みやぞんの障害者向け施設だけじゃない! “芸の肥やし”を蓄える「正社員芸人」たちの現在

『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティランナーに決定したANZEN漫才みやぞんの知られざる一面を「女性自身」(光文社)のウェブサイトが報じている。

 みやぞんは23歳時から8年間にわたって、知的障害者向けの福祉サービス事務所で正職員として働いていたという。パソコンを用いた事務作業のほか、入居者の送迎ワゴンの運転など幅広い仕事をこなしていたが、芸人としてブレークを果たし、仕事が忙しくなったためパート勤務を経て現在は退職しているという。

 仕事がない若手芸人にとって、アルバイトは生活を成り立たせる重要な要素だ。ときにはバイトが本業となり、正社員となってしまう場合もある。

「マシンガンズの滝沢秀一は、結婚して子どももいるため、2016年から生活のためにゴミ収集会社に正社員として就職しています。毎日、早朝からの仕事をこなしているようですね。これにより、ゴミの分別などをテーマとする講演の仕事が増えたそうです。さらに、もともと小説執筆を行っており、ゴミ収集の日々を描いた作品で、純文学雑誌『群像』(講談社)の新人賞予選を通過しています。さながら“ゴミ芸人”ですね」(放送作家)

 さらには、芸能界の裏方仕事を始めるパターンもある。

「ハリセンボンの近藤春菜のそっくりさん芸人として知られるジーニー堤は、自らイベント会社を設営し、ものまね芸人仲間に仕事を割り振るプローモーター的な仕事を始めています。仕事の立場上、各芸人のギャラを完璧に把握しているそうです。さらに東京都町田市には、自らが経営するショーパプ飲食店『海賊バルジーニーズ』をオープンしています」(同)

 みやぞんは福祉事務所職員時代から、明るい性格で知られていたという。芸人にとって、仕事が何かしらの「芸の肥やし」になることはあるかもしれない。

(文=平田宏利)

ジョイマン・高木晋哉に降って湧いた“W杯特需”「日本×セネガル」の結果次第で大ブレーク?

 お笑いコンビ・ジョイマンの高木晋哉が、自身のネタに登場する不思議なダンスと、サッカーW杯ロシア大会で、日本の次戦相手となるセネガルの“勝利ダンス”が激似であると言及。お笑い関係者の間では「展開次第では“W杯特需”が生まれるかもしれない」と期待が高まっている。

 先日、セネガルが強敵ポーランドに勝利した際のダンスの映像を、高木が自信のTwitterで公開。自身の代名詞でもある「ナナナナ~」のリズムで踊る姿を重ね合わせて見るユーザーが増えている。

 高木は特にサッカーに詳しい“サッカー芸人”ではないが、まさかの展開に前出関係者は「一発屋芸人の枠で収まっていたジョイマンが、再びスポットを浴びる大チャンスが到来している」と確信。その条件として「日本がセネガルに勝つか引き分けの上で、あのダンスをどう面白く披露してくれるかがポイントになるでしょうね」と話す。

 W杯関連では、本田圭佑選手のモノマネで知られるじゅんいちダビットソンらがイベントや番組に呼ばれる機会が増えているが「ジョイマンも展開次第で、そこに入る可能性は高い」(同)。相手次第なのは寂しいところではあるが、4年に1度の大きなスポーツイベントだけに、どんな展開になるか楽しみだ。

ANZEN漫才の「じゃないほう芸人」あらぽんが、ひょうたんネタで活路を見いだす!?

「じゃないほう芸人」というカテゴリーがある。「じゃないほう」と言いながら、彼らに対するニーズもしっかり存在する現在のテレビ界。なんだかんだ、バイきんぐの西村瑞樹やハライチの岩井勇気は好事家から熱い視線を浴びているわけで。「名は体を表わさず」とでも言うべきか。

 いや、お笑い芸人という職業は決して甘くない。相方の村本大輔が語学の勉強で海外へ行っていた期間、月収が3万円に落ち込んだと告白したのはウーマンラッシュアワーの中川パラダイスだ。今でも格差が深刻なお笑いコンビはしっかり存在しているということ。

■安田大サーカスのメンバーだと間違われるあらぽん

 6月20日深夜に放送された『運命のひと押し~ここで印鑑を押しますか?~』(テレビ朝日系)に出演したのは、ANZEN漫才のあらぽん。残酷なことを言うと、彼こそが本当の意味で「じゃないほう」である。

 みやぞんの人気者っぷりについては、言うまでもない。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の準レギュラーに収まり、今年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(同)ではチャリティランナーを務めることも決定している。

 一方のあらぽんは、残念ながら知名度がない。番組が街行く人に「この人を知っていますか?」とアンケートを採ったところ「1人だと名前が出てこない」「安田大サーカスの人?」と、誰も名前を言い当てられないのだ。

