お笑い第7世代に乗り遅れた”次来る”芸人!? ザ・マミィによる「第8世代コント」

 注目芸人を集めた『ツギクル芸人グランプリ2019』(フジテレビ系)で優勝を果たし、ネタ番組に絶賛露出中のザ・マミィ。1年前にトリオ『卯月』を解散して、改めてコンビを組み直した2人は、「僕ら、お笑い第7世代に乗り遅れた第8世代です」と不敵に笑う。コントの名門・プロダクション人力舎から生まれた新鋭の素顔に迫った。

■テレビ出るのに10年はかかると覚悟してた

――『ツギクル芸人グランプリ』優勝おめでとうございます。

2人 ありがとうございます。

酒井 昨日、上野を歩いてたら、「芸人さんですよね? 優勝してました?」と初めて声かけられました。「みんな見てくれてるんだなー」って。

――今、絶好調のかが屋を倒したというのが大きいですよね。

林田 破りましたねえ……。前回大会で(昨年までは「お笑いハーベスト大賞」)、前のトリオ(卯月)で決勝まで行ったので、同じところまで来られた安堵感がありましたね。

――『ツギクル』もそうですが、若手のネタ番組『マイナビラフターナイト』(TBSラジオ)で月間チャンピオンになったときに、「調子いいな」と思ったんです。

林田 あの番組のチャンピオンって、いい流れにのってないと獲れないイメージありますもんね。確かに少しは調子がいいかなと(笑)。

酒井 あと最近では『ネタパレ』(フジテレビ)への出演も嬉しかったですね。出演するまでにオーディションを何回も受けて、10個以上ネタを見せてきて、「あ、受かるんだ?」と思いました。あの番組に出られたことで、これでどうにかなるような気がして。

――卯月のときも一時期、追い風が吹いてましたよね。その時と感覚は違います?

酒井 卯月も割と早かったんですけど、それより早いかもしれないですね。卯月は2年目で『キングオブコント』の準決勝に行って、その後からテレビに出られたんですよ。マミィはあれよあれよで。1年かけずにテレビに呼んでいただいて、まだ気持ちが追いついてないというか……不思議な感覚ですね。芸人を始めるまでは、テレビに出られるのに10年はかかると覚悟してましたから。それがこんな早く出られるとは……。

林田 そう考えると、振り返ってみれば『オンバト』(2019年3月に1回だけ復活)の影響がでかかったです。マミィになって間もないタイミングの、強いネタが2個くらいしかないぐらいでうまく引っかかって、結果を出せたたなって。ライブでもお客さんの見る目が変わって、周りの芸人からの「こいつら終わってないんだ」という視線を感じましたし。

酒井 何といっても、533キロバトルですからねえ。

林田 この人、『オンバト』の話をすると、すぐ調子乗るんですよ。

酒井 思わず、1位の感じで泣いてしまいました。空気階段さんがさらに高い点数だったのに(笑)。でも僕は『オンバト』でお笑いを知って、この世界に飛び込んで、困ってるときに『オンバト』に救われたわけで……。泣きますわね、これは!

――ではあらためて、どうやってザ・マミィ結成に至ったのか、卯月の頃を含めて教えてください。

酒井 僕ら、人力舎の養成所の同期なんです。

林田 酒井が別の奴とコンビを組んでいて、そこにコンビを解散した僕が入れてもらえることになって、前のトリオの卯月になりました。それが養成所卒業の3カ月前ぐらいですね。

酒井 僕がコンビでやってたときに、顔や空気感は面白くても、なんか脳みそが足りないなと。そこでちょうど余ってた脳みそを見つけた(笑)。

林田 脳呼ばわり……気持ちよくないな。

酒井 組んだらそばから養成所のライブでいきなり1位を取れたりして、これはいけるぞと。

林田 あくまで養成所の中の話だけど、3人それぞれが目立ってはいたんです。でも組んだ当初は、先生も「目立ってるやつが集まったからってうまくいくもんじゃない」という評価で、それがライブで1位とったら「いや~、ドリームチームだね!」って。手のひら返しでした(笑)。

――順調だったのに、突然の解散でしたよね。あれはどういう事情で……。

林田 解散の経緯は僕ら目線になっちゃうし、一緒にやっていた木場も同じ事務所で芸人続けてるんで、うまく説明できないんですけど、方向性なんかについて話し合うことが多くなってて……。そういうのが積み重なって、解散の方向で考えようということになったんですよね。で、その後、ここ(林田と酒井)でやれるかどうか、改めて話をしました。僕はやりたかったんで。

――コンビで再始動して、感覚はすぐつかめました?

酒井 いやー。どういうネタを作っていいか分からなかったですね。

林田 トリオだと2対1の構図を作るだけで伝わる情報もあるんです。そのへんのコツがつかめなくて、めちゃくちゃ説明セリフが増えたりしてました。お客さんは「新しいコンビになって、どうなんだ?」で見てくるし、スベるときは前よりもスベって……。

――最初にできたネタは?

林田 卯月みたいなパターンのやつです。中央にいる酒井くんが巻き込まれていって、出入りする形が似ている。東京03の飯塚さんには「面白いけど、卯月じゃん!」って突っ込まれました。

酒井 他にも「もう一人の影が見える。今にも出てきそう」とか言われましたねえ。 

林田 それから3カ月ぐらいグチャグチャもんで……。あの時期はキツかったです。

――いつ形が見えました?

酒井 「松ノ門」(霊能者のコント)を見つけたときですね。ライブにかけたら久々にウケた感覚があったんですよ。「これがマミィだ! 僕は松ノ門だ!」(笑)。

――「松ノ門雲洲」という名前が秀逸ですよね。『ツギクル』では金縁のメガネ褒められてましたが、名前や小道具はかなりこだわってます?

