ウーマン・村本大輔“炎上発言”連発で本業に陰り……業界からは「危険人物扱い」に

 お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が巻き起こす“炎上”が、本業に支障を来そうとしている。

 村本は、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県・浪江町を「なくなる町」と発言して、SNSが荒れる炎上を引き起こした。村本をめぐっては、これまでにもこのような的外れな発言や意見もあり、厳しい目で見守っている関係者も多い。

「業界での村本評は、問題発言を連発している“危険人物”扱いです。お笑いのセンスがあるのにもったいないですね。爆笑問題や有吉弘行のようにテレビ番組内で社会問題について毒を交えて笑いに変えるならまだしも、ツイッター等でかたくなに自分の意見を述べるのは、お笑い芸人としては失格です。キャスティング権のあるテレビマン、広告マンはあきれてますよ。芸人が評論家気取りでコメンテーターをすると好感度は急激に下がりますし、仕事も激減します。実際、村本の仕事は減り続けて、収入も大きく下がっています。現状、何を言いだすかわからないので、生放送には使えませんし、NHKや企業広告、イベントにも出しづらいです」(芸能関係者)

 表現の自由、発言の自由があるので、何を言っても結構だが、若気の至りでトンガっていると、大きなしっぺ返しを食らい、「消えて」しまうことになりかねないだろう。

「最近では芸能界でも、“レア感”が出るため、あえてSNSのアカウントを持たない芸能人が増えています。知名度向上のため、出始めのタレントがSNSを駆使することは、利点もありますが、その他の芸能人にとっては、何でも発信しすぎることによって、イメージを損なってしまったり、価値が落ちてしまうケースがたくさんあります。一般人にも言えることですが、人気を得るためにはSNSとは、ほどほどの距離を取るのが、芸能界でも重要です」(同)

 村本にはぜひとも、本業のお笑いで目立ってもらいたいものだが……。

新婚のアキナ・秋山賢太に“乗り換え婚疑惑”が浮上! 証拠画像も出回り、大騒動へ……

 人気お笑いコンビ・アキナの秋山賢太とABCテレビの塚本麻里衣アナウンサーが結婚した。所属事務所と同局が14日、発表した。2人は2017年春、同局報道番組『キャスト』の沖縄ロケで共演したのをきっかけに急接近。約1年半の交際を経て、昨年9月に東京ディズニーシーで秋山がプロポーズした。9日に婚姻届を提出したという。

 秋山は同日、大阪市内で行われたイベントで「実感はまだないですけど(ファンが)『おめでとう』って言ってくれるのはすごくうれしい」とコメント。塚本アナもサブキャスターを務める「キャスト」で、秋山の人柄について「ずっと優しさが新鮮なまま。私にも私の家族にも、相方の山名(文和)さんにも」などとノロケまくっていたが……。

 ネット上では秋山のクズすぎる疑惑が、じわじわと広まっている。週刊誌記者の話。

「秋山の結婚は、いわゆる“乗り換え婚”というものです。塚本アナと出会う前に付き合っていた年上の元カノ女性が『子どもができない』ことがわかると、あっさりポイ捨てしたとか。しかも元カノと塚本アナの交際時期がカブっていたという情報もある。ネット上では元カノ女性と秋山のLINEのやりとりとされる画像も出回っており、目下一部で大炎上中です。なかなかエグい内容だけに、週刊誌も関心を示しているそうです」

 知名度の低さゆえか、まだ騒動にはなっていないが、ネット上の有志たちは「アキナ 秋山 浮気」で検索をかけ、ランキング上位に持ってこようとする運動を展開中。業界では「優しすぎる男」で評判の秋山だが、妻の知らない“裏の顔”があるのかもしれない!?

新婚のアキナ・秋山賢太に“乗り換え婚疑惑”が浮上! 証拠画像も出回り、大騒動へ……

 人気お笑いコンビ・アキナの秋山賢太とABCテレビの塚本麻里衣アナウンサーが結婚した。所属事務所と同局が14日、発表した。2人は2017年春、同局報道番組『キャスト』の沖縄ロケで共演したのをきっかけに急接近。約1年半の交際を経て、昨年9月に東京ディズニーシーで秋山がプロポーズした。9日に婚姻届を提出したという。

 秋山は同日、大阪市内で行われたイベントで「実感はまだないですけど(ファンが)『おめでとう』って言ってくれるのはすごくうれしい」とコメント。塚本アナもサブキャスターを務める「キャスト」で、秋山の人柄について「ずっと優しさが新鮮なまま。私にも私の家族にも、相方の山名(文和)さんにも」などとノロケまくっていたが……。

 ネット上では秋山のクズすぎる疑惑が、じわじわと広まっている。週刊誌記者の話。

「秋山の結婚は、いわゆる“乗り換え婚”というものです。塚本アナと出会う前に付き合っていた年上の元カノ女性が『子どもができない』ことがわかると、あっさりポイ捨てしたとか。しかも元カノと塚本アナの交際時期がカブっていたという情報もある。ネット上では元カノ女性と秋山のLINEのやりとりとされる画像も出回っており、目下一部で大炎上中です。なかなかエグい内容だけに、週刊誌も関心を示しているそうです」

 知名度の低さゆえか、まだ騒動にはなっていないが、ネット上の有志たちは「アキナ 秋山 浮気」で検索をかけ、ランキング上位に持ってこようとする運動を展開中。業界では「優しすぎる男」で評判の秋山だが、妻の知らない“裏の顔”があるのかもしれない!?

