エド・はるみ、二科展初出品でいきなり入賞の快挙もネットからは苦言相次いだワケ

 エド・はるみが、二科展で入賞したことを報告した。

 芸能人が多く出品することで知られる二科展。今年も常連の工藤静香をはじめ、元乃木坂46・若月佑美、女優の田中道子らが入賞していた。

 そんな中、エドも二科展初出品で初入賞していたことを報告していたが、21日にブログを更新し、「二科展 エド・はるみ」というタイトルのエントリーを投稿。その中で、「思いもかけず、この度初出品で初入選した『104回 二科展』」「20回連続入選の工藤静香さんや押切もえさんの入選でも有名です」と触れ、芸能人の絵は検索すると出てくるものの、自身の絵は検索しても出てこないといい、「ということで。誰か何とかしてくれないか~~ということを期待して」と、初入賞した自身の作品を披露した。

 エドの作品は黄色を基調とした、抽象画。タイトルは『喜(よろこび)』だといい、自身の絵を見に来てくれた人たちの後ろ姿の写真を披露。「…あぁ!!!!背中に掻いた(描いた)爪跡を残していきたい」と切実に語り、展覧会を終え、絵が自宅に戻ってきたことなども明かしていた。

 しかし、この報告にネット上では、「芸能人忖度としか思えない」「二科展入賞って、(笑)を付けないと語れないよね」「二科展は芸能人ならば誰でも入賞する。一般人がこれと同じような絵描いても入賞しない」といった厳しい声ばかりが飛び交っていた。

 芸能人が多く入賞することから、その評価の信頼性にもたびたび疑問が集まっている二科展。それだけにエドの作品にも苦言が集まってしまったようだ。

どぶろっく、KOC優勝でポスト・サンドウィッチマン「仲良しおじさんコンビ」の需要も

 コント日本一を決定する『キングオブコント2019』決勝戦が9月21日、TBS系で全国放送され、コンビ結成16年目の「どぶろっく」が優勝を果たした。

 歌ネタでおなじみのどぶろっくが決勝戦で披露したのは、ミュージカル風のコント。彼らの持ち味でもある下ネタを織り込み、会場の爆笑をさらった。

「どぶろっくの下ネタはギリギリ地上波に乗せられるタイプのものですが、深夜番組とゴールデンタイムの番組とで、下ネタ度合いを調整しています。今回の決勝戦でもやはりゴールデンタイム仕様の下ネタではあるものの、少々情けない男性の願望を上手く表現していたと言えるでしょう。ドン引きさせるような下ネタから、誰もが笑ってしまうような下ネタまで、自在に操る姿はもはや職人芸です」(お笑いライター)

 昨年のキングオブコントで優勝したハナコや、昨年のM-1覇者である霜降り明星など、いわゆる“お笑い第7世代”と呼ばれる若手が台頭している昨今。今回も、かが屋、空気階段、ビスケットブラザーズといったお笑い第7世代が決勝に進出し、そこからまた優勝者が出るのではないかとも言われていた。

 しかし、蓋を開けてみれば、一つ世代が上となるジャルジャル、うるとらブギーズ、そしてどぶろっくの3組がファイナルステージに進出する結果となった。

「若い世代の勢いはありますが、それと同時に経験を積んでいる中堅クラスにも注目が集まりつつある。また最近はサンドウィッチマン、博多華丸・大吉、バナナマンなどのように仲が良い“おじさんコンビ”が高い好感度を得ていて人気。そういった意味では、幼なじみで保育園から、大学までからずっと同じ学校で、今もなお行動をともにしているどぶろっくもまた、仲が良いおじさんコンビとして、彼らの後釜を期待される部分は大きいでしょう」(テレビ局関係者)

