クロちゃん、ご飯少なめのお茶漬けでヘルシーを気取るも、実は”コロッケと唐揚げ”入りで非難轟々

 お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが14日、自身のツイッターを更新。その投稿内容に痛烈なツッコミが殺到している。

 クロちゃんはこの日、「朝ごはんは、お茶漬け。お米が少なくても満足感たっぷりなお茶漬け。あー、こういうのをたべてる時に日本人に生まれて良かったなーっていつも思うしんねー。感謝」とつづり、朝食のお茶漬けを披露した。

 日頃からカロリーを気にしているクロちゃんだけに、ご飯は少なめのようだったが、なんと中には唐揚げやコロッケが入っていた。そのため、フォロワーから「唐揚げやコロッケが入ってるお茶漬けなんて、見たことも聞いたこともない」「お茶漬けって個人的にあっさりしたイメージだけど、クロちゃんのには揚げ物がいっぱいだね」「それお茶漬けとは言わないのでは?」「脂質って糖質よりカロリーが高いのは知らんよね」などの厳しいツッコミが多数寄せられていた。

 カロリーを気にしているのであれば、ご飯を減らすよりも唐揚げやコロッケを抜けばいいはず。とはいえツッコミ待ちの投稿とも考えられるので、リプライが増えれば増えるほどクロちゃんの思うツボなのかも。

リーチ・マイケルの顔マネは今後NGに? 「差別的表現」見直しで”ものまね番組”が変わる!?

 何かと「表現の自由」に関する議論に注目が集まっている昨今。お笑い界でも漫才コンビ・Aマッソがイベントでテニスの大坂なおみ選手に対して人種差別的発言をしたことについて謝罪したほか、漫才コンビ・金属バットのネタの内容についても差別的表現があると話題になった。

 さらに、10月12日放送の『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)では、ラグビー日本代表のリーチ・マイケル選手について、スタミナが必要なポジションを任せられているという意味で“ゴリラ”にたとえられると、MCの中居正広が“ビジュアルじゃないですよね?”とコメント。その発言が差別的なのではないかと指摘もされている。差別問題に詳しいメディア関係者はこう話す。

「Aマッソも中居も、差別的な意識は一切なかったとは思うんですが、いずれも外見的特徴をイジっているという構図。これは“ブラックフェイス”や外国人に扮する際の付け鼻がNGなのと同じで、外見的特徴をコメディーのネタにすること自体が問題視される。“表現の自由”うんぬんを抜きにして、人種差別的であると認識されます。“差別をしている意識はまったくない。ただ外見をイジっているだけ”なんていう言い訳は一切通用しない。仮に“差別を皮肉っているだけだ”という主張があったとしても、表現としては適切ではないと言えます」

 リーチ・マイケル選手の外見的特徴をイジるという意味では、レイザーラモンRGによる“顔マネ”についても“問題ありなのではないか”との指摘も。

「RGはラグビー日本代表のユニフォームを着て、口の周りを真っ黒く塗り、リーチマイケル選手のひげを表現しています。単純にトレードマークを表現しているということなのでしょうが、“外見的特徴をイジる”とも捉えられかねない。それこそ“ゴリラに似ている”が差別的ニュアンスを含むのだから、こちらの顔マネも微妙なところです。許容範囲ではあるかもしれませんが、できれば避けるべき表現と言えるのではないでしょうか」(同)

 そもそも“ものまね”には差別的表現は多いという現実がある。

「外見的特徴をまねることがほとんどなので、意識せずとも差別的な要素が含まれてしまうことが多々あります。外見を面白おかしくデフォルメすることについては、まさにルッキズムそのものだとも言えるでしょう。そういった点において、ものまね番組などはもっと表現に配慮していかなくてはならないはず。人種差別的表現はもちろんNGですが、“デブいじり”、“ブスいじり”、“ハゲいじり”、“チビいじり”などといったものについても同様です。“外見的特徴をイジることは少なからず差別的である”という認識を持つ必要があるでしょう」(同)

 多様性を認めるべき社会を目指すにあたり、これまでなんとなく許容していた潜在的差別表現をしっかりと見直す時期がきている。

木下優樹菜の恫喝DM騒動で夫・フジモンも廃業危機! 関係者は「若手にシフトするきっかけに」

 実姉が働いていたタピオカ店のオーナー側とトラブルになっている木下優樹菜。インスタグラムのダイレクトメッセージで恫喝とも取れる内容を送っていたことが発覚し、謝罪するに至った。

「双方の言い分は食い違っており、どちらが正しいのかは、本人たちのみぞ知るという状況。しかし、仮に木下サイドが悪くなかったとしても、中年女性をバカにするようなメッセージを送ってしまったことは、完全にアウト。イメージの悪化が免れず、今後の仕事に多大な影響を及ぼすでしょう。この騒動をきっかけに、オファーを取り下げるや番組は少なくないと思います」(テレビ局関係者)

 その一方で、主にバラエティー番組の“ガヤ”として活躍する木下の夫・FUJIWARA藤本敏史にも影響が出そうだ。ある構成作家は、こう話す。

「フジモンさんにとっては、“木下優樹菜の夫”ということが、大きなイジりネタになっている。今回の恫喝騒動についても、共演する芸人たちが、あえてイジるという構成はなくはない。しかし、制作サイドとしては、木下さんが所属する事務所への配慮もあるだろうから、それをオンエアできないと判断するでしょう。そうなると、編集するのも手間がかかるし、トラブルの原因にもなるかもしれないということで、“面倒くさいから、フジモンにオファーするのはやめよう”とスタッフは判断する。間違いなく、フジモンさんも仕事が激減するのは間違いない」