酒井 それこそオジサンがかけるメガネを、100均で買う芸人もいるんですよ。でもそれだとコント自体が安っぽくなる気がして。だからイタリア製の6,000円のやつを選びました。そこはこだわってます。

――というと、松ノ門の和装は?

林田 こだわりを話した後に申し訳ないんですが、あれはドンキで買いました(笑)。

――デパートの屋上コントで出てくる、ウサギの着ぐるみはどうなんですか。

酒井 あれは買いました。

――えー!

酒井 ネット通販で15,000円しましたね。

林田 設定がある程度できた段階で、なぜか2人でハイになって買っちゃったんですよ。でもその後中身が固まらなくて、でも着ぐるみ買ったから、ムリヤリ作ったネタですね。小道具全般は、酒井くんが結構作ってくれます。

酒井 昔、巨大な勾玉を紙粘土で作ったこともあります。作っている間、放っておくと形がつぶれるんで、6時間ぐらい手で持って乾燥させたりしました。実は、うちの兄がおもちゃ制作会社で働いていて、なんでも作れるらしいんですよ。アイアンマンみたいに顔がカシャーン! と開く面もいけるから、作ってあげようかと言われてます。

林田 面白いな、それ。

――今年の『キングオブコント』はどうですか。先輩からアドバイスもらったりします?

林田 飯塚さん(東京03)の存在はでかいですね。営業で一緒になる機会があると、アドバイスをいただいてます。

酒井 やっぱり03さんのコントを近くで見られるのは贅沢ですからねえ。角田さんの顔のつくり、言葉の乗せ方、感情の爆発……。いろいろ勉強させてもらってます。

林田 ハナコの岡部さんも、「やったことない演技は一回、角田さんだったらどうするか想像して、そこから自分に下ろす」と話しているのを聞いたことあります(笑)。というか、今や岡部さんがマネされる位置になりつつあるかもしれないですね。酒井にもその位置に行ってほしい。

――今日のインタビュー中もいろんな方のお名前があがりますが、ライバルは誰なんですか?

林田 かが屋さんは意識しますねえ。でもスタイルウォーズというか、同じコントでも異種格闘技感があって。彼らは先いってるし、自分らにはできない表現してるんで、ライバルなのかは分からないですね。そういう意味では、空気階段さんはシンプルに見た目も似てるし、僕らと同じ道路の先にいる感覚があります。

――林田さん、空気階段の水川かたまりさんに声質が似てるような。

林田 結構見た目も言われます。僕もいろんな人に似ていると言われるんですよ。シソンヌのじろうさんとか、ロングコートダディの堂前さんとか。

――みんなコンビの脳みそ担当じゃないですか。一方、酒井さんは同じ事務所の岡野陽一さん似ですね。

酒井 めちゃくちゃ言われます。

――憧れて寄せているんですか?

酒井 巨匠(岡野が組んでいたコンビ)さんは好きでしたけど、似てるとは思ってなかったです。養成所入った瞬間、講師に「岡野じゃん」と言われて、「はい?」みたいな。それが卒業して岡野さんとバッタリ会った時、向こうから「俺じゃん!」って。

林田 ヘタしたら消滅してたよね。ドッペルケンガーみたいに。

酒井 でも一番可愛がってもらってます。

林田 ヒゲも意識してないんでしょ。そのヒゲ、もともと大学時代、オシャレではやしたんだよね?

酒井 EXILEに憧れていたんです。でも薄かったから、男性ホルモンの薬を塗って生やしました。その薬が臭いんで、彼女に悪いと思ってヒゲも剃ったんですよ。そしたらある日、彼女とキスしたらヒゲの感覚を感じて……。キスで薬が相手に移って、ふんわりヒゲが生えてたんです!

林田 いきなり何の話してんの? これどういう記事になるんですかね?

◇◇◇

ザ・マミィ

林田洋平(はやしだようへい) と酒井尚(さかいたかし) によるコンビ。人力舎の若手養成所・スクール JCAの24期生 。トリオ「卯月』で注目を集め、数々のショーレースで検討するも2018年に解散。その後、解散翌月に改めてコンビとして結成。事務所ライブを始め多くの舞台に出演し活躍中。8月に行われた「ツギクル芸人グランプリ2019」(フジテレビ系)で優勝を果たしたほか、テレビ番組などにも徐々に出演機会が増えている。まさに“次来る”芸人として注目度が急上昇している。

※撮影/二瓶彩

お笑い第7世代に乗り遅れた”次来る”芸人!? ザ・マミィによる「第8世代コント」

 注目芸人を集めた『ツギクル芸人グランプリ2019』(フジテレビ系)で優勝を果たし、ネタ番組に絶賛露出中のザ・マミィ。1年前にトリオ『卯月』を解散して、改めてコンビを組み直した2人は、「僕ら、お笑い第7世代に乗り遅れた第8世代です」と不敵に笑う。コントの名門・プロダクション人力舎から生まれた新鋭の素顔に迫った。

■テレビ出るのに10年はかかると覚悟してた

――『ツギクル芸人グランプリ』優勝おめでとうございます。

2人 ありがとうございます。

酒井 昨日、上野を歩いてたら、「芸人さんですよね? 優勝してました?」と初めて声かけられました。「みんな見てくれてるんだなー」って。

――今、絶好調のかが屋を倒したというのが大きいですよね。

林田 破りましたねえ……。前回大会で(昨年までは「お笑いハーベスト大賞」)、前のトリオ(卯月)で決勝まで行ったので、同じところまで来られた安堵感がありましたね。

――『ツギクル』もそうですが、若手のネタ番組『マイナビラフターナイト』(TBSラジオ)で月間チャンピオンになったときに、「調子いいな」と思ったんです。

林田 あの番組のチャンピオンって、いい流れにのってないと獲れないイメージありますもんね。確かに少しは調子がいいかなと(笑)。

酒井 あと最近では『ネタパレ』(フジテレビ)への出演も嬉しかったですね。出演するまでにオーディションを何回も受けて、10個以上ネタを見せてきて、「あ、受かるんだ?」と思いました。あの番組に出られたことで、これでどうにかなるような気がして。

――卯月のときも一時期、追い風が吹いてましたよね。その時と感覚は違います?

