幽霊を馬鹿にすると痛い目に遭う!? ラブホテルスタッフの恐怖体験

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Photo by Norio NAKAYAMA from Flickr

 ラブホテルの清掃員をしている大塚が体験した&同僚から聞いたコワーいラブホ怪談をご紹介します。

【第5話 祟り?】

 どの業界にも、イジワルな人っていますよね。当ホテルはのんびりしてる人が多いのですが、それでもイジワルというか感じ悪い人はいて、大抵すぐに辞めていきます。大学を中退してあちこちでバイトしてきたというイケダくんもそうでした。

 で。今回は3階のあるお部屋のお話。ラブホのお掃除でタイヘンなのは、備品の補充と浴室のお掃除です。意外かもしれませんが、危険物(汚物ですね)処理はけっこう慣れますし、いちいち「キャー! 汚い」とか言ってたらお仕事になりませんからね。

 そして、浴室のお掃除のなかでも結構タイヘンなのが、拭き上げです。結露を残さないようにスクイージーで拭き、専用の拭き上げタオルでキュキュッと拭きます。きれいにできた時は拍手したくなるくらいです。まあ天井などはタイヘンなので、若手の背の高い子になるべくお願いしています。

 でも、お部屋によっては、「見えない誰かさん」にイタズラされることもあります。それが3階にありました。お掃除を終えて最後にカギをかけようとしたら、浴室から「ぴちょん」と音が聞こえました。

 「でえええ? なんで水?」と慌てて飛んでくと、もちろん水滴は出てないし、拭き上げた浴槽や床タイルはピカピカです。「気のせいかな」と思って出ていこうとすると、また「ぴちょん」。スタッフもみんな同じ経験をしていて、「あの部屋、なんだろうね?」となっていました。

「あー、それって幽霊ですね、よくいますよ、フッフッフ」

 イケダくんは、いつもそういう感じで単に怖がる人をバカにしていました。

「幽霊とか軽々しく言わないでよ。怖がる人もいるのよ」

 マキノさんに叱られても、どこ吹く風。でも、そのイケダくんは今年のバレンタインデーを過ぎたあたりから、なぜか「非常階段にオンナがいる」と怯えるようになりました。若い女性が階段の脇にうずくまっていたり、踊り場に浮かんでいたりするのだそうです。

「そんなもん、いねーよ、バカ!」

 常にコワモテのタカノさんにくっついて移動するようになり、うざがられていましたが、ケガを理由に辞めると連絡がありました。

 3月の雨の夕方、イケダくんは非常階段の2階から1階まで落ちてしまいました。幸い、骨折はしてなかったそうですが、「3階の踊り場に女性がいて、こっちに来たので、逃げようとして滑った」そうです。

 ちなみに、イケダくんが辞めたあとは、なぜか「ぴちょん」が消えました。どうやらイケダくんが持ってってくれたようです。

大塚(おおつか)
都内某所のラブホで働く現役清掃員。R-ZONEと月刊誌「週刊実話ザ・タブー」(日本ジャーナル出版)で清掃員の日常を連載中。


新宿二丁目の女装バーは女性も入りやすい【一ノ瀬文香の「夜のお店で働いてみた」レポート】

<p> 女のコ大好き! そして新宿二丁目大好きなタレント、一ノ瀬文香です。<br />  夜の街には、SMバーやニューハーフバーなど、行ってみるにはちょっと勇気のいるお店がいろいろありますよね。そういう個性的なお店がどんな世界なのか、興味はありませんか? そこで私が実際に働いて、従業員目線とお客さん目線の両方からレポートします。</p>

「文化」という階級が女を苦しめる? 『藏』に見る、女たちが手を取り合う困難さ

<p> おばと姪の関係には、独特のものがある。おばにとって姪は、娘ほど近くなく、その分責任も薄いが、頼られれば世話を焼いてみたい相手だ。そこで自分が「話のわかる先輩的な存在」として認められれば、気分もいい。この「斜めの血縁関係」は双方にとって、親子と姉妹のいいとこ取りになるかもしれない。</p>

ホテルの部屋の絵の裏のお札は誰が貼ってる? ラブホスタッフが語る都市伝説の真相

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Photo by Fumitake Taniguchi from Flickr