 近頃は“お笑い第7世代”と呼ばれる若手芸人が台頭しており、世代交代の空気が流れている。そんな状況がさらに藤本を追い詰めていく。

「フジモンさんは、芸歴はすでに30年にもなりますが、番組的にはひな壇ゲスト出演ばかりで若手芸人と同等の扱い。ギャラ単価も圧倒的に安いうえ、スケジュールも空きが多く、制作サイドとしても比較的“使いやすい芸人”でした。

 ただし、潜在視聴率がほとんど無いに等しく、将来的に爆発的に売れていく可能性もない。制作側としてはどうせなら第7世代を積極的に起用して、スターを育てたいという思いが優先する。そういう意味では、今回の木下さんの恫喝DM騒動は“いいきっかけ”になる。これまでは安定感を期待してフジモンさんを起用していた番組も、フジモンさんを外す理由ができたので思い切って若手にシフトできるということです」(同)

 ひな壇芸人としての評価は決して低くはない藤本だが、まさかの妻のトラブルによって、芸人廃業の危機に陥るとは……。お笑い第7世代の芸人たちは、内心ほくそ笑んでいる?

ブサイクブームの新星! アインシュタイン稲田直樹の快進撃と今後の課題

 今回取り上げるのは“稲ちゃん”こと、アインシュタイン稲田直樹。急角度にしゃくれたアゴがトレードマークだが、テレビ露出も急角度で上昇中。「よしもとブサイクランキング」では3年連続1位で殿堂入りを果たし、相方の河井ゆずるは2019年の同「男前ランキング」で1位と、“分担”がわかりやすい。

 目下コンビで『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)、『サンデー・ジャポン』(TBS系)、『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)などなど、主要な「顔見せ」番組を席巻。バラエティ界で「1周目」を回っている。

 河井の同期芸人には、かまいたち、和牛がいるが、昨年までだいぶ差がつけられていた。ただこれら2組が意外と頭打ちというか、安定してしまった感がある一方、勢い的には彼らのほうが勝っている。

快進撃の始まりはMVS

 快進撃のキッカケは、今年1月の『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)で、稲田がMVS(Most Valuable すべらない話)に選ばれたことが大きいだろう。色を識別できるスマホアプリで額の色を確認すると、「銀鼠(ぎんねず)色」「甕覗(かめのぞき)色」という聞いたこともない色の種類が割り出されたという話から始まり、美容専門学校の実習で、稲田の女装メイクを担当した学生が担任に「私の奴だけムズい」と相談していた話と、名刺代わりのブサイク話でたたみかけ、初登場にして初優勝をさらった。

 思えば、これまでのブサイク芸人は、どこか卑屈で恨みがましい性格だった。だが稲田 の場合は、自らのブサイクエピソードを、普段の挨拶のように事もなげに話す。その淡々とした描写が、絶妙に悲哀を感じさせてくれる。ただ、不思議とあまりかわいそうとはならない。

 ほかにも「大阪の珍しいお店を写真に収めようとしていた外国人観光客の前を横切ろうとしたら『ホワッツ?』と言われた」「自分の先を飛んで行ったセミが振り返り、二度見した、」「ポストになぜか投函してあった古びた辞書の折り目のついているページを開けたら、『下アゴ』という言葉に赤くアンダーラインが引かれていた」など、これまでのブサイク芸人より数段レベルが上の話ばかりだ。

 稲田に訪れた活況は、そうした“先輩”たちの身辺変化が影響している。出れば悲鳴が上がっていた南キャン・山里亮太は地道にトークを磨き、いまやMCの座を次々と手にしている。アンガ田中卓志も、親友・山里の結婚によって少し風向きが変わってきた。フット岩尾望はブサイクだがオシャレという道に進み、純度としては低くなっている。既存のブサイク芸人も落ち着いてきた中、新たな人材を求めるのは自然なことだろう。

 また、最近のお笑いコンビの傾向として、相方を自由に泳がせて、締めるところは締めるという「見守り型」が増えている。せいやと粗品の霜降り明星しかり、草薙航基と宮下兼史鷹の宮下草薙しかり。アインシュタインの場合も、河井がうまく後方支援をしてくれている。もし河井の稲田への“アタリ”が、フット後藤輝基のように強かったら、稲田の個性は半減していただろう。

 彼らのコンビ名の由来になったのはもちろん、今年、生誕140年を迎える物理学者アルベルト・アインシュタイン。だが、女性ファンから「かわいい」と言われる現象は、天才も解き明かせない難題だろう。逆に稲田たちに与えられた課題は、夜7時台・8時台と比較的浅い時間帯のゴールデンに出られるかということ、ブサイクエピソードをたまに話しに来るだけにとどまらず、東京でのレギュラー(準レギュラー)を確保し、定位置を見つけることだろう。いち早く、自分たちの成功方程式を見つけてほしいものだ。

小原正子、「なぜここで半乳!?」出産した病院のイベントに着ていった場違いな服装に非難轟々

 お笑いコンビ・クワバタオハラの小原正子が13日にブログを更新して物議を醸している。

 小原といえば先日、息子が芋ほり遠足のおみやげに大量のさつま芋を持ち帰ってきたことを報告。さつま芋をふんだんに使った豚汁を作ったことを明かしていたのだが、実際の豚汁写真がアップされていなかったことから「大抵画像ない」「料理載せない」などの鋭いツッコミが寄せられてしまっていたばかり。