酒井 卯月も割と早かったんですけど、それより早いかもしれないですね。卯月は2年目で『キングオブコント』の準決勝に行って、その後からテレビに出られたんですよ。マミィはあれよあれよで。1年かけずにテレビに呼んでいただいて、まだ気持ちが追いついてないというか……不思議な感覚ですね。芸人を始めるまでは、テレビに出られるのに10年はかかると覚悟してましたから。それがこんな早く出られるとは……。

林田 そう考えると、振り返ってみれば『オンバト』(2019年3月に1回だけ復活)の影響がでかかったです。マミィになって間もないタイミングの、強いネタが2個くらいしかないぐらいでうまく引っかかって、結果を出せたたなって。ライブでもお客さんの見る目が変わって、周りの芸人からの「こいつら終わってないんだ」という視線を感じましたし。

酒井 何といっても、533キロバトルですからねえ。

林田 この人、『オンバト』の話をすると、すぐ調子乗るんですよ。

酒井 思わず、1位の感じで泣いてしまいました。空気階段さんがさらに高い点数だったのに(笑)。でも僕は『オンバト』でお笑いを知って、この世界に飛び込んで、困ってるときに『オンバト』に救われたわけで……。泣きますわね、これは!

――ではあらためて、どうやってザ・マミィ結成に至ったのか、卯月の頃を含めて教えてください。

酒井 僕ら、人力舎の養成所の同期なんです。

林田 酒井が別の奴とコンビを組んでいて、そこにコンビを解散した僕が入れてもらえることになって、前のトリオの卯月になりました。それが養成所卒業の3カ月前ぐらいですね。

酒井 僕がコンビでやってたときに、顔や空気感は面白くても、なんか脳みそが足りないなと。そこでちょうど余ってた脳みそを見つけた(笑)。

林田 脳呼ばわり……気持ちよくないな。

酒井 組んだらそばから養成所のライブでいきなり1位を取れたりして、これはいけるぞと。

林田 あくまで養成所の中の話だけど、3人それぞれが目立ってはいたんです。でも組んだ当初は、先生も「目立ってるやつが集まったからってうまくいくもんじゃない」という評価で、それがライブで1位とったら「いや~、ドリームチームだね!」って。手のひら返しでした(笑)。

――順調だったのに、突然の解散でしたよね。あれはどういう事情で……。

林田 解散の経緯は僕ら目線になっちゃうし、一緒にやっていた木場も同じ事務所で芸人続けてるんで、うまく説明できないんですけど、方向性なんかについて話し合うことが多くなってて……。そういうのが積み重なって、解散の方向で考えようということになったんですよね。で、その後、ここ(林田と酒井)でやれるかどうか、改めて話をしました。僕はやりたかったんで。

――コンビで再始動して、感覚はすぐつかめました?

酒井 いやー。どういうネタを作っていいか分からなかったですね。

林田 トリオだと2対1の構図を作るだけで伝わる情報もあるんです。そのへんのコツがつかめなくて、めちゃくちゃ説明セリフが増えたりしてました。お客さんは「新しいコンビになって、どうなんだ?」で見てくるし、スベるときは前よりもスベって……。

――最初にできたネタは?

林田 卯月みたいなパターンのやつです。中央にいる酒井くんが巻き込まれていって、出入りする形が似ている。東京03の飯塚さんには「面白いけど、卯月じゃん!」って突っ込まれました。

酒井 他にも「もう一人の影が見える。今にも出てきそう」とか言われましたねえ。 

林田 それから3カ月ぐらいグチャグチャもんで……。あの時期はキツかったです。

――いつ形が見えました?

酒井 「松ノ門」(霊能者のコント)を見つけたときですね。ライブにかけたら久々にウケた感覚があったんですよ。「これがマミィだ! 僕は松ノ門だ!」(笑)。

――「松ノ門雲洲」という名前が秀逸ですよね。『ツギクル』では金縁のメガネ褒められてましたが、名前や小道具はかなりこだわってます?

酒井 それこそオジサンがかけるメガネを、100均で買う芸人もいるんですよ。でもそれだとコント自体が安っぽくなる気がして。だからイタリア製の6,000円のやつを選びました。そこはこだわってます。

――というと、松ノ門の和装は?

林田 こだわりを話した後に申し訳ないんですが、あれはドンキで買いました(笑)。

――デパートの屋上コントで出てくる、ウサギの着ぐるみはどうなんですか。

酒井 あれは買いました。

――えー!

酒井 ネット通販で15,000円しましたね。

林田 設定がある程度できた段階で、なぜか2人でハイになって買っちゃったんですよ。でもその後中身が固まらなくて、でも着ぐるみ買ったから、ムリヤリ作ったネタですね。小道具全般は、酒井くんが結構作ってくれます。

酒井 昔、巨大な勾玉を紙粘土で作ったこともあります。作っている間、放っておくと形がつぶれるんで、6時間ぐらい手で持って乾燥させたりしました。実は、うちの兄がおもちゃ制作会社で働いていて、なんでも作れるらしいんですよ。アイアンマンみたいに顔がカシャーン! と開く面もいけるから、作ってあげようかと言われてます。

林田 面白いな、それ。

――今年の『キングオブコント』はどうですか。先輩からアドバイスもらったりします?