 ラブホテルの清掃員をしている大塚が体験した&同僚から聞いたコワーいラブホ怪談をご紹介します。

【第3話】壁の顔

 ラブホも今やクールジャパンの代表となり、あちこちでリニューアルがされています。ちょっと前のことですが、当ホテルにも業者さんがおいでになり、リニューアル前のお部屋の撮影をしていかれました。壁など室内の傷み具合を見たり、デザイン提案の参考にしたりするものですね。

 業者さんがお帰りになり、夜になって従業員控室でごはんを食べていた時のこと。

「撮影に立ち会ったら、またお客さんが額の裏にお札を貼ってた。キモチ悪いからカンベンしてほしいよなあ。明日、神社に持ってくわ」

 スズキ主任がカップ麺にお湯を入れながら、ぶつぶつ言ってます。主任によると、ホテルや旅館の額や掛け軸の裏にお札が貼ってあるのは、「店側がやってる場合もあるだろうけど、お客さんのほうが多い気がする」そうです。ちなみに「ベッドの裏にお札がびっしり」とかは都市伝説ですよー。大塚も見たことありません。

「だって、お客さんに見つけられたら、店は困るもん」(スズキ主任)
「なるほど。そうですよねー」(大塚)
「だいたい、今は会社形式で、オーナーと現場が違うからね。個人経営なら、お札を毎年取り替えるとかもアリだったんじゃないかしら」(マキノさん)

 ベテランのマキノさん、さすがの推理(?)です。ラブホ業界は定着率が悪く、辞めた人たちが前のお店の悪口を言うのはフツーです。お店ぐるみでお札を貼ったり替えたりしてたら、すぐに言いふらされます。

「そうだな、昔は迷信深いババアのオーナーとかがやってたかもな。今はないだろうなあ」

 スズキ主任はそこまで言うと、「ナイショにしとけよ」という目でマキノさんと大塚を見ました。

「204号室、壁を写そうとしたら、デジカメの『顔認識』がぐるぐるしてた。偶然かなと思ったけど、何回やっても同じだった」(スズキ主任)
「ええっ! 壁に顔があるってことすか!?」(大塚)
「そう。さっさとシャッター押したけど、タイミング次第では、写っちゃいけない顔とか写ってたかも」(スズキ主任)
「いやあねえ。あの部屋、たしかにキモチ悪いのよね。やっぱり『4』がつく部屋はダメね」(マキノさん)
「業者も『おかしいですね』とか言ってたけど、実は相当ビビってたと思う」(スズキ主任)

 お札を貼ったのは、「壁の顔が視えた」お客様なんでしょうか。つか、そんな時のためにお札を持ち歩かれているとしたら、それもコワいんですけど。

大塚(おおつか)
都内某所のラブホで働く現役清掃員。R-ZONEと月刊誌「週刊実話ザ・タブー」(日本ジャーナル出版)で清掃員の日常を連載中。

スタッフは見た! ラブホテルに現れる黒猫「モンタ」の怪奇現象

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Photo by Takuma Kimura from Flickr

 ラブホテルの清掃員をしている大塚が体験した&同僚から聞いたコワーいラブホ怪談をご紹介します。

【第2話】猫のモンタ

「たまに見かける猫ちゃんて、オーナーさんのですか?」

 昨年の今ごろ、新人のホシノさんに聞かれました。北川景子系の美人で、初出勤日に「小説家を目指している」と自己紹介していました。

 「ラブホはネタの宝庫だから、勉強になる」そうです。大塚はネットで書いていることはナイショにしてるので、ちょっと冷や汗が出ましたが、とりあえず「わあ、すごい。有名になってもお友だちでいてね」と社交辞令で返しました。

 ホシノさんは小首をかしげ、「……考えときますね」。いや、単なる社交辞令なんですけどね。

 話が思いっきりそれましたが、ホシノさんは「(幽霊が)視える人」だったようです。猫ちゃんなんか、ラブホにいるわけありません。

「猫だぁ? どこから入ってきたのかなあ? オーナーに知れたらまずいよ」

 スズキ主任は知ってるくせにトボけます。

「ウチは衛生第一なんだから、猫なんかいたら大騒ぎよ。見間違いなんじゃないの~?」

 フロントの美魔女・タナカさんも塩対応で、ホシノさんは納得できない顔をしていました。

 実は、大塚は見たことないのですが、いつの頃からか当ホテルには「猫ちゃんの霊」も出るようなのです。「掃除のために客室のドアを開けておいたら、すっと入ってきて消えた」とか、「廊下を歩いているのがモニターに映っていたので、慌てて見にいったらいなかった」「屋上に通じる非常階段の一番上にいつも座っていて、見下ろしている」とかの目撃談があります。毛の模様はわからないようですが、黒っぽいらしいです。