 そんな小原はこの日、「ふれあいフェスタ」というタイトルでブログを更新し、3人の子供たちを出産した病院のイベントに赴いたことを明かした。

「子供たちが誕生した病院でお祭りがありました。手作りの、あたたかな、めっちゃ素敵なイベントでした。めっちゃ楽しむ兄弟!!!ちなみにこうめちゃんはずっとすやのすや。たくさんの家族!たくさんの子供たち!たくさんの笑顔!みんな(ほとんど?) ここで 産声をあげたのかと思うと。。。とても感動しました!」とつづり、愛娘を抱っこ紐で抱っこしている写真を投稿した。

 ちょうど小原の胸の位置に顔をうずめるようにぐっすりと眠っていることが確認できるのだが、この投稿に対してネット上からは「なぜここで半乳!?」「何、あの胸、何のために晒すの」「乳は出さんでよろしい」「格好も何もかもやる事が下品。せめて中にチューブトップとか着るよね」「半乳見せて場違いの服装。スタイル、歳相応の格好があるよね」といった厳しい声が飛び交っている。

 確かに写真を見ると胸の谷間が見えてしまったことを偶然だと弁解するには難しい服装に見えてしまう。TPOを意識して子連れの人が集まる場にはもう少し無難な装いを心掛けたほうが良かったのかもしれない。

 

ハライチ澤部とノブコブ吉村のラグビー観戦発覚で、欅坂46『けやかけ』の企画が台無しに!?

「仲良し映像」はあと2週間待ってもらいたかった?

 10月13日、欅坂46の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系、以下けやかけ)にて、「ノブコブ吉村から共演NGを撤回してもらおう!前半」が放送された。

「平成ノブシコブシの吉村崇は、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際、欅坂46を共演NGだと発言。その理由として、ガヤを教える講師役で『けやかけ』に出演した際、メンバーが物静かで、あまりにもリアクションが“マグロ”だったため、終始、大汗をかく結果になったことを挙げていました」(週刊誌記者)

 この発言に『けやかけ』スタッフが即座に反応。欅坂46メンバーたちが以前とは変わった姿を見せつけ、吉村に共演NGを撤回してもらうという企画と相成った。

「番組ではメンバーがさまざまな手段でスタジオに呼び込もうとするも、吉村は頑なに拒否して楽屋にこもったまま。最終手段として、吉村が元カノと写った過去の写真をエサに強引に楽屋から連れ出すことに。森田ひかるが『(スタジオに)来ていただけないとなると、この写真をオンエアすることになっちゃうんですけど』と写真を見せつけると、慌てた吉村が彼女を追いかけて豪快なスライディングでスタジオに乱入。すかさず、MCの澤部佑が吉村を羽交い締めにして、『うちの欅ちゃんたちに共演NGをつけつけやがって、どういうつもりなんだ! 馬鹿野郎、この野郎!』と声を張り上げ、次週の対決につなげたところで『前半』が終了しました」(テレビ誌ライター)

 あまりに台本通りのやりとりに欅坂ファンは爆笑。「来週も楽しみ」「茶番オブ茶番(笑)」「これぞザ・プロレス」と大いに満足したようだった。

 だだ、しかし、同日夜にそんな「台本」をぶち壊す映像が流れたという。

「ラグビーW杯の日本対スコットランド戦にて、観客席で応援する澤部の姿が一瞬テレビに映り込んだのを、視聴者がめざとく見つけたのです。その後、澤部は吉村と一緒に観に行っていたことが発覚。もともと2人は『ピカルの定理』(フジテレビ系)で共演した大の仲良しですからね。しかし、『けやかけ』ではMCと共演NG芸人との立ち位置で抗争中ですから、番組のためには、ラグビー中継に映り込んだのはマイナスでした」(前出ライター)

 もし澤部と吉村のやりとりを「ガチ」だと思って観ていた人がいたら、さぞかし驚いたかも?

中川パラダイス、ドヤ顔で不倫を肯定する姿に女性視聴者が一斉に嫌悪感「村本以上にクズ!」

「村本大輔のキャラが強すぎて、相方のことはほとんど知らなかったけど、 村本以上ののクズだったんだね」

 10月12日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演したウーマンラッシュアワー・中川パラダイスが、女性たちからフルボッコになっている。

「番組では、不倫を報じられながらもそれほど世間から叩かれなかった千原せいじが登場。せいじの不倫発覚時の対応が不満だったという中川は、『犯罪じゃないんで、もっと男らしくあってほしかった』とダメ出し。『僕も不倫しているからわかる。浮気って禁断の果実と一緒で1回手を出すと止まらない。僕が止まらないんで』と悪ぶることなく熱弁しました」(テレビ誌ライター)

 しかし、こうした中川の不倫肯定発言に女性視聴者がドン引き。ネット上では「中川パラダイスの不倫イキリみてて腹立った」「中川パラダイス不倫でドヤってるのキレそう」「クソみたいな武勇伝をドヤ顔で語ってて気持ち悪くなってチャンネル変えた」とかなり強めの嫌悪感を持たれている。

「中川といえば、以前にもネット番組で『不倫は最低なことだとは思わない』『不倫はもちろんしている』と不倫を肯定しているだけでなく、『嫁も不倫しているからお互いさまなんですよ』と、独特な夫婦関係を明かしています。中川の妻は元北新地のナンバーワンホステスで、中川いわく、Fカップの持ち主。過去には、結婚前には吉本の後輩芸人と浮気していたこともネタにしています。しかし、中川が浮気した後、家に帰ると部屋がメチャクチャになっていて、中川のお気に入りの服に包丁が刺さっていたこともあったそうですから、妻は中川の不倫を容認しているわけではないのでしょう」(女性誌ライター)

 中川は都内に新築タワーマンションを6,000万円で購入。35年のフルローンで、73歳まで毎月20万円を払っていかなければならないと明かしている。

 しかし、村本以上のゲスぶりが世間に知られることになれば、番組出演は激減し、ローンを返すこともままならなくなりそうだが本人はわかっているのだろうか。

中川家・礼二が披露したラグビー日本代表選手の「爆笑小ネタ」に拍手喝采!

