犯人が見つかり、起訴した被疑者が冤罪だったと梅宮支部長(寺脇康文)から伝えられた凜々子(吉高)。被疑者の村井直陽(東幹久)は、当初の取り調べで容疑を全面的に認めていたため、確信を持って起訴に踏み切ったつもりだったが、別の痴漢事件で捕まった被疑者のDNAと凜々子が担当した事件の被害者である女子高生のスカートに付いていたDNAが一致したのだという。

 村井を招き、梅宮支部長と共に謝罪する凜々子だったが、村井は激怒。「なぜ、当初の取り調べで容疑を認めたのか?」という梅宮支部長の質問に、村井は「警察に自白を強要された。検察がきちんと調べてくれると思っていた」と答え、「全部あんたのせいだ!」と凜々子に言い放つ。

 このことがニュースになり、世間にも広まってしまったことで、「絶対に冤罪だけは出さない」と心に決めていた凜々子は自信を失ってしまう。そんな凜々子を励ます港南支部の面々。しかし、いつもしつこいほどに調査する凜々子が冤罪を起こすなど、考えられないと思う彼らは、独自に調査を始める。

 翌日、村井がマスコミの取材を受けたことで凜凛々子もマスコミからも追われるように。 「このまま検事を続けていいのか? みんなに迷惑をかけているのでは?」と思い悩む凜々子に梅宮支部長は「誰もそんなことは思っていない」と声をかけ、港南支部の面々も笑顔を見せる。

 そんな中、同僚検事の大塚(三浦翔平)が、別の事件で起訴された被疑者が「痴漢の常習犯たちが集まるWEB掲示板で出会ったメンバーで集団痴漢した」と自白していることを突き止める。そして、その掲示板には村井が逮捕された日から書き込んでいないハンドルネームがあり、これが村井で、別の女子高生に痴漢していたから容疑を認めたのではと推測。

 凜々子と担当の相原事務官(安田顕)は調査を始める。すると、被害者の女子高生とは別の女子高生・坂下あゆみ(向井地美音)が浮上。あゆみに話を聞くと「痴漢され、そのトラウマで電車に乗れなくなり、不登校になった」と告白。被害届を出した方がいいという凜々子に、最初は躊躇するあゆみ。しかし、もう痴漢で自分と同じような思いをする人をなくしたいという気持ちから提出を決意。そのおかげで、もう一度村井を取り調べできた凛々子は、いくつかの決定的な証拠を突きつけ、ついに村井は観念。自白を取ることに成功した、というのが今回の内容でした。

■今回も実際に起こった事件が元ネタ!

 今回は痴漢事件が主軸となる内容でしたが、昨年JR東日本の埼京線で実際に起こった集団痴漢事件を基にしているようです。この事件はドラマと同じように痴漢常習犯が集まるWEB掲示板で知り合った4人が集まり起こした事件で、中には京都大学を卒業したIT企業のエリート社員もいたとか。

 7話の保育園事件同様、実際の事件を基にしているところは、リアリティーを追求でき、すごくいいと思います。しかし、同ドラマの場合は、事件の概要だけ頂戴しているだけで、深く追求していないために穴だらけなのが残念なところ。保育園事件の回のときにもいいましたが、非常に薄っぺらいんですよね~。

 また、これまで一切裁判シーンがなく、被疑者を起訴して事件は一件落着。普通は、この後、裁判が行われ、検事と弁護士がそれぞれ弁論し、それを基に裁判長が判決を下しますが、同ドラマは凜々子が起訴して終わり。凜々子は検事であり、裁判官でもあるよう見えて仕方ない(笑)。同じ検事ドラマである『HERO』(フジテレビ系)では、裁判シーンもあるんですけどね……。凜々子=正義の味方がテーマにあるので、わざと入れてないのかもしれませんが、これだけが検事の仕事だと誤解を招くこともありそう。“お仕事ドラマ”というキャッチを付けているなら、検事の仕事を全部見せるべきだと思います。

■視聴者による結末先読みツイートが続出!