 ちなみに、この番組のコンセプトは以下。

「“人生を左右する運命の決断”を前に悩む人に寄り添い、最後の決断=『印鑑を押すのか? 押さないのか?』を判断する瞬間まで、一部始終をお見せする新感覚バラエティー」

 今回、あらぽんは13年の交際を経て昨年10月に結婚した一般人女性と共にスタジオへ登場。この妻は、夫に対し「『みやぞんじゃないほう』って言われてほしくない!」と不安と憤りを抱えているようだ。彼女は「みやぞんがいなくても、ピンで舞台に立てるようなネタを作ります!」と書かれた念書を持参して来ており、これに判を押して奮起する夫の挽回を願っている。

■「じゃないほう芸人」どころか「いないほう芸人」

 あらぽんは冷静だった。自身の現状をしっかりと認識している。

「地方に営業に行くと、誰とも目が合わない」

「台本に名前がない、台本にいない。局のトイレに行っても、ずっとセンサーが反応しない時があるんですよ。機械にすら、いないと思われている」

「最近まで『いないほう芸人』でしたね。『じゃないほう』の一個下には『いないほう芸人』っていうのがあるんですよ」

 妻の現状認識もシビアだ。

妻「今、みやぞんに気を使って、隣でただ笑ってる人みたいになってる(笑)」

あらぽん「フィギュアね。スマイルフィギュア。横で笑ってるだけになっちゃう。いつも、それは言われるんです」

 ANZEN漫才としてコンビで出演する際、「みやぞんの良さを引き出してください」「サポートしてください」というスタンスを求められることが多いという。みやぞんとは1歳の頃からの幼なじみのはずなのに、今ではコンビ格差が広がる一方である。ならば、やはり妻の言う通り、ピンのネタを磨くしかないか?

「漫才とかコンビでネタをやる時はすごい楽しいですけど、その考えは今まで持ったことがなかったんですよ。ピンで(ネタを)やるっていう。それは知らない世界ですよね」

 ここで、あらぽんが活路を見いだしたのは「ひょうたん」だった。

「僕、毎年ひょうたんを育ててるんです。昔から好きで。ひょうたんを使った何かならできるかもしれないです」

 あらぽんにスイッチが入った。熱くなったら止まらない。周囲のリアクションに構わず、マニアックなトークを放ち続けていく。

「ひょうたんのフォルムは丸を2個重ねてる。なんでその形を選んだのか? っていうのがあるじゃないですか。いろんな形が世の中にあるのに、ひょうたんはその形を選んでいる」

 さらに、こんなことまで言いだした。

「ひょうたんにはオスとメスがあると思うんですよ。僕はなんとなくわかるんですけども」

 スタジオに自作のひょうたんを持ってきたあらぽんは、それを手に持ちながら「この子はオスなんですけど」と断言、持論を展開した。

「この子は虫にやられることが多いんです。傷だらけで。美人な女の子たちがいるところを守ってるんですよ、きっと。ひょうたんはいっぱいなるのに、こいつだけに虫が殺到するんです。この子は傷だらけだけなんですけど、この裏にいる子たちはみんなきれいなんです。裏にいるのは女の子ですね。全部、『美人ちゃん』って呼んでるんですけど」

 彼に注目したことがなかっただけに、まったく知らなかった。彼は、自分の世界を持っていた。

■ひょうたんのピン芸は「最低限笑える」レベル!

 実はあらぽんのひょうたん、芸能界でプチブレーク中である。彼は自作のひょうたんを、今までに黒柳徹子と明石家さんまに渡したことがあるという。

「さんまさんはサッカーのマンチェスターというチームが好きなんで、全部真っ赤に塗って、白と黒でサッカーボールのひもを編んであげるっていう。黒柳さんには、ピンクが好きだったんでピンクのひもを編んであげて。で、象みたいな形のものがあったんですよ。『エレファント君』って名前を付けてたんですけど、エレファント君にピンクをあしらって、鈴を付けてあげて」

 ついには群馬に畑を借り、1メートル以上のひょうたん作りに励んでいるという。

 そんなあらぽん、妻が持参したピン活動を要求する念書へ勇ましく判を押している。彼は今後、「いないほう芸人」を返上すべく“ひょうたんネタ”に活路を見いだすようだ。

「なんとなく、自分の中で想像はできました。ひょうたん使っていいんだったら。ひょうたんって歌と同じで『最低限笑える』というレベル。歌は『最低限聴ける』じゃないですか? スベったとかないじゃないから」

 彼の中で、ひょうたんネタに対する確信とある種の担保が出来上がっているよう。「マニアックなことが好きなので、そういうのを語れる人になりたい」と、あらぽんは将来への展望を語っていた。

(文=寺西ジャジューカ)

手塚賞受賞のカラテカ・矢部太郎、ブレークのカギ握るのは相方の「人脈力」か?

