『ドキュメンタル』シーズン7、高評価でもマンネリ化の危機? ザブングル加藤は賛否両論

 ダウンタウンの松本人志が発案し、自らがホスト役を務める『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』のシーズン7が、4月26日にAmazonプライム・ビデオで配信開始となった。

 10人の芸人が100万円ずつ持ち寄って、密室での笑わせ合いバトルに参加。最後まで笑わずに生き残り、なおかつ他人を笑わせることで得られるポイントが最も多かった芸人が優勝し、賞金1100万円を獲得できるというこの番組。シーズン6では、4人の女性芸人が参加したことが話題になったが、今回は10人全員が男性芸人となった。

「前回は男性芸人が女性芸人に対し、下ネタを仕掛けることがったり、またその逆もあったり、“セクハラではないのか”といったところで物議を醸しました。その点が考慮されたのかどうかはわかりませんが、今回の出場芸人は男性のみ。相変わらず下ネタ要素もありましたが、モラル的な面で問題になるような雰囲気はあまりなく、どちらかといえば平和な回だったといえるかもしれません」(お笑い業界関係者)

 今回のドキュメンタルはお笑い番組としては、高評価となっているようだ。とある構成作家はこう話す。

「タイプの異なる芸人が、それぞれの笑いで勝負していて、かなり見ごたえがある内容になっていますね。初登場芸人もいるし、2度目の芸人もいるし、バランスも取れていて、過去最高に面白かったのではないかとの声も聞こえてきますよ」

 しかし、その一方で厳しい意見もある。

「『芸人が密室で笑わせ合いをする』、『どんな方法で笑わせてもOK』という前代未聞のルールが新鮮だった『ドキュメンタル』ですが、シーズン7にもなると、さすがにマンネリ化している印象は否めない。それこそ『人志松本のすべらない話』が、回を重ねるごとに面白くなくなっていったのと同じで、今後尻すぼみになっていきそうな雰囲気をちょっと感じました」(テレビ局関係者)

 また、今回のドキュメンタルで何かと話題になっているのが、初登場のザブングル加藤だ。Amazonプライムのレビュー欄では賛否両論となっている。

「ザブングル加藤に対する、松本人志の評価は高かったものの、視聴者の評価は割れています。制作サイドと視聴者の間にギャップがあるということでしょう。ただ、サブングル加藤に対する業界内評価は意外と高いんですよね。単純な“スベリ芸”ではないのだけど、そこが伝わりづらい部分があるのは事実。現状の加藤のままで十分に面白いはずなんですが、もうちょっと視聴者に向けて、その面白さをわかりやすく届ける努力が今後は必要になってくるのかもしれない。『ドキュメンタル』においても、加藤のような伝わりづらい芸人をいかに番組内で活かしていくかが課題となりそうですね」(前出・テレビ局関係者)

 高評価だったとはいえ、改善点も見えてきた『ドキュメンタル』。すでに、シーズン8の制作も決まっているが、果たしてマンネリ化を回避して、より面白いものを届けることができるのだろか。

宮下草薙、四千頭身、アインシュタイン……ブーム芸人不在の2019年、プチブレークを狙うのは誰?

 2017年のブルゾンちえみ、18年のひょっこりはん……毎年上半期に大ブレークする芸人が登場するというのが最近のお笑い界の流れだったが、19年はちょっと違う。

「元日の『おもしろ荘』(日本テレビ系)出演者がブレークするというのが定番となっていたんですが、今年は空振り。その代わりと言ってはなんですが、霜降り明星やEXITあたりが人気となっています。ただ、大ブームとなるような旬の芸人がいるわけではないので、制作サイドとしてはいろんな芸人を起用して、いい人材を発掘していきたいという方向性になっています。そういう意味では、どの芸人にもチャンスが回ってきそうです」(制作会社スタッフ)

 そんな中、ここ最近注目度を高めているのが、太田プロダクションの漫才コンビ・宮下草薙だ。異常にネガティブなボケ担当・草薙のキャラクターがウケて、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などにも出演している。

「草薙は、モニターに映し出されている自分が気持ち悪くて見られないというほどに、心配性でネガティブ。そのくせ、強くツッコんでくる先輩に『やめて!』と叫ぶなど、これまでにないタイプの芸人さん。イジる要素がたくさんあるので、テレビ的にはかなりオイシイ人材です。ただ、今後テレビに慣れてしまうと、今のネガティブキャラが死んでしまう可能性も高いので、そこが心配です」(同)

