インパルス・堤下敦“人身事故で謹慎”明けの、深刻すぎる「金欠状態」

 お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が、前途多難な道を歩んでいる。堤下といえば、2017年6月14日に東京都内で睡眠薬を飲んだ状態で車を運転し、自損事故を起こしていた。さらに同年10月には横浜市内で車を運転中に赤信号で停車していたゴミ収集車に激突する人身事故を起こし、謹慎処分を受けていた。

 処分が明けた昨年10月、神奈川県の「住みます芸人」として芸能活動を再開させていた堤下。しかし謹慎期間に収入がほとんどなかったこともあり、生活に困窮しているという。

 最近ではブログでキングコング・西野亮廣と酒を酌み交わしたことを明かし、西野から小遣いをもらい「ラッキーラッキーラッキー! しかございません」とつづっていたが……。

「昨年の8月ごろからは、アルバイトをして生活費を稼いでいるようです。芸能活動だけで生活できるほどの収入はありません。手を差し伸べてくれる力のある先輩や後輩が少ないのが、テレビ番組などに本格復帰できない要因です。10年ほど前にバラエティ番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)でブレークした際に、もっといろんなタレントと親交を深めていればよかったのですが、もともと、ひと癖もふた癖もある独特のキャラクターということもあって、業界に理解者が少ないというのが災いしています」(芸能関係者)

 説教グセがあることも、周囲の芸人から距離を置かれている原因だという。

「業界では有名な話ですが、人気トリオ芸人のパンサー・尾形貴弘は共演NGだと事務所に申し出ているほど、堤下のことを嫌っています。最近では堤下も円くなって落ち着いてきたといいますので、独特のキャラクターに変化が出てきているとは思うのですが……」(同)

 もともと相方・板倉俊之とのコンビで魅せるコントは評価が高いだけに、ぜひとも復活してもらいたいものだが、果たして……?

どうした、ニューヨーク!? “ネクストブレーク”枠から抜け出すために「なんでもやってみる」

どうした、ニューヨーク!? ネクストブレーク枠から抜け出すために「なんでもやってみる」の画像1

 この数年、「偏見」ネタで人気を博している若手芸人・ニューヨーク。一昨年の『M-1グランプリ2017』(ABC・テレビ朝日系列)直後、“よしもと推されコンビ”といわれた彼らの本音に迫るインタビューを行ったが(参考記事:『M-1』翌日──“よしもと推されコンビ”ニューヨークの本音に迫る!)、その後なかなかブレークできないまま、年末のM-1は準々決勝敗退と、調子を落としているように見える。“ネクストブレーク”から抜け出すための、彼らの新たな挑戦を聞いた。

――ファンとしては、ニューヨークさんがいつ時代を変えてくれるのか、と何年も待っているんですよ。それが去年、調子悪かった気がしまして。

屋敷 確かに2018年は捨て年でした……。それまでは徐々に上がっていく感じだったのが、動きが何もなかったんです。ラジオ(MBS『アッパレやってまーす!』)もなくなって、賞レースは「キングオブコント」が2回戦落ちで、「M-1」は決勝行くつもりでやってたら準々決勝で落ちて。落選を知った瞬間、ソファから一歩も動けなくなって、天井見てました(笑)。

嶋佐 僕はショックというか、相当ムカつきましたね。「全然あげてくれねえじゃん」って。

屋敷 そこで考えたんですよ。今まで周りから「いける」「次はニューヨーク」と言われてきた。それにあぐらをかいて、大きなアクションを起こさず、神輿の上でじっとしてきたな、と(笑)。このままだったらフェイドアウトしていくな、と焦りだして、YouTubeチャンネル作るとか、ラジオで発信するとか、いろいろ考えました。それをマネージャーに伝えて、相方ともそういう話になっていきましたね。

嶋佐 賞レースの決勝でもいかないかぎり、仕事がドーンと舞い込むこともないでしょうし、それなら何かやったほうがいいかな、と。それでニューヨーク、デニス、マテンロウ、鬼越トマホークの同期4組で、「でへへチャンネル」も始めたんです。

屋敷 今、登録者数いくつやったっけ?