 近頃のエンタメ業界では、“おじさんのいちゃつき”が人気となる傾向が高いとも言われている。

「もちろん若くて可愛らしい男性のいちゃつきは、それこそ“アイドル”的な面で人気はあるんですが、そこはやはり一過性になりがち。一方、おじさんのいちゃつきは息が長いし、深堀りする面白みもある。ドラマの『おっさんずラブ』が人気になったのも、ヒロインの吉田鋼太郎が完全なおじさんで、主人公の田中圭も30代でそこまで若くなかったからだとも言われている。そのほか、ジャニーズ系にしても、嵐、TOKIO、V6、関ジャニ∞などは30代オーバーのグループだらけで、それぞれメンバーが仲良さそうにしているところが長く愛されているわけです。そういう意味でも、おじさんお笑いコンビのいちゃつきもまた、魅力的なコンテンツとなっているんです」(前出・テレビ局関係者)

 ともに40歳を超えているどぶろっく。仲が良いおじさん芸人として、サンドウィッチマンのようにお茶の間の主役に躍り出ることができるだろうか。

有吉弘行、田中みな実の誘い拒否は”あのトラウマ”のせい? 干され危機で「女子アナ恐怖症」に

 これほどの美女のお誘いを断るとは、よほどの「何か」があるのだろうか。

 フリーアナウンサーの田中みな実が9月20日深夜放送の『有吉ジャポン』(TBS系)に出演。ゲストの前田敦子からある秘密を暴露された。

 田中とプライベートでよく遊ぶ仲だという前田は、「(田中が)『有吉さんをご飯に誘って』と頼んでくる」「ちょいちょい前から、私、有吉さんのことはちょっとずつ相談されていて」と、AKB48時代から親交のある有吉との食事会のセッティングをお願いされている話を披露。今回の収録後も有吉を誘うよう田中からの指令が出ていたと明かした。

「田中はその理由を『1回もプライベートでお話をしたことがなくて。親睦を深められたらなと…』と話すも、有吉からはにべもなく断られていました。2人は熱愛疑惑も囁かれていた時期もあっただけに、一度もプライベートで会ったことがないというのは意外でしたね。もっとも田中のほうは、独身で貯金が趣味と公言する有吉を“優良物件”として、以前から恋愛対象としてロックオンしていたようです」(芸能ライター)

 そんななか、有吉が田中をここまで避けるのは、あの件がトラウマになっているのではないかとの見方もされている。

「有吉といえば2016年、フリーアナの夏目三久との親密交際が報じられたのが記憶に新しい。しかし、これには裏があり、夏目の背後にいる芸能界のドンが激怒。テレビなどのメディアに圧力をかけ、この話題をシャットアウトさせたと言われています」(週刊誌記者)

 ドンの逆鱗に触れた有吉は、芸能界引退危機に追い込まれたとも噂された一件である。

「夏目との件が事実であれば、有吉が女子アナウンサー恐怖症になっていても不思議ではない。一方、田中のほうは14年に自身が有力視されていた『あさチャン!』MCを夏目に奪われたことに腹を立てTBS退社を決めたとも言われ、奇妙な三角関係になっている。田中が意趣返しに夏目の元カレを奪おうと虎視眈々と機会をうかがっていたとしてもおかしくない話です」(前出・記者)

 電撃結婚の可能性は低そうだが、有吉にとっては贅沢な悩みかもしれない。

有吉弘行の元相棒、『電波少年ネタ』動画で再ブレイク狙いもあまりにトホホな再生回数

 20年ほど前、人気バラエティー番組『進め!電波少年』(日本テレビ系)のヒッチハイク企画で大ブレイクした、お笑いコンビ元猿岩石の森脇和成。

 若い世代には、あの大物芸人・有吉弘行とコンビを組んでいたことすら知らない無名のタレントだが、9月17日、世界各地で使える『グローバルWiFi』の調査役に抜擢され、タイで奮闘する動画が配信されたそうだ。しかし、動画を見た芸能ライターは厳しい意見を吐き捨てる。

「最初から電気がビリビリ流れるドッキリやタイキックなど、昔の『電波少年』を彷彿とするような面白企画が盛りだくさんでした。しかし、肝心の森脇のリアクションがまったく面白くなく、それは再生回数は400回前後と数字にも現れています」

 全盛期の『電波少年』では、ハタチそこそこの若者が奮闘する姿が視聴者の涙を誘いましたが、森脇が芸能界から消えた後の借金生活などを考えると、彼が身体を張る姿は全く笑えるものではない。

 動画内でスタッフから、「これを機に再ブレイクがあるかも?」と、期待を寄せられていた森脇だったが、有吉のように突出した才能がない限り、芸能界で生き残るのは難しそうだ。

吉本興業の芸人待遇問題、現場からは「驚くほど何も変わっていない」の声…このまま風化が狙い?