 今回、Twitterで一番目立ったのが視聴者による先読みツイート。冤罪だった村井ですが、“村井の手に制服の繊維が付いていた”との証拠や“同僚たちがやたらと凜々子を庇う”ものだから、放送開始10分ぐらいで、Twitterでは「村井が痴漢したの別の女子高生だった説!」「冤罪だった村井が本当は痴漢していたフラグ立ったわ」と、結末を予測する人が続出。

 さらに、被害者であるあゆみに聞き取りに凜々子と相原が行った際、痴漢にあった事実を認め、痴漢されたショックで学校に行けず、すぐさま自宅に帰って制服をそのままクローゼットに投げ込んで現在もそのままの状態といった話をするんですが、凜々子はこれを華麗にスルー。しかし、Twitterでは「制服にDNA残ってんだろ。調べろよ!」「決定的な証拠になるでしょ!」という声が続出。視聴者は凜々子より有能のようです(笑)。また、「この証拠で村井を追及してめでたしめでたしね!」と先読みする人まで現れる始末……。

 同ドラマのように勧善懲悪ものは、基本的に老若男女に見てもらえるようにと、わかりやすい内容にするもの。しかし、同ドラマはわかりやすいを超えてネタバレまでさせている。さらに、どんでん返しもなく凜々子の頑張る姿だけを見せられるという一本調子で面白くなさ過ぎる……。制作側は、本当にこれでいいと思っているのでしょうか? いいと思っているのだとしたら、視聴者をナメてるとしかいいようがありません。脚本を担当した松田裕子氏は、ほかのドラマを見て、勉強し直したほうがいいでしょう。

■凜々子のセリフにジャニオタが過敏反応!

 先読みツイートの次に多かったのは、演出やセリフなど細かいところのツイートでした。

 特に多かったのは、最後の取り調べシーン。凛凜子はあゆみのことを「別の女子高生」といい、身元を隠しているのですが、冤罪となったほうの事件の被害者である女子高生は顔写真を思いっきり見せてるんですよね(笑)。これには視聴者から「おい、被害者の写真思いっきり見せてるぞ!」「これはだめでしょ!」とツッコミが殺到。

 筆者も前から指摘していますが、同ドラマは演出やセリフで被害者保護を一切無視することが多い。家族にべらべらと事件内容を話したり、告発者の名前を被疑者に言ったり……。「これ、現実社会でやったら報復事件が起こるぞ!」と思ってしまうばかりです。

 また、今回はジャニオタが過敏に反応するセリフがありました。

 それは、この痴漢事件が起きた日である“5月16日”というセリフです。吉高由里子と言えば、昨年、関ジャニ∞大倉忠義との熱愛が報道されていましたが、彼の誕生日も5月16日だそうで、そのため、ドラマを見ていたジャニオタからは「5月16日って吉高さん、今言ったよね!?」「なにかの偶然ですか?」「思い出しちゃうじゃんか!」といった声が。また、やたら吉高が「5月16日」を連呼するので「マジで吉高~(怒)。いい加減にしろって(笑)」といった怒りの声もありました。

 まあ、「5月16日」設定に吉高が関与しているとは考えにくいのですが、ジャニオタからしたら気分がよくなかったようですね。あまり、こういう演出を繰り返すと、ドラマ自体が炎上することもあるので、以後気をつけたほうがよいと思います。

 以上、今回のレビューでした。

 次回はついに最終回! 国会議員の息子が起こした事件が主軸なのですが、よくある議員が権力を振りかざす内容とのこと。凜々子はどんな推理をみせてくれるのでしょうか。放送を楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

『あなたには帰る家がある』中谷美紀&木村多江の「離婚」を軽く考える姿に視聴者から非難轟々!

 中谷美紀主演のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)の第7話が5月25日に放送され、平均視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.1ポイントアップとなりました。

 前回のダウンから再びアップ。最高視聴率である初回の9.3%近くまで盛り返してきました。この調子であれば、最終回は2ケタの大台を迎えそうな予感も。

ではでは、今回もあらすじから振り返っていきましょう!