嶋佐 800(笑)。結構頑張っている4組なんですけどねえ。

――4月に行われる単独に向けて、「我々ニューヨーク、遂に本気を出します。ここ10年で一番の本気です」とコメントを出してますね。今年は何とかしようという意気込みを感じました。

屋敷 毎年ルミネで単独ライブ2回というのがルーティーンになっていて、刺激がないと停滞するから、それも変えたいなと思ったんです。そうしたらスラッシュパイルの片山さん(お笑いを中心としたライブ・興行企画会社の代表)と話す機会があって、「じゃあ一緒にやりましょう」ということになりまして。いろいろアイディア出してもらった結果、今回はルミネから飛び出して、「シブゲキ」という劇場で3公演になりました。

嶋佐 いつも1回だけというのが、もったいなかったんで。それこそ何回かやったほうが、いろんな方に見てもらえますし。

――ニューヨークさんの単独、ずっと面白いと思って見ているんですよ。でも、そこから仕事広がったり、ネタが賞レースで引っかかったり、次につながらないという感触だったんですか?

屋敷 今までは面白いネタを作って、来た人が喜んで、いいネタを賞レースに持っていけばいいなと考えていたんです。でもそれだと燃費が悪いような気がした。

嶋佐 単独しかやってないネタがたくさんありますし。

屋敷 それに、テレビに出るためだけに絞ってネタを作るのは、リスクが高い時代になったというか。今売れている人って、テレビにあまり媚びてないじゃないですか。単独やラジオ、自分の中の柱を持っている芸人のほうが、テレビに出ても映りがオモロい気がするんですよね。賞レースは運も流れもあるんで、それだったら単独自体の価値が評価されて、芸人としてええ感じになればいいな、と思ってます。

――YouTubeで毎週日曜夜に配信している「ニューラジオ」も、「このままではまずい」という気持ちから始まったんですか?

屋敷 ですね。接触してないと、お客さんは僕らのこと忘れていきますから。習慣でレギュラーのラジオを聞いているときは、週1回はその芸人のことを考えるじゃないですか。そうするとファンでもいてくれるし、ライブにも行こうとも思うし。だったらラジオをYouTubeで毎週やればええのかなと思って。

――「ニューラジオ」で聞いたところによると、ニューヨークを好きなスタッフが手弁当でやっているみたいですね。

屋敷 ありがたいことに……。ただ作家には、くしゃくしゃの1,000円札だけ握らせてますよ(笑)。

嶋佐 自腹ですよ! 昨日の生放送も、作家が終電残り3分で駅までダッシュしてました(笑)。

屋敷 泊まったら赤字になるからな。ありがたいことに足立区から新宿まで来てくれてるんですよ。そこらへんは恵まれてます。

――一方、同期4組で始めた「でへへチャンネル」の手ごたえはどうですか。

嶋佐 ないです!(即答) 

屋敷 ないですけど、編集する人を募集したら、プロに近い数名から応募がきて、玄人の人はチェックしてくれてることに気づきました。ただいかんせん、普通の人は誰も見ていません(笑)。

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――これからは芸人だけじゃなくて、YouTuberもライバルになりますよね。

嶋佐 そこなんですよ。それこそ昨日仕事した17歳の高校生TikTokerは、フォロワー88万人でしたよ。俺はこの世界で10年やって、1万5,000人……。なかなか難しいです。

屋敷 節目の時代に芸人になりましたねえ。僕ら、「テレビに出て売れる」というモデルケースを目指して、芸人になった最後の世代なんです。

嶋佐 「金稼ぎたい」「モテたい」が目的で、そのためにお笑いをセレクトしただけですから。

屋敷 今、芸人になるのは、ヘンなヤツが多いと思いますよ。後輩なんて、お笑いサークルで一緒にやってたヤツらがYouTubeで大金持ちになってるらしいんです。でも「あいつら面白くないんで、僕は芸人選びました」とか言っている。そういう意味では、下の世代のほうがだいぶピュアですね。

――配信を始めるにあたって、人気あるYouTuberはチェックしましたか? 芸人さんの間では「あいつらは面白くない」という評価もあると思うんですが。

屋敷 自分でちょっと編集作業するようになったら、すごいちゃんとしていることが分かりましたね。サムネイルの統一感を意識していたり、面倒くさい編集をちゃんとやってたり。「頑張ってるんだな」と見方が変わりました。