 お笑いコンビ、カラテカの矢部太郎がエッセイ漫画『大家さんと僕』(新潮社)で手塚治虫文化賞の「短編賞」を受賞した。

 著書はすでに30万部を超える売れ行きといい「大家さんをはじめ、みなさんがいたから漫画が描けました」と語る矢部。贈呈式には板尾創路、ほんこんら、作中に登場するモデル4人もお祝いに駆けつけた。もともと、無名だった若手芸人時代に『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)に出演、数カ国語を猛勉強して笑わせる無理難題の企画をやってのけるなど“賢さ”の片鱗を見せていた。その後、気象予報士の資格も取得したが「押しが足りないというか、グイグイいけない性格がマイナスに動いた」(お笑い関係者)こともあり、なかなかブレークの機会に恵まれなかった。

 文学関係での受賞といえば、2015年にピース・又吉直樹の小説『火花』(文藝春秋)が「芥川賞」に選出され、一躍、有名となった。この時も相方で現在は米・ニューヨークに活動拠点を移した綾部祐二との“コンビ格差”が話題となったが、矢部の相方・入江慎也は先輩芸人のレギュラー番組のゲストに呼ばれる機会も多く、こちらも“格差”があったといえる。

 だが、別のテレビ局関係者は、矢部の本格ブレークのカギを握るのは「間違いなく入江さんでしょうね」と話す。

 現在は企業コンサルタントや講演会など、芸人以外の仕事をメインで生計を立てている入江だが「とにかく人脈の多さには我々も驚かされる。著名人はもちろん、企業の社長からまだ無名だけど才能あるアーティストまで幅広い。あれだけのネットワークがあれば、あちこちに矢部を売り込むことは十分可能。そこがピースとの最も大きな違いでしょうかね」(同)。

 次こそは、矢部も大きなチャンスをつかんでもらいたいものだ。

髭男爵・山田ルイ53世「一発屋芸人とは、“逆白鳥”なんです」

「ルネッサ~ンス」で一世を風靡した……という書かれ方もうんざりするほど経験しているであろう、お笑いコンビ・髭男爵。2008年のブレークから紆余曲折、当事者となった山田ルイ53世が自身と同じ「一発屋」という枠で語られる芸人たちの過去と現在を真摯なインタビューで紡ぎ出した著作『一発屋芸人列伝』(新潮社)が話題を呼んでいる。数々の文豪たちが執筆にいそしんだという新潮社の通称「缶詰め部屋」で、山田ルイ53世が「一発屋」という言葉に抱く思いを訊いた。

***

――「芸人さんが芸人さんの本を書く」というのは、バランスがとても難しいと思うんです。すごい熱い感じで書いてあると、読み手としてはちょっと引いてしまったり。

山田ルイ53世(以下、山田)そうですね。やっぱり身内だから。

――逆にこれをライターが書いたら、それもちょっと嫌な感じがするんじゃないかと。

山田 最初に編集者の方から「新潮45」(新潮社)で「一発屋芸人が一発屋芸人を取材する」というお話を頂いたときは、「ん?」「ちょっと変な感じになりませんか……」って、結構渋ったんですよ。おっしゃる通り、身内同士のかばい合いというか、傷のなめ合いみたいになったらほんまお寒い話ですし、かといって同じ芸人なのに、突き放しすぎるのもおかしい。そういう距離感は本当に苦労したというか、気を使いました。さらにそこに先輩後輩という概念もあって。でもいざやることが決まって、だったら最初はHGさんだなって。

――なぜHGさんだったのでしょうか?

山田 単純に言うと、すごく尊敬しているんです。そもそも「一発会」みたいな一発屋界隈を活性化させるような活動を、別になんの得にもならへんのにやってるんですよ。今のHGさんのポジションだったら安定してるし、普通なら、わざわざ人のためにそんなことやらへんよなと思うんです。だけどHGさんは、たとえば「一発屋総選挙」とか、そういうギミック作りをすごいしてくれてて、我々はそれに乗っからせてもらってる。

――一発屋の活性化。

山田 髭男爵が2008年1回売れて、翌年から堕ちていくっていう過程の中で「ルネッサンスのボリューム小さくなってないか」とか「もっと胸張って伝統芸にしていけばいい」みたいな発想を最初に言いだしたのが、HGさんとムーディ勝山君なんですよ。僕、結構ネガティブなので、そういう考え方は思ってもみなくて、すごく明るい気持ちにさせてもらった。本当に断酒会の主催者みたいなんですよ。皆で輪になって座って、一発屋同士、気持ちを吐露する。HGさんって、NPO法人の代表みたいなところがあるんです。自分のためじゃなく、人のためにやってるっていう。

――断酒会というたとえが出ましたが、そういう会で一番難しいのは「自分はアルコール依存症である」と認めることだという話を聞きます。一発屋と呼ばれる方たちが「自分は一発屋である」と認めることに、苦悩はあったりするものでしょうか?