 今年の6月から7月にかけて、芸能マスコミを席巻したのが、吉本興業の闇営業問題だ。

 騒動の背景に芸人のギャラの少なさがあったとされ、吉本と芸人との契約問題に発展。極楽とんぼの加藤浩次が吉本の体質改善を求めて、“大崎洋会長と岡本昭彦社長が退任しない限り吉本を辞める”と発言すると、吉本は経営アドバイザリー委員会を設置し、あらたに「専属エージェント契約」という契約形態を導入すると発表した。

 写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)が第一報を報じた6月上旬から、約2カ月にわたって多くの芸能マスコミに取り上げられたが、現時点では大きな動きもなくなっている。吉本内部では、どういった状況なのだろうか。吉本の内部事情をよく知るマスコミ関係者はこう話す。

「宮迫さんと亮さんが会見を開いたのが7月20日。そこから1カ月くらいは吉本内部も結構混乱していて、“あの芸人が独立するらしい”とか、“反大崎派の社員がすでに新会社の設立を模索している”とか、そういった情報も出回っていたようです。さらに、吉本側も芸人たちに対してちょくちょく事情聴取をしていたとのことで、そんな話し合いの中で、芸人の要望を吸い上げることもあったようです」

 吉本の内部改革は確かに動き出そうとしていた模様。しかし、少し時間が経っただけで、状況は大きく変わったという。

「吉本はいろんな取り組みをしようとしていましたが、実際に現場でそれらが反映されているかというと、残念ながらそうではないらしい。報道が一段落すると、驚くほどに契約や芸人の待遇に関する話題は持ち出されなくなったというんです。つまり、何も変わっていない。あれだけマスコミで散々騒がれていたのに、前と同じ状態のまま進んでいる吉本に、芸人たちはもう呆れているみたいです」(同)

 騒動発覚からまだ3カ月ほどしか経っていないというのに、すでに何もなかったかのように、吉本興業は今まで通りの日常を取り戻してしまったのだ。

「専属エージェント契約についても、加藤浩次さん以外に誰かが動いているという具体的な話も聞かない。それどころか、加藤さんと吉本の話し合いが前進したという話も聞こえてきません。吉本としては、経営アドバイザリー委員会を設置して、いろいろな新ルールを取り決めてはいるものの、必ずしもそれを真剣に実行しようというわけではないのかもしれない。結局のところ、有名無実な体質改善です」(同)

 どうやらまだまだ芸人にとってはブラックな部分が残っている吉本興業。芸能マスコミとしても、継続的にこの問題を掘り下げていく必要がありそうだ。

ロンブー田村淳が相方不在で迷走? 風俗嬢アイドルのプロデュースに「妻子がかわいそう」の声

 相方不在で迷走してしまったのだろうか。

 9月17日、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が都内で「明日抱けるアイドル 道玄坂69 爆誕デビューライブ」に登場した。

 道玄坂69は、BSスカパー!で放送中のバラエティー『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』にて選ばれた18~21歳の現役風俗嬢4人で活動するアイドルグループだという。

「『歌って踊れる正統派アイドル』を目指しつつ、風俗嬢として店舗で予約すれば『明日抱きにいける』という前代未聞のコンセプト。デビューライブの会場には250人のファンが集結し、チケットは“690円”で即完売だったといいます。グループのプロデューサーを務める淳は、『いろいろなアイドルが出尽くしたなか、ライブの次の日にヌケるというアイドルの最終形態ですよ』とPR。吉本坂46よりも魅力があると語り、『NHKさんが(紅白に)呼んでくれるなら、こちらから拒否する理由はまったくない』と胸を張りました」(芸能ライター)