林田 飯塚さん(東京03)の存在はでかいですね。営業で一緒になる機会があると、アドバイスをいただいてます。

酒井 やっぱり03さんのコントを近くで見られるのは贅沢ですからねえ。角田さんの顔のつくり、言葉の乗せ方、感情の爆発……。いろいろ勉強させてもらってます。

林田 ハナコの岡部さんも、「やったことない演技は一回、角田さんだったらどうするか想像して、そこから自分に下ろす」と話しているのを聞いたことあります(笑)。というか、今や岡部さんがマネされる位置になりつつあるかもしれないですね。酒井にもその位置に行ってほしい。

――今日のインタビュー中もいろんな方のお名前があがりますが、ライバルは誰なんですか?

林田 かが屋さんは意識しますねえ。でもスタイルウォーズというか、同じコントでも異種格闘技感があって。彼らは先いってるし、自分らにはできない表現してるんで、ライバルなのかは分からないですね。そういう意味では、空気階段さんはシンプルに見た目も似てるし、僕らと同じ道路の先にいる感覚があります。

――林田さん、空気階段の水川かたまりさんに声質が似てるような。

林田 結構見た目も言われます。僕もいろんな人に似ていると言われるんですよ。シソンヌのじろうさんとか、ロングコートダディの堂前さんとか。

――みんなコンビの脳みそ担当じゃないですか。一方、酒井さんは同じ事務所の岡野陽一さん似ですね。

酒井 めちゃくちゃ言われます。

――憧れて寄せているんですか?

酒井 巨匠(岡野が組んでいたコンビ)さんは好きでしたけど、似てるとは思ってなかったです。養成所入った瞬間、講師に「岡野じゃん」と言われて、「はい?」みたいな。それが卒業して岡野さんとバッタリ会った時、向こうから「俺じゃん!」って。

林田 ヘタしたら消滅してたよね。ドッペルケンガーみたいに。

酒井 でも一番可愛がってもらってます。

林田 ヒゲも意識してないんでしょ。そのヒゲ、もともと大学時代、オシャレではやしたんだよね?

酒井 EXILEに憧れていたんです。でも薄かったから、男性ホルモンの薬を塗って生やしました。その薬が臭いんで、彼女に悪いと思ってヒゲも剃ったんですよ。そしたらある日、彼女とキスしたらヒゲの感覚を感じて……。キスで薬が相手に移って、ふんわりヒゲが生えてたんです!

林田 いきなり何の話してんの? これどういう記事になるんですかね?

◇◇◇

ザ・マミィ

林田洋平(はやしだようへい) と酒井尚(さかいたかし) によるコンビ。人力舎の若手養成所・スクール JCAの24期生 。トリオ「卯月』で注目を集め、数々のショーレースで検討するも2018年に解散。その後、解散翌月に改めてコンビとして結成。事務所ライブを始め多くの舞台に出演し活躍中。8月に行われた「ツギクル芸人グランプリ2019」(フジテレビ系)で優勝を果たしたほか、テレビ番組などにも徐々に出演機会が増えている。まさに“次来る”芸人として注目度が急上昇している。

※撮影/二瓶彩

小原正子、長男の号泣写真を公開して批判殺到「ブログ映え優先しないで!」

 お笑いコンビ・クワバタオハラの小原正子がブログにアップしたある写真が批判を集めている。

 先月10日に第3子長女を出産した小原。ブログでは長女はもちろん、長男や次男の様子も多くつづっているが、そんな中、8月31日にブログを更新し、「ポニョ☆」というタイトルのエントリーを投稿。「昨夜。。。ソファに顔をうずめて泣いている誠希千」と長男がソファで号泣している写真を披露した。

 小原によると、映画『崖の上のポニョ』を観ていた長男が「ポニョがめちゃめちゃ可愛いので ポニョが欲しい!買いたい!と」とねだったとのこと。

 しかし、小原の夫で野球解説者のマック鈴木から「売ってないねんむりやねん   と言われかなしくて泣いていました」とのこと。小原はその後も号泣する長男の写真をアップし、「本人 真剣」「しばーーーーーーらく泣き続けてました」と長男の様子をつづっていた。

 しかし、このブログエントリーにネット上からは、「真剣に泣く子ども見て慰めるよりもブログ映えが優先なの?」「泣いてる子供の写メを撮り、世間に晒すって怖すぎる」「泣くとすぐ写真撮ったり動画撮ったりするけど神経が分からない」という批判の声が集まってしまっていた。

 小原にとっては微笑ましい息子の行動だったのかもしれないが、ネットユーザーからはドン引きされてしまったか。

 

“元祖・リアクション芸人”上島竜兵がたどり着いた「リアクションしないことが面白い」という境地

 いま、テレビ界で“リアクション芸人”の代名詞的存在といえば出川哲朗になるだろう。でも、その前はダチョウ倶楽部の上島竜兵だった。時代の流れというか、お株を奪われたというか。まあ、もっとさかのぼれば、稲川淳二や片岡鶴太郎という存在に行き着くのだが。

 Amazonプライム・ビデオで8月12日より配信中の『内村さまぁ~ず』が行った企画は、題して「ここ最近の上島竜兵を内さま3人に知ってもらいたい土田晃之!!」である。