(これまでのレビューはこちらから)

■離婚へのカウントダウン開始!

 ついに秀明(玉木宏)に、「別れよう」と伝えた真弓(中谷美紀)。娘の麗奈(桜田ひより)のことも考えて、真弓は「離婚までのTODOリスト」を作るほど前向きなのに対し、秀明はなかなか離婚に踏み切れず……。職場の後輩・桃(高橋メアリージュン)にも気づかれ「お客様の奥さんに手を出すから~」と呆れられてしまう。

 家に帰っても、父に幻滅した麗奈には無視され、居場所までなくなり落ち込む秀明。さらに追い討ちをかけるように、真弓から離婚に当たっての話をされる。

 一方、茄子田家でも、綾子(木村多江)が太郎(ユースケ・サンタマリア)に離婚を迫っていた。浮気されても綾子を愛している太郎は当然のように拒否。それだけではなく綾子が出て行かないようにと監視するように……。翌朝、いつも通り朝食を作る綾子だったが、太郎が目を離した隙に、裏口から逃げ出してしまう。

 自宅を出て、狭いアパートでひとり暮らしをすることとなった秀明のもとへ、突然、綾子が尋ねてくる。秀明は困惑し、「迷惑だ、帰れ」と言い放つが、ひるむ様子を見せない綾子。そんな綾子に恐怖心がさらに強くなる秀明は力ずくで綾子を追い出すのだった。

 別の日、一緒に離婚届を提出するために役所の前で秀明と待ち合わせした真弓。「じゃあ行こっか」という真弓に対し、秀明は最後のデートを提案する。いろいろと問題が起こり、結局、離婚届を提出できなかった2人。仕方なくマンションへ向かい、家族最後の時間を過ごすのだった。

 翌日、出勤した秀明は上司に離婚を報告。落ち込む秀明は仕事帰りに桃と飲みに行くが泥酔。桃はアパートまで秀明を送るが、そこに綾子が現れ、桃は激怒。秀明に説教して帰っていってしまう。一方、太郎は、綾子の居場所を聞き出そうと真弓を呼び出していた。秀明のことをなじる太郎。そんな太郎に真弓は激怒し、秀明の良かった部分を思い出す。はっとした真弓はすぐに秀明を呼び出し、「今までありがとう」との感謝を述べ、その場を去るのだった、というのが7話の内容でした。

■ジコチュー綾子に殺害予告並みの言葉殺到!

 これまで、「メンチカツお届け」「佐藤家に押しかけ女房」など、数々の「綾子事変」を起こし、視聴者の反感を買ってきた綾子ですが、今回もその勢力は衰えず。

 家出をした綾子は、秀明の新居であるアパートを見つけ、押しかけるんですが、「これで、2人きりになれたね」「別れを決めるのは秀明さんじゃない」などの迷言を言い放ち、これには秀明も困惑。その上、秀明が「なに言ってんの?」と怒鳴ると、ニコッとしながら「こういうカップルみたいなケンカしてみたかったんだ~」と、ひるむことなく返答……。「ああ言えばこう言う」状態です(笑)。

 これには視聴者も激怒し、「綾子は厚かましすぎる」「加害者のくせに」「脳内GPS怖い~!」という声が。さらに、その激怒は容姿にまで及び、「綾子の半開きの口がイライラする」「一段と洋服をスケさせて来やがったな!」と、まるで姑のような言葉が並び、しまいには「一回 地獄に落ちたら良い!」と辛らつな声まで……。回を重ねるごとに綾子に対する感想が酷くなっている状態です。

 この調子だと、綾子は最終回手前で視聴者によって呪い殺されるかも!? はたして、綾子は最終回まで生きていられるのでしょうか?

■視聴者の救世主が誕生!