山田 そうですね。自分の負けとか、ダメなところとか、失敗したことっていうのをゴクリとのみ込むっていうのは、別に芸人じゃなくて人間誰しもしんどいし、できるならやりたくないことだから、そういう意味でやっぱり……生々しくなるんですかね。「一発会」は心のセーフティネットっていう部分もあって。これよく最近みんなで話すんですけど「これからの一発屋の子は楽やな」って。こういう受け皿があるから、ある程度勢い落ちてきたな……ってなっても「一発会入りましてん」っていうネタもできるし。それはひとえに2人のおかげだと思う。

――本当にたくさんの芸人さんがいる中で、テレビに1回出るだけでも大変なことで、そこからさらに売れるっていうのは本当に限られた人たちであるのに、「一発屋=失敗」みたいな風潮もおかしいっちゃおかしな話ですよね。

山田 いや、それはあっていいし、しかるべきですよ。こんな本書いて本当に僕はクソダサいんですけど、お茶の間の方が「この芸はこういうギミックでできてて、こういう歴史があって、だから笑わなあかん」みたいなことは絶対ないわけで。もうただボーッと見るのが、世間のスタンスじゃないですか。芸人が自分から「すごいでしょ」って言うなんてみっともないから、もちろん誰も言わない。ただ僕はこういうご縁を頂いたので、皆が言わない分、自分が犠牲になって言いましょうっていうのはあります。それは書くモチベーションの一つとしてありました。だから基本ダサいことだと思ってるっていうのは、ご理解いただきたいです。

――この本がすごいなと思ったのはまさにそこで、変な言い方ですが、もしかしたら芸人さんを二度殺してしまうかもしれないと。その危険を感じながら書くって、ものすごい緊張感だったのではないかと。

山田 本当に手前味噌ですけど、そのバランスはすごい気にしました。もちろん褒めすぎたらあかんし、こき下ろしすぎるのもおかしいし。だからありのままをなるべく写生するぐらいの、ありのままを言語化するぐらいの気持ちでやってました。

――書く時のスタンスとしては「芸人同士」ですか? それとも「取材者と対象者」みたいな感じですか?

山田 それは……どっちもありましたよね。同じ芸人やっていう意識では、やっぱり書く時に、聞いた時以上にはせなあかんと。最低でも同じぐらいの面白さでは書かないと、スベらせたことになるから。たぶん僕が芸人じゃなかったら、そのへんは許されると思うんですけどね。ただ芸人同士っていうことを意識しすぎると、より突っ込んだ話もできないし。自分の中で、「インタビューする人」っていうのと「芸人」っていうのとの狭間でのせめぎ合いみたいなのはありました。

――この本の生々しさは、そういう部分にも起因しているんですね……。

山田 僕の場合は基本的に自分自身の恨み、私怨みたいなところも執筆の原動力の一つだったから、皆さん話しやすかったかもしれない。ちょっと真剣な話、突っ込んだ話、家族の話、あるいは「想い」の部分を話している時、やっぱり僕とHGさんなり、僕とジョイマンさんなり、僕と相手の芸人さんとの間に脱がれた衣装が置かれたように見えたんですよ。お互い衣装を脱いで、真ん中に置いて、生身の人間でしゃべろうみたいな部分もありました。

――自分の象徴ともいえる衣装を言葉で脱がせていくって、それは本当にインタビュアーとしての理想だと思います。

山田 いや、僕は取材や執筆に関しては素人なので、もちろんすぐにできたわけじゃないです。やっぱりHGさんから始まって、「新潮45」(新潮社)で連載10回やっていくうちに、後半になればなるほど要領を得てきたというか、つかめてきました(笑)。

――「つかんだな」と実感したのは、どなたの部分ですか?

山田 うーん……やっぱりムーディ君と、天津木村さんのバスジャック事件かなぁ。いま振り返ってみれば、あのバスジャック事件書いてる時の熱い気持ち、追及していかなあかんみたいな気持ち、あの時、名前わからなかったですけど、あれがジャーナリズムだったんですね。真実を突き止めなければという熱いジャーナリズム。

――そういう意味ですと、波田陽区さんのところが……ちょっとそれまで読んでいたものと毛色が違うような気がして……。

山田 皆それ言う! なぜそう思ったのか教えていただきたい!!

――バスジャック事件の「書いているうちに探っていかなきゃみたいな気持ち」と逆というか、これ以上あまり探っちゃいけないんじゃないかみたいな、どこか心のブレーキが働いたのかなと。勘繰りですが。

山田 なんとなくわかります……。だからまず言えるのは、あの原稿そのまま通してくれた波田君、格好いいっていう。これ皆さんに言えるんですけど、全然原稿直さないんですよ。そこがやっぱり芸人の矜持というか。全体通して面白かったってなったら、このままでいいよっていう、この潔さ、格好良さ。その最大が波田君ですけど、僕も「ちょっと悪いな」って思う部分もあったんです。「言い過ぎてるところあるな」って。