「ピッ、ノックオン! 帝京ボール!」

 といえば、中川家・礼二おなじみのラグビー審判ネタだ。

 そんなラグビー大好き芸人の礼二が、10月12日放送の『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)で披露した選手情報に視聴者から拍手喝采が飛び交っている。

「翌日にラグビー日本代表が、W杯初のベスト8進出をかけた大一番、スコットランド戦を翌日に控えていることで、番組では『今からでも間に合う!観戦の楽しみ方』コーナーを企画。元日本代表の大畑大介氏とともに、礼二が登場し、そこでスポーツ紙に載らないような細かすぎる情報を披露したのです」(テレビ誌ライター)

 礼二が紹介したのは以下のようなもの。

「稲垣啓太は幼稚園のときに体重が40キロ。遊具の床をホッピングで踏み抜いたことがある」

「リーチ・マイケルは府中でニュージーランド風のカフェをやっていて、狭い厨房でたまにコップを洗っている」

「姫野和樹はすごい力があって、中学の頃に空手経験者の先生と腕相撲して勝った。負けた先生は右肘の靭帯を損傷した」

「田中史朗は『お前どこ小?』と、小学生に間違えられるのが嫌でヒゲをはやし始めた」

「田村優はたまたま東京駅の八重洲口で見かけて、東北新幹線のチケットを持っていたのに東海道新幹線の駅員さんに聞いていた」

「松島孝太朗は2週間に1回散髪します」

 これには視聴者も「礼二さんのラグビー小ネタが面白かった」「選手プチ情報が最高」「ラグビーに興味がなくても興味持てる」との称賛コメントがネット上で賑わうことに。

「中川家はラグビーネタを約25年続けてきている。その間には『わけわからんこと辞めろ』『ラグビーやってたんや、何がおもろいねん』と、外野からはいろいろと言われ続けたそう。ラグビーW杯日本開催で世間から注目を浴びることとなり、やり続けてよかったと感じているでしょうね」(放送作家)

 せっかく掴んだラグビーネタ芸人のポジションを、「ノックオン」せずにトライに結びつけてもらいたいものだ。

M-1グランプリ2019予選で突然注目を浴びた逸材! マセキ漫才の新星「赤もみじ」って何者だ?

 コントのザ・マミィ、漫才の納言。今、波に乗る2組に注目芸人をたずねたところ、くしくも4人の口から同じ名前があがった。その名は「赤もみじ」――。

 メディアで見たこともなければ、wikiのページもない。そんなコンビがなぜ注目されるのか? 超・先物買いのインタビューを行った。

2人 (落ち着かない様子で)今日、何で呼ばれたんですか……?

――最近芸人さんを取材している中で注目の若手を聞いたら、赤もみじさんの名前が次々とあがりまして。

村田 マジですか? 誰が名前挙げてくれたんですか?

――マミィさん、納言さん。4人全員からですね。

村田 おお……!

阪田 ありがたい……。

――正直、赤もみじさんの名前、知らなかったんです。

村田 そりゃそうですよ!

――でも、ゆにばーすさんの単独にも呼ばれているし、澤部渡さん(スカート)もツイッターで推しているし、波が来ている感が半端なかったんで、声をかけさせてもらいました。実際、芸人評価が高まってる感覚あるんですか?

村田 実は今年入ってからですかね、ちょっとだけありまして。人力舎の三福エンターテイメントさんが、僕らのことを言いふらしてくれてたんですよ。

阪田 そのときはまだ会ったこともなかったのに、動画か何かを見てくれたらしくて、いろんな芸人に「今、一番、面白い漫才師知ってる?」「誰ですか?」「……赤もみじ」(笑)。

村田 そこから「三福さんから聞いたよ。赤もみじでしょ?」と言われることが増えました。

――それは刷り込まれますね! お客さんの評価も上がってるんですか。

阪田 最近はやりやすくなってきました。事務所のライブでは、ボケで怒る人というキャラが知られるようになったので。

村田 ただ、よそのライブ出たらキッチンキッチンにスベることがあります。2018年のM-1は2回戦で、「お客さんが映った大きな写真の前で漫才してるのかな?」というぐらい反応がなくて……。最後、スベりすぎて僕も照れ笑いしてました(笑)。でも最近は徐々に反応よくなってきてます。前まではめっちゃ怖がられていたんですよ。僕、むちゃくちゃツバも飛ばしますし。

――村田さんの見た目、いかついですもんね。

阪田 でも根が明るくて、優しいんです。もともとおばあちゃん子で、母子家庭の長男で、責任感強いんですよね。

村田 ……うん。

――意外です。

村田 確かにめっちゃ明るいんです。コンビ結成した当初は、ぼそっと一言で笑わせる東京スタイルに憧れたんです。おぎやはぎさんみたいな。

阪田 センスある漫才がやりたがってたんです。

村田 でも、小さい声を出すのがストレスで、何も楽しくなくなってしまった。それで結成半年ぐらいから、今みたいに大声はりあげるスタイルに落ち着きましたね。

――赤もみじさんのネタは、村田さんが気に入らないことを執拗に責めていきますよね。もともと、ああいうこまかいところに絡んでいく性格なんですか。

村田 漫才で見せてるのは、ちょっと片隅にうかんだ本心を、過度に言う感じですね。普段はあんなに怒鳴ったりするタイプではないんです。日常でためこんで、ライブで血管切れてもいいぐらいに声出してます。

――小さいボケをたくさん入れ込むスタイルではないから、最初お客さんにハマらないと後が大変なんじゃないかな? とも思いました。

村田 そこは大丈夫です。マセキに入る前、1年ぐらい修業をしてたんで。

――修行?