 今回、ほんの少しですが、高橋メアリージュン演じる桃が、いいシーンを見せてくれました。

 予告動画では、酔った秀明が寄りかかってきて桃がニヤリとするというシーンがあったため、「今度は桃と!?」との声が多かったのですが、蓋を開けてみたらまったく違う。それどころか、桃は視聴者の鬱憤を晴らしてくれる救世主だったのです。

 秀明が居酒屋で泥酔。桃は秀明をアパートまで送り届けたんですが、そのとき「真弓~真弓~」と恋しそうに呼ぶ秀明の姿に、それまで不倫で秀明に嫌悪感を持っていた桃が少し優しく。しかし、そこへ綾子がのこのこやってきて「すみませ~ん」と、さも“ウチの夫が”感を出したもんだから、さあ大変。桃は秀明を投げ飛ばし、「流されてばっかりで何も行動してない!」と秀明に言い放つのです。

 これには視聴者もスッキリ! ネットには桃を賞賛する声が続々と並び、桃フィーバーが起こっていました。原作では重要人物だった桃ですが、ドラマではほとんど出番がなかっただけに、こういった形で活躍してくれるとは! それに、こういう息抜きがあるほうが、重めの不倫ドラマは格段に見やすくなりますね。残り2話ほどしかありませんが、桃が再び活躍してくれるのを期待したいところです。

■妻たちは離婚後を甘く考えすぎ!?

 今回綾子の異常行動よりも気になったのが、妻たちの離婚に対して考えが甘いというところです。 

 まずは、綾子ですが、前回、佐藤家に乗り込んだ際、麗奈に「パパ(秀明)とママ(綾子のこと)と慎吾と麗奈ちゃんの4人で暮らしましょう」と言ったんですが、家を自分から出て息子の親権を取れるわけがない。それに、太郎の方が収入も良いので裁判しても難しいでしょう。また、今回は朝食の用意をしているふりをして、ぬか床の脇に置いていた通帳を持って家出。その後、貯金は実は息子のために貯めていたもので、使いたくないと発言していましたが、息子を置いて出ていった母親からの金なんて……多分、息子は拒否するでしょう。「綾子、考えが甘いぞ!」と言ってやりたい。

 一方で真弓は、離婚にあたり秀明に月々の家のローンの支払いと別に養育費8万円を要求するんですが、秀明は営業が下手で、会社ではいつも成績が最下位。営業は成績次第で給料が決まることが多いので、あまり収入も良くないでしょう。そんな秀明が月に十数万円を支払えるわけがありませんよ。ましてや、自分の住むアパートの家賃もあるだろうし、車のローンもあるだろうし……。最悪の場合、秀明が自分に保険金を掛けて死なないと払えないでしょう。もし秀明が払えなくなった場合、その負担を真弓が負うのですが、旅行代理店の契約社員もしくはパート的な雇用ですからね。もうマンションから出て行くしかなくなりますよ。

 それに、麗奈は離婚に対し「いいんじゃない?」と言ってますが、通っている学校が有名私立中学ですからね。父親がいないことでいじめの対象になることもあります。こうなりたくないのであれば、離婚を回避したほうがいいんですが、真弓は離婚へ一直線。もう、こっちも甘い……。

 ネットでも「2人の考えが甘い!」「離婚はこんなにうまくはいかない!」「離婚をなめるな!」と、非難轟々。現実はうまくはいかないようです。

 次回、離婚後にもひと波乱起きそうなので、視聴者の厳しい意見を映像化してくれるのかもしれませんね。

 以上、7話のレビューでした。

 ドラマも佳境を迎え、一段とシリアスになり、面白さが増してきている『あな家』。どんな結末になるのか楽しみですね。今夜も期待して放送を待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

『正義のセ』桐山漣を投入し“仮面ライダー人気”に便乗か!? 女性から歓声殺到も、視聴率には反映されず……

 吉高由里子主演のドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)の第8話が5月30日に放送され、平均視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.4ポイント増しました。

 今回はゲストが豪華だったんですが、その割に視聴率は伸びず……。まあ、そもそも詰めが甘い脚本が悪いので、ゲストを豪華にしたところで急上昇なんて望めません。

 それでは、今週もあらすじから振り返りましょう!

