南海キャンディーズ・山里亮太の、しずちゃんへの謝罪が「ビジネス涙」だったワケ

 本当に「神回」だったのか?

 お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、12月14日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に相方の“しずちゃんブレークこと山崎静代とともに出演。「今までごめんなさい」と謝罪した後、涙で言葉を詰まらせたシーンが話題を呼んだ。

「コンビ結成15年の南キャンですが、何度も解散の危機があったといいます。女優としてブレークし、その後ボクシングでも脚光を浴びた相方に対して、山里は『たぶん僕のこと、斬り捨てるタイミング、どこでもあったんです。他の先輩からも解散したほうがいいんじゃないかとか、しずちゃんが新喜劇からも誘われているの知ってた』と打ち明け、嫉妬で彼女をないがしろにしていたことを詫びました」(テレビ誌ライター)

 しかし、ネット上では感動の声もある一方、「テレビでやると金や好感度目当てにしか見えん」「ビジネス涙だろ」「もうひとつ上に行くために好感度上げにきてるな」「本当に悪かったと思ってるならサシで話す」などと、山里の“パフォーマンス”だと一蹴する人も多い。

「山里がしずちゃんとの不仲エピソードをネタにして、テレビに出る機会があまりに多いんですよ。最近でも『志村でナイト』(フジテレビ系)や『ゴッドタン』(テレビ東京系)に登場。しずちゃんが映画『フラガール』(2006)の出演を決めた頃が最も不仲だったと明かし、しずちゃんを活躍させないよう、台本を事前に取り寄せて彼女に話を振らずに自分でオチをつけるように準備。本番ではしずちゃんには一切話を振らないようにしていたネタを披露しています。『ゴッドタン』にはコンビで出演しており、いじめ話が『しくじり先生』で初めて本人に明かされたというわけではない。山里は妬み嫉みをエンターテインメントに昇華して人気者の地位を築いてきましたから、今回の涙も計算のうちだったはずですよ」(テレビ関係者)

 確かに、近年はしずちゃんが山里のラジオにゲスト出演して仲の良いトークを繰り広げるなど和解は済んでおり、今回の「謝罪」はあくまでも番組の企画意図に沿った演出の可能性が高そう。

 となれば、今回は“泣けるドラマを観た”くらいに受け取っておくのがよさそうだ。

安田大サーカス・クロちゃんが酔っ払いに絡まれた団長に放った“衝撃のクズ行動”って!?

「愛されクズ芸人」として、安田大サーカスのクロちゃんが大ブレーク中だ。

 クロちゃんは現在、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の「モンスターハウス」に出演中。見知らぬ男女6人が共同生活を送る人気リアリティー番組『テラスハウス』風のコーナー企画だが、そこにクロちゃんというモンスターが一人紛れ込むだけで、視聴者から悲鳴が上がる激ヤバシーンのオンパレードとなるのだ。

「12月12日放送回では、同居する女性に『僕とエッチできる?』『いまキスできる?』とセクハラ口撃したり、手の甲にキスするなど、女性視聴者が卒倒するシーンが満載。VTRを観ていた岡田結実もドン引きして、『途中から人間じゃなくて親指にしか見えなくなった』との名言を残しています」(テレビ誌ライター)

 安田大サーカスは、コンビを解散して相方を探していた団長安田に、芸人志望ではなかったHIROとクロちゃんが加わる形で2001年に結成された。その当時から、団長にはクロちゃんの「愛されクズ芸人」キャラが垣間見えていたという。

「雑誌のインタビューで団長が明かしていたところによると、テレビに出始めた頃、クロちゃんが大阪・梅田で酔っ払いに絡まれたそうです。団長が止めに入ると、今度は団長のほうが絡まれることに。すると、クロちゃんは助けるどころか知らん顔。団長はその場を凌ぐために、酔っ払いにディープキスをかまして追い返したそうですが、クロちゃんからは心配や謝罪の言葉はなく、ただ一言『団長だけずるい!』と言い放ったんだとか(笑)」(週刊誌記者)

 人の想像の上を行くクロちゃんの言動は、芸人……いや「モンスター」としてついに花開いたようだ。

JOYのTwitter“縁切り宣言”相手は誰だ? クロちゃん、アントニーにトバッチリ

 タレントのJOYによるTwitterへの投稿が、波紋を広げている。

 15日に自身のTwitterを更新したJOYは、名前は伏せながらも後輩芸人への怒りをぶちまけた。「人としての筋も通せない、世話になった人をなめきってるあんないい加減な奴がこの世界で売れる可能性はゼロ」と“縁切り”を宣言。ネット上では、この芸人を特定しようとする動きもある。