にゃんこスター・アンゴラ村長の“Vチューバー”進出はコンビ解散への布石?

 にゃんこスターのアンゴラ村長の“Vチューバー”転身が報じられている。「NEWSポストセブン」が報じたもので、基本的に本人が登場するYouTuberと異なり、アバターと呼ばれるバーチャルなキャラクターが登場し、声を当てる動画となる。

 にゃんこスターといえば、『キングオブコント2017』(TBS系)において、“なわとびネタ”で準優勝を果たし、さらにアンゴラ村長と相方のスーパー3助がカップルであることも話題となった。だが、トーク力の弱さなどからテレビから消えて久しい。昨年末には『中居くん決めて!』(同)において、破局を匂わすネタを話すなど、迷走気味である。ここへきてのアンゴラ村長の「Vチューバー」転身には、どのような背景があるのだろうか?

「やはり、ソロ活動を念頭に置いているのかもしれません。にゃんこスターは現状ではリズムネタしかありませんし、このネタのインパクトが強すぎるため、新たなネタを作り出すことは難しい。それならばと、ネット動画に活路を求めてもおかしくはありません。ヒロシなどテレビから消えた芸人がYouTuberで活動している例は珍しくありませんし、最近ではキングコングの梶原雄太がカジサックとして活動しています。流行りモノに乗ったともいえるでしょう」(芸能関係者)

 さらに、アンゴラ村長と「Vチューバー」には親和性もあるとの見方もある。

「にゃんこスターの2人に共通するのはアドリブ力のなさですね。とっさのフリに対応できないようでは、ひな壇芸人としてテレビで生き残るのは難しい。その点、『Vチューバー』ならば、アフレコで声を当てていけばいいので、表現の幅が広がります。アンゴラ村長のようなタイプの芸人向きの仕事もいえますね」(同)

 こちらの仕事が軌道に乗った場合、コンビ解散とカップル破局を迎える可能性も十分ありそうだ。
(文=平田宏利)

M‐1出場芸人のすごさがわかる、泣けるお笑い芸人マンガ『べしゃり暮らし』

 皆さん、お笑いは好きですか? お笑いといえば、その頂点は「M‐1グランプリ」ですよね。2018年末に行われた平成最後のM‐1では、平成生まれの若手コンビ・霜降り明星が 見事、史上最年少の王者に輝きました。

しかしその直後、M-1審査員への暴言騒動が起こり、せっかくの感動を台なしにしてしまうという衝撃の結末を迎えました。いま考えてみると、ここまでの一連の流れも含めて、さすが平成最後といえる展開だったといえます。

 ところであらためて調べてみると、お笑い芸人をテーマにしたマンガってビックリするぐらい数が少ないんです。今回ご紹介する『べしゃり暮らし』(ヤングジャンプコミックス)こそが、ほぼ唯一のお笑い芸人マンガの成功例と言って過言ではありません。

『べしゃり暮らし』の作者は『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』など不良&スポーツをテーマとした作品でヒットを飛ばしてきた森田まさのり先生。本作はお笑い芸人がテーマとなっていますが、もともと森田先生のお笑いへの思い入れはハンパではなく、本作以前にもお笑いがテーマの読み切りマンガを描いていたり、自ら吉本興業の芸人養成所NSCに入学したり、M‐1グランプリにまで出場したりしています。ちなみに、M‐1出場時のコンビ名は「漫画家」。まさかのヒネりなし!

 お笑い芸人をテーマにしたマンガが少ない理由は実にシンプルで、漫才をマンガにすると面白くないからです。漫才は単なるネタだけでなく、テンポや間や動きで笑いを生み出します。マンガでテンポや間を表現するなら漫才よりも4コママンガのほうが向いていますし、コントの場合も『こち亀』で両さんが無茶苦茶やって大原部長が怒り狂うシーンなんて、まるで警察コントのようですが、これをお笑い芸人がやっている体でマンガにしてしまうと、ちっとも面白くないわけです。

 では、『べしゃり暮らし』はなぜ成功したのか? それはギャグマンガにするのではなく、作品の中に友情・努力・勝利そして泣きの要素を組み込んだ、スポ根マンガ的アプローチを取り入れているからなのです。

 本作は、とにかく一番面白いやつになりたい! という野望を持つ高校生、自称“学園の爆笑王”上妻圭右(あがつま・けいすけ)が主人公。ある日、元お笑い芸人の転校生、辻本潤が現れ、圭右は自分より面白いやつの登場にライバル心をむき出しにするのですが……。それにしても、自称“学園の爆笑王”てなんやねん! 自分でハードル上げすぎてて笑えんわ!!