(これまでのレビューはこちらから)

■人気芸能人であろうと容赦せず追い詰める凜々子!

 芸能事務所のマネジャーが起こしたひき逃げ事件を担当することとなった凜々子(吉高由里子)。被疑者の斎藤茂典(正名僕蔵)に取り調べをしたところ、深く反省した様子を見せる。事故当時は斎藤がマネジャーを務める人気俳優の光岡駿太(桐山漣)を自宅へ送るために運転したと説明し、「人を跳ねたことに気づかなかった」とひき逃げについては否認した。

 凜々子と相原は、参考人として光岡に話を聞きに撮影現場へ行く。光岡は斎藤の車に乗っていたが、後部座席で眠っていて事故には気づかなかったと話し、「自分を見出してくれた恩人である斎藤さんの罪を少しでも軽くしてください」と懇願。光岡の誠実な態度に、凜々子は心が揺らぎ、相原に呆れられてしまう。

 翌日、事故現場を訪れた2人は、車が光岡の自宅と別の場所に向かっていたとこに気づく。凜々子は女の勘で、「交際中の女優の自宅では?」と推測。警察に問い合わせたところ、なんと当たっていた。

 そんな中、2人は被害者・横山茜(浦まゆ)会いに行く。話を聞くと、事故当時、車が一度止まっていたことが判明。事故に気づかずそのまま走り去ったという斎藤の供述がウソであることがわかり、斎藤を再度取り調べることに。2人がつかんだ事実を突きつけると、斎藤は「光岡に迷惑がかるから嘘をついた。ひき逃げした」と供述。2人は光岡に会いに行き、斎藤をひき逃げ容疑で起訴すると伝えた。

 これで事件は一件落着と思いきや、光岡の出演するドラマのスタッフが、事故発生時刻に斎藤を駅前で見たと新事実が発覚。この事実から、光岡が運転してひき逃げを起こし、斎藤が身代わりに出頭したと推測する凜々子。この推測を斎藤と光岡に突きつけると、2人ともきっぱりと否定した。

 そんな折、凜々子はネットで事件発生時に光岡が運転していたという目撃情報を発見。この情報を突きつけても、まだ身代わり出頭を否定する斎藤。そんな斎藤に凜々子は「実は光岡が罪悪感から真実を話した」と明かす。すると、斎藤も涙を浮かべながら自白。事件はめでたく解決した、というのが今回の話でした。

■ライダー俳優出演で視聴率稼ぎを目論む!?

 今回のゲスト、桐山は菅田将暉とともに平成仮面ライダーシリーズ第11作『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)にてW主演を務めたライダー出身俳優。女性人気はすさまじく、前回の次回予告放送直後から、「来週は桐山くん出るの!?」「予告だけで惚れちゃう~」「やっば~い! 絶対見る~」とTwitterには黄色い歓声が。そして今回の放送、案の定ですが、Twitterは「桐山く~ん!」という声ばかり! 女性の視聴者がいつも以上に興奮していました。今回の0.4ポイント増は彼のおかげなのかもしれません。

 しかし、ここでふと疑問が。「もしかして、『仮面ライダー』に便乗してないか?」と感じたのです。どうしてそう感じたかというと、今回のストーリーに“仮面ライダー臭”が漂っていたから。

 まず、桐山演じる人気俳優光岡のブレイクのきっかけは『プラスマン』という戦隊ヒーローものに出演したからという設定なんですが、桐山も『仮面ライダーW』で連ドラ初主演を飾り、火がついた俳優。これに「あれ、設定が同じでは?」と思ったのです。ネットでも「桐山くんとデビューダブる~!」と言う声が上がっていましたが、これは偶然なんでしょうか? また、仮面ライダーWには「さぁ、お前の罪を数えろ」というキメセリフがあるのですが、これが今回のストーリーを遠まわしにリンクして見えると話題に。Twitterでは一時「さぁ、お前の罪を数えろ」という言葉が乱立し、何も知らない筆者はびっくりしました。それともうひとつ。一番若い事務官役を演じている俳優は渡部秀という若手俳優で、この人も平成仮面ライダーシリーズ第12作『仮面ライダーオーズ/OOO』(同)で主演を務めているのです。