 まず疑われたのが、安田大サーカスのクロちゃん。自身への疑惑に応える形で、「あーん、JOYくんを激怒させるなとか、不義理なことすんな、色々きてるけど、クロちゃんじゃないしんよー!なんなのぉー(;ω;)濡れ衣だしん!!」と、否定のツイート。すると、フォロワーらは「濡れ衣とは思えません。しっかり怒らせたのでしょう」「世の中の悪事は大体クロちゃんのせいだと思います」などと返信。

「最近は『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などで見せるモンスターぶりが話題になっているクロちゃんだけに、そうした疑惑が浮上したのでしょうが、彼はJOYよりも年齢も芸歴も上で、後輩ではありません。それに、クロちゃんは芸人の間では決して評判が悪いわけではないですからね。おぎやはぎ・小木博明が自宅にクロちゃんを招いた際、ちゃんと駅でお土産を買ってくるなど、礼儀正しいところもあると、ラジオ番組で感心していました」(芸能ライター)

 また、マテンロウのアントニーにも、疑惑の目が向けられている。しかし、アントニーは自身のTwitterでこれを否定し、JOYとおそろいの衣装で並んだ笑顔のツーショット画像をアップした。そして、「(後輩芸人が)誰か知ってるけどね ふふふ」と、意味深な発言も。

 そんな中、ネット上で“最有力”と目されているのが、コロコロチキチキペッパーズのナダルだ。

「ナダルもクロちゃんに負けず劣らず、ゲスなキャラクターで知られる芸人。一昨年放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で紹介された、ナダルの数々の“性悪エピソード”が、“後輩芸人”であることの根拠になっているようです。放送では、『R-1ぐらんぷり』の3回戦で先輩芸人のネタをパクったことや、合コンでデリカシーのない発言をする、イジられキャラなのに後輩にイジられると激怒するなど、芸人仲間たちが暴露していました。ただ、こうして電波に乗って公になっているのは、シャレだということ。本当に評判が悪かったら、放送できないでしょう。なので、ナダルもJOYが糾弾する後輩芸人に当てはまらないのでは」(同)

 JOYをそこまで激怒させた芸人とは、果たして誰なのか? 非常に気になるところだが、波紋を広げるだけ広げて、結局は名前を明かすはずもないのだから、JOYのツイートは罪つくりだともいえる。

おかずクラブ・ゆいP&オカリナの“金銭感覚”がヤバすぎ!? 「ギャラは格安なのに……」

 人気お笑いコンビ、おかずクラブのゆいPとオカリナが、金銭感覚が麻痺してきているのではないかと業界で心配されている。

 2人は東京NSC15期生で、2009年に結成。15年1月に放送された『ぐるナイ大晦日恒例!おもしろ荘 若手にチャンスと愛を…誰か売れて頂戴SP』(日本テレビ系)で優勝し、一気に出世街道を駆け上がった。

 現在は準レギュラーの『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)をはじめ、バラエティー番組に引っ張りだこ、秋クールの連続ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-」(同)にまで出演し話題になるなど各方面で活躍している。

「出演1本当たりのギャラが約15万円と格安で、過酷なロケでもNGが少ないということで、バラエティー番組のキャスティング会議では必ず名前が挙がるコンビです。月収ベースで80~120万円ほど稼いでいますよ。ただ2人ともお金をすぐ浪費してしまうクセがあり、1回の食事代が数万円かかることもザラ。最近では、ゆいPが家具店にふらっと入り、その場の流れで高価な家具を購入して周囲を驚かせていましたよ」(お笑い関係者)

 デニス、ニューヨーク、マテンロウ、鬼越トマホークら逸材が並ぶ「華の東京NSC15期生」の中にあって、収入は横澤夏子とともにトップクラスだという。

「苦労した時代があった反動なのか2人とも豪快にカネを使い、貯金はほとんどないみたいです。特にゆいPは太っ腹なので、売れていない同期を連れて、ご飯をおごったり、ディズニーランドに招待したりしていますよ。羽振りがいいため後輩たちからも慕われています。『おかずクラブ』の財布目当てに近づいて『相談したいことがあるので、ごはん行きましょう』という誘いを受けることも多いといいます」(同)

 高額な収入を得ているときほど、金銭感覚には気をつけてもらいたいものだ。

お笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」新道竜巳、有吉弘行&能町みね子の『THE W』批判に鋭い反論

 お笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳がブログを更新。『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)を批判した芸能人のコメントに対して、切れ味の鋭い反論を唱えている。

 まずはラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN PARK)で、「『M-1グランプリ』の賞金1000万円で『THE W』の賞金1000万円ってちょっと釣り合ってない」と主張した有吉弘行について。有吉はラジオ内で「『THE W』の賞金100万円にしなやきゃダメだよ。来年からやるなら」「女だけってのもおかしいよな。じゃあ男芸人No.1決定戦やんなきゃいけないしね」と持論を展開していた。

 これに新道は18日のブログで、「日本テレビがゴールデン番組をしている中で、優勝賞金100万円だと演出上のインパクトや豪華さが損なわれるのでこれは下げると急に興味、魅力、出演者のモチベーションが縮小してしまいます」「女芸人賞レースで優勝賞金1000万円だからこそ、インパクトもあり、現在の存在があるのだと思います」と反論。「男芸人No.1決定戦やんなきゃ~」の発言に対しても、「今後の飛躍しそうな部分をピックアップして、注目させる為にも女性芸人のみでやるのは演出上の意味はなしているかと思います」とつづっている。

「今年の『THE W』は阿佐ヶ谷姉妹やゆりやんレトリィバァ、ニッチェなどが決勝でネタを披露したのですが、一部お笑いファンからは『レベルが低すぎる』『純粋に面白くない』と批判の声が上がっていました。そのため有吉もラジオで苦言を呈したのだと思いますが、より広い視野を持つ新道の反論にネット上では『ブログを読んで自分の浅はかさを反省した』との声も上がっています」(芸能ライター)

 お次は『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)で『THE W』を批判した能町みね子について。彼女の主張は概ね、「みんなが知っているような有名な面白い芸人さんはことごとくでていない」「女の人で区切る必要がない」というものだった。

 まず“みんなが知っている芸人が出ていない”という問題について、新道は17日のブログで「『みんなが知っている芸人』をほっしている時点でミーハー感が強く、スターを育てる意味がなさなくなるので、安易な発言ではあるかもしれません」とコメント。また「女の人で区切る必要がない」発言については、「まだまだ人数の少ない女芸人の活気を増やす意味でも、新しい賞レースのジャンルとしても必要はあるし、楽しみにしている人は沢山います」と反論している。

「能町みね子への反論についても、ネット上では『確かに賞レースって“顔見せ”の意味合いも強いと思う』『まあ売れてる芸人出せばいいって訳ではないよな』と新道の意見に賛同の声が。しかし一方で、『単純に“笑えなかった”って部分については、『THE W』も出演者も反省するべきなのでは?』との意見も少なくありません」(同)

 次回の『THE W』も例年通りのレギュレーションで放送してもらいたいが、ネタのレベルはもう少し上げた方がいいのかもしれない。

ザブングル・加藤歩が“道連れ芸”で注目度急上昇!「売れたらキャラが死ぬ」のジレンマ

 2018年も終わりが近づく今、お笑い界で急激に存在感を増しているのが、ザブングル・加藤歩だ。

「今年に入って『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)にちょくちょく出演するようになったことで、注目度が上がっています。最近では、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『有田ジェネレーション』(TBS系)といった番組にも出演し、自身のキャラを存分にアピールしました」(テレビ局関係者)

『向上委員会』では“魔王”と呼ばれ、ほかの芸人たちに対し、悪態をつきながらムチャ振りを連発。最終的にはとんでもない滑り方をさせられるということで、「道連れ芸」と称されている。

「“CMもレギュラーも人気もない”という自虐を振りかざして悪態をつく加藤さんは、失うものがないからこそ、先輩後輩関係なく巻き込んでいける。下手をすると見るに堪えないものとなりそうなのに、自虐でうまくエクスキューズをしたうえでの悪態なので、見事に成立する。巻き込まれる方としても、芸人としてすんなり受け入れるもよし、リアルに反発するもよしで、いろいろな方向に転がる。本当に素晴らしい団体芸だと思います」(放送作家)

 また、相方の松尾や後輩から責められた加藤が号泣するという“流れ”も多い。

「やはり顔のインパクトが強い芸人さんだし、そのうえでしっかり涙を流して泣くことができるというのは大きいです。立派な顔芸であり、立派な号泣芸ですよ。しかも、仮に泣くべき場面で泣けなかったとしても、“泣けないのかよ!”とツッコミを入れることで大きな笑いも生まれるわけですから、セーフティーネットもあって完璧です」(同)