 圭右と辻本は、なんやかんやでぶつかり合いながらも漫才コンビ「べしゃり暮らし」を結成。NSCみたいなお笑い養成所・YCA(ヨシムラコミックアカデミー)に入所し、ライバルの若手芸人たちと切磋琢磨しながら、M‐1グランプリみたいな若手お笑いグランプリのNMC(ニッポン漫才クラシック)のチャンピオンを目指す、というストーリーです。

 あまりにも元ネタがバレバレすぎて、読んでいて「もうNSCとM‐1でええやん!」てなります。

■これはギャグマンガではない、人間ドラマだ!

 本作には、当然ながら、漫才コンビがネタを披露するシーンがたくさん出てきます。

「大阪人て、たこ焼き派か阪神ファンかに分かれるもんな」

「何のことやねん!」

「髪の毛には海藻がええらしいで」

「ああ、よう言うね」

「けど、もずくとかやったらわからんでもないけどワカメなんてのせてたらバレバレやで」

「直接のせてどないすんねん!」

 コンビの細かなやりとりにおいてもちゃんとボケとツッコミが成立しており、ネタの一つ一つがまるで芸人のネタ帳から出てきたかのような、クオリティの高いものになっています。細部まで手を抜かない森田先生の、お笑いへのこだわりが伝わってきます。

 ただしお笑いがテーマのマンガですから、ネタのやりとりに合わせて「ぎゃはは」「ぶははっ」「くすくす」「あはははは」という周囲の笑い声が入ります。マンガの中で先に笑われると、読んでるほうは不思議と笑えなくなります。

 まあ、いいんです。これはギャグマンガじゃない! 人間ドラマですから。読んで笑うんじゃなくて、泣くマンガですから!!

■芸人の苦労がしのばれる、リアル挫折エピソード

 本作では、若手芸人がブレークするまでいかにしんどい思いをするか、というエピソードがこれでもかというぐらいに盛り込まれています。

 主人公の圭右は、高校では笑いの天才と呼ばれるほどの存在ですが、辻本と組んでチャレンジしたNMCの予選で初めての挫折を経験します。プロの漫才コンビたちがひしめく中で、スベり倒します。とにかく、まるっきりウケない。

 しまいには漫才の途中でキレて、相方の辻本をステージに一人残して途中退場してしまったり、スベったのは笑いのセンスのない客のせいだと、最悪のセリフを吐いて自暴自棄に陥ります。

 しかし、辻本の先輩で、実力派の漫才コンビ「デジタルきんぎょ」金本のアドバイスによって、立ち直ることができたのです。なんだか、実際にありそうなエピソードですね。ちなみに、金本のモデルとなったのが千原ジュニアだそうで、こういう実在モデルのキャラクターがちょいちょい出てくるのもこのマンガの魅力のひとつです。

 せっかく立ち直った圭右ですが、その後も東京モンのくせに、ギャグを言う時に大阪弁になってしまうという癖を指摘され、再びスランプに陥ってしまいます。関東人の使うエセ関西弁ってイタいらしいですね。……って、このコラムのことやないか!!

■最大の泣けるテーマ「コンビの絆」

 本作で語られている最重要テーマ、それは「コンビの絆」または「コンビ愛」です。作中にはあらゆるタイプの漫才コンビのエピソードが描かれています。やれくっついただの別れただの、別れそうだったけどやっぱりヨリが戻った、ほかのやつに相方を奪われた……などなど、恋愛か! ってくらい人間模様の宝庫なわけですが、個人的に一番好きなのは、「べしゃり暮らし』のライバルコンビ「げんこつロデオ」のエピソードです。

「げんこつロデオ」は破天荒でケンカっ早い岩隈と、ビジネスライクでクールな内川の漫才コンビです。トラブルメーカーの岩隈に対し、いつも我関せずで、相方なんかいつでも切り捨てたる、というスタンスを取っていた内川ですが、ある日、岩隈からコンビ解散を持ちかけられます。

 岩隈の父親が会社で横領を行い、5,000万円もの借金を背負ってしまったのです。父親のしでかした借金を返すため、相方の内川には迷惑をかけられない、という岩隈の思いから出た解散話でした。

「くそ…意味なかったなぁ、俺の人生…」

 がっくりとうなだれる岩隈にかけた内川の言葉は意外なものでした。

「不幸や思うから意味なくなんねん、笑ろとけ笑ろとけ」

「5,000万? ちっさ、将来2人でどれだけ稼ぐ思てんねん」

「ちっ、俺も人がええな、まぁしゃーない、ビジネスパートナーやからな」

 クールに言い放っているようで、実はすごく相方思いだったのがビンビン伝わるこのセリフ。いやー、何度読んでも泣けるシーンです。実際、この文章タイプしながらも涙止まらないし。どんだけ涙腺弱いねん!