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――支持される理由が分かったと。

嶋佐 やっぱり今の中高生は、ネット中心ですからね。Abemaで放送している恋愛リアリティ番組の特番でMCをやったら、それで声かけられることが多くて。

屋敷 学祭でキャーキャー言われると思ったら、それが理由だったな。

嶋佐 もっと小さい子含めて、そういう若い人たちに、僕ら芸人がやっている純度の高いお笑いに気づいてもらわないと、先がないですよ。

屋敷 でもYouTubeもすごいスピードで大きくなった分、規制もいきなり厳しくなったじゃないですか。結局、過激なことをできない媒体になって、短期間でテレビの歴史をたどっている気がするんですよ。金がかかっているぶん、クオリティはテレビのほうが高いし、いろんな人に広く知ってもらう手段はテレビがベスト。それは変わってないのかもしれません。

――配信は儲かるんですか?

屋敷 まだ全然。それこそ「オールナイトニッポン」の時よりも、もっともっとムーブメントにならないと、きびしいですね。それでYouTubeに寄せないで、生のラジオという手法を持ち込んだわけですけど、一体どこまで通用するか……。こないだ視聴者層を確認したら、18歳から24歳までの男がほとんどでした。

嶋佐 普段YouTube見ている人なのかな。

屋敷 いや、俺らのラジオを聞いてた人じゃない?

――ハネるには女子人気が必要なんでしょうね。

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嶋佐 うーん。女の子はチャラついているのが好きですからね……。俺が一番いい男ということをなかなか気がついてくれない。もっとビジュアルとか評価されていいのに。(堂々と語る)

――……。

屋敷 やばっ! マジきもいわ。文字になるの分かってる?(笑) でもダイアンさんとかすごくないですか? 関西でラジオが人気になって、芸歴20年の今、絶好調じゃないですか。昨日もTikTokerの子に好きな芸人聞いたら、四千頭身や霜降り明星じゃなくて、サンドウィッチマン、千鳥、NON STYLEなんですよ。誰も若手芸人の名前出さない。おじさんが人気者になるドリームは残されてますね。

嶋佐 若い子が若手好きなのは、お笑いファンの中でだけなんでしょうね。

屋敷 それまでいぶし銀だった和牛さんが、ワーキャー言われ出したの30代後半でしょ。そんな芸人、今までいなかった。年齢に関してお笑いファンは寛容というのが分かったから、これからぶり返すこともあるかなと……。今年は仕掛けていきたいです!

――ところで肝心の稼ぎは、今どうなんですか。

屋敷 「全然稼げてないな」というのと、「バイトせんでも食べれてるのは幸せなことだな」という2つの気持ちがありますね。でもこのままでは、ずっと食っていけないという焦りもあって。僕らがもらう劇場出番は、他の芸人でも替えが利くんですよ。それこそダンビラムーチョでも魔人無骨でもいい。このまま50歳になったら、若手に声がかかって、劇場呼ばれなくるのは間違いないんです。そこでM-1優勝なり、一回旗立てておけば、「ニューヨークさんじゃないとダメなんです」となって、芸人を続けていい許可証はもらえるとは思っていて。それでもっと自立した仕事しようということで、YouTubeを狙ったというのはありますね。

嶋佐 金ねえ……。今、現金がないんですよ。

――現金?

嶋佐 こないだの給料日、4万円しかなくて。

屋敷 いやいや、もうちょいもろてたやろ。投資に金入れすぎてなくなってる。

――ああ、配信でも「仮想通貨に希望を見出してる」と語ってましたもんね。

嶋佐 仮想通貨に120万円、ロボットアドバイスの積立投資に16万円入れてるんですよ。仮想通貨はリスクを避けるため、6種類に分けてます。

屋敷 よう考えてるな……。

嶋佐 そのひとつが、知り合ったお金持ちの方が自ら作ったフィリピンの通貨なんです。そこに20万円。

屋敷 いかにも怪しいわ。円を持って、お笑いに専念しろって!(笑)

(取材・文=鈴木工/撮影=鈴木渉)

■ニューヨーク
嶋佐和也(1986年生まれ、山梨県出身)と屋敷裕政(1986年生まれ、三重県出身)のコンビ。2010年結成。THE MANZAI2014認定漫才師。『ラフターナイト』(TBSラジオ)第1回グランドチャンピオン。

