『M-1』というフィールドで、ウエストランドの“悪口”漫才に私たちが笑ったものは

 今年も大きな注目を集めた『M-1グランプリ2022』(テレビ朝日系)は、結成14年のコンビ・ウエストランドが制する結果となった。昨年の決勝戦放送後、私は「『M-1』は視聴者に、芸人について「語る」ための異様に快適な環境をお膳立てしてくれる」と書いたのだが、今回…

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ウエストランドもネタでバカにした「お笑い批評」は不必要なのか

 先日とあるツイートを見つけた。

「お笑いを分析するのはもういい。ただ楽しむだけでいいじゃん」

 このツイートが示す通り、昨今「M-1グランプリ」や「キングオブコント」など、お笑いの賞レースで披露されたネタに対して、独自の考えや分析をネット上で発表する人が増えている。それは僕たちのように仕事としてコラムやレビューを書く人間だけではなく、趣味の一環として分析し、レビ…

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有吉がまさか!? 元芸人が感じる「紅白出場記事」への違和感

 僕がコラムを書くときに一番苦労するのは何を書くか考える「題材探し」だ。題材さえ決まってしまえばあっという間に書き終えるのだが、その題材を見つけるまでに結構時間がかかってしまう。

 僕の題材を探す方法はいくつかあって、「M-1グランプリ」や「キングオブコント」などお笑い界で行われる一大イベントなどは題材になりやすい。あとはお笑いについて昔から思っていることだ。

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元ホームチーム・与座よしあきのマセキ退所に相方が送るエールと思い出

 今回のコラムはお笑い界のビックニュースでも、芸能界への問題提起でもなく、僕の個人的な想いを書くコラムとなるのは間違いない。興味のない人もいると思うが、最後までお付き合いお願いします。

 12月18日、とある芸人がTwitterにおいて2022年12月31日をもって所属している事務所を退所し、フリーになり世界を目指すという無謀な宣言をした。

 そのとある芸人とは、…

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宮迫博之と中田敦彦、“脱吉本YouTuber”の現在 吉本との関係はいまだに…

 一時期は一挙手一投足がほぼニュースとなっていた、元雨上がり決死隊の宮迫博之。現在でもコンスタントにYouTubeに動画を公開しているが、再生回数は停滞気味だ。

「現在は1週間に2~3本の更新で、再生回数は10万~20万回くらいがアベレージです。芸人をやっている息子を登場させるなど、ある意味“禁じ手”に近い動画もありますが、かつてのような盛り上がりは見られません。YouTube…

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『盛ラジオ』が可視化した芸人の“盛りトーク”、関係者が明かすバラエティーの実態

 テレビのトークバラエティ番組を見ていると、出演者から次々と爆笑エピソードが飛び出し、芸能人のトークスキルに驚かされるもの。でも、あれがもしも“ウソ”だったら──。

 そんなテーマで作られた番組が、10月から12月にかけて6回放送された『盛ラジオ』(テレビ東京系)だ。この番組は、「うまく使えば人々を笑わせるテクニックであるが、やりすぎると毒になる“盛り”がどの程度行われているの…

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櫻坂46・守屋麗奈もいじる男性ブランコのアレ

 22日放送のTBS系『ラヴィット!』に『M-1グランプリ2022』ファイナリストの男性ブランコ(浦井のりひろ・平井まさあき)が出演。あの音符が実写で登場した。

 司会の麒麟・川島明は「M-1グランプリで、すばらしい第4位でございます!」と男性ブランコを祝福。浦井は「同期のやさしいズ・佐伯から表現力が素晴らしいと(言われた)」と反響を明かすと川島も「見えてないものが全国に見えて…

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カベポスター永見大吾も…2022年を席巻した「シソンヌじろうインスパイア芸人」の大問題

 2022年も多くのお笑い芸人が大活躍したが、なかでも特に人気が高かったのが“シソンヌじろうインスパイア芸人”だ。

 “シソンヌじろうインスパイア芸人”とは、お笑いコンビ・シソンヌのボケ担当・じろうに雰囲気が似た芸人たちのこと。痩せ型でメガネをかけていて、なおかつ“センスの高い”ネタを披露するというのが特徴だ。

 空気階段・水川かたまり、ロングコートダディ・堂前透…

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山田邦子の批判受ける「おもしろいです」批評の理由とM-1全ネタレビュー

 お笑い界の一大イベント!日本で最も有名な賞レース!それこそがその年の日本一の若手漫才師を決める大会「M-1グランプリ」だ。

 今大会には大きく取り上げられたニュースがあった。それは審査員の顔ぶれが変わったこと。しかも辞退したのがこれまで審査で話題を提供し続けた「上沼恵美子」さんと、審査員をすることでこの大会の価値を支えていた「オール巨人」師匠だった。以前から「審査員を辞めたい…

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『M-1』は当日だけが戦いではない… 敗者復活戦が人気投票になるのは“悪”なのか

 お笑い大好きプロデューサー・たかはし(TP)が見た、芸人たちの“実像”をつづる。今回は『M-1グランプリ2022』敗者復活戦のお話をお届け。

『M-1グランプリ2022』の決勝戦が12月18日に行われ、ウエストランドが7261組の頂点に立った。このご時世に逆行するかのような「悪口漫才」に、審査員7人中6人が票を投じたことは、お笑い界全体からの「決意表明」のような気がして胸が熱…

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