■最高のクズ男「辻本の父ちゃん」

 終盤に登場する最重要人物といえば、辻本の父ちゃんです。もともと引きこもりでしたが、一念発起して大物お笑い芸人の付き人になったものの、その後、クビになってからはグダグダの転落人生。妻子(辻本のおかんと辻本)を捨てて失踪したり、放火犯として逮捕されて刑務所に入ったり……。その間、おかんは一人で辻本を育て、過労のために入院するなど、苦労のし通しでした。そんな無責任な父親を、絶対許さないと誓う辻本。そりゃそうですよね。

 そんな辻本の父ちゃんですが、不器用さゆえに周りに迷惑をかけてしまうけど、決して悪い人間ではないのでした。結婚時の妻との約束「お笑いネタを一日一本作る」をずっと守り続けていた真面目さや、放火も実は冤罪だったことが判明するなどで、次第に辻本と和解ムードに。

 クライマックスは、NMCの準決勝で披露された「べしゃり暮らし」の漫才ネタ「父親に謝りたい」。すごく遠回しにステージ上で不器用な和解メッセージを送る辻本。こんなシーン見せられたら泣いちゃいますよね。

 というわけで、読んだら涙が止まらないお笑い芸人マンガ『べしゃり暮らし』をご紹介しました。華やかなお笑いの世界のその裏で、人知れずとてつもない苦労を重ねているお笑い芸人たち。これからは若手芸人の漫才を観たら、笑わずにむしろ泣いてやろうと思いました(やめとけ!)。

(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん <http://ablackleaf.com/>)

◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

“今年が大事”芸人・ミキ、先輩芸人たちから「バント漫才」との声も……本当の評価とは?

 2月7日に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)のテーマは「今年が大事芸人2019」。昨年末の『M-1グランプリ』で優勝した霜降り明星や、決勝進出を果たしたかまいたちやミキ、『キングオブコント2018』で優勝したハナコや、あと一歩で失速したものの、昨年、IKKOのモノマネでブレイクしたチョコレートプラネットなど、各お笑い賞レースでの優勝者や上位入賞者が出演し、2018年の好調を19年もいかにキープし、ホンモノの売れっ子になるか、ままならない現状と秘めた悩みを打ちあけ、大いに盛り上がった。

 中でも注目されたのは、ミキである。ミキは、『M-1』では敗者復活から決戦進出を果たしましたが、その直前に、『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、ザブングルの加藤歩に、その漫才を、「バント漫才」と揶揄されていた。

「彼らの漫才は、それ単体では得点力のない小さなボケを、着実なツッコミ(=バント)で進塁させて笑い(=得点)にして、その積み重ねで構成された漫才であるということ。難解なボケや変わった設定があるわけでもないので、誰にでもわかりやすい漫才ではあるものの、玄人ウケするようなタイプの芸ではありません。“バント漫才”と聞いて、ひな壇にいた多くの芸人がついニヤニヤと笑ってしまい、『M-1』の審査員を務める中川家・礼二も『確かにその通りやなと思って』と納得していましたね」(放送作家)

 これは、17年の『M-1』でも、審査員の博多大吉に指摘されていたことだった。

「大吉は、『笑いが、全部、ツッコミのところで起きている。単体で笑えるようなシャープなボケが何個か欲しい』と、その漫才がいまいち爆発力にかける理由をズバリ言い当てていましたよね」(同)

 その後、周囲から「バント漫才」とイジられるようになってしまったと、兄の昴生は加藤にクレームをぶつけていたという。

 その芸に疑問符がつけられてしまったわけだが、19年のミキは大丈夫なのか?

「確かに、バント漫才はうまく言ったものですが、顏のかわいい弟とブサイクな兄という組み合わせ2人の仲のよさそうな雰囲気、まるで親戚の子どもたちを見ているようなほっこりした気持ちにさせる2人の明るさ、かわいらしさは、マネしようと思っても誰もマネができません。一つ一つの笑いは小さくとも、リズムとテンポ、勢いで観る者を笑わる技術がちゃんとある。結果的に一ネタの中の笑いの総量は多くなり、見た後には満足感が残ります。17年の『M-1』で松本人志も『ベタもあるけど、これだけのテンポでやられたら圧巻やな』と言って高得点をつけたように、あのスタイルは2人に非常に合っているし、きちんと彼らにしかできない漫才になっている。『M-1』のような、一撃の爆発力が求められるコンテストに向いているタイプのコンビではないかもしれませんが、家族でも安心して楽しめるのは彼らの大きな強みです」(放送作家)