――こき下ろしてる感じには全然思わなかったです。皆さんドキュメンタリーなんですけど、波田さんは特にその感じが強かった。

山田 ドキュメンタリーが過ぎました。

――だからでしょうか……自分の中にある波田さん的な要素がうずくというか。

山田 波田君の要素が入ってるんですか、自分に(笑)。

――人間が持ってる最も人間くさい部分というか、波田さんはそれを惜しげもなく見せてくれる。コウメ太夫さんに対する感覚とは全然違うんですよね。

山田 コウメさんは、ちょっと神に近い部分がありますから(笑)。

――そういう意味でも、読み比べると皆さん違いました。

山田 皆さん、違う生きざまですよね。そうそう、昨日HGさんに会って、僕ちょっとびっくりしたんですけど、最近ハードゲイの衣装、2カ月に1回しか着てないって。RGさんとの正統派漫才、レイザーラモンの芸で評価され始めてるから、あのハードゲイの衣装着るのが、自分で主催してる一発屋イベントでしかないらしいんです。だからか……ちょっとやっぱり似合ってなかったですね(笑)。着せられてる感じ。「コスプレキャラ芸人」として堂々と胸張ってた先輩が少し恥ずかしそうにコスプレしてるっていうのは、正統派漫才で評価を得た一つの弊害やなと感じました(笑)。

――「堂々と伝統芸にしていけ」と言っていた方が(笑)。

山田 ただね、そのキャラ物の芸人がスーツ着て正統派でもう一回再評価されるって、本当すごいんです。密集した林の中にあるバンカーからボール打って、ワンオンするぐらいの見事なリカバリーなんです。

――山田さんご自身はどうですか? 執筆活動をしながら髭男爵としていざ営業やテレビ出演となった時に、「ちょっと恥ずかしい」と感じたりしますか?

山田 それはないですね。僕エゴサーチとかすごい好きなんですけど、「本めっちゃ面白かった、ただ髭男爵のネタは好きじゃないけど」「髭男爵のギャグでは笑ったことないけど、この本は笑った」と、僕と髭男爵を2つに分けるんですよね、皆さん(笑)。あなたが面白いっていうこの本は髭男爵である俺が考えてるし、これも髭男爵の芸のうちなんだっていう感覚なんですけど、どうも受け取り手の中にはそうじゃない人もいるみたいで。

――批評をしてる人に対しては皮肉なことかもしれないですけど、この本はまさにそれを一つにしてくれたんですよね。今までバラバラだった芸人さんのネタや人間性や生き方、それをギュッと一つにしてくれたっていう。

山田 さっきも言いましたけど、お茶の間の人は、ボーッと見ていてもちろんいいんです。ただお笑いのみならず、世間一般で皆バッサリ斬りたがる風潮がすごいじゃないですか? 発信者する側の色気というか、欲を感じるんですよ、そこに。何かをバッサリ斬って、注目されたい。それって結局、皆ちょっと一発当てたいんやん、みたいなね。

――「1億総実は一発当てたい」化……。

山田 それはあると思う。でも、この本に出てくる芸人は「一発」っていう言葉ついてますけど、読んでいただいたらわかる通り、本当に緻密にコツコツ組み上げた芸をやってるから、その果ての一発なので。まあでもね、一番いいサンドバッグであることは間違いないですから。わかりやすく一回大きく成功して、わかりやすく墜ちるっていう。だから「あの人は今」みたいなくくりと違って、現代の一発屋っていうのは「リアルタイムで負けを見せる仕事」みたいなことになってる。

――すごい。

山田 たとえばいま芸能界にいない人を、芸能界での勝ち負けで叩くことってないじゃないですか。ただ、一発屋って特殊で、現役で負けを見せる仕事みたいになってるんです。当然我々も意識してそれやってる部分もあるし、叩きやすい。昔、歌舞伎町で一瞬話題になった殴られ屋みたいなもんです。

――以前8.6秒バズーカーさんにインタビューした時、絶頂の時だったんですけど「一発屋になりたいんですよ」って言っていたのを、今ふと思い出しました。

山田 たぶんそれ、絶頂の時だから言えることですよ。リアルに墜ちてきた時は、そんな心境にはならない。焼きごてを喉に突っ込まれるぐらい、難しいですから。最近、HGさんのやってる一発屋ライブに、ようやく8.6秒が自首してきたって聞きました。HGさんは、これを「自首」と呼ぶんですけど(笑)。

――自首すれば、誰でも入れるんですか……。

山田 そうです。むしろ、自首しないと無理なんですって。一発屋は人から言われることじゃない、自称する人しか名乗れない。芸人の間では、一発屋を自称していない人に対しては、一発屋イジリしないんです。

――それが、その方にとってオイシイかどうか。

山田 僕らは一発っていうか0.8発くらいですけど、HGさんや小島よしお君みたいな、あんなすさまじい経験ってなかなかないと思う。普通に今テレビに出てる売れっ子の人でもないと思う。だからすごいし、大きく勝ったあと大きく負けた人間の生きざまっていうのは、何かしら響くところが、刺さるところがあると思います。“逆白鳥”なんですよね。

――逆白鳥ですか?