 そんな宮下草薙と並ぶ形での注目株がワタナベエンターテインメント所属3人組・四千頭身だ。

「昨年くらいから“ネクストブレイク枠”と言われていたものの、なかなか結果が出ないのが四千頭身。ただ、その“伸び悩み”の部分を笑いに換え始めていると、関係者の間では徐々に評価も高まっています。ツッコミの後藤拓実が、『アメトーーク!』(4月11日放送回)に出演した際、番組にハマる宮下草薙の草薙に嫉妬して、爪痕を残そうと無理やりトークを盛っていたとことなんかは、かなり面白かった。見事な“伸び悩み芸”で、チャンスをつかむかもしれません」(放送作家)

 また、着実にメディア露出を増やしているのが、吉本所属の漫才コンビ・金属バット。フリースタイルすぎる漫才が注目を集めている。

「丸坊主と長髪という見た目のインパクトやガラの悪さもあって、テレビ的ではないと言われつつも、ネタ番組には呼ばれているし、その都度爪痕も残している。それこそ、今年のM-1グランプリ優勝も射程圏内と言われています」(テレビ局関係者)

 一方、もう一組『M-1グランプリ』の優勝候補と目されているのが、同じく吉本の漫才コンビ・アインシュタインだ。

「よしもとブサイク芸人ランキングで3年連続1位となったボケの稲田直樹のルックスに注目が集まりがちですが、漫才は意外と正統派で、実力も確か。最近では全国区の番組出演も増えて、視聴者も稲田のルックスに慣れ始めているところだと思うんですよ。そうなると、今度は漫才の面白さをしっかり見てもらえるようになるので、徐々に評価も高まってくるはず。今年のM-1では、かなりいいところまで行くのではないでしょうか」(同)

 大ブームとなる芸人はいないが、プチブレークを狙えそうな芸人はたくさんいる2019年。彼らが切磋琢磨することで、お笑い界も盛り上がりそうだ。

宮下草薙、四千頭身、アインシュタイン……ブーム芸人不在の2019年、プチブレークを狙うのは誰?

 2017年のブルゾンちえみ、18年のひょっこりはん……毎年上半期に大ブレークする芸人が登場するというのが最近のお笑い界の流れだったが、19年はちょっと違う。

「元日の『おもしろ荘』(日本テレビ系)出演者がブレークするというのが定番となっていたんですが、今年は空振り。その代わりと言ってはなんですが、霜降り明星やEXITあたりが人気となっています。ただ、大ブームとなるような旬の芸人がいるわけではないので、制作サイドとしてはいろんな芸人を起用して、いい人材を発掘していきたいという方向性になっています。そういう意味では、どの芸人にもチャンスが回ってきそうです」(制作会社スタッフ)

 そんな中、ここ最近注目度を高めているのが、太田プロダクションの漫才コンビ・宮下草薙だ。異常にネガティブなボケ担当・草薙のキャラクターがウケて、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などにも出演している。

「草薙は、モニターに映し出されている自分が気持ち悪くて見られないというほどに、心配性でネガティブ。そのくせ、強くツッコんでくる先輩に『やめて!』と叫ぶなど、これまでにないタイプの芸人さん。イジる要素がたくさんあるので、テレビ的にはかなりオイシイ人材です。ただ、今後テレビに慣れてしまうと、今のネガティブキャラが死んでしまう可能性も高いので、そこが心配です」(同)

 そんな宮下草薙と並ぶ形での注目株がワタナベエンターテインメント所属3人組・四千頭身だ。

「昨年くらいから“ネクストブレイク枠”と言われていたものの、なかなか結果が出ないのが四千頭身。ただ、その“伸び悩み”の部分を笑いに換え始めていると、関係者の間では徐々に評価も高まっています。ツッコミの後藤拓実が、『アメトーーク!』(4月11日放送回)に出演した際、番組にハマる宮下草薙の草薙に嫉妬して、爪痕を残そうと無理やりトークを盛っていたとことなんかは、かなり面白かった。見事な“伸び悩み芸”で、チャンスをつかむかもしれません」(放送作家)

 また、着実にメディア露出を増やしているのが、吉本所属の漫才コンビ・金属バット。フリースタイルすぎる漫才が注目を集めている。

「丸坊主と長髪という見た目のインパクトやガラの悪さもあって、テレビ的ではないと言われつつも、ネタ番組には呼ばれているし、その都度爪痕も残している。それこそ、今年のM-1グランプリ優勝も射程圏内と言われています」(テレビ局関係者)