 しかし、ネット上では、女性たちを中心に大ブーイングの嵐。「うわー、ひくわ」「亮がいないせい?」「淳ってやっぱゲスいな」「こんなアイドルがいる日本はイヤ」「普通のアイドルがかわいそう」「知名度のある妻子ありの芸人がやる事ではないよ」「妻子がかわいそう」と拒否反応を示すコメントがズラリと並んでいる。

『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』といえば、16年の同番組に元AKB48の永尾まりやがゲスト出演した際、番組の途中で退席する“事件”も起きている。

「この回のテーマは『地上波では扱えない商品を通販番組』。番組の趣旨を聞かされていなかいという永尾に、淳は男性器を覆う『ペニストッキング』を紹介しながら、『永尾はどんなアダルトグッズが好き?』『アダルトグッズといえば何を頭に浮かべる?』とセクハラ口撃。その後も男性器の模型を触らせて、『慣れてるね』とイジったり、あげくにはスタッフの性器を直に見させて、『永尾、見た?』としつこく聞いては、渋々『見ました…』と答える永尾のリアクションを楽しんでいました。しかし、次の商品が紹介される直前に姿が消し、出演NGになったことが報告されています」(週刊誌記者)

 慶応義塾大学の大学院生として「死」について学んでいるという淳だが、本当にやりたかったのは「シモ」だった?

タカアンドトシ、好感度芸人枠をサンドに奪われ人気急落! 13年ぶり漫才ツアーで起死回生なるか

 昨今の“好感度芸人”といえば、やはりサンドウィッチマンだろう。「日経エンタテインメント」(日経BP社)や「週刊文春」(文藝春秋)の読者アンケートによる好きな芸人ランキングでは1位を獲得。数々のレギュラー番組を持ち、大活躍している。

 一方で、そんなサンドウィッチマンの台頭によって、仕事を減らしつつあるのがタカアンドトシだ。

「人を傷つけるような笑いをやらないタカトシは、2010年くらいからブレイク。ファン層は、子供や主婦などのファミリー層がメインで、深夜帯のバラエティー番組への出演も少なめ。若手の中ではまさに好感度芸人と言える状態でした。しかし、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)や『お試しかっ!』(テレビ朝日系)などのレギュラー番組が終了したことで、人気が落ち着いていくなか、サンドウィッチマンが好感度芸人として台頭。その座を奪われる形になってしまいました」(お笑いに詳しいテレビ誌記者)

 かつて『お試しかっ!』が放送されていたテレビ朝日系の月曜夜7時の枠では、現在『帰れマンデー見っけ隊!!』が放送中、タカアンドトシとサンドウィッチマンがレギュラー出演している。

 元々は『お試しかっ!』内企画である「帰れま10」のリニューアル版として始まった同番組だが、最近ではサンドウィッチマンがメインとなる企画「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」が放送されることが増えている。

「当初は、タカトシとサンドの出番はほぼ半々だったんですが、ちょっとずつサンドの企画が放送される頻度が高くなりつつあります。これが現状の人気の差、獲得できる視聴率の差ということなのかもしれません」(同)

 また、タカトシを脅かしている存在はサンドウィッチマンだけではない。

「タカトシの吉本の後輩にあたる千鳥などは、好感度芸人というイメージはあまりないのですが、単純に“面白い”ということで人気。当然、タカトシの仕事も奪っているわけです。まあ、吉本としても世代が近い芸人であれば、勢いのある千鳥を押すのは仕方ないこと。タカトシとしては踏ん張りどころでしょう」(バラエティー番組関係者)

 そんななか、タカトシは今年、13年ぶりとなる漫才ライブの全国ツアーを開催した。

「人気が下降気味になっているということで、今一度漫才に立ち返って、原点回帰ということなのでしょう。どうやら今後もツアーは断続的に開催していくようで、日本全国を回って、もう一度タカアンドトシの面白さをアピールしたいと目論んでいるようです」(同)