 ザブングル加藤も、バント漫才と言いながらも、一方で「感動する」とも言っていた。すでに関西では大人気だが、東京でも着実に仕事を増やしていくはずだ。

ローカル番組なのに人気は全国区! 千鳥のニッチな視点を視聴者と共有する『相席食堂』の構造

 昨年4月よりレギュラー放送が始まった『相席食堂』(朝日放送)が評判だ。といっても、知らない人もいるかもしれない。この番組は関東圏では放送されていない。なのに、評判なのだ。

 1月2日放送『新春テレビ放談2019』(NHK総合)で、広告付き無料配信サービス「TVer」の話題になったとき、テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行はTVerの意義を伝える一例として『相席食堂』の評判の高さに言及していた。配信によってひそかに全国区になったのが、この番組である。

『相席食堂』の内容だが、芸能人が週替わりでリポーターに選ばれ、田舎町にロケへと繰り出す。そして、その町の食堂で地元の人にいきなり相席をお願いし、触れ合う。そのVTRをスタジオにいる千鳥の2人が見守る。言わば、“芸能人と地元民のガチ交流バラエティー”である。

 ここまでだったらほっこりする番組に仕上がりそうだが、スタジオにいる千鳥がクセモノなのだ。気になる箇所があると、即座に手元の“待てぃボタン”を押してVTRを中断。そして、これでもかとツッコむ。こうして彼ら独特の視点を視聴者に紹介し、面白ポイントを共有する。

 この説明だけだとなかなかわかりにくいと思うので、2月3日放送分を振り返りながら解説していきたい。この回のレポーターは松崎しげるであった。

 

■松崎しげるの「黒」を無視して「赤」を柱にする千鳥

 松崎が降り立ったのは富山県南砺市。雪が降り積もり、辺りは白銀の世界だ。そんな場所の真ん中に立っているのが松崎。スタッフはきっと雪の「白」と松崎の肌の「黒」のコントラストを強調し、見どころとして提供するつもりだったはず。何しろ、スタート時の松崎に白のダウンを着せていたし、笑顔になったときの松崎の歯の白さは異常だ。

 しかし、千鳥はそれに捕まらない。2人が前のめりになったのは、松崎が私服に着替えてからだった。松崎は赤のダウンを羽織っていた。しばらく2人は見ていたのだが、耐え切れずにノブがボタンを押した。

ノブ「赤が目が痛いよ」
大悟「今までにない赤やわ。地球上にない赤なんよ」
ノブ「シャアぐらい赤いよ」

 スタッフも予想外だったはずだ。作り手の意図そっちのけで「赤」を柱にし始める千鳥。こうなると、ただの町の景色が面白くて仕方なくなる。向こう側にいる若者は赤い服を着ているし、歩道に設置された棒は赤と白の縞模様だ。松崎が町をただ歩いているだけなのに、千鳥は黙っていられなくなった。

ノブ「ちょいちょい赤が飛び込んでくるの。ごめんごめんごめん、今回ちょっと見れない。うしろの走ってくるお兄ちゃんが赤なのよ」
大悟「棒も赤やしな」
ノブ「今日は黒を言いたいのよ!」
大悟「赤が勝っちょんよ」

 今までの人生で、こんなに赤に注目したことはなかった。実は、町にはたくさんの赤がある。自動車を誘導する標示の矢印は赤だし、工事現場にあるコーンは赤だ。それらが視界に入っただけで笑いがこみ上げてしまう。

松崎「向こうで雪かきやってんな」

松崎が町の人に声を掛けようとすると、その人は赤いダウンを着ていた。

ノブ「赤やん! また赤がいる!」

大悟「全身の赤ロングダウンがおるやん。ロケ中に赤を探せっていう企画なの、今回?(笑)」

ノブ「(ディレクターに向かって)スピルバーグなん、君は? スピルバーグ演出してるやん。白黒で赤を要所要所入れて」

 企画も演出も何も、赤に笑いのツボを仕掛けたのは千鳥自身のツッコミのはずなのだが。

■赤と青と白が出てきて笑いが止まらなくなる千鳥

 松崎と赤ダウンの町の人が出会うと、そのツーショットは面白すぎた。

ノブ「赤! 赤と赤や。白と黒やろ、今日の遊びは(笑)」

大悟「ロケしてるときに気にならんかった? 『これではスタジオが赤一辺倒になってしまう』って。気付けよ!(笑) 」

 いや、なかなか気付かない。この面白ポイントは、千鳥のツッコミありきだと思う。

 千鳥のいじりは続き、暴走する。雪かきを手伝った松崎はそのままお宅へお邪魔して、熱燗にした富山の地酒「三笑楽」をいただいた。松崎は酒好きだ。ちょっと引くぐらいにグビグビいく。