 一方、もう一組『M-1グランプリ』の優勝候補と目されているのが、同じく吉本の漫才コンビ・アインシュタインだ。

「よしもとブサイク芸人ランキングで3年連続1位となったボケの稲田直樹のルックスに注目が集まりがちですが、漫才は意外と正統派で、実力も確か。最近では全国区の番組出演も増えて、視聴者も稲田のルックスに慣れ始めているところだと思うんですよ。そうなると、今度は漫才の面白さをしっかり見てもらえるようになるので、徐々に評価も高まってくるはず。今年のM-1では、かなりいいところまで行くのではないでしょうか」(同)

 大ブームとなる芸人はいないが、プチブレークを狙えそうな芸人はたくさんいる2019年。彼らが切磋琢磨することで、お笑い界も盛り上がりそうだ。

爆笑問題・太田光vsぜんじろうの「対決」で思い出す、ビートたけしと上岡龍太郎の“奇妙な関係”

 人気お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と、関西のお笑い芸人のぜんじろうが、芸歴を巡って繰り広げていたバトル。23日深夜に放送されたTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』にぜんじろうが出演し、“直接対決”で一応の決着を見たが、このバトルで、太田が尊敬するビートたけしと、ぜんじろうの師匠で2000年に芸能界を引退した元上方お笑い芸人の上岡龍太郎の関係を思い出した。

 その昔、横山ノックをリーダーとする漫才トリオ・漫画トリオで一世を風靡した上岡は、その後、ピン芸人として関西で活躍していたが、5年前に亡くなった“浪速の視聴率王”こと故・やしきたかじんさん同様、“東京嫌い”で知られ、「東京では仕事をしない」「全国ネットでやっているお笑いは程度が低い。僕がアホに合わせる必要はない」などと公言していた。

 ところが、その舌の根も乾かぬうちに、関西地区で放送されていた『鶴瓶上岡パペポTV』(読売テレビ制作)が東京で放送されたことをきっかけに、東京進出を果たした。トークバラエティ『上岡龍太郎のもうダマされないぞ!』(フジテレビ系)でブレークした上岡は、上京後も「東京は民度、文化レベルが低い」「東京は田舎者集まり」などといった“東京批判”を売りにしていた。

 これに反発したのが、たけしだった。「東京に来なけりゃよかったのに」と痛烈に批判。結局その後、上岡は東京から撤退した。

 他方、『鶴瓶上岡パペポTV』で上岡と共演していた鶴瓶は、1986年、東京でゴールデンタイムに2番組のMCに起用された。しかし、その裏番組は、当時人気の高かった『天才!たけしの元気が出るテレビ!』(日本テレビ系)や『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)。鶴瓶の番組は、2番組とも視聴率で太刀打ちできず、週刊誌に「東京進出失敗」と報じられ、自信を無くした鶴瓶は、関西に戻ろうかと悩んでいた。

 ところが、それを知ったたけしは、鶴瓶の番組スタッフに「鶴瓶を大阪に戻したら、東京のテレビ局が笑われるぞ」と進言した。たけしは、鶴瓶の芸を当時から高く評価していたのだ。鶴瓶は、たけしに救われたといっても過言ではないだろう。

 鶴瓶が今も東京で活躍を続ける中、上岡が東京のみならず芸能界から去って約20年──。たけしを師と尊敬する太田と、上岡の弟子のぜんじろうが、芸歴を巡ってバトルを繰り広げるというのは、何か因縁めいたものを感じなくもない。

 もっとも、その内容は“どちらが先輩か後輩か”という低次元なもの。その度量の狭さには開いた口が塞がらないというべきか。
(文=本多圭)

赤江珠緒アナと“芝生不倫報道”の博多大吉、なぜ「先生」と呼ばれるのか?