 これはもう“『仮面ライダー』便乗商法”だとしか言いようがない……。あまり女性ウケしない吉高が主演ということで、奥様層をなんとか取り込もうと必死なのかもしれません。ですが、その結果が0.4ポイント微増という結果。あまり効果はなかったようですね。そんなに視聴率を上げたいなら、同ドラマをつまらなくしている原因“先の読めるストーリー展開”“ご都合主義”をやめたほうが視聴率アップ効果は出ると思うのですがぁ! まあ、それだと『正義のセ』じゃなくなるとスタッフは言うでしょうね。最後までこの調子で行くのかと思うととても残念です。

■新米検事のくせに国家権力並みの力を持つ凜々子

 今回の突っ込みどころですが、大きく言って2つありました。

 まず、事件発生時、光岡が車を運転していた証拠を見つけるために取った行動。これが、すごい。監視カメラに映る光岡を見つけるよう、警察署の職員に命令するんです。それも総動員(笑)。ベテラン刑事も呆れ、若手刑事に「あの検事とことん調べないと気がすまないそうですよ」と言われて仕方なく参加していましたが、普通に考えて「ここまでする警察ってある?」と思うんですよね。それに、新米検事である凜々子がそんな力を持っているのでしょうか? 「すみませんがよろしくお願いします!」と凜々子は下から言ってましたが「凜々子が裏で権力をチラつかせたのでは?」と勘ぐってしまいました。

 その上、この捜査で証拠は一切見つからない……。やり損です(笑)。それなのに、何食わぬ顔で「なかったか~」とだけ言うとは! 「面の皮が厚いな、この女(笑)」と思ってしまいました。凜々子のために警察は動いてくれたんだから、謝るなり感謝するなり、何かしらの行動をさせてあげてください。

 もうひとつが決定的な証拠となる“目撃情報”です。この光岡の事件発生時の目撃情報をさがすんですが、光岡は毎日10件以上もの目撃情報がある芸能人なんです(笑)。これって芸能人として脇甘くないですか? ジャニーズでもそこまでないですよ。それに、光岡は事件以前から女優と交際しているのですが、その情報は一切ない。それの目撃情報やウワサが一切ないのに……事件当時の目撃情報はあるんですね~へぇ~……。都合がいいですね(笑)。

 ベテランだけではなく若手含めスタッフ全員で脚本を読んで、もう少し詰めてストーリーを完成するようにしたほうがいいんじゃないでしょうか? でないと、保育士から苦情殺到した前回のようなことがまた起きますよ!

■竹村家の常識のなさが浮き彫りに!

 それから、今回竹村家の話がやたらに長かったんですが、これもすごいんです。竹村家には常識がないんです(笑)。

 父親の浩市(生瀬勝久)は、商店街にある知り合いのお店の店主から「経営が厳しくて、支払いができない」という話を聞き、その店主に30万円を貸すんです。それも、家族に一言も言わず。そのため、通帳から30万が引き出されていることを知った母親の芳子(宮崎美子)は、浮気を疑い大騒動に発展してしまったんです。

 いくら、家族とも顔なじみの店主に貸したとはいえ、家族に一言「お金貸してもいいかな?」と言うべきでは? この家族なら「ダメ」など言わず「いいよ!」と言うでしょう。それなのに……。浩市は江戸っ子かなんか知りませんが、勝手すぎます。きっと、原作者の阿川佐和子氏の父親が昔気質の家長といった人だったと聞いたことがありますから、それが投影されているのかも!?(時代に合わず思いっきりスベってますが……)