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■ニューヨーク単独ライブ「ありがとう」
【日時】
4月19日(金)19:00開場 19:30開演
4月20日(土)17:30開場 18:00開演
4月21日(日)16:30開場 17:00開演
【会場】CBGKシブゲキ!! 
【料金】前売り4000円/当日4500円
チケットよしもと、チケットぴあ、ローソンチケットにて発売中

ミキ“完全東京進出”に暗雲も? 大ブレークには人気者の弟・亜生の覚醒が必要か

 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の兄弟コンビ「ミキ」が、4月から東京を拠点に活動することを発表した。関西でのレギュラー番組は、3月いっぱいで降板することとなる。そんなミキについて、東京で活動する構成作家はこう話す。

「すでに東京のバラエティー番組にも多数出演していますし、ある程度の結果は見えますね。でも、番組として求められているのは、イジられキャラとしての兄・昴生のみ。関西ではアイドル的な人気だった弟・亜生については、まだ使い方が見つかっていない状態だといえます」

 たしかに昴生は、多くのドッキリ番組で“ターゲット”として重宝されているが、亜生についてはひな壇などの起用が多い。

「関西地方であればアイドル的人気でどうにかなるんですが、東京のバラエティーだとそうはいかない。体を張る企画やゲーム企画も多く、いろいろな場面での活躍が必要とされるんです。昴生については、先輩芸人からも厳しくイジられ、さらにリアクションも大きいので、いうなれば“計算できる芸人”。でも、亜生については、明確なイジり方もまだなく、下手するとギャーギャー騒ぐ昴生の横にちょこんと座っているだけのときもある。そう考えると、ミキとして上京したはいいけれど、テレビで見るのは昴生ばかり、といったことになるかもしれません」(同)

 普段は、人気がある弟・亜生に対して、兄・昴生は人気のなさをイジられることも多い。しかし、東京では人気がないはずの昴生のほうが仕事を増やしそうだという、皮肉な状況が待っている可能性も高いのだ。

「ただ、制作サイドとしては、亜生の覚醒にこそ期待しているというのも事実。人気があって、なおかつ面白い──という芸人が、最も求められますから」(同)

 また、吉本所属ならではの事情も、ミキの未来を大きく左右しそうだ。

「大阪吉本から東京吉本に移籍するということで、当然マネージャーも替わります。吉本の場合、有能なマネージャーとそうではないマネージャーの差が激しく、そうではないマネージャーがついてしまった場合、それだけでアウトということもあり得ます」(お笑い業界関係者)

 少々の不安材料も見え隠れする、ミキの東京進出。弟・亜生がいかにして一皮むけていくかに、注目したい。

ミキ“完全東京進出”に暗雲も? 大ブレークには人気者の弟・亜生の覚醒が必要か

 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の兄弟コンビ「ミキ」が、4月から東京を拠点に活動することを発表した。関西でのレギュラー番組は、3月いっぱいで降板することとなる。そんなミキについて、東京で活動する構成作家はこう話す。

「すでに東京のバラエティー番組にも多数出演していますし、ある程度の結果は見えますね。でも、番組として求められているのは、イジられキャラとしての兄・昴生のみ。関西ではアイドル的な人気だった弟・亜生については、まだ使い方が見つかっていない状態だといえます」

 たしかに昴生は、多くのドッキリ番組で“ターゲット”として重宝されているが、亜生についてはひな壇などの起用が多い。

「関西地方であればアイドル的人気でどうにかなるんですが、東京のバラエティーだとそうはいかない。体を張る企画やゲーム企画も多く、いろいろな場面での活躍が必要とされるんです。昴生については、先輩芸人からも厳しくイジられ、さらにリアクションも大きいので、いうなれば“計算できる芸人”。でも、亜生については、明確なイジり方もまだなく、下手するとギャーギャー騒ぐ昴生の横にちょこんと座っているだけのときもある。そう考えると、ミキとして上京したはいいけれど、テレビで見るのは昴生ばかり、といったことになるかもしれません」(同)