 内村光良とさまぁ~ずを前に、かつて「竜兵会」の一員だった土田が唐突に切り出した。

「ここ最近、上島竜兵を見ていますか?」

 見ている気がする。CMではよく見る。何かのイベントに呼ばれ、キレたふりして若い俳優にキスを迫る姿もワイドショー等でよく見ている。

「みんな『CMで』ってよく言うんですよ。でも、番組とかでご覧になったことはありますか?」

 確かに、そんなには見ないかもしれない。言われてみたら。

「イベントで若い女の子にキスしようとして、止められてお金を稼ぐっていう現状です」

 最近の上島の動向は謎に包まれている。そんな彼に迫るべく、居酒屋に隠しカメラを設置してプチドッキリを敢行。みんなでモニタリングして、上島の生態に迫るというのが今回の趣旨だ。

 その前に、土田が最近の上島の様子、言動を紹介した。まずは見た目について。

「裸が笑えなくなってきた。手足が細くて、白ブリーフ姿はまさに昆虫。あと、目の下のクマが尋常じゃない」

 続いて、酒の飲み方について。

「昔は朝7時まで飲んでいたが、最近は夜9時でベロベロ。夜9~10時は、だいたい目をつむったまま話している」

「休肝日を設けており、その日は後輩からの電話に出ない。誘いに弱いので、出ると飲みに行ってしまうから」

 飲みの場で、上島はどんなことを話しているのだろう? 最近の上島の口癖は以下だ。

「ウッチャン、ついに紅白の司会だよ。スゲエな、ウッチャン。うれしいなぁ」

 上島は若手時代の話をするのが大好きだという。ウッチャンナンチャンとダチョウ倶楽部は同期で、営業では彼らに加え、B21スペシャルがよく顔を合わせていた。戦友をねたむでもひがむでもなく「ウッチャン、スゲエだろ」と言ってグラスを傾ける上島。

 ほかに、最近の彼にはこんな口癖もある。

「あの哲っちゃんが世間に認められて、本当にうれしいよ」

 実は上島、高いところが苦手だ。何かにチャレンジすることが本当に嫌い。リアクションのオファーが来たのに、断ることも少なくないという。でも、オファーされた現場に出川がいると知った途端、「哲っちゃんがやるなら俺もやる!」と返答するそうだ。盟友・出川との絆。大ブレークした出川を自分のことのように喜び、人目もはばからず大号泣したこともあった。

内村「いい話。俺、泣いちゃうよ(笑)」

大竹「もうすぐ死んじゃうんじゃねえの? 大丈夫かな、これ」

三村「死ぬ前のエピソードだもん」

土田「過去を走馬灯のように振り返りだしてるから、死ぬんでしょうね(笑)」

 肉体的にも精神的にも哀愁が漂っている、最近の上島。近頃は五十肩の痛みで腕が上がらず、「どうぞ、どうぞ」のギャグで挙手することさえつらいらしい。ある意味、以前の上島とは違う次元に入った感がある。

 土田からの飲みの誘いで、都内の某居酒屋に1人でやってきた上島。土田は仕事で遅れるというテイにし、遅れて到着した後輩2人と飲む上島をカメラは捉え続けた。

 最近の上島の飲み方は、焼酎ロック&チェイサーが基本だ。後輩のストレッチーズ・福島敏貴に「ボトル入れませんか?」と促され、焼酎ボトルをオーダーした上島。運ばれてきたボトルの中身は、実は水100%というのが今回のプチドッキリである。グラスに氷を入れ、ただの水をグラスいっぱいに注ぐ後輩たち。それを受け取り、グイッと飲む上島は果たして気づくのか? ……ノーリアクションだった。構わず気づかず、上機嫌で会話を続けている。

福島「おいしいですね、三岳」

上島「うん」

 氷が入った水のグラスを手に、いい調子で乾杯する芸人たち。一種、異様な光景である。酒が進むほど目をつむるはずなのに、飲めば飲むほど目がパッチリしてきた上島。肉体的にはどんどん酔いがさめていっている。でも、一向に気づかない。ロックで飲んでいるのに……。

土田「あんなにテーブルに水並ぶことあります? 腹パンパンになっちゃうよ」

 水攻めとは別のイタズラも上島を襲った。後輩が注文した枝豆のさやの中身が何も入っていないというプチドッキリである。問題の枝豆を口にした上島。果たして気づくのか? ……やはり、ノーリアクションだった。構わず、後輩と楽しく会話し続ける。

三村「どういうことよ(笑)」

大竹「『バレるんじゃないか?』とか、ドキドキした意味ないね」

 ネタばらしされた後の上島を見ると、すでに次のフェーズへ突入しているのだと確信した。

上島「おかしいと思ってたよ。枝豆がないんだよ(笑)」

大竹「なんで言わないん ですか(笑)」

上島「店に言っても悪いかなと思って」

 何かあれば必要以上に騒ぎ立て、痛みや苦しみをアピールするリアクション芸人。しかし、上島は「リアクションしないことが面白い」という境地にたどり着いていた。

大竹「何も気づかず、吸収していく」

土田「ツッコむとかってないですね。すべてを受け入れる」

 新しい意味でのリアクション芸人誕生! 久々に同期・上島の姿を目の当たりにした内村は「すごい素敵な人生ですよね」と、しみじみ。ポツリと真顔で言っていた。

(文=寺西ジャジューカ)

松本人志『クレイジージャーニー』ディレクター暴行事件後の放送内容に大ブーイング!