 これだけ業界内で絶賛されているのであれば、他の番組にも多数出演することになりそうだが、それはそれで不安もあるようだ。

「今、加藤さんが活躍できているのは、百戦錬磨の芸人たちが多く出演している番組ばかりなんです。あくまでも団体芸の中心にいるということであって、加藤さん1人で成立するものではない。芸人があまりいない番組に出たところで、その個性が生かせるかどうかというと、正直難しいでしょうね。例えばクイズ番組に出たとしても、泣くチャンスも悪態をつくチャンスもないわけで、まったく活躍できずに終わる可能性が高い。そのあたりをしっかり考えてキャスティングしないと、むしろ“加藤は役に立たない”というイメージがついてしまうかもしれません。それに完全な売れっ子になったら、自虐が成立しなくなるので、キャラが死んでしまう。なかなか難しいところです」(同)

 この年末年始も番組出演が増えそうな加藤だが、売れることで完全に消費され尽くしてしまう可能性も高そう。道連れ芸の加藤がいかにしてお笑い界をサバイブしていくか……腕の見せどころだ。

上沼恵美子、松本人志だけじゃない! 久保田&武智の“暴言”に激怒した超大物

 とろサーモン・久保田かずのぶとスーパーマラドーナ・武智の“M-1暴言騒動”に新展開だ。

 2人は、あろうことか『M‐1グランプリ』(テレビ朝日系)審査員で“関西テレビ界の女帝”こと上沼恵美子を壮絶ディス。“更年期オバハン”扱いしたことで批判が殺到した。

 ダウンタウン・松本人志も、久保田と武智を突き放した。2日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で騒動について触れ「上沼さんという人がどれだけの人か、本当にわかっていない。勉強不足だし、勉強が不足しているということすら勉強できていない」と、2人を断罪。松本がここまで見限るのは異例なことだ。

 その裏には、かつての『M-1』審査委員長で、2011年に芸能界引退した島田紳助氏の存在があるという。スポーツ紙のお笑い担当記者の証言。

「上沼さんに審査員をお願いしたのは松本さんと言われていますが、実際は紳助さん。紳助さんは、上沼さんのことを心底尊敬していましたからね。若手時代には、漫才コンビ『海原千里・万里』として活躍していた上沼さんのせりふを一字一句すべて書き出して、話術を研究していたほど。その上沼さんの顔に泥を塗った2人に対しては、芸能界を引退したとはいえ、面白いはずがないでしょう。事実、松本さんの元には、今回の件に関して紳助さんからメールが来ているそうです」

 メールの中身までは不明だが、少なくとも2日の『ワイドナ』放送以前に、松本と紳助氏はやりとりしていたという。

「ワイドナでの松本さんの突き放し方を見る限り、紳助氏から2人に対して相当厳しい意見が飛んだのではないか。2人は上沼、松本だけでなく、紳助氏も敵に回してしまったことになる」(同)

 暴言の代償は大きすぎたようだ……。

『M-1』久保田・武智の暴言騒動で上沼恵美子の「格」が爆上がり! むしろ“肥やし”に

 大騒動となってしまったとろサーモン・久保田かずのぶとスーパーマラドーナ・武智による上沼恵美子への暴言騒動。12月2日に放送された『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)での上沼の審査に不満を持った久保田と武智が、打ち上げの様子をインスタライブで配信、そのなかで「自分目線の自分の感情だけで審査せんといてください」と久保田が上沼を批判すると、武智が「右のオバハンにはみんなウンザリですよ」「『嫌いです』って言われたら、更年期障害かって思いますよね」などと暴言を吐いたものだ。

 動画はネット上で拡散し大炎上。翌日、久保田と武智はツイッターで謝罪し、2人が所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーから上沼に対して謝罪もあったという。その後、久保田と武智から直接謝罪の申し入れがあったというが、上沼は断ったと報じられている。

「上沼さんは、あくまでも2人に対して“興味がない”というスタンス。まあ、上沼さんほどの大物であれば、久保田や武智が何を言おうと関係ないですからね。周囲が騒ぎすぎた感は否めません」(ベテラン芸能記者)

 今回の騒動では、結果として上沼恵美子の凄さが改めて全国に伝わる結果になった。

「関西圏では上沼恵美子の凄さは当然知られていますが、関東圏ではイマイチ理解していない視聴者もいたかもしれません。しかし、今回の騒動を各局のワイドショーが取り上げ、さらにはダウンタウンの松本人志でさえ『ワイドナショー』(フジテレビ系)で上沼さんが『どれだけの人かわかってない』と触れたことで、“上沼恵美子は本当に凄い人なんだ!”というイメージが全国的に知れ渡ったと思います。正直、騒動があったことで、上沼さんの芸能人としての“格”は高まるばかりです」(同)

 しかし、関東圏で「上沼恵美子は怖い」というイメージはつかないのだろうか。テレビ局関係者はこう話す。

「そういうイメージがついたとしてもあまり関係ない。むしろ最近はラジオ番組で“後輩ネタ”をするほどで、その度に話題になる。上沼さんは1ミリも損をしていないと思いますよ」(同)