 普段は、人気がある弟・亜生に対して、兄・昴生は人気のなさをイジられることも多い。しかし、東京では人気がないはずの昴生のほうが仕事を増やしそうだという、皮肉な状況が待っている可能性も高いのだ。

「ただ、制作サイドとしては、亜生の覚醒にこそ期待しているというのも事実。人気があって、なおかつ面白い──という芸人が、最も求められますから」(同)

 また、吉本所属ならではの事情も、ミキの未来を大きく左右しそうだ。

「大阪吉本から東京吉本に移籍するということで、当然マネージャーも替わります。吉本の場合、有能なマネージャーとそうではないマネージャーの差が激しく、そうではないマネージャーがついてしまった場合、それだけでアウトということもあり得ます」(お笑い業界関係者)

 少々の不安材料も見え隠れする、ミキの東京進出。弟・亜生がいかにして一皮むけていくかに、注目したい。

とろサーモン・久保田&スーマラ・武智は「河本状態」に……尾を引く暴言騒動、再浮上は困難か

 昨年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)終了後、同大会で審査員を務めていた上沼恵美子に対して暴言を吐いているところをネットで生配信し、大バッシングを食らった、とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智。騒動から3カ月近くがたとうとしているが、状況はどうなったのだろうか?

「騒動直後に入っていた仕事が軒並みキャンセルになって、そのままお笑い界追放もあるのでは……などとささやかれていましたが、どうにか持ち直し、徐々に仕事を増やしている状態です。ただ、この2人が出てくると、少なからずネット上ではバッシングの声が上がるのも事実です」(テレビ局関係者)

 2月24日には、東京スポーツ新聞社主催『第19回 ビートたけしのエンターテイメント賞』の授賞式が行われ、久保田と武智は「SNS炎上賞」を受賞。しかし、2人とも授賞式は欠席となった。

「たけしさんが直々にイジってくれるのだから、芸人としては、かなりオイシイ状況のはず。にもかかわらず欠席というのは、やはり今回の暴言騒動が想像以上に大きな問題になっていたということでしょう。少なくとも、自分たちから笑いに変えるようなことはできないのだと思われます」(お笑い業界関係者)

 最高のネタであるはずの炎上騒動を仕事につなげるのは、どうやら不可能ということのようだ。

「制作サイドからは、『暴言騒動に触れられないのであれば、久保田と武智を番組に出しても仕方ない』といった声が多く聞こえてきます。このままでは仕事を減らす一方で、落ち目になってしまうでしょう。なんとなく、次長課長の河本(準一)さんを思い出させる展開です」(前出・テレビ局関係者)

 河本は2012年に親族の生活保護不正受給疑惑が浮上。その後、謝罪会見を行い、一部の受給分を返納したことを明かした。しかし、この騒動をきっかけに、河本は仕事を大幅に減らすこととなってしまう。

「河本はネット上で疑惑に対するバッシングが起きると、Twitterで挑発するような投稿をして、火に油を注いでしまった。そういったネット上での不用意な行動も含めて、業界内では要注意人物となってしまったわけです。久保田と武智も、まさに同じようなパターンですね。河本が全然再浮上できないのと同じように、久保田と武智の将来も、なかなか厳しいのではないでしょうか」(同)

 さらに、一部では、上沼の東京進出のウワサも上がっている。

「フジテレビが夕方の時間帯に再放送した関西テレビ『快傑えみちゃんねる』が好評だったことを受け、『上沼東京進出待望論』が一部で盛り上がりつつあるようです。もし、上沼がここにきて東京のお笑い界でも存在感を発揮するようになったら、いよいよ2人の出る幕は奪われてしまうでしょう」(前出・お笑い業界関係者)

 2人の苦悩は、まだまだ続きそうだ。

千原せいじに大ブーイング!「お金、いらんよね」異国の地でやりたい放題……

 2月26日放送の『世界の村で発見! こんなところに日本人』(テレビ朝日系)では、千原せいじがアフリカのセーシェル共和国を訪問。相変わらずのコミュ力を見せつけたのだが、少々やり過ぎてしまい「ここまでくると図々しいレベル」と批判の声が上がっている。

