撮影禁止のはずが… ハイクラスなイケメン聖人から「頭ポンポン」

 フォトグラファー ヨシダ ナギが世界中で見つけたイケメンをこっそりあなただけに紹介。

イケメンNo.02
ラム・ムニ・マハラージ fromインド

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 イケメンというか、神に近い存在。インド/ネパールにおける、仏門やヒンドゥに入った世捨て人「サドゥ」(※)の中でも、生きる伝説的なおじいちゃん、ラニ・ムニ・マハラージ。

 ※サドゥとは、インドやネパールに400万人ほどいるといわれている、世俗を捨てた聖人たちの総称。宗派によって顔に灰を塗っていたり、裸だったり、いろいろと違いあり。

 ある宗派のサドゥは髪を切ることを禁じている。それゆえ髪が長ければ長いほど、そのサドゥ歴がわかるというシステム。それを踏まえて、下の写真を見てほしい。

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 彼に会ったのは、ハリドワール(インド北部)。わたしがフォトジェニックなサドゥを物色していたところ、突如彼が目の前に現れた。胡散臭いサドゥもそこそこ多い中、彼と目があった瞬間、電撃が身体を駆け巡った。

 「こいつぁ、本物だ」

 早速撮影交渉をしようと近づいたところ、取り巻きの弟子から止められた。「彼の撮影は禁止されている。帰りなさい」。

 通訳になんとか撮影させてほしいと交渉をしたものの、ダメの一点張り。諦めようとしたその時、彼が動いた。

 「君にはいい予感がする。さぁ撮影を始めようか」

 なんと、本人から撮影OK。よく漫画で見るアイドルとファンとの禁断の恋のきっかけのようなアレである。夢中でシャッターを切り続け、彼を撮影した。

 撮影が終わると、彼はわたしのために祈ってくれるという。わたしの頭に手を乗せて、「あなたに神のご加護がありますように」と一言。今はやりの“頭ポンポン”である。それ以上になにか、これまでの穢れが落ちたように身も心も洗われたような感覚に陥った。やはり彼は本物だった。

 そのあと、取り巻きが言うところによると、彼は非常に徳の高いサドゥで、今まで、どんなに有名なカメラマンやTVのクルーが来たとしても撮影を許可したことがないそう。そんなハイクラスイケメン(サドゥ)であった。

ヨシダナギ
1986年生まれのフォトグラファー。アフリカ人への強烈な憧れを幼少期から抱き「大きくなったら自分もアフリカ人のような姿になれる 」と信じて生きるが、自分が日本人だという現実を両親からつきつけられ、10歳の時に大きく挫折する。独学で写真を学び、2009年より単身でアフリカに渡り、憧れの彼らの写真を撮りはじめる。アフリカの裸族と共に裸になったことがさまざまなメディアで紹介され、その奔放な生き方と写真が注目を集める。現在はアフリカや途上国の秘境や僻地で写真を撮りながら、“アフリカ人の美しさ”や“アフリカの面白さ”を伝えるべく、講演会やコラム寄稿などの活動を積極的に行っている。
・公式サイト

結婚4年目で夫の浮気が発覚! 不倫の事実以上にショックだったこと

<p> 皆さま、こんにちは、初めまして。まほと申します。<br />  一昨年の頭のことです。結婚4年目にして夫の不倫が発覚し、さんざ悩んだあげく、相手の女性を相手取り、慰謝料請求の裁判を起こすことを決意いたしました。その際、書店で参考になる書籍を探したものの、相手の女性へ慰謝料請求することについての、詳細な情報がまったく見つからない。離婚全般に関する本の中の、ほんの1ページ足らずのスペースに「相手の女性には、慰謝料が請求できる」という通り一遍のことしか載っていないという事実に途方に暮れることになりました。</p>

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宜保愛子のものまねで爆笑 ヨシダナギが初めてのアフリカで出会ったコミュ力高いガイド

 フォトグラファー ヨシダ ナギが世界中で見つけたイケメンをこっそりあなただけに紹介。

イケメンNo.01
ベイユー from エチオピア

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 わたしがアフリカの大地を踏んだのはエチオピアだった。ベイユーはその時のガイドである。つまりわたしの記念すべきアフリカの初ガイドにあたる。

 その当時わたしはただの憧れだけでアフリカに特攻をかけたので、まったく英語が話せなかった。かろうじて話せたフレーズは、「サンキュー」「ハロー」「グッバイ」そして「ハングリー」。ボノボの英語理解レベルをもはるかに下回っていたのをわたしは自覚していたので、言語におけるコミュニケーションには不安があった。そこで電子辞書を一応持参したのだが、会話がスムーズに成立せず非常に困ってしまった。というか、もっと困っていたのはあっちだった。

 今でこそ片言のアフリカン英語は、多少話せるようになったものの、それまでは英語が満足に話せないと馬鹿にするアフリカンが多いので苦労した。発音とか、めちゃくちゃ自己流なくせに。面倒くさくなって無視を決め込む奴までいる。ベイユーはそんなわたしと懇切丁寧に会話をしてくれた。

「Did you sleep well last night?」(昨晩はよく眠れたかい?)と言われ、「なに言ってんだこいつ?」という顔をすると、ねんねのポーズをしたり、身振り手振りで、コミュニケーションを図ってくれた。

 一瞬、自分がボノボになったような気がしたが、そんな彼の丁寧さがとてもうれしくて、「YES!!」と毎回シャウトすると、「ナギ、今日のお前の英語は素晴らしく伝わるな!」と満足そうにほめてくれるのだ。

 そんなこんなで、ベイユーのやさしさに甘えつつ、初のアフリカを楽しんでいたある日、「いつも僕は自分のことを話しているけど(お前がしゃべれないからだけど)、君のことも教えてくれないかい?」と言われた。もちろん、わたしもいろいろ自分の話をしたいと思っていたのだが、語彙が少なさ過ぎて諦めていた。

 しかし、その日はたまたま気分が乗っていたので、テンションのギアをあげて、自分史上初の宜保愛子のものまねを披露した。結果、彼の爆笑をゲットしたわたしは「言葉」という壁をひとつ超えることができたのだ。

 それから、少しだけ英語を習得したわたしは、別の機会でも彼にガイドを頼もうと見積もりを頼んだ。習得した英語で金額交渉を彼にしたところ、値下げ要求額が高すぎたのか、連絡が途絶えてしまった。言葉だけが全てではない、そんなことをわたしに教えてくれたイケメンだった。

 いつか謝りにいかなくちゃ。

ヨシダナギ
1986年生まれのフォトグラファー。アフリカ人への強烈な憧れを幼少期から抱き「大きくなったら自分もアフリカ人のような姿になれる 」と信じて生きるが、自分が日本人だという現実を両親からつきつけられ、10歳の時に大きく挫折する。独学で写真を学び、2009年より単身でアフリカに渡り、憧れの彼らの写真を撮りはじめる。アフリカの裸族と共に裸になったことがさまざまなメディアで紹介され、その奔放な生き方と写真が注目を集める。現在はアフリカや途上国の秘境や僻地で写真を撮りながら、“アフリカ人の美しさ”や“アフリカの面白さ”を伝えるべく、講演会やコラム寄稿などの活動を積極的に行っている。
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