 今、あらゆる意味で注目度ナンバーワンの芸人といえば博多大吉であろう。もともと相方の華丸に比べ地味な印象があり、中学校時代のあだ名は「捕虜」といったエピソードもある存在感の薄い人物である。

 ところが、ラジオ番組の『たまむすび』(TBSラジオ)で共演する赤江珠緒アナウンサーとの、芝生寝そべりデートが「FRIDAY」(講談社)に報じられてしまった。実際は不倫関係にはなく、赤江アナの相談に乗っていただけのようだが「すべてを受けてとめてくれる優しいおじさん」として大吉を評価する声もあり、それは「先生」の呼び名にふさわしいたたずまいでもあろう。そもそも、彼はなぜ大吉先生と呼ばれるようになったのだろうか。

「大吉が先生と呼ばれる所以は、博多華丸・大吉のネタ作りは大吉が行っており、コンビのプロデューサーとしての役割を担っているためです。彼らは福岡から東京進出後に、華丸が『アタック25』(朝日放送)の児玉清ものまねでブレークを果たし、さらに『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)でも優勝します。当初華丸は別のネタで勝負したかったようですが、大吉が『児玉清ネタで行け』と強く推したそうです。コンビ仲に亀裂が入りかけたといわれていますが、結果的には功を奏したといえるでしょう」(業界関係者)

 大吉は、吉本興業の福岡事務所の一期生にあたる。急ごしらえの事務所のため、当初は専属の構成作家がおらず、大吉が作家担当として後輩芸人のネタを見ることもあった。さらに、大吉先生の誕生には知られざる秘話もある。

「大吉は1990年代に1年間の謹慎生活を送っています。これは何か不祥事を起こしたわけではなく、出演していた福岡ローカルの番組がちまたの『電波少年ブーム』にあやかり『大吉がアメリカに1年間武者修行へ行く』企画を発表します。ただ、この話は事務所に伝わっておらず『聞いていない』と激怒、番組側も『発表した手前引っ込められない』とトラブルになり、ひとまず大吉は1年間の謹慎生活を言い渡されます。ありあまる時間で大吉が多くのネタを作り『先生』の原形ができあがります。さらに謹慎生活の最後に事務所から『インドへ1カ月くらい行け』といわれ『とりあえず海外へ行っていた体』で決着しました」(同)

 隠れた苦労人もある大吉先生ならば、この逆境もチャンスに変えられるかもしれない!?
(文=平田宏利)

『R-1』ファイナリストも苦悩……芸人たちの“バイトの辞めどき”は?

 23日深夜放送(関西地区は20日)の『おかべろ』(フジテレビ系)において『R-1ぐらんぷり2019』(同)のファイナリストメンバーが登場した。優勝を果たした霜降り明星の粗品のほか、準決勝まで勝ち残った相方のせいや、唯一無二のかつら芸の松本りんす、13年に同番組で優勝している三浦マイルドのほか、おいでやす小田、こがけんが登場した。

 番組ではアルバイトの話になり、ロンドンブーツ1号2号の田村亮から「バイトとかやってたりとかは?」と問われると、松本はいまだ水道メーターの検針バイトをしていると話した。『R-1』決勝のあとに、雨の中で仕事をしながら、マネージャーにLINEで「そろそろバイト辞めようかな」と投げかけたところ、2秒後くらいに「落ち着いてください!!!」と返信が来て、必死に止められたようだ。まだ、そういう段階にはないということなのだろう。

 さらに、こがけんも『R-1』決勝に残るまでの仕事は「月2回のノーギャラライブ」のみであり、もっぱらアルバイトが中心の暮らしだった。だが決勝進出が決まったことでバイトを辞め、優勝も逃したため「今、芸人人生で一番お金がないです」と苦労話を語り、笑いを誘っていた。

 芸人とアルバイトは、切っても切れない関係にある。バイきんぐの小峠英二は『キングオブコント2012』(TBS系)で優勝を果たしブレークするも、当日の朝まで害虫駆除のアルバイトに出かけていた。『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で、合体ネタで爪痕を残したトム・ブラウンも、フィナリストの中で唯一アルバイトをしているコンビだった。しかもバイト先が番組スポンサーであるコンビニのファミリーマートという偶然も話題になった。

 ひとまずバイトを辞め「芸人の収入1本で生活」が、売れたかどうかの、ひとつの判断基準となりそうだ。

(文=平田宏利)

『R-1』ファイナリストも苦悩……芸人たちの“バイトの辞めどき”は?