大悟「顔を赤にしようとしてるコントじゃないよな?」

ノブ「そういうことか(笑)」

 こんな角度からまで“赤いじり”をする千鳥! 1つの方法論、必勝パターンができた以上、どんなやり方で赤を絡ませても絶対面白くなる。

 松崎は、このお宅で「三笑楽」を一升瓶ごといただいた。以降、これを町の人と一緒に飲んで相席しようと松崎は考えた。まずは、通りにあった写真店へ飛び込みで入る松崎。この店のご主人と意気投合し、松崎は振る舞い酒をする。ちなみに、ご主人の年齢は85歳だった。

松崎「まだ俺なんか、やっぱりケツ青いんだよなあ」

大悟「服が赤いやん!」

ノブ「ケツは青いかもしれんけど服が赤いんよ」

「白」「黒」「赤」に、今度は「青」まで絡ませる千鳥。ここまできたら、もう無双状態である。単に「色」を話題にするだけで笑えてきてしまうのだ。

 酒をしこたま飲んだ松崎は、今度は町を歩いた。そして、地元の温泉を発見する。千鳥足で松崎はその温泉に入浴することにした。褐色の裸で露天風呂に入る松崎。そのお風呂に地元のお客さんも入りにきた。1人ではなく、いきなり3人のお客さんがやって来たようだ。

ノブ「誰か来た。……おい、多いな! 白い尻が多いぞ!」

「黒」「白」「赤」「青」と来て、また新たに「白」を追加する千鳥!

 おそらく、千鳥のツッコミがなければ、『相席食堂』は既存の番組と大差なくなる。よくあるタレントの旅番組だ。千鳥がVTRをいじり倒すことで、視聴者も彼らの視点を共有することになる。

 問題は、千鳥の面白がり方である。彼らは“裏笑い”的な視点に終始することも決して少なくない。例えば、今回のVTRを素材だけ見て、その後に2人の“赤いじり”を知らされれば“裏笑い”の印象を受けると思う。でも“待てぃボタン”を導入したことによって、ニッチな印象は皆無になる。ニッチな笑いを王道っぽく見せている 。だから、『相席食堂』の間口は普通に広い。変に凝った構造にしているわけでもないのに、奇跡的にこの番組ってめちゃめちゃ新しいと思うのだ。
(文=寺西ジャジューカ)

ハライチ・岩井勇気の『M-1』批判に大反響! “競技漫才”の功罪とは?

 ピン芸を競う『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)の審査をめぐって、お笑い芸人のキートンによる批判が話題を集めているが、漫才師No.1を決める『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)に対しても、同様の批判がある。そんな『M-1』のあり方に一石を投じたのは、ハライチの岩井勇気だ。

 昨年12月、FOD(フジテレビオンデマンド)で配信中の『久保みねヒャダこじらせナイト』のトークライブ企画「こじらせライブVOL.14」で、ゲスト出演した岩井はハライチが昨年の『M-1』に出場しなかった理由を明かした。2009年の『M-1』に初出場し、決勝進出を果たしたハライチは、大会の休止期間を挟んで16年まで4大会連続で決勝に進出。これは吉本所属の芸人以外では最多記録だが、17年大会では準決勝で敗退し、連続記録が途切れていた。

「不出場の裏には、17年大会における審査への不満もあったのでしょうが、岩井が『M-1』の変容に不満を抱いていることにあるようです。初期の『M-1』では新しさや個性についてちゃんと審査されていたが、ある時期から王道の漫才ばかりが評価され、話芸のうまさを競うだけの大会になってしまったと、ライブで吐露していました。最近の『M-1』における漫才の“定型化”は、他の芸人も指摘するところで、おぎやはぎの矢作兼もコンビでパーソナリティーを務めるラジオ番組で、最近の『M-1』はスピード感やボケの数の多さが重視される“競技漫才”だと評したことがあります」(お笑いに詳しい芸能ライター)

 ハライチといえば、岩井のボケに相方の澤部佑が突っ込まずに、さらにボケて笑いを増幅させるという“ノリボケ漫才”。この芸風でコンビの評価を高めてきたわけだが、澤部がピンでブレークしてしまっために、岩井はその陰に隠れ、長らく“じゃないほう芸人”の代表格のような存在だった。そんな岩井も、最近では“腐り芸”とも称される独特の毒舌で存在感を高めている。

「ハライチの漫才ネタは、全て岩井が作っています。それだけにお笑いには一家言あるのか、よく『ゴッドタン』(テレビ東京系)などに出演し、既存のお笑いに対して毒を吐いています。岩井によると、テレビのお笑いは“お笑い風”でしかないと批判的。ネタを作る自分は0から1を生み出すが、テレビの人気者の澤部は岩井が作り出した“1”がなければ何もできない、お笑い風が得意なだけの男と、相方すらもクサしています。『M-1』不出場も、そうしたお笑いへの持論の延長線上にあるのでしょう」(同)