山田 白鳥は水の上では優雅にしてるけど、下はバシャバシャ水をかいてる。我々の場合、水の上でバシャバシャやってて、下はしっかり平泳ぎの感じ。今回は、その水より下の部分を、ちょっと書かせてもらったっていう。

――本当に……この本にはそういう的を射たたとえがたくさんあって、嫉妬すら感じました。書く職業の人間として。

山田 いや、逆白鳥は僕、2週間前から考えてましたから(笑)。

(取材・文=西澤千央)

 

“会長”今田耕司が恨み節! 独身者集団「アローン会」の逆鱗に触れたよゐこ濱口とチュート徳井

 5月25日に結婚を発表した、よゐこの濱口優とタレントの南明奈。2014年2月の交際宣言から4年。たびたび破局説が流れていたが、濱口によると「全部ウソ」で、順調に愛を育んでいたようだ。

 そんな濱口が、6月13日放送の『本能Z』(CBC)にゲスト出演。結婚発表から2週間以上たっての放送であったが、どうやら収録は発表前に行われていた模様。そのため、番組内容がどうにもチグハグなのだ。

 この日、濱口に向けられたのは「ウワサの彼女とはいつ結婚するんですか?」というクエスチョン。いや、もう結婚してるから……。司会の今田耕司と濱口は、こんなトークを展開している。

今田「やっぱ、なかなか踏み切ってくれへんねや?」

濱口「そうです……ね、はい」

今田「向こうが?」

濱口「はい。いろいろ、話し合いはしてますけど」

今田「濱口君はしたいんやろ?」

濱口「僕はもう、したいです。タイミングを待ってる状態ですね」

 ここで、今田がプチ情報を放り込んだ。

今田「俺、ウワサで聞いたんやけど、濱口さんがめちゃくちゃアホなんですよね(笑)? で、アッキーナちゃんが『この人と生活して大丈夫なのかな?』って不安があるっていうのは聞いたで」

濱口「どこの情報ですか、それ? ホンマやったらかなりショックですよ(笑)」

 この放送翌日の14日深夜、今田とピース・又吉直樹が『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演、濱口の結婚について言及した。

「あいつ、結婚発表の3日前に名古屋の番組に来て。『お前、どうなってんねん。決まってないんか、結婚は?』って言うたら、まっすぐの目線で『全然決まってないんすよ』って。俺、『4年付き合ってて、男女で動物としてのフェロモンはなくなんねん』って言うてもうて。めちゃくちゃ恥かいてるよ! あいつ、どんな気持ちで俺の話聞いてたんやろ。『このままやったらフラれんぞ?』くらい言うたんや。マンションのエレベーター開いて、自分のフロア入った時点で、あいつ我慢できんと笑ろてるよ。そんで、アッキーナにこの話しよんねん」

 今田の怒りはあまりに激しいが、彼の境遇を思えば無理はない。独身貴族と言えば聞こえはいいが、今田は今年で52歳。先月には一般女性とのデート現場を激写されたが、結果的に彼女とは形にならなかったという。

■チュート徳井を詰める岡村を見て、震え上がるピース又吉

 芸能界には、男性独身者が集い定期的に食事する、その名も「アローン会」なる組織が存在する。会長を務めるのは今田。部長は岡村で、部員として又吉が名を連ねている。先月まではチュートリアル・徳井義実も部員だったが、音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」ヴォーカル・ももとの交際が発覚し、会を脱退した。

 とにかく、今田はウソをつかれることが大嫌い。アローン会には「彼女ができたら祝福をして送り出すべし」という掟があり、決してやっかんでいるわけではない。今田が濱口に対し、最も注文したいのは以下である。

「収録が終わってからなんぼでも言えるやん。『すいません。本番はアレだったんですけど、実は……』って言うてくれたら、俺らかて傷つかへんで」(今田)

 事実、深夜デートをする直前、今田はアローン会のLINEグループで「この人と写真撮られても彼女ではないです」と、一般女性との会食をメンバーに告知済みであった。

「俺、ちゃんと言うねん。『ええ子おんねん』って。それ、岡村氏もそうやわ。どっちも、大阪のホステスやったけどな……」(今田)

 実は旧メンバー・徳井は、会にももとの交際を伝えていなかった。それどころか、自宅デートを激写される数日前、部長・岡村と「婚活、頑張らなあきませんよね」という会話をしれっと交わしていたらしい。それを受けての、交際発覚。岡村はLINEで徳井を攻撃しまくった。