 何もしなければあっという間に消えてしまうのが芸能界。果たして、タカアンドトシは全国行脚で再ブレイクを狙えるのだろうか。

原作の”ブルマ漫才”はどうした! 劇団ひとり演出『べしゃり暮らし』が大不発のまま終了

 視聴者は色んな意味で消化不良だったようだ。

 間宮祥太朗主演のドラマ『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)が9月14日に最終回を迎えた。森田まさひろの人気漫画が原作で、演出を劇団ひとりが務めることで注目を浴びたが、ネット上では「構成が残念」との声が噴出している。

「ドラマは全8話のうち、半分が主人公以外の登場人物メインの話で進むという異例の展開。ようやく間宮メインに戻ったのに最終回だったことで、視聴者は肩透かしを食らいました。おそらく、劇団ひとりは主人公の目を通してさまざまな芸人の生き様を見せることで、視聴者を『芸人リスペクト』させたかったのでしょうが、奏功しませんでしたね」(芸能ライター)

 一方、原作ファンからは“あのシーン”への物足りなさを指摘されている。エンタメ誌ライターが言う。

「最終回では、主人公たちとともに柳ゆり菜と小芝風花が演じる女芸人コンビ・ニップレスが『漫才新人グランプリ』に挑戦しました。原作だと、ニップレスはブルマ姿になってネタを披露する場面があるんです。そのためニップレスが登場して以降、『ま、まさか原作通り……ぶ、ぶ、ブルマかっ!』『劇団ひとりの力量が試される』などと期待が高まっていましたが、結局、ブルマ姿は拝めないまま終了となったため、脱力した人が多かったようです」

『べしゃり暮らし』終了後には、『おっさんずラブ』のシーズン2が告知されている。以前には12話が基本だった連ドラも、最近はテレビ局側が爆死を恐れて8~10話と短くなっているのがトレンド。その分、ヒットすれば続編の可能性が高いだけに、劇団ひとりも「ブルマにさせておけばよかった」と今頃、後悔しているかもしれない。

『ゴッドタン』がEXIT兼近の不祥事をネタとして昇華! 芸能界“ろ過装置”令和バージョンの奇跡

 9月14日放送『ゴッドタン』(テレビ東京系)にて、名物企画「芸能界ストイック暗記王」が行われた。あるテーマ(森山直太朗の人気楽曲10曲、関東近郊の人気サバゲーフィールド10選など)を制限時間内に暗記し、全問正解すると10万円獲得。しかし、眼前で展開するミニコントに無理やり参加させられるなど、挑戦者にはさまざまな妨害が襲う。それらに打ち勝って暗記するのが、同企画成功の鉄則だ。

 今回、暗記に挑戦したのはEXITの兼近大樹。机に向かった彼めがけて繰り広げられるのは寸劇である。相方・りんたろー。がマスコミの仕掛けるハニートラップに引っ掛かるというストーリーだ。

 バーでEXITファンの女性たちが飲んでいると、そこにりんたろー。が現れた。パブリックイメージそのままチャラさ満点でファンと接しつつ、老人ホームでアルバイトする私生活を下敷きに「お年寄り、大好きぃ~!」と真面目な面もチラ見せするソツのなさ。EXITは「チャラいけど、本当は真面目」というキャラが世にウケているのだ。

 ファンがいなくなるや、りんたろー。の様子は一変した。ため息をつき、思いつめたようにテキーラを飲み干すのはなぜか? バーのマスター役を演じる劇団ひとりが話しかけた。

ひとり「一見チャラそうに見えて実は真面目。人気も出るはずだ」

りんたろー。「僕はそんな人間じゃないんです! 俺たちはお互い、過去にいろいろあった者同士がコンビ組んでて、だから、2人で“これからだぞ”って頑張ってきたんです」

 EXITの『ゴッドタン』初登場は2018年7月7日。「東京の遊びはやり尽くしたが、漫才が一番楽しかった」と豪語する2人に対し、MC陣は「チャラい割に漫才の構成がしっかりしてる」と指摘。さらに、兼近が「お酒は飲めない」と口を滑らせ、彼女の有無を聞かれると「恋愛してないとバレたくないから、その手の質問はやめてくれとスタッフに頼み込んでいた」と告白し、いきなり「チャラく見えて本当は真面目」という彼らのキャラは出来上がった。