 くだんのライブでは思わず熱くなってしまったのか、岩井の鋭い舌鋒は「(M-1は)吉本が漫才という文化を確立させるための大会で、俺らみたいな王道の漫才じゃないのをやっている人間は、ただそれのフリに使われているだけ」と、『M-1』を主催する吉本興業にも及んだ。岩井の“『M-1』批判”は、関西のお笑いに対する関東芸人からのアンチテーゼなのかもしれない。

トム・ブラウン『ダウンタウンDX』では結果残せず?「浜田雅功も冷たい目で……」

 6日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に、トム・ブラウンが登場した。昨年度の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)において決勝進出者中、唯一の非吉本芸人として出場し合体ネタでインパクトを残したコンビである。審査員の立川志らくからは「なんなんですか。あなたたちは」と呆れられつつも驚かれたコンビとしても知られる。『M-1』では爪痕を残したといえるが、『ダウンタウンDX』では思ったように活躍できなかったといえるだろう。

 番組の始まりは2人の出会いのエピソードトークが披露されるも、なぜだかスポンサークレジットがかぶさってしまう。さらに、この日の放送のために用意してきた新ネタを披露。出演者の勝俣州和が5人合体するネタで、同じく出演者の哀川翔なども交えるも、会場が大きく沸いている様子はない。彼らの奥に見える、ダウンタウン・浜田雅功の目もどこかしら冷たかった。

 さらに、ボケのみちおの四畳半アパートの様子も紹介され、ガスが止められているので、電子レンジでお湯を沸かして湯船に入れて暖を取っている映像も流された。ただ、若手芸人としてはありがちなエピソードではあろう。

「番組冒頭では、みちおがペンギン柄のニットは『ボディプレスしたら映った』といったボケが取り上げられていましたが、その後のトークの部分はかなりカットされていたと見られます。やはり番組にうまくハマらなかったようですね。その日のゲストの名前を出した合体ネタも、ウケはイマイチでした。芸人の中にはネタは面白くても、個性が強すぎるあまりバラエティ番組のひな壇にハマらないタイプがいますが、トム・ブラウンはそれに当てはまるのかもしれません」(放送作家)

 トム・ブラウンにとっては手痛い経験となってしまったようだ。今後の活躍に期待したい。
(文=平田宏利)

“大スター”になった出川哲朗の本質は「頭蹴られてナンボ!」 有吉発言に見る、芸人の生きざま

 先日、たまたま『浅草橋ヤング洋品店』(92~96年にテレビ東京で放送されたバラエティ番組)のDVDボックスを見る機会があった。DVD自体は2005年に発売されたもの。このDVDで副音声を担当していた浅草キッドが、当時の出川哲朗を見て「出川君も変わらないよね。立ち位置も変わらないよ」と、しみじみつぶやいていたのだ。

 ポジションもランクもやってる仕事の内容も変わらず、でもテレビに出続けている。老成せず、尊敬もされず、プレイヤーとして仕事を全うし続ける出川の生き方を評価するキッド。同業者からの100%ポジティブな一言である。

 05年の時点では、「出川は変わらない」と、なんの躊躇もなく言うことができた。確かに、出川は変わらない。今も昔も出川は出川だ。でも、本人を取り巻く状況のほうは明らかに変わった。

■出川を解説する有吉弘行

 1月30日放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)にて、こんな投稿が紹介された。

「ついに紅白の審査員まで務めた出川さん。僕は昔からめちゃくちゃファンだったのですが、『やっと出川さんの良さを世間がわかってきた!』とうれしく思う半面、ちょっと寂しい気持ちになります。昔は『嫌いな男ランキング殿堂入り』『抱かれたくない男1位』、我々お笑いファンだけのものだった出川さんが、いまやCM起用数ランキングの男性部門1位に。もう、遠く離れた大スターになったんだなと感じてしまいます」

 この投稿が読み上げられてからの有吉弘行の反応は早かった。

「大スターなわけないでしょ。いいかげんにしてくださいよ。困るよ出川さんも、本当に」

 出川ではなく、周囲の状況について有吉は言及する。

「今は天ぷら状態だから。衣付きすぎちゃってて。本質のエビの味、みんな知らないみたいな。出川さんの本質はそこじゃないから。紅白の審査員席に座ってることが出川さんの魅力じゃないから。邪魔だからそういうのは、本当は」

「出川さんの頭蹴ったら『かわいそう、何すんの出川さんに。ひどい!』って(世間は)言うんだよ。違う、出川さんは頭蹴ってほしいんだよ!」

「何も変わってないですもん、出川さんは。性格がというより芸がね。だから、出川さんのことを『かわいいー!』とか『かわいそう!』とか言ってる人は、ちょっと違うから。それ、衣食ってるだけだからな。エビ食ってない、エビを!」