 この日せいじはいつも通り、異国の地・セーシェル共和国に滞在している日本人を探索。手あたり次第現地の人に聞き込みをし、とある超高級ホテルにいることを突き止めた。実は今回探している日本人は“マサミさん”という名前で、このホテルの総支配人。彼を見つけたせいじは「日本から離れた所で生活してる人に会いに行く番組でね、こんにちは」「やっぱり“襟つき”や」と服装をイジり、一気に距離を詰めていく。

 さらに翌日改めて取材をすることになったのだが、せいじは「今日、ホテルに泊めてくれたらええと思うんですけど……」とマサミさんをチラ見。「大丈夫だと思います」と快諾するマサミさんに、せいじは「お金払う?」「お金、いらんよね」と尋ね、無料で泊めてくれることになった。

「このやり取りにVTRを見ていたスタジオは『今の言い方は……』『いやらしいアレは』とドン引き。裏できちんとした交渉が行われた上での“演出”かもしれませんが、視聴者からも『失礼すぎて見てられない』『まずタメ口の時点で無理』『超高級ホテルの総支配人に“タダで泊まらせろ”はないわ』『仕込みだとしても見てるこっちが恥ずかしくなる』と批判の声が上がっています。これまで同番組で数々の現地人と打ち解け、“コミュ力のお化け”などとも称されているせいじ。『この番組で千原せいじのこと見直した』という人も多かったのですが、今回はせっかく上がった株を下げてしまったようです」(芸能ライター)

 一歩間違えば“図々しい”と言われてしまうせいじのコミュ力だが、彼の大胆な距離のつめ方は、さまざまな“奇跡”を巻き起こしてきた。

「以前千原ジュニアは、世界的なポロボクサーであるマニー・パッキャオの試合を観に行ったエピソードを披露。それによるとせいじは、試合後にノリでパッキャオが宿泊するホテルを訪れたそうです。当然セキュリティーに止められたのですが、せいじは偶然やってきた“お偉いさん”と打ち解け部屋に案内されることに。さらにパッキャオは寝ていたのですが、『起こしてきたらええやん!』と周りの人に頼み、ツーショットを撮ることに成功しました」(同)

 その他「ロケの最終日にマサイ族の人々がせいじを先頭に列をなすようになった」など、多くの伝説を海外で作ってきたせいじ。日本人の常識からはかけ離れてしまうこともあるが、彼の言動こそ世界で通用する“コミュ力”なのかもしれない。

ねづっちが千葉テレビで冠番組! あなどれない芸人の「独立系局冠番組」

「整いました」と一声上げて披露するなぞかけで、一時期人気者となったピン芸人・ねづっちの冠番組『ねづっちの英語でなぞかけ ととのいました!!』が、3月から千葉テレビでスタートする。ねづっちが、英会話講座を受講するという5分枠のミニ番組だ。

「ねづっちといえば、2014年にYouTubeの公式チャンネルを立ち上げ、YouTuberとして活動していますが、約4年でチャンネル登録者数は9,200ほど。ほぼ毎日アップしている動画の再生回数も1本あたり数百回程度。正直言って、YouTuberとしては全く成功していません。だからこそ、今回の冠番組には気合が入っているでしょう」(お笑い事務所関係者)

 ねづっちが冠番組を持つというのは、なかなかの快挙なのではないだろうか。

「これまでには、ケーブルテレビのコミュニティーチャンネルなどで番組を持っていたことはありますが、千葉テレビでの冠番組となると、一気に視聴者の数は増えると思います。もちろんキー局に比べれば、かなり規模は小さいのですが、それでも快挙といえます」(同)

 千葉テレビは、全国ネットに属していない独立系局である。ほかには、TOKYO MX、TVK、テレ玉、サンテレビ、KBS京都放送なども同様に独立系局のコテゴリーとなる。

「実はあなどれないのが、独立系テレビ局での冠番組。アンジャッシュの冠番組である『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)や千鳥の『いろはに千鳥』(テレ玉)など、独立系局での冠番組を足がかりに、大きくブレークした芸人も少なくない。まあ、ねづっちの場合は、英語番組なのでそこからすぐにブレークとはいかないとは思いますが、それでもいいチャンスであることは間違いないでしょう」(同)

 アンジャッシュや千鳥以外にも、独立系局で冠番組を持つ芸人は多い。たとえば、ジャルジャルの『ジャルッと!爆ハリ!』(千葉テレビ)、銀シャリの『銀シャリのシャリのおとも』(とちぎテレビ)、ロバートの『ロバートの秋山竜次音楽事務所』(テレ玉)など、旅ロケ番組が多いのも特徴だ。