 寸劇でりんたろー。は、人気者ゆえの悩みを吐露する。

「違うんです。俺の相方の兼近は、本当にいい奴なんです。その点、俺は、あいつほど真面目でもいい奴でもない。ただのチャラ男なんです。だから、あいつと一緒にいると、あいつを裏切ってるようで、世間にウソついてるようで、心が苦しいんです」

 りんたろー。が飲んだテキーラには薬が盛られており、すぐに彼は気を失った。その隙にりんたろー。は既婚女性とホテルで寝ている捏造写真を撮られてしまう。バーのマスターを演じる劇団ひとりの正体は、写真週刊誌の記者だった。ハニトラ写真の掲載は間近。りんたろー。は「兼近にだけは迷惑をかけたくない」と引退を決意した。

 そんなりんたろー。に、劇団ひとりは罵声を浴びせる。

「キレイごと言ってんじゃねえぞ。お前はあいつを裏切ったんだよ。あいつはまた地獄に落ちるんだよ。そして、お前はその十字架を背負っていくんだよ!」

 目の前のミニコントを、不自然なほど真顔で見続ける兼近。

兼近「オーイ! 許すに決まってんじゃん。俺がいなきゃ、お前輝けねえだろ!」

りんたろー。「俺を見捨てればよかったんだよ!」

兼近「見捨てられるわけなくね!? 俺たちは求められるなら、いつだってチャラ男にも真面目にもなる。俺たちは国民のマリオネットだ!」

「週刊文春」9月12日号(文藝春秋)の報道で、兼近は未成年時の逮捕歴( 11年に少女売春あっせん)を明かされた。その事実を踏まえて「ストイック暗記王」を振り返ると、ミニコントの内容には驚くばかりである。

 りんたろー。や劇団ひとりが発したセリフは、まさに兼近の心の内にある葛藤を代弁していたかのよう。

 タレントにスキャンダラスな出来事が起きた場合、以前と同じように露出させてよいものか逡巡するテレビ局はきっと出てくる。こういうときに機能する独特の“ろ過装置”が、かつての芸能界には存在した。

 真っ先に思い浮かぶのは、1996年まで放送されていたバラエティ番組『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!! 』(日本テレビ系)だ。飯星景子や山本モナ、新藤恵美など“何か”のおかげで十字架を背負ってしまった面々を率先して出演させるのが、この番組の手法だった。統一教会に入信しワイドショーをにぎわせた飯星が脱会するや、彼女をアシスタントの立場に据え「優勝者には飯星さんから特別に壺が贈られます」と発言するたけし。スキャンダルを笑いにしてタブーをタブーでないものにし、すねに傷持つ者の芸能界復帰を後押しする。しかし、世の中全体の締め付けが厳しくなるにつれ、この手のろ過装置は受け入れられなくなっていった。

「QUIZ JAPAN」(ほるぷ出版)vol.6に、『お笑いウルトラクイズ』で構成作家を務めたダンカンのインタビューが掲載されている。

「極楽(とんぼ)の山本(圭壱)君だとか、もしかしたらあそこぐらいから世の中変わったのかな? お笑いの人って、みんなバカで悪くて当たり前なのに」

「キングオブコメディの高橋(健一)君なんか、あの当時だったら“しめた!”って言われてたのかな。彼はおそらく、もうこの世界では無理だけど、あの時代だったら1年ぐらいの謹慎程度で戻ってきてたと思うんだよ。だって、人を殺 めてるわけじゃないしね。間違いなく引っ張り出して『女子校侵入クイズ』をやってますよね(笑)」