 それと、今回一番気になったのが、家でご飯を食べる凜々子がテーブルに肘をついて食べていたこと。肘をつくのはマナー違反です。超ウルトラ非常識だと思います。これは演出なのか、それとも吉高単独の行動なのか……。吉高単独の行動であれば、「あ~、やっぱり。吉高って常識なさそうだよね~。妊婦に人をぶつけるぐらいだもんね~」と解釈すればいいんですが、どうしてスタッフは注意しないんですか? ネットでも「肘ついて食べたらだめだろ(笑)」とめちゃくちゃ指摘されてましたけど(苦笑)。まあ、家族に秘密情報も言ってしまう検事ですから、常識なんて持ち合わせてないんでしょうね。次回以降には、マナー教室か一般教養を習う教室に通うシーンを入れたほうがよいかもしれませんね。

 以上、8話のレビューでした。

 次回は、過去に起訴した痴漢事件が冤罪だったということが判明し、凜々子が大ピンチを迎えます。いつも、自分が正しいと行動してきた凜々子に降りかかった、身から出た錆のようなストーリー(笑)と言うことで、楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

『あなたには帰る家がある』中谷美紀&木村多江、渾身の演技で原作以上の恐ろしい修羅場展開に!“不倫ドラマ”の域を超える!?

 中谷美紀が主演するドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)の第6話が5月18日に放送され、平均視聴率は7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 泣く子も黙る綾子(木村多江)の姿に視聴者は恐怖を感じたのか、それとも、同時間帯に日本テレビ系で放送された故・高畑勲監督の映画『かぐや姫の物語』(2013)に取られたのか、前回から視聴率は微減という結果に。しかし、その反比例するように、ストーリーは確実に面白くなっており、まだまだ楽しめそうです!

 それでは、今回もあらすじから振り返っていきましょう!

(これまでのレビューはこちらから)

■狂った綾子が佐藤家に押しかけ大騒動に!

 茄子田家の2人が突如現れたことで最悪になってしまった家族旅行から帰ってきた佐藤家。今までの異常な綾子の行動に困り果てた真弓(中谷美紀)は、太郎(ユースケ・サンタマリア)に直接話すと決意する。

 そんな中、娘の麗奈(桜田ひより)が、学校帰りに綾子と会い、お茶をしたと言う。動揺を隠せない真弓は、茄子田家に急いで向かうも、綾子は不在。代わりに海辺にいた太郎に会った。真弓はこれ以上問題を起こさないで欲しいと太郎に懇願。しかし、やり場のない怒りを感じている太郎の気持ちも察する。

 一方その頃、秀明(玉木宏)は対処しようと綾子に連絡を取り、誰もいない秀明の勤務先であるモデルハウスで会うことに。秀明は、愛していないとの本心を告白したところ、綾子はショックを受けその場を去っていった。

 翌日、いつもと変わらない朝を迎えた佐藤家。しかし、そこへ突如、綾子が現れ、麗奈の前で「秀明と愛し合っているから出て行け!」と真弓に言い放ち、騒動に。さらに、太郎もやってきて、ついには秀明がマンションの階段から落ちて大ケガを負った。

 太郎の両親と和解し何とか事態は収まったが、真弓は浮かない顔のまま。

 太郎は家を出て行った綾子を呼び戻し、夫婦関係を修復しようと話し合う。太郎は綾子を罵倒し、「反省して償え、家族のために尽くせ、それが約束できるならお前を許す」と泣きながら言う。しかし、綾子が出した答えは「許さなくていい。別れてほしい」だった。

 一方、真弓と秀明もお互い胸のうちを洗いざらい話し合った。秀明は今までの家族のままでいようと言うが、真弓は「もう無理。別れよう」と切り出す――、というのが6話のストーリーでした。

■綾子の怨念は原作よりもパワーアップしている!?