 23日深夜放送(関西地区は20日)の『おかべろ』(フジテレビ系)において『R-1ぐらんぷり2019』(同)のファイナリストメンバーが登場した。優勝を果たした霜降り明星の粗品のほか、準決勝まで勝ち残った相方のせいや、唯一無二のかつら芸の松本りんす、13年に同番組で優勝している三浦マイルドのほか、おいでやす小田、こがけんが登場した。

 番組ではアルバイトの話になり、ロンドンブーツ1号2号の田村亮から「バイトとかやってたりとかは?」と問われると、松本はいまだ水道メーターの検針バイトをしていると話した。『R-1』決勝のあとに、雨の中で仕事をしながら、マネージャーにLINEで「そろそろバイト辞めようかな」と投げかけたところ、2秒後くらいに「落ち着いてください!!!」と返信が来て、必死に止められたようだ。まだ、そういう段階にはないということなのだろう。

 さらに、こがけんも『R-1』決勝に残るまでの仕事は「月2回のノーギャラライブ」のみであり、もっぱらアルバイトが中心の暮らしだった。だが決勝進出が決まったことでバイトを辞め、優勝も逃したため「今、芸人人生で一番お金がないです」と苦労話を語り、笑いを誘っていた。

 芸人とアルバイトは、切っても切れない関係にある。バイきんぐの小峠英二は『キングオブコント2012』(TBS系)で優勝を果たしブレークするも、当日の朝まで害虫駆除のアルバイトに出かけていた。『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で、合体ネタで爪痕を残したトム・ブラウンも、フィナリストの中で唯一アルバイトをしているコンビだった。しかもバイト先が番組スポンサーであるコンビニのファミリーマートという偶然も話題になった。

 ひとまずバイトを辞め「芸人の収入1本で生活」が、売れたかどうかの、ひとつの判断基準となりそうだ。

(文=平田宏利)

爆笑問題と直接対決実現のぜんじろう、田中裕二の妻・山口もえを口説いていた?

 23日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBS系)に、ぜんじろうが出演した。ここ数週にわたって、ぜんじろうと太田光が「どちらが芸歴が上か」で論争を繰り広げていただけに注目が集まった。いざ、ぜんじろうがスタジオへ登場すると殴り合いなどにはならず、お互いの若手時代の思い出話や、海外と日本のお笑い感の違いなどについて至って真面目な話が語られた。

 だが、1時間以上が経過すると、くだけた話も多くなり、ぜんじろうは田中裕二夫人として知られる山口もえとの関係を暴露した。1990年代初めに「平成の明石家さんま」として東京進出を果たしたぜんじろうであるが、これに関しては違和感があったようで「平成の明石家さんまは、さんまさん。東京のスタッフが勝手に言った」と当時を振り返った。

 10代の山口もえと番組で共演していたというぜんじろう。山口といえば、おっとりとした見た目としゃべり方であるが、ぜんじろうが「かわいいし、返しもうまい」と、その頃の印象を語っていたように、山口のタレントとしての適性は、当時から十分にあったようだ。

 さらにルックスも抜群であったため、20代だったぜんじろうは、つい山口に声をかけた。田中から「普通に誘ったの?」とストレートに問われると、ぜんじろうは「誘ったね」と話し、スタジオは爆笑に包まれた。ぜんじろうは「奥さん偉いと思ったね。断り方がむげにするのではなく、きちっと手紙で」と、山口の人間性を語った。続けて、最終的に田中と結婚したことに対し「そこにいくか。不思議(笑)」と話し、笑いを誘っていた。

 ぜんじろうは現在に至るまで結婚歴がなく、「インターネットで静岡のアナウンサーと結婚してることになってるけど独身です」とアピールした。この日の放送ではぜんじろうの神経質、優柔不断な部分も透けて見えた。そうしたキャラクターも、独身生活を長引かせている要因なのかもしれない。

(文=平田宏利)

霜降り明星・粗品が『IPPONグランプリ』惨敗……「真面目すぎて使いにくい」と正念場?

 昨年末の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)王者で、ピンでも今年の『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)で優勝した、霜降り明星・粗品が、4月20日放送の『IPPONグランプリ』(同)に出場。漫才、ピンネタで日本一となった粗品の大喜利の腕前はいかに……とお笑い業界が注目していたが、残念ながら予選ブロック敗退となってしまった。番組を見ていた、とある放送作家はこう話す。

「個性の強い出場者たちに囲まれて、かなり苦戦していましたね。6つ獲得した『IPPON』についても、温情采配のような印象もあって、番組の中では“いちばんスベっていた”と言っても過言ではない。唯一の救いは松本人志が粗品について『お笑いIQが高すぎるところがある』とコメントしていたことでしょうか。テレビの大喜利番組では伝わりづらい回答が多かったのは事実です」