 ダウンタウン・松本人志らがMCを務める人気バラエティー番組『クレイジージャーニー』(TBS系)に激震が走った。

 8月29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が演出を担当する制作トップの同局ディレクターA氏の暴行事件を報じたのだ。

「記事によれば、今年4月頃、番組テロップの編集作業に不手際があったことにA氏が激高。編集スタジオでADの胸倉をつかみ、振り回したはずみで怪我を負わせてしまったとこのこと。結果、A氏は出勤停止処分を受け、番組からも外されることになったといいます」(芸能ライター)

 8月28日放送回では、さっそくA氏不在の影響が出ていたという。

「今回は人気ヒップホップグループ『BAD HOP』が特集されました。若者から圧倒的な支持を集める彼らの生活や過去に迫るという内容だったのですが、『クレイジージャーニー』といえば、世界を巡る狂気の旅人にスポットを当てるコンセプトが人気の番組。そのため、番組ファンからは『旅じゃない!』『これを2週放送するの?』との批判が殺到しています」(テレビ誌ライター)

 A氏は過去にバラエティー番組『リンカーン』を手掛けてもいるが、同番組は300回以上続くほど人気を博したが、最後は打ち切りの憂き目にあっている。

「『リンカーン』は最後のほうは総集編ばかりとなり、しかも『名場面』として紹介されるVTRは古いものばかりでした。『クレイジージャーニー』もネタ切れから最近は以前ほどの数字は取れていないものの、DVDが『8時だョ!全員集合』に続く好セールスを記録しており、視聴率はさほど重要視されてこなかった。しかし、A氏が番組を離れたことで、今後『クレイジーな旅』が放送できないのであれば、総集編でつなぎながら番組終了となる可能性もありそうです」(前出・テレビ誌ライター)

 A氏がいなくても、同番組は視聴者を魅了するコンテンツを作り続けることができるだろうか。

クロちゃん、職務質問されて憤慨するも「今回も嘘ツイート?」と疑いの声が相次ぐ

 お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが27日、自身のツイッターを更新。投稿内容に、またしても”嘘ツイート”疑惑が浮上している。

 クロちゃんはこの日、「タクシー探しながら歩いていたら、警察の人に呼び止められた。何してるんですか?キョロキョロと何かお探しですか?って、優しい言い方っぽいけど職務質問じゃん!タクシーは通らないわ、職質うけるわ、踏んだり蹴ったり!早くこの場所から立ち去りたくなったから、とりあえず、バス乗ったしん!」とつづり、バスの車内で撮影したという自撮り写真を公開した。

 何かと苦労して大変な思いをしたようだが、リプライ欄には「歩いて帰らなくて済む口実づくり」「もう何がなんでも歩きたくないんですね」「とりあえず、嘘ついとく辺りプロですな」など、ねぎらいのコメントは一切なく、「今回も嘘ツイートではないか?」という疑いの声ばかりが集まってしまった。

「外出時は顔バレをしないようにキャップとマスクで完全防備しているというクロちゃんですが、その見た目とキョロキョロしている様子が警察官には怪しく見えたのでしょう。自宅付近でも何度も職質されているようで、クロちゃんの怪しげな外見が筋金入りです」(週刊誌記者)

 歩いているだけで怪しまれてしまうクロちゃんが少々不憫?

闇営業芸人ザブングルが活動再開発表も、その裏で「非・吉本」ゆえの余罪疑惑が!

 反社会的勢力が主催するパーティーでの闇営業が発覚したことで、謹慎処分を受けたお笑いコンビ・ザブングルが9月1日から活動再開すると、所属事務所のワタナベエンターテインメントが発表した。9月2日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』が復帰後初仕事になるという。

 カラテカ・入江慎也が仲介した闇営業に参加していたザブングル。そのパーティーには吉本興業所属芸人が多数参加していたが、”非・吉本”の芸人はザブングルのみだった。

「今回の騒動において吉本の対応はグダグダでしたが、ナベプロの方はほぼ完璧だったといえるでしょう。まあ、世間の目が吉本に向いていた分、落ち着いて対応ができたということもあるでしょうが。ただ、ちょっと気になるのは、ザブングルには“余罪”の噂がいくつかあるということなんですよね……」

 そう話すのは、”非・吉本”のお笑い事務所関係者。余罪とは一体どういうことなのだろうか?

「今回の報道で、お笑い芸人と反社会的勢力が密接な関係にあるように思っている人も多いとは思うんですが、非・吉本サイドから言わせてもらうと、そういった付き合いがあるのは吉本芸人だけのような気がするんですよね。

 非・吉本の場合、そもそも事務所を通さない直の営業なんていうのもほとんどない。怪しげな人間関係を築いて、それを仕事にフィードバックさせる若手芸人なんていうのもほとんど聞いたことがないんです。そういう意味では、あの現場にいたザブングルは相当珍しいケース。むしろ、そういった現場にどっぷり浸かっていないと、なかなかあそこに居合わせないとも思える。もしかしたら、頻繁に闇営業に参加していたのではないかとささやく関係者も多いです」(同)

 どうやら、“闇営業に参加した唯一の非・吉本”というイレギュラーな存在であるがゆえに、疑いが晴れないサブングル。実際にはどうなのだろうか。

「ザブングルの加藤については、マイホームのローン返済もあって、お金が必要なのは事実。仕事が少ない時期もあったので、オイシイ仕事に飛びついていた可能性もあるとは思います。松尾についても、今田耕司に可愛がられるなど、吉本芸人との交流も深い。“状況証拠”がいくつかあるのは事実ですが、いずれも臆測の域を出ることはありません。それに、今回の騒動でナベプロはかなり厳しく対応したようで、過去のことはともかく、今後同様の不祥事が起きる可能性はかなり低いと思います」(別のお笑い関係者)

 一度不祥事を起こすと。その後は色眼鏡で見られてしまうのが芸能人というもの。ザブングルの2人は、疑惑を払拭するためにも、まっとうな芸人活動をただひたすら邁進する必要がありそうだ。

”ネガティブ芸人”宮下草薙・草薙、人気急上昇でメンタルは大丈夫?