 この言葉は芸人の総意に近いと思う。落とし穴があったら落ちたいし、熱湯があったら入りたい。「かわいそう!」という野次でジャマしてくれるな。有吉の解説は、芸人界の互助会的な意味合いさえ含んでいるように見えた。

■どんなに痛くてもつらくても、笑いさえ起きればOK

 正確に言えば、出川は純粋な芸人ではない。「劇団SHA.LA.LA」の座長が芸人と一緒にバラエティへ出演、しのぎを削るという状況だった。「劇団東京乾電池」に所属していた頃の高田純次や「ワハハ本舗」の女優である久本雅美と同じ形。つまり、当初の出川は笑われることが本意ではなかった。

 08年に発行された「本人)太田出版)のvol.7に出川のインタビューが収録されている。出川は、テレビへ進出し始めた時期の複雑な心境を告白した。

「ウッチャンナンチャンの番組で、『俺は野球がうまい』とか言い張ったら、シャララのメンバーと野球の試合をすることになって。結局、僕が負けたら画面に『ダメ男・出川哲朗』みたいな感じで出たんですよ。それを中野のアパートで見ててショック受けたんですよ。『ダメ男ってひどいなあ、ここのスタッフ……』って。美味しくしてくれてるのに、それに対して『なんでこんな頑張ってるのに!』って(笑)」

 しかし、芸人との接触が増えるに従って、考えは改まった。

「ホントにカッコいいな、すごいなと思って。頭がよくなきゃできないし。それで、お笑いで頑張っていこうと思いました」

 当時の出川が出られるのは、学生時代から親交があるウッチャンナンチャンが冠の番組ばかりだったが、93年に『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)出演の機会が与えられた。そして、同番組の人気企画「人間性クイズ」でポール牧と結城哲也(現・ゆうき哲也)のケンカの板挟みに遭うという壮大な仕掛けに引っかかり、見事ブレークする。

「わかりやすいぐらいに人生変わりましたね。街を歩くとウッチャンナンチャンの番組見てる人しか知らなかったのが、次の日から急にいろんな人に『昨日見たよ、おもしろかったね!』とか言われたり、あからさまに仕事も入るようになったし」

 タレントとして独り立ちをした出川。彼は“リアクション芸”を見せる番組で世に出たのだ。そこからの進む道が“リアクション芸人”になることは自然な流れである。

「だって、自分の得意なものって何かなと思ったら、べつに発想力でおもしろいことを言えるわけでもないし、僕なんかなんにもないんで」

「たとえば『お笑いウルトラクイズ』で爆発して死んだら、もうしょうがないなって。それは嘘でもなんでもなくて、現場で死ねたら一番いいし、死んじゃったら……それはそれでしょうがない」

 出川といえば、『進め!電波少年』(同)の特番で海外ロケへ行き、シドニーでゲイに掘られてしまった事件も伝説である。

「僕はどんなに痛くてもどんなにつらくても、結果、笑いさえ起きればOKなんですよ。笑いがここで絶対起こるって確信が持てるんだったら、やっぱ行っちゃうんですよね」

「スタジオで笑いが起きなかったら、ホントに落ち込むと思うんです。『えーっ、なんでお尻までやられて笑ってもらえないの?』ってヘコんでると思うんですよ。でも最終的にバカウケだったから、『ああ、やっぱり掘られてよかった』って思っちゃうんですね、心の底から」

■「俺の頭を蹴り続けてくれ!」(出川)

 かつて、出川に対しては「ポジションが変わらない」という称賛が送られたものだ。それは本人が望むところでもあった。

「今の立ち位置がすごい好きなんですよね。端っこにいてバカにされて、みたいなのが。あと、竜さん(上島竜兵)とかとみんなでリアクションして、爆笑取ってシャワー浴びて『よかったね』って言ってる瞬間がホントにリアルに一番幸せなんで。だから、50過ぎても身体張って笑い取れたら最高なんですけど」

 前述した『かりそめ天国』放送翌日の1月31日、出川から連絡が来たことを有吉はTwitterで明かしている。

「出川さんから『俺の頭を蹴り続けてくれ!』というメールが。とても簡単なお願いだ。。。」

「出川さんは頭蹴ってほしいんだよ!」という説明を聞いた出川が、発言主である有吉にメールを送ったのだ。

『かりそめ天国』で有吉は、“頭を蹴られる”ポジションを「4番」と表現していた。

「我々は2番とか1番で(バントで)送ってるだけですから。落とし穴に落ちてる人は今、バリバリの4番打ってんのよ!」

「お笑い界は泥にまみれてこそ4番だから」

 このロジックを理解し、改めて有吉のツイートを見返してほしい。見えるものだけを捉え「かわいそう!」と声を上げるよりも、とても美しいと思うのだが。

(文=寺西ジャジューカ)