村田 地下ライブに積極的に出て、普通の漫才をやってたんです。ここでネタができたらどこでもできるだろうと。

阪田 ただ、めっちゃスベりましたね。

村田 上半身裸で奇声あげる芸人さんばっかりみたいなライブで、どのイベントでも僕らが一番服着てましたから。そこで鍛えられて、スベるのはイヤですけど、焦らなくはなりました。だからウケてない時間も怖くはないです。

――赤もみじ結成までの経緯を教えてください。

村田 高校生の時から別々にやっていたんです。「ハイスクールマンザイ」に出ていて、僕が3年生、こいつが2年生で知り合いました。霜降り明星さんは僕より2学年上ですね。

阪田 そのころはそんなしゃべってなくて。お互いに顔を知っているぐらいでした。

村田 こいつのコンビは当時の相方がネタ作っていたんだけど、ブラマヨさんのネタをまるパクリしてたんですよ。

阪田 ワードを変えただけで、何が起きるかのフォーマットは一緒でしたね。

――それはウケるんですか?

阪田 高校生なんで、ウケるというより元気がよかったらいいというか……。

村田 僕のコンビは全然でしたけど、こいつは準決勝まで行ってました。その後、僕は大阪でフリーで芸人を1年だけやって、コンビで東京出てきたんです。トータルで4年ぐらいフリーでやってましたねえ。

阪田 事務所の入り方が分からなかったんですよね?

村田 養成所入るためにしていた貯金を、パチスロに使っちゃって……最悪です!

阪田 僕は当時の相方が「東京に行きたい」と言うんで、上京して東京のNSCに入りました。でも解散して、別の相方と組んでやってたんです。

村田 コンビ名「パスタ」、な。エゴサーチしても、10秒前にアップされた“おいしいパスタの画像”しかあがってこない。

阪田 美味しいパスタは日本中の人があげているから、ツイッターの更新も早いんです。

――「パスタ おもしろい」で検索しないと難しそうですね。

阪田 それはそれでおもしろい味のパスタが出てくるんで(笑)。そのコンビでは僕がネタを書いてたんですけど、1年経って、「もうネタ書けない、ムリだ」と思って。ちょうどその頃、村田さんがメシに誘ってくれたんですよ。

村田 僕もコンビを解散して、しゃべるヤツもいなかったんで。

阪田 東京で会ったのは初めてで、何やってるのか聞いたら、「月1回ぐらい舞台に出て、あとはパチンコとか競馬やったりしてヒマしてる」と。おもしろいこともネタ書けるのも知っていたんで、組みたいなと思って。それで前のコンビを解散して、フリーで一緒に始めたんです。

村田 漫才をやりたかったのもあって、こいつと組みました。そこからマセキのオーディションライブに出るようになって、大体1年ぐらいで事務所預かりになるんですけど……。

阪田 ちょうど1年ったころに、村田さんが路上禁煙してる姿をマネージャーさんに見つかったんですよ。それで「おまえらもうクビ」になりかけた。

村田 反省してます。結局、預かりになるまで2年かかりました。それが去年の6月ぐらいですね。

――赤もみじというコンビ名も気になるんですが。

村田 日本っぽい、和のコンビ名がいいと思ってたので、最初は「炎の武蔵」っていう案もあがったんですが、こいつが「それは名乗りたくない」って。元パスタが何言ってるねん!

阪田 いやー、炎の武蔵はちょっと(苦笑)。

村田 そのときバイトが一緒だった(同じ事務所の)ガクヅケの木田くんに、迷ってることを相談したら、「赤もみじ」を提案してくれたんで採用しました。最終的にはケータイアプリのルーレットを使って、「赤もみじ」か「炎の武蔵」かを決めようとなって、一発目に「炎の武蔵」で止まったんです。でも何事もなかったかのように「赤もみじ」に止まるまで回しましたね。

――ガクヅケさんの名前が出ましたけど、仲のいいコンビはいますか?

村田 同じ事務所のフェーは仲いいです。オーディションから一緒で、ユニットライブもやってますし。

阪田 彼らはコントも面白いんですよ。篠原さんの顔の圧が強くて、それ活かしたネタやってます。

――マセキは事務所がファミリーっぽい印象がありますね。

阪田 あー、そうかもしれません。少しだけいた吉本は人数多くて、ほぼフリーに近い感覚でしたけど、マセキは僕らでもウンナンさんに会える環境もあって。事務所に入ってるという感覚ありますね。

村田 先輩がたにもよくしてもらってます、きしたかのさんはコンビで。特に岸さんは一緒にいるとき、お金を一回も払ったことがないです。

阪田 子どもみたいに溺愛されてますね。僕はスタンダップコーギーの三森さんのYouTubeチャンネルを手伝ってるんですよ。昆虫撮るカメラを担当していて、それ終わりでおごってくれますね。寿司と焼肉しか食べているのを見たことないんです!