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 今回取り上げるのは、宮下草薙のボケ、草薙航基(くさなぎ・こうき)だ。8月9日の『有吉ジャポン』(TBS系)によれば、今年上半期のテレビ出演本数は32本。一見少ないように思われるが、昨年の上半期が7本ということなので、5倍近い露出量だ。

 キラキラネームなのかなんなのかわからない名前の相方・宮下兼史鷹(みやした・けんしょう)とともにコンビを組んで4年。徐々に地肩をつけ、最近は『有吉ジャポン』をはじめ、『ダウンタウンDX』『ヒルナンデス!』『有吉ゼミ』(日本テレビ系)、『白黒アンジャッシュ』(チバテレ)など、幅を広げつつある。

ネガティブは地球を救う!

 そんな彼の持ち味は、なんといっても、そのネガティブ発言にある。2月14日『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「高校中退芸人」では、高校を2日で中退したと告白。入学式と翌日の身体測定に行っただけで辞めたと語っていた。理由は、その身体測定の際、クラスメートから「顔のわりに胸板が厚い」とイジられたからだそうで、「このままいくと、のちに公園で服を脱がされて『踊れ』まであるな」と危機感を抱き、中退を早々と決断したという。

 さらに、草薙は世間に高校を中退していることがバレるのがイヤだと訴え、「本屋に行っても、(店員にそれがバレたら)『中学までしか出てない奴は漫画にしとけ』みたいに思われるんじゃないか」と勝手に思いめぐらし、「病院とかに行っても、あんまりちゃんと診てくれないんじゃないか」と危惧。雨上がり決死隊・宮迫博之から「そんなわけあるか!?」と一喝され、「今日で完全にバレてもうたで」と忠告されると、「んんんんんんーーーー」と、うなっていた。

 これまでもネガティブモデル、ネガティブアイドルなどはいたが、意外にも、ネガティブ芸人の席は空いていたようだ。また、本人は本気で悩んでいるのだが、それがかえって笑える。

ネガティブだけど、ぽっちゃりが「かわいい」!?

 コンビでは、2017年大みそかに放送された『ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP』(日本テレビ系)で3位入賞を果たし、それなりにチラホラ顔を出してはいたが、当時と今とでは何が変わったのか? それは草薙の見た目である。当初は、今よりも顔がほっそりしていたのだ。

 つまり乱暴な言い方をすれば、当時は貧相な顔でネガティブ発言をするので、「哀れみ」のほうが強く出てしまっていた。だが、最近はふっくらしているので、そうした「かわいそうな気持ち」が消え、笑いが先に起こるようになったともいえる。

 ネットを見ると女性ユーザーから「かわいい」「母性本能をくすぐられる」といった声もある。あまり不快感を抱かせない、いいバランスになってきたということだろう。

 そんな彼の面白さにいち早く気づいていたのが『アメトーーク!』であり、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)だ。特に『アメトーーク!』は昨年10月18日の「人見知り芸人」で草薙を呼んでから、12月30日(年末5時間SP)、今年2月14日(先の「高校中退芸人」)、4月11日(お母さん大好き芸人)、5月9日(夢見る!チェリー芸人)、6月6日(先輩?後輩?芸歴ハッキリさせよう)、6月20日(立ちトーク)と、ほぼ1カ月おきに出演。さらに、8月8日にはコンビで「もっと売れたい芸人」の1組として登場した。

『ロンハー』も今年3月の2時間SP以来、ほぼ1カ月ごとに呼ばれてきたが、そんな彼に、ついに大チャンスが訪れる。ロンドンブーツ1号2号・田村亮が闇営業による謹慎処分を受けたことで、7月23日放送分から代理アシスタントとして出演するようになったのだ。その際、淳は「今週のアシスタント」として紹介していたが、それ以降、頻繁に呼ばれている。

 だが、草薙にとって亮の代理は相当なプレッシャーのようで、出演するたびに「無理です!」「亮さんがわからない!」などと言っている。これからますます多忙になったとき、彼のメンタル崩壊が心配である。

 もちろん、コンビとしても売れてほしいものだ。有吉以降、太田プロダクションからはタイムマシーン3号、ダーリンハニー、アルコ&ピース、やさしい雨と、そこそこ名は売れた若手はいたが、爆発力にいまいち欠けた。そういう意味では、いま一番期待のできる2人だ。

(文=都築雄一郎)

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サンドウィッチマンの好感度が急落? 『帰れマンデー』ブラマヨ小杉イジリで視聴者が不快感

 8月26日に放送された『帰れマンデー見っけ隊!! サンド&長嶋一茂&ブラマヨ小杉&すみれが秘境バスの旅』(テレビ朝日系)で、サンドウィッチマンらによるブラックマヨネーズ小杉竜一に対する“イジリ”が不愉快だったとプチ炎上する騒動があった。

 問題となったシーンは、サンドウィッチマンとゲストたちが、飲食店を探して“日本一人口の少ない町”と言われる山梨県早川町を路線バスで旅する「バスサンド」という企画でのこと。

 サイコロを振って出た目の数だけバス停を進むというルールで、6個先の“ヘルシー美里”という、いかにも飲食店がありそうなバス停を狙うメンバーたち。そこで小杉がサイコロを振って見事6を出し、その“ヘルシー美里”で降りたはいいが、飲食店がなかなか見つからない……。

 そして、飲食店を探して歩く羽目になったのは、サイコロを振った小杉のせいだと責め始めるサンドウィッチマンと長嶋一茂。それに対し、小杉は「みんなの責任やろ!」と怒りを見せつつ、激しくツッコミを入れていた。