「『いろはに千鳥』が『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などで取り上げられて話題になったこともあって、同様のロケ番組が増えているということもあるでしょう。また、若手芸人の面白さを伝えるという点でも、ロケ番組はちょうどいいということもあります」(同)

 確かに芸人にとって独立系局での冠番組は、ブレークに向けた重要なステップとなっているといえそう。しかしながら、ねづっちの場合はミニ枠の英会話番組。芸人としての実力を発揮するのは、さすがに難しそうか……。

クロちゃんは賞味期限間近!? 「全力ポンコツ」パンサー尾形にブレークの兆し

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 今回取り上げるのは、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘だ。一時期あまり見かけなかった印象があるが、なぜか再び露出が増えている。

■『水ダウ』が生んだ新たなドッキリスター

 彼があらためて注目されたきっかけは、昨年10月3日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の、「中継先に現れたヤバめ素人のさばき方で芸人の力量丸わかり説」だ。ニセのネット配信番組のリポーターとして都内の釣り堀にやって来た彼に、怪しげな中年男性が無言で接近。すると、尾形は「うお……」といきなり素に戻り、一気にパニックに。

 それでも男をカメラから遠ざけようと、息を切らしながら、「すみません、ちょっとあの今テレビやってまして」とたしなめるが効果はなく、最後は顔じゅう汗だくになりながら、「やめろ」「あっち行ってください」「怒るぞ、怒るよ」など、カメラを気にせず注意。スタジオの爆笑をさらっていた。

 その前後から『スクール革命!』(日本テレビ系)、『深夜でロンドンハーツ!』(テレビ朝日系)などでもおなじみだったが、この『水ダウ』を機に『人気芸能人にイタズラ!仰天ハプニング』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)など、ドッキリ系のオファーが急増した。

■「全力ポンコツ」という新ジャンル

 尾形が「ポンコツ芸人」であることに異論はないが、そんなポンコツ芸人は性格的に2つに大別できる。まずは「良い人」。出川哲朗、狩野英孝、サバンナ八木真澄、ジャングルポケットおたけ、といった「お人よし」である。

 一方、底意地の悪さを前面に出すことで笑いを取るタイプもいる。例えばドランクドラゴン鈴木拓、三四郎・小宮浩信、コロコロチキチキペッパーズ・ナダル、そして安田大サーカス・クロちゃんなどだ。時に後者が炎上しやすいことは、周知の通りである。

 そんな中、尾形の場合は、性格の良し悪しというより、とにかく「テンパる」「目の前のこと以外、何も見えなくなる」ところが持ち味だ。

 20日放送の『水ダウ』でも、カーナビの音声を収録するというドッキリで、「1000キロ先右折です」「熊を先頭に10キロの渋滞です」「熊をひきました」といったありえないアナウンスを一生懸命読み上げていた。

 つまり彼は「全力投球ポンコツ」という、新たなジャンルを切り開いたのだ。ちなみに、この日の同番組の視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)。裏番組の『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)は11.0%。北川景子を相手に大健闘だ。

■パンサー復活の起爆剤に?

 尾形が起用されているのは、「暑苦しい」芸人の枠が意外に少し空いていたことも考えられる。また、クロちゃんやナダルといった「悪意の塊」芸人に視聴者が少々、辟易している中、勘も鈍く、ただただ単細胞の尾形にあきれながら癒やされているところが大いにあるだろう。

 尾形のポンコツぶりは、パンサーの向井慧、菅良太郎によってたびたび暴露されており、「(尾形が)エピソードトークを3つしか持ってない」のに、それを雑誌の取材中に「100回ぐらい聞いている」とツッコミを入れたら激ギレされたなど、枚挙にいとまがない。果ては、そんな尾形を脱退させようという話まであったという。

 だが、今こうしてピンで呼ばれているのは尾形だ。一番足手まといだった男が、パンサー人気復活のキーマンとなるか? ただ彼の場合は、たまに見るぐらいがちょうどいいのかもしれない。