――ところでこれから世に出るため、「〇〇芸人」を名乗れるような個性ってあります?

村田 僕は借金とギャンブルです。

――そこは今、若手でも上が詰まってるジャンルですよ。

村田 そうなんですよ! しかもその中で比べると、ぼくの借金230万円は少ないほう。実は、相方に借りることもあって、その時は自転車立ち漕ぎして高円寺に向かってます。

阪田 でも一昨年、競馬で200万円当てましたよね?

村田 そうそう。その金で130万円あった借金を返済して、70万円の貯金ができました。でも結局その2週間後、競馬で130万円の借金ができて元に戻ったんですけど、あの時は調子乗りましたね……。サングラス買いましたから(笑)。

阪田 叙々苑も連れて行ってくれて。

村田 こいつと木田くんを連れていって、「好きなだけ食べて!」ですよ。

阪田 結局財布のお金では払いきれなくて、俺が貸してあげたんです。めちゃくちゃダサかったですね!

――昔の芸人気質ですね。

村田 使ってしまいますね。もともと裕福ではなかったので、お金なくても恐怖心ないんですよ。実家、砂壁でしたし。

――あと、阪田さんは芸名が「阪田ベーカリー」。相当なパン好きなんですか。

阪田 パン作りは好きです。今、自主ライブでパン配ったり、パントークの企画もやってますから。でも焦ってます。単なるパン好きレベルで、技量が追いついていないので。

村田 まだメロンパンとちぎりパンの作り方しか知らない。

坂田 芸名にしたのは、マネージャーさんが芸名を変えたがる人なんです。それでパン好きだから「阪田ベーカリー」はどうかと言われて。

村田 それをずっと拒否していたら、元号変わったタイミングで出てきたのが、「令和ベーカリー」。

阪田 親が僕かどうかさえわからない名前はイヤじゃないですか。それでせめて「阪田」の名前つけてほしいと妥協して、「阪田ベーカリー」になりました。難しいこと要求して、簡単な要求を飲ませる詐欺師の手法です!

――最後に、今後の目標を教えてください。

阪田 村田さんの借金返せるぐらいに稼ぎたいです。

村田 一撃で返したい。だから目標は月収230万円。

阪田 その目標、結構しんどいですよ。

村田 あと第7世代と呼ばれたいです。誰も呼んでくれないので。

阪田 入りたいですねえ。

――でも第7世代でくくられる芸人さんを取材すると、そんなに乗り気じゃなかったりしますよね。熱いのは四千頭身の後藤さんとEXITの兼近さんだけという説もあって。

村田 そうなんですか!?

――ザ・マミィさんは第7世代扱いされないから、第8世代を自称してました。

村田 じゃあ僕らもそっちで(笑)。

阪田 鮮度高い方がいいです。

村田 あと出待ちされたいですねえ。ライブの後、声かけてほしくてゆーっくり歩くんですけど、ゆーっくり駅に着きます。

阪田 見た目が怖いんでしょうね。

村田 やっぱりお笑いのモチベーションとしては、いっぱいモテてたいってのがあるんで。それで「村田、あんな可愛い子をふったの?」と驚かれたい。

――最近の若手って、「モテたい」より、純粋にお笑いが好きで芸人になった人、多くありません?

村田 いやー、絶対ウソついてるでしょ。モテたいです!

阪田 僕はモテたい気持ちはそこまで強くないです。前のコンビではネタ書いていて面白くなかったんで、今は村田さんが通った道をついていっていこうと思ってます。

村田 それなら、俺がふった女とおまえがつきあえばいい。「……えっ? あいつと今、つきあってんの?」をやりたいですね!

阪田 趣味悪すぎますよ!

撮影/石田寛

赤もみじ(あかもみじ)
村田大樹(左/ボケ)と阪田ベーカリー(右/ツッコミ)によるお笑いコンビ。マセキ芸能社、マセキユース所属。主な活動は、事務所開催のライブをはじめとした数々の舞台が中心。他社芸人の企画ライブからもお声がかかるほか、自主でユニットライブも手掛けている。M-1予選での実績はまだないものの、2019年に入ってから芸人たちの間でその存在が噂の的に。スーパーマラドーナのYouTube番組でも、「M-1GP 2019」の決勝出場予想枠で名前が挙げられる事態となっている。映像メディア出演はなく1度、AbemaTVの「シモネタGP2018」に出演したものの、なかなか次のお声がかからない状態とのこと。関係者さん、急いで!

ガーリィレコードチャンネル、YouTubeで人気の「気配斬り」はよしもと本社のゴミ捨て場から生まれた!?

 テレビ的にはほぼ無名の芸人4人が、YouTubeで人気を博している。9月中旬時点でチャンネル登録者数は60万人超。11月には日本青年館ホールでの単独イベントも控えている。

「ガーリィレコードチャンネル」のメンバーは、お笑いコンビ・ガーリィレコードの高井佳佑、フェニックス、そして同期芸人の秋山太郎と雨野宮将明の4人からなる。藤原竜也やMr.Children桜井和寿のモノマネ、アニメやゲームをネタにした動画などで注目されるようになり、現在は4人が食事をとったり、ウレタン棒を振って遊んでいるゲーム「気配斬り」など、ただ遊んでいるように見える、無邪気な「ホームビデオ」感のある動画が中心だ。高橋一生や松坂桃李らがファンを公言しており、先日は『しゃべくり007』や『嵐にしやがれ』(共に日テレ系)にも出演を果たした。

「第7世代」芸人が話題になる昨今だが、ライブシーンから賞レースを勝ち上がり、テレビで脚光を浴びるといった、従来のパターンとはまったく別の方法で知名度を獲得しているガーリィレコードチャンネルは、どのような発想の元で作られているのだろうか?