 芸人同士のイジリに見えるこのシーンだが、SNSでは「ブラマヨ小杉さんが凄く嫌ないじめ方(いじりとは言いたくない)されてて気分が悪くなった」、「小杉くんの扱い最低でサンドの好感度急降下やで〜〜〜!!」、「バスサンドって番組の小杉さんへのいじり胸糞悪いな」など、不愉快であるとの意見が投稿されていたのだ。

 芸人同士のやり取りが、視聴者から“イジメ”だと捉えられるのはよくあること。今回のシーンについて、とある構成作家はこう話す。

「言うまでもないですが、サンドウィッチマンと小杉さんの絡みは完全にネタ。イジメ的要素なんて皆無です。少なくとも、芸人同士がこういったやりとりをする場合、両者とも完全に全てを理解した上で笑いを生むためだけにやっています。イジメではないのはもちろんのこと、イジリですらなく、完全にネタという感覚です。でも、それがちゃんと笑いにつながらないこともある。ギャグが滑ってしまうのと同じですね。そこを誤解させないように“笑い”にするのは芸人の腕次第という感じでもあると思います」

 また、テレビを介することによって、こういった芸人同士のやりとりが違う形に映ってしまうこともあるという。

「現場での雰囲気は完全にお笑いのネタそのものなので、制作サイドとしては別段違和感を抱くことない。でも、編集することによって伝わり方が変わってしまうことも多い。また、制作サイドとしては面白さを伝えようとしすぎるがゆえに、激しいイジリの部分を強調して編集しがちだという傾向もある。その結果、現場での“ネタ感”が薄れて、不愉快な映像になって放送されてしまうこともあるんですよね」(制作会社関係者)

 そして、視聴者によるネガティブな感想に対しては、テレビ局側も敏感に反応しやすくなっているようだ。

「制作サイドにとって炎上は絶対に避けたいところ。最近ではスポンサーに対してクレームを入れられることも増えているので、テレビ局もSNSでの動きには敏感にならざるを得ない。特に“イジメ”なんていう言葉には相当ナーバスになっていて、結果的にバラエティー番組の演出はどんどんマイルドになっていくわけです。これはもう仕方ないことだと思いますね」(同)

 SNSが普及し、視聴者が自由な意見を発信できるようになったことで、バラエティー番組の制作もかなり難しくなってきているということ。これはもう時代の流れということなのだろうか……。

EXIT兼近『24時間テレビ』で捏造演出の被害!  ”闇営業”濡れ衣に続く、日テレからのひどい仕打ち

 8月24〜25日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ42』の深夜に行われた企画「二宮和也のあの人に会いたくない」で”ヤラセ疑惑”が浮上中だ。

 ゲストのタレントが、過去に確執があった“会いたくない人”と再会するというこの企画。人気お笑いコンビ・EXITの兼近大樹は、中学時代に交際していたマナさんと再会することとなったのだが、2人のエピソードについて、事実とは違うことが多いと、マナさんが後にYouTubeで告白したのだ。

 番組では兼近が二股をしていたことが原因で別れ、マナさんは男性不信に陥ったとい紹介されていたが、マナさんがYouTubeで告白した内容によると、兼近が二股していたということは番組スタッフから初めて聞かされ、男性不信にもなっていないという。

 兼近もツイッターで「今日台本見せられた時はもっとレベチでやばたにえんだったけど流石にめちゃめちゃ嫌だと伝えて抑えた結果がこれ!」「いや過去に色々たくさんあったけど二股などは嘘だ!!笑」などと弁明(当該ツイートは削除済み)。どうやら過剰な演出があったようだ。

「番組側の演出で話が盛られるというのは、珍しくないこと。今回もそういったことがあったのでしょうが、スタッフとしてはまさかYouTubeで裏側を告白されるとは思ってもいなかったのでしょうね。ただ、チャリティー番組である『24時間テレビ』でこうした過剰演出があったというのは、番組全体のイメージ的にどうかと思います」(メディア関係者)

 兼近にしてみれば、まさかの仕打ちを受けたといった感じかもしれないが、実は過去にも日テレに対して苦い思いをしたことがあるという。

「実はちょっと前にEXITが『しゃべくり007』のメインゲストとして呼ばれる予定だったんですが、それが流れてしまったというんです」

 そう話すのは、とある制作会社関係者。企画が流れたのは、吉本興業の闇営業問題がワイドショーなどで大きく取り沙汰されていたころだという。

「週刊誌などが闇営業に関する周辺情報を報じている中で、“人気コンビEも闇営業に参加していたのではないか”という関係者証言が報じられたことがあった。そこで疑われてしまったのがEXITだったんです。EXITは闇営業にはまったく参加していなかったので、完全に濡れ衣なんですが、吉本サイドはEXITを呼び出して事情聴取を行ったそうです。そして、EXITに多少のリスクがあるかもしれないと判断した日テレ側は、『しゃべくり007』のメインゲストの企画を一旦保留したというんです」(同)

 とんでもないとばっちりを受けたEIXT。特に兼近は、大きなショックを受けていたという。

「チャラ男キャラではあるものの、実際にはすごく真面目な兼近なので、疑われたことに対する怒りは相当だったようですね。その後、『しゃべくり007』にはサブゲストとして出演していましたが、そこで一生懸命明るく振る舞う姿は、なんとも悲しげに見えました」(同)

 そんななか、兼近はまさかの“二股捏造”で、再び日本テレビからひどい仕打ちを受けてしまったのだ。

「本人は何も悪くないのに、とんでもない扱われ方で、日テレそのものが兼近のトラウマになってしまうのではないかと心配ですよ」(同)

 チャラ男キャラであるがゆえに、偏った目で見られがちな兼近。そろそろ本当の自分をさらけ出したほうがいいのかもしれない……。