又吉「正直、LINE見てる時に岡村さんの文章が怖かったですもん。なんか、もう……(苦笑)」

今田「確かにな。どうしたんや? みたいな。また、(病気が)再発したんかなって思うくらいに。いや、今は気持ちわかります。俺、同じことを濱口にやられたからね」

 このアローン会、芸能マスコミや好事家の間でひそかに知名度を上げつつある。何せ、会の最高顧問に位置するは、あの明石家さんまなのだ。

 そして今、会が抱えているのは“新メンバーの補充”という問題である。

今田「NON STYLEの井上(裕介)ではないやろ? あいつ、絶対満たされてるから。余裕ある」

岡村「一般の人が『僕も入れてくださいよ!』って、すごいポップな感じで言うてくるから。そういう会じゃないもん!」

今田「で、ケンドーコバヤシさんという名前も世間でささやかれてましたけど、彼は孤高のアローンですから。しかも、最近彼女もできましたし」

 意外に、入会へのハードルは高そうなアローン会。選ばれし独身者のみが通過できる、狭き門だ。今田は会の将来について「250年後、独身の男たちが集まる紳士クラブにしたい」と、高い理想を掲げている。

(文=寺西ジャジューカ)

よしもと女性芸人軍団の“マネジャー離れ”顕著に? 友近を「旗振り役」に進む自己管理

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーといえば、日本における最大のお笑い芸能事務所であるが、その一方で芸人の待遇が悪いともいわれている。

「若手のギャラ配分が『事務所:芸人=9:1』だといわれています。売れていくにつれて、芸人の配分も増えるそうですが、若手時代は確かに厳しいようですね。ただ、その分、他事務所と違って自前の劇場が多く、仕事が絶えないというメリットもあります」(お笑い関係者)

 そんな吉本では若手芸人の数が多いため、1人のマネジャーが複数の芸人を担当することとなっている。しかし、あまりに担当芸人が多すぎるがゆえのトラブルも少なくないというのだ。

「1人のマネジャーで3組くらいの芸人を見るのであれば、まだ大丈夫かもしれませんが、下手すれば1人で10組くらいを見ることもある。そうなったら、スケジュールを管理するのも一苦労だし、もちろん現場についていくこともできない。当然ながら、いろんなトラブルが発生しますよね。芸人がスケジュールを把握しておらず、飛ばしてしまうこともあれば、いざ現場に行ってみたら、仕事内容が聞いていたものと違うこともある。普通ならマネジャーがトラブルを処理するところ、吉本の場合はマネジャーが現場にいない場合も多く、芸人自ら処理するということもあるようです」(同)

 そういった状況下で仕事などしていられないと、最近はマネジャーを信用せず、さまざまな雑務を自ら積極的に行う芸人も多いようだ。

「例えば友近さんなんかは、マネジャーに任せることなく、自分から動いていますね。ネタに対するこだわりも強いので、マネジャーのミスで仕事を邪魔されるのが嫌みたいです。番組内容を自分で確認したり、インタビュー原稿も自分でチェックしたりしているようです」(テレビ局関係者)

 そんな友近に感化され、他の女性芸人たちもまた、自分たちで自分の身を守るようになっているという。

「森三中や椿鬼奴、ハリセンボンなどは、少なくともマネジャーに任せっきりということではなく、積極的に自分から意見を出すようにしているようです。現場で揉めて損をするのは、マネジャーではなく芸人の方ですからね。特に吉本内の女性芸人の間ではそういった意識が高まっていて、『できることは自分でする』『マネジャーは信用しない』といった考え方が相当広まっているようです」(同)

 吉本の女性芸人に売れっ子が多いのも、マネジャーに足を引っ張られないように、高い意識で仕事に取り組んでいるからなのかもしれない。

よしもと女性芸人軍団の“マネジャー離れ”顕著に? 友近を「旗振り役」に進む自己管理

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーといえば、日本における最大のお笑い芸能事務所であるが、その一方で芸人の待遇が悪いともいわれている。

「若手のギャラ配分が『事務所:芸人=9:1』だといわれています。売れていくにつれて、芸人の配分も増えるそうですが、若手時代は確かに厳しいようですね。ただ、その分、他事務所と違って自前の劇場が多く、仕事が絶えないというメリットもあります」(お笑い関係者)

 そんな吉本では若手芸人の数が多いため、1人のマネジャーが複数の芸人を担当することとなっている。しかし、あまりに担当芸人が多すぎるがゆえのトラブルも少なくないというのだ。

「1人のマネジャーで3組くらいの芸人を見るのであれば、まだ大丈夫かもしれませんが、下手すれば1人で10組くらいを見ることもある。そうなったら、スケジュールを管理するのも一苦労だし、もちろん現場についていくこともできない。当然ながら、いろんなトラブルが発生しますよね。芸人がスケジュールを把握しておらず、飛ばしてしまうこともあれば、いざ現場に行ってみたら、仕事内容が聞いていたものと違うこともある。普通ならマネジャーがトラブルを処理するところ、吉本の場合はマネジャーが現場にいない場合も多く、芸人自ら処理するということもあるようです」(同)