 見た人は気味悪がってたいてい辞めてるので、主任はじめ管理職の人たちにとってはうれしくないお話です。とはいえ、名前がないのもかわいそうなので、オーナーのあだ名をとって「モンタ」と呼んでいます。もちろん、あの有名司会者さんのお名前ですね。

「モンタ、また出たのか……」
「カリカリ(猫のドライフード)でもお供えしたいけど、ゴキブリが出たら幽霊より怖いからね」

 主任とタナカさんがしんみり。困ったものですが、イタズラもしていないようですし、猫好きの大塚としては見てみたいものです。

 そして、案の定というか、やっぱりというか、ホシノさんは1カ月ほどで辞められましたが、その後も作家デビューはされていないようです。

大塚(おおつか)
都内某所のラブホで働く現役清掃員。R-ZONEと月刊誌「週刊実話ザ・タブー」(日本ジャーナル出版)で清掃員の日常を連載中。

最年少の億万長者、“補正下着の女王”に降って湧いた「パクリ疑惑」 【醜聞!世界の女大富豪】

<p>「補正下着の女王」。起業からほんの10年で、一気にセレブの仲間入りをしたサラ・ブレイクリーは、やっかみ半分でそう呼ばれる。スタイル良く見られたいという女の欲望をエサに、パンストとガードルで成り上がった女……と。</p>

ラブホテル清掃員が明かすコワーい話「“4”の部屋はアレが出る! 」

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Photo by haru__q from Flickr

 ラブホテルの清掃員をしている大塚が体験した&同僚から聞いたコワーい「ラブホ怪談」をご紹介します。

【第1話】「4」のつく部屋

 はじめまして、大塚と申します。

 ラブホテル、テレビ局、コンサートホール、遊園地、テーマパーク……これらの共通点は「(幽霊が)出る」といううわさが絶えないことですね。一説には「生前に興味があった場所に霊が集まるから」だそうですが、清掃スタッフにとってはありがたくないお話です。当ホテルにもいくつかありますが、4階の霊は古株(?)らしく、体験談も多いです。

 まず、誰も使っていないのに勝手にエレベーターが動いて4 階で止まり、ドアが開きます。で、勝手にドアが閉まって1階まで降りてきます。これがけっこうな頻度であります。

 とはいえ、ふだん大塚たちはお部屋でお掃除をしているか、従業員控室にいるかなので、ほとんど気づきません。でも、フロントの美魔女・タナカさんはモニターで目の当たりにしてしまいます。

「また見ちゃったあ。コワイ!」

 昨日もタナカさんは手首に巻いた魔除けのパワーストーンを撫でながら、ぼやいていました。特にナニがあるというわけではないのですが、「すんごくコワイ」そうです。

 また、夜中の1時に「部屋がうるさいから替えてほしい」と4階のお部屋のお客様からお電話があることもしばしばです。女性の泣いているような声がするのだそうです。確認しましたが、隣室のエッチの声ではないようです。他にお部屋が空いていれば問題ないのですが、週末は混むので対応できないこともあり、そうなると大変です。怒ってお帰りになるお客様もいらっしゃるからです。

 「まあ先週のお客様は幽霊とは思っていらっしゃらなかったようで、よかった。単純に隣がうるさいだけと思ってたみたい」とタナカさん。真相は知らないほうがいいかもですね。

「そうそう、だいぶ前だけど、『窓の外にオンナの顔が!』って電話で言われて、慌てて見に行ったんだけど……。見えたよ、4階の窓の外に。サダ○みたいのが。もちろん超怖かったけど、お客さんと一緒に怖がるのもアレかな? と思って、『さあ……私には見えませんけど、お気にさわるようでしたら3階が一室あいております』ってご案内しといたわ」