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――YouTubeチャンネル登録者数60万人突破、おめでとうございます(9月中旬取材時)。失礼ながら、それまで無名だった芸人さん のチャンネルが、短期間でこんな数字を出したというのは異例のケースだと思います。

フェニックス 去年の7月21日から、毎日動画を投稿し始めたんです。その前から、Twitterに上げていた動画(「対マスターハンド戦にて  全く意味のないフォックス下スマッシュ」)が無断転載されていたので、その対策として、ちょこちょこ自分たちで動画を上げてはいたんですが、本格的に始めたのはその頃ですね。

――YouTuberの世界では、子どもたちの夏休みが、1年で最もバズりやすい期間だといわれています。そこを意識して、自分たちの知名度を戦略的に上げようという意図があったのでしょうか?

フェニックス そうですね。「夏休みは(数字が)伸びる」と聞いていたので。でも、そこまで戦略的なことは考えていなくて、「ひとりでも多くの人に知ってもらえたら」くらいの気持ちでした。

太郎  もともとは、雨野宮がガーリィレコードの2人を誘って始めたんです。当初は雨野宮は裏方というか、作家的なポジションで、動画には出てなかったんですけど。俺が合流するようになったのは、フェニックスとルームシェアを始めたことがきっかけでしたね。それで、俺も暇だったので、動画に参加することになったんです(※現在、フェニックスと太郎は、友人2名と一軒家を借りてルームシェア中。「ガーリィレコードチャンネルハウス」と呼ばれ、主な撮影場所になっている。なお、今年6月には、高井と雨野宮もルームシェアを開始)。

――雨野宮さんは、どうして2人とYouTubeを始めようと考えたのでしょうか?

雨野宮 僕はもともと極楽とんぼさんが大好きで、お2人がAbemaTVで番組(『極楽とんぼKAKERUTV』)を始めたことをきっかけにして、ネット番組やYouTube動画をいろいろ見るようになったんです。そうするうちに、「YouTubeに芸人が出ていったら、絶対人気が出るのに」と思うようになりました。そんな頃、ガーリィレコードのモノマネ動画がTwitterでバズっているのを見て、「これはあるぞ……ガーリィレコード、YouTubeワンチャンあるぞ……」とひらめいたんです(笑)。

フェニックス 「YouTubeは稼げるぞ……」と、甘いささやきが……。

雨野宮 「思ってる以上に稼げるぞ……」「テレビも変わっていくぞ……」

高井 ずっと耳元でささやかれ続けました(笑)。

雨野宮 YouTubeって、(登録者数を)ゼロから100にする段階が大変で、そこから先は軌道に乗れば自然と伸びていくだろうと思っていたんです。ガーリィレコードのモノマネなら、その “100”になるという確信があったので、「YouTubeチャンネルをやらせてくれ」と頼んだんです。

――そこからガーリィレコードチャンネルがスタートしたと。当初から、今のような編集なしの「ホームビデオ」ノリだったんでしょうか?

フェニックス 最初はモノマネ動画ばかり上げてました。でも、そればかりだとネタ切れになると気づき、ご飯食べるだけだったり、単に遊んでいるだけの動画を上げるようになりました。

雨野宮 毎日毎日、「今日は何をしよう?」と話してて、まんま夏休みのノリでしたね。

太郎 本当に友達の家に遊びに行くノリで、「何も決まってないけど、とりあえず集まろう!」みたいな(笑)。

雨野宮 何も起きなくて、「夕焼けを見た!」くらいの日もあるよね。

高井 あの部屋で、ただ何をするでもなく寝っ転がってて、夕方になって窓から日が入ってくると、なんだかエモいというか、すごくノスタルジックになるんですよね。

フェニックス あの部屋の雰囲気も相まってな。

――最初からガチガチに戦略を詰めて、ほかと差別化した動画を作ったというよりは、結果的にこうなったんですね。

高井 遊んでいるうちに、今の動画のベースが出来上がったのかな。

雨野宮 「動画の編集をしないのが、ほかと違ってカッコいい」と言われるけど、「やらない」じゃなくて「できない」だけなんです!

――そんな遊びの延長線から生まれた「深夜のテンションシリーズ」も好評ですが、中でも「気配斬り」動画は大人気ですね。一体どのような経緯で誕生したんでしょうか?

フェニックス それこそ遊びの中で生まれたというか、みんなで、よしもとの東京本社の中庭で走り回ってるときに……。

雨野宮 それもおかしいんですけどね。まず「本社で走り回る」って、なんなんだ(笑)。

フェニックス で、中庭のゴミ捨て場に、2本のウレタン棒が落ちていたんです。男としては、棒を見つけたら振らざるを得ないじゃないですか。そしたら、すごく気持ちのいい音がしたんですね。

高井 みんなで気に入って、通りすがりの社員さんに「これもらっていいですか?」「いいですよ、ゴミだし」みたいな感じでもらってきました。

雨野宮 もともと「気配玉」というゲームをやっていて、棒を使って「斬り」にしたら、もっと面白いんじゃないかと思って始めたのがきっかけですね。

――そんな経緯で生まれた「気配斬り」ですが、大変バズッた結果、皆さんも『しゃべくり007』や、『嵐にしやがれ』などの地上波テレビ番組に出演したりと、話題を呼んでいます。

高井 ゴールデン番組に、あのゴミが!