 そういった状況下で仕事などしていられないと、最近はマネジャーを信用せず、さまざまな雑務を自ら積極的に行う芸人も多いようだ。

「例えば友近さんなんかは、マネジャーに任せることなく、自分から動いていますね。ネタに対するこだわりも強いので、マネジャーのミスで仕事を邪魔されるのが嫌みたいです。番組内容を自分で確認したり、インタビュー原稿も自分でチェックしたりしているようです」(テレビ局関係者)

 そんな友近に感化され、他の女性芸人たちもまた、自分たちで自分の身を守るようになっているという。

「森三中や椿鬼奴、ハリセンボンなどは、少なくともマネジャーに任せっきりということではなく、積極的に自分から意見を出すようにしているようです。現場で揉めて損をするのは、マネジャーではなく芸人の方ですからね。特に吉本内の女性芸人の間ではそういった意識が高まっていて、『できることは自分でする』『マネジャーは信用しない』といった考え方が相当広まっているようです」(同)

 吉本の女性芸人に売れっ子が多いのも、マネジャーに足を引っ張られないように、高い意識で仕事に取り組んでいるからなのかもしれない。

おばたのお兄さん“消える芸人”9位も、生き残りは妻・山崎夕貴アナ次第!?

 お笑いタレントのおばたのお兄さんが「日経エンタテインメント!」(日経BP社)が発表した「好きな芸人、嫌いな芸人」ランキング内の、「消える芸人」部門の9位にランクインした。

 これに「ショックですね」と頭を抱えたのは、妻でフジテレビの山崎夕貴アナウンサーだ。10日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でこのニュースに触れ「私は消えないと信じています」と、祈るような胸の内を明かした。

 今年3月29日に結婚したばかりの夫が、強烈なダメ出しを食らった形。もっとも、事務所の先輩のダウンタウン・松本人志は2ショット写真のバックに映った「ひまわりがかわいそう」と独特の言い回しでこれをイジっていた。

 山崎アナと交際前はほぼ無名だったおばたのお兄さんのランクインに、お笑い関係者は「間違いなく山崎アナとの交際、結婚が影響している。そこそこイケメンだけど、芸は小栗旬のモノマネだけ。話題性はあるが、長続きはしないと見ている人が多いのでは」と話す。

 現状、おばたは「PRイベントなどには、以前よりも呼ばれるようになった」といい、山崎アナもフジテレビの看板番組『とくダネ!』のMC陣の1人に名を連ねており、まさに今後が楽しみだが「結局は、山崎アナの度量の大きさがモノを言うのでは。当面は、山崎アナ関連のプライベートネタで食いつなぐしかないのですから、どこまでをOKできるか。場合によっては夜の営みの話にもなるでしょうけど、局アナのプライベート事情をしゃべりすぎると、今度は山崎アナの立場が危うくなる。微妙なさじ加減を夫婦ができるかも見ものです」(同)。

 今後訪れるであろう幾多の危機を乗り越え、末永く活躍することを祈りたい。

エレキコミック・やついいちろう「DJとして」「俳優として」大躍進中!

「彼は今やお笑い芸人としての活動よりも、DJとしての活動の方が多いと思いますよ。それに加えて、最近ではドラマのキャスティングでも名前が挙がるようになりました」(テレビ局関係者)

 お笑いコンビ「エレキコミック」のやついいちろうが主催する都市型フェス『YATSUI FESTIVAL!2018』が16日、17日の2日間に渡って開催される。

「2012年に第1回が開催されて今年で7回目になりますが、参加アーティストは過去最多の323組が出演します。多種多様なアーティストが出演することで有名なフェスですが、王道路線からはザ・クロマニヨンズやサニーデイ・サービス、GOING UNDER GROUNDらが出演します。また、のんさんや、大槻ケンヂさん、水前寺清子さんら豪華アーティストに加え、お笑い界からも、どぶろっくやマキタスポーツ、ハリウッドザコシショウらも出演します」(芸能事務所関係者)

 そのオーガナイザーとして両日ともにDJとして出演する中、エレキコミックとしては1日だけの出演にとどまっている。

「最近のやついさんは、お笑い芸人でありながらDJの方が本職のように活動しています。またNHKの朝ドラ『ひよっこ』に出演したように、ドラマにも呼ばれるようになっています。今、ドラマ界も俳優と芸人といった境界がなくなっていますからね。当然、やついさんも今後も呼ばれることは多くなりそうで、同じお笑い芸人のラーメンズの片桐仁さんがライバルになりそうですよ。ただ、やついさんは連ドラ1本15~20万円と他の芸人さんたちと比較しても格安なので、引っ張りだこになる可能性がありますね。本人もNGの仕事はないって言ってますからね。あのキャラクターは、ドラマでも印象に残るので、ワンポイントでも使いたいプロデューサーは多いみたいですよ」(ドラマ関係者)

 お笑い芸人、DJの次は俳優の肩書が増えそうだ。