 ここまでの芸人キャリアの中で順調に結果を残していた粗品にとっては、初めての挫折となった、今回の『IPPONグランプリ』。業界内では、最近の粗品、そして霜降り明星に対して、少々厳しい声も出ているようだ。バラエティー番組関係者は言う。

「霜降り明星は話題性も高いし、腕もあるのですが、いかんせん真面目すぎる。特に粗品の方は、あまりイジられるような要素もない。ネタ番組では問題ないんですが、通常のバラエティー番組の場合、真面目すぎるとなかなかうまく転がらない。そろそろ違った一面を見せてほしいところです。『IPPON』でも、トーク部分で何か引っかかりがあったわけでもないし、“イジられ役”という点では、粗品と同じく初出場だったさらば青春の光・森田哲矢のほうが断然オイシかった。今回は粗品の扱いにくさが出てしまったという感じです」

 輝かしい受賞歴が“ウリ”だった粗品が、『IPPON』で惨敗してしまったことは、今後のキャリアにも少なからず影響しそうだ。

「基本的に粗品は“センスの人”なのに、大喜利がダメだとなると、ストロングポイントがなくなってしまう。中堅クラスの芸人であれば、ネタや大喜利のセンスもそれなりにあって、体も張れて、フリートークもいけるという芸人はいくらでもいます。せっかくいい調子できていたのが、ペースダウンしかねない状況です。少なくとも、真面目すぎるキャラクターを払拭しないと厳しいかも……」(同)

 また、霜降り明星としては、急激に人気を高めるライバルの存在も気になるところだろう。

「いま、バラエティー番組関係者の間で一番注目されているのは、かまいたち。テレビ朝日の加地倫三プロデューサーに激ハマりしているということもあるし、芸人としてもオールマイティーで、いろんな番組が彼らにオファーしている状態です。もしもこのままかまいたちが一気に大ブレークしたら、霜降り明星の出番はかなり削られてしまうかもしれません」(同)

 2冠だからこそハードルが上がっているということもあるだろうが、まさかの正念場を迎えそうな霜降り明星の粗品。一刻も早く“真面目芸人”から脱却するしかなさそうだ。

EXIT、人気ありすぎて酷使される? キャラ物芸人ゆえの使いやすさにより「短期間で消費」の危機

 チャラ男漫才で大ブレーク中のお笑いコンビ・EXIT。現在“最も客が呼べるコンビ“のひとつとして大人気となっているが、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーに酷使されているとの懸念が浮上している。

「たしかに、EXITは大人気です。テレビやネット番組でも引っ張りだこだし、劇場に出れば、声援がとんでもないことになっている。それだけ人気なのだから、いろんなライブやイベントにも駆り出されているのは事実です」(お笑い関係者)

 たとえば、あまりチケットの売れ行きがよくないライブがあると、EXITを追加ゲストとして出演させて、チケットをさばくといったこともあるようだ。

「吉本的には“困った時のEXIT頼み”といった感じのようです。EXITのスケジュールが空いている限り、どんどん舞台に上げているような状況だとか。ただ、EXIT目当ての客が多いので、EXITの出番が終わると客も一緒に帰ってしまう――なんていうこともあるみたいです」(同)

 今が稼ぎ時ということなのかもしれないが、忙しすぎてEXITが潰れてしまう危険性もある。それでも、EXITを酷使する理由があるという。

「彼ら以外にも、客を呼べる旬の芸人は何組かいます。でも、和牛やかまいたちなどは、キャリア的にはすでに中堅なので、あんまりむちゃなブッキングがしにくい、霜降り明星はメディアが優先……などといったいろんな事情があって、結局いちばん使いやすいEXITが酷使されるという流れになる。

 まあ、EXITは正統派ではないし、“キャラ物芸人”なので、吉本としてもあまり長いスパンで売るという感じでもないのでしょうね。だから、今のうちにできるだけ稼いでおきたいということなのかもしれません」(同)

 これまでも、短期間で稼ぎに稼いで消えていった“キャラ物芸人”はたくさんいた。EXITも、そうなってしまうのだろうか?

「同世代くらいの、使いやすくて人気のある芸人が出てこないと、EXITの負担は軽くならないでしょう。彼らは、むしろライバルの台頭を待っていたりして」(同)

 短期間で消費されやすいという意味では、急に売れすぎるのも困りもの。若手芸人は、徐々に売れていったほうが息長く活動できそうだ。