雨野宮 かっこいいタレントさんが、あのゴミを持って!

フェニックス あのゴミがきっかけで、『24時間テレビ』だぜ!

高井 でも、本当にありがたいですよね。

――何がチャンスになるか、本当にわかりませんね。そしてさまざまなYouTuberたちも、こぞって「気配斬り」動画を上げています。

高井 TikTokでも「#気配斬り」みたいなのが、めちゃめちゃありますよ。だいたいルールを間違えているんですけど。

――ガーリィレコードチャンネルの動画では、お互い一度しか振ってはいけないルールでやっているのに、当たるまで何度も振り続けている動画を見たことがありますね。

雨野宮 僕らの感覚としては、一度きりが面白いと思ったけれど、振り回しているのが面白いと感じる人もいるかもしれない。それは着眼点の違いですよね。広まってくれるなら全然アリです。

――とはいえ、元ネタに言及しない人もいるじゃないですか。

太郎 まいっちゃいますよね~~~!(※太郎の持ちギャグ)

――ちなみに、これを読んでいる方の中にも、「気配斬り」に挑戦してみたい人もいると思うんです。やるときの注意点を教えて下さい。

フェニックス まず、何もない6畳間がないと……。

――そこからですか。

高井 硬い棒では絶対やらないこと。ぜひウレタン棒を手に入れてほしいですね。

太郎 腕を大きく振ると相手の体や周囲の物に当たってけがをする可能性があるので、なるべく自分の体の近くで小さめに振ってください。安全面が大事ですね。

フェニックス それに、やってる様子を見る人や撮影する人がいないと、何も面白くないですよ。

雨野宮 「気配斬り」って、人柄が出ると思うんですよ。何も気にせず行くタイプなのか、周りに気を使うタイプなのかとか。だから、恋人同士が同棲を始める前なんかには、一度「気配斬り」をしてほしい。「ねえ、アタシと気配斬りしよ?」って。

フェニックス アレをやると、仲良くなるもんね。新入社員同士とかでもやってほしいですね。

――気配斬りで、わかることがあると(笑)。そして、カジサックさんや中田敦彦さんといった、これまでテレビで活躍していたよしもとの先輩芸人が、YouTubeの世界に進出しています。これは脅威に感じますか?

雨野宮 僕たち、全員27歳で同い年なんです。みんなで「観てたテレビが全部終わっちゃったな」って話をよくしていて。『みなおか』『めちゃイケ』『はねトび』(フジテレビ系)、全部終わってしまった。でも、そこで活躍されていた人で、今YouTubeの世界に来られている人もいるじゃないですか。あの頃、僕たちが好きだった人たちと共演する夢がかなうというか。

フェニックス 正直、上の人たちがYouTubeをやってくれればくれるほど、ウチらもやりやすくなるし。

高井 今後もYouTubeに参入する芸人は増えてほしいですね。

――逆に皆さんは、劇場で評価を高めて賞レースを勝ち上がり、テレビでブレイクという芸人の売れ方の王道を目指したことはあったのでしょうか?

フェニックス ウチらは、コンビを組んで8年目なんですけど、もう1年目の終わりくらいから、漫才で賞レースを目指すのは無理だからやめました。

――早くないですか?

高井 早めにあきらめました! 上京したばかりの頃は、しゃべくり漫才をしたいと思ってました 。

フェニックス 「無理」ってなりましたね。それに、無限大ホールに出ている同期も先輩も、めちゃくちゃ面白いんですよ。同期は、ラフレクラン、空気階段ですし。

高井 正攻法じゃ勝てないから、僕らの強みを生かそうと思ったんです。

フェニックス 何かのジャンルで一番だったら食えるという目算があって、僕らは2人ともアニメやマンガが大好きだから、秋葉原で一番になろうと思ったんです。オタク文化は強いし、この国では絶対なくならないと確信して、2年目から『DEATH NOTE』ネタをやり始めました。

――一般的に、登録者数が数十万人を超えたYouTuberは、着ている服や住んでいる部屋が豪華になっていき、端的にいえば羽振りがよくなってくるじゃないですか。ガーリィレコードチャンネルは、収入に関しては、ぶっちゃけどうなんでしょうか?

高井 まあまあ、そこはよしもとさんですよね(笑)。

太郎 でも、カジサックさんが割合を変えてくれたりして、僕らも変わってきてはいます。

――それはよかったです。今後の野望はありますか? たとえば、ほかのYouTuberのような豪華な部屋に住みたいとか……。

フェニックス その欲は、あんまりないですね~。

高井 だったら、もっとおいしいものを食べたい。

――では、今後はどうなっていきたいですか?

雨野宮 結婚して子どもをつくって……。

太郎 幸せになりたいのが一番ですかね!

高井 息子とサイクリングしたいですね。そして海沿いに家を……。

――ちょっと地に足が着きすぎているので、もう少し芸人としての大きな目標もお願いします!

フェニックス 大きな目標、そうっすね。まあ、このYouTubeをきっかけに、いろんなことができたらなぁって思います。

(取材=藤谷千明/構成=斎藤岬/撮影=尾藤能暢)

 

●ガーリィレコードチャンネル

写真左から、雨野宮将明、フェニックス(ガーリィレコード)、高井佳佑(同)、秋山太郎。東京NSC17期の同期4人組。「本物の米津玄師」としてガチャピンちゃんねるにも登場している。

https://www.youtube.com/channel/UC6VjNLslXbb6Stl0I2MkQWA