 まるで後輩たちの暴言さえも涼しい顔で肥やしにしていくかのような上沼恵美子。業界全体が、その底知れぬパワーを痛感したに違いない。

 

意外と生き残っているブルゾンちえみ、業界評は「使いやすいけど、もっと面白いこと言って」

 2017年に「35億!」で大ブレークを果たした女性ピン芸人・ブルゾンちえみ。ブームから1年以上が経過し、さすがにテレビ番組の出演数は減少しているが、それでもまだしぶとく生き残っている。

「はやりの芸人ではないものの、知名度は高いので、VTRを見る系のバラエティー番組やチームを組んでゲームをするような番組では、使いやすいんですよね。特徴的なルックスなので、ひと目見て誰だかわかるという点もメリットです」(テレビ局関係者)

 ブレーク後にはドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)にメインキャストの1人として出演、さらに同年8月には『24時間テレビ40』(日本テレビ系)のチャリティーランナーを務めるなど、一気にスターダムに駆け上がったブルゾンちえみ。特に最近は日本テレビでの出演が多い傾向にあるという。

「日テレでは、『24時間テレビ』でチャリティーランナーを務めたタレントを少なくとも向こう1年間は優先的に使っていくという約束事があるといわれています。ブルゾンが24時間テレビで走ってから1年以上がたちますが、まだギリギリ“優先期間内”ということなのかもしれません」(同)

 しかし、そんなブルゾンについては厳しい声もあるようだ。制作会社スタッフは、こう話す。

「いわゆる“人数合わせ”のような形で起用される機会も多いブルゾンさんなんですが、芸人としてはトークが微妙。自分から積極的にボケていくことはあまりなくて、周囲の芸人からのイジリを待ってばかりなイメージです。年齢層に関係なく知名度があるタレントさんだから、制作サイドとしてはすごく使い勝手が良くて、今後も継続してオファーしていきたい。でも、あまりにも面白いことを言わないから困っている……なんていうスタッフも少なくないのでは。もっと面白いことを言ってくれるようになれば躊躇せず使えるタレントさんになるんですけどねえ」

 タレントとして価値はあるようだが、実力が少々足りないブルゾンちえみ。今こそ一発屋で終わるか否かの分かれ道といえそうだ。

とろサーモン・久保田、スーマラ・武智『M-1』暴言騒動の上沼恵美子って、何がスゴイの?

 2日放送の『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で審査員の上沼恵美子を、とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智がSNSのライブ配信で批判した騒動で、発言に注目が集まっていたダウンタウンの松本人志が9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でコメントを発表した。

 松本は、2人を「上沼さんという人がどれだけの人であるか、本当にわかっていない。勉強不足だし、勉強が不足しているということすら勉強できていない」と切り捨てた。

 だが、ネット上では「松本のいう上沼さんの偉大さがよくわからない」といった声が多く見られた。「『おしゃべりクッキング』で料理作ってる人だと思っていた」「関西の和田アキ子くらいのイメージしかないわ」といった言葉が並ぶ。上沼は関西での知名度は圧倒的だが、関東をはじめとする全国区での知名度は相対的に落ちる。そもそも彼女の芸人としてのキャリアはどのようなものなのか?

「中学卒業後に実の姉と漫才コンビを結成した上沼は、海原千里・万里の千里として活躍していました。その後、現役高校生コンビとして注目を集めるようになり、『漫才界の白雪姫』としてアイドル的な扱いも受けていましたね。1977年に22歳で結婚すると、一時期は主婦業に専念していましたが、やがてテレビに復帰し、関西を代表する人気タレントの一人となります。94年と95年には『NHK紅白歌合戦』の紅組司会も務めています」(芸能ライター)

 芸人は、初舞台がプロデビューとしてキャリアをカウントされる。上沼は高校時代から活動しているため、同世代のベテラン芸人にも「後輩」が多いのが特徴だ。

「彼女は55年生まれの63歳。『M-1』を立ち上げた島田紳助のほか、明石家さんまとも同学年ですが、2人は高校卒業後に芸人デビューしていますので、上沼は先輩にあたります。さらに現在も『M-1』で審査員を務めるオール巨人は上沼より年上ですが、芸歴は紳助、さんまに並びますので、こちらも上沼が先輩となるわけです」(同)

『M-1』の審査員席で最も目立つ右側に彼女が座るのは、単に女性だからというわけではなく、芸歴でもトップに立っていることが理由だ。やはり今後の『M-1』にも彼女の存在は必要なのではないだろうか。

(文=平田宏利)