 まさにフロントの鑑です……ていうか真剣にお祓いを考えたいのですが、言い出せずにおります。

大塚(おおつか)
都内某所のラブホで働く現役清掃員。R-ZONEと月刊誌「週刊実話ザ・タブー」(日本ジャーナル出版)で清掃員の日常を連載中。

ラブホテル清掃員が明かすコワーい話「“4”の部屋はアレが出る! 」

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Photo by haru__q from Flickr

 ラブホテルの清掃員をしている大塚が体験した&同僚から聞いたコワーい「ラブホ怪談」をご紹介します。

【第1話】「4」のつく部屋

 はじめまして、大塚と申します。

 ラブホテル、テレビ局、コンサートホール、遊園地、テーマパーク……これらの共通点は「(幽霊が)出る」といううわさが絶えないことですね。一説には「生前に興味があった場所に霊が集まるから」だそうですが、清掃スタッフにとってはありがたくないお話です。当ホテルにもいくつかありますが、4階の霊は古株(?)らしく、体験談も多いです。

 まず、誰も使っていないのに勝手にエレベーターが動いて4 階で止まり、ドアが開きます。で、勝手にドアが閉まって1階まで降りてきます。これがけっこうな頻度であります。

 とはいえ、ふだん大塚たちはお部屋でお掃除をしているか、従業員控室にいるかなので、ほとんど気づきません。でも、フロントの美魔女・タナカさんはモニターで目の当たりにしてしまいます。

「また見ちゃったあ。コワイ!」

 昨日もタナカさんは手首に巻いた魔除けのパワーストーンを撫でながら、ぼやいていました。特にナニがあるというわけではないのですが、「すんごくコワイ」そうです。

 また、夜中の1時に「部屋がうるさいから替えてほしい」と4階のお部屋のお客様からお電話があることもしばしばです。女性の泣いているような声がするのだそうです。確認しましたが、隣室のエッチの声ではないようです。他にお部屋が空いていれば問題ないのですが、週末は混むので対応できないこともあり、そうなると大変です。怒ってお帰りになるお客様もいらっしゃるからです。

 「まあ先週のお客様は幽霊とは思っていらっしゃらなかったようで、よかった。単純に隣がうるさいだけと思ってたみたい」とタナカさん。真相は知らないほうがいいかもですね。

「そうそう、だいぶ前だけど、『窓の外にオンナの顔が!』って電話で言われて、慌てて見に行ったんだけど……。見えたよ、4階の窓の外に。サダ○みたいのが。もちろん超怖かったけど、お客さんと一緒に怖がるのもアレかな? と思って、『さあ……私には見えませんけど、お気にさわるようでしたら3階が一室あいております』ってご案内しといたわ」

 まさにフロントの鑑です……ていうか真剣にお祓いを考えたいのですが、言い出せずにおります。

大塚(おおつか)
都内某所のラブホで働く現役清掃員。R-ZONEと月刊誌「週刊実話ザ・タブー」(日本ジャーナル出版)で清掃員の日常を連載中。

年上女が小娘に負けるのは「若さ」ではない――『ベスト・フレンズ・ウェディング』に見る解

<p> 年上の女は、なぜいつも負けるのだろう。</p> <p> 童話を紐解けば、王子様と結ばれるのは決まって一番若い女。「シンデレラ」でも「美女と野獣」でも、お姉さんたちは邪悪だったり弱虫だったりという設定で、妹の引き立て役だ。最近でこそ、『アナと雪の女王』をはじめとして年長者と年少者が共にハッピーエンドを迎えるストーリーもある。しかし伝統的には、より若い女が正しく、より若い女が幸せになる。圧倒的にそういう物語の方が多い。なんなのこの法則……と、姉に生まれた私は子どもの頃、残念に思ったものである。</p>

年上女が小娘に負けるのは「若さ」ではない――『ベスト・フレンズ・ウェディング』に見る解

<p> 年上の女は、なぜいつも負けるのだろう。</p> <p> 童話を紐解けば、王子様と結ばれるのは決まって一番若い女。「シンデレラ」でも「美女と野獣」でも、お姉さんたちは邪悪だったり弱虫だったりという設定で、妹の引き立て役だ。最近でこそ、『アナと雪の女王』をはじめとして年長者と年少者が共にハッピーエンドを迎えるストーリーもある。しかし伝統的には、より若い女が正しく、より若い女が幸せになる。圧倒的にそういう物語の方が多い。なんなのこの法則……と、姉に生まれた私は子どもの頃、残念に思ったものである。</p>