(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆

出川哲朗の評価が完全二極化! 制作側は「大絶賛」、同業者から「大ブーイング」のワケ

 お笑いタレントの出川哲朗が、2月13日に55歳の誕生日を迎えた。オフィシャルブログではデヴィ夫人に祝ってもらった様子を伝え「この人と同じ年までは頑張ろう」と誓っている。

 ひと昔前まで「嫌いな男ランキング」「抱かれたくない男ランキング」で上位にランクインしていた出川だが、50歳を過ぎ、ファンを大切にする姿勢や素のリアクション、ポンコツ具合が大ウケして人気が上昇。ゴールデン初冠番組の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)や準レギュラーの『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)等、テレビ番組にも多数出演している。

 それにしても、なぜここまでテレビ界を席巻しているのだろうか?

「出川さんは人気が上がってきても、自分のギャラを上げようとしないんですよ。大御所のように扱われるのを嫌っているようなんです。もう55歳ですが、若手中堅芸人と同じようなギャラで働いているので、制作側からは非常に喜ばれています」(芸能関係者)

 ところが、若手中堅芸人や同業者からは、大ブーイングが巻き起こっているという。

「芸人からしたら、芸歴が長く、あの地位にいる人が、若手と同じようなギャラしかもらわず、ヨゴレ仕事を率先してされたら、たまったもんじゃない。『自分たちの仕事が出川さんに奪われている』『小さな仕事は若手に任せてください』『リアクション芸は卒業して、若手芸人にポジションを譲ってください』『もっとギャラを上げて仕事を選んでください』といった声が同業者から噴出していますよ」(同)

 制作側から気に入られている出川だが、こういった若手中堅芸人の切実な声に耳を傾けることができるのか? そろそろ大御所と呼ばれてもいい年齢、芸歴だが、果たして――。

クロちゃん「ぶっちぎりで勝ったの」 実は“生徒会長”だった芸能人3人

“生徒会長”と聞くと、品行方正な人物像を思い浮かべるはず。しかし思いもよらない芸能人が生徒会長だったと明かすことも多く、お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんもそのひとり。

 クロちゃんは1月28日更新のブログで、音声投稿機能を使って「中学生の時に生徒会長だったの」と告白。立候補後に校長が「面白いから、変わってるからといって投票しないでください」と呼びかけたそうで、「なんなのその一言! けどクロちゃん、ぶっちぎりで勝ったの」と明かしている。そんなクロちゃんに、ネット上では「とんでもないバクチ打ったなその中学校www」「いつの間にかモンスタースクールが爆誕してたってこと?」「意外と明るい学校になってたりしてね」といった声が相次いだ。

 今回はクロちゃんのように、実は生徒会長だった芸能人たちを紹介していこう。

 

●野性爆弾 くっきー

 まずは、顔面白塗り芸や絵描き歌コントなど独自路線を突っ走る、野性爆弾・くっきーから。くっきーは2018年9月放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、高校時代に生徒会長だったと告白。特権で卒業アルバムに大きく写真が掲載されるなど、意外な過去を明かして共演者たちを驚かせた。

 くっきーによると生徒会長に立候補したきっかけは、成績が悪く教師に「進学できない」と言われたため。生徒会長になれば留年させることはできないだろうと立候補し、見事その座を勝ち取って卒業までこぎつけたという。ちなみにくっきーの相方・ロッシーも中学時代に生徒会長を経験済み。「吉本興業」公式サイトの経歴欄には、2人そろって「生徒会長」の情報が記されている。

 

●アキラ100%

 続いては、お盆などを使って局部を隠すリスキーな芸風のアキラ100%。18年の正月特番『爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)では、生放送にもかかわらずネタに失敗して“ご開チン”。咄嗟に隠したものの、正月早々不本意な形で注目を集めることになった。

 そんなアキラ100%は「週刊FLASH」17年3月21日号(光文社)のインタビューで、「小学校、中学校では学級委員や生徒会長をするような子供でした」と告白。ふざけて脱ぐようなこともなかったという。そんなアキラ100%に、ネット上では「ほかの裸芸人と違って確かに品行方正な感じはある」「いったい人生に何が起きたら生徒会長から素っ裸芸人になるんや……」「当時の先生や生徒からしたら今の姿は衝撃どころじゃないわなwww」といった声が寄せられている。