 なぜ、十字架を背負うタレントを引っ張り出し、ネタにして笑おうとするのか? 死屍に鞭打つ行為だと受け取られかねない。いや、違うのだ。真意はまるで異なる。

「日景(忠男)さんなんて実際はつらいんだもん、愛する人(1983年に自殺した、俳優・沖雅也のこと)が自ら命を絶って、自分もホモだって報道されて。それを腫れ物みたいに、みんなからそういう目で見られるとさらにつらくなるから。でも、開き直って“ホモなんですよ、この人”ってやると、妙に市民権得ちゃって“そうなんですよ私は”って開き直れてね。一度失敗しちゃったからって突き放してたら、その人たちはこれからどうやって生きていくかっていうことでね。人生長いんだから、そんなに冷たくしないでもいいのに。そういう意味では、たけしさんがみんなを救ったところはあるな」(同)

 80~90年代とは社会のありようが変わった現在。当時のろ過装置をそのまま起動させたら、おそらく賛否出るだろう。兼近の葛藤を他者に吐かせ、立場を逆転させることで失敗をネタにした今回の『ゴッドタン』は、そういう意味で塩梅がちょうどよかった。時代にチャンネルを合わせた、見事なろ過っぷりだったと思う。

 ここで気になるのは、今回の「ストイック暗記王」は文春報道よりも前に収録が行われたものなのか? ということ。同番組の佐久間宣行プロデューサーは『ゴッドタン』放送中の15日午前2時6分に、以下のツイートを発信している。

「2ヶ月前に撮ってるから、全部偶然です。」

 現代と歩調を合わせた令和バージョンのろ過装置は、なんの計算もなく無邪気に起動されていた。

 それにしてもEXIT、すごいものを背負うコンビになった。十字架のことを言っているのではない。2人の過去を知った上でコンビ名「EXIT」の意味を深読みしてみると、なかなかにグッとくる。

(文=寺西ジャジューカ)

人材不足の芸人コメンテーター枠に「プリンの話」で大反響の”あの女芸人”が急浮上!

 吉本興業の〝闇営業問題”の傷が癒えぬなか、テレビ各局は身辺が安全な芸人コメンテーター探しに奔走している。テレビ関係者は「例えば、宮迫博之さんなんかは、かつてフジテレビ系『バイキング』にレギュラー出演していました。一歩間違えれば、大変なことになっていた」と話す。

 もっか注目されているのは、すっかり好感度コンビとなった「サンドウィッチマン」。ただ、いかんせん当人たちが超売れっ子で、各局はスケジュールの奪い合い。加えて「最近になってギャラのグレード(格)が上がったと評判です」(お笑い関係者)という。

 そこで浮上しているのが、格安ギャラで出演してくれそうな某お笑いコンビの”片割れ”だという。

「2017年の『キングオブコント』で2位となり、ブレイクした『にゃんこスター』のアンゴラ村長です。彼女のSNSは荒れ気味ではありますが、独特の感性と洞察力を持っている。自分の考えをズバッというところもいいですね」(前出・テレビ関係者)

 なかでも話題となったのが、アンゴラ村長が9月10日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)で披露した「プリンの話」だ。相方のスーパー3助とは現在同棲中で、ゆくゆくは結婚も考えているというが、アンゴラ村長は一緒に行ったカフェでの3助のふるまいに幻滅したという。

「3助さん、最初は『美味しい』とか、写真を撮ったりして、大切そうにしていたのに、半分くらいになったらスマホを見だしたり、プリンがあるのが当たり前になって。店を出る時になったら残りのプリンをかき込んで食べたんです。そのプリンが自分に思えてきて」

 その上で、アンゴラ村長は「最初はカワイイとか言ってたのに、今はいることが普通になって。今25歳で、私の80歳までとかの残りの人生まだ残っているのに、(プリンのように)かき込まれてしまうような気がして」と不安を吐露した。

 こうしたアンゴラ村長の発言にネット上では、「なかなか深い例え話」「めっちゃわかる」「切ない」と共感の声が殺到した。

「彼女は子供向けの縄跳び教室もやっており、NHKの教育番組にも堂々出れる立場。言うまでもなく、闇営業とは無縁のところにいる。煮え切らない態度の相方の目を覚ます意味でも、ピンで芸人コメンテーターとして活動しても面白い。地頭は間違いなくいいですから」(テレビ誌ライター)

 そろそろ仕事面では”独り立ち”してもいい頃か?