 今回、秀明に「愛してない」と言われた綾子は、その言葉を受け止めようとせず、佐藤家に乗り込み、真弓に「お前が出て行け!」といわんばかりの狂気行動に出ました。その上、麗奈には「私のことをママと呼んで~」と言ったりと、秀明への執着心がすご過ぎて、口あんぐりといったところ。原作者の山本文緒氏はドラマの綾子に「小説よりも怖くなっている!」と絶賛(?)していました。

 しかし、ここでふと疑問が。佐藤家のマンションはオートロックで、共有玄関でチャイムを鳴らし、インターフォンのカメラで確認してからでなければ入れない。ですが、ドラマでは綾子は玄関ドア前のチャイムしか鳴らしていないんです。一体どうやって共有玄関を抜けたのか……。まさしく生霊としか考えられないのです。

 また、綾子のように怖い怨念を持った不倫ドラマといえば、『あなたのことはそれほど』(TBS系)で東出昌大が見せた夫。これも相当怖い上に気持ち悪いため話題になりましたが、綾子はそれを超える史上最凶レベルのキャラクター。この綾子のおかげでこのドラマは“不倫ホラー”という新しいジャンルを開拓したように思えます。どうせなら綾子に映画『貞子VS伽椰子』(16)に出演してもらい、2人の霊と戦ってほしいぐらいです。

 そして、そんな綾子と戦う陰陽師的(?)な存在の真弓。綾子が突然自宅に現れた際、「そういうことは外でやれ!」「目覚ませって!」と綾子の顔をつかんで、目をまん丸にして言う姿には目が離せず。恐るべし、中谷美紀! 最初は期待してなかったんですが、回を重ねるごとに、真弓に見えてくる。そして、ちょっとブラックなナレーションも面白い。さすが演技派です。今後の真弓の心境の変化がどうなるのか本当に楽しみです。

■そもそも秀明ってそんなに魅力的か?

 綾子から一途に愛されている秀明ですが、そんなに魅力的な男なのでしょうか?

 いつもナヨナヨ~っとして仕事ができず、その上妻の愚痴ばっか言う秀明は、正常な思考を持つ女性から見たらクズ男。だいたい、綾子事変が起こる原因も秀明のせい……。もうフォローのしようのないダメ夫なんですよね。

 ネットでは「ムカつく!」「いいかげんにしろよ、タマキン!」「どの分際で不倫してんだよ」と辛辣な言葉ばかり。演じている玉木宏の好感度は大丈夫か? と心配になるぐらいです(笑)。

 さらに原作では、ドラマでは軽く匂わせるだけでしたが、真弓が麗奈を妊娠した時に「今は産まないでくれ」と中絶を迫っているんですよね……。

 なんだか、綾子の件で同情されている真弓ですが、「完全なる選択ミス。お前の判断が悪かったんじゃん」という気持ちになってしまいました。

 今回、最後に真弓から「別れよう」と言われ、戸惑いを隠せない秀明でしたが、それもこれも秀明が生霊夫婦を連れてきたため。いくら、家族が大事と言い張っても全く響きません。

 次回は家を出て、綾子に追いかけられるようですが、今後どんな行動を見せるのか気になるところです。

■予測不能な展開にドキドキ!

 6話にして、綾子が佐藤家に乗り込み、その上両夫婦とも別れそうなフラグが立つという、まるで最終回みたいな展開になりました。ネットでは話題になっていましたが、正直これ以上の面白い回が今後来るのか心配なところも……。

 原作では、まだまだ驚きの展開があるのですが、いかんせんいろいろと肉付けされていたり、改変されているので、先が読めない。予告では、別れてめでたしめでたし、で終わらなそうな雰囲気が漂っていたので、今後の展開も見逃せませんね。

 以上、6話のレビューでした。

 次回予告では綾子が「私の帰る家がなくなったのは誰のせい?」「終わりを決めるのは秀明さんじゃない」と秀明に言うという、聞き捨てならないセリフが飛び出しており、第4次綾子事変(世界大戦でさえも二次までなのに、どんだけ〜!)が起こるようです。果たして、真弓と秀明はこの怨念に耐えられるのでしょうか。放送を楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)